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検索結果 22 件

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  • 熱帯林保存を図る統合流域管理 : 統合流域管理による熱帯地域の保続的(持続的)開発

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第28巻 (第2号), 63-73, 2016-03

    熱帯林消失の原因は,伐採のみではない。熱帯地域の多くの開発途上国では,人口圧と主として都市スラム等からはじき出された食料の欠乏に苦しむ人々が,簡便な食料生産活動の展開可能な残された土地を求め,山地斜面へと向かっており,この傾向が森林破壊をもたらし,熱帯林消失の最大の原因となっている。保続的(持続的)開発を図りながら森林資源を保全するためには,河川の「流域」を単位として上流から下流までの「水系一貫…

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  • 日本庭園史と時代区分 : 「大勢三転考」に呼応する日本庭園様式の変遷

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第28巻 (第1号), 13-31, 2015-10

    庭園様式の変遷には,時代精神の変化が反映している。英語による講義などにおいて非日本人に日本庭園の歴史,特に日本庭園の様式の変遷を説明する際,グローバルに受け容れられる日本庭園史の時代区分が必要になる。これまで学校教育でも用いられてきた従来の日本史の時代区分は,奈良時代・鎌倉時代・江戸時代などの政治権力の地理上の所在地を並べたものであって,その時代名によっては庭園様式に変化を与えた時代精神の変遷を…

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  • ダム撤去による河川環境回復の諸事例:アメリカ合衆国におけるダム撤去および撤去検討事例

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第27巻 (第2号), 127-142, 2015-03

    先に筆者は「ダム撤去による河川生態系回復の試み―エルワ川ダム撤去に至る経緯―」(1) において史上最大規模のダム撤去による河川生態系回復事業の開始についてそのダム撤去の経緯を含め報告したが,本報告では先ずその続報を記す。続いて河川環境保全の観点からダムの問題点を再検討し,近年アメリカ合衆国で顕著な「脱ダム」の傾向の背景を探り,その事情を考察し,アメリカ合衆国における「脱ダム」の進行状況を「197…

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  • サカジャウェア : ルイス・クラーク探検隊を先導したインディアンの少女

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第27巻 (第1号), 113-130, 2014-10

    前報(1)では,わが国では未だほとんど知られていないルイス・クラーク探検隊The Lewis and Clark Expedition(1804年5月14日-1806年9月23日)について,第三代大統領トーマス・ジェファソンの領土政策と合衆国領土意識の形成の観点から考察を試みた。同探検隊は最初の北米大陸横断を成し遂げ,現地踏査によって西部域についての多くの情報を得,独立間もないアメリカ合衆国西部…

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  • アメリカ合衆国の領土意識形成 : ルイス・クラーク探検隊 領土意識の形成を促した西部探検

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第26巻 (第1号), 109-134, 2013-10

    ルイス・クラーク探検隊(1804-1806)は,米国において太平洋岸への最初の大陸横断を成し遂げ,現地踏査によって西部域についての多くの情報を得,独立間もない国家の北米大陸西部域についての認識と領土意識の形成に貢献した。第三代大統領トーマス・ジェファソンから任命された二人のヴァージニア州出身の軍人メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークが率いた探検隊は,この地域の植物,動物,地質,および地理の…

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  • 静かにしのび寄る危機 土壌浸食 : 土壌浸食問題と土壌保全の方策

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第25巻 (第2号), 91-104, 2013-03

    現在世界の各地で土壌侵食によって膨大な量の養分を豊かに含んだ表土が流亡し表層を失った土壌の肥沃度が劣化し,農作物の生産量を減少させ続け,深刻な飢餓をもたらす食糧の不足を加速させている。土壌侵食そのものは自然の営みであって,地表で起こる風化生成物の移動であるが,世界各地特に熱帯・亜熱帯の森林または森林跡地で進行中の土壌侵食は,自然の土壌形成速度をはるかに上回る速さで進行し大きな問題となっている。土…

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  • 火による森林保全 : 北米イエローストーン大火災1988以降の森林火災観と対火災施策の変化

    村上 公久 聖学院大学論叢 = The Journal of Seigakuin University 第25巻 (第1号), 117-141, 2012-11

    「直ちに消火」から,「火災を利用する」へ 火災は破壊的であり文明の成果を焼き尽くす。しかし自然界では火が「再生」をもたらすことがある。北米では林野火災(山火事)対策は重要な課題である。多湿で降水量の多いわが国と異なり,北米の林野において火災は特に夏の高温乾燥期にきわめて大規模な焼失をもたらすために,自然保護の対象としての森林の維持また土地産業としての林業の資源保全の観点から,林野火災への対応の考…

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  • アジア・太平洋地域における移動焼畑農耕 : 森林焼失の主原因

    村上, 公久 聖学院大学論叢 第5巻 (第3号), 49-67, 1992-12

    熱帯林焼失の原因は、1.移動焼畑農耕、2.過放牧、3.薪炭材採取である。最大の原因である移動焼畑農耕については「畑」という漢字が火扁(ひへん)から成っていることから解るように、農業の始源は焼畑農耕であり、現在もコスト・ベニフィット比では最大の最も効率の良い土地利用形態である。開発途上国では人口圧が移動焼畑農耕を急増、拡大させ、土地保全を考慮した土地生産力の回復をはかりつつ焼畑を移動させてゆく伝統…

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  • 荒廃溪流における溪間工事の効果

    岩元 賢, 村上 公久 日本林學會誌 65 (12), 458-464, 1983

    一般に,山地における自然災害の実態を,現地で広範臨にかつ過去にさかのぼって調査することは,経費や労力の面からも難しい問題である。本文では,実際に土砂災害が発生した山地にその後いろいろな治由工事が施工された場合,これらの施設が施工後にどのような効果を発揮しているかを調べるために航空写真を利用した。その結果,航空写真は過去の災害資料や現地調査を組み合わせて利用すれば,非常に便利でかつ有効な解析手法の…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 山地における土砂生産に関する研究 (II) : 土砂災害発生に関する降雨の特性について(林学部門)

    日浦, 啓全, 村上, 公久, 大手, 桂二 京都府立大學學術報告. 農學 31 93-107, 1979-12-20

    木津川上流青蓮寺川水源地域は昭和34年9月の伊勢湾台風による流出土砂のため多大の土砂災害をこうむった。この論文ではこの地域の土砂災害の発生と降雨の関連について論じた。すなわち, (1)伊勢湾台風を中心とした降雨資料の解析をハイエトグラフによって行ない, そこに含まれる特性値が土砂災害に結びついた豪雨型パターンを示す降雨とどう関連するかを考察した。(2)計画降雨を豪雨型降雨パターンで与え, …

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