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検索結果 194 件

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  • 北海道支所実験林内の14 成長期経過林分におけるシラカンバの年輪データ

    伊東 宏樹, 中西 敦史 森林総合研究所研究報告 22 (2), 77-81, 2023-06-30

    <p>北海道支所実験林内のカンバ林において天然更新したシラカンバ12個体の主幹の年輪幅を測定し、機械可読な電子データとしてまとめた。標本とした幹は、発芽から14成長期を経過したものと考えられる。2019年5月に伐倒、根際0.3 mから1 mごとの高さで円盤を採取し、年輪読み取り装置を用いて各円盤について4方向で各年の年輪幅を測定した。年輪幅の増減のパターンは、4方向間で増減が一致した場合の数がラ…

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  • 東日本大震災を踏まえた地震動ハザード評価の改良(その2)

    藤原 広行, 森川 信之, 前田 宜浩, 岩城 麻子, 先名 重樹, 河合 伸一, 東 宏樹, はお 憲生, 井元 政二郎, 若松 加寿江, 宮腰 淳一, 森井 雄史, 島津 奈緒未, 高橋 真理, 赤塚 正樹 防災科学技術研究所研究資料 (489) 1-391, 2023-03-20

    付録1 応答スペクトルに関する検討 付録2 K-NET, KiK-net 観測点の揺れやすさ評価付録3 地震動予測地図の地震活動モデルで表現される地震数付録4 「その他の超巨大地震」に関する検討付録5(DVD) 震源断層を特定した地震の地震動予測地図(未掲載)

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  • 血液悪性腫瘍患者を対象とした発熱性好中球減少症時におけるMR-proADMの推移および他の感染マーカ―との関連性の評価

    岩男 元志, 田中 遼大, 白岩 健, 末繁 嘉朗, 鈴木 陽介, 高野 久仁子, 龍田 涼佑, 緒方 正男, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-D2-, 2023

    <p>【目的】</p><p>血液悪性腫瘍(HM)治療時に高頻度で発症する発熱性好中球減少症(FN)に対しては、広域抗菌薬による経験的治療が行われるが、HM 患者における発熱の原因には感染症以外もあり鑑別が難しい。広域抗菌薬の不必要な長期使用は避けるべきである一方で、加療を躊躇し予後が悪化することは避ける必要がある。そのためには、HM 患者のFN …

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  • 集客施設の地震映像へのアノテーションによる異常抽出結果の分析

    東 宏樹, 藤原 広行 日本地震工学会論文集 23 (5), 5_1-5_20, 2023

    <p>近年活用が進むIoTデータの一つに,店舗等のカメラにより記録された映像がある.一方で,地震時の映像が地震動および地震被害の新たなデータソースとしてどの程度使えるのかは自明ではない.これを明らかにするため,放置していれば消去され散逸してしまう地震時映像データを収集するアーカイブシステムを構築した.地震映像アーカイブシステムに存在する9地震についての607本の地震映像データに対して映像内に映る…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 全身性エリテマトーデス患者における血漿中ベリムマブ濃度の評価

    吉島 千智, 鈴木 陽介, 田中 遼大, 小野 寛之, 小田 絢子, 尾崎 貴士, 柴田 洋孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O10-4-, 2023

    <p>【目的】抗Bリンパ球刺激因子モノクローナル抗体のベリムマブは、全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬として承認された抗体医薬品である。抗体医薬品は、低分子医薬品とは異なる体内動態の特性を持ち、様々な抗体医薬品で医薬品の適正使用に向けて、薬物動態や個別化医療の必要性に関する研究が行われている。近年、抗体医薬品の血中濃度の個体内・個体間変動が報告されており、変動要因は疾患活動性や抗薬物抗体、…

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  • 血漿中coproporphyrin-IおよびIIIを用いたOATP1B/2B活性の評価-慢性腎臓病患者における検討-

    根上 純, 鈴木 陽介, 小田 絢子, 田中 遼大, 小野 寛之, 龍田 涼佑, 安藤 忠助, 秦 聡孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-O01-3-, 2023

    <p>【目的】</p><p>有機アニオン輸送ポリペプチド(OATP)は様々な基質薬の取り込みに寄与しており、OATP1Bは主に肝細胞に、OATP2Bは主に肝細胞および一部腸管に存在する。近年、OATP1B活性を評価するバイオマーカーとしてcoproporphyrin-I(CP-I)と coproporphyrin-III(CP-III)が着目されている。CP-IはOATP1Bへの基質特異性が高く…

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  • 関節リウマチ患者におけるcytochrome P450 3A活性の変動要因の評価

    小田 絢子, 鈴木 陽介, 佐藤 春輝, 田中 遼大, 小野 寛之, 尾崎 貴士, 龍田 涼佑, 柴田 洋孝, 伊東 弘樹, 大野 恵子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O10-2-, 2023

    <p>【目的】関節リウマチ(RA)は慢性自己免疫疾患の一種であり、腫瘍壊死因子α(TNF-α)及びインターロイキン6(IL-6)はRAの骨破壊を促進する。TNF-α、IL-6、尿毒素の一種であるインドキシル硫酸及びCYP3A5の遺伝子多型である<i>CYP3A5<sup>*</sup>3</i>対立遺伝子のホモ接合体は、CYP3A活性を低下させることが報告されている。4β-hydroxychol…

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  • オサムシ科甲虫群集への針葉樹人工林の単木・群状保残伐および小面積皆伐の効果

    上田 明良, 伊東 宏樹, 佐藤 重穂 日本森林学会誌 104 (6), 309-320, 2022-12-01

    <p>保残伐と小面積皆伐は伐採インパクトを軽減すると考えられている。これらの施業と全面皆伐後1~3年のトドマツ人工林および非伐採林において,魚肉ベイトのピットフォールトラップを各林分に1~3基約110日間設置して環境指標性が高いとされるオサムシ科甲虫を捕獲した。全伐採地の種構成は非伐採地と異なっていて,伐採が群集を変化させていた。侵入広葉樹の一部を非伐採で残す単木保残施業区の種構成は,皆伐区のそ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 研究データあり 参考文献33件

  • 斜面上の位置の違いがコナラ当年枝の放射性セシウム濃度に及ぼす影響

    阪田 匡司, 篠宮 佳樹, 小松 雅史, 伊東 宏樹, 長倉 淳子, 金指 努, 三浦 覚 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 672-, 2022-05-30

    <p>森林に沈着した放射性セシウムにより、放射性セシウム濃度(rCs)の指標値を超えるきのこ原木が多数報告されている。そのため、今後のきのこ原木生産活動再開に向けて、利用可能な原木林を簡易に判定する方法が望まれている。先行研究により、当年枝のrCsや土壌中の交換性カリウム濃度から幹材のrCsが推定できることがわかってきた。そこで土壌中の交換性カリウムと関連性が高いと思われる地形要因に着目し、同一…

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  • 広葉樹萌芽株当年枝の放射性セシウム濃度のばらつきについて

    伊東 宏樹, 三浦 覚, 長倉 淳子, 平井 敬三, 金指 努 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 675-, 2022-05-30

    <p>福島県田村市都路地区で採取した広葉樹の当年枝のセシウム137濃度を統計モデルにより解析した。まず、コナラのみを対象として、(1)サイト変量効果が平均のみに影響するとしたモデルと、(2)平均と標準偏差の両方に影響するとしたモデルを作成した。常用対数変換したセシウム137濃度を目的変数として、それぞれのモデルにデータを当てはめ、新しくサイトが追加された場合を想定してWAICによりモデル選択をお…

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  • PITタグを用いて推定したトドマツ林に生育するミズナラの動物種子散布

    中西 敦史, 石橋 靖幸, 伊東 宏樹, 山本 茂, 谷村 亮, 佐藤 太一, 山嵜 孝一 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 145-, 2022-05-30

    <p>北海道紋別郡遠軽町の2箇所の国有林において、トドマツ人工林に生育するミズナラの動物による種子散布パターンを、PITタグ(受動無線周波標識)を用いて明らかにした。植栽地に隣接したトドマツ残存林内にPITタグ挿入ミズナラ種子を設置したところ、両試験地とも大部分がアカネズミ類により持ち去られたことがこれまでに分かっている。持ち去られたPITタグ挿入種子を、送受信機を用いて探索した結果、発見された…

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  • コナラ萌芽更新木における当年枝の放射性セシウム濃度の経年変動の評価

    坂下 渉, 三浦 覚, 金指 努, 伊東 宏樹, 長倉 淳子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 673-, 2022-05-30

    <p>コナラ当年枝と幹の放射性セシウム(<sup>137</sup>Cs)濃度の間の関係を利用し、伐倒せずに、当年枝からきのこ原木利用部位の幹の<sup>137</sup>Cs濃度を推定する手法開発が進められている。現時点ではコナラ当年枝自体の経年変動が評価されておらず、本手法を全ての樹齢のコナラに適用可能か十分に検討されていなかった。そこで本研究では、原発事故後に萌芽更新された福島県田村市都路…

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  • 北海道の針広混交林における択伐後の更新補助作業の効果

    伊東 宏樹, 倉本 惠生, 石橋 聰, 山嵜 孝一, 谷村 亮 森林総合研究所研究報告 21 (2), 145-151, 2022

    <p>択伐後の更新補助作業として小面積樹冠下地がきおよび人工根返しを実施した北海道の針広混交林において、作業実施後10年目における稚樹の更新状況を統計モデリングにより検証した。更新可能と判断された稚樹が存在する確率におよぼす両者の効果は正、すなわち更新可能稚樹の存在確率を高くすると推測された。シカ柵は90%程度の確率で下層植生の植生高を高くする効果を持つと推定されたが、これを経由した間接効果を含…

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  • 自然災害時の避難所に必要な薬剤を処方しドローンで供給する際に生じる諸課題

    石原 優吾, 林 宏祐, 倉成 正恵, 及川 伊知郎, 甲斐(井上) 恵, 山村 亮太, 龍田 涼佑, 柿本 晃治郎, 伊東 弘樹, 徳丸 治, 上村 尚人 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-P-120-, 2022

    <p>【目的】大分県は自然災害が多く、避難所における住民への医療の提供が課題である。特に高齢化の進む過疎地域では様々な慢性疾患を有する住民の避難が予測されるが、被災地が孤立すると医療チームの訪問や薬剤供給が遮断され、住民に適切な医療を提供できなくなる。医療アクセスを改善する手段として、大分県で試行されてきた僻地への遠隔診療やドローンでの薬剤輸送がある。我々は医療や物流の脆弱性から僻地と避難所の類…

    DOI 医中誌

  • 安定期腎移植患者を対象としたOATP1B活性に与える遺伝的背景およびCMPF濃度の影響

    小野 寛之, 田中 遼大, 鈴木 陽介, 佐藤 春輝, 小田 絢子, 安藤 忠助, 秦 聡孝, 大野 恵子, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-O04-3-, 2022

    <p>【目的】</p><p> 腎不全患者において、肝代謝型薬物の体内動態は通常変化しないものとして扱われるが、近年いくつかの薬物輸送体の活性が低下することが示されている。OATP1Bは、主に肝臓の類洞側膜に発現する薬物輸送体であり、これまでに炎症性サイトカイン(IL-6, TNF-α)、尿毒素の1つである3-carboxy-4-methyl-5-propyl-2-furanpropionate(…

    DOI 医中誌

  • トドマツ造林地間のミズナラの出現パターンの違い

    中西 敦史, 伊東 宏樹, 石橋 靖幸, 谷村 亮, 山嵜 孝一, 佐藤 太一, 橋口 稜世, 山本 茂 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 87-, 2021-05-24

    <p>トドマツ植栽地へのミズナラの侵入パターンを明らかにするため、これまで、北海道紋別郡遠軽町において、トドマツ人工林内に生育する胸高直径5cm以上のミズナラの出現時期および空間遺伝構造、および調査地におけるミズナラ種子の散布動物種を調べている。本発表では2つのトドマツ造林地間のミズナラの出現パターンの違いについて報告する。丸瀬布国有林と生田原国有林のトドマツ人工林では、いずれにおいても、ほとん…

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  • 植生被度階級データの状態空間モデリング

    伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 154-, 2021-05-24

    <p> 本講演では、状態空間モデルにより、時系列の被度階級データを解析する方法を紹介する。森林の林床植生の評価などにおいて、植生被度を階級データとして記録することがしばしば行われる。この種のデータは通常、順序尺度データとなるため、統計解析においては通常の線形回帰などを適用することはできない。また、同じ地点において継続して測定したデータは、時系列データとなり、やはり通常の回帰などは一般には適用でき…

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  • 院内製剤業務支援システムの開発と有用性の評価

    炭本 隆宏, 末繁 嘉朗, 岡原 愛, 川中 理香子, 岩田 裕明, 衛藤 大輝, 角井 厚介, 出田 博章, 松田 俊一, 田中 遼大, 龍田 涼佑, 伊東 弘樹 医療情報学 40 (5), 247-255, 2021-01-27

    <p> 今日の薬剤業務では,様々な支援システムを利用することによって,効率化と安全性の向上が図られている.しかしながら,院内製剤業務においては,部分的な業務のシステム化を図った報告はあるものの,原料・製剤品の在庫・期限管理や調製・監査業務全般を管理するシステムの開発に関する報告は少ない.今回,われわれは院内製剤業務全般を管理することを目的として「院内製剤業務支援システム」(以下,業務支援システム…

    DOI 医中誌

  • ハイスループットかつ高感度な6種のアゾール系抗真菌薬および代謝物の同時定量法の開発と臨床応用

    田中 遼大, 白岩 健, 高野 久仁子, 緒方 正男, 甲斐 真己都, 龍田 涼佑, 伊東 弘樹 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-K-7-, 2021

    <p>【目的】血液悪性腫瘍患者は易感染性の宿主が多く、深在性真菌症予防目的にアゾール系抗真菌薬が投与されることが多い。本邦ではフルコナゾール(FLCZ)、イトラコナゾール(ITCZ)、ボリコナゾール(VRCZ)、ポサコナゾール(PSCZ)の4種類が承認されているが、イサブコナゾール(ISCZ)も臨床開発段階にある。これらの薬剤およびITCZの主代謝物であるヒドロキシイトラコナゾール(ITCZ-O…

    DOI 医中誌

  • 災害対応におけるICT活用と防災チャットボットSOCDA

    萩行 正嗣, 上谷 珠視, 東 宏樹, 大竹 清敬 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 15 (3), 200-210, 2021

    近年,ICT の発達に伴い,災害対応の現場でもこれらを活用した災害対応の効率化が行われている.特にTwitter やLINE に代表されるコミュニケーションツールは被災者一人一人と災害対応機関とのコミュニケーションを変えつつある.本稿では,現在コミュニケーションツールが災害対応の現場で活用されている例やその背景にある技術について紹介するとともに,我々が開発中の防災チャットボットSOCDA …

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 硫酸マグネシウムの低用量併用によりベクロニウムの用量低減が示唆された破傷風の1例

    山村 亮太, 安東 大智, 五十川 達哉, 黒瀬 孝二, 中尾 龍之介, 添田 徹, 伊東 弘樹, 迫 祐介 日本臨床救急医学会雑誌 23 (6), 806-811, 2020-12-28

    <p>82歳,男性。左下腿を受傷10日目より開口障害が現れ,翌日破傷風の疑いのため入院となった。破傷風全身型の第2期と診断し,抗菌薬および抗破傷風ヒト免疫グロブリン製剤を投与した。第4病日より全身の痙縮と後弓反張が出現し,第3期へ移行した。第9病日より人工呼吸器管理とし,痙縮に対しベクロニウムの投与を開始した。第13病日より硫酸マグネシウムを0.3g/時で併用し,徐々にベクロニウムを減量した。第…

    DOI Web Site 医中誌

  • アカエゾマツの根元曲がりと幹曲がりの発生に関する地域間及び遺伝的変動

    花岡 創, 伊東 宏樹 森林立地 62 (1), 39-50, 2020-06-25

    <p>北海道における主要造林樹種の一つであるアカエゾマツを対象に,根元曲がりや幹曲がりの程度について,気象条件に差がある検定林間及び家系間変動を検証した。共通家系が植栽された9ヶ所の検定林における20年次の根元曲がりと幹曲がりの程度に関するデータ(1~5の順序カテゴリカルデータ)を供試し,検定林及び検定林内反復,検定林内の植栽プロット,家系,検定林と家系の交互作用の効果を順序ロジットモデルを用い…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 植生被度階級データのモデリング

    伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 229-, 2020-05-25

    <p> 植生の被度を測定する場合、目視により、(0, +, 1, 2, 3, 4, 5)などといった被度階級のデータとして測定する場合が多い。この場合の測定値は順序尺度であるため、そのまま平均を取ったりすることはできない。対処法としては、各階級における中央値に値を変換する方法がよく用いられる。このほか、値を順序尺度のまま、順序ロジスティック回帰により解析する方法も用いられる。しかし、これらの方法…

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  • 状態空間モデルを用いたシカ個体群の季節変動と年変動

    井上 みずき, 伊東 宏樹, 山崎 理正, 福本 繁, 岡本 勇貴, 甲木 勝也, 福島 慶太郎, 境 優, 阪口 翔太, 藤木 大介, 中川 光, 石原 正恵, 高柳 敦 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 226-, 2020-05-25

    <p>京都府芦生研究林のシカ個体数変動パタンを記述するため、走行車両からのシカ目撃数4年分のデータを一般化加法モデルで以前に解析した。それから10年以上が経過しデータの時間的自己相関が無視できなくなってきた。そのため、状態空間モデルのKFASを利用してみた。ところが時系列をランダムウォーク+季節成分+誤差に分解するようなモデルでは内的増加率などを考慮してきた従来の個体群動態の研究と隔たりがある。…

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  • きのこ原木林における放射性セシウムと安定同位体セシウムの動態

    三浦 覚, 金指 努, 長倉 淳子, 伊東 宏樹, 平井 敬三 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 321-, 2020-05-25

    <p>きのこ原木林における放射性セシウム動態への関心が高まっている。福島県田村市都路町の約10km四方の範囲から40林分の原木林を調査し、採取が容易な当年枝を原木利用部位の指標として、当年枝のK、Cs-137、Cs-133と土壌の交換性K、Cs-137、Cs-133との関係を明らかにした。当年枝のCs-137とCs-133は、土壌の交換性Kと非線形で逆比例の関係があり、土壌の交換性Kが1/10程…

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  • アカネズミ類種子散布によるミズナラのトドマツ人工林への侵入過程の解明

    中西 敦史, 伊東 宏樹, 石橋 靖幸, 山嵜 孝一, 谷村 亮 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 118-, 2020-05-25

    <p>アカネズミ類は森林環境を好むため、それらの貯食行動による皆伐地への種子散布は、皆伐地の森林発達にともない増加していくと予想される。この仮説を検証することを目的に、ミズナラが高密度に混交するトドマツ人工林(1956年植栽)を対象に研究を行った。胸高直径5cm以上のミズナラの年輪解析を実施した結果、ミズナラの侵入時期の頻度分布は、1955年の地拵えからおよそ20年後にピークを持つことが示された…

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  • シイタケ原木林広葉樹当年枝の放射性セシウム濃度の樹種間差

    三浦 覚, 金指 努, 伊東 宏樹, 長倉 淳子, 平井 敬三 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 783-, 2019-05-27

    <p>福島原発事故による放射能汚染により東日本の広い地域でシイタケ原木林の利用が停止している。汚染の低い原木や菌床用オガ粉を生産するためには、利用可能な樹種の放射性セシウムの吸収特性の違いを明らかにする必要がある。そこで原発事故後に更新された広葉樹萌芽林において、当年枝の放射性セシウム濃度の樹種間差を調べた。調査は福島県田村市都路町内の広葉樹萌芽林のコナラ、クヌギ、ヤマザクラ、クリ、ケヤキの5樹…

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  • 2016年・2017年休眠期のセシウム137・133濃度:コナラ萌芽枝における変化

    金指 努, 三浦 覚, 平井 敬三, 長倉 淳子, 伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 373-, 2019-05-27

    <p>森林に沈着した放射性セシウム(Cs)汚染により、福島県およびその隣接県では、シイタケ原木のCs濃度が指標値を超える地域がある。汚染木を伐採し、萌芽更新を促せば、表面沈着による汚染の無い原木の生産が期待されるが、成長に伴うCs濃度変化、及び原木収穫時期におけるCs濃度予測については不明な点が多い。また、先行研究では、植物体中のCs-137と非放射性のCs-133には相関が認められており、事故…

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  • トドマツ人工林伐採後の地がき施業によるカンバ等の更新への効果

    伊東 宏樹, 中西 敦史, 津山 幾太郎, 関 剛, 倉本 惠生, 飯田 滋生, 石橋 聰 森林総合研究所研究報告 18 (4), 355-368, 2019

    トドマツ人工林の主伐後に地がきによってカンバ類など高木性樹種の天然更新を図る際に、稚樹密度に影響を及ぼす要因を特定することを目的として、北海道内5カ所に試験地を設定した。そして、地がきの有無、競合する植生の群落高、またカンバ類については周囲の成木からの距離と稚樹密度との関係を解析した。その結果、(1) 地がきは稚樹密度に正の影響を及ぼし、(2) 植生の群落高は稚樹密度に負の影響を及ぼし、(3) …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • コナラの放射性セシウム移行係数と土壌の交換性カリウムの関係

    三浦 覚, 金指 努, 田野井 慶太朗, 福田 研介, 岩澤 勝巳, 伊東 諒祐, 益守 眞也, 小林 奈通子, 伊東 宏樹, 二瓶 直登, 長倉 淳子, 平井 敬三, 中西 友子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 821-, 2018-05-28

    <p>福島第一原子力発電所事故による森林の放射性セシウム(Cs)汚染により、東日本の広い範囲のコナラがシイタケ原木として利用できなくなった。本研究では、土壌の交換性カリウム(K)がコナラのCs吸収特性に及ぼす影響を明らかにするために、福島、茨城、千葉3県で原発事故後に更新されたコナラ萌芽林33林分で、コナラ萌芽枝のCs-137面移行係数と土壌の交換性カリウム(K)蓄積量の関係について調査した結果…

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  • 石狩川源流地域における大規模風倒跡地の森林再生過程のデータ

    伊東 宏樹, 中西 敦史, 津山 幾太郎, 関 剛, 飯田 滋生, 河原 孝行 森林総合研究所研究報告 17 (3), 265-272, 2018

    石狩川源流地域では、1954年台風15号( 洞爺丸台風) により大規模な風倒が発生した。森林総合研究所北海道支所では、この風倒からの森林の再生過程をモニタリングするため、風倒前には極相に近い針葉樹林であった林分内の6か所の調査地において、植生調査と毎木調査を継続している。植生調査は、1957 ~1968年の各年と、1972、1976、1980、1984、1988、1998、2002、2009、2…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • ナラ枯れ跡ギャップに設置された防鹿柵内外での更新状況の比較

    伊東 宏樹 日本森林学会誌 99 (4), 172-175, 2017

    <p> ナラ枯れ跡地の更新に対するニホンジカの影響を明らかにするため,京都市内のナラ枯れ跡ギャップ内に設置された防鹿柵と,その外のギャップ内とで更新状況を比較した。樹高1.3m 以上にまで成長していた更新木としては,防鹿柵内ではカラスザンショウ・アカメガシワ・アラカシ・ウワミズザクラなど14種が確認された。一方,柵外で1.3m …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件

  • 福井県勝山盆地における微動観測

    大堀 道広, 浅香 雄太, 東 宏樹, 安達 繁樹, 伊藤 雅基, 岩波 良典, 上野 太士, 浦谷 優樹, 大石 佑輔, 大場 政章, 岡本 拓夫, 金子 翔平, 北村 暢章, 北村 春基, 栗田 哲, 小嶋 啓介, 佐藤 史佳, 竜田 晃樹, 内藤 昌平, 中井 翔, 中井 俊樹, 野口 竜也, 羽田 浩二, 林田 拓己, 樋口 茂生, 古谷 元, 前田 直樹, 水野 智洋, 宮崎 真之, 森 伸一郎, 森田 真弘, 山田 浩二, 山田 雅行, 山本 英和, 吉田 昌平, 吉田 雅穂, 藤原 広行 日本地震工学会論文集 17 (4), 4_170-4_181, 2017

    <p>福井県勝山市の勝山盆地は,九頭竜川に沿って河岸段丘が非常に発達している地域である.この地域は既往の地盤資料が少なく,微動観測事例も知られていないことを踏まえ,著者らは2016年9月30日~10月2日に合同微動観測会を行い,地盤震動特性の把握を行った.観測点数は,4台の3成分地震計を用いた極小アレイ観測が25点,1台の3成分地震計を用いた単点観測が67点,計92点である.本稿では,観測の概要…

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  • ナラ枯れ被害林分におけるシカ柵の効果

    伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 768-, 2017

    <p>京都市左京区の銀閣寺山国有林(京都大阪森林管理事務所管内)の、ナラ枯れ被害を受けた、ニホンジカの多い広葉樹二次林において、ナラ枯れ跡ギャップの更新状況を調査した。シカ柵内外に15m×15mの方形区をそれぞれ設置し、樹高1.3m以上の幹について毎木調査をおこなった。シカ柵内では、カラスザンショウやアカメガシワなどの先駆種に加えて、アラカシ・ウワミズザクラなども萌芽により更新していた一方、シカ…

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  • 関東南部の高齢の放置二次林における林冠構成種の16年間の変化

    勝木 俊雄, 九島 宏道, 島田 和則, 岩本 宏二郎, 大中 みちる, 星野 大介, 伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 555-, 2017

    <p> 現在、戦後の拡大造林時代に造成された針葉樹人工林の一部は、管理の放棄にともない、広葉樹を主体とした二次林化が進行している。こうした放置二次林は、種多様性の保全の観点から考えると特に都市近郊域で重要な存在であるが、その動態は明らかではない。そこで、高齢の放置二次林における林冠構成種の変化を検討した。調査地は、東京都八王子市にある森林総合研究所多摩森林科学園内で、1930年代にヒノキ・モミが…

    DOI

  • 認知症外来患者に対する薬学的ケアの有用性

    佐藤 雄己, 吉岩 あおい, 龍田 涼佑, 山本 恭子, 宮﨑 英士, 伊東 弘樹 医療薬学 42 (11), 767-772, 2016

    <p>The maintenance and improvement of medication compliance is important, and the medication counseling offered to dementia patients by pharmacists also plays an important role in providing …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献4件

  • 状態空間モデルの実行方法と実行環境の比較

    伊東 宏樹 日本生態学会誌 66 (2), 361-374, 2016

    状態空間モデルを使用した統計解析をおこなうためのソフトウェア環境として、dlm・KFAS・BUGS言語・Stanを紹介する。dlmおよびKFASはRパッケージであり、比較的簡単に利用可能である。dlmは誤差分布に正規分布のみ利用可能であるが、KFASではポアソン分布なども利用可能である。一方、パラメーター推定に関してはdlmでは最尤推定のほか、マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)によるベイズ推…

    DOI 日本農学文献記事索引 被引用文献1件

  • 伊豆大島2013年10月16日斜面崩壊発生地点周辺の樹木の現存量

    伊東 宏樹, 松井 哲哉, 飛田 博順, 五十嵐 哲也, 小川 明穂, 松浦 陽次郎 森林総合研究所研究報告 15 (1-2), 21-30, 2016

    伊豆大島の斜面崩壊現場において、崩壊以前の森林が崩壊にどのような影響を及ぼしたのか評価することを可能にするため、植生タイプごとに単位面積あたりの木本植物の地上部および地下部現存量を推定することを主な目的とした。GIS 上で被災地周辺の航空写真と現存植生図を重ねあわせ、崩壊前の現存植生タイプを推定した。被害発生地周辺の 7 箇所の調査地点に方形区を設置して胸高周囲長10cm …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 防災アプリ「もしゆれ」を用いた地震の自分ゴト化と対策行動の促進に関する効果検証

    東, 宏樹, 水師, 裕, 藤原, 広行 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 453-454, 2015-03-17

    「もしゆれ」は、位置情報・AR・オープンAPI等の情報技術を統合的に利用した、自助による地震災害への取り組みを促進するための防災アプリである。本研究では「地震の自分ゴト化」と「地震対策への行動意図」の2つの尺度を定義し、実際に「もしゆれ」を使用する前後においてユーザに変化が見られるか調査を行い、その効果を検証した。また、日本全国を対象としたアプリであることを考慮し、地域ごとよる受け止められ方の変…

    情報処理学会

  • 急性リチウム中毒の10症例の検討

    遠山 泰崇, 佐藤 雄己, 鈴木 陽介, 田辺 三思, 竹中 隆一, 和田 伸介, 石井 圭亮, 伊東 弘樹 医療薬学 41 (8), 594-599, 2015

    We report the cases of 10 patients with acute lithium intoxication who were treated over the past 6 years. The range of lithium overdose was 600 mg to 9,600 mg and the lithium concentration of all …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • ナラ枯れ後の広葉樹二次林の動態に及ぼすニホンジカの影響

    伊東 宏樹 日本森林学会誌 97 (6), 304-308, 2015

    京都市内の広葉樹二次林において,ナラ類集団枯損(ナラ枯れ)が発生した後の森林の動態に対して,ニホンジカ(以下「シカ」)がどのような影響を及ぼすのかを調べた。幹密度および胸高断面積合計が,ナラ枯れ発生の前後でどのように変化したのか,また下層木の樹種構成が,ナラ枯れにより形成されたギャップの内外でどのように異なるのかを検討した。その結果,シカによる剥皮は発生しているが,それによる上層木の枯死でギャッ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献5件

  • 通信販売業における受注経路の代金支払傾向の知識化に関する考察

    東 弘樹, 高橋 雅和, 津田 和彦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 2G5OS25b2-2G5OS25b2, 2015

    <p>通信販売は様々な広告媒体を利用している。同時に多様な販売方法で商品を提供している.通信販売業界の課題のひとつに顧客の代金支払遅延がある.従来は支払遅延顧客をまとめて分析が行われてきた.この知識をもとに督促業務が行われてきた.広告や販売の媒体毎に利用顧客特性があることが実務上知られている.顧客特性を精緻化することで効率的な督促方法が可能である.そこで本研究では利用媒体毎の顧客特性の抽出法を提…

    DOI

  • 樹種間差および測定誤差を考慮した胸高直径-樹高関係のベイズ推定

    伊東 宏樹 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 592-, 2015

    拡張相対成長式は、直径-樹高関係の推定などによく用いられる。パラメーターの推定は非線形最小二乗法や最尤推定によりおこなわれるが、測定誤差や樹種間差を考慮した場合にはこのような方法によるパラメーター推定は困難となる。こうした場合には階層ベイズモデリングによるベイズ推定が有効であると考えられるので、その具体的な方法をしめした。データとして、銀閣寺山国有林(京都市左京区)において採取した15樹種232…

    DOI

  • 通信販売における顧客の代金支払い可能性を評価するアルゴリズムの研究

    東 弘樹, 藤田 昌克, 津田 和彦 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015f (0), 387-390, 2015

    日本の通信販売では,商品に同梱された振込用紙で支払う「後払い決済」が存在する.通信販売事業者側から見ると,顧客に対して不良品やそもそも商品を送ってこない等,顧客の不安を拭う事で,売上の向上が期待できる.その一方デメリットとしては,一部の顧客が入金遅延やそもそも入金しない等のリスクが生じる.本論文では,代金を支払う顧客と支払わない顧客の注文情報の記載内容の差異を分析し,知識化する.さらには,この知…

    DOI

  • 集客施設の防犯カメラ映像を利用した地震動映像アーカイブシステムの構築

    東, 宏樹, 翠川, 三郎, 藤岡, 正樹, 安達, 正一, 吉田, 稔, 藤原, 広行 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 445-447, 2014-03-11

    東日本大震災では関連の映像アーカイブシステムが個人・民間・政府機関等の多様な主体によって構築された。映像の内容としては被害を受ける前後の画像や津波の映像は相当量が公開されているが、揺れている最中の映像(以下、地震動映像)については比較的少ない。これは、近年の携帯端末の発達普及に伴い場所や時間に制約されない撮影が可能とはなったが、揺れの発生している最中の撮影行為は物理的かつ安全上難しいことや、固定…

    情報処理学会

  • 九州山口地区における基質拡張型βラクタマーゼ産生菌の検出状況と抗菌薬使用状況に関する合同調査

    室 高広, 北原 隆志, 伊東 弘樹, 入江 利行, 野中 敏治, 藤井 裕史, 松元 一明, 山崎 博史, 柳原 克紀, 佐々木 均 日本環境感染学会誌 29 (1), 32-40, 2014

      基質拡張型β–ラクタマーゼ(ESBL)産生菌の検出率は地域毎や菌種毎に異なることが報告されており,その分布状況を地域で把握することは感染症診療や感染管理上有益である.今回,九州山口地区の29施設におけるESBL産生菌の菌種と検出の地域分布の調査と,抗菌薬適正使用推進活動が注射用抗菌薬使用量に与える影響,抗菌薬適正使用推進活動および注射用抗菌薬使用量のそれぞれがESBL産生菌検出に与える影響を…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 前回の萌芽更新から64年を経過したコナラ二次林の萌芽試験

    伊東, 宏樹 森林総合研究所研究報告 12 (2), 105-109, 2013-06

    森林総合研究所多摩森林科学園(東京都八王子市)の、前回の萌芽更新から64年を経過したコナラ林分で伐倒後の萌芽の発生と生残を調査した。コナラは30株あり、切り株の周囲長の平均は147.1cm(標準偏差54.5cm)であったが、萌芽の発生が認められたのは11株、伐倒翌年の秋までに生残していたのは6株、伐倒翌々年の秋までに萌芽が生残していたのは2株のみであった。今回の結果と先行研究を考慮すると、前回の…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • センサークラウド技術を用いた建物の地震応答情報共有システム

    藤原 広行, 東 宏樹, 内藤 昌平, 先名 重樹, 中村 洋光, はお 憲生, 吉田 稔, 結城 昇, 平山 義治 日本地震工学会論文集 13 (5), 5_44-5_61, 2013

    誰もが参加し利活用できるフラットな観測システムの試みとして、人が居住している建物数万箇所の地震応答情報をアーカイブできるようなセンサーネットワークを、近年急速に発展しているクラウド環境を利用して構築した。このシステムではセンサーを設置して通信を確立させればあとはクラウド上に自動的にセンサー情報や地震記録がアップロードされるため、ユーザーはインターネットに接続した端末のブラウザを通してセンサー設置…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • ササにおける放射性セシウムの吸収・輸送に与える養分動態の季節性の影響

    齋藤 智之, 五十嵐 哲也, 酒井 武, 伊東 宏樹, 池田 重人, 赤間 亮夫, 渡部 秀行, 大沼 哲夫, 高橋 正通, 田中 浩 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 386-, 2013

    ササは林床に広く優占し、放射性物質による林床植物の汚染の地域的な実態を比較する上で重要である。また、ササは分枝構造から各部位の齢が分かるため、放射性物質の濃度は年毎に生産された部位毎に明らかにでき、時系列で動きを追えるかもしれない。本研究では原発からの距離の異なる二地域、ササ3種の放射性セシウム濃度の測定結果を報告する。ササの採取地と対象種は、原発から距離約40㎞の川俣町内の広葉樹林に分布するク…

    DOI

  • 通信販売における顧客の名寄せ知識の構築

    東 弘樹, 津田 和彦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1F42-1F42, 2013

    <p>通信販売においてはWebからの注文が増加傾向にある.Webでは電話での注文と比較して,架空名義の顧客が多くなる傾向にある.そのため,顧客の特定が困難になり,マーケティングや代金回収に思わぬコストがかかるなどの問題が生じている.そこで本研究では,顧客リストと受注情報の顧客とが同一の人か否かを,受注情報の氏名・住所・電話番号やメールアドレスを分析することで,揺れ記載のルールを構築する手法を提案…

    DOI

  • 救命救急センターにおける自殺予防

    山田 妃沙子, 杉本 達哉, 織田 裕行, 板東 宏樹, 北元 健, 片上 哲也, 藤山 雅晴, 平川 昭彦, 木下 利彦, 中谷 壽男 総合病院精神医学 23 (3), 253-259, 2011

    関西医科大学附属滝井病院では,2001年から精神科医が救命救急センターに常駐し,救急医と連携して自殺未遂者に対する身体的・精神的治療を行ってきた。また,2007年から自殺対策のための戦略研究の共同研究施設となり,PSWも協働して未遂者に対して心理・社会的支援を行うようになった。さらに,2010年からは大阪府自殺未遂者実態調査事業の委託を受け,PSWも救命救急センターに常駐する体制を整えた。その結…

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • ササ型林床を有するナラ類集団枯損被害林分の林分構造

    伊東 宏樹, 衣浦 晴生, 奥 敬一 日本森林学会誌 93 (2), 84-87, 2011

    丹後半島に位置するナラ類集団枯損の被害跡の広葉樹林において, その現況を調査した。調査地の林床はチマキザサが優占しており, これが更新阻害要因となっていることが予想されたが, 実際, ナラ類集団枯損の被害を受けたミズナラを含めて高木性樹種の小径木や稚樹は少なかった。胸高直径10 cm未満の小径木自体は多かったが, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献5件

  • 兵庫県猪名川町の二次林の林分構造および林床植生

    伊東, 宏樹, 日野, 輝明, 佐久間, 大輔 森林総合研究所研究報告 9 (1), 47-62, 2010-03

    兵庫県猪名川町において、伐採後の年数の異なる管理されている萌芽林と、その周辺の放置された広葉樹二次林およびアカマツ林に方形区を設置して、林分構造と林床植生の調査をおこなった。胸高以上の樹木の種数は、伐採当年の管理萌芽林と除伐後の管理萌芽林で少なかった。胸高断面積合計では、管理萌芽林および放置広葉樹二次林でクヌギとコナラの割合が高かったが、放置アカマツ二次林ではアカマツの占める割合は0~30%程度…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 血清アルブミン値と年齢との関連性の検討

    北 英士, 伊東 弘樹, 染矢 浩美, 平島 智子, 野田 武, 井上 真, 石松 裕和, 阿部 浩子 静脈経腸栄養 25 (6), 1227-1234, 2010

    【目的】急性期病院における血清アルブミン値の調査を行い、年齢との関連性について検討したので報告する。<br>【対象及び方法】入院時に血清アルブミン値を測定した1240症例 (退院時745症例) を対象に、血清アルブミン値3.5g/dLを基準に分類し、平均年齢・在院日数および死亡率を比較検討した。さらに、入退院時の血清アルブミン値の変化を比較検討した。<br>【結果】入院時における栄養リスク有り …

    DOI

  • ニホンジカがミヤコザサの採食をとおして地表性クモ類の群集構造に与える影響

    上田, 明良, 日野, 輝明, 伊東, 宏樹 森林総合研究所研究報告 8 (3), 157-165, 2009-09

    ニホンジカによる森林衰退が進む奈良県大台ヶ原では、防鹿柵によるシカの排除が行われている。しかし、これが節足動物の多様性に与える影響は不明である。本研究では、シカがその主要食物であるミヤコザサの採食をとおして、地表性クモ類の群集構造に与える影響を調べた。ミヤコザサの現存量を防鹿柵や刈り取りにより操作した実験区を設け、ピットフォールトラップによる捕獲調査を行った。その結果、地表性クモ類全体と最優占の…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • ニホンジ力によるミヤコザサの採食とオサムシ科甲虫の群集構造との関係

    上田, 明良, 日野, 輝明, 伊東, 宏樹 日本森林学会誌 91 (2), 111-119, 2009-04

    ニホンジカによる森林衰退が進む奈良県大台ヶ原では、防鹿柵によるシカの排除が行われているが、これが節足動物の多様性に与える影響は不明である。本研究では、ニホンジカによるミヤコザサの採食とオサムシ科甲虫の群集構造との関係を調べるため、シカの主要食物であるミヤコザサの現存量を防鹿柵や刈り取りにより操作した実験区を設け、ピットフォールトラップによる捕獲調査を行った。また、オサムシ科甲虫の食物となる地表性…

    日本農学文献記事索引

  • 京都市京北地域におけるナラ類集団枯損による林分構造の変化

    伊東 宏樹, 五十嵐 哲也, 衣浦 晴生 日本森林学会誌 91 (1), 15-20, 2009

    京都市北部の京北地域の広葉樹二次林においてナラ類集団枯損被害により林分構造がどのように変化したのかを調査した。毎木調査の結果, 胸高断面積合計でもっとも優占していたのはソヨゴで, 以下, イヌブナ・ミズナラ・コシアブラ・タムシバの順だった。ミズナラは半数を超える個体が枯死していたが, その枯損木を含めると, ミズナラの胸高断面積合計がもっとも多くなり, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献32件

  • ボウタイ形金属膜ナノ開口における近接場光の3次元数値解析(映像情報機器および一般)

    伊東 宏樹, 何 一偉, 小嶋 敏孝 映像情報メディア学会技術報告 33.1 (0), 47-52, 2009

    近年,光ディスク技術において,高密度化が要求されている.しかし,光の回折限界により,現在の光記録方式による記録密度の上限は,短波長を用いた場合でも約20Gbit/inch^2であると言われている.そこで,光の回折限界の打破を可能とする技術として,光近接場技術が注目されている.本稿では,近接場光を発生させるボウタイ形金属ナノ開口付近の電界分布の3次元数値解析をFDTD法を用いて行う.なお,本解析で…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • ニホンジカによるミヤコザサの採食とオサムシ科甲虫の群集構造との関係

    上田 明良, 日野 輝明, 伊東 宏樹 日本森林学会誌 91 (2), 111-119, 2008

    ニホンジカによる森林衰退が進む奈良県大台ヶ原では, 防鹿柵によるシカの排除が行われているが, これが節足動物の多様性に与える影響は不明である。本研究では, ニホンジカによるミヤコザサの採食とオサムシ科甲虫の群集構造との関係を調べるため, シカの主要食物であるミヤコザサの現存量を防鹿柵や刈り取りにより操作した実験区を設け, ピットフォールトラップによる捕獲調査を行った。また, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献51件

  • ゼラチン砥石の試作とその基礎的な研磨特性

    勝田 広基, 安東 弘樹, 坂本 智, 近藤 康雄, 臼杵 年, 山口 顕司 精密工学会学術講演会講演論文集 2008A (0), 465-466, 2008

    高い加工精度を容易に実現するため,固定砥粒加工(砥石による加工)でありながら,遊離砥粒加工(スラリーによる加工)と同等の加工精度を実現させる新しい研磨機構を有した弾性砥石(ゼラチン砥石)を提案・試作し,基礎的な研磨特性について明らかにする.弾性砥石の試作・研磨実験の結果,ゼラチンを主成分とした弾性砥石でも各種材料を十分研磨可能であることがわかった.

    DOI

  • 銀閣寺山国有林における広葉樹二次林の12年間の変化

    伊東, 宏樹 森林総合研究所研究報告 6 (2), 93-100, 2007-06

    銀閣寺山国有林(京都市左京区)の広葉樹二次林において0.5haの固定方形区を設置し、1993から3年おきに2005年まで毎木調査をおこない、森林がどのように変化したかを調査した。1993年の幹密度・個体密度・胸高断面積合計はそれぞれ3316本/ha、2532個体/ha、37.70m2/haであったが、2005年には3106本/ha、2358個体/ha、43.29m2/haとなった。1993年の調…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • マルチクラス識別のための新しい一括型サポートベクトルマシン

    東 宏樹, 林田 賢二, 巽 啓司, 谷野 哲三 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI07 (0), 315-315, 2007

    サポートベクトルマシン(SVM)はパターン識別を行う2クラス識別器であり高い汎化能力を有する.現在,SVMを多クラスの識別に適用する研究が注目を集めている.本研究では,その方法の1つである一括型の手法のための新しいSVMモデルを提案する.提案モデルは従来モデルに比べ,汎化性能を保証するマージン最大化をより正確に表現している.その有効性を理論面および数値実験結果から評価する.

    DOI

  • 京阪奈丘陵の二次林の林分構造と土壌硬度との関係

    伊東 宏樹, 佐久間 大輔, 柳沢 直, 白井 宏尚 日本森林学会誌 88 (1), 42-45, 2006

    京都府南部・京阪奈丘陵の大阪層群上に成立する二次林において, 林分構造とそれに関わる要因について検討した。27方形区を設定して毎木調査を行い, クラスター分析により類型化を行ったところ, 二つの大きな林分タイプが抽出された。一つはコナラを優占種とするタイプで, もう一つはアカマツおよびソヨゴを優占種とするタイプであった。それぞれの位置する土壌条件について比較すると, 前者は, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • ニホンジカがいなくなるとミヤコザサはどのように地上部現存量を回復させるか?

    日野 輝明, 藤田 久美子, 伊東 宏樹, 古澤 仁美, 高畑 義啓, 上田 明良 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 195-195, 2005

    大台ヶ原の森林下層部の優占植生であるミヤコザサ(以下ササ)地上部がニホンジカ(以下シカ)による採食に対してどのように対抗しているかを明らかにするために、シカ除去年数(1,2,3,6年)の違う実験区と対照区におけるササの各形質の季節変化の調査を2002年の4月から11月まで行った。シカ除去1年区と対照区における越年生と当年生のササの稈と葉の比較から,シカが当年生のササを選択的に採食していること,群…

    DOI

  • ミヤコザサ地上部現存量と樹木実生の生残との関係

    伊東 宏樹, 日野 輝明, 高畑 義啓, 古澤 仁美, 上田 明良 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 490-490, 2005

    奈良県大台ヶ原においてはニホンジカの影響による森林の衰退が懸念されている。しかし、ニホンジカの排除処理をおこなった場合、ササ(ミヤコザサ)の回復により樹木の更新が阻害される恐れのあることがこれまでの研究によりわかってきた。本研究においては、ニホンジカの影響を排除した環境におけるミヤコザサの地上部現存量と樹木実生の生残との関係を評価し、樹木実生が生残するためのミヤコザサの地上部現存量を把握すること…

    DOI

  • 酸性雨等の森林生態系への影響モニタリング : 関西スギ林における酸性降下物

    金子, 真司, 荒木, 誠, 古澤, 仁美, 後藤, 義明, 服部, 重昭, 平野, 恭弘, 井鷺, 裕司, 伊東, 宏樹, 加茂, 皓一, 清野, 嘉之, 小林, 忠一, 小南, 裕志, 深山, 貴文, 南部, 桂, 西本, 哲昭, 竹内, 郁雄, 玉井, 幸治, 千葉, 幸弘, 鳥居, 厚志, 吉岡, 二郎 森林総合研究所研究報告 3 (3), 277-296, 2004-09

    京都市山科区安祥寺山国有林のスギ林において1992~1999年の8年間にわたり、森林の成長量、林外雨、林内雨、樹幹流の水量および水質の調査を行った。森林の年平均直径成長量は前年の8月のT/P比(月平均気温/月降水量×100)と負の相関があり、当年4~6月の日照量と正の相関があることが明らかになった。林内雨量、樹幹流量とも林外雨と相関が高く、林外雨量の70-83%が林内雨量となり、樹幹流量は5-1…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 携帯端末を用いた薬剤管理指導業務

    遠原 大地, 後藤 玲子, 伊東 弘樹, 森 一生, 鳥越 繁治, 中川 辰二, 因泥 栄一郎, 武山 正治 医療薬学 30 (4), 255-260, 2004

    We developed a support system for pharmaceutical counseling services using a handheld computer loaded with HS-WIN. HS-WIN is standard software for pharmaceutical counseling services that is …

    DOI NDLデジタルコレクション 医中誌 被引用文献2件 参考文献12件

  • シカを捕るだけでは森は蘇らない

    日野 輝明, 古澤 仁美, 伊東 宏樹, 高畑 義啓, 上田 明良, 伊藤 雅道 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 509-509, 2004

    大台ヶ原は,西日本で最大級の原生的な自然林であるが,近年,更新の阻害や立ち枯れによって,森林の衰退が著しく,その存続が危ぶまれている。私たちは,大台が原を構成する3つの主要群落のうちの一つ,ブナーウラジロモミーミヤコザサ群落において,ニホンジカ,野ネズミ,ミヤコザサ,鳥などの複合的な実験処理区を設け,森林下層部の植物群落,無脊椎動物群集,土壌などの構造と性質の年変化や季節変化についての定量的なモ…

    DOI

  • シカとササは樹木実生にどのように影響するか?

    伊東 宏樹, 日野 輝明, 高畑 義啓, 古澤 仁美, 上田 明良 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 443-443, 2004

    奈良県大台ヶ原において野外実験をおこない、ニホンジカ、ネズミ類、ミヤコザサの3つの要因が、樹木実生の生存に対してどのような影響を及ぼしているのかを評価した。1996年に、ニホンジカ、ネズミ類、ミヤコザサのそれぞれの除去/対照の組み合わせによる8とおりの処理区を設定し、その中に発生してきた、ウラジロモミ(1997年、2002年に発生)、アオダモ(1998年、2002年)、ブナ(1999年)の5つの…

    DOI

  • シカとササが表層土壌の物理性と水分動態におよぼす影響

    古澤 仁美, 荒木 誠, 日野 輝明, 伊東 宏樹, 上田 明良, 高畑 義啓 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 444-444, 2004

    ニホンジカが高密度で生息する大台ヶ原の針広混交林において1997年5月にシカの排除の有無と毎年のササ刈りの有無を組み合わせた4つの処理区を設置し、シカとササが土壌の物理性と水分状態に与える影響を検討した。1997年5月と処理開始4.5年後の2001年10月に表層土壌(0-5cm)の孔隙解析を行うとともに、2001年6月-10月に表層土壌(6cm深さ)の水分状態を測定した。また、1997年5月-2…

    DOI

  • ゼニゴケY染色体の遺伝情報

    大山 莞爾, 大和 勝幸, 石崎 公庸, 岡田 祥子, 藤澤 雅樹, 中山 繁樹, 藤下 まり子, 坂東 倫行, 蓮見 明子, 坂田 亮子, 西尾 朋久, 淀谷 幸平, 坂東 弘樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 18-18, 2003

    我々は、陸上植物における性の決定・分化に必要な遺伝子群の解明を目指し、雌雄異株植物であるゼニゴケの性染色体について全遺伝情報の解読を行っている。ゼニゴケY染色体は約10 Mbと見積もられ、Y染色体特異的反復配列が蓄積している領域YR1(約4 Mb)と、その他の領域YR2(約6 Mb)に大別できる。YR1については、制限酵素切断パターンの異なる25個の代表PACクローン及び470-kbのコンティグ…

    DOI

  • 自動幹チャンバーによる山城試験地の樹体呼吸量の測定について

    深山 貴文, 小南 裕志, 玉井 幸治, 後藤 義明, 伊東 宏樹 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 390-390, 2003

    現在、山城試験地では落葉常緑樹混交林における二酸化炭素交換量の評価を行うため、乱流変動法によるCO<SUB>2</SUB>フラックスの連続観測が行われている。しかし、この手法によって観測されるCO<SUB>2</SUB>フラックスは大気__-__森林間での値であるため、さらに森林内における内部動態を知るためには、積み上げ法等による純生産量の測定、植生や土壌面でのチャンバー法による観測結果等が必要…

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  • スギ高齢人工林の樹高成長

    竹内 郁雄, 伊東 宏樹 日本林學會誌 85 (2), 121-126, 2003

    奈良県川上村にある林齢101~228年生スギ8林分の間伐木58本で間伐前2~4年間の樹高成長を検討した。スギの適地では, 林齢が230年生前後で胸高直径が110cm, 樹高が50m前後の個体までは, 毎年樹高成長することが確認できた。全間伐木における樹高成長量は, 最も小さい値が4cm/年, 最も大きな値が19cm/年であった。間伐前数年間の平均樹高成長量は, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件 参考文献10件

  • スギ林の間伐による開空度の変化

    竹内 郁雄, 伊東 宏樹, 清野 嘉之 森林応用研究 11 (1), 13-16, 2002

    樹冠が閉鎖した26年生のスギ人工林で,下層間伐を行い間伐強度と開空度の変化を検討した。間伐は,P-2では2回,P-3,P-4では4回繰り返し,最終間伐後の本数間伐率をそれぞれ26,51,70%とした。開空度は間伐前後にプロットあたり6箇所で全天写真を撮り求めた。開空度と本数間伐率,断面積間伐率との関係は,プロット間に違いがみられず,間伐が強度になるに従い開空度が増大する関係を示した。開空度の増大…

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  • シミュレーションモデルによる広葉樹二次林の遷移の予測 : 銀閣寺山国有林について

    伊東 宏樹 森林応用研究 10 (2), 27-35, 2001

    ZELIGモデルを元に作成したシミュレーションモデルによって広葉樹二次林の今後の遷移の予測をおこなった。シミュレーションの対象として,銀閣寺山国有林に設置した固定調査区を用いた。正確性に問題があるデータもあり,定量的な評価をおこなうまでには至らなかったが,シミュレーションの結果,定性的には,アラカシの優占度が高まっていくことが予想された。本シミュレーションにおいて優占度を高めていくためには,「新…

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  • 京都府南部の孤立常緑広葉樹林の座標づけ

    伊東 宏樹, 清野 嘉之 森林応用研究 8 (0), 129-132, 1999

    京都府南部の孤立常緑広葉樹林12林分について,調査区内に出現した維管束植物の種の在・不在データをもとに対応分析(correspondence analysis; CA)をおこない,これらの林分を座標づけた。林分面積,および林分と同じ面積を持つ円に対する周囲長の比,この地域では原生的で大面積の林分を持つ春日山からの距離の3つの要因を林分の孤立化に関わる環境傾度として考え,これらによってその結果をど…

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  • 京都府南部の孤立常緑広葉樹林の林分構成種数および種構成

    伊東 宏樹, 清野 嘉之 森林応用研究 6 (0), 71-74, 1997

    京都府南部の孤立化した常緑広葉樹林の樹種構成などを調査し,クラスター分析により類型化した。調査した12林分は大きくわけて,シイが優占するタイプと,アラカシを共通種としてクスノキ・ナナミノキ・スギ・ヒノキなどが優占するタイプとの2つのタイプに類型化できた。対数級数則にもとづいて推定した林分内総種数と林分面積との関係はベキ乗式型の回帰曲線に適合した。シイが優占するタイプの林分ではシイの優占度が高いほ…

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  • 兵庫県南部地震による臨海埋立地の緑地における地盤液状化被害 : 神戸市ポートアイランド南公園の被害調査

    荒木 誠, 金子 真司, 清野 嘉之, 池田 武文, 古澤 仁美, 鳥居 厚志, 伊東 宏樹, 高畑 義啓, 玉井 幸治 森林立地 39 (1), 46-58, 1997

    1995年1月17日未明,阪神・淡路地域を襲った兵庫県南部地震は,神戸市ポートアイランドなど臨海埋立地において地盤液状化を引き起こし,地下水と埋立砂を多量に噴出させた。噴出して堆積した砂(以下「堆砂」という)には高濃度の塩分が含まれているので,緑地の樹木を衰退・枯死させることが懸念される。そこで,ポートアイランド南公園の緑地における堆砂とその直下の土壌を調査・分析するとともに,代表的な6樹種(ア…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献18件

  • 暖温帯性混交林の林床面における放射収支と地中熱流量の特性

    玉井 幸治, 荒木 誠, 伊東 宏樹 森林立地 39 (2), 80-85, 1997

    京都市に位置する暖温帯性混交林で,林床面における放射収支と地中熱流量の季節変化を測定した。対象とした森林の胸高断面積合計は,常緑樹15.82m^2ha^<-1>,落葉樹12.46m^2ha^<-1>であった。観測地点における開空度の季節変化は着葉期で16%,落葉期で22%とわずかであるにもかかわらず,純長波放射量の季節変化が開葉,落葉の時期と一致すること,純短波放射量の季節変化は3,4月に最大値…

    DOI Web Site 参考文献8件

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