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検索結果 871 件

  • 日本語で「松本清張」を読む--CLILの試み

    清水 順子 国際教育交流センター紀要 (1) 1-14, 2024-03

    本稿では、北九州市立大学の短期留学生科目「日本語講読Ⅰ」をCLILに基づいて実践した報告である。実践の経緯と、CLILをどのように行ったかを報告した。考察では、内容の専門家との協働が欠かせず、それにより、授業が変化し、可能性が広がることが示唆された。さらに、学習者は自身の問題意識から学習したいことを決定し、特に、清張の生き方から、その視点を自身の人生に適用し、今後のキャリアについて考えた。

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  • 魅せられる者たちの交わり : 三島由紀夫『黒蜥蜴』論

    柴田, 勝二 埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 23 294(15)-279(30), 2023-12-01

    ...また表層的な特徴として挙げられる、初演時においてもいささか時代遅れ的な趣向であった、変装や身代わりを活用する舞台作りは、当時流行していた松本清張らの社会派のサスペンスに対するアンチテーゼでもあり、大時代なロマン主義をあえて舞台上で実現しようとするところにも、三島の自己主張がなされている。...

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  • アンケートの分量の観点から回答時の心的負荷に配慮したアンケート設計のための一提案

    松本 清, 高松 邦彦, 今井 匠太朗, 稲倉 恒法, 森 雅生 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 148-149, 2023-11-19

    <p>大学は現在、学修成果・教育成果を把握し可視化することが必要とされ、成績や履修状況等の大学保有の情報に加えて、大学生活の満足度や成長実感等をアンケートで収集しなければならない。しかしアンケートの中には、設問数が非常に多く、途中離脱や無回答の増加が懸念される場合も見受けられる。そこで本研究では、心理検査やアンケート調査の知見を参考に、設問数や所要時間による心的負荷の観点からより適切なアンケート…

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  • 海外におけるIR担当者から学ぶ調査・分析組織のマネジメント

    高松 邦彦, 松田 岳士, 今井 匠太朗, 伊藤 響, Prescott Gerald Robert, Kajaste Matti, Määttä Tomi, 松本 清, 森 雅生 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 28-33, 2023-11-19

    <p>本稿では、2023年6月にイギリスで開催されたHER2023に参加した著者高松と今井によるヨーロッパの大学・研究機関の訪問報告を紹介する。OECD、セント・アンドリュース大学、グラスゴー大学、ヘルシンキ大学の4機関を対象に、高等教育やInstitutional Research (IR)の現状を探る訪問を行った。OECDでは、筆者の一人である松田が所属する部門で、教育DX白書の編集者Sté…

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  • 実践的な技術修得を目指すIRプラットフォームの提案

    今井 匠太朗, 淺田 義和, 伊藤 彰, 片野坂 俊樹, 白鳥 成彦, 高松 邦彦, 松本 清, 森 雅生 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 66-71, 2023-11-19

    <p>データの可視化や分析の知識はIR担当者に必要な素養の1つである。効果的な意思決定のためには適切に処理されたデータ分析が重要であるが、このような能力に長けた人材は不足しており、IRの普及を困難にしている。この状況を踏まえ、IRで実践的に利用するデータサンプルを提供し、IRスキルの涵養や質向上を目指すプラットフォームを立ち上げる。データサンプルは合成データを配布し利用可能とする。この合成データ…

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  • IR業務において必要なスキルの分類と構造

    井芹 俊太郎, 松本 清 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 152-153, 2023-11-19

    <p>我が国のIR担当者が必要と考える知識・スキルを尋ねた質問紙調査の回答を用いて、必要とされる知識・スキルを「汎用的な業務遂行能力」「高等教育と大学組織に関する知識全般」「データ分析に関する知識・スキル(基礎)」「データ分析に関する知識・スキル(発展)」「その他」の5つに分類したうえで、「その他」を除く4つの知識・スキルの自己評価とIR業務・研究活動経験等との関係を探るパス解析を行った。その結…

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  • 圏論的データベース構成のIRへの応用

    稲倉 恒法, 今井 匠太朗, 高松 邦彦, 松本 清, 森 雅生 大学情報・機関調査研究集会 論文集 12 (0), 170-175, 2023-11-19

    <p>業務データベースからデータウェアハウスを構成するとき、所望するデータウェアハウスのテーブルの一意性制約などの整合性制約をどう担保するかというのはよく知られた問題である。IR業務でも起こる、このような問題に対処するため、圏論的データベース理論のIRへの応用について議論する。圏論的データベースでは、圏論を用いて数学的に厳密でありながらも簡略化された形でデータベースを扱うので、理想化されたデータ…

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  • 浜松市の森林整備における森林環境譲与税の活用状況と今後の展望

    松本 清貴, 岩永 青史 中部森林研究 71 101-104, 2023-06-30

    森林環境譲与税の配分額が全国で2番目に多い静岡県浜松市を事例に,森林整備の状況と森林整備に充てられた森林環境譲与税の活用実態を把握し,今後の展望を検討した。浜松市および市内の森林組合における聞き取り調査から,森林整備においては,利用間伐をし,林業を営む森林として管理していく方針であることが明らかになった。森林整備に関わる森林所有者への意向調査では,水窪町・龍山の両森林組合で,保育間伐を希望する割…

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  • 3.小児用医薬品開発の非臨床安全性試験ガイドライン (ICH S11)のポイントとQ&A

    松本 清 谷本学校 毒性質問箱 2022 (24), 73-79, 2022-09-17

    <p> 小児用医薬品開発の非臨床安全性試験ガイドライン(ICH S11)は、2020年4月にStep 4 <sup>1)</sup>が、そして、本邦において翌2021年3月にStep 5<sup> 2)</sup>が達成された。本ガイドラインは、小児用医薬品開発のために推奨される非臨床的安全性評価の国際的な基準を示すとともに、調和を促進することを目的として発出された。</p><p> …

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  • 松本清張「鬼畜」と松竹映画「鬼畜」(1978) の断層 ー清張作品を人情ものにー

    鶴田, 武志, TSURUTA, Takeshi 名古屋短期大学研究紀要 (59) 55-79, 2021-03-15

    ...子殺しをテーマに高度経済成長期の男性の願望の顛末を描いた松本清張「鬼畜」は、その願望の裏側にある女性への一方的な甘えの構造を転倒させることで日常にある陥穽を炙り出す恐怖小説だった。 野村芳太郎は、そんな原作の非情な世界観を人間の弱さと恐ろしさ、そして父子の絆を描くヒューマニズム映画へと仕立てた。...

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  • 後期高齢者・超高齢者における老年的超越がその後精神的健康に及ぼす影響の年齢差の検討:SONIC研究データを用いた縦断的検討

    増井 幸恵, 権藤 恭之, 中川 威, 春日 彩花, 小川 まどか, 稲垣 宏樹, 吉田 祐子, 堀 紀子, 小野口 航, 蔡 羽淳, 松本 清明, 菊地 亜華里, 程 雨田, 武藤 拓之, 石岡 良子 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PO-080-PO-080, 2021

    <p>老年的超越は加齢に伴い発達し,身体的・社会的危機を経験しやすい超高齢者の心理的適応と促すとされる。そこで後期高齢者,超高齢者を対象として老年的超越の精神的健康への影響の年齢差を検討した。分析対象者は2016年から2019年の会場調査(ベースライン調査[BL])と2020年の郵送調査(フォローアップ調査[FU])の両方に参加した高齢者1280人(年齢範囲:78~99歳)であった。目的変数にF…

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  • 地域在住高齢者における性格特性と食品摂取パターンの認知機能に対する影響の検討―SONIC study70歳データを用いた横断分析―

    増井 幸恵, 中川 威, 権藤 恭之, 吉田 祐子, 小川 まどか, 稲垣 宏樹, 小野口 航, 石岡 良子, 蔡 羽淳, 松本 清明, 安元 佐織, 池邉 一典, 神出 計, 新井 康通, 石崎 達郎 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PB-024-PB-024, 2020-09-08

    <p>目的:性格特性は健康に影響するものの,その機序は明らかではない。本研究では,性格特性と認知機能の関連において習慣的な食品摂取が両者を媒介するかを検討した。</p><p>方法:分析対象者は地域高齢者837名(69~71歳;男性395名,女性442名)だった。認知機能はMoca-J,性格特性はNEO-FFIを用いて5因子を測定した。食品摂取は簡易型自記式食事歴法質問票を用いて測定し,3つの食品…

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  • 幼若動物を用いた毒性試験における学習と記憶検査に関する課題

    峯島 浩, 片桐 龍一, 児玉 晃孝, 兒玉 利尚, 小寺 喬, 鈴木 睦, 杉本 和子, 松本 清, 山本 敏誠, 山本 雅克 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-232-, 2020

    <p>ヒトの小児期は脳の発達が途上であり,この時期に摂取された化学物質が脳に影響し,遅発性障害を引き起こす懸念がある。特に新生児期は,未熟な代謝系や血液脳関門などの要素も加わりその懸念は増大する。近年,小児用医薬品の開発が増加しているが,特に中枢神経系に作用する医薬品においては,発達中の脳への影響を評価することは重要である。しかしながら,これらの影響をヒトで検証することが困難であることから,幼若…

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  • 幼若動物を用いた安全性試験の現状と課題

    松本 清 レギュラトリーサイエンス学会誌 10 (1), 23-31, 2020

    <p>近年, 小児用医薬品開発は医薬品開発プロセスの中で重要になってきている. 医薬品メーカーは小児医薬品開発をサポートするために戦略を立て幼若動物試験の必要性を判断する. 幼若動物試験は, 開発医薬品の臨床背景や薬理学ならびに臨床および非臨床試験データなどの既存情報を考慮し, 必要と判断された場合に小児集団への懸念に対応した試験が計画され実施される. しかし, …

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  • 医薬品の発生毒性リスク評価のためのヒトiPS細胞を用いた<i>in vitro</i>評価系の構築

    木村 真弥, 宮脇 昭光, 和泉 祐子, 松本 清, 篠澤 忠紘 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S1-4-, 2020

    <p> 医薬品開発において、新規候補化合物の発生毒性リスクを評価しメカニズムを理解することは医薬品の安全性を担保するために重要である。現在、非臨床安全性試験においては、主として、マウスやラットなどのげっ歯類及びウサギなどの非げっ歯類を用いた胚・胎児発生毒性試験を通じて発生毒性のリスク評価が実施される。また、近年、発生毒性のスクリーニングや代替法として各動物種の細胞を用いた<i>in …

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  • 幼若動物を用いた非臨床安全性試験における適切な用量設定試験の実施

    松本 清 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S10-3-, 2019

    <p>近年、小児用医薬品開発の必要性の高まりと共に幼若動物を用いた安全性試験が増加している。それに伴い各地域では非臨床試験ガイダンスが整備され、現在は国際的にハーモナイズされたガイドライン(ICH S11)が制定されつつある。幼若動物を用いた安全性試験を実施する場合、通常、用量設定試験(あるいは予備試験)が実施され、Definitive試験を実施するための必要な情報を収集することが求められる。し…

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  • 若年アスリートにおけるサビタイジング能力評価の検討

    今川 新悟, 松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 46 (1), 19-30, 2019

    <p> 心理的能力は, スポーツにおいて最適なパフォーマンスを発揮するための重要な要素である. 本研究の目的は, オープンスキル種目であるアイスホッケー選手のsubitizingにおけるパフォーマンスと, ポジションごとによるパフォーマンスの違いについて, 事象関連電位 (event-related brain potentials : ERP) であるN2とP3を用いて, …

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  • スギの無垢材を内装に用いた室内空間における人滞在時の吸湿作用の検証

    清水, 邦義, 本傳, 晃義, 奥田, 拓, 羽賀, 栄理子, 中島, 大輔, 鷲岡, ゆき, 松本, 清, 山本, 篤, 吉村, 友里, 井隼, 経子, 渡邉, 雄一郎, 安心院, 剛, 安成, 信次, 山田, 祐樹, 永野, 純, 岡本, 剛, 石川, 洋哉, 大貫, 宏一郎, 藤本, 登留 木材工業 73 (5), 187-192, 2018-05

    本研究では,スギ無垢材を内装に用いた室内空間における人滞在時の吸湿作用の検証を目的とした。スギ(Cryptomeria japonica)の無垢材を内装に用いた建物(A棟)と,パーティクルボードや中密度繊維板の表面に木目調のビニールクロスで覆った内装材を用いた建物(B棟)において,人滞在時の室内の温度および湿度を調査した。2014年から2015年にかけて計4回,人滞在時における温湿度調査をした結…

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  • 松本清張「彩り河」論:小説と映像の狭間に見る夢

    鶴田, 武志, TSURUTA,Takeshi 名古屋短期大学研究紀要 (56) 225-243, 2018-03-16

    ...前年に公開された「迷走地図」(1983)におて、霧プロの双璧である原作者、松本清張と松竹側の筆頭、野村芳太郎との間に決定的亀裂が起こったこともあり、「彩り河」はその煽りを受けた失敗作とされてきた。しかし、ここには1980年代の松本清張の作風の変化と松竹映画との相性の悪さなど、小説を商業映画にしていくプロセスにおける構造的欠陥が「彩り河」自体で顕在化してきたからに他ならない。...

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  • ヒト及び実験動物における生後の発達比較

    井上 裕基, 兒玉 利尚, 梶田 晋平, 山本 雅克, 児玉 晃孝, 桝田 くみこ, 上田 誠, 野儀 裕之, 本山 径子, 峯島 浩, 松本 清, 鈴木 睦, 渡部 一人 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-156-, 2018

    <p> 小児医薬品開発は、欧米で法規制による義務化及びICH国際標準化の整備や特許期間延長等のインセンティブが後押しすることで漸増しており、それに伴い適正かつ効率的な非臨床安全性評価が重要になっている。幼若動物を用いた安全性試験をデザインする際には、適応小児の年齢等の情報とヒト及び動物の標的組織・器官の発達段階を考慮し、適切な投与開始時期(日齢/週齢/年齢)と投与期間を設定する必要があるが、各組…

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  • セルフトークの精神生理学的効果について

    今川 新悟, 松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 45 (1), 25-32, 2018

    <p> メンタルトレーニングの1つであるセルフトークは, 不安の解消や自信を向上させる効果, 競技パフォーマンスを向上させる効果があると報告されている. しかし, その効果は主観的な報告が多く, その機序については明らかとなっていない. そこで本研究では, 若年男性を対象とし, ポジティブなセルフトークおよびネガティブなセルフトークの精神生理学的効果を, 脳波 (EEG) …

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  • 「電話の声」の変容 : 推理小説における四号電話機の影響

    黒田 翔大 名古屋大学国語国文学 110 83-97, 2017-11-10

    電話が声のメディアであることに留意すると、電話により再現される「電話の声」というのは重要な要素であり、それは一九五〇年代に大きく変容している。「電話の声」の変容に関して、事業史では四号電話機の登場が画期的だったとされている。しかし、電話研究の蓄積の不足もあり、その具体的な影響に関する記述は不十分である。本稿は、四号電話機普及前後の推理小説の手法の変化を分析することによって、「電話の声」の変容によ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • オープンスキル種目選手のメンタルローテーションの認知スキル : 事象関連電位を用いた評価の試み

    松本 清, 今川 新悟, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 44 (1), 29-36, 2017

    <p> 熟練した選手のパフォーマンスは, 運動スキルだけではなく認知スキルにも支えられている. 特にオープンスキル種目では, 選手は刻々と変化する環境をより速くより正確に把握しなければならない. そのため, 認知スキルは競技レベルの構成要素と考えられ, 選手への効果的な指導を行うためには認知スキルの評価も必要となる. 選手の認知過程にはいくつかの心的操作が関与し, …

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  • スギ材を内装材として使用した室内空間における揮発性成分の分析およびその季節変動

    清水 邦義, 吉村 友里, 中川 敏法, 松本 清, 鷲岡 ゆき, 羽賀 栄理子, 本傳 晃義, 中島 大輔, 西條 裕美, 藤田 弘毅, 渡邉 雄一郎, 岡本 元一, 井上 伸史, 安成 信次, 永野 純, 山田 祐樹, 岡本 剛, 大貫 宏一郎, 石川 洋哉, 藤本 登留 木材学会誌 63 (3), 126-130, 2017

    <p>木材を用いた家の価値が見直されている中で,木材から放散される揮発性成分の機能性が注目されている。季節ごとの温度や湿度の変化の大きい我が国においては,木材から放出される揮発性成分も大きく変化していると考えられる。本研究では,スギ(<i>Cryptomeria japonica</i>)の無垢材を内装に用いた建物(A棟)と,表面に塗装を施された内装材またはビニールクロスで覆われた内装材を用いた…

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  • 「内幕もの」の時代と松本清張『日本の黒い霧』

    尹 芷汐 日本研究 = NIHON KENKYŪ 52 137-149, 2016-03-25

    本論は、1950年代の「内幕もの」との相関性において松本清張のノン・フィクション作品集『日本の黒い霧』を考察したものである。松本清張は当作品集の中で、下山事件や松川事件など、占領期に起きた一連の「怪奇事件」を推理し、それらの事件がすべてGHQの「謀略」に関わっていると説明したが、この「謀略論」は1960年に発表されると大きな反響を呼び、「黒い霧」も流行語となった。実は、『日本の黒い霧』の事件の表…

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  • 農薬の毒性評価におけるイヌ長期(1年)試験の必要性について

    松本 清司, 山浦 洵, 齋藤 さとみ, 吉沢 隆浩 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S7-3-, 2016

    日本における農薬の毒性評価は、農薬テストガイドラインに従って行われた試験成績を用いて行われており、リスク管理上重要な一日許容摂取量(ADI)や急性参照用量(ARfD)が設定されている。特にADI設定では長期毒性試験の無毒性量(NOAEL)が根拠となる場合が多い。この長期試験にはガイドラインにより、イヌ(非げっ歯類)とラット(げっ歯類)が主に用いられている。一方、最近欧米ではイヌ長期試験は必ずしも…

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  • 03心−24−ポ−52 女子大学生の運動イメージ想起能力について

    林 悠子, 松本 清, 佐久間 春夫 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 134_3-134_3, 2016

    <p> 運動イメージを想起する際、自分自身がその運動を行っている内的視点イメージ(一人称イメージ)と、自分自身がその運動を行っているのを第三者的に見ているような外的視点イメージ(三人称イメージ)が存在し、これらのイメージの効果は運動学習の重要な鍵となることが知られている。本研究では、運動部に所属する健康な女子大学生56名(バスケットボール部26名、ソフトボール部30名、18~21歳)を対象に、運…

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  • ドキソルビシン心筋症モデルマウスに対するアドレノメデュリンの心保護効果

    吉沢 隆浩, 滝沢 章, 嶋田 新, 松本 清司 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-141-, 2015

    アドレノメデュリン(AM)は多くの臓器で産生・分泌されるペプチドホルモンで、心不全等の臓器障害で血中濃度が上昇することが知られており、心肥大抑制作用、抗炎症作用、抗酸化ストレス作用等を介した臓器保護作用を有すると考えられている。AMの心保護作用には、活性酸素種(ROS)産生抑制やミトコンドリア機能制御が重要とされている。一方、ドキソルビシン(DOX)は、臨床的に抗がん剤として用いられているが、重…

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  • 松本清張「筆記原稿」をめぐる三重の自己検閲

    吉野 泰平 日本近代文学 93 (0), 77-89, 2015

    <p>従来、全集をはじめとして単行本には全く収録されず、研究や批評も皆無であった「筆記原稿」(「小説公園」一九五七年九月)を発掘し、その「不敬」性について、戦時下・占領期・同時代の検閲をめぐるメディア(「朝日新聞」・「小説公園」・「真相」・カストリ雑誌)の様相を参照しながら検討した。「筆記原稿」は、表層のレベルで敗戦後に創出された規範に従いながらも、「無意識」下では敗戦前と同じように天皇・皇族を…

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  • 競争事態に対するα波成分の反応に基づいた対人ストレスの評価

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 42 (1), 39-46, 2015

    対人ストレスは,人それぞれに受け止め方が異なりその影響もさまざまである.本研究では,日常生活における対人ストレスのひとつとして競争事態に注目し,電気生理学的反応の観点から競争事態の認知の効果を検討するために,予告刺激を伴う反応時間課題を単独で行う条件と競争しながら行う条件の下で,脳波(EEG)の計測を行った.また,競争相手の可視性の影響を検討するために,競争条件では相手の姿が見える場合と見えない…

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  • 日本における農薬等の急性参照用量設定の基本的考え方

    吉田 緑, 鈴木 大節, 松本 清司, 代田 眞理子, 井上 薫, 高橋 美和, 森田 健, 小野 敦 食品衛生学雑誌 54 (4), 331-334, 2013

    ヒトが農薬等を24時間以内に経口摂取した場合の急性暴露による悪影響の指標として急性参照用量(Acute Reference Dose; ARfD)を設定する基本的考え方をSolecki <i>et al.</i>(2005)の指針を基にまとめた.ARfDの評価はすべての農薬を対象とし,急性影響とは単回投与で発現する毒性を指す.カットオフ値以上であればARfD設定の必要はないと判定すべきである.基…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献3件

  • 競争事態におけるα波に及ぼす競争成績と時間の影響について

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 40 (1), 11-19, 2013

    競争は,勝敗という明白な成功/失敗の結果を伴うため,期待や不安などの感情をより強く引き起こすことが予想され,人が日常的に経験するストレス場面のひとつであるといえる.そこで本研究では,競争事態におけるストレス反応の特徴を明らかにするために,脳波のα波成分に対する競争の成績(勝率)と時間の効果を調査した.予告刺激を伴う反応時間課題を,単独で行う条件と競争しながら行う条件との2つの条件下で40試行ずつ…

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  • 『砂の器』の功罪

    寺山, 千紗都 研究論集 12 1-16, 2012-12-26

    ...長きに渡り法によって隔離の対象とされ、偏見と差別に晒された歴史を持つハンセン病という病が殺人の動機として焦点 化される『砂の器』は、同時代の推理小説を「社会派」一色にした松本清張を代表する長編作品である。...

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  • 自殺企図者における過量服薬に関する実態調査

    渋澤, 知佳子, 小泉, 典章, 松本, 清美, 塚原, 照臣, 野見山, 哲生 信州公衆衛生雑誌 7 (1), 38-39, 2012-08

    要旨:自殺企図の手段として過量服薬があり、精神科や一般科による向精神薬等の処方の問題が以前から検討されている。長野県では、自殺企図事例の状況について調査を行い、最も多い企図手段であった過量服薬について分析を行った。その結果、過量服薬による自殺企図が多い性別・年代は、20代、30代女性であり、服薬した薬物は精神科の処方薬が最も多かった。自殺企図歴は自殺の最も強い危険因子と言われており、再企図による…

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  • 薬物依存症に関連する精神保健相談対応のあり方

    松本, 清美, 小泉, 典章, 新井, 智美, 上島, 真理子, 雨宮, 洋子 信州公衆衛生雑誌 6 (2), 93-99, 2012-03

    目的:薬物依存症の本人及び家族への支援の充実強化を図るため、相談対応の実態調査を基礎とし、薬物依存症の相談対応機関等の関わりの方向性を検討し、ハンドブックを作成した。その経過を通じ、本人および家族に対して、途切れることなく継続した支援を展開していく相談対応のあり方について考察したので報告する。方法:薬物依存症相談対応機関への調査、薬物依存症対策推進会議の開催、薬物依存症者・家族の個別調査を通じて…

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • ピアノ演奏における時間的ゆらぎについて : ゆらぎの歴史的変遷と指導法への示唆

    海老原 あゆみ, 松本 淸 富山大学人間発達科学部紀要 6 (2), 173-184, 2012-03

    演奏表現の実際においては,意識的あるいは無意識的なゆらぎが伴う。同一曲の楽譜を基に演奏を行っても,ゆらぎの様式は演奏者の演奏姿勢や楽曲解釈によって異なる。本研究では,演奏において現れる時間的なゆらぎを客観的に把握するために,演奏録音における拍時(1拍の演奏時間)を基に作成したプロファイルを演奏者間で比較する手法を開発した。この手法を用いて,19世紀後半から20世紀後半生まれの41名のピアニストに…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 日本における農薬の急性参照用量設定シミューレーション結果とその問題点

    吉田 緑, 鈴木 大節, 松本 清司, 代田 眞理子, 井上 薫, 高橋 美和, 小野 敦 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-72-, 2012

    現在日本では農薬のヒト健康影響指標には、一日許容摂取量が慢性曝露に対する指標として設定されている。近年、海外や国際評価機関においては、この指標に加え、ヒトが極めて短期間に農薬を摂取した際の急性曝露影響に対する健康影響が評価され、その指標として急性参照用量(acute reference dose, …

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  • 急性参照用量設定の考え方と具体例 -血液学的観点から-

    松本 清司 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), S7-3-, 2012

    急性参照用量(ARfD)は、既知の情報を基に24時間以内に摂取しても健康に何ら影響しない食品および飲料水中に残留する農薬の量をいう。農薬のARfD設定における重要なターゲットは、血液毒性、免疫毒性、神経毒性、初期に認める肝・腎毒性並びに内分泌及び生殖発生に対する影響とされている。食品安全委員会の農薬評価書等について約200の農薬を調べたところ、貧血は23%で見られ、赤血球系パラメターの軽度変化を…

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  • Kbl:JWウサギの対照動物及びサリドマイド投与動物に関する生殖関連指標の20年以上の安定性

    河村 佳徳, 松本 清, 佐藤 恵一朗 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-56-, 2012

    我々の研究施設で1990年から2010年まで20年以上に渡って実施したKbl:JWウサギの胚・胎児発生試験における対照群の動物の生殖関連指標及び自然発生性の奇形のデータ並びに1988年、1995年及び2007年に実施したサリドマイドの胚・胎児発生試験における奇形のデータをレトロスペクティブに解析した。対照群のデータを5または6年毎に分割して解析したところ、生殖関連指標並びに胎児の外表、内臓及び骨…

    DOI 医中誌

  • 薬物依存症に対する個別支援のあり方についての考察:薬物依存症対策推進事業2年目の取組みから

    松本, 清美, 小泉, 典章, 新井, 智美, 上島, 真理子, 雨宮, 洋子 信州公衆衛生雑誌 6 (1), 66-67, 2011-08

    当センターでは平成21年度から薬物依存症対策推進事業(3年聞の国のモデル事業)に取組み、初年度には相談機関での実態調査等実施し「薬物依存症対策推進事業計画」を策定した。次年度は計画に基づき、「相談者の状況に応じた個別支援の充実」を図ることを目標に、長野ダルクに入所経験のある方に対しての個別の閣き取り調査を実施し、薬物依存症者の回復へ向けての適切な支援方法について検討した。その結果、薬物依存症の回…

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  • 3.12栄村震災時の心のケア活動の経験を通して:災害時の心のケア活動の前提としての保健師の役割

    上島, 真理子, 小泉, 典章, 松本, 清美, 竹内, 美帆 信州公衆衛生雑誌 6 (1), 54-55, 2011-08

    栄村で3月12日、震度6強の地震があり、一部を除く村内全域に避難指示が出された。長野県精神保健福祉センターでは、震災直後より栄村役場、北信保健福祉事務所と連携をとりながら、訪問、相談、普及啓発活動,等の心のケアについての支援を行ってきた。その活動を振り返ると、個別相談において、住民の心の危機サインを速やかに把握するには、日頃広保健師活動が大切であることが浮き彫りとなった。今後も災害弱者への見守り…

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  • 関係機関が連携した回復支援とは:薬物依存症支援者のための相談対応ハンドブックの作成を通じて

    新井, 智美, 小泉, 典章, 松本, 清美, 上島, 真理子, 雨宮, 洋子 信州公衆衛生雑誌 6 (1), 68-69, 2011-08

    長野県では薬物依存症者とその家族等に対する支援などの対策を進めるため、薬物依干制定対策推進事業を平成21年度より開始した。その一環として、薬物依存在者¢相談支援に関わる支援者がどのような機関と連携し、支援を行っているのか、また、支援を子う上でどのよう材育報が必要なのかを調査した。当事者や家族に対して途切れなし時断売した支援を行うことを目指し、支援者が必要とする情報を盛り込んだハンドブックを作成し…

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  • UCT証明確率探索による詰碁解法プログラムの研究

    松本清吾, 丸山真佐夫 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 189-190, 2011-03-02

    囲碁の対局において、局所的な生死を判断することは重要な要素である。囲碁の対局プログラムにおいても、局所的な生死の判断はプログラムの強さに大きく影響する。 詰碁はこの局所的な生死を判断する問題である。プログラムによって詰碁を解くことができれば、対局プログラムの能力を向上させることができる。 場合の数が多い難しい詰碁の問題は、従来の手法では時間的制約やメモリの制約などで解を求めることが難しい。 …

    情報処理学会

  • CNVの構成成分からみた競争事態における認知および行動の特徴

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 38 (1), 27-34, 2011

    社会心理学的ストレスは個人によってその受け止め方はさまざまである.本研究では社会心理学的ストレスの一つとして競争事態を取り上げ,競争事態において予告刺激を伴う反応時間課題を実施し,その時の行動と随伴性陰性変動(CNV)を調査した.競争心の高い被験者または競争心の低い被験者が,姿の見える相手または見えない相手とともにその課題を行った.覚醒レベルの指標としての早期CNVおよび運動準備または刺激への期…

    DOI 医中誌

  • FDA及びEMAにおける小児用医薬品のための幼若動物を用いた非臨床安全性試験ガイダンス比較

    鈴木 睦, 下村 和裕, 松本 清, 青木 嘉信, 浜野 宝子, 竹内 くみこ, 梶原 力, 中村 和市 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20169-20169, 2011

    医薬品は主として成人を対象として開発される場合が多く、小児においては多くの医薬品において適応が取得されていない現状である。このような医薬品を小児に適応するためには、小児における治験や幼若動物を用いた非臨床試験が実施され、小児に対する安全性を十分に確保するべきである。臨床試験に関しては2000年にICH-E11「小児集団における医薬品の臨床試験に関するガイダンス」が通知され、小児における治験が促進…

    DOI

  • 大腿骨近位部骨折患者の排泄動作とBerg Blance Scaleとの関係

    宗野 亮, 松本 清実, 庄山 真理子, 藤井 弘通, 山田 将弘 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 96-96, 2011

    【目的】<BR> 入院患者にとって排泄動作の自立がニードとして多く挙げられており、日常生活場面においてもかかせない項目である。排泄動作は、下衣の着脱など姿勢の変化が見られる動作であり、立位での静的・動的バランス能力が必要であると考えられる。ADLの中でも早期に獲得したい項目であるが、自立度判定の指標となりえる研究やADLと立位バランス機能の関係についての報告は少ない。そこで今回、大腿骨近位部(頸…

    DOI

  • 本邦において小児適応を取得した医薬品における幼若動物を用いた毒性試験の実施状況に関する調査

    青木 嘉信, 下村 和裕, 松本 清, 鈴木 睦, 浜野 宝子, 竹内 くみこ, 梶原 力, 中村 和市 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20168-20168, 2011

    医薬品は主として成人を対象として開発される場合が多く、小児においては多くの医薬品において適応が取得されていない現状である。このような医薬品を小児に適応するためには、小児における治験や幼若動物を用いた非臨床試験が実施され、小児に対する安全性を十分に確保するべきである。臨床試験に関しては2000年にICH-E11「小児集団における医薬品の臨床試験に関するガイダンス」が通知され、小児における治験が促進…

    DOI

  • 既存添加物ドクダミ抽出物の品質評価

    石附 京子, 多田 敦子, 杉本 直樹, 松本 清, 受田 浩之, 松藤 寛, 山崎 壮, 河村 葉子 日本食品化学学会誌 17 (3), 192-197, 2010-12-20

    Dokudami extract, a natural antioxidant agent used as a food additive, is described as a purified ethanol extract of leaves of Houttuynia cordata (Japanese name: Dokudami) and is composed mainly of …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 自殺予防を目的とした電話相談について : こころの健康相談統一ダイヤルの利用状況から

    松本, 清美, 小泉, 典章 信州公衆衛生雑誌 5 (1), 64-65, 2010-08

    自殺者数が12年連続で3万人を超える状況の中、自殺総合対策大綱に基づき、平成20年9月10日(世界自殺予防デー)に、自殺の問題を抱えた多くの人が相談しやすい体制の整備を図る一環として内閣府からの委託を受け、自殺予防を目的とした専用電話「こころの健康相談統一ダイヤル」を開設した。開設から平成22年3月までの267件の電話相談について状況を分析したところ、利用者は男女差がなく、うつ状態ではあるが、自…

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  • 薬物依存の相談機関における薬物依存症の相談・支援の実態

    雨宮, 洋子, 小泉, 典章, 松本, 清美, 新井, 智美 信州公衆衛生雑誌 5 (1), 70-71, 2010-08

    長野県では長野ダルクが県内の薬物依存症相談において重要な役割を果たしてきたが、医療、行政での依存症の回復に向けての取組みは、必ずしも十分とは言えなかった。そこで、3ヵ年計画で薬物依存症対策推進事業を平成21年度より開始した。初年度として依存症当事者とその家族等に対する支援を検討するために、長野ダルク、県保健福祉事務所及び長野市保健所(以下保健所)、精神保健福祉センターが対応した薬物依存症相談の実…

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • 医療機関での薬物依存症に対する対応の状況について

    新井, 智美, 小泉, 典章, 松本, 清美, 雨宮, 洋子 信州公衆衛生雑誌 5 (1), 68-69, 2010-08

    長野県では薬物依存者とその家族等に対する支援など対策を進めるため、薬物依存症対策推進事業を平成21年度より開始した。初年度は現状と課題を把握するため精神科医療機関、行政の相談窓口、長野ダルクへの実態調査に取組んだ。そのうち精神科医療機関に対して実施した調査の結果から、他の相談機関と比べ薬物の離脱・精神病症状の治療のために、当事者が治療を希望し受診する事例が多いなどの特徴がみられ、県内の精神科医療…

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  • 長野県における平成19年、20年の自殺者の傾向について

    松本, 清美, 小泉, 典章, 疋田, 泰規, 竹内, 美帆 信州公衆衛生雑誌 4 (2), 17-23, 2010-04

    目的:わが国の自殺者の状況は、11年連続3万人を超え、長野県も500人前後の状況が続くなかで、平成19年から長野県警察の協力を得て自殺者の傾向の分析が可能となり、平成19年、20年の自殺者の傾向の比較をし、増加の要因を探ることを目的とした。方法:長野県警察の協力で、本県における平成20年における自殺者のデータ提示をうけ、自殺者の実態と背景について平成19年と比較した。結果・考察:自殺者数は平成1…

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  • Crl:CD(SD)雌ラットの加齢による性周期,生殖パラメータ及び胎児発生に及ぼす 影響

    山内 俊明, 石井 美沢, 松本 清, 茶谷 文雄 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 378-378, 2010

    [目的]毒性試験で汎用されているCrl:CD(SD)ラットは,一般毒性学的な背景データが豊富で,生殖発生毒性に関するデータも多いが, 加齢と生殖発生の関連を示す情報は少ない。本実験ではCrl:CD(SD)ラットの若齢から高週齢に至るまでの性周期をモニターするとと もに,経週的に雄ラットと交配させ繁殖成績を調べた。<BR> …

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  • 動物血液分析装置XT-2000iVを用いた骨髄有核細胞の計数及び分類 -第2報-

    坂田 孝, 西尾 綾子, 小田 康雅, 塩原 範久, 松本 清司 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 264-264, 2010

    【目的】我々は,第32回本学会において,動物用血液分析装置XT-2000iVを用いた骨髄有核細胞数の計測が可能であることを報告した。 今回,我々はBN,MES, BN.MES-<I>Cyba</I><SUP>mes</SUP>等の骨髄顆粒球系細胞の増殖を示すラット系より採取した骨髄を用いて骨髄細胞粗分類の 可能性について検討したので報告する。<BR> …

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  • ラット胎盤血流量に及ぼすケトコナゾールの影響

    市川 あおい, 杉本 武志, 城塚 康毅, 前田 恵美子, 茶谷 文雄, 松本 清, 川手 憲俊, 玉田 尋道 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 124-124, 2010

    【目的】妊娠12-14日のCrl:CD(SD)ラットにケトコナゾール(KZ)の25 mg/kg/日を経口投与すると妊娠20日の胎盤重量が増加し,この 増加はエストラジオール-17β(E2)の併用投与で消失する成績を得ている。今回,KZを妊娠12-14日に経口投与して胎盤の病理組織 学的変化並びに血流量を検討した。<BR> 【材料と方法】Crl:CD(SD)ラットにKZの25 …

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  • 発達障害の早期発達支援についての一考察

    松本, 清美, 小泉, 典章 信州公衆衛生雑誌 4 (1), 60-61, 2009-08

    平成17年に施行された発達障害者支援法は、発達障害者のライフステージに応じた適切な支援を受けられる体制整備を目指している。そこで、県内市町村において、各市町村の地域や規模に応じた早期発達支援体制の整備が図られるためのツールとなるガイドブックの作成を通じ、発達障害の早期発見、早期支援の取り組みを県下の全市町村において行っていく上での検討を行い、取り組みの方向性を提示したので報告する。

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • 長野県精神保健福祉センターにおける「自死遺族交流会」設立支援について

    小泉, 典章, 松本, 清美, 出澤, 聡子, 小山, せつ子 信州公衆衛生雑誌 4 (1), 89-94, 2009-08

    目的:本県には自死遺族の援助グループがないことから、行政が率先して、グループ作りを試みた。方法:自死遺族相談など、自死遺族への具体的な個別支援と、当センターのこれまでの家族会や当事者支援の経験を生かし、平成18年度より準備を開始した。交流会を結成することを目標として、学習会や準備会を計画し、段階的に取り組んだ。結果:自死遺族のわかちあいを中心としたグループ支援は、平成19年度から定期的な自死遺族…

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  • Wistar Hannover及びSprague Dawleyラット間の系統差に関する検討

    有坂 宣彦, 武藤 信一, 奥原 裕次, 松見 繁, 筒井 康貴, 酒井 里美, 竹澤 英利, 山田 寛臣, 三上 博史, 平尾 雅郎, 西尾 綾子, 友澤 寛, 松本 清司 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4164-4164, 2009

    【目的】Wistar Hannover(WH)ラットは欧州での毒性試験における頻用系統であるが,本邦での使用実績は少ない。近年,WHラットはSprague Dawley(SD)ラットに比して小型,温順な性質,優れた長期生存性等の理由で毒性試験における有用性が期待されている。しかし,WHラットと頻用系統であるSDラットとの比較例は少ない。今回,亜急性毒性試験を想定した週齢でWH及びSDラット間の系…

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  • 濃縮管とSPR免疫センサを用いた2,4,6-トリニトロトルエンの検出

    入江 達也, 小野寺 武, 水田 完, 三浦 則雄, 松本 清, 都甲 潔 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 367-367, 2009

    現在,世界各国において戦争やテロ等による爆発物の被害が深刻化されている.これらの被害を未然に防ぐために信頼性の高い爆発物検知技術が必要とされている.現在使われている金属探知機や爆発物探知犬に代わる方法として,SPR免疫センサによる高感度検出手法の開発が行われている.しかし,抗原抗体反応は液体の状態でないと測定ができないため,空気中の爆薬成分を液相に濃縮する必要がある.本研究は,対象の爆薬成分を2…

    DOI

  • 競争の結果に関連したERPの構成成分について : 主成分分析法による

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 36 (1), 47-53, 2009

    本稿では,競争的状況におけるP300について,平均振幅の分析から得られた結果を確かめるために,主成分分析(PCA)を用いて分析された.P300は競争の結果を呈示することによって誘発され,その競争では競争心の高い被験者と低い被験者が見える相手または見えない相手とともに,予告刺激を伴う反応時間課題を行った.その結果,slow …

    DOI

  • 置換法を用いたSPR免疫センサによる芳香族ニトロ化合物の検出

    金 虎, 小野寺 武, 森 陽一, 三浦 則雄, 松本 清, 都甲 潔 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 347-347, 2009

    現在の主な爆発物探知法としては,訓練された犬に爆薬の匂いを探知させる方法,金属探知機により探知する方法,X 線検査装置により検知する方法があるが,いずれの方法にも課題がある.爆発物からは微量ながら爆薬成分が空気中に漏洩している.本研究は,抗体の特異性(抗原抗体反応)を利用して芳香族ニトロ化合物を捕らえ,表面プラズモン共鳴(SPR)センサで高感度に検出することを目的としている.検出方法としては置換…

    DOI

  • 表面プラズモン共鳴(SPR)免疫センサを用いたフレーバーの検出に関する研究

    陳 つぇん, 小野寺 武, 三浦 則雄, 松本 清, 都甲 潔 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 368-368, 2009

    現在飲料メーカーでは先に製造した飲料の香り成分が引き続き作る飲料に移ってしまうことを防止するために、ラインの洗浄に莫大な時間とコストをかけている。洗浄度の判定は検査員による官能検査が行われているが、個人差や外因の影響を受けるため検知は困難である。洗浄時間やコストを削減し、生産効率を向上させるために、人の嗅覚より低濃度で検出可能かつ短時間で測定可能な検出方法が望まれている。新しい検出方法として表面…

    DOI

  • 抗酸化物質の2成分混合系におけるDPPHラジカル消去活性

    松藤 寛, 佐々 怜一郎, 本間 友輝, 宮島 拓臣, 千野 誠, 山崎 壮, 島村 智子, 受田 浩之, 松井 利郎, 松本 清, 山形 一雄 日本食品科学工学会誌 56 (3), 129-136, 2009

    DPPHラジカル消去活性測定法を用いて,2成分間の活性に及ぼす効果(相乗効果,相加効果,相殺効果)について検討した.11種の酸化防止剤55通りの組み合わせでは,36通りにおいて統計上相乗効果,1通りで相殺効果と判定される結果が得られた.一方,24種の化合物276通りの組み合わせ(うち15通りは重複)では,74通りにおいて相乗効果,61通りで相殺効果が得られた.しかし,これらの多くの組み合わせによ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献36件

  • 事象関連電位からみた競争結果の認知について

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 35 (1), 27-32, 2008

    本研究では,競争の結果の認知の特徴を明らかにするために,反応時間課題を用いた競争課題を実施し,結果の呈示によって誘発されたERPを記録した.被験者の競争心の高さを調査し,競争課題時には相手の姿が見える場合と見えない場合とを設定した.P300は注意資源配分の指標となり,N400は意味処理を反映するとされていることから,これらの成分に対する,競争心の高さ及び競争相手の可視性の影響について検討を行った…

    DOI 医中誌

  • SPR免疫センサによる着香物質の検出方法の確立

    清水 拓造, 小野寺 武, 白須 直人, 三浦 則雄, 松本 清, 都甲 潔 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 7-7, 2008

    現在,飲料業界では,消費者のニーズの多様化から少量多品種生産を強いられ,同じ製造ラインで複数の飲料の製造を行っている.その際に着香(先に製造した飲料の香気成分が引き続き製造する飲料に残る現象)が起こる.そのため過度な洗浄を行う必要があり,生産性の低下につながっている.そのため,ラインの洗浄度を客観的に判定する技術が必要である.本研究では,高感度な一種の屈折率計であるSPR(表面プラズモン共鳴)セ…

    DOI

  • 爆薬蒸気のサンプリング方法の検討

    入江 達也, 小野寺 武, 水田 完, 三浦 則雄, 松本 清, 都甲 潔 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 6-6, 2008

    現在,世界各国において戦争やテロ等による爆発物の被害が深刻化されている.これらの被害を未然に防ぐために信頼性の高い爆発物検知技術が必要とされている.現在使われている金属探知機や爆発物探知犬に代わる方法として,SPR免疫センサによる高感度検出手法の開発が行われている.しかし,抗原抗体反応は液体の状態でないと測定ができないため,空気中の爆薬成分を液相に濃縮する必要がある.本研究は,対象の爆薬成分を2…

    DOI

  • 競争結果の呈示と事象関連電位について

    松本 清, 佐久間 春夫 バイオフィードバック研究 34 (1), 41-51, 2007

    競争において,よりよいパフォーマンスを発揮するためには,結果に対する認知は重要である.競争場面には,スポーツのように競い合う相手と空間を共有している場合もあるが,オンライン化されたテレビゲームのように相手から隔離されている場合もある.同じ課題を用いた競争でも,環境が異なれば,その時の情報処理過程も異なってくることが予想される.一方,事象関連電位(ERP)の中で,P300はその振幅が注意配分の指標…

    DOI 医中誌

  • フローサイトメトリー法によるラット腹腔内細胞分類の検討

    西尾 綾子, 友澤 寛, 坂田  孝, 宮本  樹美代, 小田  康雅, 松本 清司 日本トキシコロジー学会学術年会 34 (0), 5138-5138, 2007

    【目的】 腹腔内には免疫細胞が存在し、腸管免疫をはじめ炎症、免疫、アレルギーに深く関与していると考えられている。そのためマクロファージ等の腹腔内細胞を回収してさまざまな免疫機能解析等が研究されており、その初期検査として通常、回収細胞の分類が行われる。今回、自動血球分析装置を用いてラットの腹腔内細胞の自動分類を試みたので、その成績を報告する。<BR> 【実験方法】 …

    DOI

  • 酸化防止剤力価評価のための各種抗酸化活性測定法の共同試験

    島村 智子, 松浦 理太郎, 徳田 貴志, 杉本 直樹, 山崎 壮, 松藤 寛, 松井 利郎, 松本 清, 受田 浩之 日本食品科学工学会誌 54 (11), 482-487, 2007

    既存添加物のうち,酸化防止剤に分類される品目の抗酸化活性に基づく新たな品質規格策定を最終目的とし,その基礎となる抗酸化活性評価法の公定化に対する適用性の検討を行った.本研究では,代表的な分光学的抗酸化活性測定法であるDPPH法,ABTS法,WST-1法による単一化合物酸化防止剤(9種類)の抗酸化活性測定を3カ所の研究室で共同試験し,得られた結果の室間再現精度の検証を行った.その結果,DPPH法,…

    DOI Web Site 被引用文献16件 参考文献31件

  • 紫甘しょに含まれる主要アントシアニンの一斉定量

    寺原 典彦, 沖 智之, 松井 利郎, 福井 敬一, 杉田 浩一, 松本 清, 須田 郁夫 日本食品科学工学会誌 54 (1), 33-38, 2007

    紫甘しょやその加工食品に含まれる真のAN含量を決定するため,HPLCによる一斉定量法の確立を検討した.酸性化溶媒にギ酸を選択し,種々のHPLC分析条件を検討した結果,品種「アヤムラサキ」塊根中に含まれる主要な8種(YGM-1a, -1b, -2, -3, -4b, -5a, -5b, -6)のANピークが良好に分離する条件を設定できた.本条件下では1回の分析に要する時間は40分であり,これまでに…

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献53件

  • 草川信の音楽作品の成り立ち -生涯と音楽的背景および作曲法の特徴-

    森田 信一, 松本 清 富山大学人間発達科学部紀要 1 (1), 247-260, 2006-12

    大正期の童謡運動は、鈴木三重吉が子どものための質の良い読み物を考慮し、「子供の純性を保全開発するために、現代第一流の藝術家の真摯なる努力を集め、兼て、若き子供のための創作家の出現を迎ふる、」(鈴木 1917)ことを目指して大正7年に創刊した「赤い鳥」に代表され、続いて「金の鈴」「童謡」などの雑誌も刊行された。これらの雑誌を中心とした童謡作品については、主に物語や詩などの言葉の面から多くの研究が行…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 思春期ピアカウンセラー・システムづくり事業の取り組みについて

    松本, 清美 信州公衆衛生雑誌 1 (1), 28-29, 2006-08

    性情報の氾濫・誤った知識による性行動の活発化、10代の人工妊娠中絶、性感染症の増加を防ぐため、思春期の子ども達が正しい知識を得るとともに、性行動などを自己決定する力をつけるように、同世代の仲間による相談体制の整備を図ることを目的として思春期ピアカウンセラー・システムづくり事業に取りくみ3年が経過した。県内での広がり、方向性が見えてきたので報告する。

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • Formation of Zinc Protoporphyrin IX form Myoglobin with Pork Loin Extract

    石川 洋哉, 吉原 美由紀, 馬場 愛, 川渕 大毅, 佐藤 雅彦, 沼田 正寛, 松本 清 Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University 51 (1), 93-97, 2006-02-01

    The formation of zinc protoporphyrin ⅠⅩ (ZPP) with pork loin extract was determined by visible absorption and fluorecsent spectral analyses. After the aaerobic incubation ( in the dark at pH 5.5 and …

    DOI HANDLE 被引用文献4件

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