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検索結果 96 件

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  • 腹腔鏡下胆囊摘出術時の胆道造影により急性膵炎を発症した1例

    松村 優, 冨田 大輔, 藤澤 顕徳, 村上 央, 小林 雅裕, 大久保 悟志, 進藤 潤一, 今村 綱男, 高澤 豊, 橋本 雅司 日本消化器外科学会雑誌 57 (4), 190-196, 2024-04-01

    <p>症例は60歳の男性で,健康診断で胆囊内隆起性病変を指摘された.超音波内視鏡検査では胆囊内面に瀰漫性に広がる小隆起を認めた.MRCPでは胆囊管と後区域枝が共通幹を形成する解剖学的破格を認めたが,膵・胆管合流異常を疑う所見はなかった.悪性腫瘍が潜在している可能性が否定できず,腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した.胆囊管の誤認を早期に発見するため術中胆道造影を施行したところ,胆囊管と後区域枝に加え,膵管…

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  • 玄米由来新規素材の調理への利用に関する研究

    後藤 咲季, 永松 千怜, 松村 優, 升井 洋至 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 65-, 2023

    <p>【目的】玄米の糠層には,食物繊維やビタミン類,ミネラル類など,栄養成分が豊富に含まれている。しかし,糠層は,玄米から精白米への搗精時,重量で約1割程度が廃棄されている。本研究では,精米時に不要とされ,栄養価が高い糠層を食糧源として有効活用することを目的とし,玄米搗精時に生じる不味な糠より栄養価と良食味を両立し得る玄米部位を選択的に採集し得られる,亜糊紛層,胚芽の胚盤及び破砕細胞群から成る玄…

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  • Integrated Palliative care Outcome Scale(IPOS)の非がん患者への実施可能性と表面的・内容的妥当性の検討

    石井 容子, 伊藤 奈央, 松村 優子, 横山 孝子, 青山 真帆, 宮下 光令 Palliative Care Research 18 (4), 283-291, 2023

    <p>【目的】緩和ケアの包括的な評価尺度であるIntegrated Palliative care Outcome Scale(IPOS)の非がん患者への適用を検討する.【方法】非がん患者と患者をケアする医療者, 各20名にIPOSの調査票へ回答してもらい,その調査票に対するコグニティブインタビューを行った.インタビュー内容は,質的分析手法である内容分析を用いて分析した.【結果】患者・医療者とも…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • ウィズコロナ時代の柔道の専門実技における学修成果の充実に向けた試み:

    松村 優輝, 松下 盛泰, 渡辺 輝也 スポーツパフォーマンス研究 15 (0), 24-43, 2023

    保健体育の教職課程ではウィズコロナ時代にあっても柔道を安全に教えられる指導力の基礎を育む必要がある.先行研究は,バディシステムの導入を通じて感染症対策と学修成果の保障を試みたが,模擬授業の実施などに起因して技能学修に課題が残されたことを報告している.本研究の筆頭著者がTAとして勤務する大学では,2022 …

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  • ウィズコロナ時代の柔道の専門実技における学修成果の保障に向けた試み:

    松村 優輝, 松下 盛泰, 渡辺 輝也 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 68-81, 2022

    保健体育の教職課程では柔道を安全に教えられる指導力の基礎を育む必要があるが,コロナ禍における柔道の専門実技の実施には高い感染リスクが認められる.本研究では,柔道の専門実技における学修成果の保障に向けたバディシステムの導入などの取り組みについて,その成果と課題を検証した.本研究の筆頭著者が柔道の専門実技のTAとして勤務する大学では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け,2021年度春学期には5…

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  • 郊外計画住宅地における高齢者が外出しやすい市街地環境

    松村 優, 真鍋 陸太郎, 村山 顕人 都市計画論文集 56 (1), 24-31, 2021-04-25

    <p>外出は高齢者が自立して生活していく上で重要な要素である。本研究では徒歩による外出に関わる街路や施設配置などの市街地環境に着目し、外出の阻害要因および促進要因を明らかにすることを目的とした。高齢化が進む郊外計画住宅地である小金原地域において市街地環境の客観的調査・アンケート調査・ヒアリング調査を行ったところ、主に「坂道・公共交通不便という阻害要因があること」、「いつでも立ち寄れる行き先という…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 光吸収体と細胞パターニングの統合による位置選択的なオプトポレーション法の開発

    服部 蓮, 松村 優基, Mohan Loganathan, 手島 美帆, 柴田 隆行, 永井 萌土 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 745-746, 2021-03-03

    <p>再生医療の実用化には,高品質(安定的に機能を発現する)細胞が大量に求められ,我々は高品質細胞を大量に生産する位置選択的な細胞内デリバリ技術の開発を行っている.細胞の選択的配置には,直径10~45µmの非接着性のバイオレジストを形成した.培養中のレジストパターンの縮小傾向,単一細胞の配置条件を評価した.続けて,エネルギ吸収体とバイオレジストを統合して使用し,位置選択的な細胞デリバリの可能性を…

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  • 顔料分散パターンへのパルスレーザ照射を用いたトランスフェクション法の開発

    松村 優基, 服部 蓮, Mohan Loganathan, 沼野 利佳, 柴田 隆行, 永井 萌土 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 747-748, 2021-03-03

    <p>オプトポレーション法は光を利用した細胞内デリバリ技術であり,ウイルスを用いた方法に比べて安全性が優れる.これまで顔料を分散したSU-8マイクロパターンを用い,レーザ誘起衝撃波が発生することを確認した.今回それを発展させ,HeLa細胞のトランスフェクションを実現した.異なるレーザエネルギにて,GFP遺伝子をコードするプラスミドDNAの細胞内導入実験を行い,緑色蛍光を観察して遺伝子発現効率を評…

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  • 郊外住宅地に住む高齢者の外出を維持する地域戦略のあり方に関する一考察

    似内 遼一, 荻野 亮吾, 梅本 大輔, 松村 優, 櫻井 理加, 細萱 一立, 遠藤 良顕 福祉のまちづくり研究 22 (Paper), 23-34, 2021-03-01

    <p>超高齢社会時代の日本では、高齢者が健康で自立した日常生活を送れるよう外出しやすい環境を整えていく必要がある。特に緩やかに都市の集約化が進む中で、郊外住宅地の高齢者の外出維持が課題である。本研究では、郊外住宅地に住む高齢者の外出実態を把握し、それを維持する地域戦略を検討した。調査結果から、対象者の外出タイプを4類型に分類し、各タイプの外出行動の構造、範囲、及び手段を分析した。その結果、各要素…

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  • 温泉地におけるエコツアーの効果に関する研究

    西村 公一, 海津 ゆりえ, 瀧 康洋, 松村 優也 観光研究 33 (1), 135-142, 2021

    日本三名泉の一つであり、近年エコツーリズムの考え方に基づく地域づくりを推進している下呂温泉において、温泉利用やエコツアーによる効果の科学的な検証を目的として、温泉施設滞在者とエコツアー参加者を対象にアンケート調査を実施した。その結果、温泉利用による心身の改善効果、エコツアー参加による地域の自然、歴史、文化に対する理解向上、エコツアー参加者の高いリピート意向等が確認された。さらに、温泉だけを利用す…

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  • 田園住居地域指定による都市農地の活用可能性

    松村 優, 山口 忠志, 真鍋 陸太郎, 村山 顕人, 小泉 秀樹 都市計画報告集 19 (2), 174-179, 2020-09-07

    <p>田園住居地域は、農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した良好な住環境を保護するための用途地域として2018年に創設された。具体的に指定に向けた検討を進める自治体もあり、制度自体も改善に向けて地区計画の創設も含めた運用が考えられている一方で、具体的な地域に即した制度内容の検討の蓄積が少ないと言える。本研究では「農の風景育成地区」に指定されている練馬区高松地区を対象としてケーススタディを行い…

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  • Rによるテキスト分析入門

    三村 喬生, 松村 杏子, 松村 優哉, 関家 友子 情報の科学と技術 70 (4), 181-186, 2020-04-01

    <p>テキスト分析とは,文字として符号化された筆者の意図を定量的な手法により逆符号化するプロセスである。特に大量のデータを用い,その内部に潜む構造や背後にあるアルゴリズムを統計的に推定する手法が盛んに研究され,多くのプログラミング言語において実装が進んでいる。その中でもR言語はプログラミング初心者でも見通しよく解析プロセスを進めることができるため入門に適している。そこで本稿ではテキスト分析初心者…

    DOI Web Site

  • 経験の分散表現による意味類似性判定と経験価値を提供する地物検索

    松村, 優也, 大島, 裕明, 田中, 克己, 吉川, 正俊 2017年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2017 8p-, 2017-09-15

    本研究では、「安眠できる」、「女性とちょっとお酒を飲む」のような経験の動詞句表現を入力とし、その経験を享受できる地物を検索する手法を提案する。 そのような検索を実現するため、本研究では、レビューサイトのコンテンツをマイニングし、経験が可能である状況を表す語で特徴づけた分散表現を用いることで経験どうしの意味類似性を判定し、利用する。

    情報処理学会 Web Site

  • 小学校、中学校における書く力の再考(第3年次) : 他教科や生活への活用を目指して(プロジェクト研究)

    大熊,徹, 細川,太輔, 千田,洋幸, 中村,和弘, 廣川,加代子, 木下,ひさし, 笠井,正信, 上田,真也, 古谷,理恵, 井上,陽童, 福田,淳佑, 青山,尚司, 小倉,勝登, 大塚,健太郎, 成家,雅史, 三浦,尚介, 吉永,安里, 宮嵜,佐智子, 岩浅,健介, 森,顕子, 渡邉,裕, 石井,健介, 田中,成行, 松原,洋子, 荻野,聡, 片山,守道, 奥村,千絵, 浅見,優子, 油,史枝, 生島,靖裕, 伊澤,圭花, 石川,尚樹, 薄井,智美, 筧,理沙子, 川畑,秀成, 窪田,雅美, 小林,真理子, 坂本,喜代子, 三枝,美枝, 高桑,美幸, 高瀬,誠哉, 武井,二郎, 藤村,由紀子, 松江,宣彦, 松村,優子, 矢作,朋子, 金野,泰久, 小山,進治, 小川,明夫, 大川,修一, 新井,孝昇, 赤井,聡子, 梅田,芳樹, 星野,真奈美, 諸戸,香織, 佐藤,恵子, 山本,大輝, 高橋,麻樹子, 南館,伸介 東京学芸大学附属学校研究紀要 41 1-8, 2015-01

    type:論文(Article)

    機関リポジトリ

  • 脳動静脈奇形に対しガンマナイフ照射後,delayed massをきたした2例

    和田 晃, 水谷 徹, 中條 敬人, 中山 禎理, 桑島 淳氏, 松本 政輝, 藪崎 肇, 川内 雄太, 入江 亮, 九社前 実香, 松村 優, 久保 美奈子, 飯塚 一樹 脳卒中の外科 43 (5), 373-379, 2015

    Here we report two cases of a delayed mass after gamma knife surgery (GKS) for a cerebral arteriovenous malformation (AVM). Case 1 involved a 71-year-old man who had been treated with GKS for a …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 在宅緩和ケアにおけるLiverpool Care Pathway日本語版在宅バージョンの開発と実施可能性の検討

    菅野 雄介, 平原 優美, 荒木 和美, 松村 優子, 八杉 まゆみ, 川村 幸子, 古賀 友之, 茅根 義和, 宮下 光令 Palliative Care Research 9 (4), 112-120, 2014

    <b>【目的】</b>Liverpool Care Pathway日本語版在宅バージョン(LCP在宅版)を開発し, 実施可能性を検討する. <b>【方法】</b>在宅緩和ケアを行っている3施設で, 予後数日と予測されるがん患者を対象にLCP在宅版を使用し, ケアの目標達成状況と看護師を対象に質問紙調査を実施した. <b>【結果】</b>LCP在宅版を使用した患者は35名であった. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 内頚動脈海綿静脈洞部巨大動脈瘤塞栓術後に脳膿瘍をきたした1 例

    奥村 浩隆, 水谷 徹, 杉山 達也, 九社前 実香, 藤島 裕丈, 中條 敬人, 藪崎 肇, 松村 優, 入江 亮, 川内 雄太, 松本 政輝, 中山 禎理, 鷲見 賢司, 谷岡 大輔, 和田 晃, 清水 克悦 脳神経血管内治療 8 (2), 89-94, 2014

    【目的】内頚動脈海綿静脈洞部動脈瘤塞栓術の1 年後にコイル感染および脳膿瘍をきたした1 例を経験したので報告する.【症例】59 歳,男性.複視にて発症した左内頚動脈海綿静脈洞部の巨大脳動脈瘤に対し塞栓術が施行されるも,1 年後に動脈瘤の増大をきたした.MRI にて左側頭葉に動脈瘤に接した脳膿瘍を認め,抗生剤投与したが,脳膿瘍は増大し症状悪化した.動脈瘤塞栓術および母血管閉塞の後,脳膿瘍摘出術施行…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 小学校、中学校における書く力の再考(第2年次) : 他教科や生活への活用を目指して(プロジェクト研究)

    大熊,徹, 細川,太輔, 千田,洋幸, 中村,和弘, 廣川,加代子, 木下,ひさし, 笠井,正信, 上田,真也, 古谷,理恵, 井上,陽童, 福田,淳佑, 青山,尚司, 小倉,勝登, 大塚,健太郎, 成家,雅史, 三浦,尚介, 吉永,安里, 宮嵜,佐智子, 岩浅,健介, 森,顕子, 渡邉,裕, 石井,健介, 田中,成行, 松原,洋子, 荻野,聡, 片山,守道, 奥村,千絵, 浅見,優子, 油,史枝, 生島,靖裕, 伊澤,圭花, 石川,尚樹, 薄井,智美, 筧,理紗子, 川畑,秀成, 窪田,雅美, 小林,真理子, 坂本,喜代子, 三枝,美枝, 高桑,美幸, 高瀬,誠哉, 武井,二郎, 藤村,由紀子, 松江,宣彦, 松村,優子, 矢作,朋子, 金野,泰久, 小山,進治, 小川,明夫, 大川,修一, 新井,孝昇, 赤井,聡子, 梅田,芳樹, 星野,真奈美, 諸戸,香織, 佐藤,恵子, 山本,大輝, 高橋,麻樹子, 南館,伸介 東京学芸大学附属学校研究紀要 40 1-9, 2013-08

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  • 小学校、中学校における書く力の再考(第1年次) : 他教科や生活への活用を目指して(プロジェクト研究)

    大熊,徹, 細川,太輔, 千田,洋幸, 中村,和弘, 廣川,加代子, 木下,ひさし, 笠井,正信, 上田,真也, 古谷,理恵, 井上,陽童, 福田,淳佑, 青山,尚司, 小倉,勝登, 大塚,健太郎, 成家,雅史, 三浦,尚介, 吉永,安里, 宮嵜佐智子, 岩浅,健介, 森,顕子, 渡邉,裕, 石井,健介, 田中,成行, 松原,洋子, 荻野,聡, 片山,守道, 奥村,千絵, 浅見,優子, 油,史枝, 生島,靖裕, 伊澤,圭花, 石川,尚樹, 薄井,智美, 筧,理紗子, 川畑,秀成, 窪田,雅美, 小林,真理子, 坂本,喜代子, 三枝,美枝, 高桑,美幸, 高瀬,誠哉, 武井,二郎, 藤村,由紀子, 松江,宣彦, 松村,優子, 矢作,朋子, 金野,泰久, 小山,進治, 小川,明夫, 大川,修一, 新井,孝昇, 赤井,聡子, 梅田,芳樹, 星野,真奈美, 諸戸,香織, 佐藤,恵子, 山本,大輝, 高橋,麻樹子, 南館,伸介, 松田,昌幸, 笹平,真之介 東京学芸大学附属学校研究紀要 39 54-60, 2012-08

    type:論文(Article)

    機関リポジトリ

  • 難治性腹水により大網の腹壁外脱出を伴う成人臍ヘルニア破裂をきたした1例

    絹田 俊爾, 輿石 直樹, 松村 優, 平井 優, 渡部 裕志, 木嶋 泰興 日本臨床外科学会雑誌 71 (1), 221-224, 2010

    症例は54歳,男性.アルコール性肝硬変・難治性腹水にて近医で治療を受けていた.自宅で臍部より大量に腹水の流出を認め,近医を受診し精査加療目的に当科紹介受診となった.肉眼所見およびCT検査所見より大網の腹壁外脱出を伴う臍ヘルニア破裂と診断し,緊急手術を行った.脱出した大網を切除し,直径2cm大のヘルニア門を確認した.アスピレーション用カテーテルを腹腔内に留置し,ヘルニア門は単純閉鎖した.術後は腹腔…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献13件

  • 一回嚥下量の変化が嚥下運動に及ぼす影響―Manofluorographyによる解析―

    松村 優子, 唐帆 健浩, 田部 哲也, 北原 哲 日本気管食道科学会会報 57 (4), 351-362, 2006

    一回嚥下量の変化が嚥下動態に及ぼす影響を,透視画像と嚥下圧波形の時間的関係に着目してマノフルオログラフィを用いて検討した。健常成人10名を対象に唾液嚥下,5mlおよび10ml造影剤嚥下における透視画像と舌根部·下咽頭部·食道入口部の3部位における嚥下圧波形を同期して記録し,画像から(1)舌根·咽頭後壁(BT·PPW)接触時,(2)同接触終了時,(3)喉頭閉鎖獲得時,(4)同閉鎖終了時,(5)舌骨…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献30件

  • 皮膚筋炎に伴う嚥下障害の検討

    唐帆 健浩, 兵頭 義浩, 松村 優子, 安達 仁, 北川 洋子, 田部 哲也, 北原 哲 耳鼻と臨床 50 (1), 88-92, 2004

    皮膚筋炎は、横紋筋の炎症を基本病変とする全身性炎症性疾患であり、特徴的な皮膚病変を合併し、12から60%に嚥下障害を認める。本疾患に伴う嚥下障害は、類似疾患である多発性筋炎に伴う嚥下障害と同一視されてきたが、近年、両筋炎の病因は異なる可能性が示され、両筋炎に伴う嚥下障害も、区別して検討する必要がある。今回われわれは、嚥下障害を疑われた皮膚筋炎症例に関して、嚥下機能を検討した。対象は嚥下障害の合併…

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 舌に発生したSalivary duct carcinomaの1例

    磯田 幸秀, 田部 哲也, 松村 優子, 北原 哲 頭頸部外科 13 (1), 19-22, 2003

    A rare case of salivary duct carcinoma (SDC) arising from a tongue is presented. The patient is a 67 year-old male who complaining of a pain and mass in his tongue. Open biopsy revealed SDC. The …

    DOI 医中誌

  • 中咽頭への液体注入による嚥下反射の惹起

    唐帆 健浩, 兵頭 義浩, 松村 優子, 北川 洋子, 安達 仁, 田部 哲也, 北原 哲 耳鼻と臨床 49 (5), 363-366, 2003

    健常成人10名を対象に、口腔から挿入したチューブを舌根部に固定して、さまざまな液体を中咽頭に注入し、嚥下反射が惹起されるまでの注入時間および注入量を比較検討した。口腔内にカテーテルを、口唇から9-10cm挿入し, シリンジポンプを用いて一定速度で舌根部に各種液体を注入した。注入設定は (1) 常温蒸留水の緩徐注入、(2) 常温蒸留水の急速注入、(3) 常温生理食塩水の急速注入、(4) …

    DOI 医中誌

  • 内視鏡を用いた嚥下機能検査

    唐帆 健浩, 兵頭 義浩, 松村 優子, 北川 洋子, 田部 哲也, 北原 哲 耳鼻と臨床 49 (6), 454-458, 2003

    嚥下障害患者に対して、内視鏡を用いた嚥下機能検査と咽頭食道造影検査を実施し、誤嚥の検出精度に関して両者を比較し、内視鏡検査の信頼性を検討した。対象は、誤嚥を疑われて当科を受診した86例である。患者の原疾患は、脳血管障害30例、ALS7例、脳腫瘍術後7例などである。誤嚥に関して内視鏡検査と造影検査は高い連関性を示した。内視鏡検査にて誤嚥を認めたのは86例中40例であり、このうち造影検査でも誤嚥を認…

    DOI

  • 仮声帯発声の音声治療

    北川 洋子, 北原 哲, 田村 悦代, 古川 太一, 松村 優子 音声言語医学 42 (3), 213-219, 2001

    We reported a case study of a 66-year-old male with ventricular dysphonia. The procedures and results of voice therapy using various techniques were detailed. Weekly voice therapy by a speech …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献15件

  • 下咽頭癌に対する喉頭下咽頭部分切除術

    北原 哲, 甲能 直幸, 田部 哲也, 中之坊 学, 松村 優子, 木原 圭一 頭頸部腫瘍 26 (1), 34-40, 2000

    Hypopharyngeal cancer is mostly diagnosed at the advanced stage and resected as total pharyngo-laryngo-esophagectomy in many cases. However, as long as the tumor is localized, there are some cases …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献13件

  • 咽喉頭異常感を主訴とした脳幹腫よう例

    松村 優子, 田部 哲也, 唐帆 健浩, 大前 由紀雄, 北原 哲 耳鼻咽喉科臨床 93 (8), 685-690, 2000

    A-23-year-old man complained of abnormal sensations in his throat and dysphagia for 4 months. He had a variety of other complaints such as general fatigue, anorexia, nausea, and vomiting. He was …

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 副咽頭間隙に発生した滑膜肉腫例

    増田 行広, 甲能 直幸, 松村 優子, 北原 哲 耳鼻咽喉科臨床 93 (11), 959-965, 2000

    Synovial sarcomas occur primarily in the periarticular region and are predominantly located in the extremities. However, they can arise in the head and neck region. In the available Japanese …

    DOI 医中誌 被引用文献7件 参考文献32件

  • えん下障害に対する気道食道分離手術

    北原 哲, 田部 哲也, 中之坊 学, 唐帆 健浩, 松村 優子, 北川 洋子, 大前 由紀雄 日本気管食道科学会会報 50 (6), 603-608, 1999

    We experienced 21 patients who were administered surgical procedures to prevent aspiration in the Otolaryngology Department of the National Defense Medical College Hospital between January 1989 and …

    DOI

  • Lindeman気管食道吻合術のリリース手術の経験

    北原 哲, 中之坊 学, 唐帆 健浩, 松村 優子 耳鼻と臨床 45 (6), 540-542, 1999

    49歳男性の片側梨状陥凹型下咽頭癌に喉頭下咽頭部分切除の後、大胸筋皮弁にて喉頭を再建し、同時に誤嚥防止にLindemanの気管食道吻合術を行った。7ヵ月後、バリウムの喉頭通過量が5%になった。Lindeman手術より380日の時点でリリース手術を施行した。軽度の誤嚥を認めたためchindownによるrehabilitationを4週間行ったところ、誤嚥は完全に消失した。リリース手術後一年、嚥下障…

    DOI 医中誌 被引用文献4件

  • 頭頚部粘膜に生じた悪性黒色腫6例

    松村 優子, 田部 哲也, 松永 毅, 山口 健吾, 唐帆 健浩, 田村 悦代, 北原 哲 耳鼻咽喉科臨床 91 (5), 519-526, 1998

    Six cases of malignant melanoma occurring in the head and neck region, and treated at National Defense Medical College from 1989 to 1997, are presented. Patient age ranged from 42 to 79 years and …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

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