検索結果を絞り込む
関口 欣也 日本建築学会論文報告集 152 (0), 59-68,75, 1968
...初期の大瓶束は先端が砲弾形のものと, 逆徳利形に木取り側面に深い繰形を入れた松生院本堂形とがあったが, 主流は後者であった。しかし14世紀末には繰形凹部の浅いものと抉りがふくらんでみえるものとが一般化し, 簡単ながら深い陰影をもった古形に比し, 陰影の薄い平面的性質を帯びてくる。一方峯の背が狭くなったり, 先端に目立つ表現が施され, 15世紀後半から装飾大瓶束が登場する。...
DOI Web Site