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検索結果 284 件

  • ステンレス溶射ボアに対応した厚膜DLC ピストンリングの開発

    平山 勇人, 柴田 大輔, 内海 貴人, 樋口 毅, 野間 俊, 篠原 章郎 自動車技術会論文集 53 (4), 711-716, 2022

    ステンレス溶射ボアに対応した厚膜DLCピストンリングを開発した。FVA法を用いたDLCの成膜により、ドロップレットが少ない状態で厚膜化および低硬度化を実現し、CrN膜の廃止による凝着摩耗課題およびDLC膜変形能向上によるアブレシブ摩耗課題の両方を解決した。

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  • 東南極スカルブスネス露岩域の沿岸湖沼・親子池の湖底堆積物に記録された氷床後退後の基盤隆起と環境変化の復元

    香月 興太, 岩成 和弥, 菅沼 悠介, 川又 基人, 柴田 大輔 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 79-, 2022

    <p>南極氷床の末端にあたる南極沿岸部の地形や生態系は,氷河性地殻均衡による地殻変動と関連するため,南極氷床の後退過程に強い影響を受けると考えられている.Kawamata et al. (2020)は東南極リュッツホルム湾東岸にある複数の露岩域において,完新世における氷床後退年代を表面露出年代を用いて示した.そこで,氷床後退後の露岩域の地形変化と生態系変遷を明らかにするため,露岩域の低地湖沼堆積…

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  • 学術文献における引用分類に関する諸課題

    柴田 大輔, 芳鐘 冬樹 情報知識学会誌 30 (3), 328-348, 2020-09-30

    <p> 本研究では,学術論文の引用を分類する際の課題について,分類実験を通して明らかにした.意義的,評価的,機能的,位置的観点それぞれから分類する際の区分肢を設定し,医学系原著論文30編から抽出した1,103箇所の引用に区分肢を付与する実験を行った.観点ごとの課題として,(1) 意義的観点は,引用箇所の周辺文を含む範囲の文章量が判断に必要であること,(2) …

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  • Metabolome Analysis Identified Okaramines in the Soybean Rhizosphere as a Legacy of Hairy Vetch

    櫻井, 望, 中安, 大, 松田, 一彦, 落合, 久美子, 小林, 優, 田原, 祐助, 小野寺, 武, 青木, 裕一, 本林, 隆, 小松﨑, 将一, 伊原, 誠, 柴田, 大輔, 藤井, 義晴, 杉山, 暁史, Sugiyama, Akifumi Frontiers in Genetics 11 114-, 2020-02-24

    Inter-organismal communications below ground, such as plant–microbe interactions in the rhizosphere, affect plant growth. Metabolites are shown to play important roles in biological communication, …

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  • <総説>脱炭素社会のための持続可能な農業 --作物生産と再生可能エネルギ一生産の両立--

    柴田, 大輔 生存圏研究 15 19-27, 2019-11-20

    農業は、田畑の耕運、農作物の収穫、温室や保存庫での温度管理、使用する肥料の製造過程などに化石燃料由来エネルギーを大量に消費しており、気候変動の要因である二酸化炭素を大気に放出している。さらに、農業分野は温室効果がより高いメタンなどのガスも大量に放出している。温室効果ガスが原因となり引き起こされる気候変動が人類活動に深刻な影響を与えるとの懸念から、化石燃料に依存しない社会(脱炭素社会)に向かうため…

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  • 可搬型パーカッションピストンコアラーの開発

    菅沼 悠介, 香月 興太, 金田 平太郎, 川又 基人, 田邊 優貴子, 柴田 大輔 地質学雑誌 125 (4), 323-326, 2019-04-15

    <p>We developed a new portable percussion piston corer for coring lacustrine and shallow-marine sediments from a frozen ice surface. The weight of the corer is less than 100 kg, and it can be …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献4件

  • 氷上からの湖底・海底堆積物掘削プロジェクトの報告(JARE-58/59)

    菅沼 悠介, 田邊 優貴子, 香月 興太, 柴田 大輔, 川又 基人 南極資料 = Antarctic Record 62 15-42, 2018-07

    第58/59 次日本南極地域観測隊(JARE-58/59)の活動の一部として,2017—2018 の夏期に,宗谷海岸エリアにおいて凍結した湖面/ 海面上からの湖底・海底堆積物の掘削を行った.本調査チームのメンバー構成は,JARE58 越冬隊の生物隊員1 名と,JARE59 の先遣隊として派遣された地形隊員2 名および生物隊員2 名である.JARE59 …

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  • 光電子分光によるRuPの金属-非磁性絶縁体転移の観測

    大槻 太毅, 澤田 慶, 柴田 大輔, 川本 雅人, 吉田 鉄平, Saini N. L., 溝川 貴司, 後藤 広樹, 小西 健久, 太田 幸則, 保井 晃, 池永 英司, 有田 将司, 生天目 博文, 谷口 雅樹, 平井 大悟郎, 高木 英典 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1828-1828, 2018

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  • FlavonoidSearch: A system for comprehensive flavonoid annotation by mass spectrometry.

    秋元, 奈弓, 荒, 武, 中島, 大輔, 須田, 邦裕, 池田, 千晶, 高橋, 慎吾, 宗藤, 玲子, 山田, 学, 鈴木, 秀幸, 柴田, 大輔, 櫻井, 望 Scientific reports 7 2017-04-28

    Currently, in mass spectrometry-based metabolomics, limited reference mass spectra are available for flavonoid identification. In the present study, a database of probable mass fragments for 6, 867 …

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  • Ca<sub>1-x</sub>Y<sub>x</sub>V<sub>2</sub>O<sub>4</sub>の金属絶縁体転移近傍の電子状態

    川本 雅人, 下中 大也, 小寺 健二郎, 山脇 一真, 柴田 大輔, 大槻 太毅, 池永 英司, 小野 寛太, 細野 広志, 佐藤 仁, 生天目 博文, 谷口 雅樹, 宮坂 茂樹, 田島 節子, 吉田 鉄平 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2424-2424, 2017

    <p>CaV_2_O_4_はCaサイトの一部をY置換すると非常に小さな置換量で電気的性質が大きく変化することが報告されている。電気抵抗はY置換により急速に低下し、x=0.02で金属絶縁体転移を起こし、さらに置換量を増やしx=0.10になると再び絶縁体的な性質を示す。本研究では、正・逆光電子分光を行い、Ca_1-x_Y_x_V_2_O_4_の金属絶縁体転移近傍の電子状態を観測した。発表では、得られ…

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  • 最適ドープBi<sub>2</sub>Sr<sub>2</sub>CaCu<sub>2</sub>O<sub>8+δ</sub>の自己エネルギー解析

    下中 大也, 山脇 一真, 川本 雅人, 小寺 健二朗, 柴田 大輔, 大槻 太毅, 有田 将司, 生天目 博文, 谷口 雅樹, 出田 真一郎, 田中 清尚, 笹川 崇男, 藤森 淳, 吉田 鉄平 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2382-2382, 2017

    <p>最適ドープBi_2_Sr_2_CaCu_2_O_8+{\delta}_について角度分解光電子分光を行い,波数空間上の各領域で自己エネルギー解析を行った.本研究では解析にEDC(energy distribution curve)を用いることで,裸のバンド分散に対してLDA計算等の結果を外挿することなく,実験的な自己エネルギーを決定した.</p>

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  • 硬X線光電子分光によるCa<sub>2</sub>RuO<sub>4</sub>の電子状態の温度及び電場依存性

    柴田 大輔, 下中 大也, 川本 雅人, 大槻 太毅, 池永 英司, 宍倉 愛, Sow Chanchal, 前野 悦輝, 吉田 鉄平 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1940-1940, 2017

    <p>モット絶縁体Ca_2_RuO_4_は電場によっても金属絶縁体転移を起こすことが最近明らかとなった。このような電場で誘起される金属絶縁体転移に対し、電子状態がどのように移り変わっていくか非常に興味が持たれる。我々は電場印加環境下で温度を制御しながら硬X線光電子分光を行った。その結果Ca_2_RuO_4_の電子状態を観測したのでその結果について報告する。</p>

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  • 光電子分光によるNd<sub>1-x</sub>Sr<sub>x</sub>VO<sub>3</sub>の金属絶縁体転移近傍における擬ギャップ構造の観測

    大槻 太毅, 山本 紳太郎, 下中 大也, 柴田 大輔, 小寺 健二朗, 大川 万里生, 齋藤 智彦, 堀尾 眞史, 藤森 淳, 組頭 広志, 小野 寛太, 池永 英司, 宮坂 茂樹, 田島 節子, 吉田 鉄平 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2423-2423, 2017

    <p>モット絶縁体NdVO_3_はSr置換によりモット転移を示す。この金属絶縁体転移に伴う電子状態の変化を観測するため、真空紫外光電子分光及び硬X線光電子分光を行った。その結果、金属絶縁体転移近傍で顕著な擬ギャップ構造を観測した。本発表では内殻構造や表面-バルクの電子状態分離、観測された擬ギャップ構造の自己エネルギー解析などの詳細について報告する。</p>

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  • 大腿骨近位部骨折受傷前後における術前に評価可能な項目から歩行能力低下因子の検討

    遠藤 洋毅, 宮原 小百合, 河野 めぐみ, 木本 龍, 篠原 竜也, 常住 美佐子, 輪座 聡, 大隅 雄一郎, 柴田 大輔, 鈴木 洋平, 斉藤 光平, 坂下 達郎 理学療法学Supplement 2015 (0), 0035-, 2016

    【はじめに,目的】大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン改訂第2版において,大腿骨近位部骨折後は適切な手術,後療法を行っても受傷前の日常活動レベルに復帰できるわけではなく,歩行能力回復に影響する因子は年齢,受傷前の移動能力,認知症の程度などとされている。歩行能力回復に影響する因子を早期に評価し,歩行能力の予後予測が行えれば,より適切なリハビリテーションを行うことができる。そこで本研究では大腿骨近…

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  • 学術文献における引用分類の観点

    柴田 大輔, 芳鐘 冬樹 情報知識学会誌 26 (3), 277-296, 2016

    本研究では,研究評価指標や情報検索技術の改善に利用される学術論文の引用情報について概念的な整理を試みた.第一段階として,引用をタイプ別に分類した様々な先行研究から分類スキーマを抽出し,その観点を(1)意義的観点,(2)評価的観点,(3)機能的観点,(4)形態的観点,(5)位置的観点,(6)社会的観点の6観点に分けて再定義した.第二段階として,第一段階で得られた各観点について尺度水準,推奨される分…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献40件

  • 反重力トレッドミル使用による呼吸器疾患患者の歩行時の脈拍数上昇,呼吸困難感,下肢疲労度の抑制効果について

    篠原 竜也, 宮原 小百合, 木本 龍, 河野 めぐみ, 常住 美佐子, 輪座 聡, 柴田 大輔, 遠藤 弘毅, 鈴木 洋平, 大隅 雄一郎, 斉藤 光平, 坂下 達郎, 村上 峰子 理学療法学Supplement 2015 (0), 0753-, 2016

    【はじめに,目的】入院中の呼吸器疾患患者は運動耐容能が低下しており,通常歩行の運動強度であっても脈拍数上昇,経皮的酸素飽和度(以下SpO2)低下,呼吸困難感の増強により通常の歩行練習が困難なことを経験する。体重免荷トレッドミル歩行(以下BWST歩行)の先行研究では,健常人を対象に荷重率の減少による酸素摂取量の減少が報告されており,BWST歩行は通常歩行よりも低強度な歩行練習を行える可能性があると…

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  • 電場印加硬X線光電子分光によるCa<sub>2</sub>RuO<sub>4</sub>の金属絶縁体転移の観測

    柴田 大輔, 下中 大也, 大槻 太毅, 池永 英司, Sow Chanchal, 前野 悦輝, 吉田 鉄平 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1860-1860, 2016

    <p>モット絶縁体Ca_2_RuO_4_は電場によっても金属絶縁体転移を起こすことが最近明らかとなった。この時、必要な電場はモットギャップより遥かに小さく、乾電池程度の電圧でも金属絶縁体転移を起こす。このように非常にわずかな電場で誘起される金属絶縁体転移に対し、電子状態がどのように移り変わっていくか非常に興味が持たれる。我々は今回、電場印加環境下で硬X線光電子分光を行った。その結果Ca_2_Ru…

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  • 当院リハビリテーション部における高齢者の退院支援の現状と課題

    宮原 小百合, 柴田 大輔, 村上 峰子 理学療法学Supplement 2014 (0), 1676-, 2015

    【目的】我が国の高齢化は世界に例がなく,「2025年問題」と呼ばれる団塊世代が後期高齢者となる時期に備えて社会政策の拡充が急務である。最前線の施策として2011年の介護保険制度改正で「地域包括ケアシステム」の整備が打ち出された。なかでも「介護と医療との連携強化」が重要とされ,リハビリテーション(以下リハ)に期待される役割の一つに「退院支援の機能強化」が挙げられている。そこで,当院リハビリテーショ…

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  • 亜臨界水抽出による緑茶の高品質化

    宮下 知也, 横田 正, 木戸 康嗣, 岡村 拓哉, 飯島 陽子, 鈴木 英之, 柴田 大輔, 衛藤 英男 Studies in Science and Technology 4 (1), 95-100, 2015

    我々は緑茶を亜臨界水抽出130℃で処理することで高濃度カテキン含有でありながら苦渋味を抑制した緑茶飲料になることを報告した。本報ではこの緑茶抽出物の有用成分や香気成分および水色について検証を行った。その結果、従来の熱水抽出よりも有用成分(アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、ケルセチン、サポニン、水溶性食物繊維)が高濃度で抽出され、機能性を有する緑茶飲料であることが分かった。また、テアニ…

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  • アッシリアにおける国家と神殿 : 理念と制度(<特集>国家と宗教)

    柴田 大輔 宗教研究 89 (2), 269-295, 2015

    現在のイラク北部を中心に繁栄した古代の領域国家アッシリアの王宮と国家神アッシュルの神殿は異なる組織によって運営されたが、両者は統治において一種の共犯関係にあった。王宮を中心とする行政機構によって統治された国土は、理念上国家神の所有とされた。その国家神は神殿において祀られていた(「扶養」されていた)が、この神の祭祀に必要な物資は、規定供物の制度を通じ、アッシリアを構成する全行政州によって共同で賄わ…

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  • スマートフォンを用いたプレジャーボート向け衝突事故防止アプリケーションの開発

    柴田大輔, 和田雅昭 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 167-168, 2013-03-06

    近年,プレジャーボートは先進国での人気が高まっており,海洋レジャー等で楽しまれている. 一方でプレジャーボートの普及と共に,衝突による海難事故の発生件数も増加傾向である.2012年の速報値では,プレジャーボート等の小型船舶による事故が夏だけで331件も発生し,過去5年間で最悪の状況となっている.船舶同士の衝突を防ぐための手段として,自動船舶識別装置(以下AIS)により複数の船舶の行動を随時把握す…

    情報処理学会

  • スマートフォンを用いたプレジャーボート向け衝突事故防止アプリケーションの開発

    柴田大輔, 和田雅昭 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 167-168, 2013-03-06

    近年,プレジャーボートは先進国での人気が高まっており,海洋レジャー等で楽しまれている. 一方でプレジャーボートの普及と共に,衝突による海難事故の発生件数も増加傾向である.2012年の速報値では,プレジャーボート等の小型船舶による事故が夏だけで331件も発生し,過去5年間で最悪の状況となっている.船舶同士の衝突を防ぐための手段として,自動船舶識別装置(以下AIS)により複数の船舶の行動を随時把握す…

    情報処理学会

  • 腰椎後弯症に対するPSO(pedicle subtraction osteotomy)の周術期リハビリテーションについての検討

    宮原 小百合, 河野 めぐみ, 木本 龍, 篠原 竜也, 渡邉 昌, 常住 美佐子, 宗村 浩美, 菅原 成元, 輪座 聡, 遠藤 洋毅, 大隅 雄一郎, 柴田 大輔, 鈴木 洋平, 菅谷 睦, 豊根 知明 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100560-48100560, 2013

    【はじめに、目的】腰椎後弯症は、脊柱矢状面のアライメント異常によって、強い腰痛、間欠性跛行様の歩行障害、立位保持困難、呼吸障害、逆流性食道炎、外見上の問題などをきたす疾患である。従来保存療法が主体であったが、近年、保存療法では症状が改善しない場合に変形矯正固定手術が選択され、当施設ではその術式としてPSO(pedicle subtraction …

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  • 引用データに基づく自然科学領域における学術研究分野間の関係

    天野 晃, 児玉 閲, 柴田 大輔, 小野寺 夏生 情報メディア研究 12 (1), 28-41, 2013

    目的: 本研究では,自然科学領域における各分野間の影響関係を,大きな粒度の分野分類に基づいて探る.ここでの自然科学領域とは,工学,医学,農学等の応用分野も含む.本研究で用いる分類では,分野間の引用が全体の引用の 3 割程度であり,本研究では,この分野間の引用関係について詳細な分析を行うことにより,自然科学領域の研究構造の理解を深めることを目的とする.データ: 本研究での対象は,Journal …

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  • ACL再建術後患者における反重力トレッドミル『Alter G』の有用性についての検討

    木本 龍, 宮原 小百合, 河野 めぐみ, 篠原 竜也, 渡邉 昌, 宗村 浩美, 常泉 美佐子, 菅原 成元, 輪座 聡, 遠藤 洋毅, 大隅 雄一郎, 柴田 大輔, 鈴木 洋平, 菅谷 睦 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101538-48101538, 2013

    【はじめに、目的】 反重力トレッドミル『Alter G』とは ,NASAで宇宙飛行士の訓練用として開発されたトレッドミルであり,空気圧により利用者を持ち上げて免荷量を調整でき,部分体重免荷トレッドミルトレーニングが可能となるリハビリテーション機器である.現在,プロサッカーチームの『マンチェスターユナイテッド』や『ACミラン』,NBAの『レイカーズ』などに導入され,主に整形外科やスポーツリハビリテ…

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  • G070044 DDFガスエンジンの性能および排気特性

    藤田 勇介, 柴田 大輔, 塩路 昌宏 年次大会 2012 (0), _G070044-1-_G070044-5, 2012

    In the DDF (Diesel Dual Fuel) gas engine, the spontaneous ignition of diesel spray promotes the combustion of gaseous-fuel mixture supplied into the intake flow of the diesel engine, which easily …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • シロイヌナズナのサリチル酸シグナル伝達の新規制御機構

    小川 拓水, 関根 健太郎, 鈴木 秀幸, 青木 孝, 高橋 英樹, 太田 大策, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0292-0292, 2011

    サリチル酸(SA)は植物の病害抵抗性の二次シグナル物質として主要な役割を担うが,SAシグナル伝達の調節機構については不明な点が多い.本研究では,シロイヌナズナとキュウリモザイクウイルス黄斑系統(CMY-Y)のモデル感染系を用い, SAシグナル伝達の調節機構の解明を目指した.上記の感染系は,<I>R</I>遺伝子依存的かつ細胞死が誘導されない抵抗反応である高度抵抗性(extreme …

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  • KaPPA-View4: オミクスデータ解析におけるKEGG代謝経路マップの利用

    櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0011-0011, 2011

    オミクスのデータ解析を加速するため、我々は、トランスクリプトームとメタボロームのデータを代謝経路マップ上で統合解析するためのウェブツールKaPPA-Viewを開発してきた。本公演では、従来のシロイヌナズナの代謝マップを用いたシステム(KaPPA-View4 Classic)に加え、KEGG(Kyoto Encyclopedia of Genes and …

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  • 植物の化学防御に関わる複数の二次代謝経路を制御する新規転写調節因子の同定と機能解析

    嵯峨 寛久, 小川 拓水, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0244-0244, 2011

    陸上植物は化学的な生体防御手段として様々な二次代謝産物を生合成し蓄積する.カマレキシンとグルコシノレートは,モデル植物であるシロイヌナズナの主要な二次代謝産物であり,病原体感染や昆虫食害に対する化学防御手段としてのグルコシノレート生合成制御に関しては多くの知見が報告されている.一方,多様な環境変化に応答して,これら複数の二次代謝経路が包括的に制御される分子機構は明らかではない.我々は,シロイヌナ…

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  • みどりの香り化合物を曝露したトマトの配糖体合成とトマト害虫・ハスモンヨトウ抵抗性

    杉本 貢一, 松井 健二, 小澤 理香, 飯島 陽子, 赤壁 善彦, 秋武 翔太, 佐々木 亮介, 青木 考, 柴田 大輔, 高林 純示 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0150-0150, 2011

    植食害虫の被害を受けた植物からは健全植物とは異なるブレンドの揮発性化合物が放散される。この揮発性化合物ブレンドは、植食害虫の天敵を誘引する間接防衛シグナルや周囲の健全植物に防衛準備を誘導する植物間シグナルとして働くことが知られている。我々は植物-植物間におけるシグナル伝達現象を分子・物質レベルで明らかにする目的で、トマト植物とその害虫であるハスモンヨトウを用いた実験を行っている。<br> …

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  • トマトのトランスクリプトーム・データベース: TOMATOMICS

    川村 慎吾, 濱田 和輝, 山本 直樹, 青木 考, 柴田 大輔, 矢野 健太郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0827-0827, 2011

    当プロジェクトでは, トマト(<I>Solanum lycopersicum</I>)の矮性品種マイクロトムに由来するcDNAリソース解析とデータベース整備を進めている. これまでに得られたトランスクリプトームの解析結果は, データベースMiBASE(http://www.pgb.kazusa.or.jp/mibase/)とKaFTom(http://www.pgb.kazusa.or.jp/k…

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  • シロイヌナズナでのリパーゼを介さないオキシリピン類生合成

    中島 杏菜, 飯島 陽子, 田坂 寛之, 青木 考, 柴田 大輔, 松井 健二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0243-0243, 2011

    植物は、傷害ストレス下で(Z)-3-ヘキセナール等のC6-アルデヒド類を生成し放散する。これらは自己防御反応を誘導するシグナル分子の一つと考えられている。これらC6-アルデヒド類は、膜脂質からリパーゼの加水分解作用で生じた遊離の不飽和脂肪酸にリポキシゲナーゼ(LOX)が作用し、生成した過酸化脂肪酸(HPO)がヒドロペルオキドリアーゼ(HPL)によって開裂されることにより生成すると考えられている。…

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  • 植物特異的転写因子TCPの環境ストレス応答に関する分子機構の解析

    浦野 薫, 圓山 恭之進, 尾形 善之, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 篠崎 和子, 篠崎 一雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0141-0141, 2011

    植物の環境ストレス応答に関わる新規マスター転写因子を単離することを目的に、乾燥ストレス処理シロイヌナズナのマイクロアレイデータを用いて、共発現解析を行った。その結果、120個の共発現遺伝子グループが検出された。これらのグループの中で、乾燥ストレスに応答して特徴的に変動するグループに注目し、そのグループに属する遺伝子のプロモーター解析を行った。その一つに、乾燥ストレスに応答して抑制される遺伝子が共…

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  • 傷害応答におけるシロイヌナズナMAPキナーゼMPK3とMPK6の機能の解析

    小林 光智衣, 森下 宜彦, 鈴木 秀幸, 光原 一朗, 大橋 祐子, 柴田 大輔, 瀬尾 茂美 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0155-0155, 2011

    MAPキナーゼ(MAPK)カスケードは様々な生理機能の制御に関わるシグナル伝達経路であり、植物を含む高等生物に広く保存されている。構成因子の一つであるMAPKは刺激に応じて活性化され、転写因子等の基質の活性化を通して生理機能の制御に関わっている。傷害に対して植物はシグナル物質であるジャスモン酸(JA)やエチレン(ET)の生産を高めることで対処することが知られている。演者らや他の研究グループのタバ…

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  • 同位体酸素環境下で生育した光合成生物の全代謝物の網羅的解析

    鈴木 秀幸, 嶋田 典基, 荒 武, 桜井 望, 柴田 大輔, 青木 考 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0661-0661, 2011

    精密質量分析装置の高分解能により、天然同位体存在比を考慮したモノアイソトピック質量値が分離され、精密質量値から化合物の組成式が計算される。天然物に存在する酸素原子の中には、大気中の酸素がP450等の一原子酸素添加酵素によって取り込まれるものが知られており、多数のP450等を持つ高等生物では大気中の酸素を取り込む頻度が高いと予想される。代謝物とそれに含まれる酸素原子の由来の関係を明らかにするために…

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  • DNA断片連続連結法: 汎用的な遺伝子共発現系の開発

    戸松 創, 尾形 善之, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0584-0584, 2011

    DNA断片の連結によるプラスミドの構築は分子生物学実験の根幹をなす技術のひとつである。我々はこれまでに多数のDNA断片を連結してプラスミドを構築する手法としてDNA断片固相連結法を提案した。これは一端を固相に連結したDNA断片に対して液相のDNA断片を入れ替えつつライゲーションと洗浄を繰り返す手法である。今回我々はDNA断片固相連結法とMultiRound Gateway …

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  • ミヤコグサ由来フラボノイド 8-水酸化酵素遺伝子の単離と機能解析

    嶋田 典基, 明石 智義, 青木 俊夫, 金森 千奈, 太田 大策, 青木 考, 柴田 大輔, 鈴木 秀幸 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0387-0387, 2011

    マメ科のミヤコグサ <I>Lotus japonicus</I> はフラボノイド系黄色色素を花弁に蓄積する。その色素は広く植物に見られるフラボノールケルセチンの 8 位が水酸化された 8-ヒドロキシケルセチン配糖体であることが明らかにされている。8 位の水酸化については、キク科植物では NADPH および FAD …

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  • ハスモンヨトウ食害トマト由来の揮発性化合物に曝露された健全トマトにおけるハスモンヨトウ抵抗性誘導および配糖体様化合物の蓄積

    杉本 貢一, 松井 健二, 小澤 理香, 飯島 陽子, 青木 考, 柴田 大輔, 高林 純示 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0315-0315, 2010

    植食者の被害を受けた植物からは健全株とは異なるブレンドの揮発性物質が放散されるという現象が様々な植物種で知られている。被害植物特異的な匂いブレンドは、植食者の天敵を誘引する機能があることが知られている。さらに被害植物の周囲に生育している健全植物が、その匂いブレンドを受容することによって植食者に対する誘導防衛反応を示す例が報告されている。これは被害植物由来の匂いブレンドを介した植物間コミュニケーシ…

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  • 共発現解析を用いた乾燥ストレス応答機構に関わる制御因子の解明

    浦野 薫, 圓山 恭之進, 尾形 善之, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 篠崎 和子, 篠崎 一雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0320-0320, 2010

    乾燥ストレス下の植物において、アブシジン酸(ABA)は細胞内シグナル伝達や多くの遺伝子の発現誘導、気孔の閉鎖、さらにストレス耐性の付与に重要な働きを行う植物ホルモンである。我々は、遺伝子発現のネットワーク解析に基づく共発現予測アルゴリズムを、野生型シロイヌナズナとABA合成関連遺伝子NCED3の欠損変異体(nc3-2)におけるトランスクリプトームデータに適用して、乾燥ストレス下の遺伝子間の相関関…

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  • トマトの有機酸トランスポーターSltDT1

    松浦 由布子, 青木 考, 柴田 大輔, 金山 喜則, 山木 昭平, 山田 邦夫, 白武 勝裕 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0620-0620, 2010

    果実の食味を決定づける主要因は甘みと酸みであり,両者の好ましいバランスが果実の食味には重要である.果実は有機酸を液胞に高濃度に蓄積しているが,液胞へと有機酸を運ぶトランスポーターは同定されていない。本研究では,かずさDNA研究所のトマト完全長cDNAデータベース (KaFTom) に見出した,シロイヌナズナの液胞膜有機酸トランスポーター遺伝子<I>AttDT</I> …

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  • KaPPA-View4: 代謝経路マップによるオミクスデータ解析ツールの最新バージョン

    櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0169-0169, 2010

    代謝制御に関与する遺伝子機能の解明を加速するため、我々はこれまでに、トランスクリプトームとメタボロームのデータを代謝経路マップ上で統合解析するためのウェブツールKaPPA-Viewを開発してきた。本発表では、最近リリースした最新バージョンであるKaPPA-View4について報告する。<br>1)劇的な処理速度の向上:内部データを全面的に見直し、すべてのステップでほとんどストレスのない解析環境を実…

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  • カンプトテシン生合成における遺伝子抑制とメタボローム変動解析

    山崎 真巳, 浅野 孝, 柏原 恵美, 小林 可菜英, 佐々木 亮介, 飯島 陽子, 青木 考, 柴田 大輔, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0227-0227, 2010

    カンプトテシンは、数種の植物が生産するテルペノイドインドールアルカロイドであり、トポイソメラーゼIを阻害剤して細胞毒性を有することから抗がん剤原料として利用されている。その生合成の初期段階は、他のテルペノイドインドールアルカロイドと同様にトリプタミンとセコロガニンの縮合により生ずるストリクトシジンを中間体として生合成されるが以降の生合成経路は不明である。演者らは、アカネ科チャボイナモリ(<I>O…

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  • トマトcDNAデータベース: MiBASEおよびKaFTom

    鈴木 絢子, 川村 慎吾, 本郷 耕平, 山本 直樹, 青木 考, 柴田 大輔, 矢野 健太郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0729-0729, 2010

    本研究では, トマト(<I>Solanum lycopersicum</I>)の矮性品種マイクロトムに由来するcDNAリソースの解析とデータベースの整備を進めている.<br> 9つのマイクロトムcDNAライブラリーに由来するESTと公開されているトマトESTよりUnigene(KTU; <U>K</U>azusa <U>T</U>omato <U>U</U>nigene)を構築し, …

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  • グルコシノレート生合成を調節するMYB転写因子の発現制御に関与する新規転写調節因子の同定

    太田 大策, 嵯峨 寛久, 木原 洋輔, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0866-0866, 2010

    グルコシノレート類は植物の防御機能において抗食害虫物質として機能するアブラナ科特異的な二次代謝産物である.グルコシノレートはその生合成前駆体となるアミノ酸の種類によりトリプトファン由来のインドールグルコシノレートとメチオニン由来のアリファティックグルコシノレートに大別される.これまでに,グルコシノレート生合成に関与するMYB様転写調節因子が特定され機能解析が進められてきている.MYB38/ATR…

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  • カマレキシン生合成を制御する新規転写調節因子の機能解析

    嵯峨 寛久, 木原 洋輔, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0867-0867, 2010

    シロイヌナズナの主要なファイトアレキシンであるカマレキシンの生合成は細菌や菌類などの病原体感染,あるいは硝酸銀処理やUV-B照射などの非生物的な刺激よって誘導される.カマレキシン生合成に関与する代謝酵素の遺伝子発現は病原体感染や硝酸銀処理によって顕著に誘導されるが,カマレキシン生合成の全反応経路は未解明であり,その制御機構も多くが不明である.<br>本研究では,カマレキシン生合成を制御する新規の…

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  • 液胞膜トランスポーター候補遺伝子過剰発現シロイヌナズナ植物体の代謝物解析

    佐々木 亮介, 須田 邦裕, 大西 美輪, 飯島 陽子, 櫻井 望, 柴田 大輔, 三村 徹郎, 青木 考 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0976-0976, 2010

    植物液胞は有機酸・二次代謝物などの蓄積場所であり、植物代謝産物の貯蔵にとって重要なオルガネラである。しかしながら液胞に蓄積する代謝物の多様性や細胞質液胞間の代謝物輸送制御機構は明らかにされてはいない。そこで我々は液胞膜トランスポーター候補遺伝子の機能解析を行なっている。その中で、これまでに機能未知のMATE Efflux …

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  • トマトモデルシステムMicro-Tom完全長cDNA13,227クローンの大規模解析

    青木 考, 矢野 健太郎, 鈴木 絢子, 川村 慎吾, 倉林 篤史, 須田 邦裕, 大賀 一秀, 鳥居 舞子, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0731-0731, 2010

    我々はマイクロトム完全長cDNAの取得および全長配列解読を実施し、2009年3月に13,227 cDNAクローンの完全長配列を公開している(KaFTom, http://www.pgb.kazusa.or.jp/kaftom/)。本発表では、この完全長cDNA配列の詳細な解析結果に関して報告する。インサートの平均長は1461 bpで、3’-UTRの長さが平均308 …

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  • シロイヌナズナの二次代謝を制御する転写因子の解析

    中田 克, 岩瀬 哲, 松井 恭子, 光田 展隆, 甲斐 光輔, 太田 大策, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 高木 優 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0870-0870, 2010

    植物における代謝経路の改変によりゴムや医薬品原料などの有用物質をより効率的に生産できる可能性がある。近年、同一の代謝経路において機能する複数の代謝酵素遺伝子の発現を協調的に制御する転写因子の存在が明らかにされてきた。このような転写因子の機能を操作し複数の酵素遺伝子の発現を同時に制御することにより、単一の代謝酵素を操作するよりも効率的な代謝経路の改変が可能になると期待される。我々は転写因子を利用し…

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  • シロイヌナズナSTOP1転写因子は酸耐性とアルミニウム耐性に関わる複数の遺伝子を制御する

    澤木 宣忠, 井内 聖, 小林 安文, 櫻井 望, 小林 佑理子, 柴田 大輔, 小林 正智, 小山 博之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0067-0067, 2010

    シロイヌナズナのジンクフィンガー転写因子STOP1は、根の酸感受性変異体の原因遺伝子として特定された。この変異体は、アルミニウムにも感受性を示すが、これはAtALMT1の発現とリンゴ酸放出能力を喪失していることで説明できた。この研究では、マイクロアレイ解析とメタボローム解析により、STOP1が関わる遺伝子発現・代謝システムの変化を調べるとともに、未解明な点が多い酸感受性のモデルを構築した。アルミ…

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  • カマレキシン生合成を制御する新規転写調節因子の機能解析

    嵯峨 寛久, 甲斐 光輔, 露口 恵太郎, 芹生 友希, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0093-0093, 2009

    シロイヌナズナの主要なファイトアレキシンであるカマレキシンの生合成は細菌や菌類などの病原体感染,硝酸銀処理やUV-B照射などの非生物的な刺激といった多様な外的要因によって誘導される.近年,カマレキシン生合成に関与するいくつかのシトクロムP450が同定され,生合成経路が明らかとなってきたが,カマレキシン生合成経路の全貌とその制御機構は未解明である.<br>本研究では,カマレキシン生合成の制御に関与…

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  • シロイヌナズナにおけるACT domain containing proteinをコードする遺伝子(<I> ACT1</I>, <I> ACT2</I>)の発現特性と機能解析

    伊藤 友紀, 杉山 健二郎, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 平野 盛雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0179-0179, 2009

    我々はこれまでに、公開されているマイクロアレイから算出された遺伝子発現相関表を利用して、シロイヌナズナの窒素代謝に関与する遺伝子群に対して共発現解析を行い、葉緑体型グルタミン合成酵素(GS2)遺伝子と高い発現相関を示す新規な遺伝子を見出した。この遺伝子は、大腸菌のグルタミンセンサーGlnDのアミノ酸結合ドメイン(ACTドメイン)を有しており、ACT1(ACT domain containing …

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  • シロイヌナズナ培養細胞を用いた発現制御ネットワーク予測への大規模アプローチ

    尾形 善之, 藤井 文子, 森下 宜彦, 松浦 貴志, 森 久美子, 浅見 結貴, 丹下 喜恵, 茂木 岳, 蛭田 敦, 佐野 亮輔, 大野 隆史, 荒 武, 秋元 奈弓, 中村 由紀子, 櫻井 望, 岡崎 孝映, 青木 考, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0193-0193, 2009

    シロイヌナズナにおける遺伝子機能に関する知見が急速に蓄積されつつあり、有益な機能を有する遺伝子の発現制御機構の解明が急務である。そうした制御機構に関する情報を大規模に集積することを目的に、本報では、187個のシロイヌナズナ遺伝子に注目し、それらを過剰発現、および発現抑制させたT87培養細胞を中心として、214枚のDNAマイクロアレイチップを用いた発現分析を実施した。このマイクロアレイデータセット…

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  • LC-FT-ICR-MS分析における代謝産物ピークのアノテーションソフトPowerFTの開発とアノテーションデータベースKOMICSの構築

    櫻井 望, 中村 由紀子, 飯島 陽子, 尾形 善之, 茂木 岳, 蛭田 敦, 青木 考, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0196-0196, 2009

    高速液体クロマトグラフィー(LC)-質量分析(MS)において、検出されたピーク化合物を推定するためには、1) イオン化状態(付加体)の判別とそれに基づく分子量の推定、<SUP>13</SUP>C同位体ピーク、多価体ピーク、分解ピークの判別など、ピークを特徴づける情報の収集、2) MS/MS分析やUV吸収による部分構造の推定、3) …

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  • アカシア・マンギウムにおける分化中木部およびシュートのEST解析

    鈴木 史朗, 須田 邦裕, 櫻井 望, 鶴巻 勇太, 服部 武文, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 梅澤 俊明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 1007-1007, 2009

    アカシア・マンギウムは、高い成長性を示す熱帯性早生樹で、東南アジア各地で紙・パルプ用材として広く植林されている。精英樹選抜は行われているものの、遺伝子情報をもとにした分子育種は全く進んでいない。本研究では、分子育種を行うための基盤整備として、アカシア・マンギウムの分化中木部およびシュートにおけるEST解析を行ったので報告する。<br> …

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  • MiBASEおよびKaFTom: トマトのEST, Unigeneおよび完全長cDNAのデータベース

    鈴木 絢子, 小川 由紀子, 青木 考, 柴田 大輔, 矢野 健太郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 1011-1011, 2009

    当プロジェクトでは、矮性トマト品種マイクロトムの葉、果実および根に由来する5つのcDNAライブラリーと4つの完全長cDNAライブラリーからESTおよび完全長cDNAの解読を進めている。EST情報からは、非冗長な配列セット(Unigene, KTU)の構築を行うと共に、それらの機能アノテーションや代謝パスウェイ、ジーン・オントロジーとの関連付け、SNPおよびSSRの探索、cDNAマイクロアレイの設…

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  • シロイヌナズナの葉緑体/ミトコンドリア型MDAR 遺伝子破壊株の解析

    水口 達也, 渡部 茜, 井村 有里, 安田 周祐, 溝口 年伸, 白野 由美子, 林 浩昭, 柴田 大輔, 加藤 友彦, 田畑 哲之, 市原 謙一, 佐野 智 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0886-0886, 2009

    アスコルビン酸(AsA)が抗酸化剤として作用する時、主に1電子酸化物のモノデヒドロアスコルビン酸(MDA)となる。MDAレダクターゼ(MDAR)はNADHを電子供与体としてMDAをAsAに再生する酵素であり、植物細胞内のAsAプールの還元状態維持に重要である。シロイヌナズナゲノムには5つのMDAR遺伝子が存在し、そのひとつであるat1g63940はN末端に2つのMetを含むトランジットペプチドを…

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  • van Krevelen diagram を用いたメタボローム解析による遺伝子機能の探索

    甲斐 光輔, 南 加容, 露口 恵太郎, 北野 真也, 高橋 弘喜, 庄條 昌之, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0314-0314, 2009

    我々はこれまでに FT-ICR/MS (フーリエ変換イオンサイクロトロン型質量分離装置) を用いたメタボロミクスプラットフォームを整備してきた.FT-ICR/MS は超高分解能を有し,得られる精密質量値から元素組成式を推測することが可能である.これらの特性を活かしメタボロミクスプラットフォームをさらに発展させるため,元素組成式中の元素数比をプロットする van Krevelen diagram …

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  • ライプニング変異体トマト果実の代謝プロファイル解析

    飯島 陽子, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0312-0312, 2009

    トマトは、エチレンの生成と受容により成熟が進むクライマクテリック果実であり、成熟に伴い様々な代謝物変動が起こることが知られている。しかし、果実成熟中、エチレンがどの代謝物生成系に対してどのように作用するのかについては、カロテノイドなど限られた代謝物について分かっているだけである。本研究では、エチレン生成ならびに受容変異体トマト果実を用いて、野生株と代謝プロファイリングを比較することにより、エチレ…

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  • 代謝産物ネットワーク解析を利用したzinc fingerドメインをコードする遺伝子の解析

    大野 隆史, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0313-0313, 2009

    zinc fingerドメインをコードするある遺伝子群は様々な種で特定の系統的クラスターを形成する。タバコにおいては、これらに関して、細胞骨格系に関与している、あるいは転写因子として細胞壁関連の代謝に関与しているなどの報告があるが、未解明な部分が多い。そこで、未だ報告のないシロイヌナズナにおいて、これらの遺伝子の一つに関して、代謝産物の側面から解析を行った。<br>RNAiラインをシロイヌナズナ…

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  • タバコ培養細胞におけるヒアルロン酸生産能の向上

    柴谷 滋郎, 濱田 衣美, 長屋 進吾, 柴田 大輔, 新名 惇彦, 加藤 晃 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0801-0801, 2009

    ヒアルロン酸は、グルクロン酸と<I>N</I>-アセチルグルコサミンがβ1,3およびβ1,4結合した二糖の繰り返し構造を有する直鎖状の多糖である。現在、ヒアルロン酸は、鶏冠からの抽出、微生物を用いた醗酵法等により生産され、化粧品素材、医療用途、健康食品等での需要の拡大と共に、近年、その生産量は伸び続けている。我々は、ヒアルロン酸の新たな製法として、植物におけるヒアルロン酸の大量生産を目指している…

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  • シロイヌナズナCMV(Y)抵抗性系統を用いたウイルス感染初期過程におけるメタボローム解析

    小川 拓水, 鈴木 秀幸, 青木 考, 高橋 英樹, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0240-0240, 2009

    生物現象の多くは、動的な代謝変化が高度に調和し制御されている。我々は生物現象を解明するために生物の状態変化に注目している。代謝化合物の網羅的な解析方法であるメタボローム解析は生物の代謝的特徴やその状態変化を明らかにする上での有用なツールである。代謝物は生物を構成し、生命活動を維持するための鍵シグナルとなり、外敵から身を守るための防御物質となる。メタボローム解析はこれまでに知られている様々な生物現…

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  • ジャスモン酸で誘導されるbHLH型転写因子INU1の機能解析

    関本(佐々木) 結子, 乾 薫, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 啓之, 白須 賢 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0958-0958, 2009

    ジャスモン酸類は脂質由来の情報伝達物質であり、様々なストレス環境下でその情報伝達経路が活性化される。近年の研究から、COI1に依存したJAZタンパク質等の転写抑制タンパク質の分解が、ジャスモン酸応答遺伝子群の発現制御に重要なステップであることが示された。またJAZタンパク質の分解が、転写因子MYC2によるジャスモン酸応答遺伝子群の転写制御に重要であることも明らかになってきた。本研究ではジャスモン…

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  • van Krevelen diagram を用いた新規メタボローム解析ツールの開発

    甲斐 光輔, 北野 真也, 安田 周平, 高橋 弘喜, 庄條 昌之, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 1021-1021, 2009

    FT-ICR/MS (フーリエ変換イオンサイクロトロン型質量分離装置) は超高分解能を有し,化合物の分離操作を行わずに生体内の代謝物を包括的,かつ高速に解析することが可能である.我々はこれまでに FT-ICR/MS 分析を基盤としたメタボロミクスを実施してきたが,化学構造に関して得られる情報を豊富にすることにより,バイオマーカー発見や遺伝子機能解析等に利用する上でさらなる発展が望まれる.そこで …

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  • シロイヌナズナ単離液胞代謝物のLC-FTICR-MS分析データに基づく包括的アノテーション

    佐々木 亮介, 大西 美輪, 姉川 綾, 杉山 裕子, 飯島 陽子, 櫻井 望, 柴田 大輔, 三村 徹郎, 青木 考 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0306-0306, 2009

    液胞は植物の成長や浸透圧調節等に重要なだけでなく、有機酸・二次代謝物など植物代謝産物の貯蔵にとっても重要なオルガネラである。しかしながら実際に液胞に蓄積している代謝物の多様性や細胞質液胞間の代謝物輸送制御機構は明らかにされてはいない。本研究では液胞膜輸送タンパク質改変による細胞代謝機能制御研究のための基本情報として、シロイヌナズナ培養細胞DEEP株の単離液胞の代謝物組成解析を行った。代謝物組成の…

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  • シロイヌナズナ共発現ネットワークを用いた乾燥ストレス応答性トランスクリプトーム解析

    浦野 薫, 圓山 恭之進, 尾形 善之, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 篠崎 和子, 篠崎 一雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0906-0906, 2009

    乾燥ストレス下の植物において、アブシジン酸(ABA)は細胞内シグナル伝達や多くの遺伝子の発現誘導に重要な働きを行う植物ホルモンである。我々は、シロイヌナズナABA合成関連遺伝子<I>NCED3</I>の欠損変異体(<I>nc3-2</I>)を実験材料とし、トランスクリプトミクスとメタボロミクスを組み合わせることで、乾燥ストレス下で合成されたABAが制御する遺伝子および代謝ネットワークの包括的な解…

    DOI

  • 植物バイオ燃料をめぐる視点

    竹田 みぎわ, 柴田 大輔 化学と生物 46 (4), 286-290, 2008

    バイオ燃料が世間の注目を集めている.現時点では,バイオ燃料は農作物を利用して製造されているので,食料,飼料との競合が避けられず,食料品の値上がりの一因となっている.バイオ燃料の生産は,原油価格,農業政策などとも絡み,複雑な政治的,経済的な問題であると同時に社会問題となっている.ここでは,技術的な視点からバイオ燃料生産の研究動向を紹介するとともに,その背景には石油製品を植物バイオマスで代替しようと…

    DOI Web Site 参考文献23件

  • MiBASEおよびKaFTom:トマトのトランスクリプトームと完全長cDNAのデータベース

    矢野 健太郎, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0988-0988, 2008

    当プロジェクトでは、矮性トマト品種マイクロトムの葉と果実に由来する5つのcDNAライブラリーと3つの完全長cDNAライブラリーから、ESTおよび完全長cDNAの解読を進めている。EST情報からは、非冗長な配列セット(Unigene)の構築を行うと共に、それらの機能アノテーションや代謝パスウェイ、ジーン・オントロジーとの関連付け、SNPおよびSSRの探索、cDNAマイクロアレイの設計およびマイクロ…

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  • シロイヌナズナにおけるイソプレノイド生合成系酵素の発現制御に関わる転写因子の探索

    塚越 正徳, 高橋 征司, 松本 拓朗, 佐野 亮輔, 鈴木 秀幸, 櫻井 望, 柴田 大輔, 中山 亨, 古山 種俊 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0736-0736, 2008

    植物イソプレノイドは自身の生理機能調節のみならず、それを摂取する動物にとっても非常に重要である。イソプレノイドはイソペンテニル二リン酸(IPP)が連続的に縮重合した構造を基本骨格とする。植物細胞内には、細胞質中のメバロン酸経路と色素体中の非メバロン酸経路(MEP経路)という2つのIPP生合成経路が存在する。これらの生合成経路の酵素の発現は厳密に制御されているが、その詳細な機構は不明な点が多い。本…

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  • キュウリモザイクウイルス黄斑系統に対する抵抗性強度の異なるシロイヌナズナ系統の代謝プロファイリング

    小川 拓水, 関根 健太郎, 鈴木 秀幸, 青木 考, 高橋 英樹, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0137-0137, 2008

    植物の病原微生物に対する応答の研究は、サリチル酸等少数のシグナル物質による制御系を中心に進んでいるが、他の代謝物による未知の制御系の存在を示唆する報告も多い。しかしながら、植物の防御応答時の代謝物変化を包括的に調べた例は少ない。そこで我々は、細胞死により病原体を感染部位周辺に局在化させるHR誘導時の代謝物変化を把握するために、2種類の強度の異なる抵抗性系統を用いて代謝プロファイルの比較を試みた。…

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  • トマトの液胞膜局在新奇糖輸送体

    日置 淳平, 山木 昭平, 青木 考, 柴田 大輔, 白武 勝裕 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0160-0160, 2008

    糖輸送体は細胞への糖の輸送や蓄積、またシンク・ソース間の糖の長距離輸送を担う重要な分子である。今回は、かずさDNA研究所で構築されたトマトESTライブラリーに見出された、SFPサブファミリーに属する2つの新奇糖輸送体(SlSFP1, SlSFP2)について報告する。SlSFP1とSlSFP2はそれぞれ486個または490個のアミノ酸から成り,ともに12回の膜貫通領域と糖輸送体に特徴的なモチーフを…

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  • 質量分析情報による代謝物アノテーションデータベースの作成と応用

    飯島 陽子, 中村 由紀子, 櫻井 望, 尾形 善之, 田中 健一, 須田 邦裕, 鈴木 達哉, 鈴木 秀幸, 岡崎 孝映, 金谷 重彦, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0133-0133, 2008

    我々は昨年までに、未知代謝物について、LC/FT-ICR-MS分析から得た化学構造的情報を付した代謝物アノテーション手法について報告した。本研究では、この手法によって得られた代謝物情報のデータベース化、並びにこれらの情報の生物学的な知見への応用についてトマト果実の例を報告する。<br>成熟段階の異なるトマト(Micro-Tom)果実から調製したメタノール抽出液のLC/FT-ICR-MS分析によっ…

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  • ジャスモン酸および傷害で誘導されるシロイヌナズナ転写因子INU1はフラボノイド生合成系を負に制御する

    乾 薫, 佐々木(関本) 結子, 大林 武, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 啓之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0291-0291, 2008

    ジャスモン酸による情報伝達経路は植物の様々なストレス応答や形態形成の過程において活性化され、ジャスモン酸応答遺伝子群の発現を介してストレス応答や形態変化を引き起こす。しかしそのような情報伝達経路の詳細は未解明である。本研究では、ジャスモン酸類および傷害に応答する遺伝子のクラスター解析を行い、発現パターンの相関性が高い遺伝子グループの中に含まれる転写因子に着目した。<br>ジャスモン酸応答性転写因…

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  • ジャスモン酸類情報伝達におけるCOI1依存的及び、非依存的な遺伝子発現応答の解析

    森 一晃, 陳 静, 大林 武, 佐々木(関本) 結子, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 太田 啓之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0667-0667, 2008

    ジャスモン酸(JA)を代表とするジャスモン酸類は,病傷害応答や雄しべの成熟,塊茎形成など様々な生理作用を持つ.12-オキソフィトジエン酸(OPDA)はJAの前駆体であると共に,JAとは異なるシグナルとして機能を持つ.シロイヌナズナでの研究からJAとOPDAの各々に応答する遺伝子群(JRG,ORG)の存在が知られている.JRGは主にF-BOXタンパク質であるCOI1を介してユビキチンプロテアソーム…

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  • 低温及び乾燥環境下におけるイネのトランスクリプトーム及びメタボローム解析

    圓山 恭之進, 城所 聡, 高崎 寛則, 成田 一義, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 篠崎 一雄, 篠崎 和子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0450-0450, 2008

    陸上植物は、自立的な移動手段を持たないため、様々な自然環境に瞬時に応答して適応するメカニズムを持っている。低温及び乾燥環境下では複数の代謝酵素をコードする遺伝子の発現が誘導され、種々の糖、アミノ酸、有機酸、フラボノール等の蓄積量が増加する。これら低温及び乾燥環境下における代謝酵素遺伝子の発現や代謝産物の蓄積量の変化は、ストレス耐性に関与すると考えられている。しかしながら、これまでイネの代謝産物に…

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  • タベトゥ市とマリの地の王

    柴田 大輔 オリエント 51 (1), 69-86, 2008

    The 2005 excavation at Tell Taban (ancient Tabetu), located in the Middle Habur region, brought to light a Middle Assyrian archive which documents the administration of the local palace. This paper …

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  • FT-ICR/MS メタボロミクスによる花芽特異的に発現する転写調節因子およびシトクロム P450 遺伝子の機能解析

    甲斐 光輔, 山田 勇雄, 高橋 弘喜, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0994-0994, 2008

    花芽における器官の構造・機能等に寄与する転写調節因子は数種報告されているが、転写調節制御を受ける酵素遺伝子が担う生理機能に関する知見はあまり得られていない。転写調節因子およびその制御を受ける遺伝子が関与する代謝経路の全貌を明らかにするには、マイクロアレイなどによる発現相関解析と共に代謝物レベルでの包括的な解析が重要となる。本研究は、シロイヌナズナの花粉形成に寄与する転写調節因子および発現に相関が…

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  • トマトマイクロアレイを用いた遺伝子共発現解析による遺伝子の機能推定

    尾崎 崇一, 尾形 善之, 須田 邦裕, 鈴木 達哉, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0989-0989, 2008

    遺伝子共発現解析は、遺伝子の機能推定のための有効な手段の一つである。同じ共発現遺伝子グループに属する遺伝子は関連した機能を持つと考えられる。多くの作物が属すナス科の一つであり、自身も主要な作物であるトマト(<I>Solanum lycopersicum</I>)においても、マイクロアレイデータの蓄積により、共発現遺伝子解析が可能となってきた。そこで、機能未知遺伝子の機能を推定するために、それぞれ…

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  • シロイヌナズナ単離液胞および培養細胞代謝物の包括的アノテーション

    佐々木 亮介, 大西 美輪, 飯島 陽子, 櫻井 望, 柴田 大輔, 三村 徹郎, 青木 考 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0995-0995, 2008

    液胞は植物細胞体積の大きな部分を占め、植物の成長や浸透圧調節等に重要な関与があると考えられている。植物の代謝においても、有機酸・二次代謝物などが液胞に蓄積することが知られており、植物代謝産物の貯蔵にとっても重要なオルガネラである。しかしながら、液胞に蓄積する代謝物の多様性や細胞質液胞間の代謝物輸送制御機構は明らかにされてはいない。そこで本研究では、液胞膜輸送機能変換による細胞代謝機能制御研究の基…

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  • KaPPA-View3: 多生物種におけるトランスクリプトームとメタボローム解析のための代謝経路解析ツール

    櫻井 望, 山崎 清, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0982-0982, 2008

    代謝制御に関与する遺伝子機能の解明を加速するため、我々はこれまでに、トランスクリプトームとメタボロームを代謝経路マップ上で統合解析するためのウェブツールKaPPA-Viewを開発してきた。本発表では、機能拡張を行い最近リリースしたバージョンKaPPA-View3について報告する。以前のバージョンKaPPA-View2は、モデル植物シロイヌナズナに特化したツールであり、シロイヌナズナの遺伝子のみが…

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  • トマトにおけるゲノム情報・ゲノミクスリソースを活かした分子育種の取り組み

    津金 胤昭, 前田 ふみ, 鈴木 秀章, 柴田 大輔, 青木 孝一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0069-S0069, 2008

    トマトはナス科植物のモデルとして注目され、ゲノム配列、完全長cDNA配列、EST配列、DNAマーカーをはじめとしたゲノム情報に加え、突然変異系統群、染色体置換系統群、野生種等の遺伝資源といった研究リソースの整備が急速にすすめられている。これらの情報やリソースは、ナス科植物の基盤的研究に役立つだけでなく、品種改良や栽培法の開発など応用研究にも活用できると考えられる。<br>我々は、機能性成分を高含…

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  • ムラサキ培養細胞由来rosmarinic acid synthaseの単離と機能解析

    山下 裕美, 寺坂 和祥, 水戸 光司, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 矢崎 一史, 水上 元 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0778-0778, 2008

    ムラサキ(<I>Lithospermum erythrorhizon</I>)は抗菌作用や抗炎症作用を持つ二次代謝産物rosmarinic acid(RA)を生産し、蓄積する。RAはフェニルプロパノイド経路由来の4-coumaroyl CoAとチロシン派生経路由来の4-hydroxyphenyllactic …

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  • シロイヌナズナ細胞壁形成関連遺伝子と共発現相関のある転写因子に関する機能解析

    大野 隆史, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0131-0131, 2008

    植物の生理的な機能を基盤とした工業原料等の有用物質の生産を可能とする為に、植物の物質生産プロセスを解明することが必要とされている。セルロースを主成分とする細胞壁は、紙パルプ、バイオ燃料、バイオプラスチックなどの工業原料として利用価値が高く非常に有用である。ところが、細胞壁の形成は非常に多くの酵素が関与する複雑なプロセスである為、未知の部分が多い。そのプロセスを解明する為の手段として、公開されてい…

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  • シロイヌナズナ共発現ネットワーク解析に基づいた生物プロセスの予測データベース

    尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0122-0122, 2008

    昨年の年会で報告した、ネットワーク解析に基づく共発現予測アルゴリズムを、公開されているシロイヌナズナDNAマイクロアレイデータセット(1,388枚)に適用した。その適用結果に基づき、22,263遺伝子の中から、互いに高い相関を示す約300グループの遺伝子群に注目した。これらの遺伝子群は各群内で機能的に関連していると考え、機能的な関連性を示す個々の生物プロセスに対応すると仮定した。そこで、共発現解…

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  • 子葉葉緑体形成因子CYO1/ABC2は茎頂分裂組織形成に必須な分子シャペロンである。

    島田 裕士, 小倉 勘, 望月 麻里子, 森 一晃, 白野 由美子, 柴田 大輔, 高宮 建一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0172-0172, 2008

    双子葉植物の子葉と本葉は同じ光合成器官であるが、本葉が茎頂分裂組織から分化するのに対して子葉は子葉原基として胚発生中の種子の中で形成される。子葉と本葉はその形成過程が異なるだけでなく葉緑体の形成過程も異なっている。シロイヌナズナ変異体<I>cyo1/abc2</I>は糖添加培地上では子葉のみが白化し、本葉は正常に緑化するが、糖無添加培地上では茎頂分裂組織が発達出来ず本葉が発生せず、枯死してしまう…

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  • 液体クロマトグラフィー―フーリエ変換質量分析計(LC/FT-ICR-MS)による代謝産物分析データの連続解析システムの構築

    中村 由紀子, 櫻井 望, 飯島 陽子, 青木 考, 岡崎 孝映, 太田 大策, 北山 雅彦, 金谷 重彦, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 205-205, 2007

    FT-ICR-MSは、高分解能、高質量精度などの特徴を持つことから、植物のメタボローム解析において主要な分析機器の一つである。また、LCと組み合わせることにより、同一質量を持つ物質を分離することができ、さらに精密な分析結果が得られる。しかしLCを用いると、スキャンポイントごとに分析を行うので、データ構成がより複雑になる。よって、試料を分析器に直接導入するフローインジェクション法に比べ、解析もより…

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  • グルコシノレート生合成遺伝子群を制御する転写因子のオーム科学的アプローチによる同定

    平井 優美, 杉山 健二郎, 澤田 有司, 峠 隆之, 鈴木 あかね, 大林 武, 荒木 良一, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 青木 考, 西澤 治, 柴田 大輔, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 201-201, 2007

    我々は硫黄栄養欠乏条件下でシロイヌナズナのトランスクリプトームとメタボロームの経時的変化を調べ、一括学習自己組織化マッピングにより共発現・共蓄積する遺伝子群・代謝物群を明らかにした。既知のグルコシノレート(GSL)生合成酵素遺伝子群が硫黄栄養欠乏条件下で共発現していることがわかり、これらと共発現している機能未知遺伝子は同様にGSL生合成に関与すると推察した。この考えに基づき、GSL生合成遺伝子群…

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  • シロイヌナズナ遺伝子共発現相関解析から予測された細胞壁形成関連遺伝子の機能解明

    大野 隆史, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 210-210, 2007

    植物の生理的な機能を基盤とした工業原料等の有用物質の生産を可能とする為に、植物の物質生産プロセスを解明することが必要とされている。セルロースを主成分とする細胞壁は、工業原料としての利用価値が高い反面、非常に多くの酵素が関与する複雑なプロセスで形成されており未知の部分が多い。それを解明する為の手法として、公開されているシロイヌナズナのマイクロアレイデータを基にした遺伝子共発現相関解析を用い、細胞壁…

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  • ムラサキ由来ゲラニルジリン酸合成酵素の機能解析

    宮脇 達也, 佐々木 佳菜子, 山本 恭子, 小原 一朗, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 矢崎 一史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 823-823, 2007

    ムラサキ(<I>Lithospermum erythrorhizon</I>)はその根部でナフトキノン系二次代謝産物のシコニン誘導体を生産・蓄積している。シコニン生合成はメバロン酸経路由来のゲラニルジリン酸(GPP)とシキミ酸経路由来の<I>p</I>-ハイドロキシ安息香酸との縮合を経て行われるが、このGPPはトレーサー実験によりメバロン酸経路に由来すること、さらに生化学的解析から、ムラサキのG…

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  • トマトDNAアレイフィルターを用いたナス科植物病害抵抗性反応の解析

    岩城 俊雄, 榧野 寛子, 津金 胤昭, 柴田 大輔, 太田 大策, 和田野 晃 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 928-928, 2007

    植物病原細菌<I>Ralstonia solanacearum</I>によって引き起こされる青枯病はナス科の主要な作物植物に被害を与え,農業生産上の大きな問題となっている。その病徴である萎凋症状は,菌体が植物の根や傷口から侵入して通道組織中で増殖し,菌体外多糖類を生産することによって植物通道組織中の水分移動が阻害されることが原因とされている。これまでに,植物体に対する<I>R. …

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  • VIGSを用いたトマト完全長cDNAの機能解析

    尾崎 崇一, 矢野 健太郎, 須田 邦裕, 鈴木 達哉, 櫻井 望, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 952-952, 2007

    ナス科植物であるトマト(Solanum lycopersicum)は、ゲノム解読されたシロイヌナズナ(アブラナ科)と進化的に離れており、植物の多様性研究に適した材料である。我々は矮性トマトマイクロトムの完全長cDNA解析から、トマトはシロイヌナズナ遺伝子と低い相同性しか持たない遺伝子を有することを明らかにしてきた。本研究ではこれらの遺伝子の機能解明を目的として、Virus-Induced …

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  • シロイヌナズナとトマトの網羅的な遺伝子発現プロファイル比較

    山本 直樹, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 957-957, 2007

    シロイヌナズナを始めとする様々な植物のゲノム情報の整備が進んできた今日では、異種植物間の遺伝子発現量の進化的保存性を明らかにすることは植物の遺伝情報の多様性解明の一環である。本研究では、その第一段階として、葉と根におけるシロイヌナズナとトマトのAffymetrix GeneChip発現データの比較を行った。シロイヌナズナ全タンパク質とトマトUNIGENE(~40,000)の配列に基づいて推定した…

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  • KaFTom: 矮性トマト品種マイクロトムの完全長cDNAデータベース

    矢野 健太郎, 青木 考, 須田 邦裕, 鈴木 達哉, 櫻井 望, 成田 貴則, 新井 理, 小原 雄治, 江面 浩, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 955-955, 2007

    矮性トマト品種であるマイクロトムは、蛍光灯下の実験室の棚でも約3ヶ月で生育し、栽培が容易な品種である。我々は、マイクロトムの葉と果実に由来する完全長cDNAライブラリーの作製を進めてきており、現時点で、57,271個のESTの配列を得ている(Acc. BW684914-BW692959, DB678295-DB727670)。そして、これらのESTを元に、非冗長なcDNA配列をもつクローンを選抜…

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  • イソプレノイド合成経路の制御系の解明に向けた転写産物・代謝産物の包括的解析

    佐野 亮輔, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 孝, 岡崎 孝映, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 211-211, 2007

    我々は工業原材料となる植物由来有用物質への応用をゴールとし、シロイヌナズナ培養細胞T87を主に用いた遺伝子発現及び代謝産物の網羅的な測定・解析を行っている。演者らはその一環として、天然ゴム等の多様な有用二次代謝産物を生み出すイソプレノイド合成経路に着目して解析を進めている。昨年度(第47回)年会において演者らは、AtGenExpressのアレイデータ(771セット)を元に算出された遺伝子間の共発…

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  • シロイヌナズナ葉に含まれるカルボニル化合物組成のエコタイプ間比較

    真野 純一, 徳重 憲治, Khotobrykh Sergey, 飯島 陽子, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 347-347, 2007

    過酸化脂質から生成されるアルデヒドやケトンなどのカルボニル化合物は,反応性が高く,低濃度では細胞のシグナル分子として働き,高濃度では細胞機能に障害をもたらす。葉に含まれるカルボニル化合物の制御と生理的効果を解明するため,シロイヌナズナ葉からの抽出,2,4-ジニトロフェニルヒドラジンでの誘導体化,HPLCによる分別定量法を確立した。標準化合物との比較から,炭素鎖長3~10,C=C不飽和結合数0~2…

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  • ABC2タンパク質は子葉葉緑体形成のみに必須なシャペロンである。

    島田 裕士, 望月 麻里子, 小倉 勘, 白野 由美子, 柴田 大輔, 高宮 建一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 036-036, 2007

    シロイヌナズナなどの無胚乳種子では子葉は種子の中で栄養貯蔵組織として機能し、発芽後に光合成組織となる。子葉と本葉はその形成過程が異なるだけでなく葉緑体の形成過程も異なっていると思われる。シロイヌナズナ変異体<I>abc2 </I>は子葉のみが白化し、本葉は正常に緑化する。この変異体の子葉の色素体は、光照射下で生育させた植物体では膜構造が未発達で野生型とは顕著に異なる葉緑体が形成されるが、暗所で生…

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  • 暗黒下特異的に発現するPolyphenol Oxidase-Like Proteinの機能解析

    山本 恭子, 水戸 光司, 佐々木 佳菜子, 小原 一朗, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 矢崎 一史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 066-066, 2007

    ムラサキ(<I>Lithospermum erythrorhizon</I>)はその根部でナフトキノン系赤色二次代謝産物であるシコニン誘導体を生産・蓄積している。ムラサキ培養細胞においてシコニン生合成はCu<SUP>2+</SUP>やMJなどによって促進され、NH<SUB>4</SUB><SUP>+</SUP>や光などによって抑制される。シコニンはシキミ酸経路由来の<I>p</I>-hydrox…

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  • 遺伝子発現解析が可能な植物の代謝パスウェイデータベース・ツールKaPPA-View2

    櫻井 望, 山崎 清, 尾形 善之, 青木 考, 岡崎 孝映, 大林 武, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 206-206, 2007

    DNAアレイ解析や、各種クロマトグラフィーと質量分析による代謝産物解析の進歩により、大量のトランスクリプトームデータとメタボロームデータが得られるようになった。我々は、両オームデータを代謝経路マップ上で同時に比較解析できるインターネットツール、KaPPA-View(http://kpv.kazusa.or.jp/kappa-view/)を公開している。KaPPA-Viewでは、利用者がアップロー…

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  • 植物代謝物の液体クロマトグラフィー―フーリエ変換質量分析計(LC/FT-ICR-MS)によるアノテーション

    飯島 陽子, 中村 由紀子, 櫻井 望, 尾形 善之, 鈴木 秀幸, 岡崎 孝映, 金谷 重彦, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 204-204, 2007

    昨年の本大会では、LC/FT-ICR-MSによるトマト果実の網羅的な分析について報告し、多くの未知代謝物の存在を示唆した。本研究は植物の代謝物データベース作成を目標としているが、未知代謝物に対してより多くの化学構造的情報(組成式、MS/MSイオン、文献検索による推定構造など)をアノテーションとして付することは成分同定への手がかりになるだけでなく、大量データの一斉解析に用いることを可能にし、代謝流…

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  • FT-ICR MS メタボロミクスによる桂皮酸モノリグノール経路の多段階酵素反応の同時解析

    甲斐 光輔, 辰巳 舞, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 208-208, 2007

    桂皮酸モノリグノール経路は、リグニンなど多様なフェニルプロパノイドの生合成に関与する、植物の主要な代謝経路の一つである。本経路は、碁盤の目状に経路を形成しており、各段階に関与する生合成酵素には複数のアイソザイムが存在し、その基質化合物も単一ではない。このように複雑な経路において、推定基質を用いた個々の酵素活性の個別解析は生理的代謝フラックスの評価を誤った方向に導く可能性もある.<br> …

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  • シロイヌナズナの低温及び乾燥ストレス下においてDREB1A及びDREB2Aが制御する代謝関連遺伝子の解析

    圓山 恭之進, 竹田 みぎわ, 佐久間 洋, 櫻井 望, 城所 聡, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 篠崎 一雄, 篠崎 和子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 969-969, 2007

    シロイヌナズナのDREB1A遺伝子は低温に、DREB2A遺伝子は乾燥に応答して遺伝子発現が誘導される。この2つの遺伝子は、AP2/ERFタイプの転写因子をコードしている。DREB1A及びDREB2Aを恒常的に過剰発現させた形質転換植物は、低温・乾燥・塩ストレスに対する耐性が向上することから、この2つの転写因子が制御する下流遺伝子は、低温・乾燥・塩ストレスに対する耐性の獲得において重要な機能を果た…

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  • 共発現ネットワーク解析アルゴリズムの構築とシロイヌナズナ遺伝子への適用

    尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 岡崎 孝映, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 433-433, 2007

    DNAマイクロアレイ技術の進歩により、多くの生物種で遺伝子発現データが蓄積されてきた。植物においてもゲノム解明が進み、今後さらにトランスクリプトーム解析を効率化する手法が必須である。昨年の年会で紹介した共発現予測アルゴリズムにおいて、予測された遺伝子群の共発現性を定量化する指標として「ネットワーク特異率」を導入し、予測精度の向上を実現した。<br>1388チップのシロイヌナズナDNAマイクロアレ…

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  • シロイヌナズナT7ファージ型RNAポリメラーゼRpoTp(RpoT;3)欠損株の解析

    稲垣 良作, 朴 杓允, 金地 通生, 塚谷 裕一, 柳田 一樹, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 宇野 知秀, 山形 裕士, 金丸 研吾 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 269-269, 2007

    植物色素体ゲノムにコードされた遺伝子群は色素体ゲノムコードの細菌型RNAポリメラーゼ(PEP, plastid encoded RNA polymerase)と核ゲノムコードのT7ファージ型RNAポリメラーゼ(NEP, nuclear encoded RNA polymerase)の2種類のRNAポリメラーゼによって転写される。シロイヌナズナからは3つのNEP遺伝子が同定され、色素体にはRpoT…

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  • アワビ消化管由来の海産紅藻スサビノリ細胞壁分解酵素祖の調製

    大塚, 周二, 福田, 覚, 柴田, 大輔, 嵯峨, 直恆, 尾島, 孝男 水産増殖 54 (1), 83-88, 2006-03

    我々はエゾアワビHaliotis discus hannaiからキシラナーゼとマンナナーゼを抽出し、酵素活性とスサビノリPorphyra yezoensisの細胞壁分解能を調べた。キシラナーゼは、エゾアワビの消化液より調製した粗酵素をTOYOPEARL CM-650Mカラムで分画することによって得た。マンナナーゼは、同粗酵素をTOYOPEARL …

    日本農学文献記事索引

  • 代謝プロファイリングによるステロール側鎖不飽和化酵素(CYP710A)の同定と機能解析

    森川 智美, 水谷 正治, 青木 望, 渡辺 文太, 嵯峨 寛久, 斎藤 茂樹, 及川 彰, 鈴木 秀幸, 櫻井 望, 柴田 大輔, 和田野 晃, 坂田 完三, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 462-462, 2006

    側鎖C-22不飽和結合を持つステロールは真核微生物(エルゴステロール)および植物(スチグマステロール,ブラシカステロール)に存在する.真核微生物における側鎖不飽和化反応はシトクロムP450 (CYP61)が触媒するが,高等植物のステロール側鎖不飽和化酵素遺伝子は不明である.まずCYP61と植物P450のタンパク質構造比較によってステロール生合成への関与が推定される植物P450候補を同定し,それら…

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  • FT-ICR MS分析によるメタボリックプロファイリング解析~問題点と応用~

    及川 彰, 木村 篤子, 中村 由紀子, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 001-001, 2006

    メタボリックプロファイリング研究の最終目的は,生物の持つ全ての化合物の種類と量(メタボローム)を迅速に把握することである.高分解能・高感度な分析を行うことが出来るFT-ICR MS(フーリエ変換イオンサイクロトロン型質量分離装置)を用いることで,各種分離操作無しに試料中の化合物を一斉分析することが可能である.さらに,観測された精密質量から,分子式さらに化合物の推定が可能である.我々は,FT-IC…

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  • <I>PAP1</I>形質転換培養細胞を用いたアントシアニン生合成関連遺伝子およびアントシアニン蓄積の解析

    竹田 みぎわ, 佐々木 亮介, 鈴木 秀幸, 櫻井 望, 青木 考, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 111-111, 2006

    <I>PAP1</I>はシロイヌナズナにおいてアントシアニン生合成関連遺伝子の発現誘導に関わるMyb様転写因子をコードする。現在までに<I>PAP1</I>過剰発現シロイヌナズナ植物体を用いたアントシアニン生合成関連遺伝子の解析についての報告はあるが、<I>PAP1</I>の転写量と誘導される遺伝子の転写に関して詳細な解析はなされていない。本研究では<I>PAP1</I>によるアントシアニン生合…

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  • トランスクリプトミクスとメタボロミクスの統合による包括的遺伝子機能予測

    平井 優美, 金谷 重彦, 澤田 有司, 峠 隆之, 草野 都, 福島 敦史, 秋山 顕冶, 櫻井 哲也, 嶋田 幸久, 郷田 秀樹, 大林 武, 矢野 美弦, 杉山 健二郎, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 104-104, 2006

    シロイヌナズナマイクロアレイを用いた研究により明らかにされた種々のストレス条件下や器官における遺伝子発現プロファイルが公共のデータベースに蓄積され、その中から共発現関係にある遺伝子群を見つけることで遺伝子機能を包括的に予測することが可能となってきている。演者らは栄養ストレス条件下のトランスクリプトームデータとメタボロームデータを統合解析することで、特定の生合成経路上の酵素遺伝子の機能同定を行って…

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  • アミノ酸代謝系遺伝子群の発現相関ネットワーク解析

    杉山 健二郎, 平井 優美, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 澤田 有司, 峠 隆之, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 108-108, 2006

    工業原材料植物に蓄積する多様な代謝産物を効率よく生産するためには、代謝経路に関与する遺伝子群の機能解析を行うことは重要である。モデル植物であるシロイヌナズナでは、ゲノムの解析・整備が進み、その成果は、代謝系遺伝子群の機能解析を行う上でも、有用な情報となる。<br> 著者らは、シロイヌナズナのアミノ酸生合成経路に含まれる232個の遺伝子に関して、公開されている771種類のマイクロアレイから算出さ…

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  • イソプレノイド合成経路の制御系の解明にむけた発現相関のネットーワーク解析

    佐野 亮輔, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 孝, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 109-109, 2006

    我々は工業原材料となる実用植物への応用をゴールとし、シロイヌナズナ培養細胞T87を主に用いた遺伝子発現及び代謝産物の網羅的な測定・解析を行っている。演者らはその中で、天然ゴム形成に関与するcis-プレニルトランスフェラーゼ(cPT)を含むイソプレノイド合成経路に着目して解析を進めている。AtGenExpressのアレイデータ(771セット)を用いて算出された遺伝子間の発現相関係数テーブルを元に、…

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  • トマト完全長cDNAクローンの解読とシロイヌナズナ遺伝子との比較解析

    青木 考, 矢野 健太郎, 須田 邦裕, 鈴木 達哉, 金子 洋平, 津金 胤昭, 渡邊 学, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 237-237, 2006

    トマト(<I>Solanaceae lycopersicum<I>)における機能ゲノミクス研究を推進するために、現在国際コンソーシアム主導で行なわれているトマトゲノム解読プロジェクトと並行して、我々はトマト(矮性トマト、マイクロトム)の完全長cDNAクローンの取得および配列解読を行なっている。<br> …

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  • 他植物ゲノム環境でのシロイヌナズナゲノム遺伝子の定量的な発現解析

    山本 直樹, 前田 ふみ, 津金 胤昭, 須田 邦裕, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 275-275, 2006

    植物の遺伝子発現制御の進化についての洞察を得るため、私たちはシロイヌナズナの様々な遺伝子を含む長鎖ゲノムDNA断片をTACベクター(長鎖DNA断片の植物への導入を可能とするバイナリーベクター)を用いてトマトおよびミヤコグサに導入し、導入遺伝子の発現解析を進めてきた。これまでに行ったDNAアレイ解析の結果では、トマトにおける導入遺伝子群の遺伝子発現は、シロイヌナズナ自身における遺伝子発現と類似した…

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  • ジャスモン酸による抗酸化物質代謝経路の協調的活性化がシロイヌナズナの酸化ストレス耐性を引き起こす

    関本(佐々木) 結子, 多木 希, 大林 武, 青野 光子, 松本 史紀, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 平井 優美, 野路 征昭, 斎藤 和季, 増田 建, 高宮 建一郎, 柴田 大輔, 太田 啓之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 837-837, 2006

    ジャスモン酸(JA)は傷害・病害等の植物のストレス応答に関与するシグナル物質である。JAシグナルはストレス耐性の獲得において重要であるにも関わらず、JAシグナルがどのような機構を介してストレス耐性に寄与しているかは明らかになっていない。本研究では、シロイヌナズナにおいてJAにより制御される代謝経路を同定するために、8384遺伝子を含むcDNAマクロアレイを用いた解析を行った。その結果、JA処理に…

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  • シロイヌナズナ遺伝子と相同性をもたないトマト遺伝子群の発現パターン

    矢野 健太郎, 津金 胤昭, 渡邉 学, 前田 ふみ, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 885-885, 2006

    ある植物に固有な遺伝子の機能を解明するために、我々は、シロイヌナズナ遺伝子とは配列の相同性をもたないトマト遺伝子群の発現パターンの解析を行った。我々は、これまでに、トマト矮性品種マイクロトムの葉と果実に由来するcDNAライブラリーから非冗長な10,905個のプローブを搭載したcDNAアレイを設計している。本研究では、このcDNAアレイを用いて、マイクロトムの果実成熟過程における遺伝子発現パターン…

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  • ミヤコグサ培養細胞における代謝産物解析

    西田 寛, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 887-887, 2006

    多様な工業原材料を生産する植物代謝経路を解明するために解読が進んでいる植物ゲノム情報の活用は重要である。モデル植物シロイヌナズナは基本代謝経路を解明するために大きく貢献しているが、一方で他の植物に比べて代謝産物が少なく、一般的な代謝経路の全容を明らかにするには他のモデル植物の利用が必要である。ゲノム解読が進んでいるマメ科モデル植物ミヤコグサでは、約30%の遺伝子がシロイヌナズナ遺伝子に相同性を示…

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  • FT-ICR MSメタボロミクス解析による代謝変調の高速解析と変調マーカー分子同定

    及川 彰, 小倉 知典, 木村 篤子, 中村 由紀子, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 金谷 重彦, 太田 大策 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 888-888, 2006

    FT-ICR MS(フーリエ変換イオンサイクロトロン型質量分離装置)によるメタボリックプロファイリング解析には,分析誤差の補正などのデータ解析が必須であったが,我々はこれをデータ解析ツール(Dmass)の開発によって克服した.メタボリックプロファイリング解析例として,作用機作の確立された数種の除草剤処理による代謝変調(metabolic …

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  • 暗黒条件下で誘導させるシコニン生合成遺伝子の同定と機能解析

    山本 恭子, 矢野 真理子, 水戸 光司, 佐々木 佳菜子, 小原 一朗, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 佐藤 文彦, 矢崎 一史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 701-701, 2006

    ムラサキ(<I>Lithospermum erythorhizon</I>)はその根部でナフトキノン系赤色二次代謝産物であるシコニン誘導体を生産・蓄積している。ムラサキ培養細胞においてシコニン生合成は酸性多糖、Cu<SUP>2+</SUP>、MJなどによって促進され、NH<SUB>4</SUB><SUP>+</SUP>、2,4-D、そして光などによって抑制される。シコニンはシキミ酸経路由来の<I…

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  • 低温および乾燥環境下におけるシロイヌナズナのトランスクリプト-ムおよびメタボロ-ム解析

    圓山 恭之進, 竹田 みぎわ, 浦野 薫, 佐久間 洋, 城所 聡, 鈴木 秀幸, 斉藤 和希, 柴田 大輔, 篠崎 一雄, 篠崎 和子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 801-801, 2006

    低温及び乾燥環境下では、数種の代謝関連遺伝子が転写レベルで制御されていることが知られている。また、シロイヌナズナのDREB1A遺伝子は低温ストレス、DREB2A遺伝子は乾燥や塩ストレスによって発現が誘導される。この2つの転写因子をそれぞれ恒常的に過剰発現させた形質転換植物は、低温・乾燥・塩ストレスに対する耐性能が向上することが示されている。このため2つの転写因子が制御する下流遺伝子は、低温・乾燥…

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  • 高等植物の光呼吸系で働くペルオキシソーム型GGAT遺伝子の過剰発現によるアミノ酸類の代謝系の改変

    五十嵐 大亮, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 大住 千栄子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 438-438, 2006

    本研究の目的は高等植物におけるアミノ酸代謝制御の解明であり、特に光呼吸系におけるアミノ酸代謝に着目し解析を行なっている。グルタミン酸グリオキシル酸アミノトランスフェラーゼ(GGAT)は、グルタミン酸+グリオキシル酸→グリシン+2-オキソグルタル酸の反応を担う。光呼吸系で働くペルオキシソーム局在型GGATは、光呼吸系におけるアミノ酸代謝に直接関わると考えられる重要な酵素である。<br>我々はシロイ…

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  • GC-TOF/MSを用いたメタボロミクス方法論の確立-多変量解析と相関係数によるfunctional metabolic networks

    草野 都, 福島 敦史, 有田 正規, Jonsson Par, Moritz Thomas, 金谷 重彦, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 渡辺 むつみ, 野路 征昭, 斉藤 和季 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 005-005, 2006

    近年、ゲノム科学の一分野としてのメタボロミクス研究は、機能ゲノミクスにおいてその重要性を増している。本研究では、代謝物間ネットワークを求めるためのGC-TOF/MSによるメタボロミクス方法論の確立を目的に行った。セリンアセチル転移酵素遺伝子の2重変異体serat2;1 serat2;2はターゲット分析により、硫黄同化系において重要な役割を果たしているO-acetyl-L-serine、cyste…

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  • GC-MSによる代謝産物分析データを複数試料間で比較するためのピークアラインメントツールの開発

    櫻井 望, 鈴木 秀幸, 中村 由紀子, 草野 都, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 金谷 重彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 003-003, 2006

    ガスクロマトグラフィー-質量分析機(GC-MS)は、植物のメタボローム解析において主要な分析機器の一つであり、高分解能、保持時間の高い再現性などの特徴を有する。GCで分離された分子はMS機器部分でイオン化され、開裂を経て複数の娘イオンとして検出される。開裂パターンはそれぞれの分子で特有であるため、標準物質のパターンとの比較によりピーク化合物を同定できる。しかし、植物代謝産物の全ての標品や開裂パタ…

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  • 液体クロマトグラフィー-フーリエ変換質量分析計(LC-FT-MS)を用いたトマト果実代謝成分の網羅的分析

    飯島 陽子, 中村 由紀子, 尾形 善之, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 金谷 重彦, 青木 考, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 002-002, 2006

    昨年トマトの国際ゲノムプロジェクトがスタートし、トマトはナス科モデル植物として位置づけられている。一方代謝物解析に関しては、トマト果実の一次代謝産物は網羅的解析がなされているが、二次代謝産物は個別に解析されてきたに留まる。今後増加が予想されるトマトのゲノム情報を代謝物蓄積制御機構の解明に結び付けていく上で、トマト代謝物に関してより多くの解析情報が求められる。<br>本研究では、トマト果実の全代謝…

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  • 硫黄代謝経路の遺伝子発現制御に寄与する転写因子の探索

    團迫 智子, 鈴木 秀幸, 櫻井 望, 青木 考, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 110-110, 2006

    硫黄は植物にとって必須の栄養素である。先ごろ、硫黄欠乏応答に必要と考えられる<I>cis</I>領域の存在が報告された(Maruyama-Nakashita et al. 2005)。本研究は硫黄代謝経路制御に関連する転写因子を探索し、その制御機能を解明することを目的に行った。<br>相関解析データベース、ATTED (<I><U>A</U>rabidopsis …

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  • トランスクリプトームへのネットワーク解析によるシロイヌナズナ遺伝子の効率的な共発現予測

    尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 106-106, 2006

    多数のDNAマイクロアレイデータセットを解釈するために、適切な共発現クラスターを選別する手法が必須である。従来、クラスター解析がクラスター選別に適用されてきたが、この解析手法を用いて各遺伝子のネットワークを解明するには大きな課題が残されている。そこで、本報告では、従来のクラスター解析に代わり、ネットワーク解析を網羅的な遺伝子共発現解析に適用する手法を紹介する。<br> …

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  • シロイヌナズナ遺伝子発現相関を利用した細胞壁形成関連遺伝子のネットワーク解析

    大野 隆史, 尾形 善之, 櫻井 望, 青木 考, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 107-107, 2006

    植物の生理的な機能を基盤とした工業原料等の有用物質の生産を可能とする為に、植物の物質生産プロセスを解明することが必要とされている。細胞壁の主成分であるセルロースは植物中で最も豊富なバイオポリマーであり、工業原料としての利用価値が高い。ところが、その合成、結晶化は複数のセルロース合成酵素(CesA)が複合体を形成して行っているだけでなく、他にも幾つかの酵素が関与していることが示唆されており非常に複…

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  • シロイヌナズナT7ファージ型RNAポリメラーゼRpoT;2の機能解析

    金丸 研吾, 一林 久雄, 稲垣 良作, 伊藤 滋一, 金地 通生, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 柴田 大輔, 宇野 知秀, 山形 裕士 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 179-179, 2006

    植物細胞では細胞核、葉緑体、ミトコンドリアそれぞれのゲノム間でクロストーク機構が働きながら遺伝子発現が行われ、個体機能を統御していると考えられている。これらの転写系のうちミトコンドリアではT7ファージ型RNAポリメラーゼ(NEP)が機能し、葉緑体ではNEPに加え原始ラン藻由来の真正細菌型RNAポリメラーゼ(PEP)が機能している。シロイヌナズナのNEPには、ミトコンドリア局在性のRpoT;1(R…

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  • FT-ICR/MS分析におけるメタボロームプロファイリング:メタボローム解析システムと植物代謝物質検索システムを用いた代謝産物解析

    中村 由紀子, 真保 陽子, 旭 弘子, Md. Altaf-Ul-Amin, 黒川 顕, 及川 彰, 木村 篤子, 森下 宜彦, 櫻井 望, 鈴木 秀幸, 平井 優美, 矢野 美弦, 斉藤 和季, 太田 大策, 柴田 大輔, 北山 雅彦, 金谷 重彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 889-889, 2006

    我々は、FT-ICR/MSなどの質量分析装置から大量に得られるメタボローム情報をハイスループットかつ体系的に解析するツールを開発した(第46回年会)。植物を中心とした代謝物質データベースとその検索エンジン(KNApSAcK)については既に公開している(http://kanaya.naist.jp/KNApSAcK/)。これらのシステムを用い、シロイヌナズナサンプルにおいて代謝解析を行った。FT-…

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  • トマトDNAアレイフィルターを用いたナス科植物病害抵抗性反応の解析

    岩城 俊雄, 津金 胤昭, 柴田 大輔, 太田 大策, 和田野 晃 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 774-774, 2006

    植物病原細菌<I>Ralstonia solanacearum<I>によって引き起こされる青枯れ病は,ジャガイモ,トマト,ナス,タバコ,バナナなどナス科の主要な作物植物に被害を与え,農業生産上の大きな問題となっている。その病徴である萎調症状は,<I>R. solanacearum</I>が植物の根や傷口から侵入して通道組織中で増殖し,菌体外多糖類を生産することによって植物通道組織中の水分移動が阻…

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  • 乾燥ストレス下でのABA生合成欠損変異体<I>nced3</I>のメタボローム・トランスクリプトーム解析

    浦野 薫, 圓山 恭之進, 竹田 みぎわ, 鈴木 秀幸, 斎藤 和季, 柴田 大輔, 篠崎 和子, 篠崎 一雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 804-804, 2006

    アブシジン酸(ABA)は植物の乾燥ストレス応答や耐性の獲得に関わる重要な植物ホルモンである。これまで、乾燥ストレス下でABAが細胞内シグナル伝達や多くの遺伝子の発現誘導に重要な働きを行うことが報告されている。しかしながら、ABAが制御する代謝系に関しては、個別の研究のみで包括的な解析はあまり行われていない。そこで本研究では、乾燥ストレス下でABA合成が影響を及ぼす代謝物質のネットワークを明らかに…

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  • モデル塩生植物<I>Thellungiella halophila</I>のメタボローム解析

    太治 輝昭, 竹田 みぎわ, 森下 宣彦, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔, 坂田 洋一, 田中 重雄, 篠崎 一雄 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 819-819, 2006

    塩生植物<I>Thellungiella halophila</I>はArabidopsisの近似種でありながら顕著な耐塩性および耐凍性を示す。これまでの研究により、<I>T.halophila</I>はストレス非存在下においてArabidopsisで知られている様々な非生物ストレスおよび生物ストレス誘導性遺伝子を高発現させていることが明らかとなった。また我々のLC/MS, GC/MS, …

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  • トランスクリプトームおよびメタボローム解析による凍結保存シロイヌナズナ培養細胞の評価

    櫻井 望, 小川 洋一, 森谷 佳奈美, 藤井 文子, 森下 宜彦, 鈴木 秀幸, 斉藤 和季, 柴田 大輔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 146-146, 2005

    本研究チームで作出した多数のシロイヌナズナ形質転換細胞系統を維持するために、アルギン酸ビーズを用いた凍結保存法を開発した(2004年度年会)。凍結保存を行った細胞を解析対象とする上で、本法が遺伝子発現および代謝産物の蓄積に与える影響を調べる必要があり、トランスクリプトームおよびメタボローム解析による評価を行った。<br>独立に凍結保存を行った3系統で、凍結前の細胞と凍結保存後に4回継代した後の細…

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