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検索結果 132 件

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  • 局所圧縮静水圧援用切削の開発

    櫻井 春菜, 清水 淳, 山本 武幸, 周 立波, 小貫 哲平, 尾嶌 裕隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 97-98, 2020-03-01

    <p>著者らは,治具によって切削点領域に局所的に圧縮静水圧を付与する手法による切削を開発している.本報では,転がり式治具を用いた場合における切削現象を明らかにするため,分子動力学シミュレーションを試みた結果について報告する.</p>

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  • 力学的感度と感性アンケートに基づく地下空間の形状デザインに関する研究

    今泉 暁音, 清水 則一, 櫻井 春輔 土木学会論文集F 66 (2), 237-250, 2010

    地下空間は,従来の社会基盤施設や公共施設等の個別用途だけでなく,都市再生や低酸素社会の実現などの今日的な課題解決の枠組みの中で有効活用が考えられている.魅力ある地下空間を創造するためには,力学的な安定性や施工性等の従来の土木工学的な観点はもちろん,人々が地下に対して抱く心理的,感性的な側面を考慮する必要があると考えられる.筆者らは,力学的な観点と感性的な観点を総合し,地下空間形状を評価する方法の…

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  • 在来工法で建設されたトンネルの拡幅時変形挙動とグランドリングに関する考察

    北田 正彦, 桜井 春輔, 芥川 真一, 岡部 幸彦, 進士 正人 土木学会論文集F 65 (2), 119-127, 2009

    増大する交通量に対応するために,1960年代に在来工法で建設した2車線道路トンネル(天王山トンネル)を拡幅することとなった.本トンネルの建設はかなりの難工事であったことから,慎重な調査,計画をもって拡幅工事に臨んだが,結果的には地山の変位も小さく収まり,十分な安全性を確保しながら工事を終えることができた.この背景には,トンネル周辺に形成されたと思われるグランドリングとその構造特性の経時変化が大き…

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  • 磁歪法を用いたPSアンカー軸力推定手法の提案と大規模地下空洞における検証例

    芥川 真一, 有村 有紀, 中森 絵美, 櫻井 春輔, 馬場 修二, 森 聡 土木学会論文集F 64 (4), 413-430, 2008

    大規模地下空洞の維持管理には施設全体の総合的評価が必要とされる.本研究では,空洞周辺岩盤の健全性を評価する際に検討する項目として,PSアンカーの軸力に着目した.導入力を固定するためにナットが用いられている場合,磁歪法を用いてその表面に存在する応力を計測し,間接的にアンカー軸力を推定することができる.まず,室内試験によりナットの残留応力を計測し,それが十分に小さいことを確かめた.次に,軸力を作用さ…

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  • 矩形大断面切羽の崩壊機構と引張部材としての鏡ボルトに関する考察

    山地 宏志, 小西 康人, 海原 卓也, 小島 芳之, 吉田 秀典, 櫻井 春輔 土木学会論文集C 63 (2), 344-357, 2007

    切羽の安定はトンネル等の掘削工事において最も重要であるにもかかわらず,その崩壊機構やその発生原因が十分に解明されていない.したがって不適切な対策工の設計がなされる可能性もある.これは被りが薄い掘削工事等では,上部構造物に甚大な影響を与える可能性が高く,社会的損失を発生させる可能性すらある.本文では,鉄道幹線直下の大型函体掘削・牽引工事の事例を通して,切羽崩壊機構と鏡ボルトの切羽対策工としての役割…

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  • 国内超大深度立坑工事の地山崩壊形態から見た崩壊発生機構に関する考察

    櫻井 春輔, 清水 則一, 芥川 真一, 吉田 秀典, 佐藤 稔紀, 山地 宏志 土木学会論文集F 62 (4), 662-673, 2006

    超大深度地下開発のアプローチとなる超大深度立坑は,その重要性を再認識されつつある.しかし,国内石炭産業の縮小に伴い,深度1,000m級の立坑はほぼ20年以上施工されていない.筆者らは超大深度立坑技術の継承と,定量的な立坑設計技術の確立を目的として,過去に施工された超大深度立坑の技術文献調査,およびかつて施工に従事された技術者からの聞き取り調査を実施し,立坑工事において発生する蓋然性の高い崩壊形態…

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  • 逆解析による非線形構成則の同定に関する検討

    芥川 真一, 長谷川 明子, 山下 涼, 武内 邦文, 李 在浩, 櫻井 春輔 材料 55 (5), 507-514, 2006

    Back analysis of a ground deformational behavior involving nonlinear behavior is discussed. It is of primary importance to make reliable prediction of deformational behavior for shallow tunnels in …

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  • 感性と力学を総合した地下空間形状のデザインに関する研究

    今泉 暁音, 清水 則一, 櫻井 春輔 土木学会論文集 2003 (742), 159-168, 2003-09-20

    地下空間は, トンネル, 地下発電所, 地下街などの社会基盤施設としての利用だけでなく, アート空間やアミューズメント空間として利用することが考えられる. しかし, 一般に人々は地下空間に対して暗い, 狭い, 怖い, といったネガティブなイメージを持つことが多く, 力学的立場からのみではなく, 空間の快適性など感性的要素を取り込んで設計できれば, …

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  • 地山変位計測結果の逆解析に基づくパイプルーフ工法施工時の情報化施工

    大谷 達彦, 佐々木 良作, 前田 昌彦, 進士 正人, 櫻井 春輔 土木学会論文集 2002 (714), 239-244, 2002-09-20

    近年, 構造物に近接してトンネルを建設することが多くなってきており, 近接構造物に与える影響を抑制するために, パイプルーフ工法がしばしば採用されている. しかしながら, パイプルーフを採用したときの地山挙動は十分に把握されていないのが現状である.<br>本研究では, 都市トンネル施工時の変位データを用いて逆解析を行い, パイプルーフ設置時の地山挙動について整理した. そして, …

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  • 逆解析適用結果に基づく岩盤安定性予測解析法の開発

    武内 邦文, 志村 友行, 芥川 真一, 桜井 春輔 土木学会論文集 2002 (701), 253-262, 2002-03-21

    本論文は, 地下空洞のように多段ステップ掘削が行われる工事において, アーチ部等の掘削途中段階で計測された変位に逆解析を適用して岩盤安定性を定量的に評価するとともに, それを利用して岩盤の応力-ひずみ関係の非線形パラメーターを適切に推定し, その後の掘削段階における岩盤安定性をその非線形性も考慮して推定する方法を開発したものである. この方法は, Duncan-Chang …

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  • Hoek & Brown の破壊条件を利用した岩石と岩盤のひずみ基準値について

    武内 邦文, 芥川 真一, 桜井 春輔 土木学会論文集 2001 (680), 307-312, 2001-06-21

    岩盤構造物の安定性を定量的に評価する指標として, 筆者の一人により提案された限界ひずみは, 現在, トンネルや地下空洞等で幅広く利用されている. しかし, この指標の岩石から岩盤への拡張性や高拘束圧下への適用性については未確認な点も存在する. そこで, 本研究では, 岩石および岩盤材料の破壊基準として多くの実積を有する Hoek & Brown の破壊条件を利用して, …

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  • 岩盤の非均質性を考慮した逆解析手法の開発とその適用性

    武内 邦文, 志村 友行, 芥川 真一, 桜井 春輔 土木学会論文集 2000 (659), 241-252, 2000-09-21

    本論文では, 地下空洞のように周辺岩盤の緩み域や破砕帯等の非均質層挙動が卓越する場合に適した逆解析手法を開発し, 数値実験により解析精度を検討するとともに, これを実際の地下発電所空洞の掘削時に得られた計測変位に適用し, その実用化に向けた適用性を評価した. 本手法は, 初期応力パラメーターと非弾性ひずみを未知数としてノルム最小化により解を同定する逆解析により推定した岩盤ひずみを用いてその弾性係…

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  • 土被りの浅い未固結地山トンネルの非線形逆解析

    奥田 庸, 阿部 敏夫, 桜井 春輔 土木学会論文集 1999 (638), 383-388, 1999-12-21

    土被りの浅い未固結地山にトンネルを掘削する場合, 塑性化やゆるみの発達により, 地山には非線形的な挙動が現れ, 地表面沈下等に問題を及ぼすことが多い. そこで, 本ノートでは, このような地山の非線形挙動をせん断ひずみ量に依存するせん断剛性の低下に起因するものと考え, 逆解析により簡易にせん断ひずみ分布を決定する方法を開発するとともに, さらに, …

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  • 土槽実験によるトンネル切羽の挙動及び安定性の評価

    有川 究, 櫻井 春輔, 西岳 茂 土木学会論文集 1999 (624), 39-49, 1999-06-21

    トンネルを合理的に施工する工法として, 先受と加背割りとを併用した新しいトンネル施工法について, トンネル切羽の挙動や安定性への影響の評価を試みた. 本論では, 要素実験や数値解析で得られた結果を検証, 補間するとともに, 実際の地盤中での効果や影響を定量的に評価するため, 大型の土槽を用いて, トンネル切羽近傍地盤の3次元的挙動を把握する実験を実施した. その結果, …

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  • 空気吸引による岩盤空隙容積評価

    山田 文孝, 中山 昭彦, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1999 (617), 225-234, 1999-03-21

    岩盤の透気性分布から地下空洞周辺のゆるみ領域を判定する「真空透気試験」の測定データ, 特に試験中に吸引する空気の挙動を評価し, 岩盤中に連続して存在する空隙の容積を算定する手法を提案した. 原位置測定に先立ってボアホールと同径の鉄管内で事前試験を実施するが, このときの吸引空気流量から測定区間の容積が計算できる. 原位置測定で測定区間と連結する空隙があれば, …

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  • 35年前に施工された在来トンネルの拡幅時における挙動計測

    北田 正彦, 林田 清高, 櫻井 春輔, 進士 正人, 木村 正樹 トンネル工学研究発表会論文・報告集 9 183-188, 1999

    Dramatic traffic increase in modern day necessitated an extension of cross section of Tennozan tunnel, which was constructed by a side drift method 35 years ago, in a very difficult ground …

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  • 圧縮空気エネルギー貯蔵に関わる熱力学的考察

    中田 雅夫, 山地 宏志, 中山 昭彦, 櫻井 春輔, 志田原 巧 土木学会論文集 1998 (610), 31-42, 1998-12-21

    本論文は圧縮空気エネルギー貯蔵におけるエネルギー収支の実際を圧縮空気貯蔵試験の試験結果を基に評価し, その結果から貯蔵効率評価のためのモデルを提案したものである. 貯蔵試験結果から比較的簡便な計測によって, 貯蔵, 漏気, 及び熱伝播のエネルギー収支が把握できること, また場合によると周辺岩盤への熱損失がエネルギー貯蔵効率に影響を及ぼしうることが明らかとなった. また, …

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  • 逆解析手法を用いた凍結地盤の熱特性の評価

    近久 博志, 中原 博隆, 松元 和伸, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1998 (589), 67-77, 1998-03-21

    本文は, 開発してきた有限要素法による熱伝導解析に非線形最適化手法を組み入れた逆解析手法を用いて, 簡易な現場計測によって得られた地盤内の温度変化から凍結地盤の熱特性を評価し, 凍結工法における逆解析手法の適用性について論及するものである. このために, 厳密解を基にして, 開発した逆解析システムの妥当性について検証した後に, …

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  • 岩盤不連続面のすべりを考慮した逆解析手法の開発と現場への適用例

    芥川 真一, 柿原 満, 武山 真樹, 桜井 春輔 土木学会論文集 1998 (589), 335-348, 1998-03-21

    本研究では, 不連続性岩盤内に建設される大規模地下空洞の掘削時における情報化施工に用いるための新しい逆解析手法を開発し, これを実際の地下発電所空洞の掘削時に得られた計測データの評価に適用した. 本手法は, これまでの逆解析手法と異なり, 岩盤の不連続面に沿うすべり変位を未知数として, これを計測変位から逆算することにより, 岩盤内に生じているひずみ分布, …

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  • 高水圧下における土圧式シールドの止水機構に関する理論式と実施工への適用

    和久 昭正, 吉野 広司, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1998 (588), 179-189, 1998-03-20

    シールドの切羽安定問題の内, 高水圧下における土圧式シールドの止水機構に関しては様々な研究が行われている, しかし, 止水機構に関する理論構築については, 未解決の課題として残されているのが現状である. 筆者らはこの課題を解決するために, スクリューコンベヤーの止水機構に関する理論構築ならびに模型実験を行い, 研究を進めている. 本論文では, 筆者らが構築した理論式に関し, …

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  • 岩盤ゆるみ領域評価のための真空透気試験

    中山 昭彦, 山田 文孝, 打田 靖夫, 川谷 健, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1997 (575), 9-24, 1997-09-21

    岩盤内に削孔されたボアホール内の空気を吸引し, 周辺岩盤の透気特性分布からゆるみ領域を割り出す「真空透気試験」の実施法, データ解析法, 及び結果の解釈法を詳しく検討し, 実用性, 信頼性のある方法を提案した. また様々な現場で行われた試験結果を従来調査法, 既知データと比較評価することにより真空透気試験が岩盤のゆるみ領域の有力な評価法のひとつになり得ることを示した.

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  • リボンスクリュー式泥土圧シールドの排土機構解明に関する研究

    和久 昭正, 大井 隆資, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1997 (574), 97-106, 1997-09-20

    土圧式シールドにおいて, 排土量の管理は, 切羽の安定管理や地表面沈下を予測するうえで最も重要な管理項目の一つである. これらの切羽安定管理や地表面沈下予測に関する研究としては, シールド掘進における切羽やテールボイドの応力開放に着目したいくつかの報告がなされている. しかし, シールドの排土機構については, 未だ理論的解明はなされておらず, 機械の設計および施工管理は, …

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  • 岩盤内トンネル配水池の湛水時における変形挙動の計測と評価

    桜井 春輔, 芥川 真一, 數原 麗香, 徳山 武, 湊 隆 土木学会論文集 1997 (560), 141-150, 1997-03-20

    NATMにより岩盤内トンネル配水池を建設し, 供用前にその一部を利用した湛水試験を実施した. 湛水に伴うトンネルの挙動を詳細に計測・分析した結果, 覆工コンクリートは表面に塗布したコーティング材を通過した水分の浸入により不均一に膨張していることが分かった. 設計時には. 覆工コンクリートには自重と貯留水の水圧だけが作用すると仮定している為, …

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  • 不連続性岩盤におけるロックボルトの設計法について

    北條 明, 中村 真, 打田 靖夫, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1996 (553), 143-153, 1996-12-20

    不連続性岩盤に掘削されるトンネルや地下空洞の支保として, 全面接着型のロックボルトが多用されているが, その設計法はロックボルトが岩盤の強度・変形特性を向上させる効果を十分に表現するものとはなっていない.<br>本研究では, 不連続性岩盤における全面接着型ロックボルトの効果を不連続面の剛性の向上として, ロックボルトで補強された不連続性岩盤の構成式を導き, …

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  • X線可視化実験による切羽の挙動に関する研究三次元歪解析によるアプローチ

    西岳 茂, 櫻井 春輔, 有川 究 土木学会論文集 1996 (547), 87-96, 1996-09-21

    実験による事前検証は, トンネル縦断, 横断モデルによる二次元評価が実施され, 有用なデータが得られている. 本論では, 二次元実験の精度を更に向上させるため, 地盤中の土砂粒子の微小な移動現象を, X線ラジオグラフィー法を用い三次元可視化による歪解析を行った. そして, 各種切羽形状による切羽の安定性の比較を行い, さらに, 圧力制御実験により切羽安定に必要な限界支持力も明確にした. …

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  • 高水圧下における土圧式シールドの止水機構に関する研究

    和久 昭正, 宮澤 秀治, 吉野 広司, 櫻井 春轄 土木学会論文集 1996 (546), 189-198, 1996-09-20

    本論文は, 高水圧下における土圧式シールドの切羽安定機構の解明のうち, 排土時の止水機精に関する研究成果について報告するものである. 研究は, 掘削土砂排土時のスクリューコンベヤ内の水圧低減状況に着目し, 理論及び模型実験の両面から取り組んだ. 理論的検討では, 高水圧を考慮した理論式を導き, これから安定排土の可否に関する判定式の提案を行った. 実験的検討では、この理論式の検証を行なった. …

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  • ひずみ勾配依存非局所構成式によるひずみの局所化解析

    金 永民, 桜井 春輔 土木学会論文集 1996 (541), 247-250, 1996-06-21

    岩石のような地盤材料では, 破壊の前兆現象としてのひずみの局所化の問題が注目されてきた. ひずみの局所化現象を連続力学に基づく局所形の構成式を用いて有限要素シミュレーションする場合, 解析結果がメッシュサイズに大きく依存する事がある. そこで, 本ノートでは相当応力に相当粘塑性ひずみの勾配を導入することによって, 従来の粘塑性体に対応した速度依存性構成式を非局所形に一般化し, …

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  • GPSによる地盤変位の自動多点観測システムの開発

    松村 真一郎, 桜井 春輔, 西垣 好彦, 川嶋 幾夫 土木学会論文集 1996 (540), 5-10, 1996-06-20

    GPS (Global Positioning System) を用いて測点間の3次元相対座標を求める場合, それぞれの測点にアンテナと受信機を設置する必要があった. 一方, 地盤構造物の施工管理における変位測定では, 地盤の地質・風化程度・亀裂の密集度等の局所性から, 測定域全体をカバーするように測点を設置する必要がある. そこで, …

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  • 不均質性岩盤の限界ひずみについて

    桜井 春輔, 川嶋 幾夫, 土田 晃, 小池 信司, 篠田 知堅, 芥川 真一 土木学会論文集 1996 (535), 185-190, 1996-03-21

    トンネルの施工においては, 一般に観察・計測に基づく情報化施工が適用される. このとき, 計測は変位の測定が主体となる. 著者の一人は, 測定された変位から直接求まるひずみを用いて, トンネルの安定性を評価する方法 (直接ひずみ評価法), および, そのときのひずみに対する許容値として限界ひずみを提案した. さらに, この方法を実際の現場に適用し良い結果を得た. しかし, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献8件

  • GPSによる測量網に対するフリーネット解の計算手法

    桜井 春輔, アナンガ ニヤルバ, 川嶋 幾夫, 荒谷 裕介 土木学会論文集 1996 (530), 41-47, 1996-01-20

    本論文においては, GPSによる測量網を対象にしたフリーネット解の新しい計算手法を提案する. この計算法は, 定式化した観測方程式を直接最小二乗法で解くことができるノルム最小型のフリーネット解の計算手法であり. GPS測量や水準測量のようにすべての測量値が未知パラメータの差として表される測量網の調整計算に適している. この方法によって求めた座標値は, …

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  • 双設トンネルの挙動と中壁部に作用する土圧に関する研究

    桜井 春輔, 丸岡 巧, チャールズ アカユリ, 芥川 真一 トンネル工学研究発表会論文・報告集 6 83-88, 1996

    An experimental investigation was conducted to observe fundamental deformational behaviours of parallel tunnels as a function of central wall width <B>B</B>, overburden height <B>H</B>, and tunnel …

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  • CEMによる地盤のモデル化とその入力パラメターの決定法

    村上 敏夫, 久武 勝保, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1995 (529), 11-18, 1995-12-21

    複数の要素を集合体として一体化するパッキング手法により, 地盤を迅速にモデル化する方法, および要素集合体の力学特性を定量的に把握するための圧縮試験解析手法を提案した. また, 要素集合体の強度特性・変形特性と, CEMの入力定数との関係を定量的に考察することにより, 所要の力学特性を示すモデル地盤を作成するための入力定数決定法を示した.

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  • 現場計測結果に基づくロックボルトの作用効果の評価

    山地 宏志, 櫻井 春輔, 平井 正雄, 中田 雅夫 土木学会論文集 1995 (529), 1-9, 1995-12-21

    トンネルにおけるロックボルトの支保効果を定量的に評価することを目的として, まず室内模型実験を実施し, 不連続性岩盤に対するロックボルトの作用効果のメカニズムを明らかにした. 次に, その結果に基づき, トンネルの現場において得られた計測結果を整理し検討を行った. その結果, トンネルに変状が発生するのは地山のひずみ軟化挙動と密接に関係するものと考えられ, …

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  • 岩石の一軸圧縮実験におけるピーク後の変形挙動数値シミュレーション

    金 永民, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1995 (523), 31-39, 1995-09-21

    本論文では, 岩石材料の圧縮過程にみられるひずみ局所化現象の数値シミュレーションを適切化するために, ひずみ軟化とひずみ速度依存モデルを導入して, 砂岩の平面ひずみ圧縮試験結果に基づきその適用性を検討した. その結果, ひずみ速度依存性の導入がメッシュ依存性をより減少させる事ができ, 岩石の一軸圧縮実験におけるピーク以後の変形挙動をよくシミュレーションすることができ, 供試体形状, …

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  • 魚眼レンズにより撮影された上空写真に基づくGPS測量の最適観測時間の選定

    桜井 春輔, 川嶋 幾夫, 山野辺 裕一, 芥川 真一 土木学会論文集 1995 (522), 51-55, 1995-09-20

    GPS (Global Positioning System: 汎地球測位システム) を用いるにあたっては, 観測点近傍の建物や立ち木などによって人工衛星からの電波の受信が妨げられるため, 測定に必要なデータをいかにして確保するかが問題になる. そこで, 本研究では, 測点の上空の障害物の位置を予め写真撮影によって記録する一方, 人工衛星の飛来位置を計算し, これらを照合することにより, …

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  • GPS測定値から平面座標系への座標変換について

    桜井 春輔, 川嶋 幾夫, 山野辺 裕一 土木学会論文集 1995 (518), 89-94, 1995-07-20

    GPS (Global Positioning System) を用いれば, 高精度で測点間の3次元相対座標を求めることができる. しかしながら, GPSを基準点測量へ適用するにあたっては, その成果が従来の測量の成果と異なる座標系で表わされることが問題となる. そこで, 本研究では, せいぜい一辺が10km以内の地域で行われる基準点測量を対象として, …

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  • ノルム最小化法に基づく非弾性ひずみの逆解析

    桜井 春輔, 芥川 真一, 徳留 修 土木学会論文集 1995 (517), 197-202, 1995-06-21

    塑性挙動を示す地山や未固結地山の土被りの浅いトンネル等においては, 地山特有の非線形な変形挙動が現れるため, その逆解析においても地山の非線形特性を考慮しなければならない. そこで本ノートでは, ノルム最小化法に基づき, 初期応力, 弾性係数および非弾性ひずみをそれよりも少ない数の計測変位から同時に逆解析する方法を開発した. そして, 数値実験により解の安定性を検討し, …

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  • トンネル切羽挙動に関する模型実験とその考察

    久武 勝保, 桜井 春輔, 村上 敏夫, 村口 宜史 トンネル工学研究発表会論文・報告集 5 123-128, 1995

    In order to make clear the mechanisms of the stability and failure phenomena of a shallow tunnel face, three-dimensional static model experiments with different devices have been conducted. The …

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  • 地盤の非弾性挙動の逆解析

    桜井 春輔, 川嶋 幾夫, 皿海 章雄, 芥川 真一 土木学会論文集 1994 (505), 133-140, 1994-12-21

    トンネルなどの地盤構造物の施工においては, 情報化施工が取り入れられるようになってきたが, そこでは施工中におこなう現場計測の結果をいかに迅速にかつ的確に評価し設計, 施工にフィードバックさせるかが重要である. 計測結果を定量的に評価するには, 一般に逆解析の手法が用いられるが, 逆解析手法では順解析手法とは異なり, 地山材料の力学モデルの設定に注意しなければならない. そこで, 本論文は, …

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  • GPSによる位置出し測量システムの開発

    菊田 勝之, 和久 昭正, 櫻井 春輔, 川嶋 幾夫 土木学会論文集 1994 (498), 35-38, 1994-09-20

    最近, 急速に発達してきたGPSは, 高精度で3次元座標を求めることができるシステムで, これまでGPSを適用することによって多くの測量の作業の省力化が図られてきた. ところで, 工事現場で行われる測量は, そのほとんどが位置出し測量である. このような測量においては測量結果がリアルタイムに求めなければならない. そこで, 本研究では, …

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  • トンネルの安定性評価のための限界せん断ひずみ

    櫻井 春輔, 川嶋 幾夫, 大谷 達彦, 松村 真一郎 土木学会論文集 1994 (493), 185-188, 1994-06-21

    トンネルなどの地中構造物の施工において, 計測は変位測定が主体として行われる. この測定値から直接的あるいは逆解析によって地山の最大せん断ひずみの分布を求めることができる. 本ノートでは, その許容値として限界せん断ひずみを提案し, それが一軸および三軸圧縮試験の結果から近似的に求めうることを示す.

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  • 土被りの浅いトンネルの力学的土挙動に関するモデウレ実験

    櫻井 春輔, 川嶋 幾夫, 川端 康祝, 皿海 章雄 土木学会論文集 1994 (487), 271-274, 1994-03-21

    土砂地山に土被りの浅いトンネルを掘削する場合に生じる, 地表面沈下などの周辺地山の変形, および覆工に作用する緩み荷重等の問題の解明には, モデル実験が有用である. 従来のモデル実験では, 変位境界によって掘削をシミュレートする場合が多いが, 必ずしもこの方法によって掘削がシミュレートできているとは言えない. そこで, 本ノートでは, …

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  • GPSによる地盤変位計測結果の適応フィルタリングを用いた一評価法

    清水 則一, 江上 知幸, 中川 浩二, 桜井 春輔 土木学会論文集 1994 (487), 275-278, 1994-03-21

    本ノートは, GPS (人工衛星測量システム) による変位計測結果の精度を向上させる新しい評価手法を提案するものである. それは, クリープ的な挙動を示す地盤変位を対象に, 計測結果の精度の向上を図るとともに, 最終変位の予測を行うものである. この方法は計測結果の逆解析法に属するが, 逆解析の過程で変位観測点間において成り立つべき座標の幾何学的拘束条件を考慮している点に特徴がある. …

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  • 逆解析のための変位計測パターン選定に関する一考察

    桜井 春輔, 芥川 真一, 山田 美紀, 進士 正人 トンネル工学研究発表会論文・報告集 4 341-346, 1994

    A method is proposed for the optimization of a configuration of displacementt measurement for back analysis in an 3-dimensional linear elastic problem involving tunnel excavation. A reliable …

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  • GPSによる切取り斜面の変位測定

    櫻井 春輔, 清水 則一, 皿海 章雄, 古谷 茂也 土木学会論文集 1993 (475), 137-142, 1993-09-21

    長大斜面や大規模露天掘りピットなどのような, 広範囲な領域における地盤の変位測定にGPS測量を適用することを考えた. 本報告では, GPS測量による変位測定の精度をシミュレーション実験を行い調査し, さらに, 実際の長大切取斜面の変位測定にGPSを適用してその実用性を明らかにした.

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  • 高圧ガス地下貯蔵の実績とわが国の動向

    櫻井 春輔, 田村 富雄, 山地 宏志, KJORHOLT Halvor 土木学会論文集 1993 (474), 57-65, 1993-09-20

    欧米では既に多くの岩盤内高圧ガス貯蔵の実績があるが, わが国では鉱業におけるわずかの例を除きほとんどない. 本論文では, 文献に顕われる海外の岩盤内高圧ガス貯蔵の実績を紹介するとともに, 漏気防止工の概念を整理し, 若干の考察を行った. さらに, 神岡鉱山におけるエアレシーバの漏気防止工を紹介し, わが国においても地質条件等を十分に吟味することで, 高圧ガス貯蔵が可能であることを示す.

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  • GPS測量を用いた土工事の出来形測定システムの開発

    藤岡 晃, 菊田 勝之, 清水 則一, 桜井 春輔 土木学会論文集 1993 (468), 31-38, 1993-06-20

    人工衛星を利用した測量システムであるGPSを用いた土工事の出来形測定システムの開発を行った. 本研究では, 特にアンテナ自動水平保持装置とリンケージプログラムを開発した. 本論文では, このシステムの詳細について述べ, 実際の測定に適用して, 従来法と比較し本システムの有効性を確認した.

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  • 岩石の限界ひずみに対する環境要因の影響について

    櫻井 春輔, 川嶋 幾夫, 大谷 達彦 土木学会論文集 1993 (463), 177-180, 1993-03-20

    岩盤構造物の施工においては, 計測値を評価するための基準値が必要である. この基準値として, 著者の一人は先に限界ひずみを提案した. しかし, 岩盤は間隙水や温度変化などの環境の影響を受けるため, 限界ひずみを基準値として用いるには限界ひずみとこれらの要因との関係を明らかにしなければならない. そこで, 本研究では, まず三軸圧縮応力下における限界ひずみを定義し, さらに, 含水状態, …

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  • GPSの岩盤変位計測への適用

    清水 則一, 桜井 春輔 資源と素材 109 (1), 1-7, 1993

    The Global Positioning System (GPS) is an innovative surveying system using artificial satellites currently under development by the US Department of Defense. This system has the potential to …

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  • ロックボルトによって補強された不連続性岩盤のモデル化について

    櫻井 春輔, 川嶋 幾夫 土木学会論文集 1992 (457), 147-150, 1992-12-20

    不連続面を有する岩盤の補強にロックボルトは非常に有効である. しかし, その効果を数値解析によってシミュレートしようとする場合, 岩盤をそれと力学的に等価な疑似連続体としてモデル化する従来の方法では, その効果を過小評価することになる. 本ノートでは, まずその原因が岩盤のモデル化にあることを指摘し, 従来の疑似連続体モデルの問題点を明らかにする. つぎに, …

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  • 曲面に貼付されたひずみゲージの測定誤差に関する考察

    川嶋 幾夫, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1992 (454), 127-130, 1992-09-20

    曲面のひずみをひずみゲージによって測定する場合, その測定値に誤差が含まれる場合がある. 本ノートでは, その一例として, 円柱供試体の接線方向のひずみをひずみゲージで測定する場合を取り上げ, その測定値に含まれる誤差の発生原因について従来とは異なった観点から, 理論的に考察し, 実験によりその妥当性を検証する. さらに, 誤差を含む測定値を真値に換算する補正式を提案する. この補正式は, …

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  • 逆解析手法によるマスコンクリートの熱伝達係数の評価

    近久 博志, 津崎 淳一, 荒井 幸夫, 桜井 春輔 土木学会論文集 1992 (451), 39-47, 1992-08-20

    著者らが提案するような逆解析手法を用いれば, 重力式ダム等の施工中の計測データからでもコンクリートの熱特性や熱境界特性が容易に評価できることが分かった. また, 熱伝達係数に関しては, 現場計測データだけでなく簡単な室内試験結果からでも評価できることを示すとともに, 系統立てて実施した試験結果かち同定された熱伝達係数を基にして, 養生方法の違いが与える熱伝達係数への影響について報告した.

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  • ひずみ制御によるトンネル支保工の最適化

    山地 宏志, 櫻井 春輔 土木学会論文集 1992 (448), 83-89, 1992-06-20

    トンネルの安定性を論ずる上で, 支保工の定量的評価は欠かせない. しかしながら, 地山の力学特性, 支保工の作用機構及びその相互作用の複雑さ等の理由から, 支保工の定量的評価は容易でない.<br>本論文は, トンネル掘削時の現場計測結果から, 発生するひずみに対する支保工の感度係数を求め, これを用いて最適な支保工の量を決定する一手法を提案する. …

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  • 軟岩トンネルの非籾線形弾塑性挙動

    久武 勝保, 桜井 春輔, 伊藤 冨雄 土木学会論文集 1990 (418), 125-132, 1990-06-20

    A non-linear analysis for a circular soft rock tunnel in a hydrostatic stress field has been performed theoretically, in order to make squeezing characteristics clear. The material behaviour is …

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  • アルブレヒト•デューラーとその周辺

    櫻井 春隆 ドイツ文學 78 31-40, 1987

    Im folgenden Aufsatz möchte ich die Persönlichkeiten um Albrecht Dürer und deren reale Beziehungen untereinander genauer betrachten. Wäahrend der Reise in die Niederlande (12.7.1520-15.7.1521) hat …

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  • 剛基礎底面の複素剛性に関する一解析法

    北村,泰寿, 桜井,春輔 土質工学会論文報告集 24 (3), vi-, 1984-09-15

    基礎構造物と地盤の相互作用効果を評価する一手法として, 矩形底面をもつ剛基礎底面の複素剛性を求める近似解法を示した, すなわち, 剛体基礎底面(接触面)においては変位が与えられ, 半無限地盤その他の表面においては応力ベクトル0の境界条件が与えられるこの混合境界値問題を積分方程式で書くと, 接触圧を未知量とする二重積分方程式を解かなければならない。ここでは, 接触面を有限個の要素に分割し, …

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  • 弾性基礎上の4辺自由板の級数解

    北村,泰寿, 桜井,春輔 土質工学会論文報告集 20 (4), vi-, 1980-12-15

    弾性基礎上の4辺自由板を対象とした場合, 固有持動モードを求めることが簡単でないため, 弾性基礎上の板の解析はこの級数解による方法は利用されていない。これらの状況を考えて, 本文は固有振動モードを利用して弾性基礎上の4辺自由板を解析するために有益な資料を提供しようと考えたものである。なお4辺自由板の固有振動解析については。既に幾つかの方法が提案されているが, …

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  • 粘弾塑性地山内の円形トンネル覆工について

    桜井,春輔 土質工学会論文報告集 19 (4), ii-, 1979-12-15

    トンネル覆工に作用する圧力は一般に時間とともに変化するから, 覆工を適当な時期に施工することにより経済的な覆工を得ることができよう。この研究では, 地山を粘弾塑性体と仮定し, その初期応力を静水圧状態と考えて, 二次元平面ひずみ状態のもとで円形トンネル周辺の応力分布を解析し, トンネル周辺には一般に三つの異なる領域(ゆるみ領域, 塑性領域及び弾性領域)が存在することを示した。次に, …

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  • 長方形剛基礎底面の接触圧分布

    桜井,春輔, 北村,泰寿 土質工学会論文報告集 19 (1), xi-, 1979-03-15

    従来の基礎構造物の設計においては, 基礎底面の接触圧分布を適当に仮定するのが普通であるが, この接触圧は基盤と構造物相互の剛性によって定まるものであり, その推定は非常に困難である。この論文では, 半無限弾性体上に長方形の剛体を考えて, その接触面における圧力分布を求め, 三次元構造物をニ次元と考える場合の妥当性を検討すると共に, 地盤反力係数についても考察を加えている。解析にあたっては, …

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  • 粘弾性地盤内の構造物に作用する圧力の一計算法

    桜井,春輔, 吉村,佳映 土質工学会論文報告集 15 (2), vii-, 1975-06-15

    トンネルあるいは地下発電所などのような地中構造物に作用する圧力の解析においては, たとえ第一近似としても地山を弾性体と仮定することはできない。したがって, 本文では地山を重ね合わせ可能な線形粘弾性体と考え, 弾性論的手法により時間を考慮することなく, 構造物に作用する圧力の終局値を求めた。この計算法は施工過程の素掘り期間を考慮したものであり, …

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  • 静荷重下における岩石の破壊条件

    桜井 春輔 材料 17 (181), 876-881, 1968

    A new failure criterion of rocks and rock-like materials is hereunder proposed in this paper. The theoretical consideration of the criterion is presented as well as its experimental verification. In …

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  • 客観性 (Objectivity) を考慮したレオロジー方程式について

    桜井 春輔 土木学会論文集 1967 (148), 32-39, 1967

    材料のマクロレオロジー的挙動を表わすために, しばしばレオロジー方程式が用いられる。Kelvin bodyやMaxwell bodyに対する方程式は, その代表的なものであろう。しかしながら, 一般的に使用されている, それらの方程式は客観性 (Objectivity) を満足していないので, その応用をあやまった場合は, …

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  • マルチセル (Multi-cell) 構造の実験的研究

    桜井 春輔, 伊藤 鉱一, 成岡 昌夫 土木学会論文集 1962 (87), 1-6, 1962

    マルチセル (Multi-cell) 構造の橋梁については, J.Pidet, K.Jaeger, R.E.Roweらによって研究されているが, 著者らは, アクリライト模型のマルチセル橋梁模型と西大橋について載荷実験を行ない, 直交異方性板理論と曲げねじり理論による解析値と実験値を比較し, (幅員) / (スパン) が大きい場合には, …

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