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検索結果 1,503 件

  • 桜島降灰分布データベース(VASH)

    真木, 雅之, 佐野, 香那, 中道, 治久, 井口, 正人, 西, 隆昭, 中村, 啓彦, 小堀, 壮彦 京都大学防災研究所年報. B 66 (B), 100-110, 2023-12

    In the present study, we have developed the ‘Database of Sakurajima Volcanic Ash Fall Distributions’ (VASH), which is based on weather radar observations. VASH provides basic information on eruption …

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  • 中世における桜島火山噴火の年代と災害

    桒 畑,光 博, 水 野,嶺 第2回 日本災害・防災考古学会研究会資料・予稿集 40-49, 2023-09-25

    ...宮崎県の都城盆地における桜島文明テフラ降下後の水田と畠における復旧は、広大な面積に及び、複数の作業単位が確認でき、当時の農民たちが、人海戦術によって火山災害後の最悪の事態を必死で回避しようとしたことをうかがえる。宮崎県のハザードマップ等では桜島火山には注意が向けられていないが、今後桜島火山が同様の規模の噴火をが起こした場合、甚大な被害が予想される。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 太陽電池モジュール上への火山灰の固着とそれに伴う出力低下特性に関する研究

    前田 晃佑, 平山 斉, 川畑 秋馬, 吉村 幸雄, 増田 淳 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 3-3, 2023-08-31

    ...<p>日射量の豊富な鹿児島地域は太陽光発電に適した地域であるが、桜島火山降灰による太陽電池モジュールの直接的な発電量低下が懸念されており、降灰環境下での発電量の定量的評価や降灰対策技術の開発が必要である。本研究では、太陽電池モジュール上への積灰を抑制し、発電量最大化を実現するための指針を得ることを目的とし、これまで、モジュール上に火山灰が堆積した際の発電量低下特性について議論してきた。...

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  • CARATSオープンデータを用いた大規模火山噴火時航空機避難モデルの構築

    有村 幹治, 田畑 凌 日本航空宇宙学会誌 71 (8), 215-220, 2023-08-05

    ...構築したモデルは緊急オペレーションとして,噴火の影響を受ける航空機の避難先空港の割り当てと空港の駐機容量の一時的緩和を考慮できる.本研究ではCARATS Open Dataから航空機の位置座標を抽出した.またAIS Japan航空路誌情報から各空港に駐機できる最大航空機数を算出した.航空機の避難先の組み合わせの最適化にはメタヒューリスティック手法である遺伝的アルゴリズムを用いた.ケーススタディとして桜島噴火...

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  • 鹿児島県の森林土壌におけるアーバスキュラー菌根菌の胞子密度

    畑 邦彦, 大山 寛満, 曽根 晃一 日本森林学会誌 105 (8), 275-283, 2023-08-01

    ...その結果,10カ所ではどの試料でも胞子が確認されたが,桜島の火口に近いクロマツ林ではどの試料でも確認されなかった。ここを含め,胞子密度が特に低かった林分が3カ所あった。AM菌の胞子密度の季節変動が有意だった調査地では,6月に高い値を示した後に低下し,以降は11月まで低い値で推移した。一方,クロマツ林におけるAM菌の胞子密度と直近のクロマツ及びススキとの距離の間には有意な相関はなかった。...

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 多胚性カンキツの胚数およびその雑種実生出現

    山本, 雅史, 伊東, 孝峻, 川口, 昭二, 野村, 哲也, 福留, 弘康, 勘米良, 祥多 鹿児島大学農学部農場研究報告 44 1-4, 2023-03-17

    ...鹿児島在来カンキツ13系統の胚数を調査した.川畑ミカンとウスカワ(キシュウミカン系統)が単胚性で,他は多胚性であった.多胚性系統のうち,辺塚ダイダイは平均胚数が1.4個と最も少なく,キミカンが41.4個と最多であった.次に,胚数と雑種実生出現率との関係について調査した.種子親のうち,桜島コミカンは単胚性で,他の6系統は多胚性であった.種子親の胚数は, 1個(単胚性)から約35個までの範囲にあった.花粉親...

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  • DAS 観測による桜島の爆発地震の解析

    西村 太志, 田口 貴美子, 中原 恒, 畑 誠斗, 中道 治久, 高橋 龍平, 江本 賢太郎, 濱中 悟, 小園 誠史, 長妻 努, 村田 健史, 菊田 和孝 日本火山学会講演予稿集 2023 (0), 125-125, 2023

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  • 桜島・錦江湾ジオパーク、錦江湾エリアのジオストーリー

    森野 善広, 高木 宏二, 谷 彩音, 片野 真帆, 紫垣 真充, 山口 裕史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 50-, 2023

    ...海域:海域の封鎖、海流の停滞、錦江湾の水質に変化 陸域:溶岩と大量の降下軽石(ジオサイト:溶岩なぎさ遊歩道(桜島)、有村溶岩展望所(桜島)、黒神埋    没鳥居(桜島)、牛根麓埋没鳥居(垂水)) 産業:掘り下げてみよう!ブリやカンパチの養殖は、大正溶岩のおかげ? ...

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  • 地域に根ざす地学教育教材の開発 ~指定文化財の活用法~

    坂本 昌弥 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 133-, 2023

    ...は昭和29年に県指定名勝として文化財指定され,現在まで鹿児島のシンボルとして保全・活用されている.そのすそ野に広がる溶岩原は,近赤外衛星画像を活用すると,桜島火山の噴火史を概観することができ,学習活動に活用しやすい(例えば坂本,2007).特に桜島火山の衛星画像を近赤外で処理することによって得られた画像は,明確な水域と陸域の境界線が判明でき,また植生の分布を観察することができる.ここで桜島の山頂域が...

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  • 次の桜島大噴火時の降灰分布を予想するⅢ

    鹿児島県立国分高等学校 サイエンス部地学班 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 506-, 2023

    ...<p>【研究者氏名】浜田翔世,松本直人,本村隆太,福元啓太1914年に桜島が大噴火して今年で109年経ち,研究によると桜島の地下にあるマグマだまりは9割ほどマグマで充填され,この数十年以内にまた大噴火すると予想されている。桜島が大噴火した際,主にどの方向に降灰が起こるかに興味を持ち,桜島上空の風向きの傾向を調べることにした。...

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  • 桜島南岳火口における噴火に伴う火山雷の特性評価

    学校法人池田学園 池田中学・高等学校 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 511-, 2023

    ...キーワード:火山雷,噴水型噴出,カラム型噴出,点雷,縦雷,横雷参考文献 1)相澤広記,火山電磁気観測の進展,火山 第 61 巻 ( 2016) 第 2 号 345-365 頁2)西 歩美ら,<b> </b>桜島の噴火に伴う火山雷の特性評価とそのモデルの提唱,<b> </b>日本物理学会第8回Jr.セッション,口頭発表,鹿児島県立錦江湾高等学校</p>...

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  • 南九州における火山災害史研究の諸問題

    桒畑,光博 第1 回 日本災害・防災考古学会 研究会資料・予稿集 105-114, 2022-09-22

    ...1.はじめに  南九州には南海トラフ・琉球海溝に沿って火山フロントを形成する火山群が連なり、現在も活発に活動を続けている桜島や霧島火山群だけでなく、巨大噴火によって生じた凹地形であるカルデラ火山も存在する(町田ほか 2001)。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 火山灰が太陽光スペクトル分布特性に及ぼす影響

    小城 岳来, 平山 斉, 川畑 秋馬, 吉村 幸雄, 増田 淳 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 318-318, 2022-09-15

    ...目的としている.本稿では,桜島火山灰をカバーガラス上に降灰させ,疑似太陽光を照射したときの透過及び反射スペクトル分布を測定し,火山灰がスペクトル分布特性に及ぼす影響について調べたので,その結果を報告する....

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  • 鹿児島湾奥,姶良カルデラにおける後カルデラ火山活動と環境の変遷

    鹿野 和彦, 柳沢 幸夫, 奥野 充, 中川 光弘, 内村 公大, 味喜 大介, 井口 正人 地質学雑誌 128 (1), 43-62, 2022-04-27

    ...と桜島火山の活動は海進の直前に穏やかになったが,13 cal ka BP頃に若尊火山で新島軽石が大量に噴出してカルデラが形成され,さらに小規模ながら新島南部軽石が噴出した.また,新島軽石と新島南部軽石の噴火の合間を縫って桜島でも大規模な爆発的噴火が発生し桜島薩摩テフラが噴出した.その後若尊カルデラの活動は静穏となったが,桜島火山は爆発的噴火と溶岩流出を繰り返し,姶良カルデラ底に噴出物をもたらした....

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献29件

  • 浮式かごの状態とアオリイカの接近・入網行動の関係

    江幡 恵吾, 茨木 勇斗, 小澤 壱生, Boutson Anukorn, 田中 秀治, 追立 昭政, 浦添 孫三郎 日本水産工学会誌 58 (3), 167-174, 2022-02-15

    ...<p>浮式かごに対するアオリイカの行動とかごの姿勢の関係を明らかにすることを目的として,鹿児島県桜島および種子島沿岸で実験を行った。かご底面にインターバルカメラを取り付けて5分間隔で撮影した。かごが浮いた状態の時にかご内部や入口周辺にアオリイカが観察された。かごが着底した時にはコウイカ,甲殻類,魚類がかごの中に入り,コウイカがイセエビに捕食される様子が観察された。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 大規模火山噴火時における駐機容量制約緩和を考慮した航空機避難モデルの構築

    田畑 凌, 下谷 大, Saharat ARREERAS, 有村 幹治 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_975-I_984, 2022

    ...非常時の駐機容量(空港に駐機できる最大数)の一時的な緩和は考慮しておらず,空港サイドの対応策を評価することができなかった.そこで本研究では駐機容量の緩和を変数に入れた航空機避難モデルの構築を行った.航空機の位置座標については CARATS Open Data から情報を抽出した.航空機の避難先の割り当てと駐機容量の緩和レベルの組み合わせ最適化手法として遺伝的アルゴリズムを用いた.ケーススタディとして桜島...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 参考文献6件

  • 姶良カルデラ周縁の温泉成分と地質構造

    川端 訓代, 北村 有迅, 森川 徳敏, 高橋 浩, 高橋 正明, 角森 史昭, 児玉谷 仁, 冨安 卓滋, 風早 康平, 石谷 祐昌 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 113-, 2022

    ...<p>鹿児島県中央部に存在する姶良カルデラ下にはマグマ溜まりが存在するとされ、カルデラ内には活動的な火山「桜島」や海底火山の「若尊」が存在する....

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  • 桜島火山における繰り返し相対重力測定(2020年10月および2021年3月)

    風間, 卓仁, 山本, 圭吾, 大柳, 諒, 岡田, 和見, 大島, 弘光, 竹中, 悠亮, 若林, 環, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 64 (B), 73-85, 2021-12

    Relative gravity values were repeatedly measured at 19 gravity points in and around Sakurajima Volcano in October 2020 and March 2021, to monitor spatiotemporal mass variations associated with …

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  • 1955年以降の桜島南岳活動期の火山災害

    井口, 正人, 山田, 大志 京都大学防災研究所年報. B 64 (B), 57-72, 2021-12

    Eruption with Vulcanian type continued at the summit craters Minamidake and Showa continued since 1955. Volcanic disaster during the eruptive period is summarized. Factors causing disasters are …

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  • 降灰環境下における太陽電池モジュールの出力特性

    八木 翔平, 平山 斉, 川畑 秋馬 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 144-144, 2021-09-17

    ...<p>日照量の豊富な鹿児島地域は太陽光発電に適した地域であるが、桜島火山降灰による太陽電池モジュールの直接的な発電量低下が懸念されており、降灰環境下での発電量の定量的評価や降灰対策技術の開発が必要である。本研究では、太陽電池モジュール上への積灰を抑制し、発電量最大化を実現するために、降灰環境下におけるモジュールの出力特性を明らかにすることを目的としている。...

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  • 降灰量の異なる2時期の裸地斜面の土壌水分の挙動

    平岡 真合乃, 山崎 祐介, 清水 武志, 石井 靖雄 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 523-, 2021-05-24

    ...鹿児島市桜島では降灰量が経年的に変化しており,降雨に対する土壌水分応答も変化している可能性がある。本研究では,桜島の有村川流域の斜面を対象に,多灰期と少灰期における地表から深さ3 cm,10 cmの体積含水率(<i>θ</i>)の計測から,降灰量の多寡と土壌水分応答との関連性を考察した。...

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  • 葉や土壌に付着した桜島の降灰が栽培作物の生育に及ぼす影響

    黒瀬, 絵里奈, 志水, 勝好 鹿児島大学農学部農場研究報告 42 17-23, 2021-03-25

    ...桜島は鹿児島湾内の火山であるが,近年噴火回数が激増しており降灰が農作物に生育・収量にもたらす被害の作用機作を分析することは被害軽減のため重要である.そこで夏作物の5 作物を選び,降灰処理を行い,火山灰が作物の生育にどのような影響を及ぼすかを調査した.供試作物として,ダイズ(Glycin max Merr.cv. 福の豆),トウモロコシ(Zea mays L. cv....

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  • 姶良カルデラ周辺の温泉定期観測によるラドン成分変動について

    北村 有迅, 立岡 大和, 田町 勇気, 川端 訓代, 石谷 祐昌, 松尾 翔一朗, 伊藤 大吾, 寺澤 瞭 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 311-, 2021

    ...</p><p> 本研究では温泉水の定期観測を2019年7月から月1回間隔で行った.桜島島内 (St.1, St.2), 垂水市(St.3), 鹿児島市街(St.4, St.5)2020年4月から霧島市福山(St.6)で試料水のサンプリングを行った.試料の<sup>222</sup>Rn 濃度は研究室 にて静電式ラドン測定器(RTM1688-2; SARAD)を用いて即日分析を行った....

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  • 火山学習における火山灰中の鉱物の教材化とその活用について

    川上 紳一, 神崎 大哉, 武藤 正典, 石橋 信弘, 勝田 長貴 日本科学教育学会年会論文集 45 (0), 403-406, 2021

    ...中学校理科単元「大地のつくりと変化」における火山の学習において,火山噴出物をマグマの性質で関係づけて学習することが求められている.これを受けて,中学校理科の教科書では,火山灰を実体顕微鏡で観察する実験が取り入れられている.火山灰中の鉱物の同定には経験的なスキルが必要であり,筆者らは,火山灰中の鉱物を種類ごとに分離した7種類の造岩鉱物からなる鉱物標本セットを作り,岐阜県内の中学校に配布した.これらの鉱物と桜島...

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  • 深層学習による桜島の侵食発生地域予測に対する基礎的研究

    伊藤 真一, 酒匂 一成, 荒木 義則, 岩田 直樹, 小泉 圭吾 自然災害科学 40 (S08), 1-9, 2021

    ...本研究では,深層学習によって桜島の侵食地域発生予測モデルの構築が可能かどうかを明らかにすることを目的として,構築された予測モデルの精度について定量的に議論した。...

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  • 桜島の降灰量と風向の季節変動に関する研究

    鹿児島県立国分高等学校 サイエンス部地学班 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 342-, 2021

    ...<p>生徒氏名:石埼正博、柏木結月、鮫島吉之助、田島一樹、古川小春、松尾侑佳、水野遥</p><p></p><p>桜島の降灰量と風向きのデータから、両者の関連性を検証するとともに、桜島の火山灰の流れから気候変動への関連性を考察する。</p>...

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  • 薩摩半島地域で測定された微小粒子状物質 : 出水局・南さつま局のPM2.5について

    坂本 昌弥 紀要visio : research reports 50 79-85, 2020-12-23

    ...桜島火山から比較的遠距離に位置し、東シナ海に面した出水局ならびに南さつま局(両局の距離75㎞)では、2014年から2018年の5か年においてPM2.5の1時間値濃度が年間を通して互いに強い正の相関を示し、特に冬季から春季にかけて、強い正の相関がみられた。また薩摩川内局で測定されたSPMの1時間値濃度とも強い正の相関を示す場合が多く、これも冬季から春季にかけて特に顕著であった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 姶良カルデラにおける地震波反射面の検出

    筒井, 智樹, 為栗, 健, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 63 (B), 118-135, 2020-12

    Seismic reflectors at the depth of Aira Caldera are presented through seismic array analysis of the later arrivals in the controlled-source seismograms across northern Kagoshima Bay on November …

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  • 2019年桜島火山人工地震探査の概要と過去の探査との比較

    中道, 治久, 山本, 圭吾, 山田, 大志, 為栗, 健, 高橋, 幸祐, 青山, 裕, 山本, 希, 野上, 健治, 及川, 純, 前田, 裕太, 大倉, 敬宏, 松島, 健, 八木原, 寛, 菅原, 道智, 塚本, 果織, 岸本, 博志, 工藤, 直樹, 山村, 卓也, 平原, 聡, 八木, 健夫, 堀川, 信一郎, 吉川, 慎, 園田, 忠臣, 仲谷, 幸浩, 平野, 舟一郎, 宮町, 宏樹, 田中, 佑樹, 吉田, 英臣, 西川, 空良, 甲斐 , 建, 高橋, 龍平, 田ノ上, 和志, 川辺, 智士, 若林, 環, 村松, 弾, 橋本, 匡, 大須賀, 啓士 京都大学防災研究所年報. B 63 (B), 100-107, 2020-12

    We conducted an active seismic experiment in Sakurajima volcano in December 2019, three years after the similar experiment that was conducted in 2016. We deployed 185 temporary seismic stations, …

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  • 火山灰による太陽光スペクトル分布の変化に関する検討

    中村 健, 平山 斉, 川畑 秋馬, 吉村 幸雄, 千葉 恭男, 増田 淳 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 181-181, 2020-09-18

    ...<p>日照量豊富な鹿児島は太陽光発電に適した地域であるが、桜島火山降灰による太陽電池モジュールの直接的な発電量低下やモジュールの信頼性低下が懸念されており、降灰環境下での発電量の定量的評価や降灰対策技術の開発が必要である。本研究では、太陽電池モジュール上への積灰を抑制し、発電量最大化を実現するための指針を得ること、ならびに降灰環境下に適した太陽電池セルに関する知見を得ることを目的としている。...

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  • 鹿児島湾奥,新島に露出する最上部更新統〜完新統の層序と起源

    鹿野 和彦, 柳沢 幸夫, 内村 公大, 奥野 充, 中村 俊夫 地質学雑誌 126 (9), 519-535, 2020-09-15

    ...<p>新島に露出する姶良カルデラ底下の最上部更新統〜完新統堆積物について,これまで議論のあった岩相層序を見直し,下位から順に下部新島シルト層,新島軽石,新島南部軽石,上部新島シルト層,燃島貝層に区分した.堆積物の産状や貝類,珪藻,有孔虫,貝形虫などの化石に基づけば,上部・下部新島シルト層は水深100-200mの内湾静水域の堆積物で,桜島などに由来するテフラを挟む.燃島貝層は桜島起源のラハール堆積物で...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献24件

  • 鹿児島県桜島袴腰海岸おけるカヤノミカニモリの生活史

    吉本, 健, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 46 311-316, 2020-05-31

    ...鹿児島県鹿児島市の桜島袴腰海岸は,1914 年の大正噴火で噴出した溶岩で形成された岩礁性の転石海岸である.袴腰海岸には複数の肉食貝類が生息しており,カヤノミカニモリ(Clypeomorus bifasciata)もその中の1 種である.カヤノミカニモリは盤足目オニノツノガイ科に属する巻貝である.本種は,房総半島・山口県以南,熱帯インド・西太平洋に分布し,潮間帯上部,岩礁のくぼみに群生する.本研究では...

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  • 殻の内部成長線解析に基づく桜島袴腰大正溶岩の潮間帯におけるイシダタミの生活史

    奥, 奈緒美, 冨山, 清升, 橋野, 智子 Nature of Kagoshima 46 371-381, 2020-05-31

    ...分布している転石海岸の潮間帯に多く生息する海産巻貝である.本種の生活史や生態に関する研究例は多いが,本種の成長線を用いた研究例は少ない.橋野(2010)は,細かな内部成長線も含めたすべての内部成長線を数えるといった内容の研究を行った.本研究では,その中でも太い内部成長線(年輪)を数えることで,より詳細な生活史や齢の調査が可能であるかを検討した.同時に採集した殻高サイズを測った.サンプルは,鹿児島市桜島横山町...

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  • マツ枯死木のくん蒸処理方法の違いによるガス濃度の経過と殺虫率の差異

    川口 エリ子, 米森 正悟, 江崎 功二郎, 前原 紀敏, 相川 拓也, 小澤 壮太, 中村 克典 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 198-, 2020-05-25

    ...なお、調査は、畑地(鹿児島県森林技術総合センター内苗畑)および火山灰地(桜島)の2カ所で行い、くん蒸にはキルパー40を被覆内容積1m<sup>3</sup>あたり0.75 L使用し、くん蒸期間は15日間とした。その結果、両調査地、両方式ともに幼虫の死亡率は高く、畑地のかぶせ式および畑地の全面被覆式で1頭ずつの生存を確認したが、それ以外は全て死亡していた。...

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  • 桜島・有村川流域の斜面における表面侵食の月変化

    平岡 真合乃, 手塚 咲子, 山崎 祐介, 林 真一郎, 石井 靖雄 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 553-, 2020-05-25

    ...鹿児島市桜島では、気象庁の記録によれば1955年から噴火が継続し、降灰量が経年的に変化している。本研究では、降灰の堆積斜面における表面侵食の発生状況を把握するため、桜島の有村川流域の斜面を対象に、2012年~2018年の月単位の地表面高変化(以下、侵食深)から、各年の少雨期(12月~5月)と多雨期(6月~11月)の期間平均侵食深を算出した。...

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  • 学校・家庭・大学が連携した防災の視点を取り入れた中学校理科での授業実践

    黒光, 貴峰, 野口, 裕二, 山元, 卓也, 眞木, 雅之, 飯野, 直子 鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education 71 53-67, 2020

    ...家庭との連携としては、「私たちの生活に身近な桜島が大規模噴火を起こしたとき、どのような避難行動をとるべきか」という課題を設定し、学習で身に付けた資質・能力を日常生活で活用する場面を設けた授業を立案した。また、生徒自身が作成した避難行動シミュレーションを家族に説明する機会を設定し、学校で学んだことを家庭に還元する機会を設けた。...

    機関リポジトリ

  • 学校教育における防災教育の充実に向けた教材開発 : 桜島の副読本の開発

    黒光, 貴峰, 石坂, 奈々, 眞木, 雅之 鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education 71 39-51, 2020

    ...本研究は、桜島の大規模な噴火に備えて、人々の防災への意識ならびに知識の向上を図るために、学校教育で活用できる桜島に関する教材を開発することを目的としている。研究方法は、火山ならびに桜島に関する教材開発に向けて、1)教材開発の視点の明確化、2)火山ならびに桜島に関する資料の収集と分析、3)教材の具体化、4)火山ならびに桜島に関する教材の内容の検討、5)開発した教材の活用の仕方の提言、である。...

    機関リポジトリ

  • 避難所での適切な生活空間の確保のための図上訓練の実践

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 127-, 2020

    ...</p><p><b>【桜島等での実践】</b>桜島噴火対応での鹿児島市指定避難所の開設については,全島避難後2週間程度までは,入所希望者約2657人(H28鹿児島市調査)を目安として,市街地の学校体育館等を活用する計画である。また,鹿児島市避難所運営マニュアル(H30 年4月)も公開されている。...

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  • 東西面にダブルガラスを有するオフィスビルの計画概要と性能検証 (第1報)計画概要と設計時CFD解析結果

    関根 能文, 萩原 啓太, 中川 光輝, 川西 利幸, 吉永 紀, 平島 恵一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.5 (0), 93-96, 2020

    ...南北軸を長軸とし、東には桜島を臨む。東西面の熱負荷や降灰対策としてダブルガラスエアフロー方式とし、内部に木製の縦ルーバーを設置している。また、執務室は自然通風のためのベンチレーションバルコニーを設けている。本報ではその概要とキャビティ内の気流シミュレーション結果について報告する。</p>...

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  • 噴石模型の落下試験の動画解析

    劉 美智, 丸山 敬, 佐々木 寛介, 井上 実, 井口 正人, 藤田 英輔 風工学研究論文集 26 (0), 305-313, 2020

    ...噴石模型の形状は,実験を行った桜島の現地で採取された噴石を模し,鋭角な角のあるものとないものの2種類を代表として選んだ。実験から得られた抗力係数は落下にともなう速度の増加とともに小さくなり,終端速度に達した際の値は,鋭角な角のない噴石模型で約0.5,鋭角な角のある噴石模型で約0.6となった。また,比較として用いた球体模型の抗力係数は約0.3となった。...

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  • 桜島にある黒神風穴の確認

    堀内 雅生, 山口 隆子, 松本 昭大 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 93-, 2020

    ...今回は,鹿児島の桜島において著者らが新たに確認した「黒神風穴」について報告する。風穴の気温は18.8℃で,外気温(23.8℃)と比べて5.0℃低温であった。風速は0.15ms-1であった。 清水・澤田(2015)の巻末資料より,全国の風穴情報をGIS上に取り込み,気象庁のメッシュ平年値(2010)より各風穴周辺の年平均気温を求めた。...

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  • 被災者の住生活向上を考慮した集団移転先の選定

    安部 美和, 大西 康伸, 長谷川 麻子, 本間 里見, 下田 貞幸 住総研研究論文集・実践研究報告集 46 (0), 167-178, 2020

    ...本研究では,災害後の集団移転を伴う生活再建では,用地の確保とライフスタイルの維持が移転先選定において重視されるという仮説のもと,大正3(1914)年の桜島噴火を事例に検証することを試みた。長距離かつ出身地区が異なる被災者同士の集団移住事例であるにもかかわらず,これまで移住先での生活について明らかにされることはなかった。...

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  • 火山噴火災害時の港湾BCP立案の基礎となる海域内降下火砕物の流動解析

    浅野 敏之, 長山 昭夫, 加古 真一郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1321-I_1326, 2020

    ...の潮流による漂流・陸上堆積機構を再現する数値手法を示したものである.降下火砕物の堆積特性に関して,軽石成分は降下速度が大きいために火山灰に比べ堆積領域が狭くなる,風速の増加により移流が拡散より卓越し堆積分布幅が狭くなる, 桜島の位置関係から湾内に降下する火砕物総量は北からの風で最大となる, 等の結果を得た....

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 桜島東麓の火山山麓の地形面区分

    黒木 貴一, 池見 洋明, 後藤 健介, 宗 建郎 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 26-, 2020

    ...の地形変化は,空中写真による判読,現地測量,簡易レーザー距離計の活用などで議論される.近年の測量技術の進歩は,火山山麓の地形変化に対し空間解像度と時間分解能を上げる議論の可能性を広げた.ただ防災の観点からは,極短期の地形変化の検討が必要となる.その観点から雲仙東麓において空中写真,UAV,SfMにより1990年以降の地形変化が議論されたが,植生のため精度面での課題が残された.本研究では,噴火が続く桜島...

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  • 気象レーダによる降灰量推定

    真木 雅之, 鈴木 郁子, 井口 正人, Shakti P.C. 火山 64 (4), 219-241, 2019-12-31

    <p>The relationship between the time-integrated equivalent radar reflectivity factor (<i>S</i><sub>Z</sub>)<sub></sub> and the accumulated volcanic ash fall amount (<i>S</i><sub>A</sub>) …

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  • 太陽電池セルに到達する太陽光スペクトル分布の火山灰による変化に関する検討

    西澤 徳紘, 平山 斉, 川畑 秋馬, 吉村 幸雄, 増田 淳 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 465-465, 2019-09-19

    ...<p>日照量の豊富な鹿児島地域は太陽光発電に適した地域であるが、桜島火山降灰による太陽電池モジュールの直接的な発電量低下や火山灰によるモジュールの信頼性低下が懸念されており、降灰環境下での発電量の定量的評価や降灰対策技術の開発が必要である。...

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  • LPWA(Sigfox)機能を付加した火山灰計測システムの開発

    枦 健一, 永田 亮一, 山口 昇汰朗, 楠原 良人, 小正 晃己, 今重 善宏 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 207-207, 2019-09-19

    ...<p>現在,内閣府の広域降灰対策検討ワーキンググループにより火山噴火による降灰の影響について検討がなされており,活火山の火山灰計測とその地域の降灰状況をデータベース化し,地域住民に情報発信することは重要である.著者らは,これまで赤外変調光を活用した非接触式火山灰センサを開発し,桜島火山灰の自動計測システムを構築してきた.このシステムにバッテリー消費を抑えた低消費電力の広域無線通信システムのLPWA(...

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  • 桜島火山における繰り返し相対重力測定 (2018年5月-2019年2月)

    風間, 卓仁, 山本, 圭吾, 大島, 弘光, 岡田, 和見, 大柳, 諒, 園田, 忠臣, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 62 (B), 318-324, 2019-09

    Relative gravity values were repeatedly measured at 19 gravity points in and around Sakurajima Volcano in May 2018, August-October 2018 and January-February 2019, to monitor spatiotemporal mass …

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  • 鹿児島県桜島袴腰海岸におけるゴマフニナの生活史 : 精子と卵子の形成季節と性比の検討

    山角, 公彦, 冨山, 清升, 吉本, 健 Nature of Kagoshima 45 183-188, 2019-05-31

    ...ゴマフニナPlanaxis sulcatus (Born, 1778) は,盤足目ゴマフニナ科に属する巻貝で,房総半島以南,インド,西太平洋域に分布し,潮間帯下部の岩礁上に生息している.本種の生態に関する研究例はまったくない.本種がどのような生活史を持つのかほとんど分かっていない.このため,本研究では鹿児島県桜島袴腰海岸において,ゴマフニナの生活史を明らかにすることを目的とした. 2010 年12...

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  • 鹿児島県桜島袴腰海岸におけるアラレタマキビのサイズ頻度分布の季節変動

    岩重, 佑樹, 冨山, 清升, 川野, 勇気 Nature of Kagoshima 45 177-181, 2019-05-31

    ...Nodilittorina radiata (Souleyet in Eydoux & Souleyet, 1852) はタマキビ科Littorinidaeに属する雌雄異体の巻貝である.アラレタマキビは潮間帯の飛沫帯に生息しており,晴天時には殻は乾燥して灰白色をしている.また雨天時には,雨水でできた水溜りの中に多く付着している.タマキビ科の中でもアラレタマキビの基礎生態に関する報告例は少ない.本研究では鹿児島県桜島...

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  • 桜島袴腰大正溶岩の潮間帯におけるアマオブネガイとイボニシの生活史と殻の内部生長線観察

    緒方, 李咲, 黒木, 理沙, 奥, 奈緒美, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 45 281-289, 2019-05-31

    ...調査は,鹿児島県鹿児島市桜島の袴腰海岸の潮間帯で行った.1914 年の大正噴火によって噴出した溶岩で形成された岩礁性及び転石性の潮間帯である.材料はアマオブネとイボニシの2 種の巻貝である.サイズ頻度分布調査では,桜島袴腰大正溶岩において,2017 年12 月から2018 年11月の期間に毎月1 回,大潮の干潮時に,潮間帯中部付近のアマオブネとイボニシを無作為に30 個体程度ずつ採集した.アマオブネ...

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  • ポリエチレン保存容器から大気への拡散を考慮した水中ラドン濃度推定法の開発

    川端 訓代, 北村 有迅, 冨安 卓滋 分析化学 68 (5), 333-338, 2019-05-05

    ...放出量は岩石の亀裂や流体と岩石の接触比に比例して増減するため,亀裂発生や歪状態の変化など地殻内情報を得るために地下水中のラドン濃度が測定されている.水中ラドンは,採取後に壊変に加え大気への拡散によって減少し続けるため採取地にて測定が行われてきた.本実験では水中ラドン濃度測定を実験室で行うため,ポリエチレン保存容器内から大気へ放出するラドンの拡散係数を求め採取時の水中ラドン濃度の推定を試みた.鹿児島県桜島...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 鹿児島県国分平野における花粉分析に基づく最終氷期末期以降の植生変遷と気候変動

    吉田 明弘, 吉山 一輝, 森脇 広 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 126-, 2019

    ...このコア試料には一次堆積のテフラが3層確認されおり,火山ガラスの化学組成と屈折率から,下位より桜島薩摩,桜島高峠3,鬼界アカホヤと同定されている。また,K2コアでは貝殻片・植物片などの6試料について14C年代測定が行われている。本研究では,既存報告の年代値をIntCal13の較正曲線に基づくOxCal v. 4.2を用いて2σの範囲で較正年代を再計算した。...

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  • 2019年7月鹿児島豪雨災害の検証(速報)

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 124-, 2019

    ...これを受け,市では2:40に市北部「吉田,郡山,吉野,一色,中央,松元」各地区に土砂災害に対する警戒から「避難勧告(警戒レベル4)」を,市中部「桜島,谷山」各地区に「避難準備・高齢者等避難開始(警戒レベル3)」を発令した。前日30日から降雨がほぼ連続し,八重山で5時に時間雨量67.5㎜が記録される等,降雨強度が1日未明から早朝に高くなった。...

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  • 桜島の大規模噴火を考える

    井口 正人, 中道 治久, 小林 哲夫, 岩松 暉, 幸福 崇, 田嶋 祐哉, 黒岩 賢彦, 上林 嵩弘, 三田 和朗, 竹林 幹雄, 福島 大輔 自然災害科学 38 (3), 279-345, 2019

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  • 桜島噴火の教材化

    飯野 直子 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (2), 69-72, 2018-12-01

    ...への影響が大きい.桜島の火山観測結果や島内及び周辺地域の大気環境を連続測定しているデータなどは気象庁や環境省などによってインターネットを介して公開されている.著者らは2006年の桜島昭和火口の活動再開以降,定点カメラを設置して噴煙観測を続けており,インターネットを介して画像提供している.本研究では探究的な学習における公的機関のデータ利用について桜島噴火の教材化を例に整理した....

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  • 遷移段階の異なる森林土壌で生育させたクロマツ実生およびマテバシイ実生の成長と菌根形成

    仲野 翔太, 菊地 淳一, 山中 高史, 曽根 晃一, 畑 邦彦 樹木医学研究 22 (4), 187-194, 2018-10-31

    ...<p>鹿児島県桜島には火山噴火の影響により遷移段階の異なる森林が成立している.遷移段階の異なる森林土壌での実生の成長に及ぼす菌根形成の影響を明らかにするため,クロマツ林とマテバシイ林から採取した土壌及びそれらを滅菌した土壌でクロマツとマテバシイの実生を3ヶ月間生育させ,菌根形成と実生の成長量を比較した.滅菌土壌では菌根は形成されなかった.非滅菌土壌ではクロマツ実生の菌根化率はクロマツ林土壌で有意に高...

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  • 桜島火山昭和火口で発生する火砕流の特徴

    為栗, 健, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 61 (B), 312-317, 2018-09

    Eruptions at the Showa crater become active since 2008 and are sometimes accompanied with small pyroclastic flows. It is important to understand the mechanism of generation of the pyroclastic flow …

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  • 桜島火山における繰り返し相対重力測定 (2017年5月~2018年2月)

    風間, 卓仁, 山本, 圭吾, 平良, 真純, 大島, 弘光, 前川, 徳光, 岡田, 和見, 園田, 忠臣, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 61 (B), 330-336, 2018-09

    Relative gravity values were measured at 19 gravity points in and around Sakurajima Volcano in May, July, September and October 2017, and February 2018, to monitor spatiotemporal mass variations …

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  • 2017年8月桜島溶岩噴泉活動に伴う地震活動及び地盤変動

    井口, 正人, 中道, 治久, 為栗, 健, 堀田, 耕平, 園田, 忠臣 京都大学防災研究所年報. B 61 (B), 318-323, 2018-09

    Continuous lava fountain and following intermittent explosions on August 22-23 is the significant eruptive phenomena of the Sakurajima volcano in 2017. Prior to the lava fountain, inflation of the …

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  • 2017年の南岳爆発に前後する傾斜ひずみ変化

    堀田, 耕平, 井口, 正人 京都大学防災研究所年報. B 61 (B), 324-329, 2018-09

    Deformation source associated with each eruption at Sakurajima have been estimated beneath Minami-dake for each eruption. Deformation sources for mid-long term magma intrusion event were estimated …

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  • 桜島の火山溶岩の転石海岸におけるカヤノミカニモリ Clypeomorus bifasciata (G. B. Sowerby II, 1855) の生活史

    吉田, 稔一, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 44 173-179, 2018-06-01

    ...鹿児島県の桜島にある溶岩性転石海岸である袴腰海岸には,複数の肉食貝類が生息している.そのなかでもカヤノミカニモリClypeomorus bifasciataは普通に見られる種であるが研究対象とされた例が無く,その生態はほとんど解明されていない.また,愛媛県では絶滅,沖縄県では準絶滅危惧種となっている.本研究ではその生態の解明の第一歩として,カヤノミカニモリの月ごとのサイズ頻度分布と季節ごとの密度分布...

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  • 火山の動きを捉え、防災、減災をめざす

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2018 (4), 12-13, 2018-04-02

    <p>日本は狭い国土に世界の活火山の約7パーセントが集中し、国別の活火山数でも第4位に入っている。このため、火山活動の把握は日本の防災、減災上、外せない課題だ。しかし、数十年から数千年単位で活動する火山については、まだ解明できていないことも多い。そんな中、東京大学大学院理学系研究科の森俊哉准教授が取り組むのは、火山ガスをリアルタイムで観測し火山活動を捉えようという研究開発だ。</p>

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  • 新燃岳噴火直後に採取した火山灰の性状

    清水, 正高, 山本, 建次, 濱山, 真吾, 久木崎, 雅人, 竹田, 智和 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (61) 1-6, 2018-02

    ...なお,火山学的なアプローチは専門機関の報告に譲ったが,資源利用の可能性を考慮し,桜島火山灰及び姶良カルデラを起源とするシラスとの成分比較を行った。...

    日本農学文献記事索引

  • Stacked Recurrent Neural Networkによる桜島噴火予測

    村田 剛志, ヒープ レ, 井口 正人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 2A102-2A102, 2018

    ...本稿では桜島に設置 されている観測装置(伸縮計)から得られる時系列センサーデータから火山噴火 を予測する我々の試みについて述べる。伸縮計の100分間のデータをもとに、 その直後の60分間の火山の状態が"噴火"か"非噴火"かを予測することが目標である。 Stacked Recurrent Neural Networkを用いて、平均F値66.1%の精度を達成した。...

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  • Muography with Multi-Wire-Proportional-Chamber-based Tracking Detectors

    OLÁH László, BALOGH Szabolcs J., GERA Ádám L., HAMAR Gergő, NYITRAI Gábor, TANAKA Hiroyuki K. M., VARGA Dezső 日本写真学会誌 81 (3), 269-274, 2018

    ...<p>ミュオグラフィーは巨大物体を貫通した宇宙線ミュオンの飛跡を決定することで,その経路に沿った物質量を求め,巨大物体の内部構造をイメージングする方法である.本論では,MWPC(多線比例計数管)を用いたミュオグラフィ観測システムを示すことにより,その地球科学と土木工学に対する適用可能性を論ずる.大型のモジュラーMMOSシステムが桜島観測用に開発され,活動的火山の内部構造を15 m以下の高解像度で可視化...

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  • 地域連携デジタル・ネットワーキングに関する研究

    干川 剛史 International Journal of Human Culture Studies 2018 (28), 446-478, 2018-01-01

    ...そこで,まず,1.東日本大震災被災地の南三陸町「福興市」での「桜島灰干し」と「熟成たかはる灰干し」の宣伝販売による参与観察に基づいて被災地復興の現状を把握する.次に,2.参与観察と聞き取り調査によって「気仙沼灰干しの会」による「気仙沼フカの灰干し」(仮称)の商品化・事業化の進展と今後の課題を明らかにする.他方で,3....

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  • 2017年における桜島火山噴出物の大気環境影響

    坂本 昌弥, 木下 紀正 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 278-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • マグマからのFe-酸化物結晶作用のFE-SEMその場観察

    無盡 真弓, 中村 美千彦 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 4-, 2018

    ...火山の噴火ダイナミクスにとって重要であるとともに鉱物学的にも未踏の領域であるマグマからの核形成・初期成長過程を明らかにするために,FE-SEM(JEOL JSM-7100F, Protochips Aduro加熱ステージ)を用いてその場観察実験を行い,Fe-酸化物の結晶化過程を観察した.出発物質には石基にほとんどマイクロライト・ナノライトを含まない桜島の大正噴火の軽石を用いて,10°C/sで加熱し,...

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  • 南九州における放送型自動従属監視システムの運用

    益留 優太, 福島 誠治, 古賀 禎, 渡邉 俊夫, 永山 務 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 528-528, 2017-09-19

    ...最長で200km超の航空機の信号を受信している反面、桜島などの地形や観測所近隣のビルなどの影響で一部の方角の受信距離は50km程度に留まっている。受信距離の改善に先立ち、距離を制限している要因について解析した。</p>...

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  • スゲ属ヌカスゲ節(カヤツリグサ科)の新種ナガボクサスゲ

    織田二郎, 正木智美, 永益英敏 植物研究雑誌 92 (3), 148-156, 2017-06-20

    ...ではほぼ直角に曲がる),痩果表面のケイ酸体の中央体がよく発達している(クサスゲでは発達が悪く,時に見えない)点など痩果の形態における質的な相違も重要な判別形質である.また,生育環境についても,ナガボクサスゲはクサスゲよりは湿り気の少ない場所で生育している場合が多く,根茎も叢生し,クサスゲのようにマット状に広がることは無いなどの相違点が見られる.日本では四国(愛媛県南西端),九州(長崎県・対馬,鹿児島県・桜島...

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  • 鹿児島湾桜島袴腰の転石海岸におけるムラサキクルマナマコの生活史

    原井, 美波, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 43 451-456, 2017-05-29

    ...鹿児島市桜島の袴腰海岸にはムラサキクルマナマコPolycheira rufenscens (Brandt) が生息しており,このムラサキクルマナマコのサイズ頻度分布と性比の季節変化を2010 年12 月から2011 年12月の一年間追うことによって,鹿児島市桜島袴腰海岸に生息するムラサキクルマナマコの繁殖の起こる時期と,個体の体の大きさと性別の相関関係の有無を明らかにした....

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  • アンケート調査に基づく御嶽山2014年9月27日噴火の降灰域

    竹下 欣宏, 桐生 和樹, 花井 嘉夫, 北澤 夏樹, 川上 明宏 地質学雑誌 123 (5), 291-307, 2017-05-15

    ...北西部の広い範囲において9月27日の噴煙から1g/m<sup>2</sup>以下の微量な降灰があったことが明らかになった.27日の噴煙による微量な降灰域は,降灰軸の南側,特に木曽山脈と赤石山脈に囲まれた南北に長い伊那盆地内において広いことが明らかになった.このことは,微量な降灰域は上空の風だけでなく,地上付近の風と地形にも影響を受けることを示している.微量な降灰域に対する地上付近の風の影響は浅間山や桜島...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献8件

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