検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 49 件

  • 1 / 1

  • 不顕性感染親魚は種苗生産ヒラメParalichthys olivaceusにおけるアクアレオウイルス流行の潜在的な感染源である

    河東, 康彦, 前田, 知己, 西岡, 豊弘, 桐生, 郁也, 米加田, 徹, 松山, 知正, 天社, こずえ, 山下, 勲, 川村, 芳浩, 樂, 敦司, 仙北屋, 圭, 柳, 宗悦, 林, 亨次, 熊谷, 明, 森, 広一郎 魚病研究 57 (1), 11-19, 2022-03

    ヒラメ種苗生産に大きな被害を与えるヒラメアクアレオウイルス(HAqRV)感染症に対して防疫対策を講じるために疫学調査を実施した。種苗生産に用いた外観上健康なヒラメ親魚の約60%からHAqRVゲノムが検出され,全検査魚からHAqRVに対する抗体が検出された。HAqRVのRNAポリメラーゼ遺伝子の部分塩基配列による比較では,症例間で塩基配列に違いがあったものの,同一症例内における分離ウイルス,死亡魚…

    日本農学文献記事索引

  • ブリ類におけるべこ病の初期感染動態

    柳 宗悦, 佐藤 純, 今岡 慶明, 川上 秀昌, 原川 翔伍, 米加田 徹, 中易 千早, 森 広一郎 魚病研究 56 (2), 89-96, 2021-06-15

    <p>海面生簀で飼育されているブリおよびカンパチの体側筋中における<i>Microsporidium seriolae</i>遺伝子とシストの出現状況を調査し,べこ病の初期感染動態を観察した。また,飼育海域海水中の<i>M. seriolae</i>遺伝子量の変化もモニタリングした。その結果,過去にべこ病の発生が確認された海域では,生簀周辺の海水から10<sup>2</sup>~10<sup>3…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献8件

  • ブリに対するフェバンテルの毒性

    白樫, 正, 三輪, 理, 甲木, 琢也, 原川, 翔伍, 川上, 秀昌, 中易, 千早, 森, 広一郎 魚病研究 56 (2), 79-88, 2021-06

    最近フェバンテル(FBT)の経口投与がブリ類のべこ病治療に有効であることが示されたため,ブリに対する本剤の毒性を検証した。FBT200もしくは1,000 mg/kg/dayを毎日強制経口投与したブリ稚魚では経口投与6日目以降,50 mgおよび100 mg投与区では14日以降に死亡が急増した。また,50 …

    日本農学文献記事索引

  • ブリ類のべこ病治療薬の探索

    柳, 宗悦, 佐藤, 純, 米加田, 徹, 坂井, 貴光, 川上, 秀昌, 原川, 翔伍, 白樫, 正, 浜野, 祥吾, 福留, 慶, 和田, 和彦, 山崎, 雅俊, 西岡, 豊弘, 中易, 千早, 森, 広一郎 魚病研究 56 (2), 62-70, 2021-06

    ブリ類のべこ病は生活環など不明な点も多く,未だ効果的な治療法はない。そこでべこ病の治療法を確立するため,Microsporidium seriolaeに感染したブリ類稚魚に対し,フェバンテル他8薬剤を用いた投薬試験を行い,体側筋中のシストの有無と原因虫の遺伝子検出により治療効果の有効性を評価した。その結果,感染初期にフェバンテルを投与した魚で,シスト形成率および遺伝子検出率が有意に低く,本薬がべ…

    日本農学文献記事索引

  • 親魚養成中に発生したウナギの非定型<i>Aeromonas salmonicida</i>感染症

    寺島 祥子, 樋口 理人, 今泉 均, 桐生 郁也, 松浦 雄太, 高野 倫一, 松山 知正, 栗田 潤, 森 広一郎 魚病研究 56 (1), 26-29, 2021-03-15

    <p>催熟中のウナギ<i>Anguilla japonica</i>が皮膚および鰭の潰瘍を伴い死亡した。病理組織検査で病変部には顕著な炎症と細菌の集塊が観察された。病魚の腎臓から非定型<i>A. salmonicida</i>が分離され,その性状は既報のウナギおよびキンギョの分離菌株に類似していたが,褐色色素産生,3%NaCl下での増殖、リジンデカルボキシラーゼ,VP反応,ゼラチン加水分解または…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • アユの<i>Edwardsiella ictaluri</i>感染と友釣りでの釣られやすさの関係

    坪井 潤一, 寺島 祥子, 高野 倫一, 森 広一郎, 鈴木 俊哉, 石原 学, 高木 優也, 小森 謙次 日本水産学会誌 84 (3), 393-398, 2018

    <p> 友釣りおよび投網を用いて879個体のアユを捕獲し<i>Edwardsiella ictaluri</i>のPCR保菌検査を行った。週の平均水温が高いほど<i>E. ictaluri</i>の陽性率が高く,最も陽性率の高かった7/31-8/6には,週の平均水温が25℃以上を記録した。同期間中,投網で捕獲されたアユの陽性率は20.4%であったが,友釣り個体では陽性個体は確認されなかった。日中…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • Yersinia ruckeriに対する各種消毒剤の殺菌効果

    山崎, 雅俊, 坂井, 貴光, 伊東, 尚史, 森, 広一郎 魚病研究 52 (4), 198-201, 2017-12

    Yersinia ruckeriを原因細菌とするレッドマウス病は重要な疾病の一つである。本研究ではY. ruckeri ATCC29473株(2.8×10 8CFU/mL)およびFPC1215株(2.9×10 8CFU/mL)に対する11種類の消毒剤の効果を20℃において調べた。反応時間30秒における両菌株に対する消毒剤の最小殺菌濃度は,エタノールで40%,イソプロパノールで30%,ポビドンヨー…

    日本農学文献記事索引

  • 日本産と韓国産ヒラメ由来のナナホシクドアの形態学的・遺伝学的比較

    横山, 博, 米加田, 徹, 佐藤, 純, 西岡, 豊弘, 森, 広一郎 魚病研究 52 (3), 152-157, 2017-09

    日本産ヒラメ19尾と韓国産ヒラメ9尾,合計28尾のヒラメ由来のナナホシクドア(Kudoa septempunctata)について,形態学的,遺伝学的に比較した。形態学的には,いずれの株も6極嚢の比率が最も高かった(32%~86%)が,7極嚢の比率においては日本株で平均2%(0%~15%),韓国株で44%(12%~61%)と顕著な差があり,産地判別の簡便な指標として応用できる可能性が示された。また…

    日本農学文献記事索引

  • City Sustainability Index(CSI)の開発

    山下 嗣太, 林 憲吾, 森 宏一郎, 内山 愉太, 藤井 豊展 都市計画論文集 52 (1), 63-71, 2017-04-25

    本論文は既存の都市評価指標との比較検討を通じて、筆者らが開発してきた都市のサステイナビリティ評価指標(City Sustainability Index、CSI)の枠組みを提示する。既存の指標には歴史的背景の違いにより3つの系譜があるが、いずれも都市のサステイナビリティを評価する上での要件を明示していない。そこで(1)「強いサステイナビリティ」への立脚、(2)絶対評価と相対評価の区別、(3)都市…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 天然マアジから分離されたベータノダウイルス(SJNNV)の病原性

    西岡, 豊弘, 菅谷, 琢磨, 河東, 康彦, 森, 広一郎, 中井, 敏博 魚病研究 51 (4), 176-183, 2016-12

    漁獲されたマアジの脳または眼からベータノダウイルスSJNNVを12株分離した。このうちの5株とシマアジ仔魚由来のSJNNV基準株(SJNag93)について,種苗生産したシマアジおよびマアジ仔魚に対するそれらの病原性を浸漬感染により調べた。いずれのウイルス株も両魚種に感染性を示したが,死亡魚体内のウイルス感染力価はマアジよりシマアジで高く,また供試マアジ由来5株中の1株はシマアジ仔魚に対して基準株…

    日本農学文献記事索引

  • ヒラメの筋肉寄生粘液胞子虫ナナホシクドアの砂ろ過と紫外線照射による感染防除効果

    西岡, 豊弘, 佐藤, 純, 米加田, 徹, 森, 広一郎, 太田, 健吾, 森岡, 泰三, 呂, 明媚, 横山, 博, 良永, 知義 魚病研究 51 (1), 23-27, 2016-03

    食中毒の原因となるヒラメ寄生ナナホシクドアKudoa septempunctataの感染を種苗生産場で防除するため,飼育用水処理法について検討した。本虫の感染が流行している種苗生産場において,用水を砂ろ過,砂ろ過後に5μmのカートリッジフィルターでろ過,または砂ろ過後に紫外線(46mJ/cm2)照射して未感染ヒラメを飼育した結果,生海水区では3ヵ月後に寄生率33%で感染していることが確認されたが…

    日本農学文献記事索引

  • 種苗生産中のクロマグロ大量死へのVNNの関与

    西岡, 豊弘, 森, 広一郎, 菅谷, 琢磨, 手塚, 信弘, 武部, 孝行, 今泉, 均, 久門, 一紀, 升間, 主計, 中井, 敏博 魚病研究 45 (2), 69-72, 2010-06

    クロマグロの種苗生産中に発生した大量死の原因についてウイルス学的に検討した。大量死は主にふ化20日齢までの仔魚に発生し、一部の事例では死亡魚の中枢神経系および網膜組織に顕著な空胞形成が認められ、それらの病変部にベータノダウイルスの抗原が蛍光抗体法により検出された。またPCRおよびウイルス分離試験においても本ウイルス(RGNNV遺伝子型)の存在が確認された。これらの結果から、VNNがクロマグロ仔魚…

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献18件

  • 光周期がマハタ仔魚の生残,成長および摂餌に及ぼす影響

    照屋 和久, 與世田 兼三, 岡 雅一, 西岡 豊弘, 中野 昌次, 森 広一郎, 菅谷 琢磨, 浜崎 活幸 日本水産学会誌 74 (4), 645-652, 2008

    明期(L):暗期(D)の時間が 24L:0D, 12L:12D, 6L:6D:6L:6D, 0L:24D の条件で,500 L 水槽を用いてマハタ仔魚を 8 日齢まで飼育し,生残,成長および摂餌を調べた。また,100 kL 水槽で自然日長と 24L:0D で 10 日齢まで飼育した。その結果,小型水槽では 24L 区の生残と成長が最良で,大型水槽では 24L …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献15件 参考文献41件

  • 光周期がクエ仔魚の生残,成長および摂餌に及ぼす影響

    照屋 和久, 與世田 兼三, 藤井 あや, 黒川 優子, 川合 真一郎, 岡 雅一, 西岡 豊弘, 中野 昌次, 森 広一郎, 菅谷 琢磨, 浜崎 活幸 日本水産学会誌 74 (6), 1009-1016, 2008

    150 kL 水槽を用いて自然日周条件下でクエ仔魚を 10 日間飼育し,摂餌とトリプシン活性を調べた。さらに,500 L 水槽を用いて明期(L)と暗期(D)の時間が 24L:0D,12L:12D,6L:6D:6L:6D および 0L:24D の 4 試験区を設けて仔魚を 11 日齢まで飼育し,生残,成長,摂餌を調べた。クエ仔魚は昼間摂餌し,トリプシン活性は午後 7 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献9件 参考文献29件

  • ポビドンヨードを用いたクルマエビ受精卵の消毒法

    佐藤 純, 森 広一郎, 西岡 豊弘, 服部 圭太, 岡 雅一, 渡辺 研一 魚病研究 41 (3), 117-120, 2006

    受精10時間後のクルマエビ卵を有効ヨウ素濃度2.5mg/Lで5~20分間, 5.0mg/Lで5~15分間浸漬した場合, 対照区と比較してふ化率に有意な差は認められなかった。受精卵の生菌数は, これらの条件で90%以上減少することが確認された。また, 受精卵の発生段階別に有効ヨウ素濃度5mg/Lで5分間浸漬を行った時のふ化率は, …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 単生類 Neoheterobothrium hirame の産卵に与える水温の影響

    堤 信幸, 虫明 敬一, 森広 一郎, 有元 操, 良永 知義, 小川 和夫 魚病研究 37 (1), 41-43, 2002

    The egg-laying rates of the monogenean Neoheterobothrium hirame, a parasite of Japanese flounder, were measured at different water temperatures. The daily egg-laying rates per worm were 203, 578, …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献15件

  • ヒラメから分離された VHSV の諸性状

    森 広一郎, 飯田 秀貴, 西澤 豊彦, 有元 操, 中島 員洋, 室賀 清邦 魚病研究 37 (4), 169-174, 2002

    Physiological properties and pathogenicity of three isolates of viral hemorrhagic sepicemia virus (VHSV), Obama25 isolated from wild Japanese flounder Paralichthys olivaceus in 1999, JF00Ehi1 from …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献9件

  • 天然ヒラメにおける貧血症の発生状況

    虫明 敬一, 森広 一郎, 有元 操 魚病研究 36 (3), 125-132, 2001

    Anemia of unknown etiology has been frequently observed in Japanese flounder Paralichthys olivaceus among both wild and cultured populations in recent years. In the present study, an …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献8件

  • 天然ヒラメからのウイルス分離

    高野 良子, 森 広一郎, 西澤 豊彦, 有元 操, 室賀 清邦 魚病研究 36 (3), 153-160, 2001

    For a survey on fish pathogenic viruses among wild Japanese flounder Paralichthys olivaceus, 274 fish (body weight : 29-2240 g) were collected in 9 coastal areas of Japan in 1999 and 2000. …

    DOI Web Site 被引用文献12件 参考文献36件

  • クルマエビの種苗生産過程におけるPAVの発生状況

    佐藤 純, 虫明 敬一, 森 広一郎, 有元 操, 今泉 圭之輔, 西澤 豊彦, 室賀 清邦 魚病研究 34 (1), 33-38, 1999

    In 1996, a hatchery of Japan Sea-Farming Association obtained kuruma prawn (Penaeus japonicus) eggs for seedling culture from wild broodstocks, among which some were found to be rod-shaped DNA virus …

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献15件

  • シマアジのウイルス性神経壊死症の防除対策

    森 広一郎, 虫明 敬一, 有元 操 魚病研究 33 (4), 443-444, 1998

    ウイルス性神経壊死症(VNN)は各種海産魚の種苗生産現場において深刻は問題となっている。 日本栽培漁業協会の事業場においては1989年に初めてシマアジ仔魚に VNN が確認され, 原因ウイルスが親魚の卵巣より高率に検出されることなどから産卵親魚が本病の主たる感染源と考えられた。 これまでに得られた成果に基づき, 1)血中の抗ウイルス抗体および生殖腺からの PCR …

    DOI 被引用文献12件 参考文献12件

  • 天然クルマエビ成体からのPRDVの検出

    虫明 敬一, 有元 操, 佐藤 純, 森 広一郎 魚病研究 33 (5), 503-509, 1998

    The present study was attempted to investigate the prevalence of penaeid rod-shaped DNA virus (PRDV) in wild-caught adult kuruma prawn Penaeus japonicus using a 2-step polymerase chain reaction …

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献22件

  • キジハタ仔稚魚に発生したウイルス病

    森 広一郎, 中井 敏博, 永原 元春, 室賀 清邦, 馬久地 隆幸, 神野 剛 魚病研究 26 (4), 209-210, 1991

    1990年8月と9月に広島県および徳島県下で種苗生産過程のキジハタ仔稚魚に大量にへい死が発生した。病魚は旋回等の異常行動を示し, 組織学的には脳および眼の網膜組織に細胞の壊死・崩壊による大型の空胞形成が認められた。それらの細胞の細胞質には正六角形でエンベロープをもたない直径約28nmのウイルス粒子が濃密に存在した。病魚の磨砕濾過液を用いた感染実験により正常なキジハタ(全長82mm)に同一の症状が…

    DOI 被引用文献15件

  • 1 / 1
ページトップへ