柏木 秀雄, 森田 ゆり子, 浜口 吉克, 蛭薙 典子, 関岡 清次, 武内 令子
医療
40
(2),
148-154,
1986
化学療法が普及した今日でも, 活動性進展肺結核および結核後遇症, 肺結核手術後症例において相当数の呼吸不全が認められる. 我々はこれらを活動性肺結核(A群), 陳旧性胸膜炎(Pl群), 肺手術例(Op群), 肺合併症例(C群)の4病型に分けてスパイログラムと血液ガスを検討した. A群では%VCとPaO2の軽度の低下がみられるが経過中改善した. Pl群, Op群, C群では著明な%VCの低下, …
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