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検索結果 2,394 件

  • 内視鏡切除後の大腸T1癌におけるリンパ節転移の新規予測ツールとしてのノモグラム:全国多施設共同研究

    吉井 新二 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (4), 462-462, 2024

    ...</p><p>【結果】SM浸潤度,簇出,脈管侵襲,組織型,部位,性別の6つのリスク因子が開発コホートで同定され,ノモグラムに組み込まれた.ノモグラムの検量線は,開発コホート,検証コホートの両方において良好な一致を示した.予測の正確さを示すC統計量は0.784(95%信頼区間,0.757-0.811)であり,大腸癌研究会ガイドライン(0.751)やNCCNガイドライン(0.691)よりも有意に高かった...

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  • 食肉製品中の亜硝酸根分析における亜硝酸根の保存安定性について

    山本 純代, 田原 正一, 石井 悦子, 高木 優子, 小林 千種 食品衛生学雑誌 64 (6), 226-231, 2023-12-25

    ...<p>食品中の亜硝酸根(亜硝酸イオン)分析における,食肉製品中の亜硝酸根およびその標準品の保存安定性を評価した.亜硝酸根は,酸化・還元を受けやすいため,標準液や発色剤が使用された製品の取り扱いには注意が必要とされる.本研究では,亜硝酸根の保存安定性や減少傾向の確認のため検量線用標準液の保存安定性,食肉製品細切後の保存状態の違いによる亜硝酸根の経時変化,試料液中の亜硝酸根の経時変化について検討した.検量線用標準液...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 近赤外分光法によるテンサイショ糖含量の非破壊連続測定法

    小宮山 誠一, 本田 博之, 池谷 聡, 阿部 珠代, 中道 浩司, 佐々木 亮, 竹内 薫 日本食品科学工学会誌 70 (5), 187-194, 2023-05-15

    ...検量線精度評価用試料 (183個) のスペクトルからショ糖含量の推定値を算出した結果, 実測値と推定値の相関係数r, 予測標準誤差SEPおよび二乗平均平方根誤差RMSEは, それぞれ0.918, 0.65 %および0.65 %と良好であった. 検量線の精度は, 評価指標であるEI値で17.5 %と精度・実用性ともに「高い」判定となった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • マイクロ流体デバイスを利用した下痢性貝毒オカダ酸の蛍光偏光免疫分析におけるブロッキング剤添加の影響

    千田 駿亮, 高橋 和希, 福山 真央, 粕谷 素洋, 真栄城 正寿, 石田 晃彦, 谷 博文, 重村 幸治, ZHERDEV Anatoly V., EREMIN Sergei A., 火原 彰秀, 渡慶次 学 分析化学 72 (3), 133-138, 2023-03-05

    ...<p>マイクロ流体デバイスを利用した分析では,流路壁面への試料等の吸着が問題になる場合がある.特にポリジメチルシロキサン(PDMS)製デバイスを用いた免疫分析では,抗体や測定対象等の吸着が測定性能に大きく影響する.そこで本研究では,下痢性貝毒であるオカダ酸(OA)を測定対象として,蛍光偏光免疫分析によるオカダ酸の検出感度における二種類のブロックキング剤添加の影響について検討した.また,得られた検量線...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 高速液体クロマトグラフィーによるフグ毒テトロドトキシンの検出と定量に関する基礎的検討

    岡田 光貴, 福田 篤久, 竹下 仁 医学検査 72 (1), 1-10, 2023-01-25

    ...一方,尿試料では,TTXは5.0–50 μg/mLの濃度範囲でTTXを示す波形の検出が可能であったが,検量線に当てはめると実際のTTX濃度よりも低い値に算出された。そこで,尿を用いて調製したTTXの測定結果に基づき,改めて作成した検量線に当てはめることで,TTX濃度の算出値を補正することができた。本研究の結果から,我々が構築したHPLC分析系はTTX食中毒患者の尿試料に適応が可能と考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 桜島火山地域における簡易アルカリろ紙法による火山ガス測定法の確立と広域火山ガス調査

    学校法人池田学園 池田中学・高等学校 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 512-, 2023

    ...いずれにおいても試薬との反応前後の測定値を記録し、吸光度を求め、検量線(図7~9)に代入し濃度を求める。検量線は標準溶液(HClにはNaCl水溶液、SO<sub>2</sub>にはNa<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>水溶液)を用いて作成した。 昨年4月から12月までの各地の火山ガス採取量の質量をまとめたものが図10である。...

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  • 体外受精マウス胚に使用した培養液中のcell free DNA量の検討

    小澤 南, 右田 王介, 清水 直樹 聖マリアンナ医科大学雑誌 50 (4), 163-172, 2023

    ...マウス脳組織DNAをコントロールに用い,リアルタイムPCRを使用した検量線法による溶液中のDNA定量を行った。</p><p><b>結果</b>:個別の培養液のDNAは微量であった。5日目の培養液中に平均900 pg前後のDNAが含まれていると推定した。</p><p><b>考察</b>:エタノール沈殿処置を行い,マウスの培養液からcfDNAが回収可能となった。...

    DOI 医中誌

  • 近赤外分光法を用いた ‘古山ニューサマー’ の非破壊種子数予測

    浜部 直哉, 馬場 明子, 宗野 有雅, 池ヶ谷 篤, 大場 聖司, 種石 始弘, 馬場 富二夫, 野田 勝二 園芸学研究 22 (1), 89-97, 2023

    ...認められたものの,実用上,大きな問題になる可能性は低いと考えられた.また,採取年次が異なる3か年分の果実で検量線の作成と評価を行ったところ,検量線作成試料に全種子数が最も多い2020年産と最も少ない2018年産を用いた場合の検量線において高い精度であると評価され,無核果から多核果までの幅広い検量線作成試料を用いることで,種子数の予測精度を高められると考えられた.以上から,無核,少核の ‘古山ニューサマー...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 中国・四国支部の多様な調理法と家庭料理の伝承に関する実験

    中島 悦子, 亀岡 恵子, 加藤 奈々, 小川 眞紀子, 松井 佳津子, 武田 珠美, 宇髙 順子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 192-, 2023

    ...精度検証のため,(1)標準品による検量線作成,(2)野菜抽出液中のAsAをHPLC測定値と比較した。検量線はAsA標準品25,50,100,200,300 mg/Lを本法で測定して作成した(<i>n</i>=2)。...

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  • 中国水稲品種における登熟期の葉身窒素濃度による収穫時玄米蛋白含有率の事前推定

    張 玉屏, 朱 徳峰, 陳 恵哲, 張 義凱, 向 鏡, 王 亜梁, 陳 克菲, 周 涛, 渡橋 啓介, 崔 明達, 河野 元信 美味技術学会誌 21 (2), 103-108, 2022-12-31

    ...日本水稲品種に対する検量線を補正することにより,幼穂形成期における中国水稲品種の葉身窒素濃度の測定に本測定器が適用可能となっている。本報では,さらに,登熟期の中国水稲品種に対しても本測定器が適用可能であることが確認された。また,得られた登熟期の葉身窒素濃度から収穫時における玄米蛋白含有率の推定が可能となった。玄米の蛋白含有率と食味には強い相関関係がある。...

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  • LC-MS/MSによる畜産物中のクロロタロニル代謝物I分析法

    小林 麻紀, 酒井 奈穂子, 大町 勇貴, 森田 有香, 根本 了, 大塚 健治 食品衛生学雑誌 63 (6), 195-201, 2022-12-25

    ...<p>畜産物中クロロタロニル代謝物Iの分析法について検討を行った.代謝物Iは試料からアセトンで抽出し,アセトニトリル-ヘキサン分配で脱脂後,エチレンジアミン-<i>N</i>-プロピルシリル化シリカゲル(PSA)およびシリカゲルミニカラム(SI)で精製し,LC-MS/MSで測定を行い,絶対検量線法で定量した....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献4件

  • 相対モル感度法を利用したウコン中のビサクロンのHPLC定量分析

    神山 和夫, 笹子 浩史, 東 洋平, 市川 博野, 名兒耶 文子, 平尾 宜司 食品衛生学雑誌 63 (6), 202-209, 2022-12-25

    ...せに基づく相対モル感度(RMS)法を利用して,ウコン(<i>Curcuma longa</i>)含有食品の機能性成分であるビサクロン(BC)およびデヒドロジンゲロン(DZ)の新規定量法を開発した.4-ヒドロキシ安息香酸エチル(HBE)を内標準物質としたBC/HBE,DZ/HBEのRMSは,それぞれ1.66,2.55であった.市販の飲料14製品を分析した結果,BC,DZとも,RMS法による含量と絶対検量線法...

    DOI Web Site PubMed 参考文献11件

  • 小麦の麦角アルカロイド一斉分析法

    佐野 勇気, 高橋 洋武, 橘田 規, 照井 善光, 望月 直樹 日本食品科学工学会誌 69 (7), 353-359, 2022-07-15

    ...このミニカラムを用いた分析法の性能評価を実施したところ, 全ての化合物において, 選択性, 真度, 精度及び検量線の決定係数が目標値を満たす良好な結果が得られた. また, 低濃度でのLOQ及びLODが設定できたことにより, 10ng/g以下という微量の麦角アルカロイドを検出するに十分な高感度分析が達成できた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献4件

  • ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC/MS)を用いた水道水中イプフェンカルバゾンの分析法検討

    吉田 仁, 高木 総吉 水道協会雑誌 91 (7), 9-12, 2022-07-01

    ...検量線の妥当性評価を実施 した結果、真度92~105%、精度1~3%となった。また、イプフェンカルバゾンの目標値の1/100である0.000020 mg/L を水道水に添加して添加試料の妥当性評価を実施したところ、真度114%、併行精度4%となった。検量線、 添加試料のいずれもガイドラインの目標を満たす結果を得たため、本法はイプフェンカルバゾンの検査法として 適用可能であることが明らかになった。...

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  • 食品分析

    橘田 規 LCとLC/MSの知恵 4 (0), 94-104, 2022-06-15

    <p>食品分析に限らず「分析」と名の付くものには必ず分析対象(母集団)が存在する。食品分析の場合、母集団全体を分析に供すると人が食べるものが無くなるので、通常、母集団の一部を抜き出して標本を作製(サンプリング)し、更にその標本の一部を分析に供する。食品分析を難しくする要因としては、食品中で分析種が不均一に分布する事と食品マトリックスが複雑である事が挙げられる。従って、食品分析においては、適切なサ…

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  • LC-MS/MSによるcortisolと6β-hydroxycortisolの測定に及ぼす血液採取時の抗凝固剤及び保存状態の影響

    柴崎 浩美, 横川 彰朋, 降幡 知巳 分析化学 71 (6), 357-363, 2022-06-05

    ...6β-OHF)のLC-MS/MS同時定量法を確立し,血中6β-OHF/コルチゾール濃度比がCYP3A活性評価の指標となることを示している.血中6β-OHF/コルチゾール濃度比の臨床応用には,健常人データを蓄積し,基準範囲を設定する必要がある.本研究では,試料収集を簡便にするために,抗凝固剤及び保存法が血中コルチゾールと6β-OHFの定量値へ与える影響の解明を目的とした.また,代替マトリックスを用いない検量線...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 分光光度計を用いたパックテストの定量化の検討と検証

    石本 石本, 羽根 聡一朗, 平澤 慶太, 吉田 翼 STEM教育研究 : 論文誌 4 (0), 31-35, 2022-05-16

    現在、水質汚染を測定する指標として窒素・リン等の各種イオン濃度及びCOD値が指標となる。教育現場では簡易的にこれらの値を測定する方法としてパックテスト試験がよく用いられるが、目視で色の濃さを判定するため正確な値が判定しにくい。今回は、高校という限られた設備の中でより正確な濃度を決定するためにパックテストと分光光度計を併用した新たな測定方法を開発し、有効性を確認した。

    DOI

  • GC/MSターゲットスクリーニング分析法による水道水中農薬の定量精度の評価

    小林 憲弘, 土屋 裕子, 五十嵐 良明 環境科学会誌 35 (2), 34-48, 2022-03-31

    ...<p>水質検査の対象農薬としてリストアップされている172農薬を対象として,GC/MSターゲットスクリーニング分析用の検量線データベースをメーカーが異なる2台の装置で合計7回作成し,各農薬の検量線の傾きや,それらの検量線から得られる定量値を相互に比較した。各農薬の検量線の傾きを比較した結果,いずれの装置でも各農薬と保持時間が最も近い内標を用いて作成した検量線が,複数回の測定で最も再現性が良かった。...

    DOI 被引用文献1件

  • トリガーMRM法を用いた四重極LC-MS/MSによる水道水中の農薬スクリーニング分析法の検討

    古川 浩司, 橋本 真, 小林 珠美, 滝埜 昌彦 環境科学会誌 35 (2), 67-82, 2022-03-31

    ...</p><p>本研究では,測定対象成分の標準品を測定せず,あらかじめ内部標準法を用いた検量線及びプロダクトイオンスペクトルをデータベースに登録された情報を基に定性・定量を行うターゲットスクリーニング分析法の検討を行い,水道水質検査への適用性について妥当性評価を行った。...

    DOI

  • インクジェットプリンタを用いた<sup>14</sup>C面線源の作製とその応用

    藤野 秀樹, 永田 瑛偲 RADIOISOTOPES 71 (1), 29-33, 2022-03-15

    ...<p>本研究ではインクカートリッジに<sup>14</sup>C標識化合物を添加混合し,写真用紙に印字したイメージングプレート(IP)用面線源及び検量線を作製し,その応用を検討した。本面線源とIPを密着露光してBAS-5000計測から,本面線源の面均一性及び直線性が確認された。またアルミ箔を用いた密度検量線作製用試料とラット凍結乾燥切片との密着露光による骨密度定量の可能性を認めた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 吸光光度法における吸光度の特性と分析条件が検量線に与える影響

    加藤, 景子, 森本, 正俊, 水野, 勝 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (49) 17-25, 2022-03

    ...六価クロムについては,高温で発色させた場合,吸光度が安定した後,急激に吸光度の低下がみられ,検量線の直線性も失われた。また,年間を通じて実験室の室温は20℃前後で変動が小さかった。各項目の検量線の決定係数,回帰直線の傾きについて,測定ごとの変動は小さく,各項目とも変動係数は0.07以下であった。...

    日本農学文献記事索引

  • フグ毒テトロドトキシンに対する新規ELISA測定系の構築

    岡田 光貴, 福田 篤久, 竹下 仁 医学検査 71 (1), 1-9, 2022-01-25

    ...この結果は試料中の共存物質が影響していると思われたため,尿や血清で調製したTTX希釈系列を測定,その結果から検量線を作成し,補正を試みた。その後,TTX試料14本の同時測定の結果は,尿試料では調製TTX濃度に近づいたが,血清試料では平均162.92 μg/mLであり,調製濃度との乖離が見られた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 透明シート被覆による布帛上タンパク質直接定量法の高感度化

    塚崎 舞, 森田 みゆき, 米山 雄二 日本家政学会誌 73 (4), 199-205, 2022

    ...さらに, タンパク質濃度0.96~14 μg/cm<sup>2</sup>の範囲と表面反射率から得られたK/S値の検量線は, 相関係数R2=0.9974であり, 良好な直線性を示した. 従来法と異なり, 検量線の傾きが大きいため感度の良い定量が可能となった.</p>...

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  • キャピラリー電気泳動質量分析法を用いた食品・農産物の体系的な解析

    若山 正隆 電気泳動 66 (2), 91-95, 2022

    ...,分析ターゲットなる極性低分子は呈味性,栄養・機能性等に関与することも多く,品質の維持,向上に重要な役割を持っている.しかしながら多種多様の材料を安定的に測定するには適切な前処理および分析の工夫が必要である.本報では生材料に対して固定溶媒添加および未添加条件下での破砕,および凍結乾燥材料の安定的な破砕および抽出手法を紹介し,さらにCEにおいてキャリーオーバーが少なく,電流降下が少ない試料導入並びに検量性...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 陽イオンクロマトグラフィーによる低ナトリウム塩中のカリウムの定量

    野田 寧 日本海水学会誌 76 (1), 38-42, 2022

    ...多く含む,低ナトリウム塩中のカリウムの分析法として陽イオンクロマトグラフィーを適用した.陽イオンクロマトグラフィーの条件は,溶離液であるメタンスルホン酸の濃度を30 mmol/L とすることで,ナトリウムイオン,カリウムイオン,マグネシウムイオン,カルシウムイオンが分離することを確認した.カリウムの回収率99.8 %~100.2 %が得られた.また,1-50 mg/L の濃度範囲におけるカリウムの検量線...

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  • 硝酸イオンの安定同位体比定量法の改良

    小松 大祐, 翠尾 透, 大野 成彬, 成田 尚史 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 161-, 2022

    ...本研究では変換過程を見直し, 酢酸-酢酸ナトリウム緩衝溶液を用いて反応時のpHを安定させ, 検量線のばらつきを小さくすることに成功した.以上を踏まえ,改良法を駿河湾で得られた海水試料に応用した結果を紹介する. </p>...

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  • 空間増幅法を用いたバイオセンサの高感度化

    山口 昌樹 生体医工学 Annual60 (Abstract), 209_2-209_2, 2022

    ...血液を用いて検量線を求めたところ,1 - 50 pg/mLにおいてR2=0.89,CV=13.1%が得られた。空間増幅法を用いることで,1 pg/mL の超高感度を達成するイムノセンサが実現できる可能性を示した。</p>...

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  • 液体クロマトグラフィー質量分析による水道水中の陰イオン6種の一斉分析法の検討と妥当性評価

    小林 憲弘, 高木 総吉, 木下 輝昭, 仲野 富美, 古川 浩司, 粕谷 智浩, 松巾 宗平, 寺中 郁夫, 山本 剛, 米久保 淳, 田中 誠也, 丹羽 宏之, 会田 祐司, 髙原 玲華, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 水環境学会誌 45 (2), 51-66, 2022

    ...また, 物質によって検量線の直線性が確保できる範囲が大きく異なったことから, これらの陰イオンの分析においては検量線の妥当性が確保できる範囲を確認した上で適切な検量線を作成する必要がある。</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 尿中内因性CYP3A4活性バイオマーカーの一斉定量系構築と臨床応用

    公文代 將希, 前川 正充, 菊地 正史, 小川 玲佳, 岩崎 瑞生, 押切 華映, 齋藤 明博, 二宮 匡史, 井上 淳, 佐藤 真実, 中島 範昭, 眞野 成康 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-O11-3-, 2022

    ...各患者における尿中バイオマーカー濃度は本法で設定した検量線範囲に収まり、血中LEN濃度との相関が見られた。以上より、尿中バイオマーカーの一斉定量は臨床応用が可能であり、血中LEN濃度を推定する指標になりうると考えられた。</p><p>【結論】尿中バイオマーカーが生体内において存在しうる濃度範囲において、本法の信頼性が確認された。...

    DOI 医中誌

  • 果実ジャム製造時の加熱工程が糖組成および水分活性に及ぼす影響

    木下 歩 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 58-, 2022

    ...</p><p>【方法】はじめに、糖類を含む溶液を酸性条件で加熱した場合の水分活性の変化を確認するため、クエン酸を添加したショ糖溶液(30~65%、15点)について、未加熱および2時間加熱した試料を作成し、それぞれ糖度と水分活性の検量線を作成した。次に、ブルーベリーを用い、原材料の混合比や加熱時間を変えてジャムを作成し、水分活性、糖度および糖組成(HPLC)を調べた。...

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  • 脈動ひずみ信号への信号処理方法による血糖値算出精度への影響

    北川 咲太, 児山 祥平, 岡崎 楓太 生体医工学 Annual60 (Abstract), 240_2-240_2, 2022

    ...血糖値とは血液中のグルコース濃度を指し,グルコース濃度が上昇すると血流状態が変化し,脈動ひずみも変化することが容易に考えられる.Fiber Bragg Grating (FBG)センサは光ファイバ型の高感度ひずみセンサであり,これを橈骨動脈上に設置して計測された脈動ひずみ信号には血流の情報が含まれている.脈動ひずみ信号をベクトルの集合体として扱い,多変量解析方法のPLS回帰分析を使用して血糖値算出用の検量線...

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  • 固相抽出-LC/MS/MS-ESI 法による水道水中のフェノール類分析の検討

    古川 浩司, 川口 寿之, 中澤 智子, 佐藤 亮平, 船坂 鐐三, 奥村 明雄 水道協会雑誌 91 (1), 2-12, 2022-01-01

    ...また、フェノール類各成分の検量線は0.2~5.0μg/L(2,4,6-TCPは0.2~2.0μg/L)の濃度範囲で、良好な直線性と妥当性評価結果が得られた。さらに、水道水への添加回収試験(0.5μg/L; n=5、5日間)の結果、フェノール類及び各成分共に、併行精度1.5%~16%、室内精度1.5%~19%、真度99.1%~105%と良好な妥当性評価結果が得られた。...

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  • 放射光micro-XANES分光法による三波川変成帯エクロジャイト相岩体の温度圧力構造再評価

    伊藤 泰輔, ウォリス サイモン, 高橋 嘉夫, 遠藤 俊祐, 小暮 敏博, 淺原 良浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 37-, 2022

    ...得られたFe K-edge XANESスペクトルからpre-edgeピーク重心エネルギーを計算し、標準試料の検量線から未知試料のFe<sup>3+</sup>/ΣFe比を求めた。</p><p> 本講演では、これまでに採取・分析した五良津岩体、権現岩体、瀬場岩体のエクロジャイト試料について、単斜輝石のFe<sup>3+</sup>/ΣFe比と温度圧力条件を再評価した成果を報告する。...

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  • フリーソフトウエアを用いる簡易なアナログ—デジタル変換器の開発

    鈴木 保任, 大嶋 俊一, 坂本 宗明, 藤永 薫, 本水 昌二 分析化学 70 (12), 737-743, 2021-12-05

    ...,性能を評価した.回路図と基板配線図の作成,アナログフィルター回路のシミュレーション,コントローラーのプログラムの作成と書き込み,PC上でのデータ取込み及び表示プログラムの作成を,主にフリーソフトウエアやWeb上の設計補助サイトなどを利用して行った.電池を用いた簡易可変電圧源の電圧をマルチメーターと本ADCで測定したところ,良好な相関があった.同一の設計で2台のADCを製作し,電圧に対する変換値の検量線...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 近赤外分光分析を用いたエンバクの飼料成分値の推定

    江口 研太郎, 服部 育男, 桂 真昭, 高井 智之 システム農学 37 (3), 63-73, 2021-10-25

    ...エンバクの他、麦類やソルガムを込みにした材料を用い飼料成分値について検量線を作成した報告はあるが、エンバクに限定した近赤外分光分析の検量線の報告はまだない。...

    DOI

  • 偏光光学系XRF装置を用いるアジア米の微量元素の定量及び産地判別への適用

    渡辺 光, 瀬野 敬, 鈴木 彌生子, 保倉 明子 分析化学 70 (10.11), 583-592, 2021-10-05

    ...国の精白米中微量元素の定量を行った.試料調製の際,長粒米(インディカ米)は錠剤成型されにくく,12 tonf/cm<sup>2</sup>で10分間の加圧の条件が必要であった.二次ターゲット材に,T, Ge, Zrを用いることで,10元素(P, S, Cl, K, Ca, Mn, Fe, Cu, Zn, Rb)が15分の測定で検出され,そのうち6元素(P, Mn, Fe, Cu, Zn, Rb)を検量線法...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • ニラ中の香味やうま味に関係するアミノ酸の成長に伴う変動

    山田, 晋行, 井治, 賢希, 鮫島, 千遥, 有岡, 佐和, 竹本, 和仁, 沼田, 聡, 竹井, 悠一郎, 鈴木, 麻希子, 彼末, 賢, 渡邊, 浩幸 日本食品保蔵科学会誌 47 (5), 245-254, 2021-10

    ...4種のアミノ酸は,分離,検量線の回帰式,および添加回収試験は,良好な結果が得られた。夏季において,ニラ新鮮重当たりの4種のアミノ酸含量は,成長に伴い増加する結果となった。また,葉に蓄積されるアリインは,成長に伴い増加した。アスパラギン酸やグルタミン酸量は,アリインやメチインの量に正の相関性を示した。一方,タンパク質や脂質は,成長に伴う増加は認められなかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 市販甘酒中のレジスタントプロテインであるプロラミン量の測定

    高橋, 雅弥, 尾関, 健二 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (10), 719-723, 2021-10

    ...検量線より150mL中に推奨摂取量を含有する市販甘酒は22種類中8種類あった。製法別では麹+米を使った甘酒で12種類中3種類,麹のみで2種類中1種類,酒粕+麹で3種類中0種類,酒粕のみで5種類中4種類とあることが分かった。市販甘酒のRPが推奨摂取量含まれる甘酒は酒粕のみでの甘酒が多いことが分かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 非イオン界面活性剤の分析条件の改善

    熊田 翔史, 松本 耕太郎, 江原 和宏, 宮川 修 水道協会雑誌 90 (9), 13-18, 2021-09-01

    ...水道水の非イオン界面活性剤の分析について、検量線の直線性が安定しない及び回収率が低下するという課題があった。そこで、公定法の範囲内で試料容器、固相カラムの乾燥、溶出及び錯化の条件を工夫することで改善できるか検討した。改善した分析条件は、検量線の直線性が良好であり、従来の分析条件と比べて回収率が増加し、バラツキが減少した。...

    DOI

  • とろみ液の簡易評価法としてのシリンジテストの検証

    佐藤 光絵, 山縣 誉志江, 栢下 淳 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 25 (2), 102-113, 2021-08-31

    ...</p><p>【方法】試料は,ずり速度50 s<sup>-1</sup> における粘度が50,150,300,500 mPa・s 程度になるよう,とろみ調整食品で粘度調整した.試験1:水と経腸栄養剤をキサンタンガム系,デンプン系のとろみ調整食品でとろみ付けし,3社(BD, TERUMO, JMS)のシリンジを用いてテストを行った.また,BDの結果より検量線を作成し,各シリンジテストの残留量より粘度を...

    DOI Web Site 医中誌

  • マンガンエアロゾルの現場分析を目指したナノ薄膜試験紙の開発

    岸本 悠吾, 高野 景子, 高橋 由紀子 分析化学 70 (7.8), 443-449, 2021-07-05

    ...を作成したところ,マンガン微粒子の割合の増加に伴い,オレンジ色から紫色へ変色し,変化が最も鋭敏に現れた<i>L</i>*<i>a</i>*<i>b</i>*表色系の<i>b</i>*で検量線を作成したところ,濃度に対して指数関数的に減少し,検出下限0.02 μg cm<sup>−2</sup>,定量範囲は0.08〜約1.2 μg cm<sup>−2</sup>であった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 地表水中の腐植物質と結合した鉄の定量法

    丸山 彩, 牛木 万里, 高橋 由紀子 分析化学 70 (7.8), 459-467, 2021-07-05

    ...DFO(<i>K</i>: 10<sup>31</sup>)に変換することが可能であるが,バソフェナントロリンスルホン酸からなるナノ薄膜試験紙とFe(II)との発色を妨害する.しかしながら,大過剰量のL-アスコルビン酸の添加及びそれに伴うpH低下により,Fe(III)DFO錯体は分解及び還元され,ナノ薄膜試験紙での鉄濃度に一致した色変化が起った.Fe(II),Fe(III)DFO,Fe(III)HAの検量線...

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • LC-MS/MS 法による水道水中の塩素酸分析における検量線の妥当性評価

    古川 浩司, 川口 寿之, 工藤 清惣, 中澤 智子, 佐藤 亮平, 船坂 鐐三, 奥村 明雄 水道協会雑誌 90 (4), 15-19, 2021-04-01

    ...低濃度領域の検量線は真度97.9~102%、併行精度0.75~3.8%、中濃度領域の検量線は真度98.9~102%、併行精度1.4~3.1%、高濃度領域の検量線は真度97.1~101%、併行精度1.8~3.9%であり、厚生労働省が通知した「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドライン」の目標値の範囲内の良好な結果を得た。...

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  • 蛍光X線分析法による微少量土器試料の高精度産地同定

    市川 慎太郎 X線分析の進歩 52 (0), 1-14, 2021-03-31

    ...試料調製ができない場合が多い.そこで,高精度な土器の産地同定を実現するために,微少量の土器試料に適した蛍光X線分析用の測定試料を開発した.本稿では,まず,未処理の土器,その土器から調製した粉末ペレットおよびガラスビードの蛍光X線強度の精度を比較した.併せて,土器の非破壊直接分析における蛍光X線の脱出深さを算出し,測定試料調製の重要性を示した.次に,土器の化学組成を模して定量成分を含有する試薬で調製した検量用標準...

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  • 偏光光学系蛍光X線分析装置を用いたカカオ製品原料の微量元素分析と原産地の特性化

    斉藤 修裕, 井上 昂哉, 小野 美帆, 保倉 明子 X線分析の進歩 52 (0), 243-256, 2021-03-31

    ...<p>三次元偏光光学系エネルギー分散型蛍光X線分析装置を用いて,カカオ製品の原料となるカカオニブおよびカカオマスに含まれる微量元素の定量分析を行った.3つの2次ターゲット材(Ti,Ge,Mo)を用いて,300秒ずつ測定して12元素(P,S,K,Ca,Mn,Fe,Ni,Cu,Zn,Br,Rb,Sr)が検出された.認証標準物質の測定から算出した最小検出下限は,サブppmレベルとなった.検量線法により,カカオニブ...

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  • LC-MS/MSによる畜産物中のアシュラム分析法

    小林 麻紀, 酒井 奈穂子, 大町 勇貴, 森田 有香, 根本 了, 大塚 健治 食品衛生学雑誌 62 (1), 1-7, 2021-02-25

    ...<p>畜産物中のアシュラム分析法について検討を行った.アシュラムは試料からアセトンで抽出し,アセトニトリル-ヘキサン分配で脱脂後,エチレンジアミン-<i>N</i>-プロピルシリル化シリカゲル(PSA)およびオクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(C<sub>18</sub>)で精製し,LC-MS/MSで測定を行い,絶対検量線法で定量した.4品目の畜産物(牛の筋肉,牛の脂肪,牛の肝臓,牛乳)を対象...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献2件

  • セルフクリーニングイオン源搭載GC-MS/MSによる農産物中残留農薬分析の検証

    大久保 祥嗣, 八木 正博 食品衛生学雑誌 62 (1), 14-19, 2021-02-25

    ...セルフクリーニングイオン源は,測定終了後または測定中常時,イオン源内に水素を一定圧で注入することにより,イオン源の汚染を防ぐ機能を有したイオン源である.セルフクリーニングイオン源搭載GC-MS/MSにより,農産物中の農薬分析を行ったところ,明瞭なイオン源の汚染防止効果がみられた.251種類の農薬成分において良好なピーク感度が得られ,253成分について決定係数(<i>R</i>2) 0.990以上の検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献8件

  • ロール混練工程において混練時間および温度が天然ゴム中の2,6-ジメトキシフェノール含量に及ぼす影響

    鷲家 洋彦 におい・かおり環境学会誌 52 (1), 35-38, 2021-01-25

    ...<p>天然ゴムのロール混練工程において,混練時間および温度が天然ゴムの臭気物質の1つである2,6-ジメトキシフェノール含量に及ぼす影響を検討した.イソプレンゴムの標準試料によってHS-SPME-GC/MSで作成した検量線は概ね直線性を示した.ミキシングロールによる機械的せん断作用により,混練時間の経過とともに天然ゴム中の2,6-ジメトキシフェノールの量は減少した.その減少量は混練時間よりロール設定温度...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 直接経口抗凝固薬の血漿中濃度同時定量法の確立

    田中 紫茉子, 砂川 由香理, 若松 しのぶ, 山本 駿, 柏倉 康治, 龍口 万里子, 佐藤 亮太, 並木 徳之, 乾 直輝, 前川 裕一郎, 渡邉 裕司, 内田 信也 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-K-4-, 2021

    ...検量線はいずれの薬物においても1-500 ng/mlの範囲で良好な直線性を示し、定量値の真度及び精度はそれぞれ理論値の<±9.2%及び<8.8%であり、回収率及びマトリックス効果の精度はそれぞれ<12.4%及び<13.7%であった。また-30℃の保存条件下で4週間の安定性が認められた。さらに、本定量法を用いてDOAC服薬中の患者検体の血漿中濃度測定が可能であった。...

    DOI 医中誌

  • 道管液糖含量を指標とした冬季のニホンナシ腋花芽の耐凍性の評価

    伊東 明子, 阪本 大輔, 杉浦 俊彦, 森口 卓哉 園芸学研究 20 (2), 207-215, 2021

    ...を用いた温度制御実験により,急激な温度変化が起こると道管液糖含量は温度変化に反応して比較的速やか(1~2日)に変化するのに対し,LT<sub>50</sub> (°C)の反応は遅い(10日以上)ことが示され,両者の温度変化に対する反応の早さの違いが要因である可能性が示された.また,道管液の糖含量は果実糖度計など簡易的な示差屈折計を用いてもおおよそ把握できることが示された.本手法は,品種ごとに異なる検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献26件

  • ”ラリマー”に含まれる村上石成分

    福田 千紘 宝石学会(日本)講演会要旨 43 (0), 56-56, 2021

    ...Ca, Na, Siは XRFを用い、 Li, H(OH)は LIBSを用いて測定し検量線法で定量した。 Ca, Na, Siは標準試料として NIST-612, 単体 Si, 珪灰石, ヒスイ輝石を用いた。 Liは NIST-610, 612, L-1~L-5硼珪酸ガラスを標準試料とした。...

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  • マイクロ波窒素プラズマ発光分光分析法によるばいじん溶出液のクロムの定量

    政井 咲更美, 門木 秀幸, 成岡 朋弘, 有田 雅一 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 415-, 2021

    ...具体的には、一般廃棄物焼却施設のばいじんを対象として、絶対検量線法及び標準添加法(手動添加、自動添加)を用い、ICP-MSの定量値と比較した。MP-AESの絶対検量線法による定量値は、ICP-MSの定量値と比較すると160%以上と高い値となり、どの試料でも干渉の影響が大きいことが確認された。一方、標準添加法(自動添加)の分析値は大きく改善し、ICP-MSの定量値とよく一致した。</p>...

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  • メタルフリーPEEKカラムを用いたOATP1B基質胆汁酸硫酸抱合体のLC-MS/MS同時定量法の開発

    黒澤 優子, 内藤 隆文, 前川 真人, 伊東 宏晃, 川上 純一 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-L-3-, 2021

    ...検量線においては、いずれの測定物質も、2.5-1500 ng/mLの濃度範囲においてr>0.99の良好な直線性が得られた。分析単位内および単位間における平均真度は理論値の±15%以内、精度は15%以下であった。マトリックス効果およびキャリーオーバーは認めらなかった。室温保管下において血漿中の測定物質の安定性も確認された。...

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  • 高速溶媒抽出装置を用いたLC-MS/MSによる魚介類中有機スズ化合物分析法の検討

    林 真輝, 田村 康宏, 大谷 陽範, 森岡 みほ子, 笹本 剛生, 橋本 常生 食品衛生学雑誌 61 (6), 223-228, 2020-12-25

    ...開発した.LC分離は,コアシェル性オクタデシル化シリカゲルカラムを用いて0.1%ギ酸70%メタノール溶液によるアイソクラティック移動相条件で行った.試料を抽出温度125℃,抽出溶媒<i>n</i>-ヘキサンの条件でASE抽出し,フロリジルカートリッジカラムを用いて精製した.これらにより,脂質が多い魚介類に対しても適用可能となった.定量は重水素標識したTBTおよびTPTを用いたサロゲート法により行い,検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献17件

  • 揮発性有機化合物分析における内部標準物質の増感特性

    今村 康夫, 當山 裕一, 今中 壮一, 原 郁夫, 服部 晋也 水道協会雑誌 89 (11), 14-22, 2020-11-01

    ...しかし、検量線の標準試料濃度が高くなるにつれて内部標準物質であるフルオロベンゼン及び4- ブロモフルオロベンゼンの感度が高くなり、定量結果に影響を及ぼす事例が確認された。...

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  • 大気圧ヘリウムパルスマイクロプラズマを用いる水素ガス中の硫黄定量法の開発

    御船 星, 岡田 将太, 岩井 貴弘, 吉田 真優子, 岡林 識起, 宮原 秀一, 沖野 晃俊, 千葉 光一 分析化学 69 (10.11), 577-584, 2020-10-05

    ...困難である.そこで本研究では,簡便で高感度なS不純物分析のために,マイクロホローカソード放電プラズマを用いた発光分光分析装置の開発を行った.本研究で開発した分析装置は,Sを濃縮するための試料濃縮部,Sを励起するためのプラズマ発光部,Sの発光強度を測定する分光検出部から構成される.本実験装置に0.02〜1.0 μLのSを導入して分析を行ったところ,このS濃度範囲で高い定量性が得られた.また,得られた検量線...

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  • 水道水中農薬のGC/MSスクリーニング分析法の開発と実試料への適用

    小林 憲弘, 土屋 裕子, 高木 総吉, 五十嵐 良明 環境科学会誌 33 (5), 136-157, 2020-09-30

    ...2台の装置で分析した各農薬のマススペクトルはほぼ同一であり,大部分の農薬については検量線の傾きも2倍以内であったことから,保持時間を正しく予測できれば,別の装置で作成したスクリーニング分析用データベースを用いて,定性・定量することも可能と考えられた。...

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  • XRFによる土器の胎土分析 —試料調製と検量線—

    市川 慎太郎, 松本 建速, 中村 利廣, 栗崎 敏 分析化学 69 (9), 427-438, 2020-09-05

    ...を比較した.次に,土器の化学組成の範囲や傾向を満足する検量線を作成するために,分析成分(主成分酸化物10種類及び微量成分元素12種類)を含有する試薬数種類を混合して,10種類の検量用標準ガラスビード(試料: 融剤=1 : 10)を調製した.これらの標準で作成した検量線で,地球化学標準物質中の上記主成分及び微量成分を定量し,本法の信頼性を検証した.さらに,本法を中平遺跡から出土した縄文土器及び粘土塊の...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 近赤外分光法による畑地・草地土壌のオートクレーブ熱水抽出性窒素の推定

    岡崎 智哉, 笛木 伸彦, 小谷野 茂和, 田中 常喜, 佐藤 琢磨, 小澤 崇洋, 上田 裕之 日本土壌肥料学雑誌 91 (4), 228-231, 2020-08-05

    ...<p>十勝地方から採取した畑地土壌272点,草地土壌71点の計343点を供試し,熱抽Nの実測値と近赤外スペクトルを回帰分析した結果,決定係数R<sup>2</sup>=0.89, SEC=12 mg kg<sup>−1</sup>と精度の高い検量線を作成することができた.また,作成した検量線を用いて,検量線作成に供した試料とは別の検量線評価用試料(畑地土壌238点,草地土壌151点)を測定し推定精度...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • XRF分析におけるファンダメンタルパラメータ法の開発と応用

    片岡 由行, 河野 久征, 河原 直樹, 越智 寛友, 西埜 誠, 中村 秀樹 分析化学 69 (7.8), 363-371, 2020-07-05

    ...定量分析に利用する方法である.FP法を搭載した波長分散型蛍光X線分析装置は,1980年代後半に国内X線機器メーカーであるリガクと島津製作所が世界に先駆けて開発し,エネルギー分散型装置への適用を含め機能拡張と改良を重ね,その応用範囲も拡大し一般的に使用されるようになった.FP法の代表的な応用例として標準試料を必要としないスタンダードレス分析があるが,電子材料やめっき分析に使用される薄膜FP法,また,従来の検量線法...

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  • 近赤外分光法によるサトウキビの迅速な劣化原料判定法の開発

    泉川 良成, 金城 あつみ, アーパ—ラタナ キッチポン, 寳川 拓生, 中村 真也, 田中 宗浩, 平良 英三 農業食料工学会誌 82 (4), 354-361, 2020-07-01

    ...NIR法によるショ糖,ブドウ糖,果糖の検量モデルはいずれも良好な精度を示し,純ショ糖率も推定可能であった。製糖工場で測定されたNIRスペクトルから純ショ糖率を推定した結果,845 tの劣化原料が製糖工場へ搬入されており,収穫方式の違いによる劣化原料の実態を推察した。NIR法によるサトウキビ劣化原料判定の可能性が示された。</p>...

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  • グレンタンクに種々の形状で堆積した籾層の重量検量

    平井 康丸, 樫野 雅和, 上加 郁朗, 光岡 宗司, 井上 英二, 岡安 崇史 農業食料工学会誌 82 (4), 362-369, 2020-07-01

    ...<p>収量コンバインの籾重量計測には,グレンタンク底面で計測したロードセル荷重を説明変数とする検量式が用いられている。本研究の目的は,籾層の種々の堆積形状に対して,現方式の検量式の推定精度を評価し,推定誤差を低減する検量式を検討することであった。現方式のクロス・バリデーション時の二乗平均平方根相対誤差(RMSRECV)は22 %であった。...

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  • 水田土壌スペクトルを用いた粒径組成検量モデルと予測精度

    小平 正和, 澁澤 栄 農業食料工学会誌 82 (4), 390-399, 2020-07-01

    ...</p><p>本論では,水田で測定した,土壌拡散反射スペクトルを用いて,粘土と砂およびシルトの検量モデル推定と予測値の精度について検証を行った。検量モデルは,<i>R</i><sup>2</sup><sub>Cal</sub>>0.90の精度を得た。未知試料185点の予測値精度は,<i>R</i><sup>2</sup> が0.37~0.48であった。...

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  • バカマツタケ林地接種地におけるシロの菌糸体の定量

    今治 安弥, 河合 昌孝, 山口 宗義 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 644-, 2020-05-25

    ...本標準検体からDNAを抽出し、バカマツタケ特異的プライマーを用いて定量PCRを行い、検量線を作成した。また、採取した試料もDNA抽出後、試料に含まれる菌糸体量を定量PCR法により定量した。</p><p>採取試料は種特異的なプライマーを用いて多種のキノコと区別できることを確認した。検量線は直線性が確認され、試験地のシロの定量にも成功し、菌糸体量には季節的変動が観察された。...

    DOI

  • 水道水中のPFOS,PFOA,PFHxS 及び PFHxA 同時分析法の検討

    古川 浩司, 橋本 真, 萩尾 珠世, 木村 貴明, 本澤 大生, 大谷 美怜, 平田 紗希, 小林 珠美, 松田 彰子, 辻 加奈枝, 金子 聡 環境技術 49 (3), 154-159, 2020-05-20

    ...</p><p> 検討の結果,各物質の標準液の検量線は0.05~2.0 μg/L の濃度範囲で,良好な直線性と良好な妥当性評価結果が得られた.疑似水道水(ミネラルウォーター:添加濃度0.1ng/L)への添加回収試験をn=5,5日間で実施し妥当性を評価した結果,併行精度5.0~12%,室内精度5.8~14%,真度95.9~112%であり,PFOS,PFOA,PFHxS 及びPFHxA 共に良好な妥当性評価結果...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 蛍光X線分析による窒化けい素中のC,N,O分析の検討

    高橋 学人, 高原 晃里, 渡辺 充, 本間 寿, 倉岡 正次, 小沼 雅敬 X線分析の進歩 51 (0), 241-250, 2020-03-31

    ...<p>蛍光X線分析法(XRF)はファインセラミックスのような難溶性材料に対する理想的な定量分析法の一つである.本研究では,C,N,Oの非破壊定量分析,特に試料調製と測定条件について検討を行った.標準物質の窒化けい素粉末はブリケットに成形し,波長分散型蛍光X線分析装置で測定を行った.この測定系では,試料室の真空度の低下とブリケット表面への汚染物質の付着が主な誤差要因であったが,検量線法による評価により...

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  • 和歌山カレーヒ素事件における住友金属鉱山製亜ヒ酸25缶のSPring-8鑑定の問題点

    河合 潤, 岩井 信 X線分析の進歩 51 (0), 119-140, 2020-03-31

    ...林真須美関連亜ヒ酸は,パターン認識によってカレーに入れられた亜ヒ酸と同一の蛍光Ⅹ線スペクトルであると結論された.SR-XRFの測定精度は悪く,測定ごとに強度はばらつき,濃度が近接したSR-XRFスペクトルは,偶然のばらつきによって,同一であるかのように見えたり異なるかのように見えたことを示した.これらの事実に基づいて,SR-XRFによる定量分析値の信頼性は低いことを結論した.SPring-8のSR-XRF検量線...

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  • 粉末X線回折/Rietveld解析による粘土鉱物・土壌中のモンモリロナイトの定量

    大渕 敦司, 笠利 実希, 小池 裕也 X線分析の進歩 51 (0), 107-117, 2020-03-31

    ...を作成して検証した.Rietveld解析法によるベントナイト中のモンモリロナイトの定量値と検量線法による定量値の相対誤差は1.2 %であり,両者の値はほぼ一致した.モンモリロナイト既知量のJCSS-3101参考粘土試料を用いることで,Rietveld解析の定量性を評価することが可能であった....

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  • 水銀水溶液の保存方法と還元気化原子吸光法の前処理操作の高精度化についての検討

    中西, 輝展, 水野, 勝, 河合, 孝枝 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (47) 43-48, 2020-03

    ...検量線用標準液は前処理を経たものは14日を経過しても安定であった。過マンガン酸カリウムの着色については15分間継続すればその後加熱中に無色となっても問題なかった。塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液による還元時には激しく振り混ぜても影響はなかった。アニオン類による妨害によって正の誤差を与えた。これらのことからより実験誤差の少ない定量操作法の条件を確認した。...

    日本農学文献記事索引

  • 飼料用イネにおける近赤外分析法の検量線の検討

    野々村, 遥, 北山, 智広, 向島, 幸司 岐阜県畜産研究所研究報告 (19) 17-19, 2020-03

    ...飼料用イネに関して、近赤外分析法による成分測定を行うために、新たに粗繊維の検量線を作成した。また、既に検量線が存在する他の成分についても新たに検量線を作成し、評価用試料を用いて精度の確認を行った。粗繊維については、やや高い精度の検量線と示された。粗タンパク質については、今回作成した検量線の精度を評価した結果、既存の検量線よりも高い精度の検量線が得られた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 自律送液が可能なマイクロチップと有機フォトダイオード検出器を用いる化学発光分析システムの開発

    曲 奎智, 森岡 和大, 東 奈穗, 長嶋 萌子, 辺見 彰秀, 東海林 敦, 村上 博哉, 手嶋 紀雄, 梅村 知也, 加藤 俊吾, 河西 奈保子, 内山 一美, 中嶋 秀 分析化学 69 (1.2), 31-39, 2020-01-05

    ...リザーバー内の試料・試薬溶液をマイクロチャネルに自律的に送液することが可能である.Poly(3-hexylthiophene-2,5-diyl)と[6,6]-Phenyl-C61 butyric acid methyl esterを光電変換層とするOPDと脱気したPDMSマイクロチップを用いて化学発光分析システムを構築し,これを用いて過酸化水素の測定を検討したところ,3.2 mM以下の濃度において良好な検量線...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • インドフェノール法の作業効率化と授業における魚類から排出されたアンモニアの定量

    西川 洋史 生物教育 61 (2), 89-95, 2020

    ...ナトリウム及び次亜塩素酸の有効塩素濃度の最適化を図った.特に生徒が扱いやすいように混合時の液量は200 μLで統一した.その結果,反応時の最終濃度が水酸化ナトリウム125 mMかつ有効塩素濃度0.0065%のとき,波長650 nmにおける吸光度がピークに達することが分かった.この結果を踏まえ生徒実験を行ったところ,ほぼ全員の生徒がキンギョを収容した水に1~3 ppmのアンモニアが含まれていることを,自分の検量線...

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  • MEASURE:投与細胞の体内動態評価のための非臨床試験

    神山 佳輝 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S22-7-, 2020

    ...</p><p>【結果および考察】</p><p>検量線用の標準試料としてヒト由来細胞、ヒト由来細胞由来のゲノムDNA及び合成核酸を用いて定量性を比較した結果、いずれの評価施設においても臓器からのDNA抽出過程を考慮した際には、細胞検量線を用いたqPCR法が良好な結果を示した。...

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  • 放射光マイクロビーム蛍光X線分析によるナノプランクトンの個体別微量金属元素分析法の開発と応用

    田村 一紗, 板井 啓明, 砂村 倫成, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 34-, 2020

    ...本研究では、国内の放射光施設のビームラインを用いたµ-XRF分析を試行し、プランクトン1細胞ごとの微量金属元素濃度をXRFスペクトル解析によって絶対定量 (非検量線)することを試みた。また、複数湖沼で採取した珪藻を対象に水中-ナノプランクトン間の微量金属比の比較解析を実施し、珪藻の持つ化学量論比と環境因子の関係性理解を試みた。</p>...

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  • ペレニアルライグラスのクロロゲン酸含量を推定する波長選択型PLSR法を用いた近赤外分光分析

    江口 研太郎, 清 多佳子, 木村 俊之, 川村 健介 システム農学 35 (3), 53-58, 2019-11-29

    ...本試験では、近赤外分光分析を用いてペレニアルライグラスのクロロゲン酸含量の検量線を、全ての波長情報を使用する通常の部分最小二乗法(PLSR法)に加え、対象成分の推定に寄与してない波長情報を除去もしくは有益な波長情報を選択する波長選択型PLSR法としてiterative stepwise elimination PLSR(ISE-PLSR)法とgenetic algorithm PLSR(GA-PLSR...

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  • 葉身窒素測定器の中国水稲品種への適用

    渡橋 啓介, 河野 元信, 崔 明達, 張 玉屏, 朱 徳峰, 陳 恵哲, 張 義凱, 向 鏡, 陳 克菲, 周 涛 美味技術学会誌 18 (1), 18-23, 2019-07-31

    ...中国での水稲栽培において,本測定器で幼穂形成期の完全展開第二葉を測定した結果,日本国内対応検量線を補正することで葉身窒素濃度の推定値と化学分析値の相関が0.893~0.957 となった。この結果,検量線を若干補正することにより,中国栽培での水稲品種に対して,実用上適用できることが確認された。...

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  • 多品目の薬物を対象とする病院内での血中濃度測定のための実用的なHPLC分析法の開発

    森川 剛, 﨤町 美穂, 田村 和季, 守岩 友紀子, 東海林 敦, 岡澤 香津子, 柳田 顕郎 分析化学 68 (7), 473-481, 2019-07-05

    ...容易な業務ではない.今回著者らは,多品目の薬物に対して,ほぼ同一手順の前処理操作と単一装置でのHPLC分析を行う,迅速で実用的な血中濃度定量法を考案した.具体的には,まず薬物ごとに,遠心用スピンカートリッジを用いる前処理(固相抽出)条件と,逆相HPLC/UV検出条件を最適化した.さらに,各薬物添加血清を用いて上述の前処理とHPLCを行い,血清からの薬物回収率を補正したうえで,薬物標準液を用いる絶対検量線法...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • ダイズ子実の近赤外分光スペクトル解析による豆腐の硬さの簡易評価

    谷藤 健, 加藤 淳 日本作物学会紀事 88 (3), 176-181, 2019-07-05

    ...<p>ダイズ子実からの豆腐の硬さ (破断応力) の簡易な評価方法として,近赤外分光分析を検討した.ダイズ試料の産年,試料性状 (粉砕または全粒),スペクトルの種類 (原スペクトルまたは二次微分スペクトル) によらず,いずれの検量線でも実測値への強い回帰が認められたが,省力的かつ非破壊で未知試料への適用性も高い全粒試料の二次微分スペクトルによる検量線を採用した.この検量線は他年産試料への適合性も優り,...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 人工知能サーバと連携した水質測定システムの構築

    古山 彰一, 藤島 政樹, 竹内 克輝, 永井 孝, 奥村 浩 分析化学 68 (7), 491-496, 2019-07-05

    ...<p>比色法を用いた水質調査をより簡便にするために,スマートフォンなどのスマートデバイスのアプリケーションを含めた人工知能による濃度判定を行うシステム開発を行った.色の同定,濃度算出に人工知能技術を利用することで,外光などを遮断するための冶具と色彩—濃度検量線の作成を不要とした.また,個々のスマートデバイス上で濃度測定を行うのではなく,ネットワーク上に構築した人工知能サーバによって濃度判定を行うこととした...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • トリアセチルセルロースベース映像フィルムのNMRを用いた劣化診断

    西谷, 拓哉, 城所, 学, 矢島, 仁, 高橋, 圭子, Nishitani, Takuya, Kidokoro, Gaku, Yajima, Hitoshi, Takahashi, Keiko 東京工芸大学工学部紀要 42 (1), 1-8, 2019-06-30

    ...アセチルセルロースをモデル物質の逐次アセチル置換基数に対応するグルコース基由来、アセチル基由来プロトンの理論個数を算出し、平均置換度 DS との相関をグラフ化して検量線を作成した。重合度 100 のセルロースモデル物質の相関曲線でも置換度検量線として用いることが出来る事が判明した。...

    機関リポジトリ

  • サワラ腐朽材中および土壌中のナミダタケモドキの検出および絶対定量

    原口 竜成, 平尾 聡秀, 山田 利博 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 455-, 2019-05-27

    ...絶対定量のための検量線はナミダタケモドキのrDNAのITS領域の配列を挿入したプラスミドを段階希釈したものを用いて作成し、10<sup>1</sup>〜10<sup>8</sup>コピーの範囲で強い直線性が確認された。サワラ腐朽材中のナミダタケモドキのrDNAコピー数は、腐朽が進行した部位に隣接した部位で多かった。また、サワラ林の土壌からもナミダタケモドキを検出した。...

    DOI

  • 蛍光X線分析におけるファンダメンタルパラメータ法とその応用

    片岡 由行 X線分析の進歩 50 (0), 33-48, 2019-03-31

    ...</p><p>本稿では,FP法の解説を目的として,FP法の基本要素である理論強度計算とFP法について,3つの応用の概要と代表的分析例を示す.1つ目は,検量線法と同様に品種ごとに標準試料を測定して元素ごとの測定強度と理論強度の相関を示す感度曲線を作成し,試料分析時に理論強度が測定強度に一致する組成を求める方法である.次に,FP法による理論強度計算を利用して得られたマトリックス補正係数を利用した検量線法...

    DOI

  • ハンドヘルド型蛍光X線分析計による地質標準試料の化学分析

    氷見 翼, 小林 亮平, 丸茂 克美 X線分析の進歩 50 (0), 113-136, 2019-03-31

    ...<p>ハンドヘルド型蛍光X線分析計(PXRF)を用いて25個の地質標準試料(火成岩,堆積岩,河川堆積物の粉末試料)に含まれるアルミニウム,ケイ素,カルシウム,チタン,マンガン,鉄,亜鉛,鉛の特性X線強度を測定し,地質試料分析用の検量線を作成した結果,アルミニウム,ケイ素,カルシウム,チタン,亜鉛,鉛で相関係数が0.95を超える良好な検量線が得られた.マンガン,鉄の検量線の相関係数はそれぞれ0.87と...

    DOI

  • ハンドヘルド型蛍光X線分析計を用いた公園土壌の重金属濃度評価

    氷見 翼, 小林 亮平, 丸茂 克美 X線分析の進歩 50 (0), 137-149, 2019-03-31

    ...</p><p>これらの亜鉛含有量が高い土壌を採取し,風乾・粉砕した後,地質標準試料を用いて作成した亜鉛検量線を使って亜鉛含有量を調べた結果,現場分析値と非常に異なる土壌が多く確認された.こうした公園土壌中の亜鉛は不均一に存在していると考えられる.一方,鉛検量線を用いて,風乾・粉砕した土壌を分析して得られた鉛含有量は,現場分析値に類似した値であり,鉛が土壌中に均一に,恐らく土壌粒子表面への吸着態として...

    DOI

  • ウンシュウミカンでの β-クリプトキサンチンの可視・近赤外分光法による非破壊計測法

    久永 絢美, 阪中 達幸, 吉岡 照高, 杉浦 実 日本食品科学工学会誌 66 (3), 83-89, 2019-03-15

    ...において,可視・近赤外分光法による非破壊光センサーと最近新たに開発された β-クリプトキサンチンの簡易測定法を組み合わせることで,果実中の β-クリプトキサンチン含有量を非破壊で推定できるか検証を行った.2016年度に入手した340個のウンシュウミカン果実について,非破壊光センサーによる吸収スペクトルと簡易測定器による含有量データとの関連についてPLS回帰分析を行った.これらの回帰分析から得られた検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献10件

  • イオンクロマトグラフィーにおけるユニバーサル検出法

    大平 慎一, 戸田 敬 分析化学 68 (3), 153-162, 2019-03-05

    ...<p>イオンクロマトグラフィーにおける検出では,イオンに対して応答する高感度な溶液導電率法が広く用いられている.溶液導電率法では,当量導電率がイオン種間で異なるため,原則として,測定対象イオンごとの検量線に基づいて定量する必要がある.他の多くの機器分析法においても測定対象物質の標準により校正して定量するが,測定値の精度は標準溶液の安定性,純度,精度に大きく依存する.測定対象物質の標準を必要としない定量法...

    DOI Web Site Web Site

  • 培養細胞内グリコーゲンの定量のための酵素蛍光法の検討

    クラワカ, ミサキ, ササキ, ナホ, シムラ, フミオ, ヤマザキ, ユウコ, KURAWAKA, Misaki, SASAKI, Naho, SHIMURA, Fumio, YAMAZAKI, Yuko 十文字学園女子大学紀要 49 83-94, 2019-02-28

    ...アンスロン硫酸法等は,化学反応に基づく比色法であり,特異性に難点があるとともに,感度が低く,培養細胞スケールの実験では多くの場合,検出限界以下となる.そこで本研究では,グリコーゲンをグルコース単位で分解する酵素であるグルコアミラーゼと蛍光原基質10-Acetyl-3,7-dihydroxyphenoxazineを用いて高感度にグリコーゲンの定量ができるよう酵素蛍光法を検討し,本法の定量可能レンジと検量線...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 農薬集取品の分析における効率化の検討

    木村, 穣, 渡辺, 高志, 塚田, 勇輝, 倉浪, 佑実子 農薬調査研究報告 = Research report of agricultural chemicals (10) 1-9, 2019-02

    ...いずれも原点付近を通る直線性の良い検量線が得られたこれらの農薬においては,見本検査法(4~5点検量線)による分析結果とブラケット法(1点検量線)による分析結果は同等となった。また,試料の分析点数の違いによる有効成分の含有率の比較から,分析点数を2点とした場合でも十分な精度を持つことが確認された。従って,ブラケット法は集取品の分析におけるスクリーニング分析法として導入可能と判断された。...

    日本農学文献記事索引

  • コンクリート構造物の表面塩化物イオンの二次元イメージングシステムの開発

    榊原 洋子, 我部山 喜弘, 岡崎 慎一郎, 金崎 浩司, 濱田 一志, 和田 健司, 石丸 伊知郎, 西藤 翼 土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_157-I_162, 2019

    ...除震不要な近赤外分光システムを試作し,コンクリート表面の全塩化物イオン濃度の二次元イメージングの現場での適用性を念頭に,従来のシステムの改良と,現場での測定に関して検討を行うものである.種々の検討の結果,屋外で太陽光の影響を受ける環境下では,アシスト光源とローカットフィルタを用いることを確認した.また,光源および測定対象が測定可能となる位置関係を把握した.吸光度とコンクリートの塩化物イオン濃度に関する検量線...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • SIMSによる火山ガラス含水量分析に関するマトリックス効果の検証と補正の試み

    清水 健二, 牛久保 孝行, 桂木 悠希, 平野 直人, 山下 茂 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 106-, 2019

    ...火山ガラスの組成によって検量線は大きく異なり、流紋岩質ガラスの水の検量線は、傾きが玄武岩質ガラスのものよりも著しく急勾配になり累乗近似曲線になった。アルカリ玄武岩の水の検量線は玄武岩質ガラスのものよりも緩やかな勾配になり、線形もしくは累乗近似にフィットする。...

    DOI

  • リアルタイム土壌センサによる土壌マップの営農現場における運用法の検討

    渡辺 康介, 澁澤 栄, 小平 正和 農業情報研究 28 (1), 13-24, 2019

    ...<p>リアルタイム土壌センサで土壌の拡散反射スペクトルを観測し,また同時に28項目の土壌成分を分析した.それらのPLS回帰分析を行った結果,19項目において土壌マップ化が可能な精度を満たす検量線を得た.観測値を等間隔に3分割した土壌マップ(等間隔土壌マップ)と,地域の栽培基準値に基づき観測値を分割した土壌マップ(基準値土壌マップ)を作成し,営農者に見せてヒアリングを行った.その結果,土壌マップが圃場...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • FBGセンサ信号からの脈拍数および血圧の時系列変動算出方法

    藤本 篤, 児山 祥平, 千野 駿, 石澤 広明 生体医工学 Annual57 (Abstract), S163_1-S163_1, 2019

    ...右上腕に非観血式連続血圧計(イーストメディック社製,CNAP500)を装着し参照脈拍数および参照血圧値が,また左手首の橈骨動脈上の皮膚表面にFBGセンサを固定し,参照血圧測定中に脈拍によるひずみが同時計測された.計測されたFBGセンサ信号のピーク間隔から脈拍数が算出され,FBGセンサ信号波形と参照血圧値を用いてPartial Least Squares Regression(PLS回帰分析)により検量線構築...

    DOI

  • 2-/3-MCPD脂肪酸エステル,グリシドール脂肪酸エステル間接分析法(酵素法)の開発

    神山 和夫, 宮崎 絹子 Oleoscience 17 (4), 171-178, 2019

    ...加水分解に<i>Candida rugosa</i>由来リパーゼを用いる酵素法は,エステルの加水分解は0.5時間で完了し,かつ,分析試料や検量線の調製が簡便であるため,現在ある間接法の中で最も迅速な方法である。日本油化学会は,13機関による合同試験を実施し,良好な室間再現性を得た。本法は,基準油脂分析試験法に基準法2.4.14として2016年に登録された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 近赤外分光法による「きぬあかり」と「ゆめあかり」の原麦蛋白質含量の簡易測定

    山下, 有希, 平岩, 確, 遠山, 孝通, 森崎, 耕平, 浅野, 智也, 黒野, 綾子, 伊藤, 真, 池田, 彰弘 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (50) 71-73, 2018-12

    ...作成した検量線を用いて検証用の「きぬあかり」と「ゆめあかり」試料100点を測定し化学分析値と比較することにより検量線の精度を検証した。その結果、RPD=5.4となり、作成した検量線はWilliamsとNorris(2001)の評価基準における「精度が非常に高い」に当てはまることが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • LC-MSおよびLC-MS/MSによる穀類中の遊離アスパラギン分析法の開発

    近宗 雅人, 猪之鼻 修一, 横関 俊昭, 土屋 仁, 藤田 和弘 食品衛生学雑誌 59 (5), 248-256, 2018-10-25

    ...LC-MS/MSによるアクリルアミドの前駆体である遊離アスパラギン(Asn)の穀類中の分析法を開発した.試料中から5%(w/v)トリクロロ酢酸溶液でAsnを抽出し,0.1%(v/v)ギ酸溶液で適宜希釈した後,LC-MSまたはLC-MS/MSで測定した.分析カラムはPenta Fluoro Phenyl(PFP)カラムを用い,0.1%(v/v)ギ酸溶液とアセトニトリルのアイソクラティック溶出により行った.検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献14件

  • 両イオン交換マルチモードODSカラムによるLC-MS/MSを用いた畜産食品中シロマジン分析法

    奥富 幸, 林 洋, 松島 陽子, 大場 由実, 中川 由紀子, 小池 裕, 永野 智恵子, 関村 光太郎, 神田 真軌, 橋本 常生 食品衛生学雑誌 59 (5), 206-212, 2018-10-25

    ...分析法を開発した.本法には3つの特徴があり,1つめは2種類の溶液(メタノールとマキルベン緩衝液(pH 3.0))を試料種によって用法を変えて抽出すること,2つめは逆相–強陽イオン交換ミックスモードカラム精製の際0.14%アンモニア水で洗浄すること,3つめは両イオン交換マルチモードODSカラムでLC分離を行いMS/MSで測定することである.これらにより,5種類の畜産食品由来の成分の影響が小さく,絶対検量線...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献7件

  • 鉄ポルフィリン修飾電極を用いたデュアル型O<sub>2</sub><sup>−•</sup>/NOセンサの構築

    松岡 涼, 小林 ちひろ, 黒澤 覚久, 鈴木 美咲, 中山 映里, 髙𣘺 明美, 青柳 重夫, 相川 達男, 近藤 剛史, 葛西 重信, 湯浅 真 分析化学 67 (9), 511-517, 2018-09-05

    ...が得られた.もう一方の電極に+0.8 Vの電位を印加することで,7 nmol L<sup>−1</sup>〜0.14 μmol L<sup>−1</sup>の範囲でNO濃度に対する直線的な検量線が得られた.また,O<sub>2</sub><sup>−•</sup>及びNOが同時に存在する環境下でもそれぞれの濃度の同時かつ定量的な測定に成功した.O<sub>2</sub><sup>−•</sup>/NO...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 近赤外分光法を用いた劣化サトウキビ原料の品質評価に関する基礎的研究

    泉川 良成, 伊禮 祥太, 平良 英三 農業食料工学会誌 80 (5), 289-296, 2018-09-01

    ...サトウキビの品質は旋光度とブリックスによる糖度評価で判断されるが,劣化原料の多くは旋光度測定が困難なため,ブリックスを対象に検量モデル作成を検討した。新鮮原料で作成した検量モデルは劣化原料に対する平均二乗誤差(RMSEP)が0.82 °Brixとなった。新鮮原料と劣化原料のデータを混合して検量モデルを作成した場合,RMSEPは0.49 °Brixと推定精度が改善された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • LC/MS/MS による水道水中のアニリン・キノリン同時分析法

    古川 浩司, 川口 寿之, 工藤 清惣, 中澤 智子, 佐藤 亮平, 船坂 鐐三, 奥村 明雄 環境技術 47 (5), 278-285, 2018-07-20

    ...</p><p> 検討の結果,アニリン標準液の検量線は1.0~20 μg/L の濃度範囲で,キノリン標準液の検量線は0.01~0.20 μg/L の濃度範囲で,良好な直線性と良好な妥当性評価結果が得られた.また,1.0 μg/L アニリン標準液の併行精度は0.82%,0.01 μg/L キノリン標準液の併行精度は2.7%であり,良好な結果であった.さらに,水道水及び水道原水への添加回収試験(n=5,5...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • GC-MSを用いた分析での共存農薬による対象農薬のピーク増強効果

    吉光 真人, 阿久津 和彦, 北川 陽子, 高取 聡, 福井 直樹, 小阪田 正和, 山口 聡子, 並河 幹夫, 伴 創一郎, 大久保 祥嗣, 中島 涼, 丸山 量子, 角谷 直哉, 宮本 伊織, 山下 浩一, 西山 隆之, 神藤 正則, 山本 直美, 髙井 靖智, 樋下 勝彦, 梶村 計志, 尾花 裕孝, 渡辺 卓穂 食品衛生学雑誌 59 (3), 146-150, 2018-06-25

    ...軽減された.以上から,GC-MSを用いて食品中の残留農薬を正確に定量するには,試験液や検量線に含まれる,測定対象農薬以外の共存農薬からの影響に注意する必要があり,またその影響は,食品マトリックス添加により軽減される可能性があると考えられた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献9件

  • 食品に含まれる希少糖類の分析

    三好 美玖, 藤井 玲子, 木村 功 研究報告 (18) 4-5, 2018-06

    ...各希少糖の検量線を作成したところ,定量下限値から1000ppmの範囲で相関係数が0.999となった。添加回収試験では,いずれの希少糖においても約100%の回収率が得られた。RSS配合食品を分析した結果,希少糖は食品に含まれる主要な糖成分との分離が確認され,精度よく定量できることが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引

  • 液膜型イオン選択性電極の検出下限向上のための膜表面洗浄フローシステムの開発

    遠田 浩司, 細川 直樹, DAO Thi Hong Nhung, 菅野 憲 分析化学 67 (5), 239-247, 2018-05-05

    ...6</sup> mol L<sup>−1</sup>の濃度範囲のPb<sup>2+</sup>に対して過渡的な電位応答を示すことが分かった.更に,液膜/試料溶液界面のPb<sup>2+</sup>イオンフラックスに基づいて過渡的な応答電位の解析を行った結果,試料溶液送液直後の膜電位変化の勾配をプロットすることによって,サブppbからppbの希薄なPb<sup>2+</sup>濃度範囲で直線性の良い検量線...

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • 可視・近赤外分光法によるミニトマトの糖度およびリコペン含量の非破壊計測

    元木, 悟, 染谷, 美和, 樋口, 洋子, 森本, 進, 藤尾, 拓也, 池浦, 博美 日本食品保蔵科学会誌 44 (3), 145-153, 2018-05

    ...しかし,果色,果形および大きさがさまざまなミニトマトに適用できる糖度およびリコペン含量の非破壊測定の検量線は作成されていない。そこで本研究では,糖度およびリコペン含量において,ミニトマトに特化した非破壊測定の検量線をそれぞれ作成し,既存の測定機に組み込み,これらを短時間で同時に非破壊測定できる手法を開発した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 細胞内ATP測定への化学発光イメージング解析の応用

    クラワカ, ミサキ, タテハナ, ハルカ, シムラ, フミオ, ヤマザキ, ユウコ, KURAWAKA, Misaki, TATEHANA, Haruka, SHIMURA, Fumio, YAMAZAKI, Yuko 十文字学園女子大学紀要 48 (2), 75-84, 2018-03-31

    ...および利用に重要な役割を果たしている.ATPの測定にはルシフェリン-ルシフェラーゼ反応を用いた生物発光による方法が良く知られているが,この方法でATPを定量するためには発光量を測定できる非常に高額で特殊なルミノメーターが必要である.本研究では,本学が保有し,汎用性が高く,タンパク質の検出等でよく用いられているケミルミネッセンス撮影装置と画像解析ソフトを併用することによりATPの定量が可能であるか,検量線...

    機関リポジトリ 医中誌

  • リファレンスフリー蛍光X線分析における標準物質の使用について

    桜井 健次, 水平 学, 青山 朋樹, 松永 大輔, 山田 康治郎, 池田 智, 大森 崇史, 西埜 誠, 中村 秀樹, 沖 充浩, 深井 隆行, 大柿 真毅, 衣笠 元気, 小沼 雅敬, 野間 敬, 山路 功 X線分析の進歩 49 (0), 77-82, 2018-03-31

    ...<p>最近の蛍光X線分析では,検量線作成を前提としないリファレンスフリーな定量分析法を用いる機会が急増している.全国のあらゆる分析の現場で用いられている機器,その担当者,そこで日常的に用いられている諸条件の個別の差異を超え,高い信頼性を確保するためには,認証標準物質を広く普及させることが有望と考えられる.本稿では,認証標準物質NMIJ CRM 5208-aの開発にかかるラウンドロビンテストの経験をもとに...

    DOI

  • X線分析顕微鏡を用いた,食品中元素の定量マッピング機能の検討

    中野 ひとみ, 仲西 由美子, 田中 悟, 駒谷 慎太郎 X線分析の進歩 49 (0), 241-248, 2018-03-31

    ...</p><p>塩水で茹で,塩分濃度が既知であるパスタ試料を用いて塩分濃度の検量線を作成し,比較用のパスタ試料をマッピング分析したところ,パスタ外周から中心に向かって塩分濃度が低くなっている様子を画像で確認できた.さらに,定量値は電量滴定法で得られた塩分濃度と正の相関を示した.Micro-XRFを用いることにより食品中の元素の定量マッピング像を非破壊で確認できる可能性が示唆された.</p>...

    DOI

  • 携帯式高周波水分計の測定時に使用する品質管理のための設定密度と検量線換算

    富田, 守泰, 土肥, 基生 岐阜県森林研究所研究報告 = Bulletin of the Gifu Prefectural Research Institute for Forests (47) 1-13, 2018-03

    携帯式高周波水分計による含水率測定値(以下,計値)は,全乾比重(以下,密度)に依存する問題があり,樹種や樹種群に応じて計器に密度を設定することで対応している。しかし測定する材料それぞれの密度のばらつきには対応できず,全乾法による値との差を生む一因になっている。一方で計値が密度に依存し,それが全乾法による値との差であることから,本研究では予め測定した密度の下限値を機器の設定密度として設定して測定す…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 全反射蛍光X線分析法による都市ごみ焼却飛灰溶出液中の有害元素分析

    松田 渉, 大渕 敦司, 水沼 丈也, 笠利 実希, 高原 晃里, 池田 智, 小池 裕也, 森山 孝男 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 513-, 2018

    ...環告 13 号試験により溶出した有害元素の分析法として原子吸光光度法や誘導結合プラズマ発光分析法が規定されているが、これら分析法では定量元素ごとに検量線を作成する必要があり、迅速性に欠ける。一方で全反射蛍光X線分析法は、内標準元素を用いた内標準法により定量分析を行うため簡便に分析が可能である。そこで焼却灰溶出液中の有害元素分析法として、全反射蛍光X線分析法の適用を試みた。...

    DOI

  • ビシンコニン酸を用いたタンパク質汚染布の簡易定量

    森田 みゆき, 谷 道子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 215-215, 2018

    ...C液滴下量の検討を行った結果、C液量が増加するとともにアルブミン汚染布の表面反射率が低下し、濃色となった.しかし0.2mlでは液量がやや多いため反応試薬は0.15mlとした.表面反射率は反応時間が30分までは減少して濃色となるが、その後はほぼ一定となったことから、反応時間は30分とした.アルブミン濃度-表面反射率の検量線は、アルブミン7.5-300μgで、Y = -7.10<i>ln</i>X +55.9...

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  • 遺伝子組み換えによる糞便汚染マーカー検量線の作成

    田中 優希, 起田 賢親, 板垣 世一, 矢口 淳一 八戸工業高等専門学校紀要 52 (0), 97-101, 2018

    Genetic engineering techniques were used in order to generate standard curves for the quantitative PCR of fecal markers. PCR amplification products derived from sewage, feces of pig, cow and …

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  • 近赤外分析法を用いた暖地型牧草ローズグラスの飼料成分推定

    安里 直和, 幸喜 香織, 蝦名 真澄, 川本 康博, 荷川取 秀樹 日本暖地畜産学会報 61 (2), 63-69, 2018

    ...<p>近赤外分析法を用いて,ローズグラス(5品種)の飼料成分について検量線を作成した.各品種より40点,計200点のサンプルを用い,そのうち150点のサンプルを検量線作成用試料,残りの50点を検定用試料とした.作成した検量線の精度は,相関係数(<i>r</i>),推定誤差の標準偏差(SDP)およびEI値を用いて評価を行った.重回帰分析(MLR)および部分最小二乗法による回帰分析(PLSR)にて検量線...

    DOI Web Site

  • 近赤外分光法を用いたダイコン煮物の調理特性

    須谷 和子, 川端 麻優子, 升井 洋至 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 155-, 2018

    ...北海道産生ダイコン試料でのa<sup>*</sup>値の検量線を用いて、徳島県産の鍋調理後試料を評価した結果、相関係数(0.78)となった。生ダイコン試料からダイコン煮物の醤油の浸み込み予測が推察された。調味料の浸み込みについて、現在検討中である。...

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  • 再生医療製品等の造腫瘍性試験のバリデーションのための産官連携多施設共同研究「MEASURE」の取り組み

    坂東 博人, 山本 恵司, 奈良岡 準, 三好 荘介, 渡辺 武志, 我妻 昭彦, 坂東 清子, 鈴木 睦, 西田 仁, 糀谷 高敏, 田中 直子, 神山 佳輝, 西垣 扶佐子, 村岡 ひとみ, 安田 智, 佐藤 陽治 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), W4-3-, 2018

    ...細胞体内動態試験ではPCR 検出法、primer/probeセット、DNA 抽出法等の最適化を図った後、検量線、特異性、真度及び精度、マトリックス効果などの検討を行っている。今後、予備試験結果に基づき、本試験の共通プロトコルを最終化し、3施設以上で本試験を実施して試験法のバリデーションを行う予定である。さらに、これらの試験方法および成績は日米欧の規制当局にも共有して試験法の国際標準化を図っていく。...

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  • 血管バルーン拡張におけるバルーンの作用圧力

    宇野 優子, 小川 恵美悠, 荒井 恒憲 生体医工学 Annual56 (Abstract), S312-S312, 2018

    ...ピエゾフィルム出力電圧をデジタルペンレコーダーで計測し、作成した検量線を用いて血管内壁圧力に変換した。バルーン内圧の増加に伴い血管内壁圧力が増加し、6 atm以降で緩やかに増加、14 atmで減少した。また血管壁の拡張効果を調査するために、血管外径をビデオカメラ画像より経時的に計測した結果と比較すると、概ね同じ知見を得た。...

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  • 最新のテラヘルツ測定技術

    北岸 恵子, 芹田 和則 Oleoscience 18 (9), 441-446, 2018

    ...ポリジメチルシロキサン(PDMS)製の極薄フィルムにマイクロ流路を作製し,THzエミッターのGaAsに貼り付けたTHzチップを用い,GaAsにメタマテリアルを構成することにより,0.5 M以下のブドウ糖水溶液についてもTHzでの検量線を得ることができた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • LIBS 分析の宝石素材への応用

    福田 千紘 宝石学会誌 33 (1-4), 28-, 2018

    ...</p><p>定量分析はNISTやUSGSの標準試料を用いて検量線を作成する手法が公表されている。 本研究では拡散加熱処理が施されたコランダ ム中の Be の定量分析を試行した。比較的濃 度の近い NIST-610 と 612 を用いて検量線を作成し得られたデータを評価した。...

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  • LC/MS/MSを用いたサル血漿中抗体医薬品の分析法開発及び評価

    村田 和之, 山口 建, 牟田口 国則, 重山 拓摩, 藤原 淳, 森川 裕司, 植松 敦史, 佐藤 伸一, 谷口 昌広 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-212-, 2018

    ...予想される.その中でも抗体医薬品が占める割合は高く,開発が活発である.医薬品開発の中で血中濃度を測定するバイオアナリシスは,薬物動態をはじめ,非臨床安全性試験での薬物の暴露評価,臨床試験での安全性,有効性の確認など大切な評価データを取得する.従来,抗体医薬品の血中濃度は,ELISAなどのLBA法で測定されている.しかし,これらの方法には,測定用の試薬として抗体を準備するためにコストと時間を要する,検量線範囲...

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  • 尿中バイオマーカーの分光的検出に向けた基礎的検討―微量アルブミンの高感度比色定量法の構築―

    横山 徹, 菅原 俊継, 相川 武司, 渡邉 翔太郎, 清水 久恵, 山下 政司, 印藤 智一, 三浦 寛子, 黒田 聡, 木村 主幸 生体医工学 Annual56 (Abstract), S179-S179, 2018

    ...プレートの各ウェルに100μL,アルカリのNaOH液を40μL,WST液を10μL,順次添加混合し,37℃で10分間アルミホイルで遮光する操作で,Alb濃度に応じたホルマザンの青緑色が濃淡として視認できた.なお,室温でも,各液の量,濃度等を最適化することで,反応時間や,黄緑色や青色への呈色度合も色調調整できた.その呈色でのホルマザンの極大吸収波長にて吸光度を600 nm前後で測定することで,標準液の検量線...

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  • 学校教育で実施可能なポリフェノールの簡易定量法の提案

    谷本 憂太郎, 菅野 友美 International Journal of Human Culture Studies 2018 (28), 635-640, 2018-01-01

    ...検討したどの検量線も良好な直線関係が得られ,紫キャベツのポリフェノール含量は分光光度計での測定値と近い値を示した.このことから,本定量法は学校教育で実施する上で,十分な精度を有していることがわかった....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • タマネギ内部腐敗球の非破壊判別精度に及ぼす要因の解析

    西野 勝, 黒木 信一郎, 中野 伸一, 出口 陽平, 伊藤 博通 農業食料工学会誌 79 (3), 254-262, 2017-05-01

    ...取得したスペクトルから,部分最小自乗法により0~5の6段階に指数化した腐敗程度を推定する検量モデルを作成,評価した。試料温度,出荷サイズの異なるスペクトルデータを検量用データセットに含めること,および健全球混合比率を3倍程度とすることにより,堅牢な判別モデルが構築された。腐敗の有無となる閾値を腐敗レベル1.0としたときの合計判別率は95.0%となった。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 蛍光X線分析法による岩石試料の定量化学分析 : (1)主成分元素\n

    吉田 澪代, 加藤 丈典, 南 雅代, 榎並 正樹, Yoshida Miyo, Kato Takenori, Minami Masayo, Enami Masaki 名古屋大学年代測定研究 1 66-71, 2017-03-31

    ...そのため、移転後のXRF装置の安定性、分析条件、検量線等について再検討する必要が生じた。本研究においては、岩石標準物質44試料を用いて主成分元素(Si、Ti、Al、Fe、Mn、Mg、Ca、Na、K、P)の検量線を作成し直し、この検量線を使用して岩石標準物質の分析を行った。その結果、いずれの元素においても分析値と推奨値の比の平均はすべて1に近く、また、ばらつきも実用上十分小さいことが示された。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 偏光光学系蛍光X線分析装置を用いたコンブ試料の多元素定量

    船橋 華子, 鈴木 彌生子, 保倉 明子 X線分析の進歩 48 (0), 438-451, 2017-03-31

    ...線分析装置を用いて,中国産と国産コンブ試料に含まれる微量元素の定量分析を行った.全てのコンブ試料(中国産88試料,国産25試料)において14元素(S,Cl,K,Ca,Mn,Fe,Cu,Zn,As,Br,Rb,Sr,I,Ba)を検出することができた.また,最適な測定条件を検討して測定した結果,検出下限としては,重元素のBaで0.60 ppmとなり,サブppmレベルの微量元素分析が実現された.14元素のうち,検量線法...

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  • 医薬品不純物元素分析への理論散乱X線を用いたFP法の適用検討

    中尾 隆美, 市丸 直人, 古川 博朗, 鈴木 桂次郎, 寺下 衛作, 西埜 誠, 越智 寛友 X線分析の進歩 48 (0), 249-265, 2017-03-31

    ...がある.本研究では理論散乱X線を用いたFP法(バックグラウンドFP法)の有用性を確認するために,様々な材質(セルロース,タルク,混合物(セルロース+タルク+TiO<sub>2</sub>),トシル酸)中の不純物リスクアセスメント元素として重要なCd,Pb,As,Hg,V,Co,Ni,Ir,Pt,Ru,Rh,Pdの12元素を対象に,USP 735章に記載されているいくつかの重要な検証内容の評価を行い検量線法...

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  • 蛍光X線分析法における不均質試料に対する前処理法の検討

    高原 晃里, 大渕 敦司, 森山 孝男, 中野 和彦, 村井 健介 X線分析の進歩 48 (0), 394-402, 2017-03-31

    ...は堆積岩系および火成岩系で二分していたが,レーザー加熱により地質系によらないばらつきの少ない検量線が得られた.この結果はレーザー加熱が不均一効果を低減できることを示唆している....

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  • LC-MS/MSによるピーマンの総ビタミンC分析法の妥当性評価

    佐藤, 美和, 松元, 里香, 酒井, 美穂, 安藤, 孝 宮崎県総合農業試験場研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Agricultural Experiment Station (51) 1-6, 2017-03

    ...また,その定量法を改良し,分析法の妥当性評価のための項目を設定・評価したところ,アスコルビン酸及びデヒドロアスコルビン酸それぞれにおいて,検量線の直線性はr2=0.999以上であり,総ビタミンCの回収率100%,併行精度2.0%,室内精度3.6%であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • セイヨウカボチャのテクスチャーに及ぼす成分の近赤外分光法による非破壊評価

    鮫島, 陽人, 満留, 克俊, 徳永, 太藏, 桑鶴, 紀充 日本食品保蔵科学会誌 43 (1), 17-22, 2017-01

    ...乾物含量用の検量モデルの決定係数(R2)は0.95,RPD値は3.4となり,実用に適応できる検量モデルが得られた。一方,デンプン含量用の検量モデルのR2は0.87,RPD値は1.8となり,乾物含量よりも精度が劣った。4. 収穫直後において,果実が粉質感を有するには,近赤外分光法を用いて非破壊的に測定した乾物含量が19%を上回る必要があることがわかった。5....

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • LC/MS/MSによる水道水中の塩素酸分析法

    古川 浩司, 川口 寿之, 工藤 清惣, 中澤 智子, 佐藤 亮平, 船坂 鐐三, 奥村 明雄 環境科学会誌 30 (6), 365-372, 2017

    ...検討の結果,塩素酸の検量線は,標準液濃度0.2~10 µg/L(試料濃度:20~1000 µg/L)の濃度範囲で良好な直線性が得られた。0.5 µg/L塩素酸標準液(n=5)の繰り返し測定の併行精度(RSD)は,4.56%と良好であった。...

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  • LC-MS/MSを用いた甲状腺ホルモンの分析及び絶食によるラット血清中チロキシンの影響

    前田 尚之, 矢部 薫, 古城 加奈子, 奥村 佳奈子, 松浦 正男 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-106-, 2017

    ...検量線の直線性は得られ、日内日間再現性は評価基準(真度±15%)を満たしていた。溶液内安定性は1年間安定であり、血清中長期安定性(冷凍-80 ºC)は74日間安定であった。対照群のT4の平均値は19.46 ng/mLであり、標準偏差は2.811であった。一方、絶食群の平均値は19.00 ng/mLであり、標準偏差は3.548であった。...

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  • ウメ(<i>Prunus mume</i> Sieb.et Zucc.)果実の加工副産物から工業的に調製したフェノール性化合物の化学的性質

    三谷 隆彦, 味村 妃紗, 堀西 朝子, 多中 良栄, 森 めぐみ, 稲葉 伸也, 山西 妃早子, 赤木 知裕, 大江 孝明, 小山 一, 林 行則, 尾崎 嘉彦 日本食品工学会誌 18 (3), 147-152, 2017

    ...</p><p>UPの工業的製造が開始されたので,工業的に製造した6ロットの化学的特性を調べた.まずフェノール性化合物の平均含量をフォーリン・チオカルト法で調べた.この場合,通常没食子酸を検量用の標準物質として用いるが,没食子酸はフェノール環に水酸基が3個ついている.ところでウメのフェノール性物質はヒドロキシ桂皮酸の誘導体で,フェノール環に水酸基は1個もしくは2個であることがすでに明らかになっており,...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献13件

  • 日本食品標準成分表における魚類中ヨウ素の新規分析法

    三宅 大輔, 坊垣 曉代, 徳田 千晴, 五十嵐 友二, 安井 明美 日本食品科学工学会誌 64 (6), 312-318, 2017

    ...<p>魚類の脂質中にはマニュアル法では測定できない脂溶性ヨウ素化合物があり,魚種によっては定量値が低くなることが分かった.脂溶性ヨウ素化合物を測定するためにはアルカリ灰化処理が有効と考えられたが,GC法は真度の制御に課題があった.一方,アルカリ灰化—ICP-MS法は検量線,真度,精度および適用性が良好であり,脂溶性ヨウ素化合物も測定することができた.ただし,定量限界はマニュアル法の0.01mg/kg...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献10件

  • LC-MS/MSによる農産物中の塩酸ホルメタネート分析法

    小林 麻紀, 酒井 奈穂子, 上條 恭子, 小池 裕, 根本 了, 新藤 哲也 食品衛生学雑誌 58 (5), 221-228, 2017

    ...<p>農産物中の塩酸ホルメタネート分析法について検討を行った.塩酸ホルメタネートはアセトニトリル中で安定であったことから,試料からアセトニトリルで抽出し,エチレンジアミン-<i>N</i>-プロピルシリル化シリカゲル(PSA)およびグラファイトカーボン(GC)ミニカラムで精製し,LC-MS/MSで測定を行い,絶対検量線法で定量した.10品目の農産物(玄米,大豆,ほうれんそう,キャベツ,ばれいしょ,オレンジ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献6件

  • LC-MS/MSによるアユ(<i>Plecoglossus altivelis</i>)中のフェニコール系薬剤の分析

    南谷 臣昭, 坂本 友佳, 永井 宏幸, 後藤 黄太郎 食品衛生学雑誌 58 (3), 143-148, 2017

    ...で,チアンフェニコールおよびフロルフェニコールは絶対検量線で定量した.厚生労働省通知のガイドラインに基づく妥当性評価の結果,真度が85~103%,併行精度が5.0~13%,室内精度が7.6~13%となり,目標値を満たしていた.本法はアユ全体中のフェニコール系3薬剤の残留を効率良く検査する試験法として有用である.さらにクロラムフェニコールとチアンフェニコールの残留が認められた場合は,本法で求めた定量値...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献7件

  • HPLC-UVによる穀類中の遊離アスパラギン分析法の開発

    横関 俊昭, 西川 佳子, 小木曽 基樹, 藤田 和弘 食品衛生学雑誌 58 (6), 247-252, 2017

    ...<p>アクリルアミドの前駆体である遊離アスパラギン(Asn)の穀類中の分析法を開発した.試料中から5%(w/v)トリクロロ酢酸溶液でAsnを抽出し,ポリマー系逆相固相カートリッジを用いて精製した後,ダンシル誘導体化を行い,HPLC-UVで測定した.分析カラムはODSを用い,0.01mol/L酢酸アンモニウム溶液とアセトニトリルのグラジエント溶出により行った.検量線は,0.5~100μg/mLの範囲で...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献2件 参考文献9件

  • LC/MS/MSによる飲料原水中の臭化物イオン分析法

    古川 浩司, 橋本 真, 金子 聡 Studies in Science and Technology 6 (1), 67-71, 2017

    ...液体クロマトグラフィー/タンデム型質量分析法(LC/MS/MS)による飲料原水中の臭化物イオン分析法の検討と添加回収試験による妥当性評価を行った.測定条件としては,極性の高い臭化物イオンと他のイオン性化合物がクロマトグラム上で適切に分離することを目的に,第4級アンモニウム基を導入したマルチモードカラム(逆相+陰イオン交換)を用いて検討を行った.臭化物イオンの検量線は,0.5~10 ?...

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  • エゾシカの糞を用いた栄養状態評価のための近赤外スペクトル分析法の有用性の検討

    山中 岳史郎, 倉田 洋平, 中辻 浩喜, 佐伯 真魚, 佐藤 喜和 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 287-, 2017

    ...がある.こうした評価には広域的に不特定多数の個体から収集可能な糞の窒素含有量などの栄養指標が用いられてきた.その分析に従来は一般化学分析法が使用されてきたが,作業コストが高い欠点がある.そこで,より簡便に計測可能である近赤外スペクトル分析法(NIRS)に注目した.本研究では,一般化学分析法とNIRSを並行して行い,得られたスペクトルデータと糞の化学成分(粗脂肪・粗タンパクなど)から主成分回帰法を用いて検量線...

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  • 近赤外分析法を用いた暖地型牧草ブラキアリアグラスの飼料成分推定

    安里 直和, 幸喜 香織, 蝦名 真澄, 甘利 雅拡, 大森 英之, 川本 康博, 島袋 宏俊 日本草地学会誌 63 (3), 148-153, 2017

    ...<p>近赤外分析法を用いて,ブラキアリアグラス(8品種,192点)の飼料成分について検量線を作成した。192点のサンプルのうち,128点のサンプルを検量線作成用試料,残りの64点を検定用試料とした。作成した検量線の精度は,相関係数(r),推定誤差の標準偏差(SDP)およびEI値を用いて評価を行った。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 芳香剤のかおりの室内拡散挙動に関する測定方法の検討

    近藤 早紀, 棚村 壽三, 坪井 涼, 光田 恵 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 41 (0), 127-128, 2017

    現在、多種多様な芳香剤が販売されている。消費者は快適さや効果の維持を考慮し購入しているが、芳香剤 のかおりの室内空間への拡がり方は明らかになっていない。嗅覚測定法では、連続測定や分布の測定ができないが、 ガスセンサーでは連続測定ができることから、におい分布測定で使用されている。ガスセンサーは人間の感覚値とは …

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