検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 17 件

  • 1 / 1

  • 定形繰り上げ(と不完全時制)の批判的検討

    阿久澤 弘陽, 窪田 悠介 言語研究 160 (0), 249-261, 2021

    ...本論文では「ようになる」構文の統語的・意味的特徴を再検討し,否定極性表現の認可と間接受身に関する統語的振る舞いから「ようになる」は非繰り上げ構造であること,また,補文時制辞の分布は「ようになる」が習慣(またはある種の恒常的状態)の意味を含むという語彙意味的特徴から自然な帰結として導かれることを示す。...

    DOI Web Site

  • 日本語の反応態度的な「何も」について

    澤田 治 言語研究 160 (0), 43-68, 2021

    ...<p>日本語の否定極性表現(NPI)の「何も」には,「量化用法」と話者の否定的態度を表す「反応態度」用法があるが,後者は前者と異なり,非命題レベルで使われ,モダリティと共起するという点で通常のNPIには見られない特性を有している。...

    DOI Web Site

  • 市民意見分析のための複数の属性の定式化と検証

    石田 哲也, 関 洋平 Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集 16 (0), 25-30, 2020

    ...<p>行政の政策や接客業のサービスの質を向上させるためには,都市で暮らす市民によるフィードバックが重要となる.本研究では,ソーシャルメディアのつぶやきに現れる多様な市民意見を整理して抽出する手法を提案する.この際,アプレイザル理論を用いた言語学的なアプローチによって意見のタイプをつぶやきに付与することで,対象に着目した市民意見の抽出が可能となる.提案手法では,BERTモデルをファインチューニングすることで...

    DOI

  • 日本語の否定のスコープの投射

    岸本 秀樹 言語研究 153 (0), 5-39, 2018

    ...否定のスコープ内でのみ認可される否定極性表現の振る舞いから,日本語では,形容詞から脱範疇化により文法要素となった否定辞は主要部移動を起こし,形容詞の範疇的性質を残す否定辞は移動を起こさないこと,および,日本語の主語は,時制辞が主格の項を認可する場合に,文の主語位置への移動を起こすことを示す。...

    DOI Web Site

  • 地方議会会議録コーパスの構築および政治情報システム構築を目標としたアノテーションの一提案

    筒井 貴士, 我満 拓弥, 大城 卓, 菅原 晃平, 永井 隆広, 渋木 英潔, 木村 泰知, 森 辰則 自然言語処理 21 (2), 125-155, 2014

    ...近年,国会や地方議会などの会議録が Web 上に公開されている.会議録は,首長や議員の議論が書き起こされた話し言葉のデータであり,長い年月の議論が記録された通時的なデータであることから,政治学,経済学,言語学,情報工学等の様々な分野において研究の対象とされている.国会会議録を利用した研究は会議録の整備が進んでいることから,多くの分野で行われている.その一方で,地方議会会議録を利用した研究については,...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 極性項目の認可条件に関する一考察」

    五十嵐 祐太 岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要 20 39-49, 2011-06

    ...そして,否定という現象は言語学だけではなく様々な分野で昔から研究され続けてきた。 「否定」というものは決して一様なものではない。なぜならば,「否定」は言語現象を非常に複雑にするものであり,音韻論,統語論,意味論,語用論にまたがる問題として分析する必要がある性質のものだからである。そうした否定研究の1つに極性項目の問題が挙げられる。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • とりたて詞の極性とフォーカス解釈

    小林 亜希子 言語研究 136 (0), 121-151, 2009

    ...「も」は否定文,「は」は肯定文において生起位置にとどまることができないが,この事実は「も」「は」が異なる極性素性を持つと想定することで説明される。また,否定文において「も」と「は」が異なるスコープ読みを持つ事実もこの「極性」の考えによって説明できる。先行分析と異なり,本稿はとりたて詞をフォーカスではなく「新情報」のマーカーであると考える。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • Negをc-統御する不定語+モ

    片岡 喜代子 言語研究 131 (0), 77-113, 2007

    <p>日本語で文否定要素(Neg)を必要とする不定語+モ「だれも/なにも」は,英語のNPIのany-と同様,否定とともに全称否定解釈を導くので,any-の対応物としてLFでのNegによるc-統御がその必要条件と見なされてきた.また最近のWatanabe(2004)において,イタリア語等の否定環境に現れる不定語と同様にそれ自体否定力を持った要素であるという分析も提示された.本研究では,まず,同じく…

    DOI

  • 極性一致の付加疑問文

    稲木 昭子 言語研究 1990 (97), 73-94, 1990

    This paper aims to clarify some characteristics of Cp (constant polarity) tag sentences compared with Rp (reversed polarity) ones, in relation both to preceding utterances and following responses. …

    DOI

  • 自閉児の言語臨床における環境の意味

    高須賀 直人 聴能言語学研究 7 (2), 80-85, 1990

    This study investigated autistic children, with behavior problems which were considered to be the effect of environmental factors. The relation between language acquisition of autistic children and …

    DOI 医中誌

  • 1 / 1
ページトップへ