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検索結果 2,956 件

  • 音楽×情報処理:2.弦楽器と情報処理

    横溝 耕一 情報処理 65 (5), e5-e9, 2024-04-15

    音楽家にとって情報処理とは遠い存在の様な気がしていた.古くは400年ほど前に作曲された作品を瞬間で表現する,再現芸術であり,無形芸術であるクラシック音楽.中でもアンサンブルという,複数の人間が同時に共感し,音を紡ぐ状況下に焦点を当て,情報処理の専門的な目線ではなく,1人の演奏家として,作品とどのように向き合っているのかをお伝えしていく.

    DOI 情報処理学会

  • 音楽×情報処理:4.打楽器と情報処理

    悪原 至 情報処理 65 (5), e12-e15, 2024-04-15

    ...自身の情報感度を上げることや,自身のイメージした理想の音とのギャップを認識し解決策を探る情報処理が行われている.複数人で演奏する際には,打楽器奏者は特にアインザッツをそろえることに神経を使い演奏を行っている.打楽器の音は噪音であることが,他の楽器と大きく異なる要素である....

    DOI 情報処理学会

  • 音楽×情報処理:7.情報処理と新たな音楽の可能性

    田中 秀樹 情報処理 65 (5), e24-e27, 2024-04-15

    ...役割を終えた電化製品を新たな電子楽器へと蘇生させ,徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」.これまでにブラウン管テレビ,扇風機,換気扇,ビデオカメラ,エアコン,電話機などの数々の家電を楽器化してきた.本稿では,バーコードリーダを改造した楽器「バーコーダー」の内部構造と発音の仕組みの紹介,そして演奏中に関する情報処理について考察する....

    DOI 情報処理学会

  • 音楽×情報処理:3.管楽器と情報処理

    森岡 有裕子 情報処理 65 (5), e10-e11, 2024-04-15

    音楽家にとって重要なポイントに,テクニックと音楽とのバランスがある.それには情報処理というプロセスが欠かせない.本記事では一度限りの体感型アートであるコンサートでの成功を目的とし,その達成に必要な①音楽家に必要なアスリートとしての能力や技術の向上と,②アーティストとしての楽曲理解や表現方法にフォーカスしている.その両方がバランスよく作用した結果,聴衆,共演者,演奏者本人に感動を与えることができる.

    DOI 情報処理学会

  • 雨の音について

    横井, 雅之, YOKOI, Masayuki 大阪産業大学論集 自然科学編 134 65-71, 2024-03-31

    ...ここでは、雨の降る音について擬音語や周波数分析による癒やし効果の検討を行うと共に雨の降る音に近い音が発生するとされている民族楽器であるレインスティックによる音についても分析を行った。...

    機関リポジトリ

  • 教科間の共通性に基づく教科横断的な学習における統合単元の構成

    鉄口 真理子 日本教科内容学会誌 10 (1), 63-75, 2024-03-31

    ...次に,実践対象を小学校第3学年とし,音楽科は一弦箱の楽器づくりの単元,理科は音の性質の単元を選択し,統合単元を構想,実践した。そして,授業映像に基づく逐語記録から音楽科と理科の教科内容が読み取りやすい場面を抽出し,教科内容とその関連を視点として分析した。その結果,統合単元構成の視点として次の3点を見出した。1) 音を自由に鳴らして試す直接経験を基盤とする。...

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  • General Movements可聴化の試み

    儀間 裕貴, 藤井 進也, 新屋 裕太, 渡辺 はま, 多賀 厳太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 142-142, 2024-03-31

    ...がほとんどない (sporadic))を選定し,その四肢運動座標データを可聴化に用いた.可聴化にはデジタルオーディオワークステーションソフトウェア (Ableton Live 11 Suite)とその内部で動作する開発環境ソフトウェア (Max for Live)を使用し,四肢座標データから算出した加速度と曲率値を音響パラメタに関連付けて音として表現した.四肢それぞれに個別のInstrument (楽器...

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  • 楽器コーナーや子ども主体の合奏活動を阻害する要因 −保育者に対するインタビュー調査から−

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 51-59, 2024-03-25

    ...現職の保育者2名を対象とし、モデルとなり得る楽器コーナーや子ども主体の合奏づくりの事例を提示したうえで、それらを阻害すると考えられる要因について半構造化インタビューを実施した。SCATを用いてデータの分析を行った結果、「楽器コーナーの設置を阻害する要因」として3点、「探索的な楽器活動を阻害する要因」として2点、「子ども主体の合奏活動を阻害する要因」として4点、計9点の阻害要因が抽出された。...

    機関リポジトリ

  • 小学校音楽科における鍵盤楽器の運指指導に関する一考察

    大西 隆弘 梅花女子大学心理こども学部紀要 (14) 1-13, 2024-03-20

    ...そこで本論では、まず小学校音楽科の学習指導要領における鍵盤楽器の指導にかかわる部分について、内容や使用する楽器、教材等について整理を行い、次に教科書から鍵盤楽器を使用する楽曲を取り上げて分析し、鍵盤楽器の学習の流れを確認しながら各楽曲での指導上の注意点について考察を行った。そして、合理的な運指の習慣を身に付けるためには何が必要かを明らかにした。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ぺた語義:音大生とIT教育

    太田 智美 情報処理 65 (4), 211-211, 2024-03-15

    ...音楽大学というと,「情報技術」いわゆる「IT」と呼ばれる分野との連携について,イメージされにくい.実際に,鍵盤楽器や弦管打楽器,音楽教育といったほとんどの専攻では,ITがあまり取り入れられていない.そこで,音大生にITの知識やスキルを提供することで新たな音楽文化を構築できないかと考え,研究・教材開発を行っている.本稿では,音大で実践しているIT教育と,それがどのような効果を生み出したかについて述べる...

    DOI 情報処理学会

  • 4歳児にみられる協同性の芽生えと育ち : 和楽器探索の場面から

    神原, 雅之, 岡林, 典子, 平井, 恭子, 坂井, 康子, 佐野, 仁美 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 115-122, 2024-03-08

    ...本研究では4歳児の和楽器探索場面にみられた子ども同士の協同的な関わりより、5つの事例を取り上げ分析・考察を行った。その結果、拍を共有することが音楽的な協同性の成立とその持続にとって重要であることが分かった。また、楽器遊びに発展するための環境づくりには、子どもに見合ったサイズで、演奏しやすい楽器を選ぶだけでなく、子どもの興味をひく音色を持つ楽器を用意することが重要であることを示唆した。...

    機関リポジトリ

  • 知的障害を伴う自閉スペクトラム症児に対するハンドベル演奏場面での協同スキルの指導

    有馬 里咲, 岡村 章司, 朝岡 寛史 広島大学特別支援教育実践センター研究紀要 22 9-17, 2024-03-01

    本研究では、知的障害を伴う自閉スペクトラム症児1名を対象に、ハンドベル演奏場面での協同スキルの指導を行い、その効果を検討した。「和音」「かけあい」「音階」の3つの課題を設定し、各課題に合わせて「タイミングを合わせてハンドベルを鳴らす」「進度を合わせてハンドベルを鳴らす」「相手または直前の人のベルを見てハンドベルを鳴らす」「ST …

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  • Aqua Tambourine:カラオケを盛り上げるための伴奏楽器の提案

    堀江, 歩, 西本, 一志 情報処理学会インタラクション2024論文集 2B-20 718-721, 2024-02-28

    ...カラオケを盛り上げるためにタンバリンやマラカスなどの打楽器がよく用いられる.しかし,歌唱者の歌唱を盛り上げるようにこれらの楽器を上手く演奏するためには,演奏経験やリズム感などが必要不可欠となる.そこで本研究では楽器演奏に馴染みの無い人間でも簡単かつ適切に伴奏できるような非歌唱者用伴奏楽器を提案する.提案システムであるAqua Tambourine では,奏者がタンバリンを振る動作から得た振動周波数によって...

    機関リポジトリ

  • 神楽の継承と近隣神楽団との関係性に関する研究

    吉野 裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 290-, 2024

    ...宮城県内では約30の法印神楽の団体(神楽団,保存会)が組織され(千葉:2000),これらは団体ごとに神楽の台詞・所作,楽器の構成,笛の旋律,胴(太鼓)の拍子,衣装,舞台装置などに差異がみられる。近世期には修験世帯の男性のみが法印神楽を継承していたが,近代以降,宗教政策の影響や経済的な事情により,その担い手は減少した。...

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  • 心拍変動から見た重症心身障害児の楽器に対する生理的レベルの反応 第1報

    村上 純子, 内田 勇人, 北山 真次 小児の精神と神経 63 (4), 339-344, 2024-01-01

    ...11か月間にわたり7回縦断的に測定・解析した結果,電子楽器サイミス使用時においてリラックスの度合いは高いことが示唆された.使用する楽器によって児の心拍変動に差を与える可能性が示唆され,心拍変動解析は児の個性を大切にしながら療育を行っていく手がかりになると思われる....

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  • 車室サイズの聴取空間における22ch音響の評価

    木村 理帆, 小澤 賢司, 丹野 慶太, 伊勢 友彦, 北島 周, 久保 弘樹, 大出 訓史, 大久保 洋幸 日本音響学会誌 79 (10), 496-501, 2023-10-01

    ...音源信号としては白色雑音と楽器演奏音を用い,包み込まれ感と定位感について,室の中心位置における評価値を基準とするME 法により評価を行った。その結果,聴取位置を「中心位置からスピーカまでの距離に対する比」として表現すると,球状にスピーカを配置した場合と同等な結果と見なせることが示された。また,音圧調整位置を運転席位置に変更したことによる影響は小さいことも示された。</p>...

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  • 絶対音感がなくても絶対音高を再現する方法

    杉本 亨, 恒川 亜衣子, 山路 裕子, 野口 夏菜, 津田 眞壽, ふらんちぇすか, 山之内 里衣 音声コミュニケーション研究会資料 3 (4), n/a-, 2023-09-14

    ...結果、好きで普段よく思い出したり歌ったり演奏していた曲よりも、好きでもないが頭にこびりついてしまっていた曲や、声楽よりも楽器の音の方がオリジナルのまま再現できる可能性が高いことが分かった。また、絶対音感はなくても脳内で自在にキー変換して音楽を再現、楽しむことができることより、脳の偉大さを再認識した。</p>...

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  • 産業用協働ヒューマノイドロボットを用いた音符型電子楽器の操り動作の高精度化

    小澤 幹生, 加藤 大暉, 花井 宏旭, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 21-22, 2023-08-31

    ...<p>近年,生産現場では少子高齢化による労働者不足により,人からロボットへの自動化のニーズが高まっている.そこで,我々はロボットに楽器を演奏するという課題を与え,これにより,人と同じ道具の操り動作の高度化を目指している.本報では,楽器としてオタマートンと呼ばれる電子楽器を用いて,その把持部分を3Dプリンタで作成し,演奏の際の音声を周波数解析することによって,ロボットの制御を検討した.</p>...

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  • 収蔵品紹介

    水野 通雄 アジア民族造形学会誌 19 (01), 23-26, 2023-08-27

    ...アンクルン(インドネシア竹製打楽器) 2. 籃胎朱漆獅子文様食籠(ソーン・オック) 3. 唐三彩 胡人騎乗駱駝俑...

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  • ヒマラヤの麓の結婚行列

    長谷川 隆 アジア民族造形学会誌 19 (01), 27-28, 2023-08-27

    ...<研究ノート> ピーパパパードンドン、昼夜を問わず結婚行列の太鼓や金管楽器のけたたましい演奏が山々に響き渡る。ここは東ネパール・コシ県ボジプール郡。標高600mから2300mの大丘陵地帯。車の通るダランの町まで出るには、文字通り山越え谷越え2日間まるまる歩かねばならない。 私が参加した結婚行列は、私の指導する柑橘苗木屋のある村の村長さんの長男の結婚式のもの。花婿19歳、花嫁16歳。...

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  • 楽器未経験者に向けた弦管打複合のIoT楽器の提案

    矢田, 絵理奈, 岩井, 将行 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 419-422, 2023-08-23

    ...楽器未経験者にとって,楽器自体に触れる機会は極めて少ないと言える.たくさんの種類の中から選ばなければならず知識も必要となり,気軽に購入できる価格ではないこと,楽譜を読めなければならないなど,楽器未経験者が楽器を演奏することは非常にハードルが高い.そこで我々は,複数の演奏方法を取り入れた一つの楽器を提供できれば,楽器未経験者が楽器を知るきっかけになると考えた.これまで,ヴァイオリンをセンサで表現することに...

    情報処理学会

  • サウンドスコープパッド

    浜中, 雅俊 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 371-374, 2023-08-23

    ...本稿では,人工知能,仮想現実,空間音響の技術を組み合わせることで能動的な音楽鑑賞体験を提供するアプリケーション,サウンドスコープパッドについて述べる.ユーザは,頭部を左右に動かしたり,耳を澄ませるように手を耳に近づけるジェスチャーをすることで,ユーザが聴きたい楽器パートの音を強調して聴くことができる.我々が以前構築したサウンドスコープヘッドフォンでも同じように聴きたいパートの音を強調することが可能であったが...

    情報処理学会

  • ライブの音響および映像を用いたVRアバター動作生成手法

    楊, 心明, 門本, 淳一郎, 入江, 英嗣, 坂井, 修一 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1633-1642, 2023-06-28

    ...などによって演奏者の関節点とカメラの間に障害物が存在する場合は骨格推定の精度が落ち,不自然な動きとなってしまうことがある.本研究ではコンサートライブ時の音響と映像を用いた楽器演奏者の VR アバター動作生成手法を提案する.コンサートライブにおいては,音響は楽器演奏中の動きから生成される.そのため音響から推定した演奏者の骨格を用いることで,細かい手指や楽器による遮蔽や腕の交差などの映像だけでは推定できない...

    情報処理学会

  • マーラー第1交響曲の第1楽章における管弦楽法と形式

    内藤 眞帆 人文學報 121 33-43, 2023-06-20

    ...第1交響曲は自筆総譜成立から初版に至るまで少なくとも5度の改訂が行われ,その際に楽曲の長さ,動機や主題,調性といった要素が殆ど変化していない一方で,楽器編成や管弦楽法には大きく手が加えられている。しかし本楽章にまつわる従来の形式研究では,管弦楽法や自筆総譜成立後の改訂といった側面からの分析は十分におこなわれてこなかった。...

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  • ブラックホールの響きで探る極限重力の物理

    大下 翔誉 日本物理学会誌 78 (5), 262-266, 2023-04-25

    ...ブラックホールの連星合体では,2つのブラックホールが合体し,最終的に1つの大きなブラックホール(残留ブラックホール)へ落ち着く.この緩和過程では,残留ブラックホールの自由振動が生じ,それが放射する重力波はリングダウン重力波と呼ばれる.この重力波は,ブラックホールの準固有振動の重ね合わせで表される.つまり,ブラックホールも楽器のように典型的な振動モードを複数有しており,その準固有振動数もまた,上述の3...

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  • 楽器音収録のためのマイクロフォンの特性が演奏収録に与える影響に関する調査

    三浦 雅展 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 265-266, 2023-03-31

    ...この研究では,楽器音収録におけるマイクロフォンの特性と演奏収録に与える影響について考察している。楽器音を多数収録し,世の中で広く使われるという目的は近年多くみられる。特に無料で利用可能な収録された楽器音の利用が近年多数利用されるようになっている。現時点では混合音から目的の音を抽出する「楽器音分離」の研究や,分離した後の音響信号に対する類似性評価やレコメンドエンジンの開発などに使われている。...

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  • 必修科目「音楽文化論」で共通使用するコンテンツの作成(報告)

    吉成 順, 横井 雅子, 早稲田 みな子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 297-302, 2023-03-31

    ...共通科目としての基盤を強固にするため、全クラスで使用できる共通教材を作成すべく、その第一弾として日本伝統音楽の主な楽器について、講義と演奏の動画を収録した。具体的には尺八、三味線(長唄、地歌、義太夫、清元)、囃子(大鼓、太鼓、笛)、三線である。お話と演奏は本学非常勤講師や外部講師による。収録した素材は「素材集」としてDVD-ROMにまとめてあり、今後編集のうえで教材として完成させる予定である。...

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  • 邦楽管楽器を中心とした現代邦楽作品の新たな可能性

    菊池 幸夫 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 243-246, 2023-03-31

    ...本研究は、2021年の篠笛奏者金子弘美氏の依頼による邦楽管楽器のための二重奏作品の創作、さらには所属する作曲家同人団体の演奏会への出展に向けての邦楽管楽器作品の創作を通して、現代邦楽作品の新たな可能性について探究していくことを目的としてなされたものである。...

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  • Per Nørgårdの《ウェーブズ》に関する考察 : 彼の打楽器に対するアプローチについて

    山口 啓 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 71-87, 2023-03-31

    ...使用楽器はコンガ4つ、大口径の銅鑼、クロマティックゴング(c2からf2まで)、マリンバ、シンバル、トムトム、ティンパニ2台であり、膜鳴打楽器だけでなく金属と木質両方の体鳴打楽器まで幅広く使用されている。本論文では《ウェーブズ》の詳細な分析を通して、ノアゴーの打楽器に対するアプローチについて考察を行った。...

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  • セノオ楽譜にみる近代日本のフルート・レパートリー

    渡邉 玲子 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 255-268, 2023-03-31

    ...これまで近現代の洋楽受容におけるフルートに関する先行研究は主として(1)演奏者、(2)日本人作曲家による作品、(3)教則本の出版、(4)楽器の輸入状況および製造会社の4つの方面から行われてきた。こうした角度から日本のフルート史について解明されつつあるものの、演奏者を育てる媒体としての楽譜に主眼を置いた研究は見当たらない。...

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  • 「音声」の語史

    阿久津, 智 拓殖大学日本語教育研究 8 1-27, 2023-03-25

    ...(B)「音声」には,奈良時代から,《(人の)声》や《楽器の音》を表す用法があった。(C)「音声」は,少なくとも平安時代以降,「おんじやう」と読まれたが,江戸時代に「おんせい」という読みが生まれ,明治以降,「おんせい」が一般的になった。(D)「音声」は,明治以降,《言語音》,とくに《単位音》を表すのに使われることが多くなった。...

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  • ウッドブロックの製作とその教材化に関する検討

    大内, 毅, 元田, 玲, OHUCHI, Takeshi, MOTODA, Rei 福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編 72 1-5, 2023-03-10

    ...本研究では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に対応した新たな授業形態を検討することを主な目的として,リズムアンサンブルができる木製打楽器の一つであるウッドブロックに着目し,その製作と性能評価を行った。さらに,ウッドブロックの製作とそれを用いてリズムアンサンブルを行う学習内容を検証し,教材化について検討した。...

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  • 箏と声による3年間の音楽科出張授業の考察 : ―リモート授業での成果を踏まえて―

    梅村, 憲子, 麻植, 美弥子, 北島, 恵美子 福井大学教育実践研究 = Fukui Educational Research 47 13-22, 2023-03-10

    梅村、麻植、北島の3者が協働で行った福井県立高志中学校第 1 学年に対する箏を中心とした音楽科の授業は、令和元年度より3年間継続して実践し、生徒たちに興味と関心とをもって受け入れられた。毎回、前年の反省を踏まえ、より良い授業となるようにブラッシュアップしていった授業実践の報告に加えて、コロナ禍で実践したリモート授業、さらに箏と声楽による日本歌曲の新しい可能性など、今後発展させていくべき課題につい…

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  • 和太鼓を用いたリズムづくりの試み

    岡林, 典子, 佐野, 仁美, 坂井, 康子, 山崎, 菜央 京都女子大学発達教育学部紀要 019 199-207, 2023-03-08

    本研究では、和太鼓を用いてリズム創作を試みた小学校第4 学年の音楽科授業を、授業の様子とワークシート、振り返りシートをもとに検証し、活動における創造的な学びと協働的な学びを考察した。その結果、和太鼓の演奏経験が児童たちに音色や強弱、奏法などの工夫をもたらし、実感を伴った生きた形でのリズムづくりがなされ、創造的な学びが深められていた。また活動において協働的な学びがうまく作用していた。

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  • 合唱表現における合唱指揮の役割 : 合唱作品の読み取りと合唱指揮法の検討

    篠部, 信宏, ガハプカ, 奈美 京都女子大学発達教育学部紀要 019 165-176, 2023-03-08

    ...日本の学校教育における合唱活動の活発さや、特別に楽譜が読めなくとも、あるいは楽器ができなくとも自らを楽器として音楽活動ができることから合唱に携わっている人は多い。しかしながら合唱活動をするために最も重要な役割である合唱指揮者の役割が確立していない。このような状況を改善するための手がかりとして合唱指揮者の定義を再確認し、その内容の詳細を考察した。...

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  • Aqua Tambourine:カラオケの特性を考慮した伴奏用楽器

    堀江, 歩, 西本, 一志 情報処理学会研究報告 2024-HCI-207 (10), 1-8, 2023-03-04

    ...カラオケを盛り上げるためにタンバリンやマラカスなどの打楽器がよく用いられている.しかし,歌唱者の歌唱を盛り上げるようにこれらの楽器を上手く演奏するためには,演奏経験やリズム感などが必要不可欠となる.そこで本研究では楽器演奏に馴染みの無い人間でも簡単かつ適切に伴奏できるような非歌唱者用伴奏楽器を提案する.提案システムであるAqua Tambourineでは,奏者がタンバリンを振る動作から得た振動周波数...

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  • 小学校教育におけるタブラーのリズムを応用した即興演奏

    井上, 春緒 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 33-40, 2023-03-03

    ...一方、インド音楽に関しては、古典音楽の理論が複雑で楽器自体の習得には並々ならぬ努力と時間が必要であるため、小学校の授業で教材として扱うのは難しいとされてきた。本稿ではTASモデルの授業実践を基に、インド音楽の授業教材として可能性と意義をリズムの即興演奏の側面から考察する。...

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  • 声楽実技における歌唱法の一考察

    黒田, 恵美 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 89-100, 2023-03-03

    ...声楽は体そのものを「楽器」とするため、楽器としての体のしくみを知り、発声における呼吸法や体の使い方を学び、声を自由に扱うために効率よく声が響くポイントを見つけ、その上でテクニックを身につける必要がある。また歌には歌詞があり、その歌詞の意味や解釈を理解しどのようにメロディに乗せて歌唱するかによって様々な表現が可能となる。...

    機関リポジトリ

  • 子どもの歌のピアノ伴奏における運指技術の検討 ―右手旋律部分の分析をとおして―

    松井, 萌 京都文教短期大学研究紀要 61 25-36, 2023-03-01

    ...本論は、子どもの歌を伴盤楽器で演奏する際に必要な表現力の一つである、レガート奏法の達成を目指した運指技術を明らかにすることを目的とする。本学で子どもの歌のテキストとして使用している「歌のカレンダー」1)の右手旋律部分における運指技術の種類を分類し、その出現回数を調査し、子どもの歌のピアノ伴奏に必要な運指技術を探った。...

    機関リポジトリ

  • 産業用ヒューマノイドロボットを用いた音符型電子楽器の操り動作の考察

    小澤 幹生, 花井 宏旭, 加藤 大暉, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 309-310, 2023-03-01

    ...<p>近年,生産現場では少子高齢化による労働者不足により,人からロボットへの自動化のニーズが高まっている.そこで,我々はロボットに楽器を演奏するという課題を与え,これにより,人と同じ道具の操り動作の高度化を目指している.本報では,楽器としてオタマートンと呼ばれる電子楽器を用いて,その把持部分を3Dプリンタで作成し,演奏の際の音声を周波数解析することによって,ロボットの制御を検討した.</p>...

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  • ホルン音高制御のための膜形状人工唇張力変化型演奏装置の開発

    稲田 理沙, 金森 哉吏 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 311-312, 2023-03-01

    ...<p>本研究は,「楽器に一切手を加えない」楽器演奏ロボット 「MUBOT」の開発を目指している.ホルン演奏の課題である安定した吹鳴の実現には,吹鳴に影響を与えるパラメータの決定とその値および範囲を明らかにする必要がある.本報では,ヤマハの特許資料をもとに膜形状人工唇を使用した演奏装置を試作し,膜材質,膜材厚さ,膜張力等を変化させた場合の音高変化に及ぼす影響について報告する.</p>...

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  • 組織成果を示唆するクリエイティビティ

    森 泰規 マーケティングレビュー 4 (1), 11-17, 2023-02-28

    ...生活者3,000名を対象とした調査(2021年6月)で回帰モデルを用いた分析の結果,正解率は64.9%を示し,かつ「趣味の楽器演奏」の経験があると,業務上の達成実感は2.3倍(最低でも1.6倍,最大の場合3.3倍)であることがわかった。世帯年収や15歳時の出身家庭における蔵書数も説明力を持っていたが趣味よりは影響が小さく,年齢はさほど説明力をもたなかった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • シリンダーオルゴールを対象としたFCNによる自動編曲

    松本, 優太, 酒向, 慎司 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 491-492, 2023-02-16

    ...自動演奏楽器の一つであるオルゴールは,その美しい音色によって病院の待合室のBGMや大切な人への贈り物として幅広く利用されているが,その編曲方法は容易なものではない.本研究では,編曲の手助けとなるよう,シリンダーオルゴールを対象とした自動編曲手法を提案する.ピアノリダクションの研究を参考にFullyConvolutionalNetworkを利用し,原曲とオルゴール曲のペアデータセットを学習させた.また...

    情報処理学会

  • 微分音楽曲データセットの制作とその評価

    長坂, らも, 平井, 辰典 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 531-532, 2023-02-16

    ...12平均律の音楽が普及している中、民族・伝統音楽などでは楽器の特性などから微分音を用いた多様な音程が用いられている。DAWソフトのおかげで楽器が弾けない人でも音楽制作ができるようになってきた一方で、ピアノロールが12平均律であることから微分音を用いて制作することが難しい。また、聴き慣れない音を使うことへのハードルなどもあり微分音を用いた楽曲は普及していない。...

    情報処理学会

  • クロスモーダル学習による時間情報を考慮した楽器音からの演奏動画生成

    中川, 智愛, 井上, 勝文, 吉岡, 理文 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 59-60, 2023-02-16

    ...楽器音からその楽器を演奏している人物画像を生成するタスクにおいて,従来研究では時間情報を含む音楽情報より1枚の画像を生成するに留まっている.これに対し本研究では,画像にも時間情報を持たせ,音楽情報から演奏動画を生成するタスクに拡張する.具体的には,単純に短時間音楽情報から動画フレームを順次生成するのではなく,入力する音楽情報に時間情報ラベルを埋め込みつつ生成画像の前後関係を考慮することで,奏者の動作...

    情報処理学会

  • 楽器のパート分離に基づくリズムゲーム用譜面生成システムの開発

    三浦, 篤紀, 福原, 義久 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 805-806, 2023-02-16

    ...既存の研究では、曲全体の特徴から譜面を作成するものが多いが、本研究では曲のリズム抽出において楽器のパートごとの音源を作ることで、その曲に合ったリズムを生成している。また音階はクロマグラムを使い、頻出度が多い音を採用することにより大まかな音取りを可能としている。加えて、似たリズム・テンポの場面では同じ譜面が出力されるといった制約を加えることで、上級者でも楽しめる譜面の生成を実現した。...

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  • 可視化を用いたオーケストラ曲のピアノ編曲支援

    吉水, 瞳未子, 伊藤, 貴之 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 527-528, 2023-02-16

    ...その後、各楽器の主軸パートらしさを数値化して譜面に可視化する。ユーザは可視化結果を閲覧し、仮選出されていた主軸とするパートを自分好みに修正する。結果、ユーザ好みのピアノ編曲が可能となる。...

    情報処理学会

  • VAEを用いたヴァイオリン製作者による音色の分類

    石垣, 優弥, 横山, 真男 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 37-38, 2023-02-16

    ...一方楽器音に関しては、その特徴量がより多次元になっているにもかかわらず楽器群の分類は比較的精度よく行われてきているが、同一楽器での製作者による分類はほとんど行われていない。これは製作者の違いを表す特徴量が未だ不明瞭であるのが原因だと考えられる。...

    情報処理学会

  • 楽器で演奏された単旋律フレーズをクエリとした楽曲検索システム

    松下, 陸, 伊藤, 克亘 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 447-448, 2023-02-16

    ...楽器で演奏された単旋律フレーズを含む楽曲をデータベース中の楽曲から検索可能な楽曲検索システムを提案する。検索結果は楽曲名と入力フレーズを含む時刻である。フレーズを検索するためにword2vecをメロディへ拡張し、これをメロディフレーズの分散表現を獲得するために用いた。このときメロディにおける単語に相当するメロディフレーズは4つの音符を一つのグループとしてセグメンテーションを行い定義した。...

    情報処理学会

  • 振動デバイスを用いた音楽体験の試み

    金子, 舜, 大川, 茂樹 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 89-90, 2023-02-16

    ...本研究では、使用されている楽器ごとに音楽を分離し振動に変換させることで、振動のみの音楽体験が可能であるかの調査と音楽聴取時の音楽体験の向上を目的とする。MIDIデータを使用し、音楽情報を振動に変換する。振動を伝える装置はクッション内蔵型と、装着型の2種類を製作し、それぞれで実験を行い比較する。...

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  • ピアノ譜から吹奏楽譜への楽器編成を指定可能な自動編曲

    鍋岡, 琢渡, 中村, 栄太, 吉井, 和佳, 寺尾, 萌夢 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 489-490, 2023-02-16

    ...本研究では、ピアノ譜からユーザーが指定した楽器編成の吹奏楽譜を生成する手法を構築する。単純には、ピアノ譜を吹奏楽譜に変換する深層ニューラルネットワークを楽器編成条件付きで教師あり学習する方法が考えられる。...

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  • CycleGANを用いた音源分離の倍音成分に着目した手法の検討

    川﨑, 優生奈, 田村, 仁 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 557-558, 2023-02-16

    ...本報告では木管アンサンブルから特定の楽器音を分離させる手法として、CycleGANを用いたスペクトログラムの画像処理、そして楽器音の倍音成分に着目した画像処理を提案する。スペクトログラムを、2種類の画像間の変換方法を学習して画像生成するCycleGANと、楽器ごとに倍音成分が異なることに注目した加工処理の2通りの方法で変換し、性能を確かめた。詳細は発表で述べる。...

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  • スマートグラスを用いた楽器演奏支援システムの開発と評価の試み

    山口 恭正, 川田 拓, 長濱 澄, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 46 (Suppl.), 185-188, 2023-02-13

    ...<p>本稿では,吹奏楽等の部活動で用いられる作音楽器の演奏を支援するための,スマートグラスを用いた音程フィードバックシステム(眼鏡型チューナー)の開発と評価を行った.B♭のロングトーンのスケール演奏を既存のチューナーと眼鏡型チューナーとで比較実験を行い,姿勢・視線・演奏の3つの観点から評価した.その結果,演奏姿勢の改善や視線の自由度の向上により,メトロノーム等の視覚情報を視認しながら演奏しやすくなることで...

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  • 小学校音楽科「音楽づくり」に向けたサウンド・エデュケーションの試み ―教師を目指す学生を対象に―

    篠原, 眞紀子, SHINOHARA, Makiko 日本福祉大学子ども発達学論集 (15) 25-40, 2023-01-31

    ...づくり」という領域が新たに加わった.しかし教育現場からは「どう教えたらよいのかわからない」という声がよく聞かれる.そこで,小学校教員を目指す音楽教育を専門としない学生を対象に,彼女/彼らが「音楽づくり」領域の授業展開ができることを目的として,サウンド・エデュケーションの試みを行った.具体的には,課題 1.教員のピアノによる即興演奏からイメージされる図形楽譜の作成,課題 2.図形楽譜のイメージに合った楽器...

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  • ICT活用による小学校音楽づくり授業における個別最適な学び

    北川, 真里菜 東書教育賞受賞論文集 38 40-48, 2023

    ...音楽づくり授業における「学習の個性化」を実現するため、①楽器、②プログラミング、③楽器制作ソフト の中から適した作曲方法を児童が判断・選択して音楽をつくる授業実践を行い、それぞれの手段を選択した児童の音楽づくりのプロセスを分析し、児童の実態や音楽能力と照らし合わせて選択した手段が最適であったのかについて考察を行った。...

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  • 音楽のズレ・揺らぎが促す離脱と愛着

    内住 哲生 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C03-, 2023

    ...本発表では、タイ北部リスの舞踊とそれに伴う音楽(以下、舞踊・音楽)の演奏に用いられる楽器ツブの習得過程を事例に、音楽のズレ・揺らぎが舞踊・音楽への参与にどのように影響するのか、「分離」(detachment)と「愛着」(attachment)の概念に注目して考察する。...

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  • 認知症予防のための下肢運動によるCymis演奏システムの構築に向けて

    赤澤 堅造, 前田 義信, 一ノ瀬 智子, 奥野 竜平 生体医工学 Annual61 (Abstract), 151_1-151_1, 2023

    ...(a)認知症予防に関して身体運動,楽器演奏の効果のエビデンスがあり,この先行研究に基づく.(b)演奏初心者が容易に演奏できる電子楽器Cymisを開発しており,それを基本にして実行可能なシステムの枠組みを作成する.(c)解決すべき課題を明確にし,その具体的な解決法を策定する.本報告の目的は,システム構築のための概要を説明し,オーガナイズドセッションにおける意見交換の資料とすることである.</p>...

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  • 認知症予防のための下肢運動によるCymis演奏システムの構築に向けて

    赤澤 堅造, 前田 義信, 一ノ瀬 智子, 奥野 竜平 生体医工学 Annual61 (Proc), 327-329, 2023

    ...(a)認知症予防に関して身体運動,楽器演奏の効果のエビデンスがあり,この先行研究に基づく.(b)演奏初心者が容易に演奏できる電子楽器Cymisを開発しており,それを基本にして実行可能なシステムの枠組みを作成する.(c)解決すべき課題を明確にし,その具体的な解決法を策定する.本報告の目的は,システム構築のための概要を説明し,オーガナイズドセッションにおける意見交換の資料とすることである.</p>...

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  • 比例的推論の基礎の形成に関わる活動

    松島 充 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 45-48, 2023

    ...<p>本稿の目的は,音楽科と生活科の複数の教科書の記述から,ユニット化につながる活動を身体化認知の視点から抽出し,それらの活動と比例的推論の概念形成をつなげる授業デザインのアイデアを考察することである.小学校低学年の音楽科の教科書分析からは,1:リズム遊び,2:リズムづくり,3:呼びかけと答え,4:わらべうた,5:楽器演奏の5種のユニット化につながる活動を抽出した.生活科の教科書分析からは,6:生き...

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  • XRによる電子楽器テルミンの演奏支援と機能拡張

    天野 憲樹 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 1-4, 2023

    ...,ARによる視覚的な演奏の支援が有効である.また,テルミンは和音を出すことができない楽器であるが,聴覚に対するMRにより和音を仮想的に実現することで,テルミンの楽器としての機能を高める....

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  • 廃材とサンプリング音源を用いたサウンドデザインの可能性

    山本 政幸 美術教育学研究 55 (1), 329-336, 2023

    ...授業は,先行作品の鑑賞,インタフェースの理解,楽器(コントローラ)の作成,アプリケーションの習得,音源(サンプリング)の準備,PCとの接続と音源の割り当て,そして演奏および鑑賞という工程を経て行われた。ICT機器と段ボールや針金,スポンジなどの廃材を組み合わせることにより,自由なイメージのかたちをデザインし,そこに環境音などの音声を割り当てることにより,個性的な楽器作品を完成させた。...

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  • 慕わしい分離、煩わしい愛着

    佐本 英規 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C02-, 2023

    ...本発表では、ソロモン諸島アレアレのO村に暮らす在来楽器の名手Ⅿが偏執的なこだわりをみせるふたつの事物に焦点を当て、人と事物の間に生じる「愛着」と、両者の間を隔てる「分離」に関する、アレアレ特有の状況におかれたM自身による「媒介の理論」を提示する。その民族誌的事例の検討を通じ、本分科会の主旨を踏まえ、ポスト関係論的な音楽人類学が取り得るひとつの方向性を探ることが本発表の目的である。...

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  • The Music LP Dataset:受動的・能動的音楽刺激下のヒト脳活動に対する脳波計測

    羅 桜, 西田 知史, 小林 一郎 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3J1GS101-3J1GS101, 2023

    ...本研究では、受動的および能動的な音楽刺激に対するヒト脳内での情報処理機構を解明するために、音楽を傾聴した際、及び、楽器を演奏した際の脳波(EEG)計測を行い、分析の対象とした。実験では、20人の被験者にそれぞれ15秒から60秒の範囲で、シングルキー、和音、楽曲および、様々な種類のクラシック音楽のクリップを聴いてもらった。...

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  • 打鍵音に埋め込まれたピアニストの打鍵動作

    山寺 由乃, 池山 洋子, 島 弘幸, 木島 章文 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 349-, 2023

    ...で応答させた.正誤FBを与えずにPre-testを行わせ,続いて正誤FBを与えながらtraining課題12回を3ブロック,最後に再び正誤FBを除去してPost-testを行わせた.Pre-testとPost-testの双方でE群の誤答は皆無であった.一方,I群のPre-testの成績は60%程度に留まったがPost-testの成績は80%程度まで向上した.演奏家は作曲家の残した楽譜の情報を頼りに楽器...

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  • 福岡筑後地域におけるプラスチック樹脂組成調査(第2報)

    鈴木 慎也, 菊澤 育代, 藤山 淳史, 早渕 百合子, 松本 亨, 近藤 加代子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 169-, 2023

    ...調査については,「玩具・スポーツ用品・楽器」「文房具」「食器・食生活用品」「日用品・雑貨類」に分類し,ハンディ判別機を用いてPE, PP, PS, PET, PVC, ABS, PC, PA, その他樹脂,不明,異素材に分類した。拠点回収プラについては,さらに「単一樹脂」「複合樹脂」「異素材複合」に分類した。...

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  • 「個別的なもの」の日常的編成

    吉川 侑輝 文化人類学 87 (3), 461-479, 2022-12-31

    ...具体的には、筆者自身によって断続的に取り組まれている楽器の弦の選択活動を対象として、その過程を記述したフィールドノートに見出される「判断に迷うこと」や「決断を下すこと」が生じている場面の分析を行う。結果として、こうした出来事の編成プロセスが、個人が持つ能力への疑いへの対処として、その積極的遂行の結果として取り組まれていることが明らかになる。...

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  • メディア・ハブとしての楽器

    岡田 正樹 音楽表現学 20 (0), 93-102, 2022-11-30

    ...<p>楽器および演奏に関する研究は数多く蓄積されてきたが、その中間に存在するとも言える楽器小売店は主題的に考察されることが稀であった。本稿は楽器店が議論の俎上にのぼらず等閑視されているという問題意識にもとづいて、東京・神田の楽器店3店を対象として事例研究を行い、音楽表現実践にとって楽器店が持つ意味を考察する。...

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  • 『東海道中膝栗毛』に見られるオノマトペ

    中里 理子 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 9 (1), No.5-, 2022-10-31

    ...地の文は擬音語が多く、動物の声や楽器などの音が種類も数も豊富である。ト書きは擬態語が多く、中でも[情けない様子][うろたえる様子][密かな動作]を表わすオノマトペが多用され、主人公二人がいたずらを仕掛けては失敗したり狼狽したりする様子が印象的に描かれている。二人の動作は[緩やかな動作]より[勢いのいい動作][素早い動作]を表わす擬態語が多く、また、小言を表す擬態語が多いという特徴がある。...

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  • 木育楽器を活用した地域連携と教育効果について

    髙橋 由紀雄, 長﨑 結美 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要 9 (0), 1-10, 2022-10-31

    ...本稿は、保育者養成校での楽器づくり活動に「木育と地域連携」を導入することで得られる教育効果について、その有効性を検討するものである。<br>  楽器づくりとは、制作のみで完了せず、制作物を奏でることで達成感や感動を得られる活動で、本来的に造形的な要素と音楽的な要素を合わせ持つものである。...

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  • 小学校音楽の音楽づくりでの楽器とWebアプリの違いに関する検討

    山本 真優, 山本 朋弘 日本教育工学会研究報告集 2022 (3), 56-61, 2022-10-03

    ...<p>本研究は,小学校音楽の授業において,情報端末でWebアプリを用いて音楽づくりを行う学習が,従来の楽器での学習と比べて,学習効果が異なるか比較分析を行った.情報端末でWebアプリを用いた音楽づくりの検証授業では,児童らは従来の楽器による学習と同様に旋律を作成することができ,鑑賞活動を行うことができた.児童向けの意識調査等を分析した結果,音楽づくりのしやすさにおいて,情報端末による学習が楽器による...

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  • 書評

    鳥羽 達郎 マーケティング史研究 1 (2), 250-282, 2022-09-30

    ...(書評者:小林 啓志) </p> <p>田中 智晃『ピアノの日本史―楽器産業と消費者の形成―』名古屋大学出版会,2021 年. (書評者:薄井 和夫)</p> <p>光澤 滋朗『わが国マーケティングの成立』晃洋書房,2021年. (書評者:神保 充弘)</p> <p>矢作 敏行『コマースの興亡史―商業倫理・流通革命・デジタル破壊―』日経 BP 日本経済新聞出版本部,2021 年....

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  • 幼児の音とかかわる姿にみる気づきと保育への影響 ―3歳児クラスの新聞紙を用いた創造的な音遊びを通して―

    南谷, 悠子, 永津, 利衣, NANYA, Yuko, NAGATSU, Rie 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部 教職研究 2022 4 15-25, 2022-06-24

    ...その結果、3歳児クラスの子どもの気づきは、日常の生活や遊びの場面において、「音への興味関心」「音の探究」「音遊びから楽器選択へ」と、次第に高次な気づきへと変容していた。また、音楽を特徴付けている要素である「強弱」や「音色」に対する気づきも認められた。音遊びプログラムにおいて、新聞紙に向き合いながら、音と多面的に、かつ、丁寧にかかわったことが、子どもの気づきを促していた可能性が考えられた。...

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  • 粒子概念を活用する音教材

    喜多 雅一 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (7), 39-42, 2022-06-12

    ...一貫した現象として説明できる.さまざまな音教材を用いて,疎密波としての音を粒子モデルを用いて解釈する活動を考案し,中学校,高校,また放送大学の面接授業として,実践した.興味深い結果が多数得られたのでそれらを報告する.特にスマートホンのアプリとしてのオシロスコープや,音源の活用,また音をスペクトル分析するフリーのソフトウェアなどの活用によって,音教材の詳しい分析が可能となり,インドネシアのアンクルンの楽器...

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  • 後宮十二司の解体

    岡島 陽子 洛北史学 24 (0), 41-57, 2022-06-04

    ...そこで本稿では 神璽・天皇御服など物品管理を行う蔵司と経典や楽器などの管理を行う書司という保管型官司を取り上げて職掌の分析を行った。すると二司とも男性官司が管 理する物品を分収・保管するとされた職掌については判然とせず、早い段階で職務停止があったと考えられる。一方、書司の楽器管理など男性官司の職掌には なく、分収を伴わない職務については継続して行われた。...

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  • 電子楽器の演奏の正確さと上達過程の分析

    小出 英範, 西村 明 日本音響学会誌 78 (6), 293-304, 2022-06-01

    ...<p>従来楽器とは演奏インタフェースが異なる電子楽器を正確に演奏できているか評価することは深く行われてこなかった。楽器演奏の習得や上達には練習が必要である。しかし従来楽器とは異なる電子楽器の上達過程は分析されていない。本論文は二つの新規な電子楽器と従来楽器を3週間演奏して,演奏正確性を分析,比較した。その結果,鍵盤楽器は一定時間の練習により一定の上達を確認した。...

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  • 小学校音楽での実践事例における情報端末と仮想楽器の活用に関する一考察

    岩尾 まどか, 山本 真優, 山本 朋弘 日本教育工学会研究報告集 2022 (1), 92-96, 2022-05-25

    ...<p>本研究は,Web上に公開されている小学校音楽の授業でのICT活用についての事例を収集・分析・整理を行った.音楽授業でのICTを活用する領域,OS,使用アプリ・機器等の分析をした結果,仮想楽器を活用した実践事例が非常に少なく,楽器を疑似体験できる環境が十分といえないことが示された.その原因として仮想楽器が使用できるアプリケーションの活用方法が授業者である教師に示されていないことが明らかとなった....

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  • 「クラシック」と「ポピュラー」をつなぐもの

    吉成 順 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 149-157, 2022-03-31

    ...本稿では前者の例として金管楽器における「グルペット変奏」の伝統、後者の例として20世紀初頭の「サクソフォーン熱」を眺め、一見対立や乖離と見られる「クラシック」と「ポピュラー」の間にしっかりとしたつながりがあったこと、これまで等閑視されがちだった19世紀の「ポピュラー」音楽文化の影響力に再認識が必要であること、を確認する。...

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  • 中国唐代の宮廷音楽と日本の初期雅楽の管理組織をめぐって

    李 嫣寒 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 265-275, 2022-03-31

    ...搊弾家は楽器の演奏に従事する人で、庶民出身で眉目秀麗な女子であった。梨園は主に玄宗皇帝自身の音楽を楽しむために設立された音楽管理機関であり、玄宗皇帝が直接教えた。楽人は宮廷の宮女、太常寺の子弟、教坊の楽伎からなっていたことが知られている。これらの管理機関における楽人の選抜は、犯罪者、庶民、戦敗者の将兵の妻の中で行われており、伝承は世襲であった。...

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  • 保育者養成校学生のピアノ練習の環境と習慣に関する調査

    長嶺 章子 植草学園短期大学紀要 23 (0), 81-86, 2022-03-31

    ...その結果、練習の時だけ楽器を 設置する群で毎日練習している履修者はおらず、楽器を固定している群では32%が毎日練習しており、学習 効率も高いことがわかった。楽器の設置環境が練習習慣や学習効率に影響を及ぼすことが示唆された。学習 支援の一環として、指導者が履修者の練習環境の制御に関与することの有用性が示唆された。</p>...

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  • 長唄三味線における駒の演奏準備について : 演奏家の音色へのこだわりを音響分析から考察する

    岩﨑 愛 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 155-167, 2022-03-31

    ...三味線は、演奏する度に組み立てる楽器である故、演奏する前に行う準備が音色に大きく影響する。そのため、演奏準備は演奏家から重要視される。なかでも駒は、音色に影響を与える要素が素材、高さ、設置位置の三つあり、これらの選択は、ジャンルおよび流派はもちろん、個人の身体条件やコンディション、楽器の個体差や状態、演奏曲目や演奏する場所によって異なる。...

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  • 楽器を用いるコミュニケーション考

    新谷 祥子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 159-167, 2022-03-31

    ...一打楽器奏者として、演奏や指導的立場からこの楽器のもたらす様々な側面について振り返り、ワークショップの在り方、見直し、アレンジ、参加者の年齢や目的に応じた多角的視点やレジュメ項目を挙げ、自己の取り組みが現時点でどのような思考試作の経過にいるのかを整理し、研究していくものである。...

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  • 小学校理科「音」の学習内容における教科書比較

    伊藤 宗彦 研究部紀要 3 (0), 5-10, 2022-03-31

    ...学校図書、教育出版、啓林館、大日本図書、東京書籍の教科書を対象とし、(i)音の単元を同時期に学習する傾向があるか、(ii)光と音の単元は連続して学習するか、(iii)学習内容の構成は異なるか、(iv)学習指導要領で示された道具(打楽器、鉄棒、糸電話)は掲載されているか、という四つの観点から比較を行なった。...

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  • ヤニス・クセナキス《Dmaathen》の分析 : 対比から統合へ向かうオーボエと打楽器の関係性

    悪原 至 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 37-52, 2022-03-31

    ...そしてセクションIIIになると、両者を隔てていた境界はなくなり、打楽器とオーボエは同質の音型を奏でるようになる。同質の音型を演奏するため、セクションIIIになると打楽器は鍵盤打楽器が主体となる。打楽器奏者により同時に演奏されるシロマリンバとビブラフォン、それにオーボエを加えた3声部が同等に扱われ、様々なテクスチュアを織りなしてゆく。そして、曲の終盤ではオーボエと打楽器はユニゾンを演奏する。...

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  • 日本楽器学試論

    山寺 三知【解題・翻刻・校訂】 國學院大學北海道短期大学部紀要 39 (0), 1-74, 2022-03-19

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  • 脳波測定をつうじたシュタイナー教育における「手仕事」の分析

    井藤 元, 山下 恭平 東京理科大学教職教育研究 (7) 3-12, 2022-03-18

    ...筆者らはこれまでにシュタイナー教育における諸実践のうち、フォルメン線描、オイリュトミー、ぬらし絵、楽器演奏者の脳波分析を行ってきた。本研究もその延長線上に位置づくものであり、シュタイナー学校の独自科目である手仕事の意義を実践従事者の脳波測定によって明らかにすることを目指すものである。...

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  • 保育内容の5領域から音楽活動の可能性を考える ―保育者養成に携わる大学での授業実践を通して―

    オオクボ, ユカリ, OKUBO, Yukari 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第5号 2022 (5) 229-242, 2022-03-10

    ...領域間の連携を目指した音楽活動の一例として,ミュージックパネルシアター,手作り楽器の制作とリズム遊び・合奏,音楽を用いた手遊び・身体活動の3つの活動の意義と特色を挙げたうえで,筆者が保育者養成に携わる大学で行っている授業実践とICTの活用について,まとめた.これらの活動について,幼稚園教育要領における保育内容5領域のねらいの記述内容から比較検討を行った結果,表現以外の4領域のなかで,特に健康や人間関係...

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  • 楽器演奏ロボットに関する研究

    稲田 理沙, 金森 哉吏 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 794-795, 2022-03-02

    ...<p>本研究は,「楽器に一切手を加えない」楽器演奏ロボット「MUBOT」の開発を目指している。本報では、ホルン演奏ロボット開発の第一段階として,人工口腔,人工歯,人工唇から構成される吹鳴装置を試作し,諸条件による演奏音の違いについて実験・評価を行った結果を報告する.</p>...

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