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横溝 耕一 情報処理 65 (5), e5-e9, 2024-04-15
音楽家にとって情報処理とは遠い存在の様な気がしていた.古くは400年ほど前に作曲された作品を瞬間で表現する,再現芸術であり,無形芸術であるクラシック音楽.中でもアンサンブルという,複数の人間が同時に共感し,音を紡ぐ状況下に焦点を当て,情報処理の専門的な目線ではなく,1人の演奏家として,作品とどのように向き合っているのかをお伝えしていく.
DOI 情報処理学会
悪原 至 情報処理 65 (5), e12-e15, 2024-04-15
...自身の情報感度を上げることや,自身のイメージした理想の音とのギャップを認識し解決策を探る情報処理が行われている.複数人で演奏する際には,打楽器奏者は特にアインザッツをそろえることに神経を使い演奏を行っている.打楽器の音は噪音であることが,他の楽器と大きく異なる要素である....
田中 秀樹 情報処理 65 (5), e24-e27, 2024-04-15
...役割を終えた電化製品を新たな電子楽器へと蘇生させ,徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」.これまでにブラウン管テレビ,扇風機,換気扇,ビデオカメラ,エアコン,電話機などの数々の家電を楽器化してきた.本稿では,バーコードリーダを改造した楽器「バーコーダー」の内部構造と発音の仕組みの紹介,そして演奏中に関する情報処理について考察する....
森岡 有裕子 情報処理 65 (5), e10-e11, 2024-04-15
音楽家にとって重要なポイントに,テクニックと音楽とのバランスがある.それには情報処理というプロセスが欠かせない.本記事では一度限りの体感型アートであるコンサートでの成功を目的とし,その達成に必要な①音楽家に必要なアスリートとしての能力や技術の向上と,②アーティストとしての楽曲理解や表現方法にフォーカスしている.その両方がバランスよく作用した結果,聴衆,共演者,演奏者本人に感動を与えることができる.
北條,美香代, 𠮷田,悠人, 鈴木,啓資, 水野,亜歴, 中村,征司 連携教育開発センター紀要 (2) 35-40, 2024-03-31
...本研究報告は、令和5年度文化芸術による子供育成推進事業~芸術家の派遣事業~1)として、文化庁より助成を受け、2023年11月8日に奈良女子大学附属小学校にて行われた、クラリネット奏者𠮷田悠人、ピアニスト鈴木啓資、奈良教育大学ウィンドアンサンブルの共演による演奏会として開催された芸術鑑賞会、及び児童が主体的に関わることの可能な楽器体験ワークショップの協働による教育的効果について検証するものである。...
機関リポジトリ HANDLE
董, 芳勝, Fangsheng, DONG 教育学論集 (76) 193-203, 2024-03-31
The purpose of this research is to investigate effective approaches for enhancing traditional music activities in primary school music classes. The methodology involves analyzing classes focusing on …
横井, 雅之, YOKOI, Masayuki 大阪産業大学論集 自然科学編 134 65-71, 2024-03-31
...ここでは、雨の降る音について擬音語や周波数分析による癒やし効果の検討を行うと共に雨の降る音に近い音が発生するとされている民族楽器であるレインスティックによる音についても分析を行った。...
機関リポジトリ
齊藤, 紀子 人間文化創成科学論叢 26 163-174, 2024-03-31
This article discusses seven ensemble activities from a nursery teacher training course: (1) session with instruments made of recyclables, (2) descending scale accompaniment (Twinkle-Twinkle-Little …
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鉄口 真理子 日本教科内容学会誌 10 (1), 63-75, 2024-03-31
...次に,実践対象を小学校第3学年とし,音楽科は一弦箱の楽器づくりの単元,理科は音の性質の単元を選択し,統合単元を構想,実践した。そして,授業映像に基づく逐語記録から音楽科と理科の教科内容が読み取りやすい場面を抽出し,教科内容とその関連を視点として分析した。その結果,統合単元構成の視点として次の3点を見出した。1) 音を自由に鳴らして試す直接経験を基盤とする。...
DOI
儀間 裕貴, 藤井 進也, 新屋 裕太, 渡辺 はま, 多賀 厳太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 142-142, 2024-03-31
...がほとんどない (sporadic))を選定し,その四肢運動座標データを可聴化に用いた.可聴化にはデジタルオーディオワークステーションソフトウェア (Ableton Live 11 Suite)とその内部で動作する開発環境ソフトウェア (Max for Live)を使用し,四肢座標データから算出した加速度と曲率値を音響パラメタに関連付けて音として表現した.四肢それぞれに個別のInstrument (楽器...
前原恵美, 橋本かおる 無形文化遺産研究報告 (18) 29-41, 2024-03-29
The Department of Intangible Cultural Heritage recognizes the manufacture of musical instruments and techniques for their repair, the manufacture of tools necessary for the production of the …
DOI 機関リポジトリ
前原恵美, 倉島玲央 無形文化遺産研究報告 (18) 43-54, 2024-03-29
This report presents an overview of the survey on traditional Korean musical instruments conducted from September 3 to September 9, 2023, with a focus on bamboo and lacquer art. We also report the …
新見公立大学紀要 第44巻 (1), 51-59, 2024-03-25
...現職の保育者2名を対象とし、モデルとなり得る楽器コーナーや子ども主体の合奏づくりの事例を提示したうえで、それらを阻害すると考えられる要因について半構造化インタビューを実施した。SCATを用いてデータの分析を行った結果、「楽器コーナーの設置を阻害する要因」として3点、「探索的な楽器活動を阻害する要因」として2点、「子ども主体の合奏活動を阻害する要因」として4点、計9点の阻害要因が抽出された。...
大西 隆弘 梅花女子大学心理こども学部紀要 (14) 1-13, 2024-03-20
...そこで本論では、まず小学校音楽科の学習指導要領における鍵盤楽器の指導にかかわる部分について、内容や使用する楽器、教材等について整理を行い、次に教科書から鍵盤楽器を使用する楽曲を取り上げて分析し、鍵盤楽器の学習の流れを確認しながら各楽曲での指導上の注意点について考察を行った。そして、合理的な運指の習慣を身に付けるためには何が必要かを明らかにした。...
中道,彩友 ミクスト・ミューズ : 愛知県立芸術大学音楽学部音楽学コース紀要 (19) 101-103, 2024-03-18
太田 智美 情報処理 65 (4), 211-211, 2024-03-15
...音楽大学というと,「情報技術」いわゆる「IT」と呼ばれる分野との連携について,イメージされにくい.実際に,鍵盤楽器や弦管打楽器,音楽教育といったほとんどの専攻では,ITがあまり取り入れられていない.そこで,音大生にITの知識やスキルを提供することで新たな音楽文化を構築できないかと考え,研究・教材開発を行っている.本稿では,音大で実践しているIT教育と,それがどのような効果を生み出したかについて述べる...
井藤 元, 山下 恭平, 竹田 喜代子, 勝田 恭子 東京理科大学教職教育研究 (9) 3-12, 2024-03-15
...また、楽器に直接足を乗せて演奏を行うことで、振動を受けた部位の皮膚温が上昇 することを初めて確認した...
石黒 吉次郎 専修人文論集 114 1-24, 2024-03-15
吉野, 秀幸 実践学校教育研究 25・26 19-28, 2024-03-12
type:Article
神原, 雅之, 岡林, 典子, 平井, 恭子, 坂井, 康子, 佐野, 仁美 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 115-122, 2024-03-08
...本研究では4歳児の和楽器探索場面にみられた子ども同士の協同的な関わりより、5つの事例を取り上げ分析・考察を行った。その結果、拍を共有することが音楽的な協同性の成立とその持続にとって重要であることが分かった。また、楽器遊びに発展するための環境づくりには、子どもに見合ったサイズで、演奏しやすい楽器を選ぶだけでなく、子どもの興味をひく音色を持つ楽器を用意することが重要であることを示唆した。...
坂本, 光太 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 201-212, 2024-03-08
...A: 音楽技術の向上、B: 音楽を楽しむ、楽器に親しむ、C: 感性・情操・創造性の育成、D: 音楽と身体の接続、E: 体力の向上、F: 社会性・協調性の育成、G: 集中・努力・達成、H: 知的能力の向上、I: 発表機会。...
谷口, 淳一 史窓 081 19-40, 2024-03-06
identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3798
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永田, 実穂 山口芸術短期大学研究紀要 56 19-31, 2024-03
中西 宣人 フェリス女学院大学音楽学部紀要 24 25-45, 2024-03
application/pdf
太田, 諭之, 芦澤, 雅人 技術報告 29 59-62, 2024-03-01
後藤祐子, 星崎, 明里 宮崎学園短期大学紀要 (16) 26-42, 2024-03
太田,公子 追手門学院大学心理学部紀要 18 33-41, 2024-03-01
有馬 里咲, 岡村 章司, 朝岡 寛史 広島大学特別支援教育実践センター研究紀要 22 9-17, 2024-03-01
本研究では、知的障害を伴う自閉スペクトラム症児1名を対象に、ハンドベル演奏場面での協同スキルの指導を行い、その効果を検討した。「和音」「かけあい」「音階」の3つの課題を設定し、各課題に合わせて「タイミングを合わせてハンドベルを鳴らす」「進度を合わせてハンドベルを鳴らす」「相手または直前の人のベルを見てハンドベルを鳴らす」「ST …
望月 たけ美, 土橋 淳 常葉大学教育学部紀要 (44) 115-135, 2024-03
DOI 機関リポジトリ Web Site
藤田 光子 初等教育 : 研究と実践 46 10-11, 2024-03
type:text
滕 束君 Phantastopia 3 41-62, 2024-03
論文
DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件
中嶋 俊夫 横浜国立大学教育学部紀要. I, 教育科学 7 215-226, 2024-02-29
DOI 機関リポジトリ HANDLE
堀江, 歩, 西本, 一志 情報処理学会インタラクション2024論文集 2B-20 718-721, 2024-02-28
...カラオケを盛り上げるためにタンバリンやマラカスなどの打楽器がよく用いられる.しかし,歌唱者の歌唱を盛り上げるようにこれらの楽器を上手く演奏するためには,演奏経験やリズム感などが必要不可欠となる.そこで本研究では楽器演奏に馴染みの無い人間でも簡単かつ適切に伴奏できるような非歌唱者用伴奏楽器を提案する.提案システムであるAqua Tambourine では,奏者がタンバリンを振る動作から得た振動周波数によって...
高久 新吾, 桐山 伸也 ヒューマンインタフェース学会論文誌 26 (1), 15-24, 2024-02-25
<p>n general, it is very rare for an individual to carry a piano, and in concerts, the piano provided at the venue is often used. After the piano is delivered to the venue, it will change over time …
田中, 智晃 東京経大学会誌(経営学) = The Journal of Tokyo Keizai University : Business 322 71-95, 2024-02-21
秋葉 桃子, 井口 亜希子, 新井 英靖 茨城大学教育学部紀要(教育科学) (73) 125-137, 2024-01-31
前﨑 信也, 田畑 絵梨奈 デザイン理論 83 114-115, 2024-01-31
大会発表要旨
DOI HANDLE
北爪 裕道 北海道教育大学紀要. 基礎研究編 74 (2), 145-156, 2024-01-31
...本論文では,執筆者が2018年に作曲した《自動演奏ピアノ,2人の打楽器奏者,アンサンブルと電子音響のための協奏曲》のために制作された演奏システムの,自動演奏ピアノ制御に関する部分に焦点を当てる。...
吉野 裕 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 290-, 2024
...宮城県内では約30の法印神楽の団体(神楽団,保存会)が組織され(千葉:2000),これらは団体ごとに神楽の台詞・所作,楽器の構成,笛の旋律,胴(太鼓)の拍子,衣装,舞台装置などに差異がみられる。近世期には修験世帯の男性のみが法印神楽を継承していたが,近代以降,宗教政策の影響や経済的な事情により,その担い手は減少した。...
村上 純子, 内田 勇人, 北山 真次 小児の精神と神経 63 (4), 339-344, 2024-01-01
...11か月間にわたり7回縦断的に測定・解析した結果,電子楽器サイミス使用時においてリラックスの度合いは高いことが示唆された.使用する楽器によって児の心拍変動に差を与える可能性が示唆され,心拍変動解析は児の個性を大切にしながら療育を行っていく手がかりになると思われる....
DOI Web Site
松浦 伸吾 大阪音楽大学研究紀要 62 (0), 29-41, 2024
...バンドネオンはボタンの鍵盤を持つバイソニック式(双音式)の蛇腹楽器であることを 標準としている。ドイツにおいて1920 年頃に標準的な仕様として位置づけられた「アイ ンハイツ」式バンドネオンと、アルゼンチンタンゴの演奏において重要な楽器として認知 されてきた「ライニッシュ」式バンドネオンの二種が有名である。...
川村 暁, 劉 忠達, 村上 武, 渡郶 謙一, 長谷川 正規, 牛渡 克之, 吉田 等明 日本感性工学会論文誌 23 (2), 141-151, 2024
<p>Sound is generated by Kansei information processing performed by an instrumentalist playing a musical score. To construct datasets for Kansei information processing of musical scores, we have …
DOI Web Site 参考文献2件
木村 理帆, 小澤 賢司, 丹野 慶太, 伊勢 友彦, 北島 周, 久保 弘樹, 大出 訓史, 大久保 洋幸 日本音響学会誌 79 (10), 496-501, 2023-10-01
...音源信号としては白色雑音と楽器演奏音を用い,包み込まれ感と定位感について,室の中心位置における評価値を基準とするME 法により評価を行った。その結果,聴取位置を「中心位置からスピーカまでの距離に対する比」として表現すると,球状にスピーカを配置した場合と同等な結果と見なせることが示された。また,音圧調整位置を運転席位置に変更したことによる影響は小さいことも示された。</p>...
横地, ちひろ 音楽研究 (2) 73-91, 2023-09-30
杉本 亨, 恒川 亜衣子, 山路 裕子, 野口 夏菜, 津田 眞壽, ふらんちぇすか, 山之内 里衣 音声コミュニケーション研究会資料 3 (4), n/a-, 2023-09-14
...結果、好きで普段よく思い出したり歌ったり演奏していた曲よりも、好きでもないが頭にこびりついてしまっていた曲や、声楽よりも楽器の音の方がオリジナルのまま再現できる可能性が高いことが分かった。また、絶対音感はなくても脳内で自在にキー変換して音楽を再現、楽しむことができることより、脳の偉大さを再認識した。</p>...
新井, 恵美 宇都宮大学共同教育学部教育実践紀要 (10) 413-416, 2023-08-31
text
中野 研也 子ども教育学科論集 (3) 19-33, 2023-08-31
...「音楽科教育法」もその一つであり,小学校教員を目指す学生は必ずこれを履修し,指導法を学ぶこととなる.しかしながら,音楽は主として経験の多寡による得意不得意の差が無視できない分野であることから,学生全員に一律の学習内容を求めることには少々無理があると考える.そこで,本稿では小学校学習指導要領が求める内容を踏まえつつ,音楽専科ではない教員を目指す学生が身につけておきたい音楽理論の知識や楽器の演奏力と,学生自身...
小澤 幹生, 加藤 大暉, 花井 宏旭, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 21-22, 2023-08-31
...<p>近年,生産現場では少子高齢化による労働者不足により,人からロボットへの自動化のニーズが高まっている.そこで,我々はロボットに楽器を演奏するという課題を与え,これにより,人と同じ道具の操り動作の高度化を目指している.本報では,楽器としてオタマートンと呼ばれる電子楽器を用いて,その把持部分を3Dプリンタで作成し,演奏の際の音声を周波数解析することによって,ロボットの制御を検討した.</p>...
水野 通雄 アジア民族造形学会誌 19 (01), 23-26, 2023-08-27
...アンクルン(インドネシア竹製打楽器) 2. 籃胎朱漆獅子文様食籠(ソーン・オック) 3. 唐三彩 胡人騎乗駱駝俑...
長谷川 隆 アジア民族造形学会誌 19 (01), 27-28, 2023-08-27
...<研究ノート> ピーパパパードンドン、昼夜を問わず結婚行列の太鼓や金管楽器のけたたましい演奏が山々に響き渡る。ここは東ネパール・コシ県ボジプール郡。標高600mから2300mの大丘陵地帯。車の通るダランの町まで出るには、文字通り山越え谷越え2日間まるまる歩かねばならない。 私が参加した結婚行列は、私の指導する柑橘苗木屋のある村の村長さんの長男の結婚式のもの。花婿19歳、花嫁16歳。...
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矢田, 絵理奈, 岩井, 将行 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 419-422, 2023-08-23
...楽器未経験者にとって,楽器自体に触れる機会は極めて少ないと言える.たくさんの種類の中から選ばなければならず知識も必要となり,気軽に購入できる価格ではないこと,楽譜を読めなければならないなど,楽器未経験者が楽器を演奏することは非常にハードルが高い.そこで我々は,複数の演奏方法を取り入れた一つの楽器を提供できれば,楽器未経験者が楽器を知るきっかけになると考えた.これまで,ヴァイオリンをセンサで表現することに...
情報処理学会
浜中, 雅俊 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 371-374, 2023-08-23
...本稿では,人工知能,仮想現実,空間音響の技術を組み合わせることで能動的な音楽鑑賞体験を提供するアプリケーション,サウンドスコープパッドについて述べる.ユーザは,頭部を左右に動かしたり,耳を澄ませるように手を耳に近づけるジェスチャーをすることで,ユーザが聴きたい楽器パートの音を強調して聴くことができる.我々が以前構築したサウンドスコープヘッドフォンでも同じように聴きたいパートの音を強調することが可能であったが...
高橋 義典 日本音響学会誌 79 (8), 420-426, 2023-08-01
加藤 晴明 中京大学現代社会学部紀要 17 (1), 1-47, 2023-07-27
楊, 心明, 門本, 淳一郎, 入江, 英嗣, 坂井, 修一 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1633-1642, 2023-06-28
...などによって演奏者の関節点とカメラの間に障害物が存在する場合は骨格推定の精度が落ち,不自然な動きとなってしまうことがある.本研究ではコンサートライブ時の音響と映像を用いた楽器演奏者の VR アバター動作生成手法を提案する.コンサートライブにおいては,音響は楽器演奏中の動きから生成される.そのため音響から推定した演奏者の骨格を用いることで,細かい手指や楽器による遮蔽や腕の交差などの映像だけでは推定できない...
秋山 良都 人文學報 121 5-31, 2023-06-20
...19世紀におけるヨーロッパ近代金管楽器研究の概念史的問題は,新形態楽器の開発・応用において,形態論的・意味論的認識が溶解したことにある。とりわけ,ヴァルヴ式金管楽器の「バス」の発明と応用は,金管楽器の類型と文化的意味の(再) 定義を問題化する要因となっていた。...
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内藤 眞帆 人文學報 121 33-43, 2023-06-20
...第1交響曲は自筆総譜成立から初版に至るまで少なくとも5度の改訂が行われ,その際に楽曲の長さ,動機や主題,調性といった要素が殆ど変化していない一方で,楽器編成や管弦楽法には大きく手が加えられている。しかし本楽章にまつわる従来の形式研究では,管弦楽法や自筆総譜成立後の改訂といった側面からの分析は十分におこなわれてこなかった。...
川﨑, 愛, Kawasaki, Ai 2023-06
identifier:oai:t2r2.star.titech.ac.jp:50686396
七原 真紀, 松井 淑恵 生態心理学研究 15 (1), 3-19, 2023-06-01
...に時間が経過した後も指の動きに改善が見られた.鍵盤楽器による訓練で,患者の手指のリハビリテーションに対する高いモチベーションの維持および向上が期待できる....
Stefan Bilbao, Michele Ducceschi, 若槻 尚斗, 西宮 康治朗 日本音響学会誌 79 (5), 245-261, 2023-05-01
大下 翔誉 日本物理学会誌 78 (5), 262-266, 2023-04-25
...ブラックホールの連星合体では,2つのブラックホールが合体し,最終的に1つの大きなブラックホール(残留ブラックホール)へ落ち着く.この緩和過程では,残留ブラックホールの自由振動が生じ,それが放射する重力波はリングダウン重力波と呼ばれる.この重力波は,ブラックホールの準固有振動の重ね合わせで表される.つまり,ブラックホールも楽器のように典型的な振動モードを複数有しており,その準固有振動数もまた,上述の3...
小幡 哲史 日本官能評価学会誌 27 (1), 15-16, 2023-04-15
奥中, 康人, オクナカ, ヤスト, Yasuto, OKUNAKA 静岡文化芸術大学研究紀要 23 11-28, 2023-03-31
type:P(論文)
麓, 洋介, 水谷, 幸子 共創 1 71-74, 2023-03-31
梅田, 英春, ウメダ, ヒデハル, Hideharu, UMEDA 静岡文化芸術大学研究紀要 23 73-80, 2023-03-31
脇谷, 真弓 武蔵野音楽大学研究紀要 (54) 155-176, 2023-03-31
三浦 雅展 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 265-266, 2023-03-31
...この研究では,楽器音収録におけるマイクロフォンの特性と演奏収録に与える影響について考察している。楽器音を多数収録し,世の中で広く使われるという目的は近年多くみられる。特に無料で利用可能な収録された楽器音の利用が近年多数利用されるようになっている。現時点では混合音から目的の音を抽出する「楽器音分離」の研究や,分離した後の音響信号に対する類似性評価やレコメンドエンジンの開発などに使われている。...
中村 亜沙子 初等教育カリキュラム研究 11 45-56, 2023-03-31
...本研究では,小学校音楽科における打楽器を用いて音楽づくりを工夫する活動を対象とし,2つの問いを設定した。1つ目は,児童らの「思考力,判断力,表現力等」がじゅうぶんに働いていないと考えられるグループに,教師はどのように介入すべきなのか,2つ目は,「音楽表現の工夫」のプロセスに位置付く「思考力,判断力,表現力等」をどう見取るのか,ということである。...
吉成 順, 横井 雅子, 早稲田 みな子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 297-302, 2023-03-31
...共通科目としての基盤を強固にするため、全クラスで使用できる共通教材を作成すべく、その第一弾として日本伝統音楽の主な楽器について、講義と演奏の動画を収録した。具体的には尺八、三味線(長唄、地歌、義太夫、清元)、囃子(大鼓、太鼓、笛)、三線である。お話と演奏は本学非常勤講師や外部講師による。収録した素材は「素材集」としてDVD-ROMにまとめてあり、今後編集のうえで教材として完成させる予定である。...
稲生 涼子 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 105-122, 2023-03-31
...その結果,「児童が楽器をとおして表現するための奏法を知る」という「機能」の習得に,「実演を伴う説明」,「基礎段階も踏まえた復習」,「指導意図の達成度合いの評価」を一連で行うことが有効であると示唆された。また,児童のみによる合奏を形づくる過程において,「二つ以上の楽器の奏法の違いを知る」という「ものの見方」の理解へと導くには,「教師の合奏への介入」が一定程度有効であると示唆された。...
菊池 幸夫 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 243-246, 2023-03-31
...本研究は、2021年の篠笛奏者金子弘美氏の依頼による邦楽管楽器のための二重奏作品の創作、さらには所属する作曲家同人団体の演奏会への出展に向けての邦楽管楽器作品の創作を通して、現代邦楽作品の新たな可能性について探究していくことを目的としてなされたものである。...
李 嫣寒 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 171-185, 2023-03-31
...特に唐代における箏の演奏に関する用語、演奏場面、箏という楽器のもつ特性を探った。さらに、唐詩における箏や他の楽器のイメージの描写を通して、唐代における箏と他の楽器との異なる点を比較・検討した。...
前原恵美, 橋本かおる 無形文化遺産研究報告 (17) 25-39, 2023-03-31
The Department of Intangible Cultural Heritage considers the manufacture of musical instruments, techniques for their repair, the manufacture of tools necessary for the production of the instruments …
劉 麟玉, 中村 征司, 浅川 希洋志 連携教育開発センター紀要 = Bulletin of Center for Interprofessional Education Development 1 73-77, 2023-03-31
...一方、「ガレージバンド」は画面に直接タッチし演奏することができるが、同じグループの児童と一緒に合奏する際のタイミングが難しいという一面もあり、楽器としての「ガレージバンド」の演奏技能の習得が必要であることが明らかとなった。...
DOI 機関リポジトリ 機関リポジトリ
紺野 鷹生 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 155-169, 2023-03-31
...このような同じ音高の音を異なる楽器や奏法によって紡ぐ手法には、20世紀においてさまざまな前例があるが、電子音楽の発展を経て、ライブエレクトロニクスの発想を再びアコースティック楽器のみによる音楽で再現しようとしたことで、21世紀の音色の新たな書法へと繋がった。...
山口 啓 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 71-87, 2023-03-31
...使用楽器はコンガ4つ、大口径の銅鑼、クロマティックゴング(c2からf2まで)、マリンバ、シンバル、トムトム、ティンパニ2台であり、膜鳴打楽器だけでなく金属と木質両方の体鳴打楽器まで幅広く使用されている。本論文では《ウェーブズ》の詳細な分析を通して、ノアゴーの打楽器に対するアプローチについて考察を行った。...
渡邉 玲子 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 255-268, 2023-03-31
...これまで近現代の洋楽受容におけるフルートに関する先行研究は主として(1)演奏者、(2)日本人作曲家による作品、(3)教則本の出版、(4)楽器の輸入状況および製造会社の4つの方面から行われてきた。こうした角度から日本のフルート史について解明されつつあるものの、演奏者を育てる媒体としての楽譜に主眼を置いた研究は見当たらない。...
黒田 真帆 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 287-301, 2023-03-31
...しかし、楽器発達史と奏者の使用楽器を整理し、2人の使用している楽器を比べると、使用楽器においては、ラッシャーはサクソフォンの発明者であるアドルフサックスの精神を受け継ぐことを目的に製造されたBuescherの楽器を終生愛用しており、ミュールは多くのメーカーを渡り歩き、ジャズの奏者に人気だったSelmerの楽器をいち早く使い始め、アドバイザーを務め愛用していたことが分かった。...
三浦 弘嗣 学校音楽教育実践論集 6 (0), 54-55, 2023-03-31
永杉 理惠 東京大学大学院教育学研究科紀要 62 349-358, 2023-03-30
竹内, 茂夫 高等教育フォーラム 13 113-119, 2023-03-29
...2013年度の秋に、筆者が指導する3 つの演習が合同で「笛ゼミ演奏会」を開催した折に、普段楽器を演奏しない学生たちに、iPad を使って合奏に参加してもらった。iPad は、楽器アプリさえ入れておけばそこに入っている音色は何でも利用することができ、特別な楽器の演奏技術を必要とせず、コンパクトであるという利点がある。...
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
山澤, 洋之, Yamazawa, Hiroyuki 洗足論叢 (51) 175-186, 2023-03-27
14
吉池, 幸子, 鈴木, 平 桜美林大学研究紀要.総合人間科学研究 = J. F. Oberlin University Journal of Advanced Research. Applied Human Sciences 3 225-242, 2023-03-25
阿久津, 智 拓殖大学日本語教育研究 8 1-27, 2023-03-25
...(B)「音声」には,奈良時代から,《(人の)声》や《楽器の音》を表す用法があった。(C)「音声」は,少なくとも平安時代以降,「おんじやう」と読まれたが,江戸時代に「おんせい」という読みが生まれ,明治以降,「おんせい」が一般的になった。(D)「音声」は,明治以降,《言語音》,とくに《単位音》を表すのに使われることが多くなった。...
倉脇, 雅子 仏語圏言語文化 3 85-101, 2023-03-20
HANDLE Web Site Web Site
赤塚, 健太郎 成城美学美術史 (29) 21-37, 2023-03-15
アライ, エミ 宇都宮大学共同教育学部研究紀要. 第1部 (73) 309-317, 2023-03-10
大内, 毅, 元田, 玲, OHUCHI, Takeshi, MOTODA, Rei 福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編 72 1-5, 2023-03-10
...本研究では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に対応した新たな授業形態を検討することを主な目的として,リズムアンサンブルができる木製打楽器の一つであるウッドブロックに着目し,その製作と性能評価を行った。さらに,ウッドブロックの製作とそれを用いてリズムアンサンブルを行う学習内容を検証し,教材化について検討した。...
梅村, 憲子, 麻植, 美弥子, 北島, 恵美子 福井大学教育実践研究 = Fukui Educational Research 47 13-22, 2023-03-10
梅村、麻植、北島の3者が協働で行った福井県立高志中学校第 1 学年に対する箏を中心とした音楽科の授業は、令和元年度より3年間継続して実践し、生徒たちに興味と関心とをもって受け入れられた。毎回、前年の反省を踏まえ、より良い授業となるようにブラッシュアップしていった授業実践の報告に加えて、コロナ禍で実践したリモート授業、さらに箏と声楽による日本歌曲の新しい可能性など、今後発展させていくべき課題につい…
坂本, 光太 京都女子大学発達教育学部紀要 019 153-163, 2023-03-08
...第3章では、ホルストによるオリジナルとスタントンによる編曲版を、主に楽器法の観点から分析する。それを受けて第4章で、スタントンは①楽器法に関する工夫②教育的工夫という編曲上の2つの工夫によって、4声部という限られた編曲のパレットの中で、また中高生にも技術的な無理のない範囲で、原曲を再現しようとしていると結論づけた。...
岡林, 典子, 佐野, 仁美, 坂井, 康子, 山崎, 菜央 京都女子大学発達教育学部紀要 019 199-207, 2023-03-08
本研究では、和太鼓を用いてリズム創作を試みた小学校第4 学年の音楽科授業を、授業の様子とワークシート、振り返りシートをもとに検証し、活動における創造的な学びと協働的な学びを考察した。その結果、和太鼓の演奏経験が児童たちに音色や強弱、奏法などの工夫をもたらし、実感を伴った生きた形でのリズムづくりがなされ、創造的な学びが深められていた。また活動において協働的な学びがうまく作用していた。
篠部, 信宏, ガハプカ, 奈美 京都女子大学発達教育学部紀要 019 165-176, 2023-03-08
...日本の学校教育における合唱活動の活発さや、特別に楽譜が読めなくとも、あるいは楽器ができなくとも自らを楽器として音楽活動ができることから合唱に携わっている人は多い。しかしながら合唱活動をするために最も重要な役割である合唱指揮者の役割が確立していない。このような状況を改善するための手がかりとして合唱指揮者の定義を再確認し、その内容の詳細を考察した。...
堀江, 歩, 西本, 一志 情報処理学会研究報告 2024-HCI-207 (10), 1-8, 2023-03-04
...カラオケを盛り上げるためにタンバリンやマラカスなどの打楽器がよく用いられている.しかし,歌唱者の歌唱を盛り上げるようにこれらの楽器を上手く演奏するためには,演奏経験やリズム感などが必要不可欠となる.そこで本研究では楽器演奏に馴染みの無い人間でも簡単かつ適切に伴奏できるような非歌唱者用伴奏楽器を提案する.提案システムであるAqua Tambourineでは,奏者がタンバリンを振る動作から得た振動周波数...
橋爪, 皓佐 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 135-144, 2023-03-03
...楽器の演奏など、実技的な技術を習得する過程において、達成感を継続的に得ることは、モチベーションの維持に必要不可欠なものである。クラシックギターは、一人で音楽を奏でることができる和声楽器であるが、初心者が和音や多声音楽の演奏の練習から取り組み始めると、難易度が高い楽器であるという認識を持ってしまう。...
荒川, 恵子 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 65-76, 2023-03-03
...音楽の三要素のうち、「リズム」「旋律」「和音」の順に認知できるようになることから、幼稚園で、「歌」、「簡易楽器演奏」、「音楽の表情を聞き取る」などを含む音楽活動は、妥当な内容であるとした。さらに自発的な表現を促す音楽に関する表現遊びとして「声」「からだ」「楽器」「形」等を用いた内容を紹介し、幼小連携の可能性を考察した。...
井上, 春緒 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 33-40, 2023-03-03
...一方、インド音楽に関しては、古典音楽の理論が複雑で楽器自体の習得には並々ならぬ努力と時間が必要であるため、小学校の授業で教材として扱うのは難しいとされてきた。本稿ではTASモデルの授業実践を基に、インド音楽の授業教材として可能性と意義をリズムの即興演奏の側面から考察する。...
黒田, 恵美 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 89-100, 2023-03-03
...声楽は体そのものを「楽器」とするため、楽器としての体のしくみを知り、発声における呼吸法や体の使い方を学び、声を自由に扱うために効率よく声が響くポイントを見つけ、その上でテクニックを身につける必要がある。また歌には歌詞があり、その歌詞の意味や解釈を理解しどのようにメロディに乗せて歌唱するかによって様々な表現が可能となる。...
松井, 萌 京都文教短期大学研究紀要 61 25-36, 2023-03-01
...本論は、子どもの歌を伴盤楽器で演奏する際に必要な表現力の一つである、レガート奏法の達成を目指した運指技術を明らかにすることを目的とする。本学で子どもの歌のテキストとして使用している「歌のカレンダー」1)の右手旋律部分における運指技術の種類を分類し、その出現回数を調査し、子どもの歌のピアノ伴奏に必要な運指技術を探った。...
松本, 奈穂子 東海大学紀要. 教養学部 53 147-162, 2023-03
Web Site
小澤 幹生, 花井 宏旭, 加藤 大暉, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 309-310, 2023-03-01
岡本 加奈子, 秋田 郁 教育保育研究紀要 = Journal of Education and Childcare 9 1-7, 2023-03-01
稲田 理沙, 金森 哉吏 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 311-312, 2023-03-01
...<p>本研究は,「楽器に一切手を加えない」楽器演奏ロボット 「MUBOT」の開発を目指している.ホルン演奏の課題である安定した吹鳴の実現には,吹鳴に影響を与えるパラメータの決定とその値および範囲を明らかにする必要がある.本報では,ヤマハの特許資料をもとに膜形状人工唇を使用した演奏装置を試作し,膜材質,膜材厚さ,膜張力等を変化させた場合の音高変化に及ぼす影響について報告する.</p>...
望月 たけ美, 土橋 淳, 池上 万裕香 常葉大学教育学部紀要 (43) 173-191, 2023-03
森 泰規 マーケティングレビュー 4 (1), 11-17, 2023-02-28
...生活者3,000名を対象とした調査(2021年6月)で回帰モデルを用いた分析の結果,正解率は64.9%を示し,かつ「趣味の楽器演奏」の経験があると,業務上の達成実感は2.3倍(最低でも1.6倍,最大の場合3.3倍)であることがわかった。世帯年収や15歳時の出身家庭における蔵書数も説明力を持っていたが趣味よりは影響が小さく,年齢はさほど説明力をもたなかった。...
DOI Web Site 参考文献1件
田中, 智晃, 岡村, 斉能 東京経大学会誌(経営学) = The Journal of Tokyo Keizai University : Business 318 89-108, 2023-02-22
松本, 優太, 酒向, 慎司 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 491-492, 2023-02-16
...自動演奏楽器の一つであるオルゴールは,その美しい音色によって病院の待合室のBGMや大切な人への贈り物として幅広く利用されているが,その編曲方法は容易なものではない.本研究では,編曲の手助けとなるよう,シリンダーオルゴールを対象とした自動編曲手法を提案する.ピアノリダクションの研究を参考にFullyConvolutionalNetworkを利用し,原曲とオルゴール曲のペアデータセットを学習させた.また...
長坂, らも, 平井, 辰典 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 531-532, 2023-02-16
...12平均律の音楽が普及している中、民族・伝統音楽などでは楽器の特性などから微分音を用いた多様な音程が用いられている。DAWソフトのおかげで楽器が弾けない人でも音楽制作ができるようになってきた一方で、ピアノロールが12平均律であることから微分音を用いて制作することが難しい。また、聴き慣れない音を使うことへのハードルなどもあり微分音を用いた楽曲は普及していない。...
中川, 智愛, 井上, 勝文, 吉岡, 理文 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 59-60, 2023-02-16
...楽器音からその楽器を演奏している人物画像を生成するタスクにおいて,従来研究では時間情報を含む音楽情報より1枚の画像を生成するに留まっている.これに対し本研究では,画像にも時間情報を持たせ,音楽情報から演奏動画を生成するタスクに拡張する.具体的には,単純に短時間音楽情報から動画フレームを順次生成するのではなく,入力する音楽情報に時間情報ラベルを埋め込みつつ生成画像の前後関係を考慮することで,奏者の動作...
皆銭, 拓眞, 長名, 優子 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 483-484, 2023-02-16
...すでに決まっているパートがある場合、次の時刻の音高を入力として用いることで他の楽器との関係を考慮した曲の生成を行うことができる。また、曲の中での位置の情報を入力として用いることで、曲の終わりであることを考慮して生成が行えるようになる。...
三浦, 篤紀, 福原, 義久 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 805-806, 2023-02-16
...既存の研究では、曲全体の特徴から譜面を作成するものが多いが、本研究では曲のリズム抽出において楽器のパートごとの音源を作ることで、その曲に合ったリズムを生成している。また音階はクロマグラムを使い、頻出度が多い音を採用することにより大まかな音取りを可能としている。加えて、似たリズム・テンポの場面では同じ譜面が出力されるといった制約を加えることで、上級者でも楽しめる譜面の生成を実現した。...
吉水, 瞳未子, 伊藤, 貴之 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 527-528, 2023-02-16
...その後、各楽器の主軸パートらしさを数値化して譜面に可視化する。ユーザは可視化結果を閲覧し、仮選出されていた主軸とするパートを自分好みに修正する。結果、ユーザ好みのピアノ編曲が可能となる。...
石垣, 優弥, 横山, 真男 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 37-38, 2023-02-16
...一方楽器音に関しては、その特徴量がより多次元になっているにもかかわらず楽器群の分類は比較的精度よく行われてきているが、同一楽器での製作者による分類はほとんど行われていない。これは製作者の違いを表す特徴量が未だ不明瞭であるのが原因だと考えられる。...
松下, 陸, 伊藤, 克亘 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 447-448, 2023-02-16
...楽器で演奏された単旋律フレーズを含む楽曲をデータベース中の楽曲から検索可能な楽曲検索システムを提案する。検索結果は楽曲名と入力フレーズを含む時刻である。フレーズを検索するためにword2vecをメロディへ拡張し、これをメロディフレーズの分散表現を獲得するために用いた。このときメロディにおける単語に相当するメロディフレーズは4つの音符を一つのグループとしてセグメンテーションを行い定義した。...
金子, 舜, 大川, 茂樹 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 89-90, 2023-02-16
...本研究では、使用されている楽器ごとに音楽を分離し振動に変換させることで、振動のみの音楽体験が可能であるかの調査と音楽聴取時の音楽体験の向上を目的とする。MIDIデータを使用し、音楽情報を振動に変換する。振動を伝える装置はクッション内蔵型と、装着型の2種類を製作し、それぞれで実験を行い比較する。...
鍋岡, 琢渡, 中村, 栄太, 吉井, 和佳, 寺尾, 萌夢 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 489-490, 2023-02-16
...本研究では、ピアノ譜からユーザーが指定した楽器編成の吹奏楽譜を生成する手法を構築する。単純には、ピアノ譜を吹奏楽譜に変換する深層ニューラルネットワークを楽器編成条件付きで教師あり学習する方法が考えられる。...
川﨑, 優生奈, 田村, 仁 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 557-558, 2023-02-16
...本報告では木管アンサンブルから特定の楽器音を分離させる手法として、CycleGANを用いたスペクトログラムの画像処理、そして楽器音の倍音成分に着目した画像処理を提案する。スペクトログラムを、2種類の画像間の変換方法を学習して画像生成するCycleGANと、楽器ごとに倍音成分が異なることに注目した加工処理の2通りの方法で変換し、性能を確かめた。詳細は発表で述べる。...
山口 恭正, 川田 拓, 長濱 澄, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 46 (Suppl.), 185-188, 2023-02-13
...<p>本稿では,吹奏楽等の部活動で用いられる作音楽器の演奏を支援するための,スマートグラスを用いた音程フィードバックシステム(眼鏡型チューナー)の開発と評価を行った.B♭のロングトーンのスケール演奏を既存のチューナーと眼鏡型チューナーとで比較実験を行い,姿勢・視線・演奏の3つの観点から評価した.その結果,演奏姿勢の改善や視線の自由度の向上により,メトロノーム等の視覚情報を視認しながら演奏しやすくなることで...
大石 泰夫 東アジア文化研究 8 1-16, 2023-02
Departmental Bulletin Paper
篠原, 眞紀子, SHINOHARA, Makiko 日本福祉大学子ども発達学論集 (15) 25-40, 2023-01-31
...づくり」という領域が新たに加わった.しかし教育現場からは「どう教えたらよいのかわからない」という声がよく聞かれる.そこで,小学校教員を目指す音楽教育を専門としない学生を対象に,彼女/彼らが「音楽づくり」領域の授業展開ができることを目的として,サウンド・エデュケーションの試みを行った.具体的には,課題 1.教員のピアノによる即興演奏からイメージされる図形楽譜の作成,課題 2.図形楽譜のイメージに合った楽器...
横井 志保 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 59 (2), 17-25, 2023-01-31
...また,保育者自身が音や,初めて演奏する楽器を楽しむことができたことは,音楽に対する苦手意識を払拭することに繋がることが明らかとなった。...
梅村, 憲子, 麻植, 美弥子, 星谷, 丈生 福井大学教育・人文社会系部門紀要 = Memoirs of the Faculty of Education, Humanities and Social Sciences University of Fukui 7 241-271, 2023-01-20
...しかし、教育現場では音楽科や音楽担当教諭の和楽器に対する知識や技能が追い付いていないという根本的な問題がある。本論文では小中学校における和楽器(箏)指導の諸問題を明らかにし、その解決のための具体的提言を行う。...
北川, 真里菜 東書教育賞受賞論文集 38 40-48, 2023
...音楽づくり授業における「学習の個性化」を実現するため、①楽器、②プログラミング、③楽器制作ソフト の中から適した作曲方法を児童が判断・選択して音楽をつくる授業実践を行い、それぞれの手段を選択した児童の音楽づくりのプロセスを分析し、児童の実態や音楽能力と照らし合わせて選択した手段が最適であったのかについて考察を行った。...
内住 哲生 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C03-, 2023
...本発表では、タイ北部リスの舞踊とそれに伴う音楽(以下、舞踊・音楽)の演奏に用いられる楽器ツブの習得過程を事例に、音楽のズレ・揺らぎが舞踊・音楽への参与にどのように影響するのか、「分離」(detachment)と「愛着」(attachment)の概念に注目して考察する。...
赤澤 堅造, 前田 義信, 一ノ瀬 智子, 奥野 竜平 生体医工学 Annual61 (Abstract), 151_1-151_1, 2023
...(a)認知症予防に関して身体運動,楽器演奏の効果のエビデンスがあり,この先行研究に基づく.(b)演奏初心者が容易に演奏できる電子楽器Cymisを開発しており,それを基本にして実行可能なシステムの枠組みを作成する.(c)解決すべき課題を明確にし,その具体的な解決法を策定する.本報告の目的は,システム構築のための概要を説明し,オーガナイズドセッションにおける意見交換の資料とすることである.</p>...
ヤマハ株式会社電子楽器事業部 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 17 (3), 252-, 2023
赤澤 堅造, 前田 義信, 一ノ瀬 智子, 奥野 竜平 生体医工学 Annual61 (Proc), 327-329, 2023
松島 充 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 45-48, 2023
...<p>本稿の目的は,音楽科と生活科の複数の教科書の記述から,ユニット化につながる活動を身体化認知の視点から抽出し,それらの活動と比例的推論の概念形成をつなげる授業デザインのアイデアを考察することである.小学校低学年の音楽科の教科書分析からは,1:リズム遊び,2:リズムづくり,3:呼びかけと答え,4:わらべうた,5:楽器演奏の5種のユニット化につながる活動を抽出した.生活科の教科書分析からは,6:生き...
天野 憲樹 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 1-4, 2023
...,ARによる視覚的な演奏の支援が有効である.また,テルミンは和音を出すことができない楽器であるが,聴覚に対するMRにより和音を仮想的に実現することで,テルミンの楽器としての機能を高める....
山本 政幸 美術教育学研究 55 (1), 329-336, 2023
...授業は,先行作品の鑑賞,インタフェースの理解,楽器(コントローラ)の作成,アプリケーションの習得,音源(サンプリング)の準備,PCとの接続と音源の割り当て,そして演奏および鑑賞という工程を経て行われた。ICT機器と段ボールや針金,スポンジなどの廃材を組み合わせることにより,自由なイメージのかたちをデザインし,そこに環境音などの音声を割り当てることにより,個性的な楽器作品を完成させた。...
佐本 英規 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C02-, 2023
...本発表では、ソロモン諸島アレアレのO村に暮らす在来楽器の名手Ⅿが偏執的なこだわりをみせるふたつの事物に焦点を当て、人と事物の間に生じる「愛着」と、両者の間を隔てる「分離」に関する、アレアレ特有の状況におかれたM自身による「媒介の理論」を提示する。その民族誌的事例の検討を通じ、本分科会の主旨を踏まえ、ポスト関係論的な音楽人類学が取り得るひとつの方向性を探ることが本発表の目的である。...
羅 桜, 西田 知史, 小林 一郎 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3J1GS101-3J1GS101, 2023
...本研究では、受動的および能動的な音楽刺激に対するヒト脳内での情報処理機構を解明するために、音楽を傾聴した際、及び、楽器を演奏した際の脳波(EEG)計測を行い、分析の対象とした。実験では、20人の被験者にそれぞれ15秒から60秒の範囲で、シングルキー、和音、楽曲および、様々な種類のクラシック音楽のクリップを聴いてもらった。...
楠元 惇ノ介, 芝田 京子, 佐藤 公信 IIP情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集 2023 (0), IIPB-4-8-, 2023
<p>The purpose of this study is to establish a technique for estimating sounds heard by humans from brain images captured by fMRI using deep learning. In our previous report, we found that CNN, a …
山寺 由乃, 池山 洋子, 島 弘幸, 木島 章文 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 349-, 2023
...で応答させた.正誤FBを与えずにPre-testを行わせ,続いて正誤FBを与えながらtraining課題12回を3ブロック,最後に再び正誤FBを除去してPost-testを行わせた.Pre-testとPost-testの双方でE群の誤答は皆無であった.一方,I群のPre-testの成績は60%程度に留まったがPost-testの成績は80%程度まで向上した.演奏家は作曲家の残した楽譜の情報を頼りに楽器...
鈴木 慎也, 菊澤 育代, 藤山 淳史, 早渕 百合子, 松本 亨, 近藤 加代子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 169-, 2023
...調査については,「玩具・スポーツ用品・楽器」「文房具」「食器・食生活用品」「日用品・雑貨類」に分類し,ハンディ判別機を用いてPE, PP, PS, PET, PVC, ABS, PC, PA, その他樹脂,不明,異素材に分類した。拠点回収プラについては,さらに「単一樹脂」「複合樹脂」「異素材複合」に分類した。...
尾関 智恵, 鈴木 祥隆, 鈴木 裕翔, 毛利 哲也 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 2A1-C02-, 2023
<p>Students are engaged in problem-based learning for special needs education. This paper proposes a visual support system for playing instruments in order to share musical experiences with …
斎藤 颯斗, 安積 伸 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 2A1-B28-, 2023
<p>This paper describes the experiments and the research into the effects of an interface accompanied by a physical sensation. It proposes a concise, intuitive, and comfortable operating experience …
吉川 侑輝 文化人類学 87 (3), 461-479, 2022-12-31
...具体的には、筆者自身によって断続的に取り組まれている楽器の弦の選択活動を対象として、その過程を記述したフィールドノートに見出される「判断に迷うこと」や「決断を下すこと」が生じている場面の分析を行う。結果として、こうした出来事の編成プロセスが、個人が持つ能力への疑いへの対処として、その積極的遂行の結果として取り組まれていることが明らかになる。...
内住 哲生 文化人類学 87 (3), 499-505, 2022-12-31
佐藤, 明日香 尚美学園大学芸術情報研究 35 20-27, 2022-12-18
研究ノート
市川, 克明 愛媛大学教育学部紀要 69 149-166, 2022-12
丸山 慎, 金箱 淳一, 澤水 真央 認知科学 29 (4), 630-649, 2022-12-01
<p>In this study, we attempted to evaluate the performance of our original instrument, using which children can record and replay sounds by themselves, developed for the purpose of revitalizing a …
岡田 正樹 音楽表現学 20 (0), 93-102, 2022-11-30
...<p>楽器および演奏に関する研究は数多く蓄積されてきたが、その中間に存在するとも言える楽器小売店は主題的に考察されることが稀であった。本稿は楽器店が議論の俎上にのぼらず等閑視されているという問題意識にもとづいて、東京・神田の楽器店3店を対象として事例研究を行い、音楽表現実践にとって楽器店が持つ意味を考察する。...
中里 理子 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 9 (1), No.5-, 2022-10-31
...地の文は擬音語が多く、動物の声や楽器などの音が種類も数も豊富である。ト書きは擬態語が多く、中でも[情けない様子][うろたえる様子][密かな動作]を表わすオノマトペが多用され、主人公二人がいたずらを仕掛けては失敗したり狼狽したりする様子が印象的に描かれている。二人の動作は[緩やかな動作]より[勢いのいい動作][素早い動作]を表わす擬態語が多く、また、小言を表す擬態語が多いという特徴がある。...
髙橋 由紀雄, 長﨑 結美 帯広大谷短期大学地域連携推進センター紀要 9 (0), 1-10, 2022-10-31
...本稿は、保育者養成校での楽器づくり活動に「木育と地域連携」を導入することで得られる教育効果について、その有効性を検討するものである。<br> 楽器づくりとは、制作のみで完了せず、制作物を奏でることで達成感や感動を得られる活動で、本来的に造形的な要素と音楽的な要素を合わせ持つものである。...
山本 真優, 山本 朋弘 日本教育工学会研究報告集 2022 (3), 56-61, 2022-10-03
...<p>本研究は,小学校音楽の授業において,情報端末でWebアプリを用いて音楽づくりを行う学習が,従来の楽器での学習と比べて,学習効果が異なるか比較分析を行った.情報端末でWebアプリを用いた音楽づくりの検証授業では,児童らは従来の楽器による学習と同様に旋律を作成することができ,鑑賞活動を行うことができた.児童向けの意識調査等を分析した結果,音楽づくりのしやすさにおいて,情報端末による学習が楽器による...
段上 達雄 史学論叢 52 1-18, 2022-10
鳥羽 達郎 マーケティング史研究 1 (2), 250-282, 2022-09-30
...(書評者:小林 啓志) </p> <p>田中 智晃『ピアノの日本史―楽器産業と消費者の形成―』名古屋大学出版会,2021 年. (書評者:薄井 和夫)</p> <p>光澤 滋朗『わが国マーケティングの成立』晃洋書房,2021年. (書評者:神保 充弘)</p> <p>矢作 敏行『コマースの興亡史―商業倫理・流通革命・デジタル破壊―』日経 BP 日本経済新聞出版本部,2021 年....
木村, 遥, Kimura, Haruka 美学論究 第38編 51-68, 2022-09-20
機関リポジトリ HANDLE Web Site
タカシマ, ショウゴ, カクダ, ノリトシ, サトウ, ケイスケ, サトウ, マユコ, セキヤ, タダシ, タカハシ, ナオト, TAKASHIMA, Shogo, KAKUDA, Noritoshi, SATOH, Keisuke, SATOH, Mayuko, SEKIYA, Tadashi, TAKAHASHI, Naoto 宇都宮大学共同教育学部教育実践紀要 (9) 541-545, 2022-08-31
萩生田 伸子, 萩原 まこ 日本行動計量学会大会抄録集 50 (0), 286-286, 2022-08-28
光増 紗也加, 石原 恵子 人間工学 58 (Supplement), 2G4-05-2G4-05, 2022-07-30
小畑, 真梨子, 吉田, 真理子 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・社会科学・教育科学・教育実践 74 (1), 173-177, 2022-07-29
西尾 久美子 企業家研究 20 (0), 11-13, 2022-07-10
南谷, 悠子, 永津, 利衣, NANYA, Yuko, NAGATSU, Rie 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部 教職研究 2022 4 15-25, 2022-06-24
...その結果、3歳児クラスの子どもの気づきは、日常の生活や遊びの場面において、「音への興味関心」「音の探究」「音遊びから楽器選択へ」と、次第に高次な気づきへと変容していた。また、音楽を特徴付けている要素である「強弱」や「音色」に対する気づきも認められた。音遊びプログラムにおいて、新聞紙に向き合いながら、音と多面的に、かつ、丁寧にかかわったことが、子どもの気づきを促していた可能性が考えられた。...
喜多 雅一 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (7), 39-42, 2022-06-12
...一貫した現象として説明できる.さまざまな音教材を用いて,疎密波としての音を粒子モデルを用いて解釈する活動を考案し,中学校,高校,また放送大学の面接授業として,実践した.興味深い結果が多数得られたのでそれらを報告する.特にスマートホンのアプリとしてのオシロスコープや,音源の活用,また音をスペクトル分析するフリーのソフトウェアなどの活用によって,音教材の詳しい分析が可能となり,インドネシアのアンクルンの楽器...
岡島 陽子 洛北史学 24 (0), 41-57, 2022-06-04
...そこで本稿では 神璽・天皇御服など物品管理を行う蔵司と経典や楽器などの管理を行う書司という保管型官司を取り上げて職掌の分析を行った。すると二司とも男性官司が管 理する物品を分収・保管するとされた職掌については判然とせず、早い段階で職務停止があったと考えられる。一方、書司の楽器管理など男性官司の職掌には なく、分収を伴わない職務については継続して行われた。...
小出 英範, 西村 明 日本音響学会誌 78 (6), 293-304, 2022-06-01
...<p>従来楽器とは演奏インタフェースが異なる電子楽器を正確に演奏できているか評価することは深く行われてこなかった。楽器演奏の習得や上達には練習が必要である。しかし従来楽器とは異なる電子楽器の上達過程は分析されていない。本論文は二つの新規な電子楽器と従来楽器を3週間演奏して,演奏正確性を分析,比較した。その結果,鍵盤楽器は一定時間の練習により一定の上達を確認した。...
岩尾 まどか, 山本 真優, 山本 朋弘 日本教育工学会研究報告集 2022 (1), 92-96, 2022-05-25
...<p>本研究は,Web上に公開されている小学校音楽の授業でのICT活用についての事例を収集・分析・整理を行った.音楽授業でのICTを活用する領域,OS,使用アプリ・機器等の分析をした結果,仮想楽器を活用した実践事例が非常に少なく,楽器を疑似体験できる環境が十分といえないことが示された.その原因として仮想楽器が使用できるアプリケーションの活用方法が授業者である教師に示されていないことが明らかとなった....
中津 真美, 廣田 栄子 AUDIOLOGY JAPAN 65 (2), 113-121, 2022-04-28
...軽・中等度難聴学生は, CI 学生と比べて「音声理解」や「空間認識」について聞こえの困難感を示し, 楽器音や日常音の鮮明さなど「音の質」で問題は少ないとした。「傾聴努力」では全例で困難度が高かった。...
DOI Web Site 医中誌 参考文献10件
前原, 恵美, 橋本, かおる, Maehara, Megumi, Hashimoto, Kaoru 無形文化遺産研究報告 (16) 29-40, 2022-03-31
目戸, 郁衣 帝京大学教育学部紀要 10 133-144, 2022-03-31
尾崎, 祐司, 渡辺, 奈穂子, Ozaki, Yuji, WATANABE, Naoko 上越教育大学研究紀要 41 (2), 493-501, 2022-03-31
永井, 玉藻 武蔵野音楽大学研究紀要 (53) 45-62, 2022-03-31
吉成 順 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 149-157, 2022-03-31
...本稿では前者の例として金管楽器における「グルペット変奏」の伝統、後者の例として20世紀初頭の「サクソフォーン熱」を眺め、一見対立や乖離と見られる「クラシック」と「ポピュラー」の間にしっかりとしたつながりがあったこと、これまで等閑視されがちだった19世紀の「ポピュラー」音楽文化の影響力に再認識が必要であること、を確認する。...
三浦 雅展 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 331-333, 2022-03-31
音楽の演奏に対する動作の解析は,Performance Science(演奏科学)の分野において精力的に実施されてきており,モーションキャプチャシステムを用いた動作解析は数多く行なわれてきた。この研究では,ピアノ演奏における指の構えについて注目し,その効果について論じている。ピアノ演奏経験の長い1名と,ピアノ演奏の専門教育を受けた経験が乏しい1名により,同じ譜面に対する演奏を対象としている。記録…
李 嫣寒 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 265-275, 2022-03-31
...搊弾家は楽器の演奏に従事する人で、庶民出身で眉目秀麗な女子であった。梨園は主に玄宗皇帝自身の音楽を楽しむために設立された音楽管理機関であり、玄宗皇帝が直接教えた。楽人は宮廷の宮女、太常寺の子弟、教坊の楽伎からなっていたことが知られている。これらの管理機関における楽人の選抜は、犯罪者、庶民、戦敗者の将兵の妻の中で行われており、伝承は世襲であった。...
飯島 聡史 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 119-135, 2022-03-31
...そういった歴史の中で、ショパンは鍵盤楽器作品にrubatoを指示した最初期の作曲家であり、そのどちらのタイプも用いていた。従って、「2. 先行研究」ではそれらのタイプについて整理した。つまり、前期タイプでは、先取と遅延、ポリリズム、そして旋律に沿って伴奏のテンポも変化させる形、後期タイプでは、テンポ変化を意味する指示による埋め合わせ方式、非埋め合わせ方式といった具体的な方法が挙げられる。...
長嶺 章子 植草学園短期大学紀要 23 (0), 81-86, 2022-03-31
...その結果、練習の時だけ楽器を 設置する群で毎日練習している履修者はおらず、楽器を固定している群では32%が毎日練習しており、学習 効率も高いことがわかった。楽器の設置環境が練習習慣や学習効率に影響を及ぼすことが示唆された。学習 支援の一環として、指導者が履修者の練習環境の制御に関与することの有用性が示唆された。</p>...
渡会 純一 教職研究 2021 169-188, 2022-03-31
...これらを通して、①バランスの良い指導 ②鑑賞教育の充実 ③歌唱や楽器を使用しない表現 ④ICTの活用 ⑤集団学習と信頼関係 以上5つの新たな学び方についての考察を行った。...
武田 有里 言語社会 16 173-192, 2022-03-31
岩﨑 愛 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 155-167, 2022-03-31
...三味線は、演奏する度に組み立てる楽器である故、演奏する前に行う準備が音色に大きく影響する。そのため、演奏準備は演奏家から重要視される。なかでも駒は、音色に影響を与える要素が素材、高さ、設置位置の三つあり、これらの選択は、ジャンルおよび流派はもちろん、個人の身体条件やコンディション、楽器の個体差や状態、演奏曲目や演奏する場所によって異なる。...
藤本 昌代, 東 秀忠, 池田 梨恵子, 野原 博淳 評論・社会科学 (140) 109-135, 2022-03-31
...同地域には輸送機器産業,楽器産業,光・電子技術を用いた産業などがあり,多くの企業によって支えられている。本稿はこれらの産業のうち,光・電子技術に関する産業集積に着目したものである。静岡県および浜松地域の行政は,光・電子技術を軸に地域を発展させることを目指して,さまざまな支援制度や運営組織を構築しており,光・電子技術産業に関わる企業が軌道に乗るように,多様な組織,職種の人々が支援している。...
久元 祐子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 225-236, 2022-03-31
...ベートーヴェンが生きた18世紀後半から19世紀初頭は、鍵盤楽器が大きな変遷を遂げた時期と重なる。音楽家としてのキャリアをピアニストとしてスタートしたベートーヴェンにとり、ピアノの進歩と変化は、その創作活動に大きな影響を与え、楽器の特性は、作品と密接に結びついている。...
新谷 祥子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 159-167, 2022-03-31
...一打楽器奏者として、演奏や指導的立場からこの楽器のもたらす様々な側面について振り返り、ワークショップの在り方、見直し、アレンジ、参加者の年齢や目的に応じた多角的視点やレジュメ項目を挙げ、自己の取り組みが現時点でどのような思考試作の経過にいるのかを整理し、研究していくものである。...
金子 恵 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 56 247-252, 2022-03-31
...ピアノの室内楽曲の中でも数少ないレパートリーとされるピアノ四重奏の分野で、ピアノと弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)が、どのような関係性を持ち室内楽の名曲作品となったのか、この度はR.シューマンと J. ブラームスの作品を通して考察した。...
伊藤 宗彦 研究部紀要 3 (0), 5-10, 2022-03-31
...学校図書、教育出版、啓林館、大日本図書、東京書籍の教科書を対象とし、(i)音の単元を同時期に学習する傾向があるか、(ii)光と音の単元は連続して学習するか、(iii)学習内容の構成は異なるか、(iv)学習指導要領で示された道具(打楽器、鉄棒、糸電話)は掲載されているか、という四つの観点から比較を行なった。...
山口 啓 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 137-153, 2022-03-31
...彼の打楽器作品に関する先行研究は少なく、2000 年以降に作曲された打楽器作品についての研究は私が調べた限り見つけられなかった。本論文は、彼の打楽器作品における作曲語法の変遷を解明するための足掛かりとして、現時点で彼の打楽器作品の中で最新の作品となっている《アラベスク》を題材に、初期の作品との比較検討をし、考察するものである。...
悪原 至 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 34 37-52, 2022-03-31
...そしてセクションIIIになると、両者を隔てていた境界はなくなり、打楽器とオーボエは同質の音型を奏でるようになる。同質の音型を演奏するため、セクションIIIになると打楽器は鍵盤打楽器が主体となる。打楽器奏者により同時に演奏されるシロマリンバとビブラフォン、それにオーボエを加えた3声部が同等に扱われ、様々なテクスチュアを織りなしてゆく。そして、曲の終盤ではオーボエと打楽器はユニゾンを演奏する。...
山本 華子 学校音楽教育実践論集 5 (0), 87-88, 2022-03-31
河野 久寿, 内田 雄, Kawano Hisatoshi, Uchida Yu 仁愛女子短期大学研究紀要 (54) 35-40, 2022-03-31
...歌を伴う手遊び、音の出るおもちゃ、楽器の演奏はいずれも半数以上(50.4% ~57.1%)の幼児が実施していた。音楽ゲームでの活動は10%程度と低い実施率であった。家庭での音楽活動(歌、手遊び、おもちゃ、楽器、ゲーム)の実施が全てなかった幼児は12%であった。...
田中 知子, Tanaka Tomoko 大阪総合保育大学紀要 (16) 163-176, 2022-03-30
...その結果、事例の内容を「音に気づいて聴く」「音を聴きながら探索する」「音を意図的につくる活動」「楽器遊び」「声の表現・歌の創作」「リズムや拍を楽しむ」の6つに分類することができた。...
久行, 敏彦, Hisayuki, Toshihiko 洗足論叢 (50) 13-27, 2022-03-28
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沼田, 宏行 研究紀要 17 29-50, 2022-03-25
山﨑, 英明, YAMAZAKI, Hideaki 目白大学高等教育研究 (28) 109-117, 2022-03-25
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紅村, 兆乃 ミクスト・ミューズ : 愛知県立芸術大学音楽学部音楽学コース紀要 = Mixed muses 17 55-56, 2022-03-22
山寺 三知【解題・翻刻・校訂】 國學院大學北海道短期大学部紀要 39 (0), 1-74, 2022-03-19
ヒライ, ヒロヤ, ヒライ, リエ, HIRAI, Hiroya, HIRAI, Rie 宇都宮大学共同教育学部研究紀要. 第1部 (72) 335-352, 2022-03-18
井藤 元, 山下 恭平 東京理科大学教職教育研究 (7) 3-12, 2022-03-18
...筆者らはこれまでにシュタイナー教育における諸実践のうち、フォルメン線描、オイリュトミー、ぬらし絵、楽器演奏者の脳波分析を行ってきた。本研究もその延長線上に位置づくものであり、シュタイナー学校の独自科目である手仕事の意義を実践従事者の脳波測定によって明らかにすることを目指すものである。...
王, 蓉 昭和音楽大学研究紀要 41 2022-03-15
ナンヤ, ユウコ, NANYA, Yuko 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第5号 2022 (5) 29-42, 2022-03-10
...また, 歌の知らせ方については, CDや音源等を用いる構想と楽器を用いずにア・カペラやハミングで歌詞やメロディを歌う構想とに大別され, ピアノで歌詞とメロディを弾き歌う構想はわずかであった. 構想するということは, 保育者視点で考えるということである....
岡本, 久 研究紀要 (23) 297-304, 2022-03-10
This is a research note investigating the MIDI data processing function of the Mido library on Python. MIDI (Musical Instrument Digital Interface) is a standard for transmitting and receiving music …
オオクボ, ユカリ, OKUBO, Yukari 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第5号 2022 (5) 229-242, 2022-03-10
...領域間の連携を目指した音楽活動の一例として,ミュージックパネルシアター,手作り楽器の制作とリズム遊び・合奏,音楽を用いた手遊び・身体活動の3つの活動の意義と特色を挙げたうえで,筆者が保育者養成に携わる大学で行っている授業実践とICTの活用について,まとめた.これらの活動について,幼稚園教育要領における保育内容5領域のねらいの記述内容から比較検討を行った結果,表現以外の4領域のなかで,特に健康や人間関係...
稲田 理沙, 金森 哉吏 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 794-795, 2022-03-02
...<p>本研究は,「楽器に一切手を加えない」楽器演奏ロボット「MUBOT」の開発を目指している。本報では、ホルン演奏ロボット開発の第一段階として,人工口腔,人工歯,人工唇から構成される吹鳴装置を試作し,諸条件による演奏音の違いについて実験・評価を行った結果を報告する.</p>...
會田, 瑞樹 郡山女子大学紀要 58 115-132, 2022-03
アキモト, ヨリタカ, イシノ, ミサ, ミヤケ, ケイト, ミヤザワ, シホ, オチアイ, ジュン, ナカヒラ, カツコ, Akimoto, Yoritaka, Ishino, Misa, Miyake, Keito, Miyazawa, Shiho, Ochiai, Jun, Nakahira, Katsuko 長岡造形大学研究紀要 19 6-13, 2022-03
コマツバラ, サチコ, ヨシダ, ヒロコ, Komatsubara, Sachiko, Yoshida, Hiroko 神戸女子短期大学紀要論攷 67 1-16, 2022-03-01
...その結果、自由保育を土台として子ども達が様々な素材を用いて創造的な遊びができるよう環境設定をし、その遊びの経験の「ため込み」が充分に行われることによって、本物の楽器やそれを使った表現へと意識が移行し、発表会ではそれまでため込んだ経験を踏まえて、感性を働かせての様々な表現へと発展していく過程が明らかになった。...
金山, 茉莉花 佐久大学信州短期大学部紀要 33 3-12, 2022-03
...それらの関連性を踏まえた音楽表現の指導においては、幼児期から音楽を身近に感じながら親しみを持つことのできる環境構成や、保育者の援助として自らが楽しそうに歌ったり楽器を演奏したりすること、子どもの模範となるような歌唱や楽器演奏を行うことが重要であると考える。...
本多 佐保美 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of The Faculty of Education, Chiba University 70 161-168, 2022-03-01
安部 淳子 センターレポート 41 74-79, 2022-03
森野 かおり 横浜国立大学教育学部紀要. Ⅱ, 人文科学 = Journal of the College of Education, Yokohama National University. The humanities 5 34-44, 2022-02-28