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検索結果 956 件

  • デキストラン硫酸トリウム誘発大腸炎がNASH病態進行へ及ぼす影響

    宇野 絹子, 名倉 かれん, 畑中 悠里, 煙山 紀子, 中江 大, 太田 毅, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-011E-, 2023

    <p>腸肝連関は様々な疾患の発症や進行に多くの影響を与える。腸管バリア機構の破綻はLPS等の肝臓への流入を引き起こし、肝臓病態を悪化させる要因の1つとなる。本試験はデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘発性大腸炎モデルマウスを用い、大腸炎の有無が非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)病態に与える影響を探索することを目的とした。試験は6週齢雄性C57BL/6jマウスを用い、1.25%DSS水を1週間…

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  • アカデミア創薬ナラティブ

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), SL5-, 2023

    <p>我が国でもアカデミア創薬への期待は高まっているが、大手製薬企業などが行っているのと同様の手法で化合物スクリーニングを行っても、研究チームの規模が小さく開発資金に乏しいアカデミアが、画期的新薬を見つけ開発することは困難である。それゆえ我々は、異常RNAスプライシングなど、標的とする疾患の病態を反映する細胞評価系を独自に構築し、従来より遥かに効率良く有望な化合物を見出してきた。また探索途上で見…

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  • DSS大腸炎モデルマウスの短期試験至適条件の探索及びそれに伴う炎症パラメータの変動

    畑中 悠里, 宇野 絹子, 白井 陽月, 柴田 朱衣, 煙山 紀子, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-074S-, 2023

    <p>炎症性腸疾患(IBD)は主に腸管に慢性炎症を引き起こす疾患であり、その患者数は増加傾向にあるとされる。発症要因として遺伝的素因やその他食事などの環境因子が挙げられるが、原因は明らかではない。原因解明や創薬のために、より早期で安定的な病態を発現するモデル動物の開発が求められる。デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘発性大腸炎モデルは投与が容易であり、ヒト潰瘍性大腸炎と類似したメカニズムを有し…

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  • SDTラットの膵島線維化におけるCD44の関与について

    各務 温花, 宇野 絹子, 煙山 紀子, 笹瀬 智彦, 太田 毅, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-108S-, 2023

    <p>【目的】非肥満2型糖尿病モデル動物であるSDT (Spontaneously Diabetic Torii)ラットに生じる膵島の線維化について病態の発現メカニズムを探索した。【材料・方法】通常食 (CRF-1)を給餌した雌性SDTラットについて、8、16、24、32及び40週齢時に採血、剖検並びに諸臓器の採取を施し、各種の解析を実施した。【結果】血液生化学検査において、週齢を重ねるごとに体…

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  • 部位特異的アストロサイト−ミクログリア連関がもたらすドパミン神経障害

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S4-2-, 2023

    <p>パーキンソン病(PD)は,黒質線条体路のドパミン神経の変性脱落により,無動・寡動,静止時振戦,筋強剛,姿勢保持障害などの運動症状を発現する進行性で原因不明の神経変性疾患である.孤発性PDの病態形成には酸化ストレス,炎症,ミトコンドリア機能障害,α-synuclein凝集体による神経毒性など様々な要因が考えられているが,特定の神経系が障害されるメカニズムは未だ明らかとなっていない.神経外環境…

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  • SDラットにおける片腎摘出処置及び高リン食給餌による早期腎線維化病態の解析

    関口 敬大, 盛 喜久枝, 宇野 絹子, 煙山 紀子, 勝間田 真一, 松崎 広志, 美谷島 克宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-072S-, 2023

    <p>【背景及び目的】リンの過剰摂取は石灰沈着による尿細管障害を引き起こし、間質領域における線維化を惹起する。尿細管間質の線維化は腎機能の低下と相関することが知られているが、線維化が生じる機序については未だ不明な点が多い。本研究では高リン食の給餌により短期間で誘発される腎臓の線維化について病理組織学的な解析を実施した。【材料及び方法】5週齢の雄性SDラットに右片腎摘出処置(UNx)を施し、飼料と…

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  • RNAスプラシング制御薬による先天性難治疾患に対する精密先制医療の実現

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), AWL1-, 2023

    <p> 人類は7,000以上の遺伝病に罹患し約35%が異常なRNAスプライシングを伴う。そこで我々は、薬剤で遺伝子発現パターンを変化させることにより先天性の難病を治すことは可能ではないかと考え、遺伝子発現パターンの変化を生体内で可視化する技術を開発し(<i>Nat Methods</i> 2006, <i>Nat …

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  • Contingencyを活用する創薬

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S2-1-, 2023

    <p>事前には予期しえない偶然(contingency)による事態は、事業展開の上からは、避けるべきものとされているが、創薬研究の上では、画期的な新薬を見出せれるチャンスでもある。実際、我々はcontingencyから、NSAIDsや合成オピオイドとは全く異なる作用機序で働く画期的な疼痛抑制薬ADRIANAを見出した。ADRIANAは、アドレナリン受容体α2B拮抗薬であり、交感神経シナプス前膜の…

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  • 「イントロンの長さ」の不可思議に端を発する新しいスプライシング機構の発見

    福村 和宏, 前田 明 生化学 94 (6), 806-813, 2022-12-25

    真核生物のイントロンの長さは,高等生物になるほど長くなる.とりわけ,ヒトのイントロンでは,約30~116万塩基と驚異的な広さに分布する.真核生物は,さまざまな長さのイントロンに対応できるようにスプライシングの仕組みを進化させてきたに違いない.しかし,教科書に書かれているのは,研究に好都合な長さのイントロンに対応するスプライシングの仕組みである.極端な長さのイントロンに注目した研究から,新しいスプ…

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  • RNAスプライシング制御を標的とした創薬

    網代 将彦, 萩原 正敏 生化学 94 (6), 837-844, 2022-12-25

    筆者らは薬剤でRNAの発現量や発現パターンを変化させることにより先天性の難病を治すことが可能ではないかと考え,遺伝子発現を生体内で可視化する独自の技術を開発してきた1–3).さらにこの技術を化合物スクリーニングに応用することで,先天性疾患の原因遺伝子の異常なRNAスプライシングを正常化させるスプライシング制御薬を見いだし,従来は薬物治療の対象とされてこなかった先天性疾患について薬物治療が可能であ…

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  • <論文>京都大学における学生相談のさらなる充実に向けた試論

    古川 裕之 京都大学学生総合支援機構紀要 1 71-82, 2022-12-15

    ...2022年4月に学生総合支援機構学生相談部門が設置されたが,個別相談以外の支援の多様化が必要であると考えられる。また,改組の効果検証についても検討を行い,個別相談件数のみを効果検証として用いるのは適当ではなく,自殺対策を含めた支援の多様化が進んだかを効果検証の材料とするべきだと論じた。そのような様々な支援を提供することで,学生が安心して「豊かに悩める」環境を作っていくことが必要ではないかと論じた。...

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  • 学術振興賞受賞 渡邊博志氏の業績

    丸山 徹 ファルマシア 58 (6), 612-612, 2022

    ...このたび、熊本大学大学院生命科学研究部の渡邊博志准教授が「酸化ストレスが誘発する腎病態生理の分子機構学的解明と新たな診断・治療戦略の構築」により、2021年度日本薬学会学術振興賞を受賞された。心よりお祝い申し上げる。...

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  • 高ショ糖/高脂肪食給餌における肥満2型糖尿病モデルSDT fattyラットの腎臓の病態解析と雌雄比較

    渡邉 果奈, 美谷島 克宏, 万代 康平, 関口 敬大, 宇野 絹子, 煙山 紀子, 笹瀬 智彦, 渡辺 寿久, 伊藤 秀樹, 篠原 雅巳, 中江 大, 太田 毅 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-41S-, 2022

    <p>【背景及び目的】</p><p>肥満2型糖尿病モデル動物であるSDT fatty rat(SDTfラット)は雌雄共に腎病態を呈し、雄でより顕著であることが報告されている。しかし、食餌条件により生じる病態の雌雄差については未だ解明されていない。本研究では、SDTfラットに高ショ糖/高脂肪食(Quick Fat: …

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  • 妊娠・授乳期エポキシ樹脂BADGE曝露による新生仔マウス脳発達異常におけるエストロゲン受容体βの関与

    宮崎 育子, 西山 千春, 菊岡 亮, 名越 武, Kyle E. QUIN, 禅正 和真, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-140-, 2022

    <p> エポキシ樹脂Bisphenol A diglycidyl ether (BADGE)は缶詰,飲料缶の内面コーティング剤として用いられているが,微量の食品中への移行ならびにエストロゲン活性が報告されている.われわれはこれまでに, BADGE (1.5 mg/kg/日)をマウスの妊娠全期から授乳期にわたり固形食餌に混ぜて投与した母体からの新生仔マウスの大脳皮質では,radial …

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  • 円状断面構造化を基本核とする全方向駆動メカニズム

    釼持 優人, 高橋 景虎, 阿部 一樹, 渡辺 将広, 多田隈 建二郎, 多田隈 理一郎, 昆陽 雅司, 田所 諭 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2A2-T08-, 2022

    <p>The omnidirectional motion can move any direction without changing the direction of its own. The authors have developed Wave-wheel mechanism and Screw-type differential rotating mechanism. Also, …

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  • AIとゲノム情報を駆使した個別化先制医療の実現

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S41-2-, 2022

    <p>我々はAIを駆使して全ゲノム配列情報から深部イントロン変異を検出し創薬標的として評価する方法を確立し、従来の薬剤では治療が困難であった疾患に対する治療薬候補物質を続々と見出している。スプライシング変異は遺伝性疾患関連変異として報告されている既知遺伝病関連変異(約27万種類)のおよそ9%を占めるが、中でも深部イントロン変異に起因する偽エクソン型スプライシング変異が新たな制御形態として注目され…

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  • 農薬ロテノン慢性皮下投与パーキンソン病モデルマウスにおける腸管細胞環境の変化

    浅沼 幹人, 宮崎 育子, 都 明希, 小林 壯太朗, 津田 光希, 小野 鈴香, 正井 加織 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), O-23-, 2022

    <p> 我々は孤発性パーキンソン病(PD)発症要因の一つである環境毒農薬ロテノンの低用量慢性曝露によりPDの脳腸神経変性を再現できるモデルを確立した.さらに腸管初代培養細胞を用いて,ロテノンによる腸管神経障害は,腸管グリア細胞の機能不全によって惹起されることを明らかにしている.しかし,ロテノン曝露による腸管神経変性において,腸管免疫・炎症反応がどのように変化し,どのように腸管グリアの機能不全が惹…

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  • 人工知能と化学的介入によるスプライシングコード解読から深部イントロンのVUS解明へ

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S9-2-, 2021

    <p>スプライシング変異は遺伝性疾患関連変異として報告されている既知遺伝病関連変異(約27万種類)のおよそ9%を占めるが、中でも深部イントロン変異に起因する偽エクソン型スプライシング変異が新たな制御形態として注目されている。これら深部イントロン変異は、変異によりイントロン配列内にスプライス部位やエンハンサー等を新生させることでイントロン配列の部分的なエクソン化、すなわち「偽エクソン」を生じさせ、…

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  • アストロサイトの亜鉛関連分子を標的としたパーキンソン病治療戦略

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本薬理学雑誌 156 (2), 76-80, 2021

    <p>パーキンソン病(PD)は,黒質線条体路のドパミン神経の脱落により無動/寡動,静止時振戦,筋強剛などの運動症状を発現する進行性の神経変性疾患である.PDでは,これら運動症状を発現する数十年以前より,嗅覚異常や起立性低血圧,便秘などの非運動症状を呈する.病理学的には,α-シヌクレインを主要構成成分とする封入体Lewy小体,Lewy …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献33件

  • アストロサイトにおけるメタロチオネインを標的としたドパミン神経保護

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S25-2-, 2021

    <p>パーキンソン病(PD)は,黒質線条体路のドパミン神経の変性脱落により,静止時振戦,無動・寡動,筋強剛,姿勢保持障害などの運動症状を発現する進行性で原因不明の神経変性疾患である.PDでは,これら運動症状発現の10〜20年前から便秘や嗅覚異常,起立性低血圧などの非運動症状を呈する.病理学的には,α-シヌクレインを主要構成成分とする封入体Lewy小体,Lewy …

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  • 全方向駆動入力用メカニズム

    恩田 一生, 西城 直人, 釼持 優人, 髙根 英里, 渡辺 将広, 多田隈 建二郎, 多田隈 理一郎, 昆陽 雅司, 田所 諭 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2021 (0), 1P3-G13-, 2021

    <p>The omnidirectional motion can move any direction without changing the direction of its own. The authors have developed Wave-wheel mechanism and Screw-type differential rotating mechanism. Also, …

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  • 可溶性ポリアクリルアミドゲルを用いた新規プロテオミクス戦略

    武森 信曉 電気泳動 65 (2), 63-68, 2021

    <p>質量分析を用いるプロテオーム解析において,SDS-PAGEはサンプル前分画ツールとして使用される.SDS-PAGE分離後のゲル内タンパク質はインタクトの状態では回収が困難であり,質量分析に用いるにはゲル内にて酵素消化をおこない,ペプチド断片として回収する必要がある.こうしたゲル内消化は一般に長時間の反応を必要とし,溶液内の消化条件と比べてサンプル損失が生じやすい.本研究ではゲル内消化の問題…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • SDT fatty ラットにおけるACE2 発現の検討

    宇野 絹子, 美谷島 克宏, 石田 ゆりか, 上地 哲平, 山口 彩音, 万代 康平, 煙山 紀子, 篠原 雅巳, 笹瀬 智彦, 太田 毅, 中江 大 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-171S-, 2021

    <p>【背景及び目的】SARS-CoV-2は、世界的に感染が蔓延している新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスである。高血圧、脂質異常症や肥満などの基礎疾患は重症化リスクとされ、糖尿病もその一つである。SARS-CoV-2の侵入を介するとされるACE2受容体は、肺胞上皮にも発現し、新型コロナウイルス感染症においてサイトカインストームを引き起こす重要な因子と考えられている。糖尿病患者において、当該…

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  • パーキンソン病での神経保護標的としてのアストロサイトの抗酸化分子

    浅沼 幹人, 宮崎 育子 日本薬理学雑誌 156 (1), 14-20, 2021

    <p>近年,アストロサイトの機能不全がいくつかの神経疾患における神経細胞の脆弱性に関与していることが報告されている.グルタチオン(GSH)は中枢神経系で最も豊富な内在性抗酸化分子であり,その基質であるシステインは容易に酸化二量体シスチンになる.神経細胞はシスチンの輸送システムをもたないため,神経細胞のGSH合成は,周囲にあるアストロサイトでのシスチン/グルタミン酸交換トランスポーター(xCT)を…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献67件

  • 人工知能を活用した偽エクソン型スプライス異常の包括的解析と創薬標的としての評価

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S21-1-, 2020

    <p>スプライシング変異は遺伝性疾患関連変異として報告されている既知遺伝病関連変異(約27万種類)のおよそ9%を占めるが、中でも深部イントロン変異に起因する偽エクソン型スプライシング変異が新たな制御形態として注目されている。これら深部イントロン変異は、変異によりイントロン配列内にスプライス部位やエンハンサー等を新生させることでイントロン配列の部分的なエクソン化、すなわち「偽エクソン」を生じさせ、…

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  • 2型糖尿病モデルdb/dbおよびKK-Ayマウスの腎臓における高脂肪食摂餌の影響

    山口 彩音, 美谷島 克宏, 宇野 絹子, 杉本 実紀, 黒木 楓子, 西田 芽衣, 小郷 智記, 煙山 紀子, 篠原 雅巳, 中江 大, 太田 毅 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-45S-, 2020

    <p>【目的】高脂肪食の摂餌による腎臓への影響を肥満2型糖尿病モデルであるdb/db及びKK-Ayマウスを用いて検討した。</p><p>【材料・方法】4週齢の雄性db/db及びKK-Ayマウス、対照群としてC57BL/6JマウスにCE-2(BD:基礎食)、Quick Fat (QF:高脂肪食)及びWestern Diet …

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  • 糖尿病モデル動物であるSDT fattyラットにおけるCDAA食ならびにHF食の肝臓及び脂肪組織に及ぼす影響

    万代 康平, 美谷島 克宏, 山口 彩音, 山本 敦也, 町田 七海, 森田 茉穂, 岩本 健志郎, 煙山 紀子, 篠原 雅巳, 太田 毅, 中江 大 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-93S-, 2020

    <p>【目的】肥満2型糖尿病モデル動物であるSDT fatty (f) ラットにコリン欠乏メチオニン低減アミノ酸食(CDAA)または高脂肪食(HF)を給餌し、肝臓及び腹腔内白色脂肪に及ぼす影響について検討した。</p><p>【材料・方法】実験は、17週齢のSDT f及びSD雄性ラットに基礎食(CE2:日本クレア社)、HFまたはCDAA(リサーチダイエット社)を4週間自由給餌させ、21週齢時に解剖…

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  • 歯周組織の炎症と不妊の関連性を示唆する, ある侵襲性歯周炎患者の病態生理

    大森 一弘, 河野 隆幸, 小林 寛也, 新井 英雄, 山本 直史, 高柴 正悟 日本歯科保存学雑誌 63 (5), 451-460, 2020

    <p> 緒言 : 歯周病原細菌の感染と歯周組織の炎症が, 妊娠に影響を与える可能性が報告されている. 今回, 不妊治療の経過が思わしくない侵襲性歯周炎患者に感染源除去の観点から専門的歯周治療を行い, 自然妊娠から正常出産にいたった症例の経過をふまえ病態を考察する.</p><p> 症例 : 33歳, 女性, 既婚 (不妊治療中). 2016年9月, 26の動揺および同部の自発痛を自覚し, …

    DOI 医中誌

  • ノートを取ることが困難な大学生に対するノートの取り方の方略変容を目指した事例的検討

    青木 真純, 佐々木 銀河, 真名瀬 陽平, 五味 洋一, 中島 範子, 岡崎 慎治, 竹田 一則 LD研究 28 (1), 133-143, 2019

    ノートを取ることの困難さを主訴とした大学生1名に対し,ノートを取るための方略生成と精緻化のプロセスを支援することで方略変容が生じるか,またそれがノートの内容にどのような影響を及ぼすかを検討した。支援開始前に心理教育的アセスメントを行ったところ,言語的な知識や,聴覚的短期記憶は保たれているものの,注意の向け方の独特さや,全体の見えにくさ,ワーキングメモリの弱さ,視覚的短期記憶の弱さ,注意の切り替え…

    DOI Web Site 医中誌

  • スプライシング操作化合物で遺伝病を治療するプロトコル

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S22-4-, 2019

    <p>RNAは遺伝情報の中間処理を行うため、情報を保存するDNA以上に多彩な修飾・プロセッシングによる動的制御を受けており、この過程への化合物の介入が可能である。我々は、卓越した基礎研究に基づく独自の創薬戦略で化合物評価を行い、従来の薬剤では治療が困難であった疾患に対する治療薬候補物質を続々と見出している。これまで我々の研究室では、エクソンの選択的使用に応じてGFP/RFP等異なる蛍光タンパク質…

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  • 妊娠・授乳期のエポキシ樹脂曝露が新生仔マウスに及ぼす行動毒性

    宮崎 育子, 菊岡 亮, 磯岡 奈未, 禅正 和真, 新居 麗, 園部 奏生, 船越 英丸, 中山 恵利香, 進 浩太郎, 山本 大地, Kyle E QUIN, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-114-, 2019

    <p>我々はこれまでに,缶詰,飲料缶の内面コーティング剤として用いられるエポキシ樹脂Bisphenol A diglycidyl ether (BADGE)を妊娠・授乳期に投与した母体からの新生仔は頭頂皮質第2/3層細胞数が低下し,第5層Ctip2陽性錐体細胞が対照群と比べより第5層に限局することを見出し,高濃度のBADGEへの曝露は,早期の神経分化をもたらす可能性を示した.今回,母体へのBAD…

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  • オーストラリアの大学における固有の必要条件の調査 ―障害学生に対する合理的配慮の提供プロセスの明確化に向けて―

    佐々木 銀河, 田原 敬, 五味 洋一, 青木 真純, 宮内 久絵, 岡崎 慎治, 野呂 文行, 竹田 一則 特殊教育学研究 56 (3), 157-168, 2018-07-31

    <p>障害のある学生に対する合理的配慮は、固有かつ必要な教育の目的・内容・機能を損ねることなく提供されることが重要である。本研究では、オーストラリアの39大学のウェブサイトにおける固有の必要条件に関する記述を対象に、複数人によるインターネット検索と計量テキスト分析を実施した。複数人による検索の結果から、8割以上の大学が各大学の方針として、固有の必要条件と合理的な調整の提供について記述していること…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • PET(<sup>18</sup>F-FDG)/CT検査を用いた慢性歯周炎患者における歯周組織炎症の評価

    井手口 英隆, 山城 圭介, 下江 正幸, 山本 直史, 長島 義之, 高柴 正悟 日本歯周病学会会誌 60 (2), 105-116, 2018-06-29

    <p>歯周炎に対する検査方法は多数報告されているが,歯周組織炎症の程度を客観的に評価することが出来る方法は未だに確立されていない。我々は,医科領域で広く用いられているPET(<sup>18</sup>F-FDG)/CTが炎症組織の局在と炎症強度を可視化することができることに着目した。そして,乳がんの既往を有する慢性歯周炎患者に対する歯周治療の効果を,既存の歯周組織検査方法とPET(<sup>18…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • <b>発達障害学生支援における学生自身による効果評価の試み </b>

    佐々木 銀河, 青木 真純, 五味 洋一, 竹田 一則 障害科学研究 42 (1), 247-256, 2018-03-31

    <p>大学の障害学生支援部署で修学支援を受ける発達障害のある学生9名を対象に、学生による修学支援の効果評価を予備的に実施した。研究の目的は、修学支援の効果を肯定的に評価した学生および修学支援の効果が見られなかった学生の特徴を明らかにすることであった。各学生に対して支援開始前(4~6月)および支援を行った後(翌年1~3月)において修学支援の効果に関するアンケートへの回答を依頼した。その結果、修学支…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 母体へのエポキシ樹脂BADGE曝露が新生仔マウス脳にもたらす影響

    宮崎 育子, 菊岡 亮, 磯岡 奈未, 中山 恵利香, 進 浩太郎, 山本 大地, Kyle E. QUIN, 船越 英丸, 禅正 和真, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-150-, 2018

    <p>エポキシ樹脂Bisphenol A diglycidyl ether(BADGE)は缶詰,飲料缶の内面コーティング剤として用いられているが,微量の食品中への移行ならびにエストロゲン活性が報告されている.今回,母体へのBADGE曝露による新生仔脳への影響の有無を明らかにするために,欧州食品安全機構が発がん性がなく安全としたBADGE一日許容摂取量(TDI 0.15 …

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  • ベビーカーの二次元振動モデル

    久保 光徳 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 106-107, 2018

    ...振動モデルを定義するにあたり、簡略化されたフレームモデルのように機構学的に高精度なモデリングではないが、乳母車の形状とその動特性を直観的に把握することが可能である。オリジナルのベビーカーの雰囲気を残しながらモデリングを試み、そのダイナミックな特性を体験し、その振動特性を測定し、2つの基本的な振動特性と特性を把握し、整理した。...

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  • トランスクリプトーム創薬の試み

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S11-2-, 2018

    <p>近年、米国では、創薬シーズ発掘などの探索段階において、アカデミアが主導的役割を果たす創薬スタイルが主流となっている。これに対し、我が国では、依然として大手製薬企業が創薬の主たる担い手であるが、アカデミア創薬への期待は高まっている。細胞や生体に直接、新薬候補化合物を投与して効果を検討する表現型アッセイはアカデミアが得意な分野であるが、標的とする疾患の病態を反映する評価系を構築できれば、大手製…

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  • 特別支援学校教員向け機構学教材についての調査

    桝田 勲, 舩木 英岳, 丹下 裕, 福井 繁雄, 畑 亮次, 筒井 一郎 日本科学教育学会年会論文集 42 (0), 499-500, 2018

    ...本研究は,特別支援学校向け機構学教材の開発に着目し,既存の機構学の学習教材における問題点を調査した.その結果,軽く・取扱いが容易で・機構を組み立てやすい教材が求められて いることが明らかとなった.これを具現化するために,3D プリンタで機構学の部品製作を試みる....

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  • 機構学の教え方・学び方

    武居 直行 機素潤滑設計部門講演会講演論文集 2018.18 (0), 3-, 2018

    Study of mechanism or kinematics of machinery is one of the most important fields of mechanical engineering. There are so many good textbooks on kinematics of machinery. On the other hand, it is …

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  • 遺伝子レベルのヒト腸内常在菌叢最優勢種研究の重要性

    栗原 新 腸内細菌学雑誌 32 (4), 175-186, 2018

    <p>近年の精力的な解析により,多くの腸内細菌叢のデータが蓄積され,腸内環境制御への期待が高まっている.一方で,食餌を変化させた場合の腸内細菌叢とトランスクリプトームの変化の比較から,腸内環境制御に重要なのは腸内細菌の遺伝子機能の制御であることが示唆されている.しかしながら,ヒト腸内細菌叢のメタゲノムデータから得られる塩基配列の情報のうち,機能が予測可能なもの,明らかとなっているものはごく一部で…

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  • からくり模型を用いた機構作図能力の検証

    宮村 輔, 加賀江 孝信, 藤田 眞一 日本産業技術教育学会誌 59 (4), 307-314, 2017-12-28

    ...その結果,カム・クランクともに機構の作図能力に有意な伸びが見られ,機構の学習においてこれらの機構学習教材を段階的に用いて技術的言語能力の形成サイクルを推進させることが,カム機構やクランク機構の構造や動きを理解する上で効果的であることを確認した。</p>...

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  • 病棟・診療科単位のNST活動とその効果について

    中村, 恭葉, 多月, 絵美子, 高山, 舞奈, 番匠, 志帆, 鎌田, 好巳, 志水, 晃介, 岡崎, 彰人, 幸村, 瑤子, 冨田, 健夫, 辰巳, 真穂, 窪田, 容子, 八木, 清実, 菊谷, 有香, 岡本, 真依, 寺尾, 侑也, 白木, 里織, 西馬, 照明, 山城, 研三, 上野, 公彦, 岡村, 篤夫, 楯谷, 三四郎 加古川市民病院機構学術誌 06 39-41, 2017-03

    type:Article

    機関リポジトリ 医中誌

  • エピゲノム創薬で治療できる可能性のある神経疾患などの難病について

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S11-2-, 2017

    近年、米国では、創薬シーズ発掘などの探索段階において、アカデミアが主導的役割を果たす創薬スタイルが主流となっている。これに対し、我が国では、依然として大手製薬企業が創薬の主たる担い手であるが、アカデミア創薬への期待は高まっている。細胞や生体に直接、新薬候補化合物を投与して効果を検討する表現型アッセイはアカデミアが得意な分野であるが、標的とする疾患の病態を反映する評価系を構築できれば、大手製薬企業…

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  • エポキシ樹脂BADGEの培養神経細胞への影響

    浅沼 幹人, 宮崎 育子, 竹島 美香, 中山 恵利香, 進 浩太郎, Kyle E. QUIN 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-226-, 2017

    Bisphenol Aの誘導体でエポキシ樹脂Bisphenol A diglycidyl ether (BADGE)は,缶詰,飲料缶の内面コーティング剤として用いられているが,微量の食品中への移行ならびにエストロゲン活性が報告されている.Bisphenol Aについては,妊娠期マウスへの曝露により新生仔の大脳皮質の神経新生の加速,層構造異常,ドパミン投射ニューロンの投射異常ならびに多動がみられる…

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  • 農薬ロテノンによる非細胞自律性ドパミン神経障害

    宮崎 育子, 村上 真樹, 菊岡 亮, 磯岡 奈未, 北村 佳久, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-225-, 2017

    農薬ロテノンやパラコートへの曝露がパーキンソン病発症率を高めることが報告され,これらの農薬はパーキンソン病発症に関与しうる環境要因として注目されている.ロテノン慢性曝露は中枢神経系,末梢消化管神経系にパーキンソン病様の病態をもたらすことから,モデル作製に用いられている.これまでに,農薬ロテノンを慢性皮下投与したパーキンソン病モデルマウスにおける中枢(黒質線条体,嗅球)・末梢(上行結腸)神経障害と…

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  • 高速度ビデオモニタに基づく3軸駆動遊星歯車機構のプラネットギアのセントロードの解明

    中川 正夫, 西田 大, 福田 知樹, 廣垣 俊樹, 青山 栄一, 松井 翔太 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 701-702, 2017

    ...遊星歯車機構のプラネットギアの自転と公転において運動機構学的観点からに瞬間中心が予測されるものの,これまでの研究でその運動を実際に観察した例はなく,瞬間中心を確認した例もない.本研究では,地面に固定したハイスピードカメラを用いてキャリアを透明にした内部を観察できる機構でプラネットギアの運動を直接観察し,理論上の瞬間中心と連写画像の差分に基づく図式解法により瞬間中心が完全に合致することを検証した....

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  • 力の分解・合成学習のための 上肢外骨格型ロボットシステム教材の開発

    山田 貴志, 足立 顕三郎, 渡辺 富夫 日本産業技術教育学会誌 58 (4), 205-214, 2016-12-28

    <p>本論文では,力の分解・合成学習のための上肢外骨格型ロボットシステム教材を開発した。本システムには,肘関節の伸展方向への力覚提示に基づいて,ダンベルを持ち上げる感覚を作り出すための空気圧制御モデルを実装した。学習者は,空気圧制御モデルを実装した機構解析による力学計算を通して,力学的な原理を習得することができる。さらに,工業科の教員を目指す大学生を対象とした授業実践を行い,本システムを評価した…

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  • 教員養成における機構の設計・製作を題材としたディジタルものづくり学習プログラムの開発と評価

    山﨑 恭平, 黎 子椰 日本産業技術教育学会誌 58 (3), 159-166, 2016-09-30

    <p>本論文では,機構の設計・製作を通してディジタルものづくりについて学習する,教員養成学習プログラムを開発した。開発した学習プログラムは,学生がディジタルものづくりに関する知識・技能を修得するとともに,修得した知識・技能を教材・教具の考案・作成に活用できるようになることを目標としている。また,学生の学習意欲および活用意欲を高めることも目標としている。開発した学習プログラムの評価のため,教員養成…

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  • 歯周病原細菌関連検査におけるインプラント周囲炎発症の予測因子に関する検討

    工藤 値英子, 福家 教子, 稗貫 未希, 野呂 泰子, 北條 彩和子, 三辺 正人, 児玉 利朗, 高柴 正悟 日本歯科保存学雑誌 59 (2), 178-186, 2016

     目的 : 近年, 口腔インプラント治療の増加に伴い, 歯周病原細菌をはじめとする口腔細菌の感染症であるインプラント周囲炎が急増している. インプラント周囲炎は, 口腔インプラントの予後を左右する主な因子の一つであり, 細菌学的評価に基づいたインプラントを含む口腔内の感染管理の充実が求められる. そこでこのたび, …

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  • トランスクリプトーム創薬の実現に向けて

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S14-3-, 2016

    染色体や遺伝子に異常があっても、そこから発現するmRNAに影響を与える化合物を見つけ、症状の発現を抑えることは論理的に可能である。我々は、エクソンの選択的使用に応じてGFP/RFP等異なる蛍光タンパク質が発現するスプライシングレポーター技術を開発し、スプライシング制御因子の同定を進めてきた。その独自技術を発展させて、家族性自律神経失調症(Familial …

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  • 遊星歯車機構の3軸駆動時の遊星歯車セントロードの考察

    中川 正夫, 西田 大, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 121-122, 2016

    ...遊星歯車機構は,機構の複雑さゆえに振動が大きく,騒音レベルが高いなどの問題が顕在化してきている.これまで行われた研究ではいずれかの要素を固定しており,3軸駆動を行っているものはみられないばかりか,瞬間中心を用いてプラネットギアの運動学を考えた研究もほとんどない.そこで,本研究では3軸駆動を扱い,機構学から瞬間中心のセントロードに着目してプラネットギアの動力伝達メカニズムの理論を構築した....

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  • 機構学教育における動的幾何ソフトウエアの活用

    神谷 和秀, 松本 公久 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 609-610, 2016

    ...本報告では、大学1年生に開講された機構学の講義において、機構における速度を求める方法について指導するため、動的幾何ソフトウエアGeoGebraを用いて教材の開発を行うことで、簡便に、そして、有用な教材を得ることができたので、その概要について報告する。...

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  • ポリアミンが仲立ちをする細菌間コミュニケーション

    栗原 新 化学と生物 53 (11), 756-762, 2015

    細菌は環境変化に応じて細胞間でコミュニケーションを行う.この結果,病原性の獲得やバイオフィルムの形成といった問題が生じる.細菌細胞間のコミュニケーションに必要なシグナル分子としては<i>N</i>-アシル-L-ホモセリンラクトンなどが有名であるが,2004年以降新たなシグナル物質として,ポリアミンが注目を集めている.これまでに多くの細菌において,運動性細胞への分化,バイオフィルムの形成および分解…

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  • 根尖性歯周炎に起因した放射線性下顎骨骨髄炎に対して保存的治療を行い良好な経過を得た一症例

    工藤 値英子, 水川 展吉, 中川 沙紀, 柳 文修, 江口 元治, 松香 芳三, 吉岡 裕也, 高柴 正悟 日本歯科保存学雑誌 58 (5), 425-434, 2015

     目的 : 放射線が照射された顎骨では, 骨の細胞活性能が低下し, 細菌感染により骨髄炎を発症しやすい. 今回, 下咽頭癌に対する放射線治療の既往がある患者に発症した46の根尖性歯周炎に起因する放射線性下顎骨骨髄炎に対して, 抗菌薬投与と感染根管治療の併用によって保存的治療を行い, 良好な経過を得た症例について報告し, その対処法を考察する. <br> 症例の概要 : 患者は58歳男性. …

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  • 縁の下の力持ち:小さな筋はなにをしているのか

    熊倉 博雄 霊長類研究 Supplement 31 (0), 16-16, 2015

    ...―関節機構学的検討―  藤野 健(都老人研)<br><br>主催:<br>企画責任者:熊倉博雄(大阪大院・人間科学),藤野 健(都老人研)<br>連絡先:熊倉博雄 kumakura@hus.osaka-u.ac.jp 06-6879-8056...

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  • 不治の難病に挑むトランスクリプトーム創薬

    萩原 正敏 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S16-3-, 2015

    患者の染色体や遺伝子の異常に起因する先天性疾患に対して、mRNAレベルで病態に影響を与える化合物を見つけ、症状の発現を抑えることは論理的に可能である。TG003のような特異的な蛋白リン酸化酵素阻害剤は特定のmRNAのスプライシングパターンだけを変化させる。最近我々は、TG003を使ってジストロフィンの変異部位を含むエクソンのスキッピングを促進することで、ジストロフィン蛋白の発現を亢進させ、デュシ…

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  • がん細胞で異常なタンパク質が作られる仕組みを「mRNA再スプライシング」現象から探る

    亀山 俊樹, 前田 明 ファルマシア 51 (1), 22-26, 2015

    がん細胞では,正常細胞には存在しない異常なタンパク質が多く作られているのはよく知られた事実である.それはがんで見られる遺伝子の突然変異だけでは到底説明できない.最近,私たちは「mRNA再スプライシング(mRNA re-splicing)」という全く新しい現象が,がん細胞で特異的に起こっていることを発見した.もしかすると,がんで異常な転写物やタンパク質が大規模に作られる原因かもしれない.そうならば…

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  • 早期体験実習(early exposure)としての高齢者施設体験実習の現状と課題―アンケート結果を中心に―

    白澤 文吾, 藤宮 龍也, 瀬川 誠, 上田 真寿美, 松井 邦彦 山口医学 63 (4), 263-267, 2014

    医学生に対する入学後早期の体験実習(early exposure)の重要性が叫ばれて久しい.山口大学では,入学後間もない医学科1年生にEarly exposureの一環として,高齢者施設体験実習を行っている.その現状と課題について,実習後の学生アンケートの結果を中心に若干の文献的考察と共に報告する.アンケート結果等からは,体験実習を行った学生,施設の双方に好意的に受け入れられていた.また,我々が…

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  • 医学科1年生への準備教育としての医学入門の現状と課題

    白澤 文吾, 藤宮 龍也, 瀬川 誠, 上田 真寿美, 松井 邦彦 山口医学 63 (4), 269-273, 2014

    厳しい受験競争を経て入学した医学生の多くは受動的な学習態度が身についており,どのようにして入学後の早い時期に能動的な学習態度を形成させるかが医学教育の重要な課題となっている.さらに,初年次では医学とは必ずしも結びつかない一般教養科目も多く,学習意欲の低下も大きな問題となっている.このような中で医学専門教育への準備教育として医学入門を1年次前期に開講している.その現状と課題について,学生アンケート…

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  • 細菌感染度を評価しながら包括的歯周治療を行った 広汎型侵襲性歯周炎患者の一症例

    冨川 和哉, 河野 隆幸, 山本 直史, 岩本 義博, 下江 正幸, 山口 知子, 本郷 昌一, 宮本 学, 前田 博史, 高柴 正悟 日本歯周病学会会誌 55 (4), 340-348, 2014

    歯周病に対する感受性が高い侵襲性歯周炎患者の治療においては,徹底した感染のコントロールによる疾患活動性の抑制が必要である。とりわけ,歯列不正を伴う歯周炎患者に矯正治療を行うことは,長期に渡る感染のコントロールを行う上で非常に有効である。しかし,歯周炎患者に矯正治療を行う場合に,感染がコントロールされている歯周状態かどうかを決定する基準は未だ明確でない。 …

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 顎変形症に関連した新聞報道

    北 浩樹, 今井 啓道 日本顎変形症学会雑誌 24 (4), 298-304, 2014

    Objectives: Newspapers are one of the major sources of health information for the general public. The aim of the present study was to review the information about jaw deformities in Japanese …

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  • 自走式歩行支援ロボット使用時の歩行活動の変化

    西谷 直樹, 大倉 優之介, 竹森 千紘, 福田 翔馬, 古川 拓馬, 吉田 和未, 中田 恭輔, 上床 裕之, 渋谷 佳樹, 青景 遵之, 中川 慧, 田中 英一郎, 大鶴 直史, 弓削 類 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101407-48101407, 2013

    ...【方法】 対象は,筋骨格系・神経系に障害のない健常学生男女8名とした.芝浦工業大学システム工学部機構学・ロボティクス研究室作製の自走式歩行支援ロボット(以下:本ロボット)を使用した.本ロボットは右下肢に装着し,筋電図は,TeleMyo2400(Noraxon社製,米国)を使用し,双極誘導にて測定した.動作の記録には,MyoVideo1.5.07(Noraxon社製,米国)を使用した.測定筋は,右前脛骨筋...

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  • 家兎下肢虚血モデルに対する脱分化脂肪細胞(DFAT) 自家移植の効果

    松村 昌治, 松本 太郎, 加野 浩一郎, 麦島 秀雄 日大医学雑誌 72 (2), 86-92, 2013

    脱分化脂肪細胞 (dedifferentiated fat cell: DFAT)は,成熟脂肪細胞を天井培養することにすることによって得られる細胞群で,高い増殖能と間葉系幹細胞 (mesenchymal stem cell: MSC) と同等の多分化能を示す.本研究では,日本白色家兎を用いて皮下脂肪組織より DFAT を調製し,下肢虚血に対する DFAT の自家移植の効果 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • メタボリックシンドローム改善のための亜麻仁油摂取を含む実践プログラムに基づく栄養教育効果の評価

    アミール 喜代子, 渡辺 満利子, 横塚 昌子, 小林 米幸 人間ドック(Ningen Dock) 27 (1), 46-55, 2012

    <b>目的:</b>本論文は,メタボリックシンドローム(以後MetSと記載)改善のための亜麻仁油摂取を含む実践プログラムに基づく栄養教育効果の評価を目的とした.<br><b>方法:</b>2009年11月~2010年3月,介入群(実践プログラム)9名(男/女,4/5),対照群(電子メールプログラム)男性9名を対象とし,介入前調査を行い,同調査を介入2,4ヵ月後に実施した.両群とも介入2ヵ月後まで…

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  • 高専学生の特性を捉えた関数指導法に関する研究

    秦泉寺 俊弘 数学教育学会誌 53 (1-2), 25-37, 2012

    ...具体的には,機械工学科3 年生の専門科目「機構学」の内容を機械工学科2 年生一般科目「微積分Ⅰ」の授業に取り入れ,その効果について情意・学習の両面から検討を行った。その結果,情意面については授業アンケートの自由記述から高専学生の特性である道具的動機づけの高さ(「専門科目への興味」,「将来に役立つ」)が裏付けられた。...

    DOI Web Site 参考文献9件

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