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  • 個人ならびに集合的な感謝が主体的行動と社内評判に与える効果:企業内ログデータを用いた検討

    正木 郁太郎, 久保 健 組織科学 advpub (0), 2024

    <p>感謝には向社会的行動の促進や対人関係の維持・改善の効果があることが、主に一般市民を対象とした研究で明らかになっている。本研究ではこの知見を組織に援用し、ある企業で行われた感謝表明のイベントのログデータを用いて研究を行った。マルチレベル分析を用いた分析の結果、主体的行動ならびに社内評判に対する感謝の効果が一部にみられ、組織においても感謝が有効に機能する可能性が示唆された。 </p>

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  • 性別ダイバーシティの高い職場における感謝の役割:集合的感謝が情緒的コミットメントに及ぼす効果

    正木 郁太郎, 村本 由紀子 組織科学 54 (3), 20-31, 2021-03-20

    <p> 本研究ではポジティブなコミュニケーションとしての感謝に注目し,感謝の経験が職場で共有される「集合的感謝」が従業員の情緒的コミットメントに及ぼす効果と,職場の性別ダイバーシティによる調整効果について,企業調査に基づき検討した.階層線形モデリングの結果,個人レベルの感謝に加えて集合的感謝も情緒的コミットメントを促すことが示された.その効果は性別ダイバーシティの高い職場でより顕著だった.</p>

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  • 学校教員の働き方に関する探索的研究―やりがいとストレスの関係,およびその規定因の検討―

    正木 郁太郎, 森田 舞 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PQ-013-PQ-013, 2020-09-08

    <p>近年学校教員の働き方改革が議論となっているが,特に中等・初等教育を担う教員の労働に関する実証研究は限られている。そこで本研究では教員の働く意識の実態を探索的に検討し,どのような仕事の特徴や働く物理的環境(職員室の環境)が充実した働き方につながるか定量的に検討した。小学校から高校までの5校の教員を対象に予備調査を行い,ウェブを通じた機縁法で129名の学校教員を対象に質問紙調査を行った。分析の…

    DOI Web Site 医中誌

  • 学級における受容的風土が生徒の暗黙理論の形成に与える影響

    鈴木 啓太, 正木 郁太郎 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PP-036-PP-036, 2020-09-08

    <p>能力の可変性に関する信念である暗黙理論は,課題達成に影響を与える重要な要因であることが知られているが,どのようにして特定の暗黙理論を持つかという問題の検討はまだ十分行われているとは言えない。親や指導者の褒め方等が子供の暗黙理論に影響を与えることは知られているが,本研究では対人関係もしくは集団における風土,具体的には成員間の受容的な風土が暗黙理論の形成に与える影響を検討する。とある中高一貫校…

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  • 多様化する職場におけるダイバーシティ風土の機能,ならびに風土と組織制度との関係

    正木 郁太郎, 村本 由紀子 実験社会心理学研究 57 (1), 12-28, 2017

    <p>本研究の目的は,日本社会の特徴を踏まえたダイバーシティ風土の類型化を行った上で,組織制度との関係や,その機能を検討することである。多様な企業に勤める社員618名を対象にオンライン調査を実施し,その結果を分析した。第一に,ダイバーシティ風土として5因子からなる質問項目を作成し,各因子と組織の人事制度の関係を検討した。その結果,柔軟な働き方を促す制度(短時間勤務やフレックスタイム勤務など)がダ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

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