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検索結果 39 件

  • 1 / 1

  • 骨格性下顎前突症の外科的矯正術は構音に変化をもたらすのか

    山本 一郎 音声言語医学 63 (4), 248-254, 2022

    ...骨格性下顎前突症に対する外科的矯正術は,下顎骨を後方に移動することで上下顎の位置関係を改善し,咬合と顔貌を含めて審美性を改善することを目的としているが,咬合の変化に伴う舌位置の変化が構音に及ぼす影響についての知見は少ない.今回は外科矯正術前後における構音時の舌と口蓋の接触様態の変化を,エレクトロパラトグラフィ(以下EPG)を用いて観察した.対象は骨格性下顎前突症を呈した22歳の男性2名,発話サンプルは歯茎音...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 成人の日本語話者における歯茎音・後部歯茎音の舌と口蓋の典型的接触パターン

    藤原 百合, 山本 一郎 音声言語医学 61 (1), 31-40, 2020

    ...<p>目的:構音障害のある人を対象としてエレクトロパラトグラフィ(EPG)を用いた視覚的フィードバック訓練を実施しているが,典型的な日本語音の舌と口蓋の接触パターンに関するEPGデータは限られている.今回は最も高頻度に練習される歯茎音,歯茎硬口蓋音について目標パターンを作成することを目的とした....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献17件

  • 口蓋裂術後の構音習得と5歳児言語成績

    三河内 章子, 竹内 真理子, 益岡 弘, 野瀬 謙介, 岸本 英明, 河合 勝也, 鈴木 茂彦 日本口蓋裂学会雑誌 42 (1), 1-6, 2017

    ...<br>3.口蓋裂手術後[p]を1年以内に習得した症例の5歳児の鼻咽腔閉鎖機能はおおむね良好であったが,歯茎音[t,s,ts]の構音習得の遅れがみられ,5歳児で構音障害を生じるものが含まれていた。...

    DOI 医中誌

  • 九州方言エ段音節の再検討 : 中世日本語エ段音節の再構に向けて

    竹村 明日香 日本語の研究 9 (2), 16-32, 2013

    ...即ち,歯茎音の音節では子音の主要調音点を変える硬口蓋化が生じているのに対し,軟口蓋音や唇音の音節ではそのような例が認められない。このような硬口蓋化の分布は,通言語的な傾向と一致している上に,キリシタン資料のオ段拗長音表記とも平行的であることから,中世エ段音節の硬口蓋化の分布としても十分想定し得るものであると考えられる。...

    DOI Web Site

  • 言語聴覚士教育と臨床のための音声学Ⅰ

    氏平, 明 福岡教育大学附属特別支援教育センター研究紀要 = Research bulletin of Special Education Center 3 23-39, 2011-03

    音声の表記や記述は,一定の基準に従った,妥当性と整合性が高く,普遍性のあるものが望ましい。発話産出過程における音声のプランニングと調音(構音)実行のステージは個別に捉えておく必要がある。そのためには音声記号に精通し,音韻単位や音声単位の用語も正確に理解しなければならない。母語のモデルは自分自身である。したがって言語聴覚士には,自分の音声の産出と知覚の内省を出発点として,人の音声を聴覚印象で記述し…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 舌突出癖を有する小児の構音特性-第1報歯茎音/s/の音声音響分析

    工藤 みふね, 高橋 昌司, 五十川 伸崇, 佐藤 智子, 矢野 直人, 石川 雅章, 高木 裕三 The Japanese Journal of Pediatric Dentistry 43 (1), 79-84, 2005

    Children with open bite with tongue thrust swallowing have anterior open bite or notable labial inclination of the incisor tooth in the maxilla and mandible. It was expected that children with open …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献22件

  • 人工内耳を装用した先天性重度難聴幼児の構音獲得

    大森 千代美, 傍士 和香, 野中 信之, 森 望, 川野 通夫 音声言語医学 42 (1), 17-23, 2001

    Articulatory improvements in two congenitally deaf infants with cochlear implants were investigated during the first year after operation. Case 1, whose preoperative speech development kept abreast …

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献17件

  • 舌後退を主症状とした機能的構音障害の1例

    石毛 美代子, 阿部 雅子, 新美 成二 音声言語医学 38 (4), 329-336, 1997

    An adult case of functional articulation disorder was reported. The case revealed frequent abnormal tongue retraction brought on only by speaking. Tongue shape during speech as observed by …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • 特異な症候群および病態の言語症状 乳児期に気管切開術をうけた1幼児の言語発達

    中沢 真実 聴能言語学研究 13 (1), 53-57, 1996

    ...気管切開後,スピーチバルブを使用し2歳10ヵ月に初めて発声可能となった4歳男児の言語発達経過を報告した.本症例の特徴は次のとおりである.(1)言語理解に比べ言語表出の遅れが顕著だったが,約1年6ヵ月の指導後表出も3語連鎖レベルに達した.(2)声門破裂音が出現した.(3)生活年齢に比べ各子音の初発年齢に遅れがみられ,完成年齢も遅れる傾向が認められた.(4)歯茎音・摩擦音の獲得に困難を呈した....

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献6件

  • 日本語と英語の子音音声の分析研究

    堀江 周三, Horie Shuso 広島文化女子短期大学紀要 27 17-21, 1994-06-20

    ...また,英語の歯茎音の多くは,日本語では歯音として発音される。本研究では,日本語と英語に存在するこのような基本的な違いを踏まえたうえで,両者を特徴づけている独特の音韻配列や音韻法則の違いに焦点をあて,スペクトログラフによる測定結果にも言及しながら,分析研究することを試みた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • アテトーゼ型脳性麻ひ児の構音分析

    大西 幸子, 小島 千枝子, 横地 健治 音声言語医学 33 (3), 221-226, 1992

    The articulation impairments of 13 athetoid children were investigated using an utterance test consisting of monosyllables and 50 words.<BR>Results were as follows. Production of the sounds …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 唇裂口蓋裂児一症例における哺語期の構音と心身の発達

    井上 幸, 国吉 京子, 平野 信子, 川野 通夫, 中島 誠 Journal of Japanese Cleft Palate Association 14 (3), 358-365, 1989

    ...<BR>2)本症例の無意味音声の構音発達は,有意味語を話し始めた20ヶ月においても,まだ歯音または歯茎音,歯茎硬口蓋音を殆ど構音していないなど大幅に遅れている。本症例の20ヶ月時の構音は,健常児では6カ月ころから構音し始めており,歯音または歯茎音,歯茎硬口蓋音に限ってみると,分化が更に遅れていると考えられた。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 舌広範囲切除症例の構音動態について

    大平 章子, 吉増 秀實, 大山 喬史 音声言語医学 26 (3), 215-223, 1985

    Articulation functions of two 2/3 glossectomized patients and a 4/5 glossectomized patients, whose defected tongue were reconstructed by myocutaneous flap, were investigated by intelligibility, …

    DOI 医中誌 被引用文献4件

  • 総義歯の調音におよぼす影響について

    田中 久敏 九州歯科学会雑誌 37 (1), 304-322, 1983

    ...従来の研究では口蓋形態と発音の正否との関連については十分に解明されていない.そこで, 著者はこの問題を解明するため, 独自の発音明瞭度試験を行って被験者の発音異常度の経時的変化と口蓋形態との関連について検討した.被験者は英国語使用者で, 男性5名, 女性5名を選択し, 通法に従い義歯を製作して発音明瞭度試験を行った.発音明瞭度試験に際しては, 特に口蓋と舌との調音活動によって作られる子音(歯音, 歯茎音...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • ダイナミック・パラトグラフによる口蓋化構音の訓練

    岡崎 恵子, 加藤 正子, 鈴木 規子, 阿部 雅子 Journal of Japanese Cleft Palate Association 5 (2), 154-161, 1980

    ...<BR>対象症例は口蓋裂の術後患者5例で,男子3例,女子2例,年齢は5歳から19歳であり,鼻咽腔閉鎖機能は良好であるが,歯音,歯茎音のすべてまたはその一部が口蓋化構音であった.<BR>D.Pによる構音訓練の結果,次の結論を得た.<BR>1.D.Pによる訓練で,すべての症例において構音は正常となった.訓練期間は3ケ月から1年2ケ月である....

    DOI

  • ダイナミック・パラトグラフィーによる口蓋裂術後患者の構音運動様式に関する研究

    鈴木 規子, 道 健一, 高橋 正行, 片寄 清敬, 山下 夕香里, 上野 正 Journal of Japanese Cleft Palate Association 5 (2), 162-179, 1980

    ...口蓋裂に伴う構音障害は多様であり,そのうちでも特に舌運動の異常によるものが多いが,その判定は従来より聴覚的印象によるものが主であり,客観性に欠けることが多かった.そこで,より客観的な構音の判定法を確立し口蓋裂患者の構音治療に役立てることを目的として聴覚的に異常構音と診断され構音治療の対象となった口蓋裂術後患者20名(早期手術後鼻咽腔閉鎖良好例11例,その他9例)の歯音・歯茎音構音時の舌と口蓋の接触様式...

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  • 術後口蓋裂児における歯音,歯茎音の構音点の口蓋化傾向について

    宮之 下靖子, 香月 武, 田代 英雄 Journal of Japanese Cleft Palate Association 2 (2), 27-33, 1977

    ...には有意の差は認められなかった.咬合状態,痕孔との関係は認め難かった.しかし歯音,歯茎音の習得typeと口蓋化傾向との関係をみると,歯音・歯茎音を時々軟口蓋音に置きかえるものと,時々声門音,口唇音,声門破裂音に置きかえるものの一部に口蓋化傾向が出現した.これらの置きかえが認められなかったものでは,口蓋化傾向をきたすものはなかった・したがって口蓋化傾向は,それが出現する前段階の歯音,歯茎音の構音状態と...

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  • 全部床義歯患者の発音の研究 (その2)

    松木 教夫 口腔病学会雑誌 38 (3), 333-362, 1971

    ...<BR>子音の調音点別にまとめてみると, R法では全体に不正音がみられるが, 0法によると未経験者群の術前で, 歯音, 歯茎音の不正音が多く, 義歯装着後には著明に減少していた。硬口蓋音では, 義歯装着後に経験者群も未経験者群もほぼ同程度の不正音がみられた。また, 軟口蓋音では義歯装着直後に一時的に不正音が増加していた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献4件

  • CP児の発語時における語音の不安定傾向に関する分析的研究

    高野 武 特殊教育学研究 8 (1), 7-18, 1970

    ...(7)語音産出の2条件、構音点と呼気の使い方、によって不安定語音を分割してみると、前者においては歯音歯茎音に多くの発現を、また後者においては弾音に極めて多くの発現をみた。(8)年令別語音の発達段階と難発語音の発現傾向を対比してみると極めて高い相関のあることが見出された。(9)S語音←R語音の発現傾向をみると一般にみられる発音異常の置換傾向に極めて一致した結果を得た。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 機能的口唇音•歯茎音吶の1例

    手島 温子 日本耳鼻咽喉科学会会報 70 (8), 1367-1372, 1967

    A nine years old boy had a functional disturbance of labial articulation and was not able to pronounce exactly the following tone.<br>Ma Mi Mu Me Mo<br>Na Ni Nu Ne No<br>Ra Ri Ru Re Ro<br>Wa<br>In …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

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