宮之 下靖子, 香月 武, 田代 英雄
Journal of Japanese Cleft Palate Association
2
(2),
27-33,
1977
...には有意の差は認められなかった.咬合状態,痕孔との関係は認め難かった.しかし歯音,歯茎音の習得typeと口蓋化傾向との関係をみると,歯音・歯茎音を時々軟口蓋音に置きかえるものと,時々声門音,口唇音,声門破裂音に置きかえるものの一部に口蓋化傾向が出現した.これらの置きかえが認められなかったものでは,口蓋化傾向をきたすものはなかった・したがって口蓋化傾向は,それが出現する前段階の歯音,歯茎音の構音状態と...
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