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服藤 早苗 日本文学 59 (1), 2-10, 2010
...『うつほ物語』では、忠こそ・正頼・花園の三人の童が殿上童だったことが確認できる。さらに、童舞をし、天皇の使者にたち、雑用をこなす仕事の様子が描写されている。天皇に寵愛された忠こそなど、数ヶ月帰宅することも許されず、奉仕していた。聡明で、容貌も良く、管弦や舞に優れていても、上層貴族層の童以外は、童殿上は許されていなかった。童の内から特権的に宮廷に出仕し、恋の手ほどきまで学ぶ殿上童の姿を追った。...
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服藤, 早苗 史学 67 (1), 77-106, 1997-09
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