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検索結果 160 件

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  • d4PDDFを用いた将来の日本における暑熱環境

    中島 虹, 今田 由紀子, 伊東 瑠衣, 岡 和孝 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 235-, 2024

    ...本研究では、d4PDFを水平解像度5kmに力学的ダウンスケールしたデータセットを用いることで、将来の暑熱環境を把握することを目的とする。</p><p>解析の結果、現在気候では東京で8月の日最高WBGTが33℃となる頻度は2.88%であった。それに対して、将来気候における頻度は58.52%であり、月の半数以上で熱中症警戒アラートの基準を超えると予測された。また、日変化についても解析を行った。...

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  • 阿蘇カルデラが局地風「まつぼり風」に及ぼす影響

    浅野 裕樹, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 161-, 2023

    ...使用したモデルはWeather Research and Forecasting modelで、立野峡谷を解像するために最小ドメインの水平解像度は250 mとした。</p><p></p><p>3. 結果</p><p>九州の南西に温帯低気圧が接近したとき、立野峡谷の西側平野で10分平均風速15 m s<sup>-1</sup>を超える強い東風(まつぼり風)が観測された。...

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  • 黒潮続流域の海面水温分布に対する地形性収束線の応答

    鈴木 信康, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 282-, 2023

    ...水平解像度は2 km、計算期間は2月12日12:00UTCから13日12:00UTCである。大気の初期値・境界値にはERA5再解析データ、SSTにはU.K. Met Office作成のOperational Sea Surface Temperature and Sea Ice Analysisの再処理データを使用した。再現実験(CTRL)には初期時刻のSSTデータを与えた実験を行った。...

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  • NICOCOにおける季節スケールの海面水温ドリフトに対するフラックス調節手法

    升永 竜介, 宮川 知己, 川崎 高雄, 八代 尚 気象集誌. 第2輯 101 (3), 175-189, 2023

    ...本研究には、非静力学正20面体格子大気モデル(NICAM)とCCSR海洋コンポーネントモデル(COCO)を用いた結合モデル(NICOCO)を用い、大気モデルと海洋モデルの水平解像度をそれぞれ14km、0.25度とする設定で冬季の40日積分を実行した。フラックス調節を行わない場合には、熱帯、亜熱帯、そして南極域で40日間で典型的に-1.5度から2度程度の水温ドリフトを示す。...

    DOI Web Site 参考文献55件

  • 気候変動による非超過確率1/10の少雨年の発生頻度の変化の計算

    西村 宗倫, 高田 望, 坂本 光司, 小池 克征, 越田 智喜, 竹下 哲也 河川技術論文集 29 (0), 551-556, 2023

    ...<p>96の1級水系を対象に,地域気候モデルの出力を用いて,年流域平均降水量が非超過確率1/10以下となる少雨の発生頻度を計算した.地域気候モデルの出力は,気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)によって,アンサンブル気候予測データ(d4PDF)を水平解像度5kmメッシュに力学的ダウンスケーリングされたデータをバイアス補正した上で用いた.その結果,96の1級水系の年流域平均降水量が非超過確率...

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  • 地域気候モデルNHRCMで再現されたパナマにおける降水量の日変化に見られる地域性

    仲江川 敏之, 石崎 紀子, 佐々木 秀孝, Reinhardt Pinzón 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 262-, 2023

    ...その結果、より高解像度で、積雲パラメタリゼーションを用いていない2km空間水平解像度実験の方が、日変化の再現性が良いことが明らかとなった。また、海陸で日変化の位相が明確に分かれていることが示され、パナマ西部では陸上から海上へ降水帯が移動する様子が見られた。</p>...

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  • 地形に起因する線状対流系の組織化構造の解明に向けた数値標高モデル感度実験

    大野 哲之, 山口 弘誠, 中北 英一 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 266-, 2023

    ...した実験を行い,地域ごとにモデル内の標高の変化に伴い線状対流系の雨量が変化するメカニズムの解析を行った.解析事例は1998年那須豪雨,2012年亀岡豪雨,2014年広島豪雨とした.DEMには解像度30 秒角(約1 km)のGTOPO30と1秒角(約30 m)のSRTMGL1を用意し,各事例に対して2つのDEMを適用した計6種類の実験を行った.数値実験には雲解像モデルCReSSを用いてすべての実験で水平解像度...

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  • 雪崩発生確率とその規模に関する温暖化影響評価

    勝山 祐太, 勝島 隆史, 竹内 由香里 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 540-, 2022-05-30

    ...本研究では、水平解像度20kmの気候モデルを用いて作成された大量の気候予測データと雪崩となりうる積雪状態かどうかを診断する物理モデルを用いて、雪崩リスクの高い不安定な積雪状態となりうる確率と雪崩となって流下しうる積雪層の重量を北日本の広範囲で推定した。その結果、地球温暖化によって北日本の多くの場所で不安定な積雪状態となる確率は減少した。ただし、標高の高い山岳域では相対的に小さい減少だった。...

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  • 高解像度な映像を表示する指向性ボリュームディスプレイの開発

    今村, 友哉, 干川, 尚人, 中山, 弘敬, 伊藤, 智義, 白木, 厚司 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 513-514, 2022-02-17

    ...我々の研究グループでは、観察方向によって異なる映像を同時に表示可能な指向性ボリュームディスプレイの開発が行われている.先行研究において,400本の糸とプロジェクタを用いることで,20ピクセルのフルカラーな映像表現が可能となった.しかし,従来手法では,表示画像の水平解像度をNとするとNの2乗本の糸が必要であり,さらなる解像度の向上は容易でない.そこで,本研究では,指向性ボリュームディスプレイの高解像度化...

    情報処理学会

  • TRMM/GPM Goddard潜熱推定アルゴリズム

    TAO Wei-Kuo, LANG Stephen, 井口 享道, SONG Yi 気象集誌. 第2輯 100 (2), 293-320, 2022

    ...CSHの3ヶ月平均等価地表雨量は、衛星データ雨量との間に局所的な相違があるが、大きな水平解像度(CSHの標準グリッドである0.25°×0.25°から0.5°×0.5°または1.0°×1.0°)で領域平均することで平滑化できる。 CSH等価地表雨量は、GPMの地表雨量と比較して、弱い雨が多く、強い雨が少ない。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献47件

  • 気候変化に伴う日本周辺海域における月平均海面水位変動の主要因分析

    宮内 海峰, 森 信人, 志村 智也, 建部 洋晶, 宮下 卓也, 今井 優樹, 二宮 順一 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_949-I_954, 2022

    ...<p> 本研究は,日本周辺海域において地域的な海面水位変化をもたらす現象の特定とその量的影響を行った.海洋における幅広い時空間スケールの現象を考慮するために,日本沿岸の潮位観測値,水平解像度100km格子で長期間計算された全球気候モデルMIROC6過去気候アンサンブル,および水平約10km格子の海洋再解析データFORA-WNP30の解析を行った.さらに水平20km格子で日本周辺海域の海洋流動シミュレーション...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 平均化個別建物抗力モデルと適合格子細分化法を用いた大都市の効率的な高潮浸水計算の開発

    福井 信気, 森 信人, 金 洙列, 志村 智也, 宮下 卓也 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_229-I_234, 2022

    ...<p> 格子内の建物群を抗力として取り扱うサブグリッドモデルである平均化個別建物抗力モデル(iDFM)を開発し,さらに計算格子幅を時空間的に変化させるAMR法と結合することで,異なるスケールを持つ大都市氾濫を対象とした効率的な高潮浸水計算の開発を行った.浸水計算について,建物を地形として取り扱う建物解像モデルの結果を真値とし,浸水特性の比較検討を行った結果,適切な抗力係数や水平解像度の設定によって浸水範囲...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 世界全域を対象とした異なる水平解像度を用いた大気汚染の影響評価

    渡邉 諒一, 上谷 明生, 関沢 賢, 藤森 真一郎, 長谷川 知子, 大城 賢 土木学会論文集G(環境) 78 (5), I_251-I_262, 2022

    ...<p> 近年,大気汚染の影響として特にPM<sub>2.5</sub>による健康影響と対流圏オゾンによる農業影響が注目されている.しかし,その分析に用いる化学輸送モデルの水平解像度の違いが上記項目に与える影響は未解明であった.本研究は,全球大気化学輸送モデル(CTM)を用いて低解像度の全球計算と高解像度の領域計算により,オゾン濃度とPM<sub>2.5</sub>濃度をそれぞれ算出し,濃度の観測値との...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 気象庁現業非静力学モデルasuca

    石田 純一, 荒波 恒平, 河野 耕平, 松林 健吾, 北村 祐二, 室井 ちあし 気象集誌. 第2輯 100 (5), 825-846, 2022

    ...<p> 気象庁では非静力学モデルasucaを開発し、2015年から水平解像度2kmの局地モデル、2017年から水平解像度5kmのメソモデルとして現業運用している。本論文では、asucaの力学コアを中心に紹介し、現業モデルとして運用するうえでの設定や精度について述べる。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献34件

  • 気象モデルWRFの計算条件設定の違いが台風・高潮予測にもたらす影響

    白井 知輝, 有川 太郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_199-I_204, 2022

    ...<p> 高潮予測精度向上のために,台風予測精度向上が望まれる.台風予測に用いられる気象モデルWRFは,計算条件設定の選択肢の幅が広い.本研究では,利用者によって設定の差が出やすく台風予測への影響が大きいWRFの計算領域設定,初期値・境界値,物理オプションに対する感度解析を行った.結果,(1)領域位置よりも水平解像度が台風予測にもたらす影響が大きいこと(2)側方境界値よりも初期値に用いる解析値の選択の...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • :鈴鹿山麓における局所風「鈴鹿おろし」の空間構造と形成メカニズム

    山田 駿介, 日下 博幸 気象集誌. 第2輯 100 (5), 751-766, 2022

    ...また、ある1事例を対象としたWeather Research and Forecasting (WRF) モデルを用いた水平解像度1kmの数値シミュレーションでも、この知見を裏付ける結果が得られた。鈴鹿山脈の風下側北部の強い鈴鹿おろしは、流れのレジームの変化(内部フルード数が山脈の風上で1.0以下、風下で1.0以上)を伴うおろし風であることが示された。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献48件

  • 9月の発達した低気圧によるシベリアから北極域への黒色炭素エアロゾル輸送に対するモデル分解能の影響

    山下 陽介, 滝川 雅之, 五藤 大輔, 八代 尚, 佐藤 正樹, 金谷 有剛, 竹谷 文一, 宮川 拓真 気象集誌. 第2輯 99 (2), 287-308, 2021

    ...上昇流最大となる領域は水平スケールが小さいため、水平解像度約220kmの実験では十分に再現されなかった。本研究では、発達した低気圧により9月における北極域へのBC輸送が増大することを確認した。輸送モデルの結果は、発達した低気圧による北極域への物質輸送が、高分解能(約56 km)の計算では低分解能(約220km)の計算よりも増大することを示した。</p>...

    DOI Web Site Web Site 研究データあり 被引用文献1件 参考文献43件

  • 日本の関東平野に発生する沿岸前線にみられる系統的な数値予報誤差の解析

    鈴木 健斗, 岩崎 俊樹, 山崎 剛 気象集誌. 第2輯 99 (1), 27-47, 2021

    ...本研究では2015-2018年に海からの南寄りの風を伴って発生した沿岸前線に対する統計解析から前線位置の系統的な数値予報誤差を確かめ、その要因を調べるため、典型的な予報誤差を伴った3事例に対し非静力学モデル(JMA-NHM)による数値感度実験(水平解像度、地形、物理スキーム)を行った。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 全球水資源モデルH08を用いた大都市における5分水平解像度水需給推定

    加藤 青葉, 土居 慶祐, 鼎 信次郎 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_217-I_222, 2021

    <p> 近年,全球水資源モデルの開発や5分または6分空間解像度への高解像度化が進んでいるが,グリッド間の水輸送機能に課題が残りグリッドスケールでの評価では水ストレスが過大評価される傾向にあった.本研究では都市スケールの評価に取り組み,20都市における水需要と都市に供給可能な水資源量を推定することにより,都市ごとの水ストレス評価を行い,グリッド間の水輸送に関する問題解決を試みた.実際に取水されてい…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 平成30年7月豪雨における梅雨前線による大雨での雨滴蒸発冷却の影響

    小原 涼太, 岩崎 俊樹, 山崎 剛 気象集誌. 第2輯 99 (5), 1351-1369, 2021

    ...そこで、非静力学数値モデルJMA-NHMを用いた降水粒子の蒸発に関する感度実験を水平解像度3 kmで行った。数値実験では300K等温位面が前線面として同定され、同時におこなった地形の平坦化の有無に関する感度実験の結果、中国地方から近畿地方中部に伸びる強い降水帯は地形ではなく主に前線面に沿った上昇流で形成されていたことが示された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 日本で集中豪雨をもたらす線状降水帯と名付けられた準停滞線状降水システム

    加藤 輝之 気象集誌. 第2輯 98 (3), 485-509, 2020

    ...2014年8月20日の広島豪雨の事例の再現では、対流セルの形成・発達過程をおおよそ再現できる少なくとも水平解像度2kmが必要であったが、その内部構造を正確に再現するには水平解像度250~500mが必要であった。2㎞のモデルは10時間前の初期値を用いることで広島の事例を量的に再現したが、予想された最大積算降水量は初期時刻が線状降水帯の発生時刻に近づくにつれてかなり減少した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献31件 参考文献42件

  • d4PDF領域モデル実験データにおける極端高温事例の再現性

    西 暁史, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 133-, 2020

    ...</p><p>本研究は,領域気象モデルWRFモデルを用いた4つのDDS実験を行い,それらの結果をd4PDF領域モデルデータのデータと比較する.1つ目の実験は,計算領域を2段ネスティングした(解像度9㎞−3㎞)実験(WRF3)である.2つ目の実験は,水平解像度20㎞のWRFでDDSを行った実験(WRF20)である.3つ目の実験は,d4PDF領域モデルデータ(解像度20㎞)の地形を用いた実験(WRF20d...

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  • 気候変動影響評価等に関わる現場データ流通促進のための合意形成項目

    角田 晋也, 西村 一, 鈴木 泰山 MACRO REVIEW 32 (1), 1-19, 2020

    ...<p> 水平解像度が2km以下の超高解像度の気象・乱流シミュレーションデータと各種の現場データの相関を調べることによって、自然災害及び自然エネルギー利用ほか、社会の広い分野でさまざまなサービスが創出される可能性がある。しかし、地方自治体、大学、及び民間事業者の観測データや経済活動データの多くがまだ広くは流通していない。...

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  • 離岸距離の短い洋上地点を対象とした狭域スケールの気象計算による風況把握

    中尾 圭佑, 服部 康男, 平口 博丸, 田村 英寿 風工学シンポジウム講演梗概集 26 (0), 25-28, 2020

    ...日本の洋上風力発電設備の建設は,離岸距離の短い地点を想定することが多いため,該当地点の風況は陸域の影響を受けうる.気象モデルはこれまで解像度が数km程度であり,沿岸の微細な土地利用や海岸線の効果は不明瞭だった.しかし,近年は高解像度に対応する物理スキームも実装され,上記の影響把握に有効と考えられる.そこで,銚子沖の実サイトを対象とした水平解像度200mの気象モデル計算により風況データを取得し精査した...

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  • メソ気象モデルWRFを用いた2019年台風15号(FAXAI)の再現計算

    橋本 篤, 杉本 聡一郎, 服部 康男, 平口 博丸 風工学シンポジウム講演梗概集 26 (0), 1-6, 2020

    ...本研究では、メソスケールの領域気象モデルであるWRFを用い、房総半島を対象とした水平解像度1kmでのT1915の再現計算を実施し、再現性を評価した<br>その結果、水平解像度1kmのWRFを用いた再現結果は、横浜地方気象台接近時のT1915の台風の中心位置と気圧低下量を概ね再現することを確認した。...

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  • ALOS 30 DSMアナグリフ画像及び空中写真を用いたブータン南部の活断層のマッピング

    熊原 康博, 中田 高, 梅原 始 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 164-, 2019

    ...<br><br> 空中写真判読を補完するデータとして,ALOS 30 Digital Surface Model (DSM) を用いた.これはJAXA が2006-2011 年にかけて「だいち」で取得されたデータをもとに作成された水平解像度30m 相当のDEM データセットで,1度×1 度単位を1タイルとして提供されている.このデータをMac 用のフリーソフト(Simple DEM Viewer)を...

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  • 気候モデルの陸面過程における流出スキームの検討

    高田 久美子, 花崎 直太 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 104-, 2019

    ...全球気候モデルMIROCの陸面過程MATSIROでは流出過程に簡易化したTOPMODELを用いているが、水平解像度を約100kmから約10kmに変更した際に、流出率が著しく小さくなる問題が生じた。そこで、流出スキームを検討して飽和域の算定に関わるパラメタの変更を試行し、流出量の年間値や季節変化、日流出量変動、土壌水分への影響を調べた。...

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  • 湿潤熱帯流域における気候変動が流域規模の洪水氾濫に及ぼす影響評価

    山本 浩大, 佐山 敬洋, Apip Apip 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 8-, 2019

    ...<p>東南アジアの気候変動影響研究において、高解像度MRI-AGCM(水平解像度 20km)の将来降雨を降雨流出モデルに入力し、洪水氾濫への影響を定量的に評価した<sup>1)</sup>。近年では、極端現象の再現性の向上を目指して、高解像度の領域気候モデル(以下、NHRCM, 水平解像度5km)が開発<sup>2)</sup>され、詳細な東南アジア流域での気候変動影響評価にも適用されている。...

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  • 長期海洋再解析データによる日本海の海洋環境再現性評価と海峡流量解析

    二宮 順一, 浜野 竜太朗, 森 信人, TROSELJ Josko, 石川 洋一, 西川 史朗 土木学会論文集B3(海洋開発) 74 (2), I_988-I_993, 2018

    ...日本を取り巻く海洋の環境,防災,資源開発を考える上で,日本近海の海洋環境を把握し,流動構造・水温変動などの海況の変動解析を行うことが大きな課題となる.そこで本研究では,日本近海を対象として 982年から約30年と長期間で水平解像度1/10度と高解像度の最新の再解析データFORA-WNP30を使用して,日本海を対象とした海洋環境解析を行った.FORA-WNP30の日本海における水温,塩分の再現性を評価...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • JRA-55再解析データのダウンスケーリング実験における地形モデル選択が洪水流出解析に及ぼす影響

    原田 守啓, 丸谷 靖幸, 伊東 瑠衣, 石崎 紀子, 川瀬 宏明, 大楽 浩司, 佐々木 秀孝 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_103-I_108, 2018

    ...<p> 本研究は,水平解像度20kmの領域気候モデルから段階的な力学ダウンスケーリングを行う際に,地形モデルの選択が,降水の空間分布や豪雨による洪水流出に与える影響を検討することを目的とする.気象庁55年長期再解析(JRA-55)をもとに水平格子間隔20km,5kmの2段階のネスティングを行った.5km実験においてはGrid mean地形モデルとEnvelope Mountain地形モデルを用い,中部地域...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 実河川流域における大量アンサンブル気候予測データに基づく年最大流域平均雨量の算定

    植村 郁彦, 舛屋 繁和, 吉田 隆年, 大村 宣明, 千葉 学, 戸村 翔, 山本 太郎, 時岡 真治, 佐々木 博文, 濱田 悠貴, 星野 剛, 山田 朋人 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_115-I_120, 2018

    ...<p> 2016年8月北海道豪雨激甚災害では,連続した台風の上陸や観測記録を上回る降雨が発生した.近年,このような気候変動の影響の顕在化が懸念され,気候変動を考慮した治水対策が必要とされている.これまでの治水対策は過去の観測データに基づき整備目標を定めてきたが,将来の気候変動下で発生する事象への対応には,気候予測データの活用が必要不可欠である.本研究では,気候予測データの治水対策への活用に向け,水平解像度...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • 雲解像モデルを用いた台風の大規模数値シミュレーション

    坪木, 和久 ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集 2017 44-44, 2017-05-29

    ...してきた雲解像モデル CReSS (Cloud Resolving Storm Simulator) を用いて行ったもので,2km 以下の高解像度で積乱雲ひとつ一つを表現しつつ,台風全体をシミュレーションするものである.このような台風のシミュレーションは非常に大規模になるので,その計算は 2002 年に稼働を開始した地球シミュレータによってはじめて可能となった.その後,急速なコンピュータの進歩により,水平解像度...

    情報処理学会

  • 伊勢湾台風の擬似温暖化実験による将来高潮の予測

    二宮 順一, 森 信人, 竹見 哲也, 荒川 理 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_1501-I_1506, 2016

    ...水平解像度20kmのMRI-AGCM3.2SによるSSTアンサンブル実験結果から海面温度,気温,気圧の将来変化量を見積り,JRA-55に将来変化量を上乗せすることで擬似温暖化環境を作成し,JRA-55と擬似温暖化環境を初期・境界値として伊勢湾台風を対象とした力学的ダウンスケーリングを行い台風と高潮の将来変化について検討した.その結果,海面温度を考慮するだけでは過度に強い台風(中心気圧で約40hPaの...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件 被引用文献1件 参考文献7件

  • MRI-AGCM3.2Hアンサンブル実験を用いた高潮の将来変化予測に関する研究

    安田 誠宏, 山本 耀介, 森 信人, 間瀬 肇 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_1477-I_1482, 2016

    ...気候変動に伴う高潮浸水被害の特性変化が想定される中,不確実性を考慮した高潮の長期変化予測を行うことが重要となっている.本研究では,水平解像度60km全球気候モデル(MRI-AGCM3.2H,以下GCM60)を用いたアンサンブル気候変動予測実験の出力にバイアス補正を適用し,これを用いて高潮計算を行い,気候実験条件が高潮予測結果に及ぼす影響を検討するとともに,不確実性を考慮した高潮のアンサンブル将来変化予測...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • 伊勢湾台風を対象とした高潮追算のためのJRA55再解析データの力学的ダウンスケール

    二宮 順一, 竹見 哲也, 森 信人 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_1699-I_1704, 2015

    ...について手法の検討を行った.計算領域サイズの設定は,台風経路と台風強度の両者に影響し,領域を広く設定するほど台風経路は誤差が大きく,台風強度は強く推定された.水平解像度の違いは台風経路への影響が小さく,高解像度ほど台風強度を強く推定することがわかった.以上の結果を踏まえて,高潮推算における領域気象モデルの検討手順を示した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 気象庁気象研究所における沿岸モデル開発

    辻野 博之, 坂本 圭, 碓氷 典久 沿岸海洋研究 52 (2), 119-129, 2015

    ...本報文では,気象庁気象研究所における沿岸モデルの開発状況について報告を行う.気象研究所は気象庁における海洋気象業務の支援を目的として,海洋数値予測モデルと観測データ同化を組み合わせた,海況監視予測システムの開発を行っている.現行システムは水平解像度約10km で,黒潮や親潮の現状把握と数か月先までの予測を目的としている.最近,これら沖合を流れる強い海流の変動が日本の沿岸水位に与える影響が広く認識され...

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  • 気候モデル台風のバイアス補正手法の開発と高潮の将来変化のアンサンブル予測

    安田 誠宏, 片平 成明, 森 信人, 間瀬 肇, 澁谷 容子 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_1507-I_1512, 2015

    ...気候変動に伴い熱帯低気圧の強度は増大する可能性が高く,沿岸部においては高潮による浸水被害リスクの高まりが懸念される.気象研究所の水平解像度60kmの全球気候モデルGCMでは,複数の海面水温SSTパターンや排出シナリオについて気候変動のアンサンブル将来予測実験が行われているが,高潮の直接計算に駆動力として用いるのは精度的に不十分である.本研究では,領域気候モデルRCMを最も精度の高い出力値と見なして,...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献6件

  • 温暖化予測数値実験に基づいた集中豪雨と大気場指標の将来変化

    中根 武志, 岡田 翔太, 福本 雄一, 鈴木 善晴 水文・水資源学会研究発表会要旨集 27 (0), 100078-, 2014

    ...地球温暖化の進行に伴い,豪雨の発生頻度は増加傾向にあることが示唆されているが,詳細はまだ明らかではない.本研究では,我が国における豪雨発生リスクの定量的評価とその将来変化を明らかにすることを目的とし,革新プロにより算出された現在・近未来・将来条件のGCM20(MRI-Atmospheric Global Climate Model 3.2S) の3次元大気場データ(水平解像度20km,鉛直16層)を...

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  • スーパーコンピュータ「京」とNHMを用いた伊豆大島の豪雨の高解像度実験

    大泉 伝, 黒田 徹, 斉藤 和雄 水文・水資源学会研究発表会要旨集 27 (0), 100076-, 2014

    ...今回の様な台風による局所的な豪雨を、気象モデルを用いて解析するためには、広範囲を対象に、数百mスケールの水平解像度で計算を行う必要がある。気象モデルによる高解像度実験は、竜巻や局地的豪雨の解析など都道府県スケールの領域では行われてきたが、台風の様な日本域を広く覆う領域での高解像度実験は、計算資源の制約等の制約があり、まだ十分に行われていない。...

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  • 気象研究所20 km・60 km格子版全球大気大循環モデルを用いた地球温暖化時における中央アメリカとカリブ海での水文気候変化

    仲江川 敏之, 鬼頭 昭雄, 楠 昌司, 村上 博之, 荒川 理 気象研究所研究報告 65 (0), 15-33, 2014

    ...この二つの水平解像度は、地域気候モデルを利用する際の粗い水平解像度と同等である。両解像度モデル共に、観測季節降水パターンを良く再現することができた。今世紀の終わりまでに、全ての季節、殆どの対象地域で、降水量は減少すると予測された。陸域での蒸発は、一般的に乾季に減少し、雨季に増加すると予測された一方、海洋での蒸発は、熱帯収束帯を除いて、年間を通じて増加すると予測された。...

    DOI 被引用文献11件 参考文献51件

  • 岐阜県多治見市における夏季晴天日の暑熱環境の実態調査と領域気象モデルWRFを用いた予測実験

    髙根 雄也, 日下 博幸, 髙木 美彩, 岡田 牧, 阿部 紫織, 永井 徹, 冨士 友紀乃, 飯塚 悟 地理学評論 Series A 86 (1), 14-37, 2013

    ...の選択に伴うWBGT予測結果の不確実性の大きさを相互比較するために,物理モデルと水平解像度の感度実験を行った.その結果,選択した物理モデルによって予測値が日中平均で最大8.4°C異なること,特に地表面モデルSLABは観測値の過大評価(6.8°C)をもたらすことが確認された.一方,水平解像度が3 km以下の場合,WBGTの予測値の解像度依存性は日中平均で最大0.5°Cと非常に小さいことが確認された....

    DOI Web Site Web Site 参考文献30件

  • 中部日本における積雪の領域気候モデルと衛星画像データを用いた再現

    鈴木 智恵子, 飯塚 潤平, 木村 富士男, 若月 泰孝 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 275-, 2013

    ...., 2008) の結果を利用した.初期値境界値にはNCEP/NCAR再解析データを使用した.衛星画像データとして,宇宙航空研究開発機構(JAXA)/東海大学(TSIC/TRIC)提供のJASMES/MODIS積雪マッププロダクトを使用した.本プロダクトは半月単位(各月の1-15日および16日-各月の最終日)で作成されており,水平解像度は500mである.積雪面積と標高の関係を調べるため,国土地理院の...

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  • 平成20年8月末豪雨をもたらした線状降水帯の構造に関する 領域気象モデルを用いた解析

    髙咲 良規, 渡来 靖, 吉﨑 正憲 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100118-, 2013

    ...<br> 本研究で用いた領域気象モデルは,NCAR(米国大気研究センター)を中心に開発されているWeather Research and Forecasting (WRF)モデルのVersion 3.4.1である.水平解像度は,第1領域が12.5km,第2領域が2.5km,第3領域が500mとする.3段階のネスティング計算を実行した.積分時間は,2008年8月28日00UTCを初期値として,8月28...

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  • 流域スケールの水文解析に向けたGCM出力の活用手法の検討

    道広 有理, 佐藤 嘉展, 鈴木 靖 土木学会論文集B1(水工学) 68 (3), 125-135, 2012

    ...29の全球気候モデル(GCM)の実験結果を,地域メッシュ統計による第1次地域区画(約80km四方)単位に整理し,国内の代表的な7つの流域を対象に降水量および気温について解析を行った.現在気候の再現性をアメダス観測値で評価すると,水平解像度の高いMRI-AGCMが優れていた.水平解像度が100km以上であるCMIP3では,個々のGCMの再現性は低いが,マルチモデルアンサンブルにより再現性は向上した.一方...

    DOI 被引用文献1件 参考文献11件

  • 境界層・雲微物理過程のモデル化に対する局地豪雨の感度実験

    竹見, 哲也 京都大学防災研究所年報. B 54 (B), 293-301, 2011-10-20

    ...領域気象モデルWRFを用いて水平解像度500mで局地豪雨の再現実験を行った。特に, 局地豪雨の再現に重要な物理過程である境界層乱流および雲微物理過程のモデル化(パラメタリゼーション)に対する感度に注目して再現性を検討した。対象とした事例は, 2009年8月に佐用町で生じた局地豪雨である。本事例は, 台風9号に発達した熱帯低気圧の接近に伴って発生したものである。...

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  • ポーラーロウの理想化実験

    柳瀬 亘, 新野 宏 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 191-191, 2011

    ...本研究では気象庁非静力学モデルを水平解像度5kmで用い、ポーラーロウの環境場と発達メカニズムとの関係を調べる理想化実験を行った。実験では雲の凝結熱と海面からの顕熱・潜熱フラックスを考慮し、環境場の傾圧性(水平温度勾配の強さ)をパラメータとして変化させて与えた。傾圧性が弱い時には、台風のようにスパイラルバンドと中心の眼を伴う軸対称的な構造のポーラーロウが発達した。...

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  • ピッチの広いレンチキュラレンズを使った周期立体像(立体映像技術一般)

    大石 則司 映像情報メディア学会技術報告 35.42 (0), 35-38, 2011

    ...ピッチの狭い通常のレンチキュラレンズを使う周期立体像では,レンズピッチが水平解像度の上限となるが,一方でレンズピッチを狭くすると,描画解像度の影響で画質が低下するというジレンマがあって高精細化が難しかった.本研究ではピッチの広いレンチキュラレンズを使い,解像度がレンズピッチに制限されない周期立体像を作成する検討を行った.本手法では周期画像のピッチが広がることで描画解像度に余裕ができ,比較的容易に高精細...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 東アジア地域における地上気圧分布パターンの客観分類 (4)

    今井 裕一, 加藤 央之 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100101-100101, 2011

    ...<br><br>2.使用データおよび手法加藤ほか(2009)に従い,1979年から2008年の東アジア地域(北緯20から52.5度,東経110から160度)における水平解像度2.5度×2.5度の午前9時の海面気圧データ(SLP)【NCEP/NCAR再解析データ】を用いた。最適な暖候季のパターンについて検討する為,以下の解析を行った。 <br><br>?...

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  • 将来の極端台風の複数経路計算による可能最大被害予測

    奥, 勇一郎, 吉野, 純, 石川, 裕彦, 竹見, 哲也, 中北, 英一 京都大学防災研究所年報. B 53 (B), 371-376, 2010-06-01

    ...本研究では,気象庁・気象研究所の超高解像度全球大気モデル(水平解像度約20km)の温暖化予測実験で再現された21世紀末における日本に最も影響が大きい台風を対象とし,その異なる経路による可能最大の被害を詳細に予測することを目的としてダウンスケール実験を行った。東京都心を対象とし,台風がいわゆる「最悪のルート」をたどった場合の期間中の地上風速や降水量の最大値がどれだけ大きくなるかを調べた。...

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  • 東アジア地域における地上気圧分布パターンの客観分類 (2)

    加藤 央之, 永野 良紀, 田中 誠二, 山川 修治 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 64-64, 2010

    ...水平解像度は緯度2.5度×経度2.5度である。前報では24時間毎のデータ(00GMT)を用いたが,分類された各グループは24時間継続するという保証はなく,より短時間に移行している可能性があることから6時間データでの解析を行った。ここでは,NCEP/NCARの6時間データを用い,各主成分スコアの計算を行い,このスコアに基づいて6時間ごとの気圧パターン(グループ)を求めた。...

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  • 東アジア地域における地上気圧分布パターンの客観分類 (3)

    今井 裕一, 加藤 央之 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 65-65, 2010

    ...データおよび手法<br>  加藤ほか(2009)に従い,1979年から2008年の東アジア域(北緯20から52.5度,東経110から160度)における,水平解像度2.5度×2.5度の午前9時の海面気圧データ(NCEP/NCAR再解析データ)を用いた.海面気圧データに対し主成分分析を行い,第1から第6主成分までの主成分スコアに対する6次元空間内で10958日の群平均法を用いたクラスター分析を行った。...

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  • 地球温暖化気候シナリオを再現可能な気候緩和機能評価モデル

    田中 博春, 井上 君夫, 足立 幸穂, 佐々木 華織, 菅野 洋光, 大原 源二, 中園 江, 吉川 実, 後藤 伸寿 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 83-83, 2010

    ...計算可能な水平解像度は最大250m。1976,1987,1991,1997年の全国の土地利用を整備しており、それを元にユーザー側で自由に土地利用の変更が可能である。モデル内の都市を農地に変更することで、現在から将来までの農地の持つ気候緩和効果の理解が容易にできる。  ...

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  • 地球温暖化に伴う確率降水量変化の都道府県別評価

    石原 幸司 水文・水資源学会研究発表会要旨集 22 (0), 121-121, 2009

    ...そこで、本研究では、水平解像度20kmの地域気候モデルMRI-RCM20の計算結果を用いて、年最大日降水量の100年確率値が約100年後にどの程度変化するかの評価を、都道府県別に地域頻度解析を適用することで行うこととし、まずは、最もアメダス地点の多く含まれる岩手県における適用可能性を検討した。その結果、将来気候では再現期間100年に相当するクオンタイルは現在気候よりもやや小さくなった。...

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  • 全球雲解像モデルNICAMのエネルギースペクトルの解析

    田中 博, 寺崎 康児 理論応用力学講演会 講演論文集 58 (0), 129-129, 2009

    ...本研究ではGl-5(244km)からGl-10(7km)までの水平解像度のNICAMの数値実験の結果から、大気大循環のエネルギースペクトルを解析し、相互に比較した。東西波数の-3乗則がメソスケールで-5/3乗則へシフトするか確認した。...

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  • 東アジア地域における地上気圧分布パターンの客観分類

    加藤 央之, 永野 良紀, 田中 誠二, 山川 修治 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 3-3, 2009

    ...水平解像度は緯度2.5度×経度2.5度である。海面気圧データに主成分分析を行い,得られた第1~第6主成分までの主成分スコアに対する6次元空間内で3653日のクラスター分析(群平均法)を行った。ここで主成分については各年毎のデータを用いた予備解析の結果から,毎年安定した変動パターンとして出現する第6主成分までを採用した。...

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  • 解像度変換光学系を用いたホログラフィーに対する調節応答測定(立体映像技術一般)

    林 勇樹, 高木 康博 映像情報メディア学会技術報告 32.44 (0), 1-4, 2008

    ...われわれは,以前の研究で,解像度変換光学系を用いた広視域化ホログラフィーを提案し,水平解像度約16,000で水平視域角15.4°のホログラム表示を実現した.これにより,両眼で立体視可能なホログラム表示を可能にした.コヒーレント光を用いるホログラム表示では,空間にシャープな立体像を形成できるため,調節と輻輳の不一致が生じないことが期待される.本研究では,解像度変換光学系を用いたホログラム表示に対する調節応答...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献4件

  • バイアス補正をした超高解像度GCMによる淀川流域の将来流量予測

    浜口 俊雄, 佐藤 嘉展, 森 英祐, 田中 賢治, 小尻 利治 水文・水資源学会研究発表会要旨集 21 (0), 70-70, 2008

    ...本研究では、水平解像度20kmの超高解像度GCMデータを用いて、淀川流域の将来流量の予測を試みた。その結果、高解像度のGCMであってもバイアス補正を行わないと流域の降水量やその季節変化特性を正確に再現できないことがわかった。...

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  • 黄河プルームに対する潮流と吹送流の影響

    郭 新宇, 王 強, 武岡 英隆 理論応用力学講演会 講演論文集 56 (0), 98-98, 2007

    ...数値モデルは水平解像度が1/18度で、開境界条件の問題を避けるために、広範囲なモデル領域を有する北西太平洋モデルの入れ子モデルとして構築されている。月平均外力(風、河川流量、熱フラックス、潮汐)を用いて、この領域で最も卓越するシグナルである季節変動を再現してみた。本研究は黄河プルームの挙動に注目する。...

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  • 高解像度全球気候モデルによる地球温暖化時の夏季アジアモンスーン極端現象の変化

    大楽 浩司, 江守 正多 水文・水資源学会研究発表会要旨集 20 (0), 119-119, 2007

    ...数値モデルは,水平解像度T106(約1.1度グリッド),鉛直56層の高解像度全球大気モデル(CCSR/NIES/FRSGC AGCM)を用い,標準実験5本,CO2倍増実験7本のタイムスライスアンサンブル実験を行った.南アジア地域の地表気温は,CO2倍増時に2度から6度の昇温が予測される.対流圏下層のモンスーン循環の北へのシフトと,南アジア陸上における降水の顕著な増加が予測される.標準実験の日降水は,...

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  • 台風海洋結合モデルによる台風強度予報の問題点

    和田 章義 気象研究所研究報告 58 103-126, 2007

       When tropical cyclone (TC) intensity is predicted using a sophisticated numerical model under a given initial condition with a typhoon bogus, numerical problems, particularly associated with the …

    DOI 被引用文献3件 参考文献46件

  • 関東近海における沿岸海況予測システムの開発

    川尻 秀之, 郭 新宇, 鍵本 崇, 宮澤 泰正 理論応用力学講演会 講演論文集 56 (0), 97-97, 2007

    ...複雑な地形を高精度に表現するため水平解像度は1/108°とし、側面の境界条件は松本海洋潮汐モデル(松本ほか 2000)のアウトプットより主要4分潮(M2,S2,K1,O1)を内挿して与えている。モデルの予測精度を検証するため計算結果と観測結果との比較を行い、モデルが十分な予測精度を持つことを確認した。...

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  • 気象モデルと地理情報システムを利用した洋上風力賦存量の評価 その1

    山口 敦, 佐々木 庸平, 石原 孟, 藤野 陽三 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2004 (0), 43-43, 2004

    ...本研究では関東地方沿岸海域を対象とし,メソスケール気象モデルを用いた水平解像度2kmのシミュレーションを行い,以下の結論を得た.<br>1.洋上では基本的に沿岸から離れるにつれて風速が増大するが,沿岸からの距離が一定でも場所によって年平均風速は大きく異なり,洋上においても風車立地サイトの選定が重要である....

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  • GAME再解析データを用いたチベット高原上の熱・水収支解析

    植田 宏昭, 釜堀 弘隆, 山崎 信雄 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 21-21, 2003

    ...本研究ではGAME再解析プロダクトVer. 1を用いてチベット高原上における1998年5月から8月までの熱・水収支解析を行った.使用したモデルの空間解像度はT213L30(水平解像度640×320格子,鉛直30層)である.アジア域はチベット高原を含むので,η面(σ-pハイブリッド座標系)での解析を行った.計算には00UTCと12UTCを初期値とした24時間予報値(18_から_24時間平均)の水平風2...

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  • 紀南分岐流(振り分け潮)の数値モデル研究

    福田 久, 郭 新宇, 山形 俊男 海の研究 11 (5), 513-527, 2002

    The "Furiwakeshio" ("Kinan Bifurcation Current"), which is caused by the Kuroshio hitting the southwestern coast of the Kii Peninsula, is studied using a high-resolution OGCM. A hindcast experiment …

    DOI 被引用文献2件

  • Super High Resolutionセキュリティカメラの開発

    三瀬 哲夫, 森 幸夫, 岡田 誠司, 村田 治彦, 東 栄一郎 映像情報メディア学会技術報告 25.28 (0), 43-48, 2001

    ...色差線順次方式の41万画素単板式CCDカラーカメラにおいて, 業界最高の水平解像度520TV本(従来470TV本)を実現する信号処理アルゴリズムとこれを実現するセキュリティカメラを開発した.ポイントは以下の通り.(1)映像の彩度に応じて2種類の水平アパーチャ信号を切り替え解像度向上を実現する.彩度適応高解像度水平アパーチャ信号生成処理(2)水平/垂直の信号変化に応じて色分離方法を制御することによって...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 150万画素静止画対応3CCDカメラシステム

    浜崎 岳史, 豊村 浩一, 矢野 修志, 中山 正明, 浅井 祥光 映像情報メディア学会技術報告 25.28 (0), 61-66, 2001

    ...有効38万画素CCDを水平垂直画素ずらし配置し、4倍密信号処理することで高画質DV動画記録(720x480)と150万画素静止画(1536x960)記録の両立を実現し、静止画において水平解像度800TV本、垂直解像度700TV本を達成した。また、動画と高精細静止画の信号処理系の大部分を共有化することで回路規模削減・省電力化を図り、単板並みコスト、電力を達成した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 全球土壌水分プロジェクト

    Douville H., Bazile E., Caille P., Giard D., Noilhan J., Peirone L., Taillefer F. 気象集誌. 第2輯 77 (1B), 305-316, 1999

    ...1度×1度の水平解像度全球土壌水分気候値を作り出す可能性を求める研究のために、全球土壌水分プロジェクト(GSWP;Global Soil Wetness Project)のフレームワーク内で、1987年1月から1988年12月までの間、気象観測値と解析値を強制力としてフランス気象局のISBA地表面スキームを用いた実験を行った。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 強誘電性液晶投写型ディスプレイの開発

    武藤 泰明, 野口 浩, 北尾 智, 川口 隆夫, 辻原 進, 小笠原 勝一, 石橋 洋一, 木村 直明, 三戸 真也, 蔵富 靖規, 瀧本 昭雄, 田口 祐二 映像情報メディア学会技術報告 21.38 (0), 43-48, 1997

    ...その結果、画面中心での水平解像度1100TV本(16 : 9換算)、明るさ2000lm(全白)、色度誤差0.01(CIE色度図uv座標上)という大画面投写型ディスプレイの分野において最高レベルの高解像度、高輝度と色再現性を実現した。...

    DOI 参考文献7件

  • 家庭用ビデオの高画質化  EDベータ

    平井 純, 河野 雅俊, 岡本 裕成 テレビジョン学会誌 42 (8), 812-816, 1988

    ...1987年3月, 1/2インチ家庭用ビデオとして画期的に画質が改善された「EDべータ」<SUP>1) </SUP>が発表された.これは, メタルテープを用い輝度信号の水平解像度500本を実現したシステムである.これを構成する技術として電磁変換系, 輝度信号のフォーマットの考え方, Y/C分離回路, S映像入出力端子, 今後の課題等について論ずる....

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  • 線状熱電子源を用いた平面テレビ装置 II  水平アドレス垂直静電偏向型CRT

    宮崎 栄一, 坂本 康正 テレビジョン学会誌 41 (7), 648-654, 1987

    ...1本の線状熱カソード, 1対の静電垂直集束偏向電極, 水平アドレス用変調電極群ならびに蛍光面アノードから構成される, 構造の簡単な平面テレビ装置の開発を進めている.これまで, 基本的な集束, 偏向, 変調実験をデマウンタブル排気装置内で行い, その結果, 96変調電極で対角2.4インチの白黒とカラーの画像を表示した.しかし, 水平解像度と輝度は不充分であった.今回は2倍の192変調電極で3インチのシールオフ...

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  • 超小型CCDカラーカメラ

    田沼 千秋, 竹村 裕夫, 逸見 和弘, 木村 正信, 近藤 雄, 天野 南, 福岡 義孝 テレビジョン学会誌 41 (11), 1026-1032, 1987

    ...色分離が確実に行える周波数インタリーブ方式の色信号処理回路と色フィルタアレイを持つ固体撮像デバイスの採用などにより実現した.カメラヘッド部と信号処理部は, 新開発の同軸ケーブル並の低容量シールド線を使用して直経4mm, 長さ2mの専用ケーブルで接続することができた.超小型撮像レンズは明るさ<I>F</I>=1.6, 焦点距離<I>f</I>=7.5mm, 画角は対角で±28°である.このカメラで, 水平解像度...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • ビームインデックス方式3型フラットカラーテレビ

    船造 康夫, 杉下 正蔵, 岸本 俊一 テレビジョン学会誌 40 (10), 1018-1023, 1986

    ...<BR>ポータブルテレビの性能としては, セットサイズの小型化, 低消費電力化が要求される.これらの要求を満たすため, 駆動回路の構成の簡単化を図るとともに, インデックス信号処理用低消費電力ICを開発した.開発した3型フラットカラーテレビは, カラーバーパターンの白色ピーク200nit, コントラスト比33 : 1, 水平解像度125TV本の性能が得られ, 消費電力もDC5Wと少なくポータブルユース...

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  • 完全両立性を有するEDTV信号方式 I  動特性の理論検討

    平野 裕弘, 吹抜 敬彦, 吉木 宏 テレビジョン学会誌 39 (10), 885-890, 1985

    ...筆者らの提案している完全両立性のあるEDTV方式では, 輝度信号の高域成分を高精細信号として現行テレビ信号に多重する.これには3種類の手法があり, 現行映像信号帯域幅でも最大770TV本の水平解像度を実現する.今回, 方式実現のための動特性に関して理論的検討を行った.この結果, “時間-垂直” 周波数領域での帯域制限に伴なう水平・垂直移動時の動解像度特性, ならびに輝度信号, 色信号, 高精細信号間...

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  • 補間画素配置を用いた高解像度MOS形撮像素子

    高橋 健二, 長原 脩策, 竹本 一八男, 青木 正和, 小沢 直樹, 鈴木 敏樹 テレビジョン学会誌 37 (10), 812-818_1, 1983

    Design considerations for high resolution solid-state imager are presented. Resolution of the imager was investigated in terms of spatial sampling points, considering interlacing methods and pixel …

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  • 撮像蓄積管における新しい消去・準備動作とその高速撮像への応用

    伊藤 公一, 山口 正恒, 加藤 徳治, 小郷 寛 テレビジョン 31 (2), 111-117, 1977

    ...撮像蓄積管を用いた撮像システムにおいて,その毎秒像数を増すことを目的として,光電面からの光電子による新しい消去・準備動作を考案した.まず絶縁物の表面電位変化に関して動作解析を行い,実測値との良い一致をみた.また消去・準備時間を10ms以下に短縮することができた.これにより毎秒30枚の高速撮像が実現でき,水平解像度230TV本,階調7段階で,しかも残像のない良好な画像が得られた....

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  • シリコンターゲット蓄積管を用いたカラーメモリーテレビジョン

    井面 善光, 岡野 啓輔, 中野 雅明, 辻 史郎 テレビジョン 29 (10), 813-819, 1975

    ...カラーテレビジョン静止画像記録装置の一例として, シリコンターゲット蓄積管を2本用い, 2つの色差信号を線順次信号に変換して一方の蓄積管に記録し, 他方に輝度信号を記録するYC分離方式のカラーメモリーテレビを開発した.水平解像度250本以上, 階調性7段階以上, 連続再生時間約10min, 消去時間約1sec以下の特性を得た....

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  • 1125 本方式レーザーカラーディスプレイ [II]

    山本 学, 橋本 章, 堀内 秀之, 加藤 重雄 テレビジョン 29 (2), 124-129, 1975

    ...1125本方式レーザーカラーディスプレイ装置の構成と性能を述べる.光源は2本の高出力希ガスイオンレーザーである.電気光学効果光変調器は階調特性を補正した広帯域大出力映像増幅器によって駆動される.磁気軸受と動圧空気軸受併用の高速モーターで駆動される水平走査多面鏡ピッチむら補正光学系, および垂直走査振動鏡などから構成される光偏向器により均一性の良い高精細度ラスターが画かれる.得られた性能は水平解像度800TV...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件

  • 電子走査ファクシミリを用いた微小記録実験

    寺西 昭男, 宮崎 栄一 テレビジョン 23 (10), 829-830, 1969

    ...原画の読取り電子走査ファクシミリの送画装置を, 微小記録に電子ビーム露光装置を用いた実験である.送画方式は, 光源にファイバー光学管を密着式フライング・スポット管として使用, 原画はB5版フィルム, 水平走査60Hz, 水平解像度8本/mm, 画線密度10本/mmである.記録方式は記録体にKPRを塗布したシリコン・ウエハーを使用し, 電子ビーム露光後, 現像, エッチングを行なう.縮少率は約1/100...

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  • 走査線の目立たない受像管

    山田 達也, 佐野 俊一 テレビジョン 22 (8), 636-640, 1968

    ...大形受像管の走査線による線構造を目立たなくするために, 電子銃に静電四極レンズを形成することによって, 電子ビームスポットの形状を垂直方向に伸びた形にする方法を考え, 実験した.この方法は, 静電四極レンズの電極電圧を変えるだけで, 従来の画像と走査線を目立たなくした画像を簡単に切換えられる.水平解像度は切換えによってほとんど変化せず, また, この電子銃は現在の技術で容易に製造できる....

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  • クロスカラー除去,高解像度カラー再生方式

    藤尾 孝 テレビジョン 21 (12), 879-889, 1967

    ...クロスカラー妨害が目立ち, これがカラー再生画像に妨害を与える.本文では, カラーテレビ信号の復調プロセスでカラー信号のライン相関を利用して輝度信号, 色信号を分離し, 相互干渉のない高画質のカラー画像を再生する方式とその検討, 試験結果について報告する.なお, 新しく開発したNTSC搬送色信号用の遅延線を用いて試験し, クロスカラー妨害を約20dB, そして搬送色信号による点状輝度妨害を除去した状態で水平解像度...

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  • Δ-Σ変調方式によるテレビジョン信号の伝送

    高野 洸, 安田 靖彦, 猪瀬 博 テレビジョン 17 (10), 606-610, 1963

    ...直流をふくむ広帯域の信号を符号化伝送することは, 従来PCM, Δ変調を用いて試みられてきた.本報ではΔ変調と同等の簡単な回路でこれよりすぐれた特性が得られるΔ-Σ変調方式を取上げ, この方式によってテレビジョン信号の伝送実験を行なった結果を報告する.実験のため構成した変調装置はトンネルダイオードを基本要素とし, 最高サンプリング周波数60Mc/s, 伝送帯域3.5Mc/sのもので, これによって水平解像度...

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  • B170 水平解像度5km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : (1)概要(気候システムII)

    室井,ちあし, 吉崎,正憲, 大泉,三津夫, 加藤,輝之, 永戸,久喜, 林,修吾, 斉藤,和雄, 青梨,和正, 小司,禎教, 瀬古,弘, 川畑,拓矢, 上野,充, 村田,昭彦, 益子,渉, 村上,正隆, 清野,直子, 栗原,和夫, 佐々木,秀孝, 高藪,出, 吉村,裕正, 山田,芳則, 藤田,司, 石田,純一, 後藤,進, 中山,寛, 原,旅人, 田中,小緒里, 荒波,恒平, 大森,志郎, 長澤,亮二, 小泉,耕, 西嶋,信, 石川,宜広, 本田,有機, 佐藤,芳昭, 金田,幸恵, 若月,泰孝, 橋本,明弘, 安永,数明, 山崎,陽介, 野田,彰, 青木,孝, 松尾,敬世 大会講演予講集 86 146-,

    NDLデジタルコレクション 被引用文献1件

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