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検索結果 68 件

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  • 講演 男と女のあかつき:卒業研究の一方法

    大谷, 雅夫 京都語文 31 53-79, 2024-02-29

    ...鏡王女の歌は、題詞に用いられる「娉」字が求婚する意であることから、求婚をうけた女がそれを拒絶した作であることが分かる。反対に、女に振られた歌と理解されることの多い忠岑の作は、「別れ」の語から、逢うての後の離別の悲しみを詠ったものと解釈されなければならない。...

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  • 『竹取物語』の「涙」 : 心の象徴としての涙とそのパロディ的表現の考察

    斉藤 みか 人文科学研究 : キリスト教と文化 (52) 163-184, 2020-12-15

    ...そして、求婚者の歌に詠まれる「袂が乾く」という表現も、ミメティックレベルでは問題がないがポエティックレベルでは気持ちがさめてしまったことを詠んでしまう歌となっている。パロディ的な表現が「涙」の表現を通して見えてくる。一方、現代の「かぐや姫」と題する絵本やアニメーションにおいて「涙」の表現は変わってしまっている。心の象徴としての涙は描かれず、かぐや姫は最初からよく笑い、よく泣く少女として描かれる。...

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  • 『かぐや姫の物語』の臨床心理学的分析

    横田 正夫 アニメーション研究 21 (1), 81-91, 2020-09-30

    ...5人の貴公子の姫への求婚も御門の姫を攫いに来たことのいずれも、姫の心を無視した振る舞いであり、姫に耐えがたい恐怖をもたらした。そのため、姫は月に帰りたいと念じてしまった。しかし姫は、月に帰る直前に、自我に目覚め、地球に生を受け、自然を喜ぶ前向き行動力が発揮されないことが罪と悟る。</p>...

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  • ローズマリー抽出物の機能性評価

    山田 直史, 中桐 実奈美, 山脇 香菜, 新實 祐理, 伊東 秀之, 宗歳 日光里, 山崎 勤, 中西 徹, 中村 宜督 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 11-, 2018

    ...有名な伝承として,手足のしびれを患っているハンガリーの王妃に,修道士らが治療薬としてローズマリーをアルコールに漬け込んだものを勧めたところ、王妃はみるみる回復されたうえ、みるみる若返り、70歳という年齢で20代のポーランド王に求婚されたというものがある。...

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  • ルー・フォン・ザロメ事件の真相究明の試み

    仲原, 孝 人文研究 67 37-57, 2016-03

    ...ニーチェが求婚したとルーが強固に主張するのは、自分の思想的力量よりも女性的魅力の方が価値が高いと見なす彼女の価値観の表われである。最後に、以上の結論に基づいて、ルー事件が『ツァラトゥストラ』の超人思想を生み出す重要な前提条件となったという見通しを提示する。...

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  • 『竹取物語』に関する一考察

    福永 美佳 尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 47 (0), A1-14, 2015-03-31

    ...奈良・平安時代に陰陽寮で教科書として使用されていた『五行大義』を手引きとして,本論文は,『竹取物語』の求婚譚がいかに構成されているかを論ずる。先行研究は,五人の求婚者がどの五行の元素を表象しているかを明らかにしようとしていたが,意見の一致を見ていない。このような状況を改善するため,本論文は,『五行大義』こそが,求婚を失敗させる手がかりとなるものであると主張する。...

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  • 『竹取物語』研究 : かぐや姫の罪と罰をめぐって

    岡崎, 祥子 岩大語文 14 12-20, 2009-07-04

    ...誰もが知っている古典といえば、『竹取物語』である。竹取の翁とかぐや姫を中心に、難題求婚譚、申し子譚、そして羽衣説話に通じる物語の構成をなしているものである。中には、平安文化を象徴する「あはれ」を思わせる内容も含まれ、『源氏物語』において「物語出来きはじめの祖」と称されるに至っているのは周知のことである。本研究においては、その『竹取物語』について、かぐや姫という存在に焦点をあて、考察している。具体的には...

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  • 「真木柱」によせる和歌 : 柱歌の系譜と住環境から

    岩原 真代 日本文学 55 (9), 25-34, 2006

    ...「真木柱」巻、鬚黒家の住環境は玉鬘求婚譚の影響に翻弄される。本論では、真木柱の姫君の和歌を、柱に書き付ける和歌の系譜に位置付け、柱に紙を押し入れる行為と住環境の変容から、姫君の「祈」りの真情を読み取る。柱は居住者のアイデンティティを保証する存在である。柱に和歌を書き残す行為は転居時の習俗であり、神仏への祈願性も高い。柱に押し入れられた和歌には、夫婦の和合と回帰の願望と「家」への深い執着心がある。...

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  • 実忠物語と求婚和歌 : 『うつほ物語』長篇化の一様相

    本宮 洋幸 日本文学 55 (12), 1-11, 2006

    ...具体的には、あて宮求婚譚において交わされた歌のことばが、「菊の宴」巻に始まる実忠妻子の物語へと、詠者やその詠歌状況を変えながら新たな人間関係をもって引き継がれ展開する様を論じ、物語長篇化の一様相を明らかにすることを目的とする。...

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  • 『宇津保物語』の老いたる人 : <琴の物語>における翁・嫗の像を中心に

    柳 瀞先 名古屋大学国語国文学 91 17-32, 2002-12-13

    ...そのなかで『宇津保物語』における〈琴の物語〉と〈あて宮求婚譚〉には、相反した翁・嫗像が見られる。本稿では、その老人像の相違から、この物語の主題的な特徴を読みとるとともに、過去を語らない〈正頼系の物語〉に対し、物語の終半部で、「末の世」を迎えた俊蔭女や嵯峨院の「末の世」の回想を通して、俊蔭一族の過去が語られる意味を明らかにした。...

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  • 黒髪の行方 : 藤壺の宮と紫の上

    塚原 明弘 日本文学 47 (2), 1-9, 1998

    ...その上で、強引な求婚とその結果としての藤壺の出家(賢木)と、紫の上の、出家願望(若菜下)、死後出家の発案、亡骸の描写(御法)に、光源氏と「紫のゆかり」の黒髪をめぐる物語という一貫性を見出した。...

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  • うつほ物語あて宮求婚歌群の再検討

    加藤 浩司 名古屋大学国語国文学 63 1-19, 1988-12-03

    ...本稿では「嵯峨院」巻以降も入内は決定されておらず求婚譚の興味が持続していることを確認した上で、あて宮の態度や返歌の有無によって「求婚歌群」そのものも求婚譚の行くえと関わることを示した。...

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  • 宇津保物語「国譲」の巻の方法と構造

    三上 満 日本文学 36 (11), 48-57, 1987

    ...「立坊争い」が描かれていることで有名な「国譲」の巻は、あて宮求婚譚での方法を用いながら、立太子問題の決着が琴の一族の論理によって主導されていることを明らかにし、それにより、正頼家側の勝利を表面的なものとして、その論理を相対的なものとしている。...

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  • 三宅島におけるレンテンヤッコの社会構造

    Moyer Jack T., 中園 明信 魚類学雑誌 25 (1), 25-39, 1978

    Population structure, reproductive behavior and protogynous sex inversion of the angelfish <I>Centropyge interruptus</I> was studied in the waters of Miyake-jima, Japan.A single male dominates a …

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  • 腕と求婚の話

    エイロ― 一橋 : 専門部会雑誌 26 12-18, 1931-12

    オリジナルの所在:一橋大学附属図書館: ZA:14

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