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検索結果 124 件

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  • <i>β</i><sub>1</sub>遮断薬を内服した慢性閉塞性肺疾患患者の運動耐容能と呼吸循環応答について

    大場 健一郎, 川上 慧, 神﨑 良子, 松永 崇史, 池内 智之, 髙橋 精一郎, 津田 徹 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (3), 311-316, 2023-08-31

    <p>【背景と目的】COPD患者は<i>β</i><sub>1</sub>遮断薬投与により死亡率等は改善するが,運動耐容能や運動時呼吸循環応答への影響の報告は少ない.そこで,COPD患者の<i>β</i><sub>1</sub>遮断薬内服後の運動耐容能と呼吸循環応答の変化を検討した.</p><p>【方法】安静時心拍数85回/分以上の安定期COPD患者を対象に非盲検前後比較を実施した.<i>β</…

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  • 貧血を背景に頚動脈血栓症から脳梗塞を発症した1例

    藤原 誠人, 三小田 享弘, 冨永 尚樹, 押方 章吾, 角本 孝介, 金 茂成 脳卒中 45 (3), 264-269, 2023

    <p>症例は,68歳の男性.体動困難を主訴に救急搬送となった.来院時左下肢不全麻痺があり,CTおよびMRIでは右前大脳動脈領域に脳梗塞を認めた.また,大量の黒色便失禁があり,血液検査ではHb 6.2 g/dlの貧血を認めたことから消化管出血を疑い,上部消化管内視鏡を行ったところ,胃潰瘍を認めた.脳梗塞の原因精査を目的に行った頚動脈エコーで左内頚動脈に血栓を認め,CTAでは,頚動脈のみならず腹部大…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 穿刺吸引細胞診で多数の破骨細胞様巨細胞を認めた浸潤性乳癌の 1 例

    伊藤 沙織, 松山 篤二, 山田 博, 稲葉 千枝, 工藤 雅美, 松下 敦子, 塩谷 聡子, 西山 康之, 中野 龍治 日本臨床細胞学会雑誌 62 (2), 111-115, 2023

    <p><b>背景</b>:破骨細胞様巨細胞(osteoclast-like giant cell:OGC)の出現を伴う乳癌は 0.5~1.2%とまれである.われわれは,細胞診検体に多数の OGC が出現した浸潤性乳管癌の 1 例を経験したので報告する.</p><p><b>症例</b>:30 歳代,女性.右乳腺 BD 領域に 3 cm …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 再発三叉神経痛に対するガンマナイフ再照射後にくも膜下出血を生じた症例

    馬場 大地, 藤村 陽都, 福山 幸三, 清澤 龍一郎, 荒川 渓, 三本木 千尋, 梶原 真仁, 原田 啓, 高木 勝至 脳卒中 advpub (0), 2023

    <p>症例は,右三叉神経痛に対し2度のガンマナイフ治療(gamma knife radiosurgery: GKS)を施行された既往がある,くも膜下出血の78歳女性.搬送時のCT angiographyで,右前下小脳動脈–後下小脳動脈共通幹の分岐部に3 mm大の動脈瘤を認めた.開頭手術によるtrappingを行い,mRS …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 当院における心不全患者の再入院に関連する因子の検討

    村中 勇太, 北村 匡大 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 16-16, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>心不全患者の再入院に影響する因子においては血液データや内服薬の内容などが存在すると知られている。そこで当院心不全患者において再入院に関連する因子を検討することを目的とした。今後、理学療法士・作業療法士が関わることができる知見を得ることをねらいとする。</p><p>【方法】</p><p>平成27年10月25日から令和2年10月24日までの5年間に心臓リハビリテ…

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  • 当院急性期脳卒中後におけるDVT発生要因とリハビリテーションとの関係

    森田 隆介, 竹村 哲, 久保田 賢治, 平中 健幹, 江本 祐起, 藤井 弘通 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 133-133, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>急性期脳卒中では、深部静脈血栓症(以下:DVT)を併発する例が存在する。DVTは致死率の高い肺血栓塞栓症(以下VTE)へ移行する危険性がありDVTを予防することが重要である。DVT予防については、間欠的空気圧迫法(以下:IPC)を中心とした予防が進められている。リハビリテーション(以下:リハ)介入によるDVT予防は、早期離床・歩行など推奨されているがリハ関連…

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  • 当院脳梗塞患者における血栓回収療法後の臨床転帰と関連因子の検討

    宇都宮 圭佑, 久保田 賢治, 竹村 哲, 大島 由依, 立部 将, 藤井 弘通 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 105-105, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>近年、急性期における血栓回収療法など治療技術は著しく進歩している。当院でも血栓回収療法施行件数が増加しており、リハビリテーションも早期に実施しているが重症度の相違や残存症状に多くの違いがあり、転帰等の予後予測因子に一貫性がないのが現状である。また、血栓回収療法後の開通率の違いが及ぼす影響について述べている報告も少ない。そこで当院における血栓回収療法後の臨床転…

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  • 腰部脊柱管狭窄症に対して三軸加速度計を用いて歩行評価を実施した2 例 ~歩行補助具・装具の検討~

    樋口 敬典, 西川 満, 川上 慧, 濱崎 琴海, 後藤 正喜, 新里 勝, 山下 綾子, 砂村 翔, 安藤 憲祥 九州理学療法士学術大会誌 2022 (0), 101-101, 2022

    <p>【緒言】</p><p>腰部脊柱管狭窄症の症状には下肢痛、筋力低下、感覚障害、間欠性跛行を伴い患者の歩容やADL・QOL 低下に大きな影響を及ぼす。理学療法士はADL・QOL を高めるために歩容改善を目標に掲げることが多い。歩行観察や分析の評価は検者間の誤差があり再現性が乏しく、近年は客観的な評価の導入が進んでいる。</p><p>今回、歩行補助具や装具の導入に三軸加速度計AYUMiEYE、G…

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  • 歩行解析デバイスAYUMI EYE medical の検者間における再現性の検討

    小山 賢三, 秋 達也 九州理学療法士学術大会誌 2022 (0), 59-59, 2022

    <p>【はじめに】</p><p>従来臨床の現場では歩行解析機器は歩行者の身体にマーカーなどを身に付けるなど測定時の負担が大きく,機器が高価なため実施しにくい状況であった.近年は,簡便に活用できる歩行解析デバイスが普及しており,その一つであるAYUMI EYE medical( 以下アユミアイ) は,3 …

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  • 当院における椎体骨折患者に対する新規・再骨折、術後トラブル予防の取り組み

    善明 雄太, 安藤 憲祥 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-61_2-C-61_2, 2019

    <p>【序論】</p><p> 骨粗鬆症ガイドラインでは骨粗鬆症患者による椎体骨折の発生件数は最も多いと報告されている。また、既存椎体骨折がある骨密度低下例の新規椎体骨折リスクは、既存椎体骨折のない例と比較して役1.6倍高いと報告されている。当院でも多くの椎体骨折患者を加療している。外科的治療が必要な椎体骨折患者にはDXA検査等を行い、術式を検討している。リハビリは術前より介入し、術後のADL指導…

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  • Pancoast腫瘍の2例

    岡元 彰平, 佐々田 晋, 久壽米木 亮, 髙橋 雄一, 西田 憲記 整形外科と災害外科 67 (3), 628-631, 2018-09-25

    <p>症例1は65歳男性.半年前より左頚部から上肢痛が出現.症例2は52歳女性.4ヶ月前より左肩甲骨部から上肢痛が出現.どちらも近医を受診し,頚椎症と診断され,対症療法が行われるも,症状の改善に乏しく当院を受診.頚椎MRIにて,C7/T1,T1/2高位で椎弓左側やその周囲に浸潤する輝度変化がみられた.その後,呼吸器外科に紹介し,Pancoast腫瘍と診断された.頚椎単純X線の正面像では,どちらも…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • バスケットボール中に生じた膝蓋腱断裂の1例

    豊見山 樹, 久保 壱仁, 渡邊 匡能, 佐藤 元紀 整形外科と災害外科 67 (1), 16-18, 2018-03-25

    <p>症例は生来健康な40歳男性.バスケットボール中に膝蓋腱断裂を受傷した.受傷後3日目に手術施行,アイメディック社製のTelos人工靭帯を使用した.術後は2週間ギプス固定した.2週間後よりKnee Braceを装着し部分荷重を開始し,4週間後より可動域訓練を開始した.可動域訓練開始後1週間で屈曲90°,独歩可能となった.術後5ヶ月目には可動域制限なく就労されている.膝蓋腱の再建術には一次修復に…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 呼吸器疾患患者に対してフレイルが与える身体機能及び日常生活活動への影響

    秋 達也, 音地 亮 理学療法学Supplement 2016 (0), 1568-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>呼吸器疾患患者において呼吸機能低下だけでなく,疾病とは異なる身体変化,特に上下肢筋力や歩行耐久性の低下を認め理学療法進行に難渋するケースをよく経験する。日本老年医学会(2014年)は高齢者が筋力や活動が低下している状態を「フレイル」と提唱し,予防に取り組むことを呼び掛けている。そこで,本研究は呼吸器疾患患者におけるフレイルの有無が影響を及ぼすこ…

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  • Taylor Spatial Frameを用いたbone transportで治療した下腿開放骨折(Gastilo type Ⅲ-B)の1例

    新村 辰臣, 木股 完仁 整形外科と災害外科 66 (4), 818-820, 2017

    今回我々は下腿開放骨折(Gastilo type Ⅲb)に対しTaylor Spatial Frameを用いたbone transportにて治療した1例を経験した.症例は23歳男性.250 ccバイクで走行中に転倒し受傷.右脛骨腓骨骨幹部開放骨折,右踵骨開放骨折を認め,緊急で洗浄・デブリードマン,創外固定施行した.経過中に広範囲の軟部組織の壊死,感染徴候が出現し関連病院内形成外科へ転院し,軟部…

    DOI Web Site 医中誌

  • 健常成人の膝関節最長不動時間に関する研究

    小野 武也, 西野 かれん, 沖 貞明, 梅井 凡子, 積山 和加子, 相原 一貴, 佐藤 勇太 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 7 (3), 139-141, 2017

    <p>〔目的〕健常成人の睡眠時における膝関節最長不動時間を調査することである。〔対象と方法〕対象は健常成人女性12名であり睡眠時の膝関節の動き携帯型記録装置に接続した電気ゴニオメーターで計測した。〔結果〕平均睡眠時間は約6時間であった。膝関節最長不動時間は最長2時間であった。〔結語〕2時間の膝関節不動では膝周囲の筋に関節拘縮を発生させるような変化は生じないと考えられるために健常成人の関節拘縮は発…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 超高齢消化器外科術後患者における退院時歩行能力低下の有無についての比較検討

    音地 亮, 秋 達也, 石田 慎悟 理学療法学Supplement 2016 (0), 0788-, 2017

    <p>【はじめに】</p><p></p><p>超高齢者は,様々な併存疾患を有している場合が多く,心肺予備能の低下により術後呼吸器合併症の併発リスクの増加や術後せん妄の発生率は高くなる。また創部痛やバイタルサインの悪化に伴い理学療法が行えず,歩行能力や他のADL低下をきたすことも少なくない。これまで消化器外科術後患者の離床や歩行状況についての検討はなされているが,超高齢者を対象とした報告はなされて…

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  • 脊椎脊髄外科治療センターでの麻痺患者への離床活動、褥瘡対策へのチーム医療としての取り組みと実績

    善明 雄太, 重松 良次, 安藤 憲洋, 田中 亜季, 岩本 尚悟 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 34-34, 2016

    <p>【緒言】</p><p>当院には,脊椎脊髄疾患を加療するために脊椎脊髄外科治療センターがある.主に脊髄損傷,脊髄梗塞,脊髄腫瘍,脊椎椎体骨折,脊髄変性疾患等の患者を入院加療をしている.また,麻痺を呈した患者が入院加療をすることもある.今回我々は,2013年7月から2016年2月までの期間に入院加療となった2078名に対して離床スケジュールを使用した早期離床,褥瘡対策を実施した.その内,麻痺患…

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  • 胸部食道癌術後に循環器系合併症を認めた1症例

    門脇 敬, 田村 宏兵 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 91-91, 2016

    <p>【はじめに】</p><p>?食道癌をはじめとする開胸・開腹手術では術後呼吸器合併症を予防し、創部の癒着を軽減する目的で、術後早期もしくは術前から理学療法が介入する必要がある。しかし、胸部食道癌の手術では頸部・胸部・腹部の3経路からアプローチしており、且つ食道再建経路が胸骨後経路である場合、術部が心臓と隣接しているため、術後の循環器系合併症にも注意しなければならない。これまで周術期からの理学…

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  • 患者被ばく線量低減に向けたDICOM RDSR(病院内医療用画像規格線量レポート)情報の収集

    茂呂田 孝一, 盛武 敬, 孫 略, 石原 隆宏, 熊 奈津代, 村田 聡美, 山田 貴大, 岡﨑 龍史 Journal of UOEH 38 (4), 335-343, 2016

    <p>近年の血管撮影技術の進歩は,外科手術に比べ低侵襲であり,患者に恩恵をもたらす一方,手技の高度化に起因する透視時間の延長や撮影回数の増加により,放射線皮膚障害などの確定的影響を発生する事例が多くなってきた.最近,病院内医療用画像規格(digital imaging and communication in …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 変形性股関節症に対するホームエクササイズの継続率に対する一考察

    春口 幸太郎, 井元 淳, 林 和生, 大谷内 輝夫 理学療法学Supplement 2015 (0), 0351-, 2016

    【はじめに,目的】我々は当院で行っているゆうきプログラムを取り入れたHome-Exercise(以下,HE)の短期効果について第49回理学療法学術大会で発表した。本研究ではHEの頻度に着目し,HEの継続率の違いによる症状の変化を検証することを目的とした。【方法】対象は変形性股関節症の新規患者24例(女性のみ,62.4±9.4歳)とした。評価項目は,基本属性,Numeric Rating …

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  • 神経髄節を考慮したSSP療法の即時効果

    相野 正樹, 春口 幸太郎, 白樫 敦, 井元 淳 理学療法学Supplement 2015 (0), 0205-, 2016

    【はじめに,目的】Silver Spike Point(SSP)療法は,物理療法である低周波治療器の1つで,医療機関や治療院でも使用されている機器の1つである。疼痛や筋力の改善を目的として使用されることが多く,目的の筋に対して用いられるが,神経髄節を考慮し椎間に対して施術した報告は我々が渉猟した限り存在しない。本研究は,健常者を対象として,神経髄節を考慮したSSP療法の即時効果を検証することを目…

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  • 急性期脳卒中(橋梗塞)後のprogressive motor deficitsの予測因子の検討

    平野 秀実, 堤 裕太郎, 毛利 博文, 田中 琴海, 足立 麻衣 理学療法学Supplement 2015 (0), 1099-, 2016

    【はじめに,目的】急性期脳卒中後の神経症状増悪(NIHSS4点以上の増加)は11.9%の患者にみられ,その因子として内頸動脈閉塞,中大脳動脈閉塞,線条体内包梗塞,橋梗塞,梗塞巣の大きさ15~30mmが関係している報告されている(Miyamoto N, et al., 2013)。脳卒中治療ガイドライン2015でも十分なリスク管理のもとにできるだけ発症後早期から積極的なリハビリテーション(以下,リ…

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  • 下腿切断後の膝関節伸展可動域訓練に重錘を用いた一例

    重松 良次, 善明 雄太, 田中 亜季, 安藤 憲祥 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 217-217, 2016

    <p>【はじめに】</p><p>今回、交通外傷により両下腿切断を要し、断端形成術後に右下腿創部癒合不良のため創部を開放し創内持続陰圧洗浄療法をおこなった症例のリハビリテーションを経験し、特に膝関節伸展可動域訓練(以下膝伸展ROM訓練とする)方法に苦慮したが、一定の効果を得られたためここに報告する。</p><p>【症例および経過】</p><p>23歳男性、トラック乗車中の交通事故により近医救急病院…

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  • 呼気ガス評価が睡眠時無呼吸症候群の早期発見、早期治療へ繋がった一例

    松尾 由美子 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 194-194, 2016

    <p>【はじめに】</p><p>一般的に睡眠時無呼吸症候群(SAS)、チェーンストークス呼吸(CSR)、運動時周期性呼吸変動(EOV)などの呼吸障害はいずれも予後不良因子として知られている。今回、心臓血管外科術後、種々の呼吸障害とそれに伴う意識レベルの低下により理学療法進行に難渋した患者への呼気ガス評価を実施することで、呼吸障害に対する早期の治療開始が可能となりADL拡大、退院へと繋がった一例を…

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  • 急性期放線冠梗塞患者における拡散強調画像を用いた機能予測

    山口 雄介, 末永 陽祐 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 4-4, 2016

    <p>【目的】</p><p>急性期脳梗塞の拡散強調画像(以下:DWI)は細胞性浮腫を最も早期に検出できることから診断及び機能予測、治療方針の決定において多く利用される。これまでに急性期の画像所見から症状増悪の傾向を辿るBranch atheromatous disease(以下:BAD)に関する機能予測に関する報告は多くみられる。近年では、拡散テンソル画像を用いた残存機能の予測に関する報告が多く…

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  • 踵骨嘴状骨折の一例

    田行 活視, 竹内 一哉, 佐藤 元紀 整形外科と災害外科 64 (4), 703-704, 2015

    〈はじめに〉踵骨骨折は比較的よくみられる骨折であるが,骨折の形態は多種多様である.今回,踵骨嘴上骨折で治療成績が良好であった症例を経験することができたため報告する.〈症例・治療経過〉71歳女性.H25年12月,横断歩道横断中に左折してきた普通自動車に驚き転倒,受傷.全身検索の結果.左踵骨嘴上骨折,左腓骨遠位端骨折を認めた.治療は踵骨上方のアキレス腱付着部の骨片のボリュームが比較的大きく,変位も大…

    DOI Web Site 医中誌

  • 内果骨折にアキレス腱断裂を合併した一例

    渡邊 匡能, 田行 活視, 羅本 尚樹, 佐藤 元紀, 竹内 一哉 整形外科と災害外科 64 (4), 700-702, 2015

    (目的)足関節内果骨折,アキレス腱断裂は単独では頻度が多い外傷であり,それぞれ日常診療でしばしば遭遇する疾患であるが,同一外傷での合併損傷は極めて稀である.今回われわれは足関節内果骨折とアキレス腱断裂を合併した症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.(症例)39歳女性.バドミントンの試合中に後方に下がり踏ん張った際に受傷.同日,右アキレス腱部痛を主訴に当院受診.アキレス腱断裂を疑いMRI施…

    DOI Web Site 医中誌

  • Honda歩行アシストが片麻痺患者の歩行効率に与える効果について

    山口 雄介, 廣田 雄也, 鬼塚 真実代, 西浦 謙吾, 鬼塚 北斗 理学療法学Supplement 2014 (0), 0147-, 2015

    【はじめに,目的】近年,治療を目的とした歩行練習用ロボットに関する報告が多くなされている。Honda製歩行アシスト装置(以下,歩行アシスト)は歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに制御コンピュータがモーターを駆動し,歩行のサポートを行うものである。我々は第49回全国理学療法学術大会にて歩行アシストの効果を3軸加速度計を用いて体幹動揺という点から検証した。歩行エネルギー効率に関して,位置エネルギ…

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  • 頚椎硬膜内椎間板ヘルニアの1例

    井上 崇文, 中原 誠之, 髙橋 雄一, 土方 保和, 久壽米木 亮, 田之上 崇, 隈元 真志, 小川 浩一, 西田 憲記 脊髄外科 28 (2), 165-170, 2014

    <p>  A 56 year-old man complained of sudden bilateral shoulder pain following Brown-Séquard syndrome without any remarkable trauma. Magnetic resonance imaging (MRI) showed that disc herniation …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 変形性股関節症に対するホームエクササイズの短期効果

    春口 幸太郎, 井元 淳, 中村 浩一, 甲斐 尚仁, 林 和生, 大谷内 輝夫 理学療法学Supplement 2013 (0), 0375-, 2014

    【はじめに,目的】変形性股関節症(股OA)の有病率は,X線診断によると1.0~3.5%,国内の人口で換算すると患者数は約120万~420万人と推測されている。臨床場面においても遭遇することの多い疾患であるが,股OAに対する運動療法の有効性に対する先行研究は十分とはいえないのが現状である。なかでも股OAに対するホームエクササイズ(HE)の効果については,報告が少なく一定の見解が得られていない。当院…

    DOI 医中誌

  • 回復期リハビリテーション病院における大腿骨近位部骨折患者の栄養状態と移動能力回復推移,機能予後との関連性

    岡本 伸弘, 増見 伸, 水谷 雅年, 齋藤 圭介 理学療法学Supplement 2013 (0), 0592-, 2014

    【はじめに】大腿骨近位部骨折患者における機能予後についての報告は,2000年前後を中心に精力的に研究が取り組まれてきた。これら研究により,認知症,脳卒中の既往,年齢,受傷前歩行能力(以下,従来の関連要因)などが機能予後に影響をおよぼすことが明らかにされ,同時期に初めて本邦における高齢者の栄養状態について大規模な調査が実施された。これにより医療施設入院中の高齢者の多くが低栄養状態に陥っていることが…

    DOI 医中誌

  • ICU患者におけるAPACHE2スコアを用いた重症度の有用性の検討

    音地 亮, 江里口 杏平, 山田 将弘, 車 忠雄 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101071-48101071, 2013

    【目的】我々は、第47回理学療法学術大会において人工呼吸器装着患者におけるAPACHE2スコアのカットオフ値23点を契機に転帰の予後予測が可能であることを発表した。患者の全身状態・ADLは、入院当初の全身状態の悪化度合いに影響を大きく受け、当カットオフ値で分類した場合には、リハの進行・ADL改善度合いは大きく分かれるものと考えられた。そこで今回、ICU入室時のAPACHE2スコア23点が、転機の…

    DOI 医中誌

  • 初回痙攣発作後に発症した非外傷性腰椎椎体骨折の1例

    土方 保和, 高橋 雄一, 安原 隆雄, 先成 崇, 久壽米木 亮, 井上 崇文, 李 秦辰, 隈元 真志, 田之上 崇, 小川 浩一, 西田 憲記 脊髄外科 27 (1), 57-60, 2013

    <p>  A 40-year-old woman presented with unbearable low back pain that followed a witnessed epileptic seizure without any external injuries. This epileptic seizure was her first episode. Magnetic …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献40件

  • 気管支喘息重積発作後、ICU-AWを呈した症例に対する急性期リハビリテーションの一例

    本田 優志, 音地 亮 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100433-48100433, 2013

    【はじめに、目的】  jonjueらの報告(2007)によると、近年廃用性筋萎縮とは病態が異なるICU acquired weakness(以下:ICU-AW)が注目されている。ICU-AWとは、敗血症・多臓器不全・人工呼吸器離脱困難例の46%にニューロパチー・ミオパチーが存在することが報告されている。今回、気管支喘息重積発作の治療において人工呼吸器管理・ステロイドパルス療法を行い、その後にIC…

    DOI 医中誌

  • 人工呼吸器装着患者の転帰先別に見た退院時能力・重症度の比較

    音地 亮, 江里口 杏平, 山田 将弘 理学療法学Supplement 2011 (0), Db1198-Db1198, 2012

    【はじめに、目的】  Williamsらの報告(2009)にあるように、集中治療室(以下ICU)での人工呼吸器装着患者に対するリハビリテーション(以下リハ)介入の重要性が近年多く述べられている。ICUという特殊環境では疾患における重症度、挿管や抑制等の影響によりリハ以外の時間は臥床傾向となりADL能力低下を来たしやすい状態といえる。そこで今回、ICU入室時評価、回復期間を転帰から検討すること、ま…

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  • 振動刺激による下腿三頭筋の筋緊張抑制効果の検証

    岡本 伸弘, 増見 伸, 兒玉 隆之, 堀口 喬, 濱田 大樹 理学療法学Supplement 2011 (0), Fb0804-Fb0804, 2012

    【はじめに、目的】 臨床において,脳血管障害患者に対する歩行ならびにADL再獲得の阻害要因の一つに,筋スパズムや痙縮などの筋緊張亢進状態が挙げられる。そのため,筋緊張抑制を目的とした様々な治療介入が行われている。近年,筋緊張抑制効果を目的とした振動刺激の有用性が報告されており,実際の脳血管疾患患者に振動刺激を施行し,筋緊張抑制効果を調べた研究でも痙縮抑制効果を認めている。しかし,それら研究は安静…

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  • 誤嚥性肺炎患者と非誤嚥性肺炎患者の唾液分泌量と日内リズムの相違

    井元 淳, 甲斐 尚仁, 真名子 さおり, 片山 亜有, 新貝 和也, 千住 秀明 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 22 (3), 385-390, 2012

    本研究では,誤嚥性肺炎発症の因子を考察し,その予防や発症後のアプローチの検討を行うため,誤嚥性肺炎患者と非誤嚥性肺炎患者の唾液分泌量と日内リズムについて明らかにすることを目的とした.対象は誤嚥性肺炎で入院となった10名(誤嚥群)と,その他の疾患で入院となった10名(非誤嚥群)の計20名(年齢87.9±7.9歳)であった.方法として唾液分泌量,摂食・嚥下能力,食事の種類,身体活動性などを評価した.…

    DOI Web Site 医中誌

  • 当院回復期リハビリテーション病棟における充実加算体制後のリハビリ効果判定

    舩津 ひとみ, 藤井 弘通 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 166-166, 2011

    【はじめに】<BR> 平成22年4月、集中したリハビリテーション(以下リハビリ)を提供する体制を評価する項目として回復期リハビリテーション病棟(以下回復期病棟)において休日リハビリテーション体制加算(以下休日加算)・リハビリテーション充実加算(以下充実加算)が新設され、回復期病棟におけるリハビリ量の確保(実施単位数の増加)が見られており当院においても例外ではない。<BR> …

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  • 高齢肺炎患者における転帰についての検討

    大池 康晴, 田中 雄也, 八重倉 政和, 藤井 弘通, 松田 浩昭 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 34-34, 2011

    【目的】<BR> 現在日本における肺炎の死亡率は全疾患中4位であり、高齢であるほど死亡率が増加する。高齢者における肺炎の治療は完全でないことも多く、根治に至った場合においても罹患期間中の長期臥床によりADLの低下をきたすことも少なくない。<BR> 高齢者の肺炎罹患患者はADLの低下をきたしやすく、全身性の廃用症候群の進行、認知面の低下から寝たきり状態となり、自宅復帰が困難となる症例も多い。<BR…

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  • 腰椎術後の筋断面積の経過について

    宮島 敬史, 茂呂田 孝一, 小川 浩一, 岩本 尚悟, 渡辺 一也, 渡 貴光, 中嶋 政博, 小川 太一 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 128-128, 2011

    【はじめに】<BR> 当院では腰椎術後3ヶ月間の硬性コルセット着用と当院独自の禁忌動作指導により術部の負担軽減による血腫予防と他椎間の再狭窄予防に努めている。文献等では腰椎術後に腰背筋群の筋萎縮・脂肪組織化が起こると言われているが、実際に経時的な変化を観察した報告はない。今回、経時的な筋萎縮の変化を比較検討し術侵襲とコルセットの影響がどのような関係にあるか考察した。本研究は当院の倫理委員会より承…

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  • 急変時における迅速な対応の見直し

    樋口 敬典, 西川 満, 平野 博文, 中嶋 政博, 渡 貴光, 松浦 優太, 鹿釜 久子 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 104-104, 2011

    【はじめに】<BR> 平成21年度リハビリテーション科では、急変時迅速に対応できなかったケースが4件あった。当院は、急性期病院であり急変のリスク管理が必要な対象者が多い。そこで、平成21年度のインシデント要因分析を行った結果、判断ミス3件、連携ミス1件と判断基準・連絡体制の不明確さが浮き彫りとなった。その問題点を解決すべく急変時対応マニュアル(以下マニュアル)・連絡体制の作成・実施し改善を得られ…

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  • 手外科疾患に対するリハビリ評価改善の取り組み

    亀田 秀一, 酒井 和裕 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 129-129, 2011

    【はじめに】<BR> 当院は手外科専門医による手術が年間200例を超える日手会基幹研修施設であるが,治療法の進歩とともにリハビリテーションも変遷し加速化している.そのため実績に応じて効果的・効率的な方法の模索が必要である.その第一段階として,疾患に適合した適切なリハビリ評価が求められる.今回,対象疾患別に日手会機能評価表で当院の症例のデータ蓄積と分析を行い,現状でのリハビリ効果と,当院が急性期病…

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  • 大腿骨近位部骨折患者の排泄動作とBerg Blance Scaleとの関係

    宗野 亮, 松本 清実, 庄山 真理子, 藤井 弘通, 山田 将弘 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 96-96, 2011

    【目的】<BR> 入院患者にとって排泄動作の自立がニードとして多く挙げられており、日常生活場面においてもかかせない項目である。排泄動作は、下衣の着脱など姿勢の変化が見られる動作であり、立位での静的・動的バランス能力が必要であると考えられる。ADLの中でも早期に獲得したい項目であるが、自立度判定の指標となりえる研究やADLと立位バランス機能の関係についての報告は少ない。そこで今回、大腿骨近位部(頸…

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  • 自己意識性の視点からみた半側空間無視の病態解釈の試み

    高宮 尚美, 井元 淳, 沖田 一彦 理学療法学Supplement 2009 (0), B4P3105-B4P3105, 2010

    【目的】<BR> 自己意識性(self-awareness)とは,主観性を維持しながら客観的に自己を知覚する能力であり,心理学における自己モニタリング(self-monitoring)の概念と類似している.近年,この自己意識性と半側空間無視(unilateral spatial neglect:USN)との関係性が指摘されているものの,その根拠となる研究はまだ少ない.そこで今回,右半球損傷患者…

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  • 腰部脊柱管狭窄症に対し腰椎後方椎体間固定術施行後、股関節痛が出現した症例の検討

    中野 吉英, 井元 淳, 高宮 尚美, 甲斐 尚仁 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 377-377, 2010

    【はじめに】<BR>今回、腰部脊柱管狭窄症(L4/5、L4/5 conjoint nerve)と腰椎すべり症(L4/5)に対し腰椎後方椎体間固定術(PLIF)を施行し、術後消失した下肢痛が再度出現した症例を経験した。再度出現した疼痛の発生起序について検討したのでここに報告する。<BR>【症例紹介】<BR>60歳代女性。H15年頃より腰痛が出現した。H19年頃より右下肢痛が出現。H21年当院受診し…

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  • 肺炎患者が在宅復帰するために

    井元 淳, 高宮 尚美, 中野 吉英, 甲斐 尚仁, 仲村 匡平, 野方 拓 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 114-114, 2010

    【目的】<BR> 2000年に介護保険法が施行され,在宅生活を促す方向へ変化している.そのため肺炎入院後,いかに身体機能を落とさず早期退院を促すかが重要となる.本調査では,肺炎患者が自宅復帰できるかどうかの可否を決定する因子として何があるのかを把握することで,自宅復帰を可能にするためにどのような視点で関わっていくべきか検討することを目的とした.<BR>【方法】<BR> …

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  • 後方侵入による人工股関節置換術(THA)後に前方脱臼した症例に対するADL指導

    甲斐 尚仁, 井元  淳, 中野 吉秀, 高宮 尚美 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 220-220, 2010

    【はじめに】<BR>THA後の脱臼は、最も予防すべき合併症の一つである。また患者にとって日常生活における脱臼予防の理解は必須である。今回、立位更衣上動作中に前方脱臼したため、再置換術を施行した症例のADL指導を経験した。姿勢、動作の特徴を踏まえ脱臼するに至った考察を含め以下に報告する。<BR>【説明と同意】<BR>発表に先立ち本症例に説明を行い、紙面にて同意を得た。<BR>【症例】<BR>70歳…

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  • 半側空間無視患者の障害に対する自己意識性

    高宮 尚美, 井元 淳, 中野 吉英, 甲斐 尚仁, 沖田 一彦 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 265-265, 2010

    【目的】<BR>自己意識性(self-awareness)とは,主観性を維持しながら客観的に自己を知覚する能力である.近年,この自己意識性と半側空間無視(unilateral spatial neglect:USN)の関係性について報告されてきている.今回の研究では,脳血管障害患者が有する自己のADL能力に対する認識を通して,自己意識性と半側空間無視の病態の関連性を統計学的に検討することを目的と…

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  • バウンディング運動が呼吸機能に及ぼす影響

    森 聡, 甲田 広明 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P3056-A4P3056, 2010

    【目的】近年、体幹筋が呼吸機能に及ぼす影響についての報告がなされている。腹筋群は主な呼気筋であるが、その中でも外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋といった側腹筋群は呼吸機能と密接な関係があると言われている。我々は第44回日本理学療法学術大会にてボール上座位で上下に跳ねるエクササイズ(以下、バウンディング運動)が端座位最大側方移動距離に及ぼす影響について検証した。その結果、バウンディング運動により体幹筋の活…

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  • 急性期病院から見える,回復期病院での予後予測の検討

    増見 伸, 岡本 伸弘, 山田 学, 長谷部 舞, 甲斐 尚仁, 児玉 隆之 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2010 (0), 117-117, 2010

    【はじめに】<BR> 今日,在院日数の短縮化が命題とされる病院において,地域連携クリティカルパスの導入により急性期病院から回復期病院の連携が強化されている。当医療法人における急性期病院および回復期病院でも,一貫したシステムで患者に地域連携クリティカルパスを積極的に導入し365日リハビリテーションを提供している。これらを導入し使用することで,当回復期病院では以前に比べ患者の状態を把握しやすくなった…

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  • 術中3D‐CTを用いたナビゲーションシステムを利用した経皮的椎体形成術の経験

    小林 哲彦, 西田 憲記, 小川 浩一, 高橋 雄一, 中原 誠之, 土方 保和 整形外科と災害外科 58 (2), 165-168, 2009

    当院では疼痛の持続する不安定性圧迫骨折に対して,術中3D-CTを用いたナビゲーションシステムによる経皮的椎体形成術を施行している.その使用経験を報告する.【システム】シーメンス社製Arcadis Orbic 3D+ダネック社製Stealth Station Navigation System【結果】平成19年4月から12月までに31例の圧迫骨折に対して,HAブロックもしくは骨セメントを用いてナビ…

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 不安定性を呈した陳旧性圧迫骨折の検討―64列マルチスライスCTを用いて―

    小林 哲彦, 西田 憲記, 小川 浩一, 高橋 雄一, 中原 誠之, 土方 保和 整形外科と災害外科 57 (1), 13-17, 2008

    脊椎圧迫骨折患者の中には,椎体圧潰による遅発性神経麻痺を来す例や,偽関節となり背部痛が持続する例が存在する.2006年4月から12月までに当科にて治療を行った圧迫骨折症例のうち,不安定性を呈した陳旧性圧迫骨折15例を対象とし,64列マルチスライスCTを用い検討した.男性5例,女性10例,45~83歳(平均72.6歳),受診までの期間1ヶ月~2年(平均約205日),BMD …

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • 学童期の外反母趾発生に関与する足部形態因子の検討

    尾田 敦, 上村 豊, 麻生 千華子, 伊良皆 友香, 成田 大一 理学療法学Supplement 2007 (0), C1454-C1454, 2008

    【はじめに】外反母趾の発生率は女性が男性の約10倍で,ハイヒール靴の影響とされるが,近年ではハイヒールを履いたことのない小中学生の発生が増加し,中学生では女子の4人に1人,男子の7人に1人が外反母趾との報告がある。学童期の外反母趾には,靴以外に成長期特有の足部形態やアライメントの影響が推測されるが不明な点が多い。そこで本研究では,小学生を対象とした外反母趾の実態を調査し,足部形態因子の影響を検討…

    DOI 医中誌

  • 心停止後腎臓移植ドナー10例の解析と献腎の実際

    吉開 俊一, 増田 勉 Japanese Journal of Neurosurgery 16 (9), 706-710, 2007

    当施設では,症例が脳死あるいは脳死状態に近い状態に至った時点で臓器提供オプションを提示し,最近4年間で10例の心停止下腎臓移植ドナーを得た.内訳は,外傷4例,クモ膜下出血4例,脳内出血1例,脳塞栓1例であった.20腎中17腎が移植され,16腎が良好に機能した.移植されなかった2例3腎中,1腎は直達外傷性変化があり,残る1例2腎は血栓化が著しいblue kidneyであった.このblue …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • PETドツク検診の現状について

    龍 智子, 山永 義之, 杉江 由美, 谷村 陽子, 三輪 恵, 森田 誠一郎, 本間 穣 人間ドック(Ningen Dock) 21 (3), 661-665, 2006

    目的:Positron emission tomography(PET)検査は「全てのがんがわかる」と思っている受診者が予想外に多い.そこで,当施設における2-fluoro[18F]-2-deoxy-d-glucose(FDG)を用いたPET検査によるがん検診(以下PETドックとする)の現状について検討し,今後の啓蒙活動につなげていきたい.方法:がんが発見された症例において,PET集積の有無と,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 反応時間測定方法の比較

    深川 優子, 前田 哲男, 木山 良二 理学療法学Supplement 2005 (0), A0602-A0602, 2006

    【はじめに】反応時間(RT)は刺激から動筋の筋活動開始までの筋電図反応時間(PMT)と筋活動開始から実際の運動開始までの電気力学的遅延(EMD)に分けられる。今回、臨床で簡易的に行うことのできる定規落下試験で得られたRTと研究で用いられる筋電計から得られたRTについて比較検討した。<BR>【対象】特別な疾患のない健常人(男性15名、女性15名、平均年齢21.5±1.2歳)であった。<BR>【方法…

    DOI 医中誌

  • 一般演題 その2

    猪飼 哲夫, 藤井 基晴, 日野 雅之, 三谷 茂, 遠藤 裕介, 平田 総一郎, 松下 直史, 山口 昌夫, 藤田 典往, 辻原 隆是, 永井 新二, 内藤 浩平, 増田 研一, 井原 秀俊 リハビリテーション医学 40 (Supplement), S173-S176, 2003

    DOI Web Site

  • 腰椎変性疾患再手術例の検討

    西田 憲記, 井上 崇文, 平澤 元浩, 永廣 信治 脊髄外科 17 (2), 139-146, 2003

    The primary operation for lumbar canal stenosis, including herniation of lumbar vertebral discs, is a comparatively easy procedure. However, when reoperation is required the procedure is very much …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 頚椎変性疾患再手術例の検討

    西田 憲記, 井上 崇文, 平澤 元浩, 永廣 信治 脊髄外科 16 (2), 127-134, 2002

    The author presents a study on the primary operative techniques in cases of cervical degenerative disease (CDD : spondylosis, disc hernia, and ossification of the posterior longitudinal ligament) …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 顎下腺に発生した上皮筋上皮癌の1例

    木村 謙一, 一柳 あゆみ, 坂井 英隆, 嶋 香織, 田代 英雄 日本口腔外科学会雑誌 48 (4), 213-216, 2002

    Epithelial-myoepithelial carcinoma (EMC) comprises less than 1% of all salivary gland neoplasms and is essentially a tumor confined to the major glands, particularly the parotid (80%). A case of …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 人間ドックで発見されたCEA高値を伴う甲状腺機能低下性ミオパチーの1例

    村井 直樹, 北原 淳詞 Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock 16 (1), 50-52, 2001

    症例は39歳の男性で,人間ドックの診察の際,顔貌と血清コレステロール高値から甲状腺機能低下症が疑われ,精査の結果,橋本病による甲状腺機能低下症と診断された。AST・LDH・CPKの上昇とCEA高値が確認されたが,いずれも甲状腺ホルモン補充療法により著明に改善したことから,LDH・CPK高値は甲状腺機能低下症に伴うミオパチーによるもので,CEA高値も甲状腺機能低下症に関連したものと推定した。

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  • 人間ドックで発見された十二指腸乳頭部癌の1例

    村井 直樹, 浦田 稔郎, 久留 哲夫, 山本 明 Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock 13 (1), 78-80, 1998

    50歳の男性。当院の人間ドックの上部消化管内視鏡検査で十二指腸乳頭部にポリープを認め,直ちに同部の生検が行われ,十二指腸乳頭部癌と診断された。当院外科で,全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が行われたが,病理学的には,乳頭より発生したポリープを認め,高分化管状腺癌であった。

    DOI 医中誌 参考文献2件

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