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検索結果 189 件

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  • 海洋深層水由来の淡水の水道事業適用に関する考察

    岩﨑 誠二, 久保 将太, 柳田 幸嗣 海洋深層水研究 23 (2), 56-64, 2022-12-31

    ...淡水化処理が有利である.また,現状の大多数の水道事業で使用されている陸水(河川水,湖沼水等)由来の原水と比較して水量が豊富であり,水温,水質が安定,水質は良好極めて清浄である上,水利権等取水にかかる制限も少ない.一方,深層水の取水可能な場所は大規模消費地である都市部からは一般に遠く,また海水淡水化にかかるコストが河川水等の浄化方法と比較して割高である.しかしながら技術の進展に伴いコストの差は縮まっており,海洋温度差発電...

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  • 久米島沖における海洋温度差発電と海洋深層水複合利用のための海洋調査

    浦田 和也, 安永 健, 池上 康之, 小見 聡史, 冨賀見 清彦, 田中 辰彦, 鎌野 忠, 石田 雅照, 大原 順一, 西田 哲也, 中岡 勉 海洋深層水研究 22 (2), 39-47, 2021-12-27

    ...沖縄県海洋深層水研究所では2013年から,実海水を用いた海洋温度差発電(OTEC)の実証研究が開始され,6年間の連続運転が行われた.久米島では,エビや海ぶどうの養殖などの水産業,農業,浴用,飲料水や化粧品の製造などに海洋深層水が利用され,島内の大きな産業へとつながっている.今後,海洋深層水の取水量増加による関連産業の拡大やOTECの導入が検討されている.一般的に,海洋深層水は,低温安定性,清浄性,富栄養性...

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  • 海洋深層水の複合利用を考慮した海洋温度差発電の導入可能性

    庭野 諒, 本藤 祐樹, 森泉 由恵, 田原 聖隆 日本エネルギー学会誌 100 (7), 73-82, 2021-07-20

    ...<p>本研究では,海洋深層水を複合利用した海洋温度差発電(OTEC)システムを対象に,国内の地域の自然・社会条件を考慮したライフサイクルCO<sub>2</sub>(LCCO<sub>2</sub>)削減コストを地域別に評価している。考慮した地域条件は,海洋気候,気候,地域の規模,使用電力,立地である。...

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  • スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化実験プラントの遠隔地からの監視実験

    松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 安永 健, 池上 康之, 江頭 成人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 67-67, 2020-09-18

    ...<p>海水から淡水を得るための海水淡水化技術のひとつであるスプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化は,海洋表層温海水と深層冷海水を用いる海洋温度差発電(OTEC)との複合的利用を目指して研究開発が進められてきた.しかし,OTECプラントや複合的利用のための淡水化プラントの設置場所はその原理から海洋上等の陸地から遠く離れた場所や僻地が想定されることから,遠隔地からの監視・操作が必要になると考えられる.本研究...

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  • スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化実験プラントの遠隔監視実験

    松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 安永 健, 池上 康之, 江頭 成人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 372-372, 2019-09-19

    ...<p>海水淡水化は海水から淡水を得るために重要な技術であるが,そのひとつであるスプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化は,海洋表層の温海水と深層の冷海水を用いる海洋温度差発電(OTEC)との複合的利用を目指してこれまで研究開発が進められてきた.しかし,OTECプラントや複合的利用のための淡水化プラントの設置場所は海洋上等の陸地から遠く離れた場所や僻地が想定されることから,遠隔地からの監視・操作技術が必要になると...

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  • 2段ランキンサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの温海水温度の変動を考慮した発電量制御の改善

    大内田 陸, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 安永 健, 池上 康之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 300-300, 2018-09-19

    ...<p>海洋表層温海水と深層冷海水との間の温度差を用いる海洋温度差発電プラントにおいては,海水の温度変化が発電量に影響を及ぼしうることから,海水の温度変化を考慮した制御を検討する必要がある.これに関連してこれまでに,2段ランキンサイクルを用いた海洋温度差プラントの温海水温度の変動を考慮した発電量制御について,簡易動的モデルに対してPI制御器を構成する手法が検討されているが,操作量である流量の急激な変化...

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  • 2段ランキンサイクルを用いた海洋温度差発電プラントのむだ時間を考慮した動的モデルの構築

    青崎 祐也, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 安永 健, 池上 康之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 299-299, 2018-09-19

    ...<p>本研究では,海洋温度差発電プラントのシミュレーションのための動的モデル構築について検討する.海洋温度差発電プラントを流れる作動流体には,配管の長さによるむだ時間が存在するが,従来の熱交換器における熱伝達の遅れを考慮した動的モデルではそのむだ時間を考慮していなかった.そこで本研究では,むだ時間を考慮するためにプラント各機器の入口と出口における状態量に着目したモデルを新たに構築した.提案モデルの有効性...

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  • 取水等設備を含む個別最適化による海洋温度差発電コストの低減と評価

    迯目 英正, 小島 紀徳, 伊藤 拓哉, 鈴木 誠一 日本エネルギー学会誌 95 (8), 653-662, 2016

    ...<p>海洋温度差発電(OTEC)は,再生可能エネルギーの中でも資源量が多く,気象の影響を受けず24 時間発電可能なことから,実用化が広く期待されている。しかしOTEC の発電コストは高く,中でも取水コストが大きな割合を占める。本稿では,既に報告されている久米島でのOTEC 実証計画書を基に,取水を含めた設定条件を最適化した場合の発電コストを試算,評価した。...

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  • 海洋温度差発電プラント遠隔監視システムのユーザインターフェイス機能の向上

    上野 智広, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 森崎 敬史, 安永 健, 池上 康之, 江頭 成人 自動制御連合講演会講演論文集 59 (0), 39-44, 2016

    ...<p>海洋温度差発電(OTEC)とは海洋表層の温海水と深層の冷海水との温度差を利用して発電するシステムのことである.海洋上の設置が想定されるOTECプラントの遠隔監視システムがこれまでに開発されているが,本研究ではOTECからの取得データの情報がよりクライアント側に伝わるようにするためにユーザインターフェイス機能を向上させた監視システムの開発を行う.</p>...

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  • 海洋温度差発電実験プラント温熱源の温水温度実験データを用いた動的モデル構築

    島田 典, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 森崎 敬史, 安永 健, 池上 康之 自動制御連合講演会講演論文集 59 (0), 748-752, 2016

    ...<p>本研究では,海洋温度差発電実験プラントにおける温熱源の蒸発器出入口温水温度モデルの構築を行う.その際,蒸発器出入口温水温度の実験データに基づいて温熱源動的モデルを構築する.モデル構築時にプラント内部のむだ時間を考慮し,さらにモデルを用いて熱交換器の交換熱量を推定する.提案する温熱源動的モデルの有効性を数値シミュレーションにより検証する.</p>...

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  • ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの温熱源・冷熱源実験データに基づく発電量静的モデルの構築

    吉武 拓磨, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 森崎 敬史, 池上 康之 自動制御連合講演会講演論文集 57 (0), 1435-1438, 2014

    ...海洋温度差発電プラントでは,海面の温海水と深海の冷海水の温度差を利用して発電を行う.それに関連してこれまでにウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの発電量静的モデルとして,温熱源側の実験データに基づいたモデルと冷熱源側の実験データに基づいたモデルがそれぞれ構築されている.本研究ではそれらのモデルを組み合わせた発電量静的モデルの構築について検討する....

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  • 海洋温度差発電プラント気液分離器の液位制御のためのシミュレーションモデル構成

    井芹 大智, 森崎 敬史, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 池上 康之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 531-531, 2011

    ...海洋温度差発電とは,海洋の表層の温海水と深層の冷海水の温度差を利用して発電するシステムである。海洋温度差発電は熱源に海洋の温度差を用い,化石燃料を必要としないので、発電時に二酸化炭素の排出が無く,環境にやさしい半永久的に利用可能なエネルギーとして期待されている。ウエハラサイクルの装置の1つである気液分離器は,蒸発器からの作動流体を液相と気相を分ける装置である。...

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  • 海洋温度差発電プラントの遠隔操作システムの開発

    永溝 喜也, 松田 吉隆, 杉 剛直, 後藤 聡, 江頭 成人, 池上 康之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 530-530, 2011

    ...海洋温度差発電とは,海洋の表層の温海水と深層の冷海水との温度差を利用する発電方式である.海洋温度差発電は海洋の自然エネルギーを利用していることから,運転時に二酸化炭素が排出されないため,温室効果の抑制が期待できる.また,環境にやさしく半永久的に利用可能な次世代の発電システムとして期待されている.海洋温度差発電プラントは僻地や海洋上に設置する場合が多いため,遠隔地から発電プラントの状態を監視・制御できることが...

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  • プレート式蒸発器の表面微細加工によるアンモニア沸騰熱伝達促進

    松尾 伸彦, 有馬 博史, 岡本 明夫, 執行 啓太, 池上 康之 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2010 (0), 335-335, 2010

    ...海洋温度差発電ではアンモニアを作動流体としたプレート式熱交換器が使われている.この熱交換器の伝熱性能の向上について検討するため,微細加工された2種類の伝熱面(縦溝,横溝)と平滑面を用いた沸騰熱伝達率の測定を行った。...

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  • 海洋温度差発電と海水淡水化複合プラントの構成と設計

    井芹 大智, 後藤 聡, 杉 剛直, 森崎 敬史, 池上 康之 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2010 (0), 550-551, 2010

    ...海洋温度差発電は発電時に温室効果ガスを排出しない発電プラントであり、海水淡水化プラントと統合させることにより、同時に淡水を生成できる。本研究では、海洋温度差発電と海水淡水化複合プラントのシミュレーションモデルを構成することを目的とする。...

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  • 海洋温度差発電の新しい展望

    上原 春男 海洋深層水研究 9 (1), 21-30, 2008

    The five biggest problems in the 21st century are those on population, energy, food, freshwater and earth environment. The key to solving these problems must be the ocean, which has potential …

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  • プレート式熱交換器におけるアンモニア/水の凝縮性能

    麻生 裕之, 有馬 博史, 池上 康之 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2008 (0), 80-80, 2008

    ...<BR> 海洋温度差発電においては熱交換器での高効率化が非常に重要な要素となる。<BR> これまでプレート式熱交換器において、純媒体だけでなく非共沸混合媒体についても様々な研究がなされているが、アンモニア/水の場合での凝縮特性についてはまだ明確にされていない。<BR> そこで本研究では、アンモニア/水での凝縮性能の向上を目的に、実験的研究を行ったので、その成果を報告する。...

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  • 海洋温度差発電のシミュレーションモデルを用いた遠隔操作シミュレータ開発

    小川 太一, 後藤 聡, 江頭 成人, 杉 剛直, 池上 康之, 中村 政俊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 326-326, 2008

    ...海洋温度差発電プラントは、僻地や海洋上などの遠隔地に設置される場合が多いため、遠隔監視、遠隔制御を行う必要がある。本研究では、海洋温度差発電プラントの遠隔監視、遠隔制御を行うための、シミュレータシステムを開発した。...

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  • 対馬海域における海洋温度差発電設計のための海洋調査

    一瀬 純弥, 中岡 勉, 西田 哲也, 植田 貴宏, 中島 大輔, 秦 一浩, 水谷 壮太郎, 島崎 渉, 和嶋 隆昌, 浦田 和也, 池上 康之 海洋深層水研究 8 (1), 7-21, 2007

    On the Tsushima Island, a practical application of an ocean thermal energy conversion (OTEC) and desalination plant is expected due to the short of electric power and drinking water. In the present …

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  • ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電システムの性能試験

    池上 康之, 安永 健, 原田 英光 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 60 (1), 32-38, 2006

    ...ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの安定性および性能特性を検討するため, 約5時間の定常運転を行った. 蒸発器, 凝縮器, 再生器および加熱器にはシェル&プレート式熱交換器を用い, 補助凝縮器にはシェル&チューブ式熱交換器を使用した....

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  • ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電の作動流体の最適組成に関する研究

    池上 康之, 安永 健, 原田 英光 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 60 (1), 39-46, 2006

    ...海洋温度差発電のためのウエハラサイクルは作動流体にアンモニア/水を用いる. アンモニア/水の組成はサイクル熱効率に影響を及ぼす. 本論文では, 二つの再生器の伝熱性能のモデルを用い, パラメーター解析を行い, サイクル熱効率を最大にする最適組成の存在および特性を明らかにするとともに, 再生器の伝熱性能がサイクル熱効率に与える影響を検討した....

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  • 21世紀の五大問題と海洋温度差発電の役割

    上原 春男 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 60 (1), 8-12, 2006

    Energy, water, air and food are the essential requirements for the continuous evolution of mankind. However, mankind in the 21st century will face five important issues such as lack of energy, water …

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  • 安定温度成層場における冷噴流の拡散特性

    桜澤 俊滋, 池上 康之, 板東 晃功, 梅木 雅之, 門出 政則 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (2), 138-148, 2005

    安定温度成層場における冷噴流の拡散特性を検討するために, 温度成層のある水層を用いた室内実験およびLES (Large Eddy Simulation) を行うことで以下の知見が得られた.<BR>水層実験の結果, 温度成層場に水平方向に放出された冷噴流は周囲との温度差により徐々に下向きに拡散した後, 主流方向が温度成層の影響で上向きに変わるリバウンド流れが観察された.<BR>また, …

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  • 上向き噴流式フラッシュ蒸発海水淡水化に関する実験的研究

    佐々木 大, 池上 康之, 和嶋 隆昌, 門出 政則 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (6), 445-451, 2005

    上向き噴流式フラッシュ蒸発海水淡水化装置において, 口径が異なるステンレス製直管型ノズルを用いて実験を行い, ノズル口径が蒸発現象に与える影響を調べるとともに, 1本のノズルからの噴流の影響範囲を予測する無次元整理式を求めた. 実験はノズル流出液温度を<I>T<SUB>o</SUB></I>=24-35℃, ノズル内平均液流速をυ=1.2-2.7m/s, …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献11件

  • ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電システムに関する研究

    西田 哲也, 池上 康之, 中岡 勉, 上原 春男 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (6), 428-438, 2005

    ...本報では, アンモニアの質量分率がサイクル熱効率に及ぼす影響, アンモニアの質量分率と高, 低熱源の熱源の条件や熱交換器の伝熱性能が変化した場合について, ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電システムの性能解析を行った.<BR>ウエハラサイクルのサイクル熱効率ηは, 温海水入口温度と出口温度の温度差が小さいほど大きくなる. アンモニアの質量分率が大きくなると, タービン抽気量ωが増加する....

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  • スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化に関する実験的研究

    池上 康之, 佐々木 大, 合田 知二, 上原 春男 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (1), 68-73, 2005

    ...実験は, 海洋温度差発電や工場廃熱利用で考えられる温排水温度である24, 30および40℃の過熱液を, ステンレス製の円筒ノズルから, 飽和温度以下に減圧した減圧容器に上向きに噴射して行った.<BR>ノズルは, 円筒形で内径は20mm, 長さは813mmであり, 噴流方向の違いが液温度降下に与える影響を明らかにするため液温度などを計測した....

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  • 冷噴流の沈降深度に及ぼす温度成層場の影響

    桜澤 俊滋, 池上 康之, 板東 晃功, 梅木 雅之, 門出 政則 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (4), 292-300, 2005

    本論文では, 直線的な鉛直温度勾配を有する温度成層場に水平方向に放出された冷噴流について, 放出条件や成層状態が沈降深度に及ぼす影響を明らかにするため, 温度成層水層での冷噴流放出実験と数値実験を実施した. その結果を検討したところ以下の知見が得られた.<BR>水層実験により, 沈降深度に影響を与える主な要因は, 冷噴流の放出温度と拡散場である温度成層の成層強度であることがわかった. 一方, …

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  • 上向き噴流式フラッシュ蒸発海水淡水化に関する実験的研究

    佐々木 大, 池上 康之, 門出 政則, 原 春男 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 59 (5), 354-360, 2005

    ...実験は, 海洋温度差発電などの温排水温度である24.0, 30.0, 35.0および40.0℃, ノズル内平均液流速を1.2~3.6m/sに設定し, ステンレス製の内径83.1mmの直管型ノズルから, 飽和温度以下に減圧した減圧容器に上向きに噴射して行った. 噴流の温度は, 10本の測温抵抗体を高さ方向に移動させ合計26カ所で1分間保持して計測した....

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  • ヒートポンプを用いた地中熱利用システムの性能解析に関する研究

    池上 康之, 荒川 英孝, 川野 智広, 上原 春男 空気調和・衛生工学会 論文集 30 (100), 1-8, 2005

    本報は,加熱源に地中熱,作動流体にアンモニアを用い,蒸発器と凝縮器にプレート式熱交換器を利用した圧縮式の地中熱ヒートポンプについて,システム全体の性能評価を行ったものである。地中熱ヒートポンプでシステムの効率と経済性を高めるには,構成機器の各性能を高めるのみでは不十分で,システム全体の効率を高める,すなわちトータルシステムの最適化を行う必要がある。本報では,初期投資コストの中で高い割合を占める採…

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  • 静止水槽中への2次元噴流の実験

    藤井 俊子, 池上 康之, 門出 政則 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 58 (4), 420-425, 2004

    2次元の水の噴流を1m幅, 1m深さ, 4m長さの静止水槽中に噴出させ, 速度の深さ方向の分布 を噴出口か ら0.5m, 1.0m, 1.5mの ところで速度分布を測定した.そして速度分布形状, 最大速度, 半値幅に関して, 測定値とReichardtの相似解と比較した.結論として, 本実験結果の基本的特性はReichardtの理論と一致する.しかし見かけの渦動粘性係数は空気について得られたRe…

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  • フィジー海域の海洋温度差発電のための海洋調査及び再生エネルギーの推定

    中岡 勉, 西田 哲也, 一瀬 純弥, 長友 洪太, 水谷 壮太郎, 巽 重夫, 松下 稔, PICKERING Tim, 池上 康之, 上原 春男 海洋深層水研究 4 (2), 57-66, 2003

    ...フィジー共和国をはじめとして熱帯や亜熱帯の多くの国々は, 電気と水を確保するために海洋温度差発電 (OTEC) と海水淡水化のフラント建設が期待されている.そのために, 海洋深層水を利用するOTECと海水淡水化のプラントを組み合わせたハイブリッドシステムが考えられている....

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  • スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化に関する実験的研究

    上原 春男, 池上 康之, 中岡 勉, 廣田 稔治 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 51 (1), 34-42, 1997

    ...スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化装置および海洋温度差発電 (OTEC) と海水淡水化装置を組み合わせたハイブリッドOTECサイクルシステムの実用化をするために, ノズル材質, ノズル口径, ノズル流出液温度, ノズル内平均液流速, ノズル出口の過熱度の影響をみるための実験を行い, 種々の考察を行うとともにノズル流出液温度30℃以下で使用し得る整理式を得た....

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  • 海洋温度差発電

    上原 春男 応用物理 63 (8), 805-808, 1994

    ...海洋温度差発電は,海洋の表層と深層 (500m~1000m) の海水の温度差を利用して発電を行うシステムである.本報では,海洋温度差発電の特徴と原理を述べるとともに,開発の歴史をまず述べる.そして,オープンサイクルとクローズドサイクルを用いた開発の成果を述べる.海洋温度差発電の発電コストが従来の発電方式と比較されている.さらに,最近発明されたKalinaサイクルの概要を述べる....

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  • 海洋温度差発電用プレート式蒸発器の性能解析

    實原 定幸, 池上 康之, 中岡 勉, 三砂 崇, 磯貝 久寿, 上原 春男 日本冷凍空調学会論文集 10 (3), 393-400, 1993

    In order to build a high-performance OTEC (Ocean Thermal Energy Conversion) plant, it becomes essential to conduct more detailed research about the evaporator. This paper describes an analytical …

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  • 二酸化炭素問題における海洋温度差発電の役割

    田原 聖隆, 堀内 都雄, 小島 紀徳, 稲葉 敦 MACRO REVIEW 6 (2), 35-43, 1993

    Global warming, caused mainly by the increase of atmospheric CO<SUB>2</SUB> concentration, is one of the most important global environmental issues. It is essential to develop highly efficient …

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  • スプレーフラッシュ蒸発式海水淡水化に関する研究

    上原 春男, 宮良 明男, 古賀 透, 日野 雅貴, STUHLTRÄGER Erich Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 45 (1), 16-21, 1991

    ...海洋温度差発電と海水淡水化装置を組み合わせたハイブリッドサイクルにおける海水の蒸発器の高性能化を目的に, 円筒ノズル, 楕円形ノズル, 4穴ノズルを用いてスプレーフラッシュ蒸発の実験を行い以下の結論を得た.<BR>(1) スプレーフラッシュ蒸発法を用いれば, 表層海水温度30℃ 付近での蒸発が十分可能である....

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  • インテグレートハイブリッド海洋温度差発電サイクルの性能解析

    上原 春男, 中岡 勉 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 44 (3), 167-177, 1990

    ...海洋温度差発電と海水淡水化装置とを組み合わせたハイブリッドサイクルの性能向上を目的とし, インテグレトハイブリッドOTECサイクル (I-H OTEC cycleまたは, IH cycleという) を提案し, 最小伝熱面積で, 最大の正味出力, 造水量を得る方法とその結果について述べた. また, JH cycleシステムの場合との比較を行い, 次のような結果を得た....

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  • 海洋温度差発電プラント用係留索の動的解析

    大西 登喜夫, 川上 肇, 高津 尚之, 谷沢 正 関西造船協会誌 202 (0), 53-66, 1986

    The dynamic behavior of mooring lines has not been regarded as an important factor of the practical design. But, it has gained increasing interest recently, and a large number of papers have been …

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  • 海洋温度差発電用プレート式蒸発器の性能試験

    中岡 勉, 上原 春男 日本冷凍空調学会論文集 3 (2), 85-96, 1986

    Performance tests on a shell and plate type evaporator (total surface area = 21.95m<SUP>2</SUP>, length = 1450mm, width = 235mm, plate number = 100) for ocean thermal energy conversion (OTEC) …

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  • 海洋温度差発電用プレート式凝縮器の性能試験

    中岡 勉, 上原 春男 日本冷凍空調学会論文集 3 (2), 71-78, 1986

    The performance tests of a plate type condenser for ocean thermal energy conversion (OTEC) plants are carried out under conditions of OTEC. The total plates used in the condenser are 168 in number …

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  • ナウル島海洋温度差発電実証プラントにおける海生生物の調査研究

    伊藤 文夫, 丸茂 隆三, 福岡 一平, 田村 正之 Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 38 (3), 169-185, 1984

    今回の調査結果を要約すると以下のとおりである.<BR>(1) 海象<BR>ナウル近海は, 鉛直的に三つの水塊から形成されている. <I>T-S</I>ダイアグラムの解析から, 100m以浅の赤道表層水 (高温低塩分, 28.7℃, 34.1~34.6‰), 200mを中心とする熱帯高塩分水 (高塩分, 21.8~11.6℃, 35.3‰), 500m以深に太平洋赤道中層水 (低温低塩分, …

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  • プレート式熱交換器を用いた海洋温度差発電システムの研究  作動流体がフロン22の場合

    上原 春男, 中岡 勉 日本機械学会論文集B編 50 (453), 1325-1333, 1984

    ...プレート式熱交換器を用いた海洋温度差発電システムにおいて、発電端出力が一定の条件下で最大の正味出力を得るための計算方法が提案されている。計算は、作動流体にフロン22を用いて、発電端出力100MWのプラントについて行われている。そして、海洋温度差発電の条件下での最適な伝熱面形状、最適な正味出力1kWあたりの伝熱面積の最小値、最大出力などが得られた。また、作動流体がアンモニアの場合との比較を行った。...

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  • プレート式熱交換器を用いた海洋温度差発電システムの研究  作動流体がアンモニアの場合

    上原 春男, 中岡 勉 日本機械学会論文集B編 50 (456), 1955-1962, 1984

    ...プレート式熱交換器を用いた海洋温度差発電システムにおいて,発電端出力が一定の条件下で最大の正味出力を得るための計算方法が提案されている.計算は,作動流体にアンモニアを用いて,発電端出力100MWのプラントについて行われている.そして,海洋温度差発電の条件下での最適な伝熱面形状・最適な正味出力1kWあたりの伝熱面積の最小値・最大正味出力などが得られた....

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  • ダブルフルーテッド管形熱交換器を用いた海洋温度差発電システムの研究 I  作動流体がアンモニアの場合

    上原 春男, 中岡 勉, 門出 政則, 山下 利秀 日本機械学会論文集B編 49 (442), 1214-1223, 1983

    ...ダブルフルーテッド管形熱交換器を用いた海洋温度差発電システムにおいて,発電端出力が一定の条件下で最大の正味出力を得るための計算方法が提案されている.計算は,作動流体にアンモニアを用いて発電端出力100MWのプラントについて行われている.そして,海洋温度差発電の条件下での最適な伝熱管形状・最適な温海水流速と冷海水流速・正味出力1kW当たりの伝熱面積の最小値,最大正味出力等が得られた....

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  • 海洋温度差発電・濃度差発電

    梶川 武信 応用物理 50 (4), 415-423, 1981

    The characteristics on ocean thermal energy and salinity gradient are presented from the points of the formation of each energy source, the potential amounts of the resources, the energy density and …

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  • 高圧力下における海水の粘性係数

    鈴木 博, 長島 昭 日本機械学会論文集B編 46 (408), 1574-1582, 1980

    ...最近,海水は従来より広い温度・圧力の範囲で利用される機会が増した.冷却水としての利用,海洋温度差発電,淡水化あるいは深海での機器の伝熱などがその例である.本研究では従来のデータのない30℃以上を含めて,0℃から80℃までそして400bar程度までの高圧域で,海水の粘性係数を閉回路式の高圧用毛細管式測定装置によって実験研究を行った.試料としては,標準海水を用いた.得られた結果から,純水の粘性係数に対する...

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