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検索結果 223 件

  • 傍胸骨孔横隔膜ヘルニアに対する腹腔鏡下手術の1例

    針金 幸平, 根本 洋, 山野 格寿, 小森 啓正, 宮地 孟, 去川 秀樹, 志村 国彦, 矢澤 直樹, 宮前 拓 日本消化器外科学会雑誌 56 (4), 229-238, 2023-04-01

    <p>傍胸骨孔横隔膜ヘルニア(parasternal diaphragmatic hernia;以下,PDHと略記)はMorgagni-Larreyヘルニアなどの名で呼ばれた,比較的まれな疾患である.今回,我々の腹腔鏡下の1手術例の報告に加え邦文,英文報告例の655例をレビューした.症例は83歳の女性で,嘔吐,脱水により入院し,PDH,胃十二指腸嵌頓と診断された.全身状態の改善後,腹腔鏡下でte…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献53件

  • 重症歯周炎に起因した<i>Streptococcus salivarius</i>による腹膜透析関連腹膜炎の1例

    平井 太郎, 米山 優洋, 小俣 正子, 波田野 典子, 石井 良昌, 後藤 巨木, 香取 秀幸 日本透析医学会雑誌 56 (11), 437-441, 2023

    <p>41歳男性.腹膜透析(peritoneal dialysis:PD)を導入し約1年経過後に<i>Streptococcus salivarius</i>によるPD関連腹膜炎を発症した.その原因としては重症歯周炎による血行感染が示唆された.腹膜炎発症を予防するためには,口腔の診察とそのケアも重要であると考えられる.</p>

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 進行大腸憩室癌により腸閉塞を呈した1例

    久保田 友紀, 根本 洋, 山田 正俊, 針金 幸平, 宮地 孟, 去川 秀樹, 矢澤 直樹, 宮前 拓, 吉田 寛 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 753-757, 2022-11-30

    <p>症例は58歳の男性で,腹痛を主訴に来院した。画像検査で上行結腸癌と思われる腫瘤と,それによる腸閉塞,腹膜転移,脾転移と診断した。イレウス管挿入後,回盲部切除術を行った。手術標本では肉眼的に管腔内に腫瘍を認めず,病理診断上,憩室から発生した大腸癌と診断された。その後,肝転移,肺転移により1年後に死亡した。大腸憩室から発生する大腸癌(以下,憩室癌)について自験例を含めた32例について検討した。…

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹腔鏡下回盲部切除を行った虫垂原発MALTリンパ腫の1例

    宮地 孟, 根本 洋, 山田 正俊, 針金 幸平, 去川 秀樹, 宮前 拓 日本臨床外科学会雑誌 83 (5), 898-902, 2022

    <p>症例は79歳,男性.腹痛と発熱を主訴に来院し,CTで虫垂の腫大と回結腸動脈周囲リンパ節の腫大を認めた.急性虫垂炎と診断したが,炎症反応と腹部所見が軽度であったため,抗菌薬治療後の手術を予定した.1カ月後のCTで虫垂とリンパ節に変化はなく,虫垂癌を想定し腹腔鏡下回盲部切除術D3郭清を行い,最終的に虫垂原発MALTリンパ腫(Lugano分類II<sub>2</sub>期)と診断した.現在,術後…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 長下肢装具の足継手の底屈制動機能の違いが脳卒中片麻痺患者の歩行に与える影響

    川副 泰祐, 山本 澄子 日本義肢装具学会誌 38 (1), 65-73, 2022-01-01

    <p>長下肢装具(以下,KAFO)は,下肢が不安定な脳卒中片麻痺患者に処方される.しかし,長下肢装具の足継手の機能の違いが歩行中の身体の動きに与える影響は明らかになっていない.本研究はKAFOを使用した7人の脳卒中片麻痺患者の歩行を対象に足継手の底屈制限(以下,KAFO-PS)と底屈制動(以下,KAFO-PR)が与える影響を表面筋電図と3軸ジャイロセンサー,電気角度計を用いて比較した.その結果,…

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  • 前十字靱帯再建術の至適時期の検討

    浜橋 恒介, 三谷 玄弥, 高垣 智紀, 谷 良樹, 佐藤 正人, 渡辺 雅彦 東日本整形災害外科学会雑誌 34 (4), 375-380, 2022

    <p>初回前十字靱帯再建術を受けた233例を後ろ向きに調査し,半月板損傷・軟骨損傷の合併率とそのリスク因子を解析し,至適な再建時期を検討した.半月板損傷は114/233例(48.9%),軟骨損傷は12/233例(5.2%)に見られ,靱帯単独損傷例に比べ受傷から再建術までの期間が有意に長かった.二次的半月板損傷・軟骨損傷合併予防の観点から,受傷後4.5ヵ月以内に再建術を施行することが望ましい.</…

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  • 非医療系大学生における歯科受診行動とう蝕予防効果を有する製品の使用状況との関連

    片岸 美友, 合場 千佳子, 池田 亜紀子 日本口腔保健学雑誌 11 (1), 7-13, 2021

    <p> 現在,医療分野では予防医学の概念が重視されており,予防医学の発展とともに,定期歯科受診や定期的なフッ化物応用が推進されている.また,大学生の保健行動では,定期歯科受診やフッ化物の使用状況については明らかになっているが,歯科受診行動とう蝕予防効果を有する製品の使用状況との関連について調査した研究は少ない.本研究の目的は,非医療系大学生を対象として定期歯科健診およびかかりつけ歯科の有無を含む…

    DOI Web Site 医中誌

  • 髄液細胞診が有用であった胃癌による髄膜癌腫症の 2 例

    秋丸 琥甫, 玉川 英史, 小竹 晃生, 松本 光司 日本臨床細胞学会雑誌 60 (6), 331-336, 2021

    <p><b>背景</b> : 固形癌に由来する髄膜癌腫症 (以下 : MC) の原因として消化器癌は比較的まれである. 今回, 臨床的に髄膜炎を疑い髄液細胞診を施行することにより MC を推定しえた胃癌 2 例を経験したので報告する.</p><p><b>症例</b> : 症例 1 は 60 歳代, 男性. 進行胃癌の診断にて胃切除術および術後化学療法が追加されたが, …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 医療エラーを招く寄与因子とノンテクニカルスキルの関連性

    藤本 学, 島村 美香, 大野 浩正, 宮崎 浩彰 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PN-003-PN-003, 2021

    <p>2000年に発表された「To err is human」を契機に,医療安全に対する意識は世界的な高まりを見せた。しかし,未だに数多くの重大事象が発生している。そこで医療者のノンテクニカルスキルの改善により医療安全の向上を図ることを目標に,本研究は重大事象を含む医療エラーを招く寄与因子を同定し,それらと背景因子のひとつであるノンテクニカルスキルの関連性を明らかにする。総合病院のスタッフに質問…

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  • 経動脈的塞栓術が奏功した出血発症頭蓋頚椎移行部動静脈瘻の1 例

    堀 貴洋, 小林 智範, 石川 達也, 茂木 陽介, 中野 紘, 呂 聞東, 川俣 貴一 脳血管内治療 6 (3), 135-140, 2021

    <p>【目的】頭蓋頚椎移行部動静脈瘻(CCJ-AVF)は稀な疾患であり,病態,自然歴,治療戦略に関して不明な点が多い.今回,出血発症の CCJ-AVF を経動脈的塞栓で根治できた症例を経験したため,報告する.【症例】61 歳男性.グレード5 のくも膜下出血で発症.脳血管撮影で,CCJ-AVF および前脊髄動脈からの feeder 上に動脈瘤を認め,出血源と判断した.Main feeder …

    DOI Web Site 医中誌

  • スクーバダイビングで急性呼吸不全をきたした浸水性肺水腫の1例

    武田 道寛, 西野 智哉, 滝沢 志絵, 櫻井 馨士, 若井 慎二郎, 守田 誠司, 中川 儀英, 猪口 貞樹 日本救急医学会関東地方会雑誌 41 (2), 326-328, 2020-03-31

    <p>浸水性肺水腫 (immersion pulmonary edema, 以下IPE) は, 本邦での報告例はいまだ少ないため認知度が低い。症例は既往のない50歳代女性で, 潜水中に呼吸困難を自覚し救急要請された。救急隊接触時の動脈血酸素飽和度は80% (室内気) であり, 来院時は両側肺野に水泡音を聴取し, 重度の低酸素血症と肺水腫を呈していた。心電図, …

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  • 心肺停止蘇生後、遷延性意識障害を呈した症例〜BISモニターを使用し、生活リズムを考慮した関わりを考える〜

    林 萌美, 萩原 耕作 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-113-, 2020

    <p>【はじめに】今回、心肺停止蘇生後、遷延性意識障害を呈した症例を担当した。BISモニターで覚醒状態を確認すると日中の覚醒レベルは高い状態にあった。また1日の覚醒状態を確認すると夕方の早い時間帯から睡眠状態に入っている事が分かった。そのためリハビリ介入の時間を調整する事で生活リズムの是正が図れたため報告する。</p><p>【症例紹介】80歳後半、女性。2月某日、ANCA関連血管炎から肺胞出血と…

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  • HybridCWHTO術後の歩行自立に与える因子〜血行動態からの検討〜

    田中 亮太, 萩原 耕作, 湯田 健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-031-, 2020

    <p>【目的】変形性膝関節症に対する手術法にHybridCWHTO(以下CWHTO)がある。当院において近年施術件数が増えてきているが、術後の歩行獲得にばらつきがある。先行研究では歩行獲得因子の検討は多くあるが一定の見解は見られない。ただし検討項目は身体機能や栄養状態が多く、炎症反応や創傷治癒に関与する血行動態による検討は無い。術後早期からの適度な荷重負荷は治癒を促進させるという報告もあり、術後…

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  • 脊柱アライメントと体幹屈筋/伸筋比の関連についての検討〜胸腰椎アライメントに着目して〜

    是枝 直毅, 萩原 耕作, 湯田 健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-009-, 2020

    <p>【目的】脊柱アライメントは腹筋群と脊柱起立筋群の持続的な活動にて制御されており,腰仙椎アライメントの変化と体幹屈筋/伸筋比(以下F/E比)に関連があると報告されている.しかし腰椎と連続した構造体である胸椎に着目した報告は少なく,胸腰椎アライメントを変化させる因子としてF/E比の関与が予測されるが明らかではない.そのため,本研究は胸腰椎アライメントとF/E …

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  • 汎発性帯状疱疹に不可逆性の右上肢運動麻痺を合併した2型糖尿病の1例

    牛腸 直樹, 青木 絵麻, 森 友実, 田邊谷 徹也, 平嶋 勇士, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 62 (2), 101-107, 2019-02-28

    <p>症例は76歳女性.2型糖尿病で経口血糖降下剤を多剤(SU剤,ビグアナイド剤,DPP4阻害薬)内服も肥満のため血糖コントロール不良であった.入院7日前より右上肢全体の疼痛が出現し4日前に近医整形外科を受診し鎮痛剤を処方された.同日夜より右上肢の紅色皮疹が出現し当院救急外来受診.薬疹を疑われ鎮痛剤を中止され帰宅.しかし入院3日前より倦怠感,水様下痢が出現,入院当日に立位不能となり,顔面,体幹に…

    DOI 医中誌

  • 針生検で浸潤性小葉癌が疑われた乳腺筋線維芽細胞腫の1例

    鎌田 順道, 宮前 拓, 萩原 英之 日本臨床外科学会雑誌 80 (6), 1067-1072, 2019

    <p>症例は65歳,男性.2~3年ほど前から右乳頭直下の腫瘤を自覚しており,当科を受診した.右乳頭直下に2cm程度の腫瘤を認め,針生検では浸潤癌(浸潤性小葉癌の疑い)となり,手術を施行した.組織学的には,細胞質の乏しいやや異型的な細胞が浸潤性に不規則な増殖を示していた.個々の細胞は比較的明瞭な核の大小不同傾向を示すが,核クロマチンは比較的良く揃っていた.免疫染色では上皮系マーカー,リンパ球マーカ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 誘因なく両側頭頂後頭葉出血を同時発症し,視覚認知障害を呈した1症例

    坂元 優太, 林 萌美, 金 誠熙, 湯田 健二, 笠原 隆 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-214_2-E-214_2, 2019

    <p>【はじめに・目的】</p><p>誘因なく両側頭頂後頭葉出血を同時発症したことで,視覚認知障害を呈し,日常生活や様々な動作場面で障害が生じた症例を担当した.本症例の様な経過および介入についての報告は少ない.今回,急性期での経過の中で症状に改善がみられており,その経過とリハビリテーションの関わりをここに報告する.</p><p>【症例紹介】</p><p>70歳代,女性.両側頭頂後頭葉皮質下出血と…

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  • G-CSF産生腸間膜未分化多型肉腫の1例

    根本 洋, 松本 光司, 森 貴志, 針金 幸平, 宮前 拓, 萩原 英之 日本臨床外科学会雑誌 80 (10), 1859-1864, 2019

    <p>症例は57歳,女性.右下腹部痛および高炎症反応を認めた.CTで消化管腫瘍,腹膜転移,微小穿孔が疑われた.抗菌薬開始後も発熱が持続し,白血球数は20,000/μlを超えた.腫瘍摘出術で小腸腸間膜由来の腫瘍は穿孔し膿瘍を形成していた.組織学的に腫瘍は多形性に富んだ異型細胞が不規則に増殖し,部分的に紡錘状形態を示すstriform …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 術中確認された腱内不全断裂の画像診断と術後臨床成績:14例の検討

    内山 善康, 大見 博子, 今井 洸, 繁田 明義, 新福 栄治, 笠間 啓樹, 橋本 紘行, 渡辺 雅彦 肩関節 42 (3), 672-675, 2018

    術中確認された腱内不全断裂例の臨床的特徴と診断,術後臨床成績について検討した.当院で治療手術した腱板断裂例408例中,14例3.4%(男性6例,女性8例)を対象とした.平均年齢は60.3歳(46-72歳),術前全例に超音波断層(US)検査,1.5Tesla MRI検査を行った.手術は鏡視下併用ミニオープン法にて,断裂部の新鮮化とdual …

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  • 成人特発性腸重積に対し腹腔鏡補助下整復・切除術を施行した1例

    和田 由大, 萩原 英之, 宮前 拓, 鎌田 順道 日本外科系連合学会誌 43 (5), 862-868, 2018

    <p>症例は24歳女性.右下腹部痛を主訴に当院を受診した.腹部超音波検査で回盲部にtarget signを認め,腹部造影CT検査で回腸末端が盲腸内に先進している所見を認めた.下部消化管内視鏡検査では腸重積の原因となる明らかな腫瘍性病変は認めず,特発性腸重積と診断したが,内視鏡的整復は不可能であった.翌日の腹部単純CT検査でも改善は認めず,腹腔鏡補助下にて整復を行った.整復後の先進部は硬く,腫瘍様…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 肩関節痛患者におけるPain DETECTによる神経障害性疼痛の検討

    新福 栄治, 内山 善康, 繁田 明義, 大見 博子, 橋本 紘行, 今井 洸, 笠間 啓樹, 渡辺 雅彦 肩関節 42 (3), 591-595, 2018

    肩関節痛がみられる患者に神経障害性疼痛(NeP)の関与が報告されている.近年,アンケート式のNePの診断ツールであるPain DETECTが使用されている.そこで我々は,肩痛にて当科を外来受診した患者に対してpain DETECTを用い,肩疾患におけるNePの関与を調査した.身体・画像所見から特発性肩関節拘縮,石灰沈着性腱炎,impingement症候群,腱板断裂と診断した167例を対象とした.…

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  • 川柳からみた糖尿病の臨床

    大森 安恵 東京女子医科大学雑誌 87 (6), 160-164, 2017

    <p>This paper is based on a special lecture in the 12<sup>th</sup> annual meeting of The Laughter and Health Association in October, 2017. In 2016, one of my co-workers, Dr. Shun Ito reported about …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 維持血液透析中に糖尿病性尿毒症症候群を発症した1例

    清澄 理恵, 平井 太郎, 後藤 巨木, 香取 秀幸, 小俣 正子 日本透析医学会雑誌 50 (12), 789-793, 2017

    <p>症例は54歳男性, 糖尿病歴35年, 透析歴5年. 歩行障害, 動作緩慢, 構音障害などのパーキンソニズム, 意識障害を急性に発症した. 頭部MRIで両側大脳基底核に血管原性浮腫を呈する病変を認めた. 臨床経過と画像所見より, 糖尿病性尿毒症症候群 (diabetic uremic syndrome) と診断し, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • O-017 心臓外科術後の反回神経麻痺が呼吸機能に及ぼす影響について

    澤 朋希, 関田 惇也, 湯田 健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 17-17, 2017

    <p>【目的】</p><p>心臓外科術後患者の呼吸機能は胸郭可動性低下や胸水,Deconditioning などの影響から,術前と比較して低下することが知られている.また,術後患者に生じうる合併症の一つとして反回神経麻痺があり,反回神経麻痺を発症した場合には,声帯の可動性低下に伴う気道の狭小化により,さらに呼吸機能は低下すると考えられる.しかしながら,反回神経麻痺の発症の有無に着目して術後の呼吸…

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  • 戦略のカスケードによるインタンジブルズの構築

    梅田 宙, 伊藤 和憲 原価計算研究 41 (1), 116-, 2017

    ...リサーチサイトとして,BSCを導入して 5 年が経過した海老名総合病院看護部のカスケード実践を検討した。調査の結果,カスケードされた指標を達成するプロセスを通じたインタンジブルズの構築が明らかになった。...

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  • 化学療法施行中に皮下埋込型中心静脈ポート感染が原因となった敗血症性肺塞栓症の1例

    鎌田 順道, 阿部 豊, 萩原 英之, 内山 喜一郎 日本外科系連合学会誌 41 (1), 40-45, 2016

    乳癌の化学療法中に,皮下埋込型中心静脈ポート感染が原因となった敗血症性肺塞栓症を発症した1例を経験したので報告する.症例は53歳女性.左乳癌,腋窩・頸部リンパ節転移,多発肺転移,左胸水貯留の診断となり,Paclitaxel+Bevacizumabによる化学療法を開始した.末梢の血管確保が困難であったため2コース目投与前に右鎖骨下静脈からカテーテルおよび胸壁皮下にCVポートを留置し,その後はポート…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 胸部明細胞肉腫の 1 例

    本田 恭子, 牛島 友則, 宮崎 小百合, 斉藤 美紀, 井上 正年, 本告 匡, 松本 光司 日本臨床細胞学会雑誌 55 (6), 388-394, 2016

    <p><b>背景</b> : 明細胞肉腫 (clear cell Sarcoma) は若年成人の四肢に好発し, 分化未定腫瘍群に分類され, メラノサイトへの分化を特徴とするまれな軟部悪性腫瘍である. 今回, 高齢男性の胸部に発生した 1 例を経験したので報告する.</p><p><b>症例</b> : 76 歳, 男性. 右側胸部の腫瘤に気づき, 近医を受診し当院を紹介され, …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 前立腺膿瘍に黄色ブドウ球菌菌血症,多発性膿瘍を続発した高齢2型糖尿病の1例

    牛腸 直樹, 青木 絵麻, 岡田 千穂, 大村 和規, 平嶋 勇士, 田中 秀樹, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 59 (7), 482-488, 2016

    <p>糖尿病患者で高率に認める尿路感染症の中でも,前立腺膿瘍は症状に乏しく早期診断,加療が困難であり,また血流豊富な臓器であるため血行性播種を伴いやすい.今回我々は血糖コントロール不良の2型糖尿病を背景に前立腺膿瘍を発症し,早期診断,治療ができず,診断時に既に黄色ブドウ球菌菌血症を伴い,加療開始後に全身の多発性筋膿瘍,化膿性胸鎖関節炎を併発した高齢男性の1例を経験した.14週間に及ぶ長期の抗菌薬…

    DOI 医中誌

  • <b>舌痛症に対する黄連解毒湯・茯苓飲・香蘇散エキス併用の使用経験</b>

    石田 和之 日本東洋医学雑誌 67 (1), 54-60, 2016

    難治性舌痛症に対して,黄連解毒湯・茯苓飲・香蘇散のエキス剤併用療法(黄茯香併用とする)が奏効した一例を経験した。この経験を参考に新たな症例を治療し,それらの臨床的特徴について検討した。 <br>61歳の男性。3年位前から舌痛があり,4ヵ月前から心療内科へ通院したが改善しなかった。当科で五苓散や大柴胡湯など種々の方剤を投与したが効果なく,黄連解毒湯・二陳湯・香蘇散の3剤併用に転方後に舌痛が半減した…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • P1-43 川崎病の自然免疫制御機構の解明~川崎病Immune-profile解析~

    江波戸 孝輔, 緒方 昌平, 野元 けいこ, 竹内 恵美子, 扇原 義人, 石井 正浩 日本臨床免疫学会会誌 39 (4), 396a-396a, 2016

    <p>  【背景・目的】川崎病(KD)は小児期特有の原因不明の中小動脈血管炎である.炎症の主体は自然免疫応答であることが知られているが,獲得免疫応答との関連は不明な点が多い.我々は,獲得免疫応答の未熟性伴う自然免疫制御不全がKD発症に関与している可能性を考え,末梢血単核細胞(PBMC)subsetの網羅的解析を行い,KDにおける免疫制御機構の解明を目的とした.【対象・方法】2015年4月から20…

    DOI Web Site 医中誌

  • 複数の疾患特異的自己抗体の早期陰性化を認めた多腺性自己免疫症候群3型の1例

    牛腸 直樹, 青木 絵麻, 岡田 千穂, 大村 和規, 平嶋 勇士, 田中 秀樹, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 59 (5), 376-384, 2016

    症例は46歳女性.入院2ヶ月前より口渇,多尿,動悸,多汗が出現.発熱,下腹部痛,嘔吐のため他院に入院後,高血糖緊急症を疑われ当院に転院.当院入院時高血糖(308 mg/d<i>l</i>),HbA1c高値(11.1 %),代謝性アシドーシスを認め糖尿病ケトアシドーシスと診断,原発性甲状腺機能亢進症,骨盤腹膜炎を合併していた.膵島関連自己抗体陽性(GAD抗体122.5 …

    DOI 医中誌

  • O-069 骨盤水平面アライメントの評価法に関する検討

    大野敦生, 関田惇也, 豊田裕司, 岩村元気, 湯田健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 69-, 2016

    <p>【目的】臨床上,腰痛を呈している患者において骨盤水平面アライメントの左右差により,姿勢に問題が生じていると疑われる患者を多く経験する.この骨盤水平面アライメントは内方腸骨(以下,インフレア),外方腸骨 (以下,アウトフレア) で表現されることがあるが,明確な測定方法は存在しない.そこで本研究は骨盤水平面アライメントの評価法に関する検討を行った.</p><p>【方法】対象は腰部疾患を有してい…

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  • O-065 片側性変形性股関節症患者の患側および健側下肢筋力~健常者との比較~

    関田惇也, 坂本美喜, 渡邊裕之, 松永篤彦, 岩崎麟太郎, 岩村元気, 大野敦生, 湯田健二, 角南浩史, 草場敦, 近藤宰司 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 65-, 2016

    <p>【目的】片側性変形性股関節症(股OA)患者の下肢筋力は,患側のみならず健側においても低下が生じることが指摘されているが,健常者と比較した報告は少なく,筋力低下の出現部位や低下の程度に関する調査は未だ不十分である.そこで本研究は,股OA 患者の両側の下肢筋力を健常者と比較し,筋力低下を認める筋群とその低下の程度を把握することを目的とした.</p><p>【方法】 対象は末期片側性股OA …

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  • O-079 変形性膝関節症により下腿外側部痛を呈した一症例

    岩村元気, 豊田裕司, 関田惇也, 湯田健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 79-, 2016

    <p>【はじめに】本症例は変形性膝関節症により,立脚中期(MSt)に踵骨と下腿が一体となって外側傾斜するLateral Thrust(LT)を認め,左下腿外側部痛を訴えた.ST 関節の回内運動を促した結果,LT 軽減および疼痛軽減を認めたため報告する.</p><p>【症例】70 代女性.平成27 …

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  • 根治手術を施行した上腸間膜静脈腫瘍塞栓を伴う上行結腸癌の1例

    鎌田 順道, 萩原 英之, 加納 恒久, 阿部 豊, 名取 穣治, 内山 喜一郎 日本臨床外科学会雑誌 76 (10), 2488-2492, 2015

    症例は70歳,女性.右側腹部痛を主訴に当院を受診した.Hb 4.7g/dLの貧血があり,上下部消化管内視鏡検査の結果,上行結腸癌と十二指腸浸潤の診断となった.胸腹部造影CTでは遠隔転移はなかったものの,上腸間膜静脈内に腫瘍塞栓を認めた.入院7日目に結腸右半切除と十二指腸局所切除を施行した.腫瘍塞栓部分の上腸間膜静脈の切除も併せて行ったため,鬱血となった小腸約250cmの切除を余儀なくされた.術後…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献2件

  • 新生児遷延性肺高血圧症の病態を呈した重篤な動脈管早期収縮の1例

    根本 芳広, 石川 浩史, 川瀧 元良 超音波医学 42 (6), 725-730, 2015

    動脈管早期収縮(premature constriction of ductus arteriosus: PCDA)は,早期に胎児診断し適切に対処されれば比較的予後が良い疾患である.しかし,完全閉鎖例で対応の時期を誤ると胎児の肺血流が増加し,肺動脈平滑筋層を肥厚させるようになり,胎児右心不全や胎児水腫,新生児遷延性肺高血圧症(persistent pulmonary hypertension …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 脳梗塞を契機に発見された担癌患者の両心房内血栓症に対する1手術例

    山本 信行, 贄 正基, 笹原 聡豊, 小原 邦義 日本心臓血管外科学会雑誌 44 (4), 221-223, 2015

    症例は74歳男性.心房細動にてワーファリン内服していたが,上部消化管出血を認め,ワーファリンを中止していた.その1週間後に,左片麻痺が出現し,頭部MRIにて多発性脳梗塞を認めた.全身検索を行うと,両心房内に血栓を認めると同時に,十二指腸癌を認めた.両心房の血栓は,それぞれ大きさが30 mmをこえており,塞栓症や突然死の危険性が高いと考えられた.担癌患者に対する人工心肺の使用に関しては議論のあると…

    DOI 医中誌 参考文献1件

  • 腹腔鏡下で整復しえた成人特発性腸重積の1例

    中田 亮輔, 加納 恒久, 萩原 英之, 内山 喜一郎, 鈴木 英之 日本腹部救急医学会雑誌 35 (6), 745-748, 2015

    症例は36歳,男性。前日からの下腹部痛を主訴に受診した。腹部造影CT検査を施行し,横行結腸に先進部を認める盲腸腸重積と診断,緊急手術の適応と判断した。腹腔鏡観察にて,上行結腸肝弯曲部に先進部を認めた。左側腹部に5mmのトロッカーを2本追加し腹腔鏡下に無爪鉗子を用いて整復を行った。器質的疾患の有無を確認するため臍窩創を3cmに延長し,回盲部腸管を体表に挙上,虫垂を切除し盲腸内腔を確認したが腫瘍など…

    DOI 医中誌

  • 早期胃癌を契機に発見され腹腔鏡下同時切除した盲腸多発顆粒細胞腫の1例

    萩原 英之, 去川 秀樹, 宮前 拓, 鎌田 順道, 加納 恒久, 内山 喜一郎 日本臨床外科学会雑誌 76 (6), 1445-1449, 2015

    大腸顆粒細胞腫は比較的稀な疾患とされている.今回,早期胃癌を契機に発見され,腹腔鏡下で同時に切除を行った盲腸多発顆粒細胞腫の1例を経験した.症例は47歳の男性.主訴は心窩部痛,上部消化管内視鏡検査で胃前庭部のIIc病変指摘,当院紹介となった.CTにて盲腸に約1cm大の腫瘤が認められ,また下部消化管内視鏡で同部に12mm大と10mm大の2個の粘膜下腫瘍が認められた.早期胃癌および盲腸粘膜下腫瘍の診…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 歴史で学ぶ糖尿病

    槇野 博史, 堀田 饒, 大森 安恵, 八木橋 操六 糖尿病 58 (10), 741-744, 2015

    第49回「糖尿病学の進歩」において世話人特別企画「歴史で学ぶ糖尿病」を開催した.「切手にみる糖尿病の歴史」ではインスリンを発見したFrederick Grant Banting,「糖尿病の歴史」では糖尿病と妊娠の治療に貢献したPriscilla White,「ランゲルハンス島ヒストリア」ではPaul Langerhans,「糖尿病性腎症の歴史」では腎症の概念を確立したPaul …

    DOI 医中誌

  • 術前補助化学療法が奏効した食道類基底細胞癌の1例

    豊田 哲鎬, 萩原 英之, 小泉 正樹, 内山 喜一郎, 松本 光司 日本外科系連合学会誌 39 (5), 888-893, 2014

    症例は44歳,男性.食事摂取時のつかえ感を主訴に来院された.上部消化管内視鏡検査にて,胃噴門部に食道浸潤を伴う3型病変を認め,生検で低分化型腺癌と診断とした.腹部CTで高度リンパ節転移を認めたため,術前化学療法の方針とし,S-1/CDDPを2クール行った後,胃全摘術を施行した.術後の病理組織検査では,腫瘍細胞が充実性胞巣を形成し,PAS染色陽性の基底膜様の構造物がみられることから食道類基底細胞癌…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 高齢者介護施設における長期の経口補水療法実施の安全性と有効性に関する検討

    谷口 英喜, 岡本 凉子, 上島 順子, 阿部 咲子, 岡本 葉子, 牛込 恵子, 石井 良昌 静脈経腸栄養 29 (2), 733-740, 2014

    【目的】非脱水症の高齢者における、長期間の経口補水療法(ORT)の安全性および有効性を検証する。【対象および方法】対象者は、高齢者介護施設に入所している非脱水症の高齢者とした。研究デザインは、複数施設におけるランダム化割り付け比較試験とした。ORTによる介入を実施しないコントロール群(CN群、41名)と、介入を実施する介入群(OS群、41名)とした。OS群では、30日間継続的に経口補水液を1日当…

    DOI 医中誌

  • 起立動作最終域における膝関節伸展運動と回旋運動との関連性とその要因についての検討

    関田 惇也, 豊田 裕司, 萩原 耕作, 湯田 健二 理学療法学Supplement 2013 (0), 0894-, 2014

    【はじめに,目的】非荷重状態での膝関節伸展運動に伴う回旋運動は,伸展最終域において外旋を伴うという終末強制回旋運動として一定の見解が得られているが,起立動作最終域における膝関節伸展運動に伴う回旋運動に関する報告は少なく,特にその機序には不明な点が多い。林らは膝関節に関する整形外科疾患は,膝関節回旋機能の破綻によるものが大きいと述べており,阿南らは変形性膝関節症患者の起立動作では,矢状面上における…

    DOI 医中誌

  • 上顎洞を広範に占拠した内反乳頭腫の1例

    工藤 雅範, 原田 浩之, 津島 文彦, 松本 佳奈子, 小村 健, 石井 良昌 日本口腔外科学会雑誌 60 (1), 29-33, 2014

    Inverted papilloma of the nasal cavity and paranasal sinuses is a relatively uncommon benign tumor. Because of the aggressive nature and risk of recurrence of the tumor, complete resection is …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 立ち上がり動作における大腿回旋運動について

    豊田 裕司, 関田 惇也, 萩原 耕作, 湯田 健二 理学療法学Supplement 2013 (0), 0938-, 2014

    <b>【はじめに,目的】</b>臨床上,立ち上がり時に股関節や膝関節に疼痛を訴える症例を多く経験する。特に球関節である股関節では水平面運動,ひいては大腿回旋運動を捉えることは重要であると思われる。諸家より,立位では骨盤前傾に伴い大腿内旋,骨盤後傾に伴い大腿外旋するとの報告がある。しかし,立ち上がり動作における矢状面での動きを捉えた文献は散見するが,水平面での動きを捉えた文献は少なく,大腿と骨盤の…

    DOI 医中誌

  • 脚長差モデルにおける歩行時腓腹筋の量的及び質的機能の検討

    関田 惇也, 湯田 健二 理学療法学Supplement 2012 (0), 48102083-48102083, 2013

    【目的】 脚長差が3cm以下であれば著明な跛行を呈さないという報告が多い.一方,代償方法に関しては,2,3cm程度の脚長差においても認めるという報告がある.神先らによると,短脚側の立脚期における垂直方向への床反力の極値は,第1峰,2峰ともに,脚長差の増大に伴って増加すると報告されている.特に第2峰における極値の増大は,身体を前進させる一因である腓腹筋の筋活動による代償を疑わせるが,詳細な報告はさ…

    DOI

  • 血糖コントロール悪化が先行した後にRS3PE症候群を発症した2型糖尿病の2症例

    牛腸 直樹, 岡田 千穂, 青木 絵麻, 平嶋 勇士, 田中 秀樹, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 56 (11), 874-880, 2013

    症例1は79歳,女性.2型糖尿病内服加療中,シタグリプチンを追加.特に誘因なく血糖コントロール悪化を認めた後に上下肢浮腫,上腕筋肉痛が出現.精査の結果RS3PE症候群と診断しステロイド治療開始.浮腫は消失したが関節痛,筋肉痛は消長を繰り返し,ステロイド長期投与中.症例2は63歳,女性.2型糖尿病インスリン加療中,同様に血糖悪化後に手指のこわばり,膝関節痛,上下肢浮腫が出現.同症候群と診断しステロ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 神経内科に役立つ漢方薬:症例と頻用処方

    石田 和之 臨床神経学 53 (11), 938-941, 2013

    今日では何科の医師にとっても最小限の漢方の知識は不可欠である.しかし,神経内科領域では漢方はまだ十分認知されていない.神経変性疾患などの難病に対する漢方の利点は今後の課題であるが,日常診療上よくみられる頭痛・しびれ・疼痛・めまいなどの症候には漢方が有用である.これら症候の原因が重篤な疾患ではなくても,愁訴に苦しむ患者数は多く,社会への影響は小さくない.そこで,呉茱萸湯・五苓散・牛車腎気丸・疎経活…

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献3件 参考文献3件

  • 急性,亜急性経過をとる急速破壊型股関節症に関する病理組織学的検討

    平林 幸大, 齊藤 光次, 山岡 桂太, 河村 陽二郎, 磯崎 正典, 楯野 英胤, 諸星 利男, 草場 敦, 渥美 敬 昭和学士会雑誌 73 (1), 22-28, 2013

    急速破壊型股関節症(Rapidly Destractive Coxarthropathy (以下RDC))は,1970年にPostelらが1年以内に大腿骨頭,ひいては股関節の高度な破壊を起こす疾患の総称として報告して以降,これまでに多くの検討がなされてきたが,病態について未だ不明な部分が多い.今回われわれはRDCで手術を要した症例を臨床経過によって分けその病理学的特徴を比較検討した.初診時より半…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 口腔に発生した腺扁平上皮癌の2例

    大鶴 光信, 高橋 美穂, 坂本 由紀, 青山 謙一, 鈴木 崇嗣, 石井 良昌 日本口腔外科学会雑誌 59 (9), 608-611, 2013

    Adenosquamous cell carcinoma (ASC) is a rare tumor containing components of both adenocarcinoma and squamous cell carcinoma. It is often associated with lymph node and distant metastases, and is …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 神奈川県下におけるNST加算制度の現状

    上島 順子, 谷口 英喜, 若林 秀隆, 望月 弘彦 静脈経腸栄養 27 (2), 747-751, 2012

    はじめに : 平成22年4月より「栄養サポートチーム (nutrition support team ; 以下、NSTと略) 加算制度」が開始された。神奈川NST研究会では制度開始後の県内における現状を明らかにする目的で調査を実施した。<br>対象および方法 : 平成22年12月に県内でNST稼動中の53施設に対し、NST加算制度に関する記述回答式アンケート調査を実施した。<br>結果 : …

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • リンパ節転移をきたした皮膚線維腫の 1 例

    畑中 一仁, 久岡 正典, 井上 正年, 二反田 隆夫, 舞木 公子, 西田 ゆかり, 竹下 かおり, 梅北 善久 日本臨床細胞学会雑誌 51 (6), 419-424, 2012

    <b><i>Background</i></b> : Dermatofibroma (DF) rarely metastasizes to the lymph nodes and lungs. We report a case of metastatic DF to the cervical lymph node with cytological …

    DOI 医中誌 参考文献22件

  • 腸間膜乳び浮腫および乳び腹水を呈した成人原発性小腸軸捻転の1例

    塙 秀暁, 小笠原 康夫, 加納 恒久, 名取 穣治, 内山 喜一郎, 鈴木 英之 日本臨床外科学会雑誌 73 (3), 603-607, 2012

    症例は22歳,男性.食後3時間での急激な腹痛・嘔吐を主訴に受診した.造影CTにてwhirl signを認めた.腸間膜は広範に強い浮腫状変化を呈し,上腸間膜静脈の怒張を認めた.小腸軸捻転による絞扼性イレウスの診断で同日緊急手術を施行した.腹腔内に中等量の乳び腹水を認めた.小腸は上腸間膜動脈起始部で反時計回りに270~360度捻転していた.Treitz靱帯から90cm~660cmまでの小腸間膜は白色…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献14件

  • インスリン抗体による夜間低血糖に長期的なステロイド治療が奏功したリウマチ性多発筋痛症併発糖尿病の1例

    保科 早里, 近藤 智子, 藤岡 三鈴, 牛腸 直樹, 田川 暁大, 田中 秀樹, 鈴木 奈津子, 内潟 安子, 大森 安恵 糖尿病 55 (7), 470-476, 2012

    超速効型インスリン製剤によりインスリンアレルギーを認め,インスリン抗体による不安定な血糖変動が生じ,ステロイド治療が奏効した症例を経験した.症例は76歳,男性,1993年2型糖尿病と診断,2005年10月内服加療を開始した.11月リウマチ性多発筋痛症を併発しプレドニゾロン(PSL)使用後よりヒューマログミックス50<sup>®</sup>を導入した.2006年2月頃より夜間低血糖とインスリン注射…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • t(8;21)を有する急性骨髄性白血病70例の治療成績

    沼田 歩, 藤巻 克通, 青島 朋裕, 鬼塚 真仁, 萩原 真紀, 宮崎 浩二, 藤田 浩之, 酒井 リカ, 町田 真一郎, 田中 江里, 中嶋 ゆき, 服部 友歌子, 田中 正嗣, 山崎 悦子, 白杉 由香理, 井上 靖之, 渡邊 茂樹, 藤澤 信 臨床血液 53 (7), 698-704, 2012

    神奈川若手血液研究会参加13施設で2000年から2008年の間に新たに診断されたt(8;21)を有する急性骨髄性白血病について治療成績を後方視的に検討した。症例は70例で,男性43例,女性27例,年齢中央値は48歳(17~76歳)。寛解導入療法後65例が完全寛解に到達した。第一寛解達成率は93%であった。第一寛解後に移植を行わず地固め化学療法のみの方針とした57例中27例(47%)が再発した。第…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献17件

  • 高血糖高浸透圧症候群に横紋筋融解症,肺塞栓症を合併した視床下部症候群の1例

    牛腸 直樹, 佐藤 吉隆, 近藤 智子, 平嶋 勇士, 田川 暁大, 田中 秀樹, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 55 (8), 614-620, 2012

    症例は47歳,男性.46歳時に視床下部髄膜腫摘出術を行い,術後汎下垂体機能低下症,中枢性尿崩症に対しホルモン補充療法を行われていた.発熱,傾眠,全身脱力を主訴に当院救急受診し,高血糖高浸透圧症候群,肺炎を認め緊急入院.入院後横紋筋融解症を併発したものの補液負荷により改善したが,第7病日に胸痛,呼吸困難を訴え,造影CTで肺塞栓と下腿深部静脈血栓を認め,直ちに抗凝固療法を開始した.横紋筋融解症と肺塞…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 静止立位と歩行時における骨盤回旋及び挙上角度の関係性

    萩原 耕作, 福井 勉 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab0655-Ab0655, 2012

    【目的】 臨床において立位姿勢を変化させることで歩行動態が変化することを多く経験する。このように姿勢に対するアプローチは理学療法における有効な手段となる可能性があると考えられる。立位姿勢における骨盤位置の空間上での回旋角度や挙上角度の左右差を観察することによってわれわれは四肢の動きを分析及び予測している。つまり、歩き出す前の立位姿勢における骨盤回旋及び挙上角度の左右差は歩行に影響を与え,何らかの…

    DOI

  • 大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響~第3報~

    湯田 健二, 石井 慎一郎 理学療法学Supplement 2010 (0), CaOI2038-CaOI2038, 2011

    【目的】<BR>我々は第45回日本理学療法学術大会にて、大腿骨前捻角度(以下前捻角)の違いが歩行立脚期中の膝関節運動に及ぼす影響を明らかにすることを目的として、歩行立脚期における膝関節内外反、膝関節内外旋、大腿内外旋、下腿内外旋の角度を調査し、前捻角が大きくなるほど立脚初期の下腿内旋角度と立脚後期の膝関節外反角度が増加することを報告した。今回は歩行立脚期中の股関節内外旋角度及び骨盤回旋角度を調査…

    DOI

  • 重症心身障害児者とその家族への外来看護師の思いの変化 : アクションリサーチを通して

    甲斐 恭子, 佐藤 朝美, 草柳 浩子, 川名 るり, 筒井 真優美, 下道 知世乃, 後藤 淳子, 江本 リナ, 平山 恵子, 松本 沙織, 山内 朋子 日本小児看護学会誌 20 (1), 70-77, 2011

    本研究は、重症心身障害児者(以下、重症児(者))とその家族への外来看護を外来看護師と話し合い、看護師の重症児(者)とその家族への思いがどのように変化するのかを明らかにする目的でアクションリサーチを行った。研究参加者は小児科外来勤務に携わる看護師5名、アクションは勉強会等を行い、データ収集は質問紙調査、参加観察、インタビュー等により行った。重症児(者)へかかわる看護師に関する変化について共同研究者…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 小児の細菌性髄膜炎における抗菌薬治療と予後

    坂田 宏, 砂川 慶介, 野々山 勝人, 佐藤 吉壮, 春田 恒和, 尾内 一信, 山口 覚 感染症学雑誌 85 (2), 150-154, 2011

    2004 年 4 月から 2007 年 1 月までに 108 の調査協力施設で診療した 466 例の細菌性髄膜炎の中から,検討委員会において診断が不確実な例,評価不能な例などを除外した小児例 339 例について,初期治療薬と予後の関係を検討した.予後不良は発症後約 3 カ月の調査で四肢麻痺,難聴,てんかんなどの後遺症を有していた例とし,43 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 立位における前額面上のCOPの偏位と歩き始めの振り出し側との関係

    萩原 耕作, 湯田 健二, 山本 壱弥 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 184-184, 2011

    【目的】<BR>  通常、歩き始めの際、右足から、又は左足から振り出しやすい人がいるように立位姿勢はその後に起こる個々の歩行動態を反映していると思われる。つまり立位姿勢は左右対称的ではなく歩行を前提とした機能的な立位姿勢があると予測される。しかし立位姿勢と歩行の直接的な関係を示す研究は少なく、臨床においてはどのような立位姿勢を求めるべきか結論が出ていない。そこで本研究は立位における前額面上のCO…

    DOI

  • 本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2007~2008)

    砂川 慶介, 酒井 文宜, 平尾 百合子, 花木 秀明, 野々山 勝人, 岩田 敏, 秋田 博伸, 佐藤 吉壮 感染症学雑誌 84 (1), 33-41, 2010

    2007 年1 月から2008 年12 月までの2 年間に全国112 施設から小児細菌性髄膜炎287 症例(男児160,女児127)が報告された. 年齢別では生後1 カ月未満が28 例,1 カ月~1 歳未満が132 例,1 歳以上は127 例であった.原因菌は<i>Haemophilus influenzae </i>が163 例と最も多く,次いで<i>Streptococcus …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献21件

  • 大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響(第2報)

    湯田 健二, 石井 慎一郎 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O1098-C3O1098, 2010

    【目的】<BR>変形性股関節症に随伴して発症する変形性膝関節症(coxitis knee)は、有病率の高さが指摘されながらも、その発生機序は明らかにされていない。本国における変形性股関節症の原因の大多数が、臼蓋形成不全を基盤とする二次性の股関節症といわれているが、大腿骨にも特徴があるという報告が多数みられ、代表的な特徴として過度の大腿骨頸部前捻角(以下前捻角)があげられる。我々は第44回日本理…

    DOI

  • 変形性股関節症が及ぼす膝関節アライメントの検証(第2報)

    萩原 耕作, 湯田 健二, 山本 壱弥 理学療法学Supplement 2009 (0), C4P1156-C4P1156, 2010

    【目的】<BR>変形性股関節症(以下股OA)に対し理学療法を行う際、同時に膝関節の疼痛を訴える患者を度々経験する。当院に人工股関節全置換術(以下THA)目的で来院される股OA患者の膝関節のX線画像をKellgren&Lawrenceの分類に準ずると、膝関節痛を訴えない患者を含めてもほぼ全症例が膝関節裂隙の狭小化を認め変形性膝関節症(以下膝OA)の予備軍であるといえる。股関節に起因する膝OAを呈す…

    DOI

  • 変形性股関節症が及ぼす膝関節アライメントの検証

    萩原 耕作, 湯田 健二, 藤山 祐司 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P1403-C3P1403, 2009

    【目的】<BR>当院に人工股関節全置換術(以下THA)目的で来院される変形性股関節症(以下股OA)患者の膝関節のX線画像をKellgren&Lawrenceの分類に準ずると、膝関節痛を訴えない患者を含めてもほぼ全症例が変形性膝関節症(以下膝OA)の予備軍であるといえる.股関節に起因する膝OAを呈する症例はcoxitis …

    DOI

  • 超速効型インスリン使用後にインスリン抗体を産生し血糖変動がはげしくなった2型糖尿病の1例

    田中 秀樹, 内潟 安子, 藤岡 三鈴, 橋本 紀子, 小池 雄太, 伊藤 俊, 鈴木 奈津子, 大森 安恵 糖尿病 52 (7), 561-567, 2009

    インスリンアナログ製剤使用後にインスリン抗体が産生された症例において,インスリン製剤との特異性ならびにScatchard解析によってその質的評価を検討した.症例は,75歳男性.2004(平成16)年5月より超速効型インスリンアナログ製剤使用後に低血糖とともに血糖変動が大きくなり,インスリン抗体の存在が明らかとなった.抗体の大半はインスリンアスパルトとヒトインスリンの両者に交差反応する抗体であった…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献8件 参考文献18件

  • 大腿骨頸部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響

    湯田 健二, 石井 慎一郎 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P2416-C3P2416, 2009

    【目的】<BR>変形性股関節症に伴う変形性膝関節症(以下膝OA)、いわゆるcoxitis kneeの概念が1974年Smillieによって提唱されてから数多くの報告がされているが、明確な発生機序の報告はない.本国における変形性股関節症の原因の大多数が、臼蓋形成不全を基盤とする二次性の股関節症といわれているが、大腿骨にも特徴があるという報告が多数みられ、代表的な特徴として過度の大腿骨頸部前捻角(…

    DOI

  • 小児細菌感染症に対するfaropenemの有効性および安全性の検討

    横田 隆夫, 阿座上 志郎, 安倍 隆, 尾崎 亮, 小島 正, 小泉 友喜彦, 城崎 慶治, 長 秀男, 中尾 歩, 野々山 勝人, 番場 正博, 北條 秀人, 砂川 慶介 The Japanese Journal of Antibiotics 61 (6), 366-378, 2008

    唯一の経口ペネム系抗菌薬であるfaropenem (FRPM, ファロム®ドライシロップ小児用) は, 小児の用法・用量が確立された抗菌薬の中で, ペニシリン耐性肺炎球菌 (peni-<I>cillin-resistant Streptococcus pneumoniae</I>, PRSP) に対して高い抗菌活性を有する数少ない薬剤のひとつである。<BR>今回, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 下唇に発生した外傷性神経腫の1例

    石井 良昌, 工藤 雅範, 濱崎 健, 鈴木 久美子, 新井 広幸, 佐藤 佑輔 日本口腔外科学会雑誌 54 (3), 182-185, 2008

    Traumatic neuroma is a hyperplastic lesion caused by the superfluous regeneration of nerve cells at acut surface. We report a case of traumatic neuroma arising in the lower lip of a 7-year-old boy. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 高齢者に生じた急性胃軸捻転症の1例

    萩原 英之, 内山 喜一郎, 阿部 豊, 佐藤 精一, 鈴木 洋一, 加納 恒久, 名取 穣治 日本腹部救急医学会雑誌 28 (1), 65-69, 2008

    症例は87歳,女性,認知症の既往あり。嘔吐を主訴に来院,心窩部に膨満感と圧痛あり。入院当日の上部消化管内視鏡検査では残渣と,胃の変形のため体中部以降の挿入は不可能であった。CTでは食道,胃は著明に拡張し,穹隆部は右側,胃体部は左側に位置しその先で途絶していた。上部消化管造影でも胃体部で先細り状の途絶が認められた。胃軸捻転症と診断し,開腹手術も考慮したが,高齢の認知症患者で家族の同意も得られず保存…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • 本邦における小児細菌性髄膜炎の動向 (2005~2006)

    砂川 慶介, 生方 公子, 千葉 菜穂子, 長谷川 恵子, 野々山 勝人, 岩田 敏, 秋田 博伸, 佐藤 吉壮 感染症学雑誌 82 (3), 187-197, 2008

    2005年1月から2006年12月迄の2年間に96施設から小児細菌性髄膜炎246症例 (男児138, 女児108) が報告された.<BR>年齢別では28日以下が25例, 1カ月~12カ月が114例, 1歳以上は107例であった.原因菌は<I>H.influenzae</I>が136例と最も多く, 次いで<I>S.pneumoniae</I> 48例, <I>streptococcus …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献12件 参考文献19件

  • 介護老人保健施設入所者の視力とQOL

    丸井 明美, 堀内 ふき, 有安 正規, 矢野 隆 日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集 7 (0), 123-123, 2006

    【目的】視機能の低下は高齢者のQOLに影響を与える重要な問題となりつつある.介護老人保健施設(老健)におけるロービジョンケアの向上を目的に,視力と要介護度,ADL,VFQ25を測定した.【方法】茨城県内の老健入所者65名を対象に,平成17年6月から8月に調査した.入所者の視力および自覚的・他覚的屈折検査は視能訓練士が老健内で測定した.要介護度は診療録から,ADLは研究者が看護師と共にBIを使用し…

    DOI

  • 人工股関節全置換術前後における歩容変化

    長谷川 俊輔, 高須 孝広, 相川 浩一, 湯田 健二 関東甲信越ブロック理学療法士学会 25 (0), 2-2, 2006

    【目的】<BR>当院人工関節・リウマチセンターにおいては年間約280症例の人工股関節全置換術(以下THA)が行われており、その全症例に理学療法士が術前より携わっている。患者の大半が術前に痛みと跛行を訴えにあげ、術後から退院に至るまでに、我々は多くの時間を跛行の改善に費やしている。しかし変形性股関節症患者の歩行分析を行う際に、臨床上では高価な工学的な機器を用いて分析を行う事は難しい。そこで歩行分析…

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  • 呼吸管理に難渋した気管狭窄を伴う右肺欠損の1男児例

    林 初香, 梅原 実, 箕浦 克則, 原 真人, 上田 康久, 藤武 義人, 松浦 由希子 日本小児呼吸器疾患学会雑誌 16 (1), 33-40, 2005

    Unilateral lung agenesis is extremely rare and have various complications.The onset and clinical course in this disease is quite variable.An 8-month-old boy with severe stridor and wheeze was …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • 脳横静脈洞血栓症を合併した難治性Evans症候群

    萩原 政夫, 渡邉 茂樹, 坪井 康介, 須山 孝宏, 佐藤 浩司 臨床血液 46 (7), 513-516, 2005

    症例は29歳女性。平成14年発症のEvans症候群に対して平成16年5月に脾摘術施行された。術後1.5カ月時点で再発した為に,デキサメタゾン大量療法(38mg/日×4日)施行された。投与開始5日目の血小板数8万/mm<sup>3</sup>に上昇した時点で激しい頭痛出現し,その後昏睡に到った。CT所見にて横静脈洞血栓症と診断され,血腫および傷害脳の部分切除が施行された。その後視野障害や麻痺が残る…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 副腎不全を伴った両側副腎原発悪性リンパ腫の1例

    新井 隆司, 川村 直樹, 服部 智任 日本泌尿器科学会雑誌 96 (6), 647-649, 2005

    症例は65歳男性, 発熱及び上腹部痛を主訴に当院内科受診, 画像上両側副腎腫瘍が認められ精査目的にて内科に入院. 転移性副腎腫瘍を疑われたが他臓器に原発腫瘍を認めず, 副腎原発の非機能性腫瘍であると診断された. 手術目的で当科に転科となったが, 副腎不全が出現したためステロイド補充療法を行い, 全身状態改善を待ち手術を施行した. 両側副腎腫瘍摘出予定であったが, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 顎裂部への二次的骨移植に関する臨床的検討

    石井 正俊, 森山 孝, 森田 圭一, 今泉 史子, 小村 健, 石井 良昌, 大山 紀美栄, 本橋 信義, 飯田 敏明, 谷口 尚, 小野 富昭, 杉山 芳樹 Journal of Japanese Cleft Palate Association 29 (3), 270-277, 2004

    1986年8月から1998年12月までの12年間に当科において顎裂部への二次的骨移植を施行した229名,289顎裂の中で移植骨として腸骨海綿骨を使用し,資料の整った188名,233顎裂について,手術時期により3グループに分類し,骨移植部の予後に関して検討を加え,下記の結果を得た.分類は,グループ1:顎裂隣i在歯未萌出群.グループ2:顎裂隣在歯既萌出で18歳未満の群.グループ3:18歳以上の群とし…

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  • 前立腺の超音波検査と腫瘍マーカー

    山本 真一, 南里 和秀, 戸田 玲子, 山本 裕子, 池ノ谷 千鶴, 大塚 順子, 水野 葉子, 白石 周一 超音波検査技術 28 (1), 8-16, 2003

    We studied ultrasonographic(US) findings of prostate carcinoma, and evaluated the diagnostic usefulness in the differentiation between prostatic carcinoma(PC) (39cases) and benign prostate …

    DOI 医中誌

  • 虫垂粘液嚢胞腺腫の3例

    佐々木 孝, 内山 喜一郎, 名取 穣治, 駒崎 敏昭, 廣田 淳, 田中 茂夫 日本外科系連合学会誌 27 (5), 779-783, 2002

    虫垂粘液嚢胞腺腫の3例を経験した。症例1は62歳, 男性で右下腹部痛を主訴に来院, 急性虫垂炎の診断で緊急手術となった。虫垂は粘液に覆われて腫大していた。虫垂切除施行。症例2は67歳, 男性で右下腹部痛を主訴に来院。急性虫垂炎の診断で緊急手術となった。虫垂は壊死を伴い周囲組織との癒着が著明であった。虫垂切除, ドレナージを施行。症例3は79歳の女性で, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献10件

  • 自然気胸を契機に発見された小型肺癌の2症例

    岡田 大輔, 笹井 巧, 田中 茂夫 日本呼吸器外科学会雑誌 16 (1), 26-30, 2002

    Pneumothorax complicated with lung cancer is rare and we report here two cases of lung cancer detected at the time of pneumothorax. Both cases were incidentally found by chest X-ray and chest …

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • 在宅ターミナル期における癌患者の死別後の家族と看護職による訪問看護の評価

    小川 恵子, 島内 節, 河野 あゆみ Journal of Japan Academy of Nursing Science 21 (1), 18-28, 2001

    本研究の目的は, 家族と看護職による訪問看護の総合満足度に関連する訪問看護ケア内容, および家族と看護職による訪問看護ケア内容に対する評価の相違とその要因を明らかにすることである. 調査は, 訪問看護を利用して死亡したターミナル期の癌患者の家族48人とその受け持ち看護職21人を対象者として, 自記式質問紙により行った. 分析対象者は, 家族47人 (回収率97. 9%) と看護職21人である. …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • 気管支嚢腫に対しエタノール注入療法を施行した1例

    真崎 義隆, 五味淵 誠, 原口 秀司, 林 晃一, 秋山 博彦, 田中 茂夫 日本呼吸器外科学会雑誌 11 (1), 45-48, 1997

    A 27-year-old woman was admitted with dyspnea. Chest CT showed a large mediastinal tumor compressing the trachea. Chest MRI showed multiple lobules of the tumor. We diagnosed this tumor as a …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 胸腔鏡 (1)

    大貫 恭正, 真崎 義隆, 安福 和弘, 堀尾 裕俊, 浦上 年彦, 木村 誠 日本胸部疾患学会雑誌 35 (5supplement), 327-328, 1997

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  • 肺に原発した悪性はい細胞腫の1例

    真崎 義隆, 笹井 巧, 山野 義光, 阿部 信二, 田中 茂夫, 上山 義人 肺癌 36 (7), 957-962, 1996

    A 62-year-old man was admitted because of detection of a tumor shadow on health screening chest X-ray films. Chest CT showed a tumor shadow in the right S2 and swollen mediastinal lymph nodes. The …

    DOI Web Site

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