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検索結果 279 件

  • 日立造船のメタネ―ション取り組み事例の紹介

    坂元 真理子 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (6), 767-772, 2023-11-20

    ...<p>本記事は,清掃工場の排ガスに含まれる二酸化炭素を分離・回収し,天然ガスの主成分であるメタンを商用規模で製造するという実証事業(環境省委託事業)の紹介である。稼働する清掃工場の排ガスを活用したメタネーションは世界初の事例である。</p>...

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  • バイオガスの都市ガス原料化の事例について

    岩村 宗千代 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (6), 773-778, 2023-11-20

    ...今回,鹿児島市南部清掃工場における,メタン発酵から得られるバイオガスを利用した都市ガス原料化事業の運転データを参考に,3つのモデルケースによるCO<sub>2</sub>排出量の削減効果について評価を行った。</p>...

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  • AI 技術を活用したごみ焼却施設の長期的な安定操炉の実現

    伊瀬 顕史, 鉄谷 尚史, 西原 智佳子, 小貫 由樹雄, 本山 真史, 重政 祥子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 349-, 2023

    ...</p><p> 2021 年度~2022 年度にかけて、水戸市清掃工場においてこのシステムを用いた制御の実証試験をおこなった。その結果、燃焼悪化に関わる発生頻度が大幅に減少し、手動介入回数は86.4%低減した。さらに延べ約73 日間の長期的にわたってACC+AI 制御による安定操炉を実現し、運転管理の省力化に貢献できることを確認した。</p>...

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  • 東京都における清掃工場排熱のカスケード利用に関する検討

    浜田 真祐未, 任 嘉, 湯淺 和博 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 417-, 2023

    ...</p><p>まず、東京都内の清掃工場排熱利用施設とその周辺の公共施設を対象として実態調査を行い、熱利用状況を明らかにした。次に、既存の清掃工場排熱利用施設から周辺公共施設への排熱のカスケード利用の提案を行い、実際の東京都内の施設を対象とした検討により、清掃工場排熱のカスケード利用の可能性を明らかにした。</p>...

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  • 清掃工場におけるバイオガス化及びメタネーションのモデルに関する検討

    橋本 岳, 西村 富男, 吉川 克彦, 秋元 真也, 坪田 潤 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 255-, 2023

    ...本研究では、清掃工場から得られるバイオメタンや合成メタンのポテンシャル及びその環境性について評価した。評価にあたり、一般的な焼却施設(発電あり)を基準とし、バイオガス化施設の併設や、メタネーションの実施(水素は余剰電力又は外部調達)、焼却排ガスより回収したCO<sub>2</sub>を利用する場合として9つのモデルを設定し、それぞれについて評価を行った。...

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  • 清掃工場におけるバイオガス化とメタネーション導入の環境性

    西村 富男, 橋本 岳, 吉川 克彦, 秋元 真也, 坪田 潤 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 81-, 2023

    ...本研究では、バイオガス化及びメタネーションを付帯する清掃工場のモデルを設定し、バイオガス化比率等について感度分析を行うことで、メタン製造ポテンシャル及び環境性を評価した。...

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  • 清掃工場における気圧差・LPWA RSSIを用いたエリア推定

    松永, 拓也, 新, 佑太郎, 新井, イスマイル, 川端, 馨, 垣内, 正年, 遠藤, 新, 藤川, 和利 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 822-833, 2022-07-06

    ...清掃工場では人員削減が進んでおり,作業員の不慮の事故の際に迅速に対応するため,管理者が作業員の位置把握をする必要があり,屋内測位システムに対する需要がある.一般的な居住スペースでは無線インフラからの信号を利用した測位が広く用いられるが,清掃工場では直接適用することが難しい.我々は先行研究において磁気フィンガープリントを用いた測位精度について検証した.結果として,測位精度が課題であり,測位対象面積のさらなる...

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  • 廃棄物焼却施設におけるCCUSへの取り組み

    田中 朝都, 小野 義広, 横山 唯史, 塚本 輝彰 Material Cycles and Waste Management Research 33 (1), 54-61, 2022-01-31

    ...次に,佐賀市清掃工場において排ガスから二酸化炭素を回収,利用する設備が世界初の試みとして 2016 (平成 28) 年から稼働している事例,クリーンプラザふじみにおいて排ガスから二酸化炭素を回収するプロセスの実証実験への取り組みを紹介,および回収した二酸化炭素を水素と反応させ合成メタンを商用化規模での製造を実証する 「清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証事業 (環境省委託事業...

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  • 都市ごみの可燃分元素組成と発熱量の計算式の考察

    菅原 秀雄, 加藤 政一, 松田 由美, 佐藤 和宏 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 27-, 2022

    ...<p>清掃工場を計画する際には、3成分、元素組成、発熱量、ごみ種類等のごみ質を正確に把握する必要がある。この内、発熱量はごみの元素組成から求め得る。計算式にはDulngの式など種々あるが式により計算値が異なる。これは燃料中の酸素分Oの水素H並びに炭素Cとの結合状態(普通OHまたはCO)の想定の違いに起因する。...

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  • 清掃工場排熱利用の実態と熱利用拡大に関する検討

    浜田 真祐未, 湯淺 和博 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 341-, 2022

    ...<p>本研究は、東京都内における清掃工場排熱利用の実態を明らかにし、清掃工場排熱利用拡大の検討を行うことを目的とした。</p><p>まず、東京都内の清掃工場を対象とした実態調査を行い、排熱を利用した発電電力利用、場内熱利用、場外エネルギー供給事業の実態を明らかにした。次に、下水汚泥処理施設を対象とした排熱利用拡大の検討を行い、清掃工場排熱の供給可能量を明らかにした。...

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  • 一般廃棄物溶融スラグの肥料化

    住 健太郎, 一家 崇志, 三木 秀明, 宮谷 寿博, 関 勇治, 髙田 純一 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 349-, 2022

    ...それにより、同清掃工場の溶融スラグは平成29年3月に肥料仮登録、令和4年3月には肥料法における溶融スラグの公定規格(熔成けい酸質肥料)が制定され、同時に西ケ谷清掃工場の溶融スラグは熔成けい酸質肥料として日本初の肥料本登録を受領した。</p>...

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  • 清掃工場におけるLTE とWi-Fi を活用した磁気測位に関する検討

    新 佑太郎, 川端 馨, 新井 イスマイル, 松永 拓也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 77-, 2022

    ...<p>清掃工場において、作業員の位置情報を把握することで、作業に潜むムダの洗い出しや、動線の把握による作業効率の改善に繋げられる可能性がある。同時に、作業場所を把握することで、労働環境の把握や改善、また、万一の熱中症や転倒などの事故が発生した場合にも検知が可能と考えられる。したがって、作業員の位置情報を把握することは、清掃工場の運営に活用できると考えられる。...

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  • 清掃工場排熱を利用した熱供給事業の拡大に関する検討

    浜田 真祐未, 湯淺 和博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 397-400, 2022

    ...<p>本研究は、東京都内の清掃工場における排熱利用の実態を明らかにし、清掃工場排熱利用拡大の検討を行うことを目的とし、まず、東京都内の清掃工場を対象とした実態調査を行い、排熱を利用した発電電力利用、場内熱利用、場外エネルギー供給事業の実態を明らかにした。次に、下水汚泥処理施設を対象とした排熱利用拡大の検討を行い、清掃工場排熱の供給可能量を明らかにした。...

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  • 炭酸化処理を施した回転式ストーカ主灰の路盤材利用

    藤川 拓朗, 佐藤 研一, 古賀 千佳嗣, 谷田 克義, 藤田 淳, 細田 博之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 361-, 2022

    ...<p>筆者らは、これまで清掃工場(ストーカ炉)より排出される一般廃棄物焼却主灰(以後、焼却主灰)を炭酸化処理し、土木資材として有効利用する検討を行っている。その中で今回は、回転式ストーカ炉から排出される焼却主灰(回転式ストーカ主灰)の有効利用に着目した。...

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  • 最適なごみ発電方式の検討

    西尾 卓真, 菅原 秀雄, 加藤 政一, 増田 倹吾, 鮫島 良二 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 97-, 2022

    ...</p><p>本研究では、清掃工場における最適な発電方式の比較検討を行った。その結果から,適切な蒸気サイクルの構成や蒸気条件の設定により,発電端効率の向上を確認できた。</p>...

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  • 地域循環共生圏を支える循環技術

    川原田 格, 前田 修二, 江島 英文 Material Cycles and Waste Management Research 32 (3), 204-213, 2021-05-31

    ...その構想で目指す将来像として 「廃棄物であったものが,エネルギーや資源として価値を生み出しながら循環するまち」 を掲げ,佐賀市下水浄化センターでは消化ガスからの発電,汚泥から肥料製造,処理水の窒素量を調整した排出,発酵バイオガスからの二酸化炭素の分離回収,佐賀市清掃工場では焼却時の余熱利用,蒸気タービンでの発電,廃食用油からの燃料精製,排ガスから二酸化炭素の分離回収を行なっている。...

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  • 小田原市における脱炭素・地域循環共生圏の構築に向けた取り組み

    福井 和樹 Material Cycles and Waste Management Research 32 (3), 189-194, 2021-05-31

    ...また,清掃工場から排出される二酸化炭素を分離・回収してメタンを生成するまでを,商用化規模で実証し,技術を確立するための事業にも協力している。<br> 取り組みのアプローチとしては,一貫して公民の連携を重視し,自立的かつスピード感をもち,地域外の先進技術と地域内企業の連携を拡大している。...

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  • 清掃工場における磁気と気圧を用いた屋内測位可能性の現地調査

    奥村, 嶺, 新, 佑太郎, 新井, イスマイル, 川端, 馨, 藤川, 和利 研究報告モバイルコンピューティングと新社会システム(MBL) 2021-MBL-99 (27), 1-8, 2021-05-20

    ...清掃工場では,現在,集中管理室からの遠隔運転が可能となっているが,機器の点検や清掃は,依然として現場に作業員が赴く必要がある.運用費の削減によって人員を極限に減らした場合,現場に 1 人で赴くことが一般的になるが,不慮の事故を迅速に発見するために,リアルタイムに作業員の位置をモニタリングする必要がある.既存手法として,Wi-Fi や Bluetooth 等電波を利用するものがあるが,清掃工場では通信設備...

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  • 人口減少自治体におけるごみ処理方式と将来の事業費負担

    秦 三和子, 西村 富男, 村上 友章, 吉川 克彦, 河井 紘輔 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 89-, 2021

    ...<p>我が国では、多くの地域において自治体が清掃工場を設置し、一般廃棄物の処理を行っているが、人口減少・高齢化が進む自治体では財政逼迫により施設更新が困難になることが予想される。...

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  • 清掃工場における発電機の絶縁診断に関する研究(第2報)

    木本 徹, 佐藤 弘隆 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 101-, 2021

    ...一般にPI が1.5~2以下のとき固定子が汚損,吸湿していると判断されるため,これに相当する概算オゾン量を清掃工場における発電機の診断基準の一つと考えることができる。</p>...

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  • オンサイトエージング処理の焼却主灰溶出挙動に与える影響

    久保田 洋, 繁泉 恒河, 髙地 春菜, 佐藤 研一, 藤川 拓朗, 成岡 朋弘, 肴倉 宏史 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 305-, 2021

    ...焼却主灰は清掃工場の灰クレーンより直接コンテナに充填し、有姿で試験に使用した(約2t/回)。試験は炭酸化処理のみ、散水+炭酸化処理の2回行った。炭酸化処理のCO2は液化CO2ボンベから、散水処理は独自の散水制御装置を用いた。コンテナ内の温度計測から主灰全体での温度上昇が確認され、炭酸化反応の進行が示唆された。...

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  • 炭酸化された焼却主灰の雨水曝露条件での長期溶出特性と支持力特性

    藤川 拓朗, 佐藤 研一, 古賀 千佳嗣, 肴倉 宏史, 久保田 洋, 繁泉 恒河, 髙地 春菜 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 291-, 2021

    ...本研究では、炭酸化処理として佐賀市清掃工場の排ガスからCO<sub>2</sub>を分離回収する設備(CCUプラント)に着目し、佐賀市清掃工場の排ガスおよび排ガスから回収されたCO<sub>2</sub>を用いて炭酸化処理を施した焼却主灰の長期溶出特性の検討を行った。...

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  • 人口減少・高齢化社会における廃棄物処理事業の官民連携に関する課題と解決策の例示

    秦 三和子, 村上 友章, 吉川 克彦, 河井 紘輔, 大迫 政浩, 西村 富男 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 89-, 2020

    ...<p>我が国では、多くの地域において自治体が清掃工場を設置し、一般廃棄物の処理を行っているが、人口減少・高齢化が進む自治体では財政逼迫により施設更新が困難になることが予想される。効率的で持続可能な事業運営手法として、官民連携による廃棄物処理・資源化システムの構築が挙げられる。...

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  • 清掃工場の排ガス・回収 CO<sub>2</sub> を用いて促進炭酸化処理を施した焼却主灰の溶出および力学特性

    繁泉 恒河, 久保田 洋, 髙地 春菜, 佐藤 研一, 藤川 拓朗, 永山 陽裕, 肴倉 宏史, 藤田 大吾 廃棄物資源循環学会論文誌 31 (0), 116-130, 2020

    ...本研究では,この技術の社会実装を目指し,CO<sub>2</sub> 分離回収設備を有する佐賀市清掃工場にて現地試験を行った。試験は,同清掃工場からの排ガスおよび分離回収された CO<sub>2</sub> の 2 種類のガスを焼却主灰に通気した後,その溶出特性 (① 環境庁告示第 13 号試験,② 屋内小型ライシメータ試験) と力学特性を調査した。...

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  • ストーカ炉における低NOx燃焼運転の事例紹介

    重政 祥子, 草野 康弘, 基 吉夫, 小田切 宏, 平野 瑞樹, 古林 通孝 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 257-, 2020

    ...本報では、その技術を適用した施設のうち、RFGを吹き込んでいる施設として“京都市南部クリーンセンター第二工場”、空気を吹き込んでいる施設として“倉敷市水島清掃工場”の運転状況を報告する。</p>...

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  • 清掃工場排熱を利用した熱供給事業の実態調査

    浜田 真祐未, 湯淺 和博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 53-56, 2020

    ...<p> 東京都23区の多くの清掃工場が、併設されている地域還元施設や周辺の公共施設(以下施設)等に対して清掃工場排熱を利用した有償・無償の熱供給を行っている。本研究では、清掃工場排熱利用の拡大の可能性を明らかにすることを目的として、2019年度に熱供給事業を行っている清掃工場を対象に排熱利用に関する実態調査を行った。...

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  • 清掃工場における発電機の絶縁診断に関する研究

    木本 徹, 佐藤 弘隆 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 295-, 2020

    ...<p>排熱回収ボイラと蒸気タービン発電機によって熱エネルギーの回収を行う清掃工場では、長寿命化の推進に伴い発電機の予防保全の強化が課題となっている。大容量の発電所等ではオンライン部分放電試験による絶縁診断の導入が進められているが、清掃工場で使用される規模の発電機では普及していないのが現状である。...

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  • 防災機能を持つ市街地清掃工場の立地に関する研究 その5 −清掃工場の心理的影響範囲—

    橋本 治, 根上 彰生, 金島 正治, 三橋 博巳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 103-, 2020

    ...また、これまで迷惑施設とされてきた清掃工場に対して、地域住民の多くが好意的な意識を持つ事もアンケート調査により明らかにされてきている</p><p></p><p>「清掃工場に対する地域住民の好意的意識」や「清掃工場に対する不安感」、「防災支援による清掃工場に対するイメージの変化」などと「工場からの距離」との関係を明らかにすることは、清掃工場と地域住民の関係や工場を含む地域の計画を考察するうえで重要となる...

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  • 韓国・地域 EIP センターが促す焼却熱の工場利用の実態

    大西 悟 Material Cycles and Waste Management Research 30 (4), 270-276, 2019-07-31

    ...韓国で普及をみせている,清掃工場内で廃棄物から製造した蒸気を近隣の工場に供給する事業を報告し,その成立要因と日本での普及に向けた示唆を論じる。韓国では,2005 年より国家エコ・インダストリアル・パーク (EIP) 計画を通じて,EIP 事業の推進体制が整備されてきた。一般廃棄物の焼却炉と化学工場間での熱交換事業を具体例として,その実態を明らかにする。...

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  • 東京23区実績運転データの分析に基づく発熱量・発電出力等の考察

    長谷川 匠, 菅原 秀雄, 加藤 政一 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 109-, 2019

    ...<p>清掃工場では可燃ごみの焼却処理が行われ、環境負荷の低減に寄与しているが、ごみ発電の高効率化は有効な方策である。ごみ処理時の焼却余熱を利用するごみ発電は、化石燃料による汽力発電とは異なり、燃料ごみの発熱量に相当のばらつきがあるためボイラーの蒸気量が変動する。そのため、安定したごみ発電の実施には、正確なごみ発熱量を把握することが求められる。...

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  • ごみの搬入から焼却に至るまでの水分量の減少と低位発熱量への影響について

    石井 明男, 齋藤 正浩, 長岡 耕平, 小谷 倫加恵, Md. Shoriful Alam Mondal 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 155-, 2019

    ...<p>ごみの水分が減少することにより清掃工場への搬入量(搬入トン)と焼却量(焼却トン)の差ができると仮定し、バングラデシュ国北ダッカ市にて実施した水分蒸発の実験をもとに、ごみの搬入から焼却に至るまでの水分量の減少と低位発熱量への影響について考察した。</p>...

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  • 燃えるごみの焼却残さを高付加価値材料に変換する技術開発

    深谷 訓久, 片岡 祥, 崔 準哲 Synthesiology English edition 11 (3), 124-132, 2019

    ...都市ごみ清掃工場から排出される溶融スラグを原料として、高い比表面積を持つシリカを製造する技術を開発した。この方法で得られるシリカは市販の合成シリカに匹敵する純度や比表面積を持ち、吸着剤やゴムの添加剤、コーティング剤等さまざまな用途への展開が期待できる。...

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  • 清掃工場の労働安全におけるナッジの活用に関する検討

    井口 琢朗, 鄒 亮星, 小野田 弘士 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 111-, 2019

    ...とくに清掃工場においては、さまざまな事故・トラブルが起こっている。そこで、清掃工場において事故・トラブルに関するリスクを低減する方法のひとつとしてのナッジによる作業員の不安全行動の防止に着目した。清掃工場の作業員に安全安心面でのナッジによる有効性を検証することを目的に調査実施した。具体的には、保護メガネに関する事故事例の画像と文章を用いて、現場にポスターを掲示し、効果を検証した。...

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  • 事業系一般廃棄物中の食品ロスごみ組成調査とその調査方法の比較

    小泉 裕靖, 寺嶋 有史, 飯野 成憲, 辰市 祐久 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 33-, 2019

    ...その結果、清掃工場への持込の事業系一般廃棄物中の直接廃棄食品は、展開調査では4%、バンカー調査では6%であったこと、調査実施にあたり排出事業者に事前周知をした場合、事業者は直接廃棄食品の排出を控える可能性があること、展開調査に比較し、バンカー調査の方が攪拌による均質化により、ばらつきが小さくなること、などが示唆された。</p>...

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  • 八王子市の廃棄物処理政策の転換ー大量廃棄から省資源化へー

    中川 和郎 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 147-, 2019

    ...そして、清掃工場を中心にした中間処理施設の確保、最終処分場の確保などに追われていた。また、平成に入ってから、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)の大改正と再生資源の利用に関する法律(再生利用促進法)の制定により、八王子市も大量廃棄から省資源化へと転換するようになった。...

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  • 廃棄物発電のネットワーク化・小売事業化の効果と最適スケジューリングに関する研究

    林 直樹, 藤山 淳史, 松本 亨 土木学会論文集G(環境) 75 (6), II_69-II_76, 2019

    ...<p> 分散型エネルギーで,かつ安定供給源である廃棄物発電の普及・拡大が期待されている.廃棄物発電をネットワーク化することにより,旧一般電気事業者からの買電量減少,それによるCO<sub>2</sub>削減効果,さらにエネルギーの地産地消の効果として地域経済の好循環への寄与が期待される.本研究では,北九州市内に立地する3つの清掃工場を対象として,ネットワーク化及び小売事業化の経済面・環境面の評価を行...

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  • 清掃工場の排ガス及び排ガスから分離回収したCO<sub>2</sub>を利用した焼却残渣の炭酸化処理

    久保田 洋, 繁泉 恒河, 永山 陽裕, 藤川 拓朗, 古賀 千佳嗣, 佐藤 研一, 肴倉 宏史, 藤田 大吾 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 363-, 2019

    ...<p>清掃工場から発生するCO<sub>2</sub>を有効利用した焼却残渣の炭酸化技術の開発を目的として、佐賀市清掃工場の排ガス及び排ガスから分離回収されたCO<sub>2</sub>を用いて、焼却主灰・飛灰の炭酸化処理を行い、供給ガスの違いによる溶出液中pHやPb濃度への影響について検討を行った。あわせてそれぞれの灰のCO<sub>2</sub>吸収量の推定も行った。...

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  • 可燃ごみ焼却処理において生成される燃焼ガスの標準化

    篠 靖夫 廃棄物資源循環学会論文誌 29 (0), 164-174, 2018

    ...本研究は,2016年度の東京都区部清掃工場におけるごみ質と施設運転に関するデータを熱収支成績の観点から整合させることにより,単位燃焼ガス量,平均定圧比熱,燃焼ガスの比保有熱量,組成関数等を算出して,標準化した燃焼ガスモデルの基本量を確定した。その結果,現実の燃焼ガスについてより詳細な知見を得るとともに今後の解析モデル化のための枠組みを提供した。...

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  • 都市ごみ焼却炉ボイラ水管の表面処理による耐久性実証試験

    北川 尚男, 野田 達将, 山田 秀康, 入江 貴弘, 安里 隆寛 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 319-, 2018

    ...本研究では、清掃工場において、腐食対策を目的にボイラ水管材に溶射や肉盛溶接等の各種表面処理を施した供試用水管パネルを設置し、耐久性実証試験を行った。試験結果を報告する。...

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  • 新たな価値を創出する富士電機のIoT技術

    稲村 康男 紙パ技協誌 72 (3), 264-270, 2018

    ...一方,プラント設備(鉄鋼,製紙,セメント,清掃工場や発電プラントなどの分野)では,「最適なオペレーション」と「安定操業」が求められている。最適なオペレーションとは,プラントを最大効率で,安全・安定的に運転することである。...

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  • 燃えるごみの焼却残さを高付加価値材料に変換する技術開発

    深谷 訓久, 片岡 祥, 崔 準哲 Synthesiology 11 (3), 128-136, 2018

    ...都市ごみ清掃工場から排出される溶融スラグを原料として、高い比表面積を持つシリカを製造する技術を開発した。この方法で得られるシリカは市販の合成シリカに匹敵する純度や比表面積を持ち、吸着剤やゴムの添加剤、コーティング剤等さまざまな用途への展開が期待できる。...

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  • 防災機能を持つ市街地清掃工場立地に関する研究 その3 ―防災支援による住民意識変化の地域比較―

    橋本 治, 根上 彰生, 金島 正治, 横内 憲久, 三橋 博巳, 赤澤 加奈子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 83-, 2018

    ...29年度の研究で、これまで迷惑施設とされてきた清掃工場に対する、工場周辺地域住民の好意的意識の存在を明らかにした。一方、好意的意識は、調査した世田谷地域の地域性による特異値の可能性も考えられた。本研究においては、世田谷区と地域環境の異なる北区北清掃工場周辺におけるアンケート調査を行い、千歳清掃工場と同様に60%を超える住民が好意的な意識を持つことを確認した。...

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  • <b>都市ごみ焼却プロセスにおける塩素を活用した元素の分配制御に関する研究(1)</b>

    飯野 成憲, 辰市 祐久, 寺嶋 有史, 小泉 裕靖 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 355-, 2018

    ...そこで本研究では、清掃工場内で都市ごみに塩素剤を適量加え塩化揮発反応を制御し、焼却と同時に重金属及び塩素を焼却飛灰に極力分配させた上で脱塩後に非鉄製錬原料にすること及び相対的に重金属及び塩素が減少した焼却主灰をセメント原料化することを目指し、実ごみ試料を用いた電気炉実験と熱力学平衡計算により研究を実施した。...

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  • 鳥取県の清掃工場の統合による経済性の評価

    菅原 秀雄, 小川 稜, 加藤 政一, 小山 俊彦 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 77-, 2018

    ...清掃工場では高効率のごみ発電の実施により、売電収入の増加とCO<sub>2</sub>の削減が実現する。一方、大都市圏以外の各県ではごみ発電を行っていない小規模の工場が多い。本研究は鳥取県を対象にして、中継輸送を含んだ清掃工場の統合計画を立て、高効率ごみ発電の実施による経済性の評価を行った。...

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  • 都市ごみ焼却灰の脱塩処理コストを考慮したセメント資源化モデル

    飯野 成憲, 荒井 康裕, 岡田 万由子, 稲員 とよの, 小泉 明 土木学会論文集G(環境) 73 (6), II_179-II_188, 2017

    ...分析の結果,清掃工場,既存セメント工場,リサイクルポートで脱塩処理する場合,総コストの大小関係は,受入余力の上限に影響を受けることがわかった.また,受入余力の上限にかかわらず,エコセメント工場を利用する場合,他の3パターンに比べ総コストを抑えられることがわかった....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 広島県における使用済み紙おむつの排出実態調査

    高藤 芽衣, 崎田 省吾, 西村 和之, 乗越 晃, 村上 紀章 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 95-, 2017

    ...また、県内北部2か所の清掃工場において家庭系一般廃棄物可燃ごみの組成調査を実施し、使用済み紙おむつ排出状況をまとめた。...

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  • 防災兼用調整用電源を活用したごみ発電の計画

    菅原 秀雄, 加藤 政一, 小山 俊彦, 近藤 瑛佑 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 343-, 2017

    ...本研究では、120t/dの清掃工場のごみ発電(発電出力2650kW)に防災兼用の調整電源を設けた災害に強い施設を計画し、隣接した公共施設に小売事業を行う。清掃工場及び小売負荷の内容を定めて、合理的な調整電源の計画とその経済性評価を行った。公共施設には電力会社よりも割安な価格で売電し、余剰電力は市場へ売電する。調整用電源はガスタービン(GT)1190kWであり主に平日昼間に運転する。...

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  • 防災機能を持つ市街地清掃工場立地に関する研究 その2

    橋本 治, 根上 彰生, 金島 正治, 横内 憲久, 三橋 博巳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 51-, 2017

    ...アンケート調査により、清掃工場が防災支援能力を持つことで、住民のイメージが好意的に変容し、防災支援清掃工場は住民に受容される施設であることが確かめられた。...

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  • 一般廃棄物焼却灰からの水素回収システムの環境経済評価

    中山 裕文, 鎌野 剣士朗, 島岡 隆行 土木学会論文集G(環境) 73 (6), II_213-II_220, 2017

    ...本研究では,一般廃棄物焼却灰中の金属Alと水が高アルカリ条件下で反応することにより発生する水素ガスに着目し,清掃工場に水素回収システムを導入した場合の環境経済評価を行った.福岡市クリーンパーク西部を対象とし,一般廃棄物処理における金属Alのマテリアルフロー分析および水素回収システムのLCC,LC-CO<sub>2</sub>の推計を行った.その結果,焼却残渣のうち,焼却灰には4.5%,飛灰には3.2%...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 清掃工場解体に伴う石綿含有建築用仕上塗材等の除去事例について

    西村 咲希, 西尾 一広, 藤分 雅己, 橘 敏明, 桝田 健吉 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 479-, 2017

    ...平成28年4月に示された「建築物の改修・解体における石綿含有建築用仕上塗材からの石綿粉じん飛散防止処理技術指針」に基づき清掃工場解体(光ヶ丘清掃工場;東京都練馬区)に伴う石綿含有建築用仕上塗材等の除去を実施したのでその事例を報告する。...

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  • 防災機能を持つ市街地清掃工場立地に関する研究

    橋本 治, 根上 彰生, 金島 正治, 横内 憲久, 三橋 博巳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 89-, 2016

    ... 強靭な設備機能を持つ清掃工場は、発災が懸念される首都直下型地震での防災施設としての役割が期待されている。本研究は、市街地清掃工場が防災施設としての役割を担い、地域、住民に安全と安心を提供することで、清掃工場に対する)意識が忌避施設から受容される施設に変容する可能性について考察を行った。...

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  • EGRを適用したストーカ炉での低空気比燃焼運転(第三報)

    高橋 克博, 澤本 嘉正, 滑澤 幸司, 馬渡 匡之, 阿部 晋太郎, 潮木 守 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 317-, 2016

    ...筆者らは,千葉市北清掃工場の1炉を改造し,排ガス再循環(EGR)設備を設置して,低空気比燃焼による燃焼安定性や低NOx運転状況を前年度,前々年度に報告した。本報では,前報に引き続きEGR設備を2年間以上使用してきた日常運転状況およびボイラチューブ減肉調査結果について報告する。...

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  • 清掃工場を中核施設とした地域エネルギー供給システムに対応した都市集約の評価 -和歌山市におけるケーススタディ-

    中尾 彰文, 中林 佑太, 山本 祐吾, 吉田 登 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 101-, 2016

    ...廃棄物由来エネルギーを利用した地域熱供給は,これまで熱需要が集積する大都市に導入されてきた.地方都市では地方財政を保ちつつ都市機能を維持するために都市のコンパクトが推奨されている.そこで,地方都市がコンパクトな形態へと都市を転換する動きに呼応して,廃棄物由来エネルギーを利用した地域エネルギー供給システム検討もすべきである.本研究では,和歌山市を対象として取り上げ,清掃工場を中核施設とした地域エネルギー...

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  • 清掃工場におけるエネルギー利用の実態調査

    尾上 真輝, 稲積 えり, 西村 伸也, 上殿 紀夫 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2016.21 (0), D216-, 2016

    <p>In the big cities, a large amount of garbage has been incinerated in the incineration plant. In the large-scale plant, steam power cycle using incineration exhaust heat to the heat source has …

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  • 電力改革に対応した強固なごみ発電ネットワークの形成

    菅原 秀雄, 加藤 政一, 先崎 啓太, 山下 章斗, 小山 俊彦, 片山 州央 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 79-, 2016

    ...清掃工場(IP)では、ごみ発電の売電収入によりごみ処理経費の低減に寄与している。通常、買電は不要であるが、点検・故障によるタービン発電機の停止があり、その間は電力料金の支払いが必要である。また、基本料金は電気の使用に関係なく生じ、かなりの金額になる。...

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  • ごみ発電ネットワークの電力供給に関する検討

    関根 諒一, 菅原 秀雄, 加藤 政一, 小山 俊彦, 片山 州央 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 87-, 2016

    ...清掃工場(IP)によるごみ発電は、売電収入によりごみ処理経費の低減に寄与するとともに、化石燃料やCO<sub>2</sub>の削減などのメリットもあるが,IPの故障や点検により発電できない期間が生じる。その場合の不足電力は、電力会社との契約で補うことになる。そして契約電力に応じた基本料金が必要となり金銭的に大きな負担となる。その解決策として、ごみ発電ネットワーク(NW)が考えられる。...

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  • GHG削減を最大とする下水汚泥燃料の産業などへの配分に関する研究

    荒木 浩太朗, 中尾 彰文, 山本 祐吾, 吉田 登 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 103-, 2016

    ...本研究は,下水処理場,産業工場および清掃工場を対象として,GHG削減効果が最大となる連携システムを提案することを目的に分析した.まず全国の下水処理場での未利用汚泥量と各地域の産業工場,清掃工場の受入可能熱量を把握した.次に導入事例を参考に連携システムとして1)下水処理場で固形燃料化(炭化・造流乾燥)し産業施設の発電所で混焼2)下水処理場から清掃工場に輸送し汚泥を排熱乾燥した後にごみと混焼を設定し削減...

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  • 海面処分場の早期安定化のための一般廃棄物焼却灰の細粒子区分の除去に関する研究

    小楠 裕也, 梶野 友貴, 小宮 哲平, 島岡 隆行 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 479-, 2015

    ...本研究では2か所の清掃工場の焼却灰を用いて海面処分場を模擬したカラム沈降実験を行い細粒子区分除去後の焼却灰の海中での堆積状況や細粒子区分の除去が海水に与える影響、各焼却灰の細粒子区分除去の影響による差について検討した。  実験の結果、細粒子区分の除去により焼却灰投入後の海水のpHが減少した。...

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  • EGRを適用したストーカ炉での低空気比燃焼運転(続報)

    髙橋 克博, 澤本 嘉正, 滑澤 幸司, 阿部 晋太郎, 馬渡 匡之, 潮木 守 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 317-, 2015

    ...<br>筆者らは,千葉市北清掃工場の1炉を改造し,排ガス再循環(EGR)設備を設置して,低空気比燃焼による燃焼安定性や低NOx運転状況を前年度に報告した。本報では,前報後の更なる改善結果と前記工場における本設備の日常運転状況について報告する。...

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  • 東京都区部の清掃工場におけるごみ保有エネルギーの回収

    篠 靖夫 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 289-, 2015

    ...東京都区部で稼働している清掃工場におけるごみ保有エネルギーの回収状況を運転関連データに基づき調べた。2013年度は、入熱30 907 TJの13.1%が電力に変換され、1.8%が有償外部熱供給された。東京都区部の清掃工場における近年の発電電力量増加の主因は、搬入ごみ低発熱量の上昇であることが示された。既存工場における発電端効率向上策のひとつとして運転モードの調整がある。...

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  • 地方都市における静脈系インフラの集約と連携のシナリオ構築 -和歌山市を対象として-

    中尾 彰文, 山本 祐吾, 吉田 登 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 107-, 2015

    ...本研究では,人口減少社会における地方都市の汚泥処理で重要となる将来の施設整備計画として,施設の統廃合や燃料転換技術の導入,清掃工場でのごみ・汚泥混焼技術の導入に関するシナリオを構築した.和歌山市を対象とし,汚泥処理の集約化や現有焼却炉代替の高温焼却および燃料転換技術の導入に加え,清掃工場でのごみ・汚泥の混合処理による環境負荷量の削減効果をシナリオ別に評価した.その結果,GHG排出抑制を図るとき集約化...

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  • セメント原料化を想定した一般廃棄物焼却灰の粒径別評価

    飯野 成憲, 辰市 祐久, 寺嶋 有史, 茂木 敏, 米田 優宇, 荒井 康裕 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 303-, 2015

    ...都内清掃工場より採取した焼却灰をふるいにより粒径別に分離し、粒径別の重量比率、主要成分比率、及び阻害成分比率を分析した。<br> カルシウムやシリカ等の主要成分では粒径が小さいほど、塩素をはじめとした阻害成分では粒径が大きいほどセメント原料として適していることがわかった。...

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  • 促進エージングによる焼却主灰の無害化・アスファルト骨材有効利用検討

    國松 俊佑, 前田 洋, 藤井 岳, 高岡 昌輝 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 299-, 2015

    ...今回、4カ所の清掃工場から採取した焼却主灰について実証試験を行い、全ての清掃工場の焼却主灰について同一条件で無害化することができた。また無害化した焼却主灰を密粒度アスファルトコンクリートの骨材代替として有効利用することを検討し、細骨材、粗骨材それぞれで骨材に混合可能であることを明らかにした。また混合したアスファルトコンクリートの性能評価を行い、通常のものと同等の性能を確認した。...

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  • 都市廃棄物処理システムの日韓比較分析

    戸敷 浩介, 劉 庭秀 MACRO REVIEW 27 (1), 1-19, 2014

    ...近年は、最終処分量の更なる削減のため、大規模清掃工場による広域処理の導入や生ごみバイオガス化の推進など、日本とは異なるアプローチを採用しながら、都市廃棄物処理システムにおける焼却処理やエネルギー回収の普及・促進を目指している。広域処理と生ごみリサイクルは日本にとっても重要課題であり、韓国の取り組みは注目に値する。...

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  • ガスエンジン排ガスを用いた焼却主灰促進エージング技術の開発 -2t/日スケールでの実証実験-

    前田 洋, 國松 俊佑, 藤井 岳, 高岡 昌輝 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 355-, 2014

    ...一方、清掃工場では非常用発電機を常用ガスエンジンとして設置されている事例もあるが、排熱の有効利用方法の確立が必要である。そこで、CO2濃度が高く高温のガスエンジン排ガスを用いて焼却灰の促進エージング技術を開発している。2t/日のパイロットプラントで実証試験を行い、鉛溶出量および鉛含有量の低減に促進エージング技術が効果があることを確認した。...

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  • 災害に強い清掃工場向け煙突の開発

    増田 智成, 髙鍋 浩二, 徳永 吉昭, 野口 明裕, 畑中 章秀, 山本 和久 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 351-, 2014

    防災・減災への取り組みとして耐震性を向上させた次世代煙突を開発した。特徴は空気中に含まれるNOxの浄化機能を持つ「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜」を煙突外壁に用いることで軽量化を図り、膜素材の特徴を生かした高いデザイン性を可能にした。 本稿では開発製品の軽量化による耐震性の向上ならびに外壁膜を外部足場なしに施工する施工新技術の検証結果について報告する。また風洞実験による耐風安全性の検証結果も提示す…

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  • EGRを適用したストーカ炉での低空気比燃焼運転による低NOx化

    澤本 嘉正, 滑澤 幸司, 髙橋 克博, 馬渡 匡之, 阿部 晋太郎, 斉藤 修吾 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 323-, 2014

    ...<br> この度,千葉市北清掃工場の1炉を改造し,排ガス再循環(EGR)設備を設置して,低空気比燃焼による低NOx運転を行った結果について報告する。...

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  • 東京都区部で焼却処理される可燃ごみの代表組成に基づく標準燃焼ガスの物性

    篠 靖夫 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 305-, 2014

    ...東京都区部の19清掃工場で焼却処理される可燃ごみの代表組成に基づく標準燃焼ガスの物性を2012年度に実施された清掃一組の各種測定から算出した。19清掃工場の乾き燃焼ガスにおける3成分ガスの体積百分率はいずれも共通のξで記述できることが分かった。...

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  • 西宮市を対象とした汚泥と厨芥類の嫌気性消化技術導入によるCO2排出削減ポテンシャルの推計

    中尾 彰文, 吉元 剛, 山本 祐吾, 吉田 登 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 83-, 2014

    ...本研究では,兵庫県西宮市をケーススタディの対象地として取り上げ,近接する清掃工場と下水処理場が連携して下水汚泥と家庭系厨芥類を嫌気性消化処理するシステムを構想し,それによるCO<sub>2</sub>排出量の削減効果を定量的に評価した.分析の結果,嫌気性消化技術を下水処理場に導入し,清掃工場で消化後の残渣を焼却するシステムが最も高いCO<sub>2</sub>排出削減ポテンシャルを有することがわかった...

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  • エネルギーセンターおよび防災拠点としての清掃工場の高度化に関する検討

    中越 達也, 竹原 裕人, 大村 健太, 清水 康, 小野田 弘士, 永田 勝也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 67-, 2014

    ...本論文ではエネルギーセンターと防災拠点としての両面から清掃工場の価値工場について提案することを目的とする.まず清掃工場のエネルギーセンターとしての要件を導出するため清掃工場のエネルギー利用の現状についてデータベースを構築し,分析を行った.また防災拠点としての要件を導出するため,災害時の清掃工場の被害状況についてデータベースを構築し分析を行った.その結果それぞれの要件について処理能力100t/D以上,...

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  • 自治体の紛争管理に関する政治・行政学的考察

    金 今善 社会技術研究論文集 11 (0), 55-69, 2014

    ...本稿は,一般廃棄物処理施設の立地をめぐって事業主体・自治体と立地地域との間で展開される,対立・競合する諸利益の調整過程を,自治体行政における '紛争管理' という新たな枠組みを構築して捉え,政治・行政学的に考察したものである.具体的には,杉並区清掃工場建設事例と武蔵野市クリーンセンター建設事例を取り上げ,その決定に至るまでの過程を比較分析した.分析の結果,自治体行政における紛争管理のあり方に影響を与...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 都市ごみ焼却炉ボイラ水管の表面処理による耐久性実証試験

    久保 顕一, 中里 郁郎, 基 昭夫, 野田 達将, 木村 仁, 鈴木 康夫 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 299-, 2014

    ...当組合のある清掃工場において、耐火物打設直上部で発生する急速な減肉への保護対策を目的として、ボイラ水管材に溶射や肉盛溶接の各種表面処理を施した供試材パネルを設置し耐久性実証試験を開始した。試験開始5か月後の膜厚及び肉厚測定の結果、予想された減肉量(0.3~0.5mm/年)に比べて溶射膜の減少は小さかった。一方、合金の肉盛溶接は減肉が大きかったが、時間経過とともに減肉量が小さくなる事例がある。...

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  • 市街地への清掃工場立地が周辺地価に及ぼす影響範囲について

    橋本 治, 横内 憲久, 三橋 博巳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 61-, 2014

    ...清掃工場は都市施設として社会的に重要な役割を果たしている。一方、工場は忌避施設として扱われ、特に直接資産価値の減少につながる地価の下落は、多くの影響要素により構成される地価の性質から、解決が難しく工場立地の大きな障害の一つとされている。工場立地計画におけるリスクコミニケーションからも地域性を考慮した地価変動の影響範囲を把握することは重要となっている。...

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  • 泉州地域の産業工場におけるエネルギー需要を考慮した下水汚泥処理の技術選択

    山本 祐吾, 芳元 恭大, 中尾 彰文, 吉田 登 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 85-, 2014

    ...に応じた下水汚泥処理の技術選択を検討した.分析の結果,下水汚泥を炭化燃料に転換して,周辺に集積している鉄鋼業等の石炭燃料代替として利用することが最も高いGHG排出削減ポテンシャルを有することがわかった.これは,エネルギー需給が空間的にやや乖離しているため,炭化燃料やオイルといった可搬性のある燃料に転換することで,隣接立地する産業工場以外の需要家にも供給可能となることによる.このように,下水処理場や清掃工場...

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  • 清掃工場への乾式メタン発酵導入によるエネルギー回収可能量の基礎的検討-和歌山県を対象として-

    奥田 拓也, 吉田 登, 金子 泰純, 山本 祐吾, 小川 宏樹 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 79-, 2014

    ...本研究では和歌山県内における,廃棄物発電施設のない清掃工場を対象に,乾式メタン発酵によるバイオガス回収の導入を想定した場合の回収エネルギー量について基礎的な分析を行った。分析の結果,和歌山県内の投入可能なバイオマスからのバイオガス回収量は熱量換算で約424TJ/年であることや,基幹的設備改良を考える時期に相当する15~20年の供用年数を迎える地域でのバイオガス回収量が多いことが分かった。...

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  • 埼玉県本庄市を対象とした食品系廃棄物の有効利用方法の提案と評価

    竹原 裕人, 大村 健太, 一久保 晶, 清水 康, 小野田 弘士, 永田 勝也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 24 (0), 283-, 2013

    ...さらに,埼玉県本庄市をモデルとしたケーススタディを行った.具体的に,清掃工場や下水処理施設などの既存インフラの調査や,未利用の食品系廃棄物の排出量を推計し,こうした地域特性を考慮した最適な有効利用システムの提案と評価をした.その結果本庄市において,現実的にはメタン発酵施設と既存インフラを併設したケースが最も効果があることがわかった....

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  • ごみ焼却熱由来の発電電力を活用した下水汚泥バイオオイル化による温室効果ガス削減効果の評価

    三島 一仁, 山本 祐吾 土木学会論文集G(環境) 68 (6), II_245-II_253, 2012

    ...本研究では,和歌山市をケーススタディの対象地として,清掃工場の焼却排熱を活用した下水汚泥のバイオオイル化システムを検討し,エネルギー消費量および温室効果ガス(GHG)排出量を定量的に評価した.その結果,清掃工場と下水処理場の両施設が余剰排熱(電力換算)を介して連携し,さらに下水処理場にバイオオイル化技術を導入するケースでは,それぞれの施設でのエネルギー消費量を上回る焼却排熱とバイオオイルが回収可能であり...

    DOI 被引用文献4件 参考文献4件

  • 清掃工場における長寿命化計画への認知に影響を及ぼす要因の分析

    更田 崇史, 吉田 登, 金子 泰純 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 91-, 2012

    ...現在,地球温暖化問題等を背景として,ごみ発電によるグリーン電力を提供する清掃工場への意識が高まってきており,清掃工場内での省エネルギーが重要になってきている.しかし,清掃工場における省エネルギーへの意識や対応には差があるということが先行研究で明らかになっている.また,清掃工場における省エネルギーを考える上で,施設の長寿命化やごみ焼却時のエネルギー回収といったものも重要になってくる.これらの要因を取り...

    DOI

  • 大都市域の清掃工場の最適な全体計画

    菅原 秀雄, 新井 健太, 鎌田 直樹, 加藤 政一 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 132 (9), 793-803, 2012

    This paper proposes the optimal total planning for incinerator plants (IPs) in a typical urban area, which includes a method to decide plant number and capacity of IPs. Burnable municipal refuse is …

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • セラミックス伝熱管を用いた低温廃熱回収システム

    井川 純子, 土屋 吉巳, 片山 州央, 安藤 正博, 小島 泰治 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 441-, 2012

    ...清掃工場における熱利用効率の向上のため、これまで低温腐食のため、あまり利用されてこなかった150~200℃の低温廃熱から温水回収するシステムの開発に取り組んでいる。<br>本システムは、排ガスダクトなどにセラミックス製伝熱管を設置し、排ガスと熱交換することで高温水を得るもので、伝熱管には、耐食性の高い常圧焼結炭化ケイ素セラミックス(コバレントマテリアル㈱製 CERASIC®-B)を用いる。...

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  • ごみ発熱量の増加によるごみ発電の効率向上

    菅原 秀雄, 加藤 政一 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 22 (0), 162-162, 2011

    ...清掃工場の余熱回収でごみ発電が行われ,処理経費の低減や地球温暖化防止に寄与している。しかし,ごみ発電は蒸気条件が低く効率が低い。また,定格発電出力が過大なため実際の運転効率も低い。我々はごみ発電電力量の増加の方策について東京23区のデータにより研究している。東京23区では最近,プラスチックが可燃ごみになった。...

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  • セラミックス低温熱交換器の開発

    安藤 正博, 西尾 晋 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 22 (0), 163-163, 2011

    ...清掃工場などの熱利用効率向上のため、今まで捨てられていた廃熱から熱を回収し温水を得ることを目的に、セラミックス伝熱管を用いた低温熱交換器を検討してきた。中でも露点腐食等が起こる廃ガスからの熱回収には、耐腐食性に優れ熱伝導率が高い炭化ケイ素セラミックスが有効である。本発表では、腐食試験結果や低温熱交換機デモ試験機での実験データを紹介する。...

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  • 紫外線照射を用いた焼却残渣中の重金属不溶化法の開発

    藤川 拓朗, 佐藤 研一, 肴倉 宏史 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 205-205, 2010

    ...清掃工場より排出される一般廃棄物焼却残渣には、高濃度の重金属が含有さ れているため薬剤処理等を用いて埋立処理されている。近年では、スラグの JIS化により焼却残渣を溶融処理し天然資源の代替材として利用が進められ いる。しかしながら、いずれの手法も経済性の面で課題があり、コスト縮減 を図った効果的な不溶化処理方法の開発が求められている。...

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  • 消費電力量あたりゴミ処理量を指標とした清掃工場の性能水準変化に関する分析

    長岡 耕平, 吉田 登, 金子 泰純 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 57-57, 2010

    ...一般廃棄物処理施設の一つである清掃工場は,耐用年数が短く,運用時のエネルギー消費が施設により大きく変動するといった特徴がある。国(環境省)では清掃工場や下水処理施設等の環境インフラに対して長寿命化および省エネ対策の検討がされている。長寿命化や省エネ対策を実施する上で効率的な更新整備や保全管理の充実を図るためには,性能劣化曲線および管理水準の設定が有用である。...

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  • 清掃工場排水の排熱利用水再生システム

    西尾 晋, 土屋 吉巳, 片山 州央, 塚越 浩, 紀平 幸則, 中野 秀俊 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 212-212, 2010

    ...清掃工場の未利用排熱の有効利用を目的として、排ガスCO2により排水中のCaイオンを除去し、排熱や蒸気タービンの抽気蒸気により排水を蒸留濃縮させ、凝縮水をほぼ全量回収し再利用できるクローズドリサイクルシステムを開発した。 今回はこれまでの大田清掃工場でのCa反応と一次濃縮の実証試験からさらに、二次濃縮、脱塩、乾燥を行なって排水中の不純物を完全固形化した。...

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  • 実績運転データの分析に基づくごみ発電の考察

    菅原 秀雄, 加藤 政一, 青柳 雄大 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 207-207, 2010

    ...その結果,清掃工場の適切な仕様設定により,大幅な発電・売電電力量の増加が可能になることが確認できた。...

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  • 大型流動床式ガス化溶融施設(相模原市南清掃工場)の稼働状況

    島倉 久範, 田中 祥起, 佐藤 義一, 坂田 和昭 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 182-182, 2010

    近年,都市ごみの焼却においては,有害物質のより一層の排出抑制とともに,サーマルリサイクルによる地球温暖化対策としての低炭素化推進,マテリアルリサイクルによる最終処分負荷の低減が求められている。ガス化溶融プロセスは高温燃焼による有害物質の排出抑制と,残さの溶融処理・有効利用,高効率な熱回収を一貫して実現できるプロセスである。 …

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  • 清掃工場におけるCO2排出削減

    松井 聰, 鈴木 康夫, 奥山 契一, 内山 武, 岩崎 敏彦, 牛山 昴夫, 小野田 弘士 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 55-55, 2010

    ...清掃工場では、焼却炉や溶融炉の起動・停止時の昇温・降温速度の維持のため、あるいは処理時の燃焼温度低下を補償するために一般に灯油や重油といった化石燃料を使用しているが、これらの化石燃料を再生可能エネルギーで代替することができれば、清掃工場からのCO2排出量を削減することが可能となる。...

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  • 下水汚泥および一般廃棄物処理インフラ更新の統合管理による温室効果ガス削減効果の評価

    山本 祐吾, 乾 裕紀子, 吉田 登, 盛岡 通, 東海 明宏 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 60-60, 2010

    ...本研究では、カーボンニュートラルとされるバイオマス資源の中でも、特に廃棄物系バイオマスの利活用とそれによる化石燃料代替の促進が注目し、地域内での施設の連携や統廃合に関する複数の更新パターンを策定した上で、下水処理施設と清掃工場へのバイオマス転換技術の導入による温室効果ガス(GHG)削減効果を定量的に評価した。...

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  • B-24 清掃工場の排熱利用システムに関する評価

    佐藤 夕奈, 市川 徹, 工月 良太, 海藤 俊介, 横尾 昇剛, 岡 建雄 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2009.2 (0), 839-842, 2009

    The aim of this paper is to study on Area-wide energy utilization by use of self-supporting decentralized energy system using waste heat from incimeration plant in Utsunomiya city. We divide area …

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  • 清掃工場における省エネ、再生可能エネルギー、市民ファンドへの意識調査

    吉田 登, 長岡 耕平, 檀 智之, 石橋 啓史 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 20 (0), 39-39, 2009

    ...清掃工場は一般廃棄物を処理する事業主体であるとともに、ごみ発電により、ごみに含まれるバイオマス由来の再生可能エネルギーを生産するエネルギー事業者としての側面をも有している。他方、ごみ焼却や発電のプロセスでは大量の電力が消費されている。本研究では、全国の清掃工場に対して郵送によるアンケート調査を行い、清掃工場における省エネルギー、再生可能エネルギー、市民ファンドへの意識について調査した。...

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  • NEWS 時事:三つの談合で29社を営業停止最長は大林組の45日間

    日経コンストラクション = Nikkei construction (445) 39-40, 2008-04-11

    ...国土交通省は3月24日、名古屋市発注の地下鉄工事をめぐる談合事件と、新潟市発注の下水管きょ工事と汚水管敷設工事をめぐる談合事件、大阪府枚方市が入札を実施した清掃工場建設工事をめぐる談合事件で、公正取引委員会から排除措置命令などを受けた大臣許可の建設会社29社を営業停止にした。 営業停止の範囲と期間は下の表の通り。...

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  • 清掃工場へのESCO導入効果に関する分析

    吉田 登, 谷川 寛樹, 出合 優仁, 炭谷 力, 松本 利裕 環境システム研究論文集 36 281-290, 2008

    At present, ESCO (Energy Saving Company) service are mostly supplied to office and commerial sectors while they are recognized as effective ways to reduce carbon dioxide and energy costs against …

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  • 灰溶融過程でのガラスびんカレットの有効利用

    小山 秀美, 小林 政行, 白子 定治, 野々村 誠, 堀尾 正靱 廃棄物学会論文誌 17 (2), 162-171, 2006

    Currently, municipal solid waste incineration ash which is produced in the 23 wards of Tokyo is being melted, with the resultant municipal solid waste slag then manufactured for volume reduction, …

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  • 迷惑施設の立地適性に関する数理的考察

    片岡 裕介, 及川 清昭, 浅見 泰司 都市計画論文集 39.3 (0), 829-834, 2004

    ...本研究では,通常,周辺住民から好まれない施設である迷惑施設の配置計画について,距離に基づいた数理的な分析および評価を行うことを目的としている.施設立地の適性を考える際に「公平性」という概念に着目し,不平等度を計量する指標として知られるジニ係数を,住民から施設までの距離に適用したときの数理的把握を行い,その特性について明らかにした.また,清掃工場を想定したときに,「大気汚染」,「電波障害」などの施設立地...

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  • 塩基度調整剤としてのガラスびんカレットの有効利用

    小山 秀美, 小林 政行, 伊瀬 洋昭, 野々村 誠 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004F (0), 653-653, 2004

    ...東京都内の清掃工場では、ごみ焼却灰を溶融してごみスラグを製造している。製造するごみスラグの品質の向上と耐火レンガ保護の目的で、砂が塩基度調整剤として添加されている。我々は、ガラスびんカレットの有効利用の目的で砂の代わりにガラスびんカレットを塩基度調整剤として利用することを検討した。その結果、組成分析、高温粘性測定、熱膨張測定、その他の試験結果から、ガラスびんカレットの有効性を確認した。...

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  • 迷惑施設の立地適性に関する数理的考察

    片岡 裕介, 及川 清昭, 浅見 泰司 都市計画論文集 39 (0), 139-139, 2004

    ...本研究では,通常,周辺住民から好まれない施設である迷惑施設の配置計画について,距離に基づいた数理的な分析および評価を行うことを目的としている.施設立地の適性を考える際に「公平性」という概念に着目し,不平等度を計量する指標として知られるジニ係数を,住民から施設までの距離に適用したときの数理的把握を行い,その特性について明らかにした.また,清掃工場を想定したときに,「大気汚染」,「電波障害」などの施設立地...

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  • 熱需要の変動を考慮した清掃工場廃熱活用熱電併給システムに関する研究

    下田 吉之, 柳 邦治, 水野 稔 空気調和・衛生工学会 論文集 26 (80), 27-35, 2001

    ...清掃工場で発生する廃熱を発電に利用し,その発電廃熱を熱交換して高温水を近隣の地域冷暖房プラントに送るシステムについて,その省エネルギー性をシミュレーションにより検討した.清掃工場での発電タービンとして復水,背圧,抽気など5種類を考え,廃熱利用温度・量が可変のタービンについてはその最適値を月別に求めた.その結果,周辺に熱需要があれば復水タービンによる発電よりも背圧や抽気による熱電併給の方が有利であること...

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献9件

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