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検索結果 73 件

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  • 工業系高専における「創造性」喚起のためのデザイン教育

    小高 有普, 清水 忠男, 村中 稔, 安島 諭, 桑村 佐和子, 大谷 正幸 デザイン学研究 63 (6), 6_11-6_18, 2017

    高等専門学校(以下,高専とする)の主軸は長らく技術教育であったが,最近では,創造性喚起を基にした教育へのシフトの必要性が謳われている.創造性喚起は,美術系大学のデザイン教育の基盤である.両者にはカリキュラム編成や修業年数の違いがあるので,後者の内容をそのまま工業系高専に適用することはできないにしても,その考え方や手法を工業系高専の特性の中に活かせるのではないか.こうした観点から,創造性喚起を目的…

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  • 戦後日本の教育における「創造性」の位置付け

    小高 有普, 清水 忠男, 村中 稔, 安島 諭, 桑村 佐和子, 大谷 正幸 デザイン学研究 63 (3), 3_11-3_20, 2016

    工業高等専門学校(工業系高専)は今,次世代教育に向けた課題に直面している.その具体的方策の手がかりを得るために,「創造性」に焦点を当てた調査研究を行った.1)ことに国の経済事情,教育施策,社会動向の変遷とともに,「創造性」の意味合いが大きく変化しており,「創造性」を喚起する教育がますます重要性を増していることが確認された.2)「創造性」がどのように捉えられ,どのようにその喚起が図られようとしてい…

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  • 白色LEDプレートと和紙造形の組み合わせによる照明入り額絵

    清水 忠男 デザイン学研究作品集 21 (1), 1_2-1_7, 2016

    室内の空間演出要素の中に額絵がある。通常の額絵は、平面上に顔料の塗布や素材の添付による表現を行い、自然光あるいは照明によって外側から照らされることによりその表現が視認されるが、照明が消灯している夜間の状況では、楽しむことができない。しかし、私たちの生活は、昼は明のとなるだろう。そこで、端部に白色LED光源を組み込んで全面を光らせるアクリル板上に、多様な和紙の平面あるいは立体造形を組み合わせ、外部…

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  • 照明入り額絵

    清水 忠男 日本インテリア学会 研究発表 梗概集 27 (0), 133-134, 2015

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  • コミュニティプランター

    清水 忠男, 金澤 匠平, 湯山 博子, 佐藤 公信, 道見 遥奈, 岩満 恭大 デザイン学研究作品集 18 (1), 54-59, 2013

    身体条件の多様な人々からなる地域や集住においては、園芸活動の際、腰を屈めて行う地植え作業が困難な人も少なくない。立位用としてレイズドプランターもあるが、殆どが角形で、エッジ幅も少なく、車椅子使用者にとって寄り付きにくい。そこで、角形レイズドプランターの使用実験を基に、顔を見ながらの協働作業がしやすい円形平面を持つプランターを制作し、奥行き寸法の異なる複数の同心円型天板を取り付けて人間工学的実験を…

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  • 高齢者がグループで行う園芸活動を支援する園芸用設備のデザイン要件

    湯山 博子, 道見 遥奈, 原 寛道, 佐藤 公信, 清水 忠男 デザイン学研究 58 (6), 6_95-6_100, 2012

    本研究は,通常の園芸活動が困難な高齢者のグループによる園芸活動を支援する園芸用設備のデザイン要件を抽出することを目的とした。そのために作業台とプランターを用いて,高齢者4名を対象とした園芸活動を実施し,その様子をビデオカメラで記録した。上記映像に基づき,実験設備により参加者および援助者の身体面への支援,また交流支援がなされているかを視点として,製品デザインの考え方を理解している者 …

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  • 世代間交流促進におけるデザイン関与の可能性 : ケアハウスの取り組みを例として

    小杉 ももこ, 清水 忠男, 佐藤 公信 デザイン学研究 58 (1), 77-84, 2011

    本研究では,交流に関する取り組みを積極的に行ってきた千葉県内のケアハウスの活動事例調査を通して世代間交流促進におけるデザインの関わりの可能性を考察した。まず,世代間交流を目的として同施設に設置されたが継続し得なかった「おもちゃ美術館」の調査によって,ソフト面,ハード面に関わるいくつかの問題点が導きだされた。次に,大学院でデザインを学ぶ学生たちが当該ケアハウスで行った3つの研究(多目的に用いられる…

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  • 集住空間の共有領域に関する設計意図の特徴 : 建築雑誌「新建築」掲載作品を例として

    金 潤秀, 清水 忠男, 佐藤 公信 デザイン学研究 57 (6), 19-24, 2011

    本稿は1986年〜1987年、1997年〜1998年、2006年〜2007年10年間隔2年間を単位として「新建築」に掲載された集住空間の作品例の共有領域に関する設計意図を調査したものである。集住空間の共有領域に関する設計者の説明文中に述べられたことがらは「心理面への働きに関することがら」「コミュニティ促進や共有性に関することがら」「空間様態に関することがら」「機能面に関することがら」「自然とのか…

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  • 歩行者空間における身体支持行為と環境とのかかわり : 使用者と計画者の認識に焦点を当てて

    李 永昌, 佐藤 公信, 清水 忠男 デザイン学研究 54 (4), 73-80, 2007

    本研究は、歩行者空間における身体支持行為とそれらを受け入れる周辺状況とのかかわりが、一般利用者と都市環境計画者によって、どのように概念づけられているのか明らかにした。まず、一般利用者を対象としたアンケート調査を行った結果、屋外空間で何かに身体をあずけてくつろごうとする目的達成のためには、ベンチや縁台というような既成概念の枠組みに基づく製品ばかりでなく、結果的に身体支持を可能にするものや空間的仕掛…

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  • 都市観光を手がかりとしたまちづくりにおける歩行者空間への要望と評価 : 台湾・高雄市を例として

    李 俐慧, 佐藤 公信, 原 寛道, 清水 忠男 デザイン学研究 53 (6), 1-10, 2007

    台湾・高雄市の都市観光を手がかりとしたまちづくりにおける歩行者空間の使われ方、および利用者の要望と評価について調査を行った。その結果、都市観光という概念を導入して、既存の歩行者空間に空間演出を施し、新しい都市印象を作り出すことは利用者に肯定的に受けとめられていた。ー方、歩行者空間における行為の支援や、魅力づくり、永久性/持続性/調和性、多様性、管理、交流などに関する問題点も少なからず指摘されてい…

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  • 散策型観光を促進するための歩行者用サインシステムデザインの開発 : 白浜町・千倉町の遊歩道を対象として

    原 寛道, 吉谷地 裕, 寺岡 夏生, 田仲 史明, 清水 忠男 デザイン学研究作品集 12 (1), 84-87, 2007

    このプロジェクトは、地域に点在する魅力を主体的に楽しむための、歩行者のためのサイン計画である。従来のサイン計画は歩行者が主体的に散策を楽しむのではなく、目的に効率的に誘導することが主眼であった。今回、これまでに実験的に設置したサインの利用状況を調査分析をし、改良および、設置範囲の拡大をして、新しいサインシステム構築のための手がかりを得た。

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  • 高齢者施設内居室の照明環境のあり方に関する研究

    李 景林, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本インテリア学会 論文報告集 17 (0), 1-7, 2007

    本研究の目的は,高齢者施設内居室における照明の実態を調べるとともに,その照明条件が入居者の心理や行動と介護者の作業成果に及ぼす影響を明らかにし,入居者と介護者双方にとってより望ましい照明環境のあり方を提示することである。高齢者施設内の入居者及び介護者の生活パタ−ンと照明とのかかわりに関する調査,入居室の照明環境についてインタビュー及びアンケ−ト調査を行った結果,入居者や介護者は,明るさの調節がで…

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  • 非対称洗面台「フェース・トゥー」

    篠崎 正樹, 吉田 紗栄子, 沼田 恭子, 佐藤 公信, 清水 忠男 デザイン学研究作品集 10 (1), 2-5, 2005

    本製品は、特別養護老人ホームにおける洗面台の使用状況と、そこに入居している高齢者の身体的・心理的特徴、生活環境の調査によって、特別養護老人ホームにおける望ましい「洗面台」のあり方を探り、ユニット・ケア方式を取り入れた愛知県半田市の特別養護老人ホーム「第二瑞光の里」内に設置する洗面台を設計した。それらの成果に基づき、一般の施設でも利用可能な非対称型洗面台の製品化を行った。

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  • 散策観光者のためのサインシステムデザインの提案 : 千倉町里山遊歩道を対象として

    原 寛道, 吉谷地 裕, 大垣 友紀恵, 松尾 拓弥, 近田 華子, 金 潤秀, 清水 忠男 デザイン学研究作品集 10 (1), 20-23, 2005

    従来のサイン計画は歩行者が主体的に散策を楽しむものは少なく、目的に効率的に誘導することが主眼であった。このプロジェクトは、地域に点在する魅力を主体的に楽しむための、遊歩道におけるサイン計画である。この提案に関して、アンケート調査、利用者に対するヒアリング調査、観光客を想定した被験者の利用追跡調査によって、有効性が確認された。

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  • 弘義

    趙 鏞吉, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本インテリア学会 研究発表 梗概集 16 (0), 21-22, 2004

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  • 緑を用いた街路空間に対する日本・フランスの人々のイメージ評価

    一海 有里, 清水 忠男, 佐藤 公信 デザイン学研究 51 (1), 47-54, 2004

    緑とテラス空間を手がかりとした日本・フランスの街路空間に対する,両国の人々のイメージを明らかにするために,実験及び因子分析を行った結果,第4因子まで求められた。因子1は「緑がもたらす心地よさ」,因子2は「相互活性」,因子3は「洗練度のある秩序性」,そして因子4は「快活な美的個性」に関する因子と意味づけられた。両国の人々の景観サンプルに対する評価は,共通の因子軸上に異なって分布されたものの,いずれ…

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  • プロヴァンス住居のテラス空間にみる緑的要素と中間領域的機能

    一海 有里, 清水 忠男 デザイン学研究 50 (6), 39-46, 2004

    南フランス・プロヴァンスの独立住居におけるテラス空間への緑の関わり方,およびその空間の使われ方について調査を行った。快適性を得るための伝統的手法である,テラスの空間構成に植物を導入し,季節に沿って陽光の調節を行う方法は,住民から高く評価され,現在の住宅にも受け継がれている反面,テラス空間におけるその緑陰のあり方には変化がみられた。テラスでは様々なアクティビティが展開されており,それは主に生活のゆ…

    DOI 参考文献10件

  • 鉄道駅における音情報の複合的状況の現状と連続印象評価

    濱口 卓也, 佐藤 公信, 清水 忠男 デザイン学研究 50 (3), 63-72, 2003

    本稿では,鉄道駅における音情報の提示複合的な状況について,その現状を把握したうえで,プラットホームでの音情報の提示状況に対する時々刻々の印象評価について検討した。まず現状調査では,利用者の利用経路を設定し,そこで聴取可能な音情報とその提示状況を把握した。続いて,プラットホーム上で提示された音の状況に対する利用者の評価を,連続評価法を用いた実験によって得た。その結果,音情報が重なり合う時には,概ね…

    DOI 参考文献8件

  • 上体姿勢保持椅子の開発(1)

    清水 忠男, 清水 慶太, 河守 康晴, 町田 光, 萩原 康碩, 佐野 禎彦 デザイン学研究作品集 8 (1), 10-15, 2003

    背骨の軟骨が痩せた結果、椅子に坐っても上体をまっすぐ保てず、体が左右いずれかに傾く一人の高齢者のために、その息子と孫が、自宅で食事するための椅子をデザインしようとしたことからこの開発が始まった。何回もの試作の結果、取付け位置や厚みの調節が自在なエアークッションを木構造に取り付けることなどによって本人の要求に答えられる椅子ができ上がったが、残念ながら、彼はそれを使いこなす十分な時間もなく他界してし…

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  • フランス・プロヴァンス地方の独立住居のテラス空間にみる緑的要素の考察

    一海 有里, 清水 忠男 日本デザイン学会研究発表大会概要集 50 (0), 71-71, 2003

    南フランス・プロヴァンス地方の独立住居にみられるテラス空間について、その空間の鍵ともなっている樹木・植物に焦点を当てて調査を行った。このテラス空間では強い日差しに対する防御策として特に緑陰が重要な役割を果たす。この緑陰の存在によってテラスは四季のリズムに沿った快適な空間として創出され、戸外でありながら、その空間は住宅内の部屋の一部のように機能する。それは場合よって食事の場、安らぎの場、あるいは社…

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  • 屋外遊具空間の計画学的研究 (1)

    原 寛道, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本デザイン学会研究発表大会概要集 49 (0), 140-140, 2002

    The necessity for try to think about the way of being has been born in the fixed play equipment set up in the park due to the accident which has happened frequently for these several years now. …

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  • 現代韓国の居住空間における食事時の坐法とその採用要因

    権 寧徳, 清水 忠男, 李 永昌 日本インテリア学会 論文報告集 10 (0), 17-24, 2000

    本研究は,伝統的な床坐と欧米の生活様式の影響を受けた椅子坐とが併存している現代韓国の居住空間における食事時の坐法とその採用要因を明らかにすることを目的としている。ソウル地域の高校生及びその父母世代の男女を対象としてアンケート調査を行った結果,食事をとる際の姿勢は,平坐位と椅子坐位とを問わず,それぞれについて多様であり,当該姿勢の採用には,食事の目的ごとに,同席する人と本人との性別や年齢上の関係が…

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  • 日本企業の環境方針に関与する「受動的」「能動的」な製品デザイナーがエコデザインに果たす役割

    ウエダ シンジ, 清水 忠男, 佐藤 公信 デザイン学研究 47 (2), 57-66, 2000

    日本の中小企業及び大企業において, それぞれの環境方針への関与が「受動的」あるいは「能動的」な製品デザイナーが, 製品開発プロセス上, どのような役割を担っているかをアンケートによって調査し, 環境を考慮した製品の開発やエコデザインに対する彼らの姿勢について考察した。調査の結果, 現在の製品開発プロセスにおいては, …

    DOI 参考文献16件

  • 韓・日における食事時の坐法のとられ方

    権 寧徳, 清水 忠男, 李 永昌 日本デザイン学会研究発表大会概要集 47 (0), 190-191, 2000

    This study is based on a questionnaire conducted in Korea and Japan covering high school students and their parents' generation on the sitting posture at table. In both countries, Western style of …

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  • 現代韓国における飲食時のテーブルの使われ方及び影響要因

    権 寧徳, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本インテリア学会 論文報告集 10 (0), 9-16, 2000

    本研究は,現代韓国における食事用家具の使われ方の実態を,使われ方に及ぼす影響要因と関わらせながら考察することを目的としたものである。韓国の3つの地域を対象に, I.自宅で夕食をとる際の食事の場所及び,使われる家具, 2.使用時の快適性に関する主観的評価, 3.目的と条件の違いによる使われ方, という3つの項目について調査した。その結果,食事の場所としては,ブォクが従来のバンにとって代ってより比重…

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  • 千葉市商業地域の歩行者空間における仮設的要素の使われ方と人々の認識

    陳 明石, 清水 忠男, 佐藤 公信, 一海 有里 デザイン学研究 46 (2), 7-12, 1999

    商店街の「公有私用型」歩行者空間の例として, 千葉県千葉市の商店街を対象に調査を行った。対象地域の歩行者空間には, 日中, 様々な仮設的要素が路上に観察された。店舗からはみ出している商品や広告物に関しては, 商店側は歩行者の通行阻害になるのを認識しつつ意図的に路上に置く傾向がある。歩行者はそれら仮設的要素を「街の活気が感じられる」「歩きながら店の様子を知ることができる」「気軽に商品を見られる」と…

    DOI 参考文献6件

  • 高山市商業地域の屋根付き歩行者空間における仮設的要素の使われ方と人々の認識

    陳 明石, 清水 忠男, 佐藤 公信, 一海 有里 デザイン学研究 46 (2), 13-18, 1999

    調査対象となった岐阜県高山市の商店街路は, 私有地と公有地とを取り込み, 同じ舗装を施し, 一体感や広がり感を作り出している屋根付きの歩行者空間である。ここには, 平日, 週末を問わず, 店舗の営業時間に呼応して, 様々な仮設的要素が路上に置かれているのが観察された。それら仮設的要素の置かれ方は商店街の協定に基づいているため, 広い通行空間がほぼ確保され, 歩行者は歩きながら商品を楽しみ, …

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  • 現代韓国の居住空間における食事用家具の使われ方

    権 寧徳, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本インテリア学会 論文報告集 8 (0), 53-58, 1998

    床坐の伝統を持つ韓国において,食事用家具としては,従来,平坐位姿勢に対応するパプサン(日本における「膳」, または, 「ちゃぶ台」に相当)が用いられてきたが,最近では,椅子坐位姿勢に対応する欧米式の食卓の導入も盛んである。 しかし,韓国の5地域で行った調査の結果によれば,パプサンは依然として根強く, …

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  • 街の中にある親水空間

    荒木 琢也, 柘植 喜治, 佐藤 公信, 清水 忠男 日本デザイン学会研究発表大会概要集 45 (0), 314-315, 1998

    The purpose of this study is to planning at water park where to touch water more simply , more delightful for making the opportunity with the people think about water once more. The water park is …

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  • 公共内部空間用ベンチシリーズ : 「アッチ向イテホイ、コッチ向イテホイ」

    清水 忠男 デザイン学研究作品集 4 (1), 54-57, 1998

    公共内部空間の中でも、ホテルや研修所の待合ロビーや、美術館、博物館、科学技術館などのロビーや展示室、図書館や児童館などのロビーなど、広い空間に置かれることを想定したベンチ・シリーズのデザイン提案である。自由な位置取りや寛ぎや語らいを許容し、その心理的な自由さを一見して了解させ、かつ、生理的な快適さも提供できる新しいタイプのベンチを低コストで提供することを目的としている(図1)。作品はいずれもプロ…

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  • 現代日本における平坐位姿勢のとられ方 : 平坐位姿勢のとられ方に及ぼす社会的・文化的要因の影響に関する研究(1)

    清水 忠男, 佐藤 公信, 権 寧徳 デザイン学研究 43 (4), 63-70, 1996

    日本では,最近でこそ椅子の使用が一般化してきているが,生活の中では,いまだに畳仕上げの床の上に直接坐る平坐位姿勢が命脈を保っており,なかでも正坐姿勢は,日本の生活文化の基盤の一部を成すものと考えられている。そのような床に直接坐るさまざまな姿勢のとられ方の度合をアンケート手法によって調べてみると,各種の姿勢の中には,自分一人でくつろぐ場面,他人と同席するあらたまった場面など,状況の違いによって,と…

    DOI 参考文献8件

  • ツールがコラボレーション参加者に与える影響の定量的評価 : コラボレーションの「場」におけるツールのあり方(3)

    近藤 朗, 清水 忠男, 勝浦 哲夫 デザイン学研究 41 (5), 9-18, 1995

    コラボレーションの「場」で使用するための様々なツールが開発されているが,それらツールはコラボレーション参加者になんらかの影響を与えると考えられる。本小論では,実験的に設定したコラボレーションの「場」において,人々が受ける影響を定量的に評価することを目的とした。評価の指標としては,心理生理学的指標,評定尺度法に基づく主観指標,創造科学の分野で用いられている創造性テストの指標により分析を進めた。分析…

    DOI 参考文献19件

  • ツールによる創造的問題解決過程の変容に関する研究 : コラボレーションの「場」におけるツールのあり方(4)

    近藤 朗, 清水 忠男 デザイン学研究 41 (6), 47-54, 1995

    オフィスにおける創造的問題解決の重要性の増加とともに,コラボレーションの「場」を構築する様々なツールが開発されている。ツールの使用に伴い,コラボレーションにおけるツール操作上の負荷,およびコミュニケーション環境も異ってくる。その結果コラボレーションの過程も変容することになると思われる。本小論では,時間軸は共有することとし,空間軸を共有する条件を3種類,空間軸を共有しない条件を3種類の合計6種類の…

    DOI 参考文献24件

  • オフィスにおける創造的情報処理作業ツールの分類と評価

    近藤 朗, 清水 忠男, 佐藤 公信 日本インテリア学会 論文報告集 5 (0), 51-58, 1995

    本小論は, オフィスにおける創造的情報処理の「場」の特性とそこで用いられているツールの関わりについて明らかにしようとするものである。はじめに, 「場」についての概念モデルを構築し,それぞれの「場」の特徴を作業要素ごとに考察した。次に「場」で使用されるツールを,その機能に基づき分類し, 「場」の作業要素と対応させた。最後に,現時点で具体化されているいくつかの「場」について評価実験を行った。その結果…

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  • グループによる創造的問題解決のツールに関する調査 : オフィスにおけるコラボレーションの「場」に関する研究(1)

    近藤 朗, 清水 忠男 デザイン学研究 41 (2), 37-46, 1994

    オフィスにおける作業の焦点は,単純情報処理から創造的問題解決に移りつつある。本小論では,「情報環境」という視点からオフィス環境を捉えなおし,グループによる創造的問題解決であるコラボレーションの「場」に関する研究の方向性を求めることを目的とする。そのため,オフィスの情報環境の現状を,それを構成するツールを中心に,業務の異なる部署別にアンケートおよびインタビュー手法で調査した。その結果,創造的問題解…

    DOI 被引用文献1件

  • オフィスにおける創造的情報処理ツールに関する調査

    近藤 朗, 清水 忠男 日本インテリア学会 論文報告集 4 (0), 17-22, 1994

    本研究は「創造的情報処理作業」と「情報環境」という新たな視点から,オフィス環境を捉えなおし,その研究の方向性を求めるものである。その中でも,特にグループで行う 「創造的情報処理作業」,すなわちコラボレーションを対象にし, 「情報環境」としては,その構成要素であるツールを中心に研究を進めた。研究方法としては,文献から用語の内容及び定義を明らかにし,次に, オフィスにおけるそれらの現状を, …

    DOI 被引用文献1件

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