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検索結果 741 件

  • スリーブ状胃切除術における減量入院後の手術待期期間は術前後の減量効果に影響するか?

    北村 健人, 高木 清仁, 山下 裕, 松田 淳一, 岡田 由紀子, 渡邊 梨紗子, 渡邉 啓介, 砂田 知里, 會津 恵司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 342-342, 2024-03-31

    <p>【はじめに】</p><p> 肥満外科治療は高度肥満症に対する最も効果的な治療法である。診療報酬上、手術治療には最低半年の内科治療期間を設け、術 前期間中に総体重から5%以上の減量が必要となる。多くの施 設で術前の減量入院が取り入れられている。高度肥満症患者は糖尿病をはじめとする健康関連疾患の合併に加え、精神疾患の合併や知的な問題を抱える症例も多い。術前減量が術後の減量効果に影響する報告もあ…

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  • 波浪情報に基づく海上作業可否の前日判断

    間瀬 肇, 渡辺 健, 渡辺 啓生, 佐藤 兼太, 井口 真生子, 原 知聡, 武田 将英, 金 洙列 土木学会論文集 80 (4), n/a-, 2024

    <p> 本研究は波浪予報値の的中率の定義を明確にし,また予報値の誤差を定量化して,海上作業可否の前日判断を行うための方法を検討した.そして,秋田港と常陸那珂港を対象として,前日判断の具体な方法を示した.その結果,最も簡単で容易な判断法は,対象地点における観測値の予報値に対する誤差を調べ,誤差の2乗平均平方根値(RMS)を用い,予報値にRMSを加えた値が作業限界波高より小さいか否かにより判断する方…

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  • iPSC-derived type IV collagen α5-expressing kidney organoids model Alport syndrome

    平山, 隆一郎, 豊原, 光佑, 渡邉, 啓, 大槻, 健弥, 荒岡, 利和, 前, 伸一, 堀之内, 智子, 山村, 智彦, 沖田, 圭介, 堀田, 秋津, 飯島, 一誠, 野津, 寛大, 長船, 健二 Communications Biology 6 2023-09-28

    Alport syndrome (AS) is a hereditary glomerulonephritis caused by COL4A3, COL4A4 or COL4A5 gene mutations and characterized by abnormalities of glomerular basement membranes (GBMs). Due to a lack of …

    HANDLE

  • サイドアウト率とブレイク率による勝率の予測

    佐藤 文彦, 渡辺 啓太 バレーボール研究 25 (1), 8-13, 2023-07-10

    In this study, we attempted to introduce the Pythagorean expectation used in baseball to volleyball. We compared the three prediction models: the Pythagorean expectation used in baseball (Model 1), …

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  • 窒素固定増強ダイズ品種の作出

    下村 彩, 西田 雄輝, 武村 希鈴, 菅沼 教生, 渡邊 啓史, 穴井 豊昭, 有馬 進, 富永 晃好, 遠城 道雄, 鈴木 章弘 日本作物学会講演会要旨集 255 (0), 167-167, 2023-03-27

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  • フラグメント分子軌道計算プログラムABINIT-MPの高速化

    望月, 祐志, 中野, 達也, 坂倉, 耕太, 渡邊, 啓正, 佐藤, 伸哉, 奥脇, 弘次, 土居, 英男, 大島, 聡史, 片桐, 孝洋 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 15-16, 2023-02-16

    ABINIT-MPは、並列処理によってタンパク質などの巨大分子系を非経験的に扱えるフラグメント分子軌道(FMO)計算のためのプログラムです。プラットフォームとしては、インハウスのクラスター計算機から「富岳」のようなスパコンまで対応しています。今回の発表では、ここ数年で進めてきたSIMD化やループ分割などの高速化の改良を中心にABINIT-MPの現状について報告させていただきます。

    情報処理学会

  • ポリエーテル変性シリコーンのベシクル/ディスク構造転移を利用したO/W乳化

    渡辺 啓 Oleoscience 23 (1), 17-28, 2023

    <p>乳化は化粧品,ハウスホールド製品などの分野における重要な技術である。乳化物は非平衡状態であるため調製プロセスによって生成物が異なり,調製後は時間とともに状態が変化する。さらに油の種類によって乳化特性(生成物の物性,経時での安定性)が異なることが経験的に知られている。このように乳化研究において制御しなければならない変数は多く,その結果として解釈が複雑になるため,工業的応用にあたっては経験則に…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 航空レーザ測量データから取得した森林情報を活用した斜面災害リスクの検討

    小荒井 衛, 村上 亘, 桑原 祐史, 村山 いであ, 渡辺 啓太 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 262-, 2023

    <p>1,はじめに斜面崩壊に対して樹木の根系が抑止効果を持つとされているが,樹木の根系を調べるためには樹木の根を掘り返さなければならず,必ずしもその実態が解明されている訳では無い。一方で,航空レーザ技術の高度化により樹高をはじめとする植生の三次元構造を面的に捉えることが容易になってきている。そこで,樹木の三次元構造と根系の発達状況が広域に観察できる伐採跡地の作業道で両者の関係を明らかにし,航空レ…

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  • スポーツ現場における国内情報戦略専門スタッフの実態調査

    廣澤 聖士, 下関 元, 橋場 智子, 鈴江 智彦, 高林 諒一, 久永 啓, 永野 智久, 千葉 洋平, 渡辺 啓太 スポーツパフォーマンス研究 15 (0), 69-82, 2023

    スポーツ現場では競技力向上のため様々な情報を活用する重要性が高まっており,情報戦略専門スタッフの需要も増加している.一方,国内関連人材の実態について詳細な報告はされていない.本研究は,国内情報戦略専門スタッフの属性・雇用・活動・業務状況の把握を目的とし,スポーツ現場で選手の競技力向上のために情報を活用している者を対象に,SNS を用いた機縁法によるアンケート調査を実施した.得られた295 …

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  • エポックワードと名詞の重要度を用いたソフトウェア仕様書からのゴール文の抽出

    渡辺 啓太郎, 中川 博之, 土屋 達弘 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 29 (0), 135-140, 2022-11-10

    <p>ソフトウェアの多様化,大規模化に伴い,ソフトウェアに対す る要求を人力で抽出・分析することはますます難しくなっている.そこ で,本研究では要求分析モデルの 1 つであるゴール指向要求モデルに着 目し,全自動でゴールの抽出を行う手法の構築を目的とする.その初期 研究として,本論文では仕様書からゴールを含む文を抽出する手法を提 …

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  • 水ベースでメイクを落とすことは可能なのか?

    渡辺 啓, 渡邊 由樹, 張 陽, 増田 収希, 松本 千景, 島 孝明, 齋藤 直輝 日本化粧品技術者会誌 56 (3), 262-270, 2022-09-20

    <p>水はもっともサステナブルかつナチュラルな化粧品原料である。化粧品の市場においては近年,環境意識の高まりによりケミカルなイメージの物質を避ける消費者が増えており,オイルフリーかつ水ベースのクレンジングローションが伸長している。水を想起させる透明外観・低粘度・さっぱりした使用性が好まれる一方で,親水性界面活性剤のミセル水溶液を基剤としているため,油性の汚れであるメイクとのなじみには限界があり,…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 聴覚的フィードバックによる筋力トレーニングのモチベーション向上

    弘部, 大知, 西村, 諒, 根角, 友徳, 東, 大晟, 渡辺, 啓太郎 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2022論文集 2022 286-288, 2022-08-25

    健康やボディビルに興味を持つ人物を除けば、疲労を伴う単調な筋力トレーニングを苦痛と感じる人間は少なくない。よって、本研究では視覚的刺激や聴覚的刺激を用いて報酬系を刺激し、筋力トレーニングと同様の動作に快感を与える方法を提案する。本論文では荷重のある器具を用いた上腕二頭筋のトレーニング(ダンベルカール)に着目し、同様の動作を用いてユーザーが音楽などのフィードバックを与えるシステムを試作し、その効果…

    情報処理学会

  • マルチ衛星データを使った八代海のシャトネラ赤潮分布の特徴把握

    作野 裕司, 川村 雅之, 川崎 浩司, 渡辺 啓生, 後藤 綾児 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_769-I_774, 2022

    <p> 本研究は,複数衛星データを使って,赤潮被害が深刻な八代海において高解像度,高観測頻度,高波長分解能の赤潮観測の実現可能性について検討することを目的とした.この目的を実現するために,大規模なシャトネラ赤潮の発生日である2021年7月15日に同期して観測された3つの衛星データの分析が行われた.その結果,高解像度のSentinel-2データでは,青と緑の2バンドモデルと赤潮細胞密度には高い相関…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第16報)自然換気装置の運用のIoTセンサーとBEMSによる長期実態把握

    菊池 卓郎, 髙橋 好美, 渡邊 啓生, 左 勝旭, 大竹 和夫, 山崎 里奈, 野部 達夫, 田辺 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 149-152, 2022

    <p>本建物では執務者の自己効力感に配慮し手動で開閉可能な小さな多数の換気パネル、その開閉を検知するセンサー、および屋外環境が適している時を知らせる表示灯を導入した。業務用建物の自然換気は継続的な運用改善が必要なことが指摘されている。そのためには運用実態の把握が重要であるが、特に手動の換気窓を採用した超高層建物においてその把握はほとんど行われていない。本建物ではIoTセンサーとBEMSを利用して…

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  • FMOプログラムABINIT-MPの整備状況2022

    望月 祐志, 中野 達也, 坂倉 耕太, 渡邊 啓正, 佐藤 伸哉, 奥脇 弘次, 秋澤 和輝, 土居 英男, 大島 聡史, 片桐 孝洋 Journal of Computer Chemistry, Japan 21 (4), 106-110, 2022

    <p>We have been developing the ABINIT-MP program for fragment molecular orbital (FMO) calculations over 20 years. Several improvements for accelerated processing were made after the release of Open …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献27件

  • AIとSentinel-2を活用したHimawari-8による有明海・八代海の高頻度赤潮予測

    作野 裕司, 川村 雅之, 川崎 浩司, 渡辺 啓生, 後藤 綾児 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_1033-I_1038, 2022

    <p> 本研究の目的は,AIとSentinel-2(S2)データを活用して高頻度のHimawari-8(H8)データから疑似的にS2画像を作成し,有明海・八代海の高頻度赤潮予測を行うことである.まず,Pix2Pixと呼ばれるAI手法を使って,S2とH8の関係を学習させた後,任意のH8データから疑似S2が作成された.次に,CLSTMと呼ばれるAI手法を使って,直前3日間の疑似S2から翌日の疑似S2…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第17報)運用2年目の執務室における室内温熱環境実測

    山崎 里奈, 荻野 洸希, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 髙橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 153-156, 2022

    <p>高層階にある執務室では、放射空調や手動操作の外装自然換気パネルによる自然換気システム等の省エネルギー空調システムを導入している。既報では2020年度運用1年目の市役所執務室で年間を通じて実施した温熱環境実測とアンケート調査結果より、執務空間の温熱環境特性について報告した。本報では、運用2年目の横浜市役所執務室において実施した実測調査より、室内温熱環境の特性把握、及び前年度からの運用変更によ…

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  • 食と腸内細菌による宿主の代謝制御

    宮本 潤基, 渡辺 啓太, 木村 郁夫 生化学 93 (1), 52-58, 2021-02-25

    我々が生命を維持するためには食事によるエネルギー摂取が非常に重要である.しかしながら,近年の食の欧米化に伴い,過度な食事や高脂肪・高炭水化物食(高エネルギー食)による過剰エネルギー摂取が,肥満・糖尿病に代表される代謝性疾患を引き起こすことが問題となっている.また,腸内細菌が代謝性疾患と密接に関与することが科学的根拠に基づき明らかにされ,近年では,網羅的な腸内細菌叢の解析から,肥満症などの病態と直…

    DOI Web Site 医中誌

  • 熱履歴に依存するイオン液体の相挙動

    中村 天彦, 渡辺 啓介 熱測定 48 (1), 12-16, 2021-01-25

    The phase behavior of the ionic liquid is supposed to depend on the thermal history. However, the details are not clear. The ionic liquid, 1-methyl-3-octylimidazolium tetrafluoroborate, abbreviated …

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  • 管理栄養士養成課程学生における参加型臨床実習の教育効果の検討

    小野 美咲, 今井 克己, 安武 健一郎, 渡邉 啓子, 岩本 昌子, 大和 孝子, 竹嶋 美夏子, 森口 里利子, 上野 宏美, 中野 修治 日本栄養士会雑誌 64 (11), 641-648, 2021

    大学付属医療施設を利用した参加型臨床実習が受講者の意識に及ぼす影響について、独自に設定した科目の到達目標に対する教育効果評価指標を用い評価した。実習内容は大学付属医療施設に通院している患者の栄養支援の見学と、グループワークによる担当症例の検討、および栄養支援計画の立案とした。効果の検討はアンケートにより行った。アンケートは本科目受講により認識の変化が期待される管理栄養士の能力としてのコミュニケー…

    DOI 医中誌

  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第11報)快適性及び自己効力感に関するアンケート調査

    荻野 洸希, 山崎 里奈, 久保田 裕貴, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 高橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 325-328, 2021

    <p>新市庁舎では、室内温熱環境への執務者の異なる個々の要求に対応するため、放射空調とデシカント空調による潜熱・顕熱分離空調を採用している。本報では、新市庁舎に導入した空調方式の有用性をアンケートから検証することを目的としている。2019年は新市庁舎への大規模移転の先駆けとして、旧市庁舎と周辺の複数ビルにおける執務空間の特性の把握を行った。2020年は、新市庁舎の執務者を対象としたアンケート調査…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第15報)BEMSを活用した竣工1年目のエネルギー消費分析

    髙橋 好美, 左 勝旭, 渡邊 啓生 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 341-344, 2021

    <p>2020年1月31日に竣工を迎えた横浜市庁舎では「低炭素型市庁舎」の実現を基本理念の1つとして掲げ、積極的に環境配慮技術を導入した。既報では、その計画概要と期待される効果について報告した 。また、基本計画から竣工まで一貫して目標達成に向け取り組んだ結果、竣工時には計画当初より目標としていたZEB Ready認証を取得したことを報告した。 …

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  • 脳MRI画像統計解析:小児疾患への応用

    掛田 伸吾, 渡邊 啓太 日本小児放射線学会雑誌 37 (1), 61-67, 2021

    <p>近年,マルチバンドRFや圧縮センシングに代表されるMRI高速撮像技術は飛躍的に進歩し,日常診療においても脳高分解能画像の取得が容易になってきた.これに伴い,得られた脳MRIデータの解析技術・手法も日々アップデートされている.Voxel-based morphometry analysis(VBM)やsurface-based …

    DOI 医中誌

  • 収穫時期の違いおよび低温貯蔵がキクイモ塊茎中のイヌリンおよびカリウム含量に及ぼす影響

    松本 雄一, 丸田 沙織, 駒場 あすか, 柘植 圭介, 渡邉 啓一 園芸学研究 20 (2), 217-223, 2021

    <p>血糖値の上昇抑制などの機能が期待されるイヌリンを豊富に含むキクイモについて,収穫期間中のイヌリンおよびカリウム含量の推移について調査を行い,収量の推移と併せてイヌリン含量が高くかつカリウム含量が低くなる収穫適期を検討した.イヌリン含量は11月から12月にかけて急激に減少した.一方カリウムは11月から1月にかけて増加傾向にあった.これらの結果から,九州地域におけるキクイモの収穫適期は11月上…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献19件

  • 硫黄資材または耐病性系統によるキクイモ白絹病の抑制効果

    松本 雄一, 内田 将太, 福本 有香, 金屋 紗弥, 平野 彩夏, 渡邉 啓一 園芸学研究 20 (2), 233-239, 2021

    <p>キクイモ栽培における重要課題である白絹病の抑制技術について検討を行った.培地での白絹病菌叢の伸展程度および培土でのキクイモ発病度は,いずれもpH 8以上の条件で抑制効果が見られた.一方,「野菜類」作物群に登録のある殺菌剤を添加した培地では,水和硫黄剤の2剤で菌叢の伸展が抑制された.土壌混和が可能な資材のうち水和硫黄剤の主成分である硫黄を含む肥料においても培地での菌叢伸展の抑制および培土での…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献17件

  • FMOプログラムABINIT-MPの整備状況2021

    望月 祐志, 中野 達也, 佐藤 伸哉, 坂倉 耕太, 渡邊 啓正, 奥脇 弘次, 大島 聡史, 片桐 孝洋 Journal of Computer Chemistry, Japan 20 (4), 132-136, 2021

    <p>We have been developing the ABINIT-MP program for fragment molecular orbital (FMO) calculations over 20 years. In 2021, the Open Version 2 series has started for large scale systems …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献28件

  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第10報)執務室における室内温熱環境実測

    山崎 里奈, 荻野 洸希, 久保田 裕貴, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 髙橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 321-324, 2021

    <p>新市庁舎は環境に最大限配慮した低炭素型の建物を目指している。高層階にある執務室では、放射空調や手動操作の外装自然換気パネルの開閉による自然換気システム等の省エネルギー空調システムを導入している。運用1年目の市庁舎の執務室において、実測機器を設置し室内温熱環境の精密測定を行った。本報では、実測結果より、新市庁舎の執務室における室内温熱環境の特性について報告する。</p>

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第12報)RFIDによる環境センシングネットワークの運用実態

    渡邊 啓生, 左 勝旭, 髙橋 好美, 菊池 卓郎, 栁澤 慎太郎, 松岡 康友, 粕谷 貴司 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 329-332, 2021

    <p>RFIDによるセンシングネットワーク(以降、RFIDシステム)の竣工1年目の運用実態についての報告である。RFIDシステムによる居住域環境の計測は概ね良好であった。そのデータは空調制御及び照明制御に反映され、省エネルギー性と快適性の両立を実現していると考えられる。RFIDシステムを用いて自然換気効果の運用時の定量的評価と見える化を実現した。これにより執務者の自己効力感を高め、心理的な快適性…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第13報)自然換気装置の運用のBEMSによる実態把握

    菊池 卓郎, 髙橋 好美, 渡邊 啓生, 左 勝旭 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 333-336, 2021

    <p>本高層建物では自動制御する自然換気口だけでなく、執務者の満足度に配慮し手動で開閉可能な小さく多数の換気窓とその利用に屋外環境が適している時を知らせる表示灯を導入した。既報では、本建物に導入したRFIDを用いたセンシングネットワークについて課題と対策を報告し、手動の自然換気窓の開閉状態を計測可能としたことを示した。また、外壁面前後に導入した差圧計から得られる値と風量の関係を明らかにしたことを…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第9報)竣工一年目における放射冷暖房設備の運用実態

    篠田 純, 田辺 新一, 鵜飼 真成, 高木 みき, 高橋 秀介, 村上 卓也, 千本 雄登, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 高橋 好美 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 317-320, 2021

    <p>環境負荷の低減や市民生活の質の向上を目指し、2020年に竣工した市庁舎に導入された放射冷暖房設備の運用実態を調査した。アトリウムの床放射冷暖房、および執務室の天井放射パネルについて夏季・冬季実測調査を実施した。アトリウムでは夏季のPMVが常時快適域内に収まっており、冬季においても概ね20℃以上の床表面温度を維持していた。執務室では天井放射パネルが主に顕熱負荷を処理しており、冬季では室内の暖…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第6報)地中熱利用計画と実施

    小縣 遥, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 髙橋 好美, 和田 一樹, 川原 大喜, 石上 孝 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 257-260, 2020

    <p>本報では横浜市新市庁舎の地中熱利用計画について報告する。地中熱交換器は基礎杭方式を採用した。サーマルレスポンス試験による事前検証の結果より、配管方式を並列・ヘッダー併用方式とし、搬送動力の低減を図った。また、地中熱交換量が設計値以上であることが確認できた。さらに、竣工後の運用開始時のデータについて報告する。</p>

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  • 有限要素法流れ解析ソルバーにおける陰的オーバーセット手法

    山出 吉伸, 加藤 千幸, 渡邉 啓悦 生産研究 72 (1), 87-91, 2020-01-01

    <p>非圧縮,高レイノルズ数流れを対象としたLarge Eddy Simulation(LES)に適用されるオーバーセット手法を改良し,その効果を遠心ポンプ内部流れ解析において検証した.改良した手法では,連続の式を解く行列ソルバー内で圧力を陰的にオーバーセット処理するとともに,オーバーセット境界において速度の連続性を維持するための拘束力を付加した.改良したオーバーセット手法を直径318mm,羽根…

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  • FMOプログラムABINIT-MPの整備状況2020

    望月 祐志, 坂倉 耕太, 渡邊 啓正, 奥脇 弘次, 加藤 幸一郎, 渡辺 尚貴, 沖山 佳生, 福澤 薫, 中野 達也 Journal of Computer Chemistry, Japan 19 (4), 142-145, 2020

    <p>We have been developing the ABINIT-MP program for fragment molecular orbital (FMO) calculations. In this report, improvements in the latest release Ver. 1 Rev. 22 and demonstrative applications …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献27件

  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第5報)高層建築における手動換気パネルによる自然換気の性能評価

    髙橋 好美, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 小縣 遥, 川原 大喜, 菊池 卓郎, 和田 一樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 253-256, 2020

    <p>31階建ての都市型市庁舎に、環境配慮対策として自然換気・ナイトパージシステムを導入した。執務室には手動で開閉できる外装一体型の縦型換気パネルを設置し、エコボイドを利用して自然換気を行う。執務者自身が環境をコントロールできることに対する満足感が温熱的快適性における許容範囲を拡げ、更なるエネルギー削減に繋がると期待されている。本報では、竣工前試運転時および運用開始時の実測データを用いた換気性能…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第7報)IoTを活用した高機能クラウドBEMSの計画

    渡邊 啓生, 左 勝旭, 髙橋 好美, 小縣 遥, 川原 大喜, 松岡 康友, 粕谷 貴司, 茂手木 直也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 261-264, 2020

    <p>本論文は、都市型市庁舎のZEB達成を目的として計画した「IoTを活用した高機能クラウドBEMSの計画」について報告するものである。クラウドを利用することの利点、クラウドと建物側設備を含めたネットワーク構成と効率的でセキュリティ性の高いデータ処理・連携手法、クラウドBEMSにより実現する各種機能について報告する。</p>

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  • 生物捕獲用自律型海中ロボットの開発

    西田 祐也, 安川 真輔, 園田 隆, 井上 昇悟, 渡邉 啓介, 石井 和男 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2020 (0), 1P1-C13-, 2020

    <p>Autonomous underwater vehicles (AUVs) observe a wide area by using mounted camera and LED lights and is used for bio-resource survey. However, AUVs is difficult to capture the sample useful for …

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  • 無人調査船群制御のための水槽実験システムの構築

    原田 和柾, 渡邉 啓介, 新保 雅俊, 宇都宮 洪志 The Journal of Japan Institute of Navigation 140 (0), 77-87, 2019

    <p>Unmanned surface vehicle (USV) is one of the effective devices for environmental monitoring of ocean. To monitor the wide area of ocean simultaneously, we need to distribute a group of USVs that …

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  • 遠心振り子式動吸振器のねじり振動低減性能に関する理論解析(第3報)

    相原 建人, 渡邊 啓太, 土肥 永生, 金子 祥平 自動車技術会論文集 50 (5), 1313-1318, 2019

    これまでCPVAの性能向上を目的として,CPVAの振動低減性能について解析可能な理論解析法を構築してきた.また構築した理論解析法により性能向上に寄与する振り子重心軌道を提案している.本研究では実際に重心軌道が異なる二つの実機を試作し,性能評価試験を行い理論解析結果と比較することで理論解析法の有効性を検証する.

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  • ABINIT-MP Openシリーズの最新の開発状況について

    望月 祐志, 秋永 宜伸, 坂倉 耕太, 渡邊 啓正, 加藤 幸一郎, 渡辺 尚貴, 奥脇 弘次, 中野 達也, 福澤 薫 Journal of Computer Chemistry, Japan 18 (3), 129-131, 2019

    <p>We have been developing an original program named ABINIT-MP for fragment molecular orbital (FMO) calculations. Various functionalities for interaction analyses, e.g. PIEDA (Pair Interaction …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献16件

  • 遠心振り子式動吸振器のねじり振動低減性能に関する理論解析

    相原 建人, 渡邊 啓太, 土肥 永生, 金子 祥平 自動車技術会論文集 50 (2), 353-358, 2019

    本研究ではCPVAの性能向上を目的として,理論によりねじり振動低減性能を明らかにする.理論では振り子軌道が円軌道とエピサイクロイド軌道の場合についてそれぞれ定式化を行い,振り子軌道の影響を明らかにする.さらにMBDによる解析モデルを作成し,理論解析結果と比較することで有効性を検証する.

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第1報)計画概要と空調計画

    左 勝旭, 渡邊 啓生, 高橋 好美, 川原 大喜, 小林 美子, 園田 雄飛, 菊池 卓郎, 和田 一樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 325-328, 2019

    <p>本論文は、都市型市庁舎のZEB達成の為の計画概要と空調計画について報告するものである。 計画概要では、建築と設備とIOTをインテグレートした環境計画と設備計画を報告する。 空調計画では、地中熱利用、放射空調、デシカント空調について、それぞれの設計内容とシステム決定のために実施した実験や試算について報告する。 更に計画内容を基に、年間エネルギー消費の試算を実施した結果を報告する。</p>

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  • 遠心振り子式動吸振器のねじり振動低減性能に関する理論解析(第2報)

    渡邊 啓太, 相原 建人, 土肥 永生, 金子 祥平 自動車技術会論文集 50 (3), 777-782, 2019

    本研究ではCPVAの性能向上を目的として,理論によりCPVAの振動低減性能について解析を行う.理論では振り子軌道を任意軌道として定式化を行う.またMBDによる解析モデルを作成し,理論解析結果と比較することで有効性を検証する.さらに構築した理論解析法により軌道がCPVAの振動低減性能に与える影響を明らかにする.

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  • 遷音速多段軸流圧縮機における流動損失の定量評価

    齋藤 誠志朗, 古川 雅人, 渡邉 啓介, 山田 和豊, 松岡 右典, 丹羽 直之 年次大会 2019 (0), J05513-, 2019

    <p>Flow structure and flow loss generation in a transonic axial compressor has been numerically investigated by using a large-scale detached eddy simulation (DES). The data mining techniques, which …

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  • 新規ベシクル/ミセル複合体の相平衡制御による化粧水の高保湿性と心地よい使用感の両立

    渡辺 啓, 西田 美晴, 西村 加奈子, 宗 頼子, 松下 裕史, 中村 綾野, 土屋 好司, 酒井 秀樹, ハインツ ホフマン 日本化粧品技術者会誌 52 (4), 260-268, 2018-12-20

    <p>透明な水ベースの基剤に油性成分を配合するには,親水性界面活性剤のミセルを使用するのが一般的である。しかし,親水性界面活性剤は親水基由来のべたつきがあり,配合に制約があった。我々はある種の親油性ポリエーテル変性シリコーンをイオン性界面活性剤と組み合わせ,調製法を工夫すると,数10~100nmの小胞体からなるベシクル/ミセル複合体として水に安定に透明分散できることを見出した。ポリエーテル変性シ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献7件

  • 落下試験による爆発衝撃模擬手法に関する研究

    藤原 秀太, 藤原 浩幸, 永山 桃太朗, 渡邉 啓二 M&M材料力学カンファレンス 2018 (0), OS0232-, 2018

    <p>The shock due to the blast causes a large acceleration on an object in very short time. In order to obtain such a blast load, it is necessary to perform an explosion experiment. However, it is …

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  • 方方の近作に見る中国社会

    渡邊, 啓子 文学部論集 101 25-51, 2017-03-01

    方方の中編小説集『涂自強的個人悲傷』(2015)に収められた5作品を通して、方方の2010年から2014年の創作を概観した。これらの作品では辛亥革命(武昌蜂起)100年を記念した「民的1911」を除き、中国社会の変化によって生じた問題をアイロニーを持って抉り出している。方方は暮らしが変われば、人も変わることを至極当然のこととし、変わらぬ人と変わった人を通して、中国社会の変化と変わることの是非を問…

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  • 宣言的な可変性記述によるA/Bテストの自動化

    渡辺 啓介, 深町 拓也, 鵜林 尚靖, 細合 晋太郎, 亀井 靖高 コンピュータ ソフトウェア 34 (4), 4_61-4_67, 2017

    複数の実装案を比較評価するためにそれぞれの案を実装して同時並行的に運用し,その効用を分析するA/Bテストは広く用いられている. A/Bテストにあたっては,運用時にそれぞれの実装案をユーザごと,あるいはセッションごとに振り分けて使用することが必要である.この振り分け処理はソフトウェアの機能とは別の観点による実装であり,アスペクト指向プログラミングにより分離して記述できる.本稿では,筆者らが提供して…

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  • 水草と食品廃棄物との共消化・半連続メタン発酵

    渡邉 啓子, 藤原 正明, 小寺 敏光, 岸 正敏, LIU Xin, 小山 光彦, 秋月 真一, 黒沢 則夫, 石川 可奈子, 伴 修平, 戸田 龍樹 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 253-, 2017

    <br>近年、世界各地の淡水域における水草の過剰繁茂が問題となっており、生態系への影響、航行障害、景観の悪化や悪臭といった、環境問題や社会的・経済的損失を引き起こしている。除去した水草は主に堆肥化処理されているが、臭気の発生や広大な土地が必要といった問題がある。そこで、水草をメタン発酵することで、これらの問題を解決するとともに、得られるバイオガスは再生可能エネルギーとしての利活用が可能であると考…

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  • 上顎前歯部歯槽に生じた骨軟骨腫の1例

    田嶋 理江, 手島 理絵, 小原 正寛, 渡邊 啓次朗, 野口 香緒里, 河野 憲司 日本口腔外科学会雑誌 63 (6), 316-319, 2017

    <p>An 84-year-old woman visited our department because of a mass in the alveolus of the anterior maxilla. The lesion was pedunculated, measuring 11 × 10 mm, and hard in consistency. A dental …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 医療栄養情報提供書発行の有用性について

    宮崎 純一, 中川 幸恵, 藤井 文子, 原 純也, 渡辺 啓子, 石川 祐一 日本栄養士会雑誌 60 (6), 327-335, 2017

    <p>医療・介護における栄養情報の連携は十分とは言えない一方、適切な食形態での食事提供は、栄養状態の改善につながるとの報告があり、栄養管理情報を積極的に発信することが患者のQOL向上に寄与すると考えられる。そこで、栄養情報提供書の作成および研修会による認識の統一を図り、平成29年2月から平成29年3月までに 「医療栄養情報提供書」 …

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  • DFRCCにおける繊維の分散性評価と架橋強度のばらつきの検討

    渡邉 啓介, 大圖 友梨子, 金久保 利之 コンクリート工学論文集 28 (0), 123-131, 2017

    <p>DFRCCの引張特性のばらつきの評価を目的として,マトリックス内の繊維分散を考慮した引張応力-ひび割れ幅関係(架橋則)の構築を試みた。ケイ酸ナトリウム水溶液(水ガラス)を用いた繊維の可視化実験で得られた繊維撮影画像を基に繊維の分散性をポアソン分布で評価し,架橋則へ導入した。モンテカルロ・シミュレーションによりポアソン分布に基づいた分散性を与え,架橋則における最大引張応力(架橋強度)のばらつ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件

  • FMOプログラムABINIT-MPの開発状況と機械学習との連携

    望月 祐志, 坂倉 耕太, 秋永 宜伸, 加藤 幸一郎, 渡邊 啓正, 沖山 佳生, 中野 達也, 古明地 勇人, 奥沢 明, 福澤 薫, 田中 成典 Journal of Computer Chemistry, Japan 16 (5), 119-122, 2017

    <p>We have been developing the ABINIT-MP program for the fragment molecular orbital (FMO) method. The list of inter-fragment interaction energies (IFIEs) is available from FMO calculations and is …

    DOI Web Site 被引用文献8件 参考文献7件

  • 緩和医療臨床実習の必修化において地域のホスピスが果たした役割─カリキュラム編成から実習評価までの実践報告─

    田所 学, 松下 久美子, 渡邉 啓太, 山中 恵梨子, 宮崎 享, 高橋 美穂子 Palliative Care Research 12 (2), 911-917, 2017

    <p>【目的】緩和ケア病棟実習に対する学生の評価・知識習得の検証により,地域のホスピスにおける実習の意義を検討した.【方法】実習では,回診・面談への同席,ケアの見学など,患者との生きた係わりを重視した.また,チーム医療を体感するために認定看護師・認定薬剤師による対話型個別レクチャーや多職種合同カンファレンスへの参加も取り入れた.学生へのアンケート,実習前後での知識確認テストを行った.【結果】実習…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 台風イベントによる干潟生物分布の変化と地盤環境適合場の検証

    佐々 真志, 梁 順普, 渡辺 啓太 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_1285-I_1290, 2017

    本論文では,干潟生物動態・分布における土中水分張力を担うサクションを核とした地盤環境適合場の役割に関する著者らのこれまでの研究基盤に照らして,台風イベントに伴う干潟生物動態と地盤環境動態の一体調査および分析を行った結果について記述・考察している.特に,大きな地盤環境改変に伴う生物動態と分布変化が,生態地盤学の知見・予測と見事に整合するかたちで定量的に発現することをはじめて明らかにした.又,生物間…

    DOI Web Site Web Site 参考文献20件

  • 砂浜及び干潟における実質飽和近傍域の簡易検定・評価手法の構築

    梁 順普, 佐々 真志, 梶原 直人, 渡辺 啓太 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_636-I_641, 2017

    砂浜では,空気侵入サクションを境に実質飽和域(干出時に飽和度<i>S<sub>r</sub></i> ≅ 100%の領域)と不飽和域の地盤環境特性が急激に変化する.そして,自然干潟は,実質飽和域及びその近傍域である一方,人工造成干潟では不飽和域を含みうる.地形の安定性と豊かな生態系保全の観点から,砂浜及び干潟の実質飽和域の同定は重要である.しかし,当該場の正確な評価の為には土砂のサンプリングや室…

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 非排水繰返し中空ねじりせん断試験による液状化に及ぼす余震外力の特性化

    小林 孝彰, 佐々 真志, 渡辺 啓太 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_270-I_275, 2017

    本震で発生した過剰間隙水圧が残留する地盤が,余震を受けて液状化する状況を想定し,余震外力の特性化を目的として応力制御による非排水繰り返し中空ねじりせん断試験を行った.予め過剰間隙水圧を上昇させた供試体に性質の異なる地震波(2016年熊本地震,2009年駿河湾地震,2011年東北地方太平洋沖地震)を与え,本震・余震作用による液状化を再現して結果を比較した.港湾の基準で用いられる有効波数の概念により…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • フィルター層による吸い出し防止と防砂シートの損傷リスク低減効果に関する検討

    小林 孝彰, 佐々 真志, 鈴木 高二朗, 渡辺 啓太, 具志 良太, 前里 尚, 平野 年洋 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_354-I_359, 2017

    本検討では,那覇空港増設滑走路の誘導路部の吸い出し防止対策を念頭に,裏込石と裏埋砂の間に両者の中間的な粒度を有するフィルター層を設ける方法に着目し,フィルター層に求められる(1)裏埋砂の目詰まり機能,(2)裏込石に対する安定性,(3)防砂シートの損傷リスク低減効果を評価するための各種試験を行った.吸い出し防止の観点から,フィルター層と裏埋砂の中央粒径比(D<sub>F50</sub>/D<sub…

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 不確かさを包容するテスト支援

    渡辺, 啓介, 深町, 拓也, 鵜林, 尚靖, 細合, 晋太郎, 亀井, 靖高, 渡邉, 卓也 ウィンターワークショップ2016・イン・逗子 論文集 2016 16-17, 2016-01-28

    ソフトウェア開発において,例えば未確定の設計や実装といった,既知の不確かさが存在する状態で開発を継続するとき,不確かさに対する複数の可能性のそれぞれに基づいて単体テストを行う際には,それぞれの可能性に対応してテストケースの複製が必要になる.これは,保守性や労力の観点からは問題がある.そこで,筆者らが提供してきたインターフェース機構 Archface-U,および統合開発環境 iArch-U …

    情報処理学会

  • 乳化,可溶化

    渡辺 啓 色材協会誌 89 (4), 135-138, 2016

    乳化・可溶化は界面活性剤の最も重要な機能の一つである。化粧品や食品,インク,塗料などさまざまな工業製品に利用されている。乳化物(エマルジョン)は熱力学的非平衡系であり,平衡系である可溶化とは本質的に異なる。しかしながら,乳化物を調製,安定化するためには可溶化現象および可溶化物(マイクロエマルジョン)の理解が役に立つ。本稿では,乳化・可溶化の基本セオリーを述べたのち,具体的な乳化・可溶化の方法や活…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • ナノ細孔内における水の凍結現象

    渡辺 啓介 低温生物工学会誌 62 (1), 17-20, 2016

    Water confined within nanopores exhibits the melting point depression, that is described with the Gibbs- Thomson (GT) equation. Generally, the confined water follows the GT equation, but if the pore …

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  • 自宅退院の意向を持つがん入院患者の自宅退院を困難にする要因

    長島 渉, 崎山 奈津子, 鈴木 大吾, 渡邉 啓介, 水野 るみ子, 鈴木 利恵, 森本 優子, 望月 寿人, 會津 恵司 Palliative Care Research 11 (4), 282-288, 2016

    <p>【目的】春日井市民病院では,症状緩和と療養場所の意向に関する意思決定支援を中心とした緩和ケアクリニカルパスを導入している.本研究では,自宅退院の意向を持つがん入院患者の自宅退院を困難にする要因をクリニカルパスの情報を基に探索した.【方法】2014年6月〜2015年8月の期間で緩和ケアチームが介入したがん入院患者のうち今後の療養先の意向が自宅である患者を対象とし,診療録を後方視的に調査した.…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 余震による液状化を対象とした非排水繰り返し中空ねじりせん断試験

    小林 孝彰, 佐々 真志, 渡辺 啓太, 山崎 浩之 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_366-I_371, 2016

    本震で発生した過剰間隙水圧が残留する地盤が,余震を受けて液状化する状況を想定し,2種類の応力制御による非排水繰り返し中空ねじりせん断試験を行った.段階載荷試験では,試験前半に一定振幅の正弦波によって目標とする過剰間隙水圧比を発生させた.その後,段階的に振幅が増加するせん断応力波形を与え,過剰水圧が再上昇するせん断応力レベルを評価した.不規則波載荷試験では,2011年東北地方太平洋沖地震の地震動に…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 巨大自然災害発生後の生存・生活環境変化に基づく地域のレジリエンス性評価

    猪原 暁, 渡邉 啓太, 杉本 賢二, 加藤 博和, 林 良嗣 土木学会論文集D3(土木計画学) 72 (5), I_283-I_291, 2016

    巨大自然災害に対する防災・減災施策を講じる上で,地域のレジリエンス性(抵抗力,回復力)に関する情報を整備することが重要である.本研究では,災害によって死亡・負傷していない住民を対象に,発災以降の生存・生活環境変化の動向を踏まえ,被災者のQOL(生活の質:Quality of Life)の低下量を用いて,地域のレジリエンス性を定量評価する手法を構築した.想定されている南海トラフ地震に適用した結果,…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 針葉樹人工林における外生菌根菌の埋土胞子群集

    渡邉 啓太, 上原 巌, 田中 恵 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 223-, 2016

    菌根菌には根外菌糸以外の感染方法として、土壌中に存在する埋土胞子がある。埋土胞子は共生関係にある樹種の根が発根することによって発芽し、菌根を形成すると考えられている。本研究では、ヒノキ林において、広葉樹を導入する際の足がかりになることを考え、外生菌根性樹木からの距離による埋土胞子の感染率の違いを調べた。 …

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  • 高波イベントによる砂浜生物分布の変化と地盤環境適合場の一般性

    梁 順普, 佐々 真志, 渡辺 啓太, 高田 宜武 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_1058-I_1062, 2016

    本論文では,日本海沿岸の砂浜の保全・再生上,重要となる典型的な3種の小型甲殻類を対象として,砂浜の底生生物生態に果たす地盤環境の本質的役割に関する近年の研究結果を,室内試験による検証と合せてまとめて提示・分析すると共に,高波イベントに伴う生物生息分布の変化と常時およびイベント過程を通じた各種生物の地盤環境適合場の一般性について明らかにした.これらの知見は,砂浜の水産資源等の保全・管理に有効に活用…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 地盤環境を考慮したアサリ成育場の新たな維持・管理手法の開発と現地試験による実証

    竹山 佳奈, 佐々 真志, 梁 順普, 渡辺 啓太, 齋藤 輝彦 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_1093-I_1098, 2016

    干潟造成の整備目標の一つとしてアサリ成育場の維持・管理があげられる.大島人工干潟では,干潟造成後に魚類や巻貝による食害が続いており,対策として干潟上に被覆網を設置している.しかしながら,潮下帯付近では被覆網では防止できないツメタガイによる食害が続いていた.水槽試験を実施した結果,10-20mmの砕石を100mm以上の層厚で覆礫することで,本種による食害防止効果を得ることができた.そこで,大島人工…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 琵琶湖に優占する各種沈水植物の異なる季節における化学組成およびメタン生成量

    藤原 正明, 小山 光彦, 秋月 真一, 渡邉 啓子, 石川 可奈子, 伴 修平, 戸田 龍樹 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 235-, 2016

    近年、琵琶湖等の湖沼域で沈水植物が過剰繁茂し、その処理が社会的問題となっている。この様な高含水系バイオマスの処理にはメタン発酵が適していると考えられるが、沈水植物の種や植物体組成は刈取る季節によって変動し、それらがメタン発酵に影響を与えると考えられる。本研究では、琵琶湖に優占する3種の沈水植物 (オオカナダモ、コカナダモ、センニンモ)の化学組成の季節変化とメタン生成量の関係を調査した。センニンモ…

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  • 化粧品のαゲル

    渡辺 啓 Oleoscience 16 (7), 321-326, 2016

    <p>αゲルは外観上は全体が均一な白色ゲルであるが,α型水和結晶相と水相,場合によってはその他の結晶相が共存する多相共存系であることが多い。また,簡便な調製法として,構成成分を加熱融解し,均一化した後に冷却することで調製することが多く,プロセスによって性質が異なることもある。これらが開発現場においてαゲルの正確な理解を難しくしている理由になっている。本稿では,化粧品分野におけるαゲル研究の流れを…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件

  • レクチャー「糖尿病患者の外食」:⑤弁当・惣菜での注意点,料理選択のポイントとコツ

    渡辺 啓子 Diabetes Frontier Online 2 (e1), 007-007, 2015-06-01

    食べる機会の多様化に伴い,外食や中食が増えています。そして,すぐに食べられるお弁当やお惣菜,加工食品の種類は実にさまざまで豊富に揃っています。忙しい方に限らず便利なデパ地下のお総菜コーナーですが,「揚げ物が多い」「塩分含有が高い」「糖質が多い」「好きなものだけを選んでしまいやすい」などのデメリットが挙げられます。今回はデメリットを抑えつつ、バランス良く選べるポイントを解説しています。テイクアウト…

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  • 体積力型Immersed Boundary法を導入した3次元数値波動水槽CADMAS-SURF/3Dによるゲート急開に伴う水塊流出解析

    有光 剛, 川崎 浩司, 渡辺 啓生 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_533-I_538, 2015

    本研究では,3次元浮遊砂移流拡散モデルの構築に先立ち,構造物の移動を精度良く考慮できるように,体積力型Immersed Boundary法を3次元数値波動水槽CADMAS-SURF/3Dに導入した数値モデルを構築した.さらに,ゲート急開による水塊流出の水理実験を行い,実験値と計算値を比較検討することにより,本モデルの妥当性・有用性を検証した.その結果,本研究で構築した体積力型Immersed …

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献4件

  • 連続した地震動作用下の地盤液状化に関する実験と解析

    小林 孝彰, 佐々 真志, 渡辺 啓太, 山崎 浩之 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_1101-I_1106, 2015

    本研究では,本震によって間隙水圧が上昇した地盤が余震を受けて液状化に至る状況を想定し,メカニズムの解明と定量的な評価を目的として振動台実験と数値解析を行った.砂層地盤の密度,余震の規模,静穏期の長さを変化させた9ケースの実験を行い,結果を比較した.実験結果に対し,過剰間隙水圧の残留・消散を考慮した有限要素解析を行った.また,既存の液状化判定指標である最大せん断応力比を実験結果から算定し,連続した…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 互層地盤の液状化特性評価と対策効果の比較

    渡辺 啓太, 佐々 真志, 小林 孝彰, 山﨑 浩之 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_1107-I_1112, 2015

    本研究では,液状化層が粘土・シルトなどの透水性の低い非液状化層に挟まれた互層地盤を対象とした振動台実験を実施し,互層地盤の液状化特性を体系的に明らかにした.余震外力を変化させた一連の振動台実験を実施し,互層地盤の液状化特性におよぼす断続的な地震動の影響について評価した.さらに,異なる締固め工法を適用した一連の振動台実験を実施し,CPGではモルタル杭打設に伴う砂層の密実化と水平有効応力の増加が互層…

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  • オオカナダモをメタン発酵した際の温度の影響および微生物相の解析

    渡邉 啓子, 上田 純子, 小山 光彦, 石川 加奈子, 伴 修平, 黒沢 則夫, 戸田 龍樹 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 271-, 2015

    現在、淡水の池や湖において水草の過剰繁茂が世界中で問題になっている。除去した水草の処理方法として堆肥化や焼却が行われているが、処理過程で臭気が発生する、含水率が高い為に燃焼効率が悪く処理費用がかさむ、といった問題が存在している。そこでメタン発酵により水草を処理することで処理費用を軽減することが可能であると考えた。本研究では侵略的外来種として問題になっているオオカナダモをメタン発酵処理する際の適切…

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