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検索結果 354 件

  • 切除不能食道扁平上皮癌に対する食道バイパス術20例の治療成績

    金森 淳, 渡邊 雅之, 丸山 傑, 蟹江 恭和, 藤原 大介, 坂本 啓, 岡村 明彦, 今村 裕 日本気管食道科学会会報 73 (3), 203-209, 2022-06-10

    <p>切除不能食道癌はしばしば狭窄や瘻孔を伴い,高度のQOL低下を招く。近年低侵襲なステント留置が選択されることが多く,バイパス手術を施行する機会は減ってきているのが現状である。今回当院で施行した20例を対象とし,術前因子(気道瘻孔の有無/modified Glasgow prognostic score(mGPS)/prognostic nutritional …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • ICUより気管挿管のまま退院し家族の希望する自宅での看取りを行った1症例

    一林 亮, 鈴木 銀河, 渡辺 雅之, 山本 咲, 中道 嘉, 中村 聡子, 渕本 雅昭, 本多 満 日本臨床救急医学会雑誌 23 (4), 620-625, 2020-08-31

    <p><b>はじめに</b>:救急・集中治療の終末期に直面したとき,何が患者・家族にとって最善であるか,対応が難しい場合がある。<b>症例</b>:80歳代,女性。認知症があり,家族が代理意思決定を担っていた。肺炎の診断で入院し第2病日に呼吸状態が悪化,回復の可能性が低いと説明した。家族は気管挿管を希望しICUに入室した。第3病日に状態を受容できるようになり,家族は現行治療の中止,在宅看取り医療…

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  • 超高齢社会における人工呼吸管理の是非

    一林 亮, 鈴木 銀河, 山本 咲, 中道 嘉, 渡辺 雅之, 本多 満 日本臨床救急医学会雑誌 23 (4), 559-563, 2020-08-31

    <p><b>目的</b>:われわれは気管挿管下に人工呼吸管理を行った80歳以上の高齢者の予後に影響する因子を調査し,人工呼吸管理の是非を検討した。対象および<b>方法</b>:3年間で当院救命救急センターに現場から直接搬送され,気管挿管された80歳以上の患者95例を対象とした。診療録より日常生活動作,認知症の有無,APACHEⅡスコア,アルブミン値,28日間のventilator free …

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  • 放射線治療後の遺残・再発例に対する咽喉頭全摘・食道全摘症例の検討

    鳥居 淳一, 新橋 渉, 三谷 浩樹, 渡邊 雅之, 今村 裕, 岡村 明彦, 瀬戸 陽, 神山 亮介, 渡嘉敷 邦彦, 川端 一嘉 日本気管食道科学会会報 71 (4), 297-305, 2020-08-10

    <p>下咽頭癌と食道癌は重複癌として高率に合併する。手術適応症例であっても,手術を希望されずに放射線治療を希望されることは少なくない。RT後に遺残・局所再発した際に,救済手術として咽喉頭全摘・食道全摘が選択可能な場合がある。今回,2007年4月から2017年10月までに当院でRT後にPLTEを実施した7例を対象とし,手術内容,術後合併症について,後方視的に検討した。胸郭部分切除は4例に実施,有茎…

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  • VV-ECMOにアドレナリン気道内散布を併用した喘息重積発作の1例

    鈴木 銀河, 一林 亮, 山本 咲, 渡辺 雅之, 酒井 浩多, 本多 満 気管支学 41 (6), 619-623, 2019-11-25

    <p><b>はじめに.</b>人工呼吸器では管理困難な重症喘息発作の症例を経験したので報告する.<b>症例.</b>54歳男性.<b>病歴.</b>気管支喘息に対して発作時にβ刺激薬の吸入を頓用していた.突然の呼吸困難で救急要請となった.<b>経過.</b>来院時に喘息発作の診断で人工呼吸器管理としアドレナリン筋注の反復とステロイド全身投与を行ったが,持続する換気不全,呼吸性アシドーシスの進行が…

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  • VA-ECMO導入後の出血傾向にフィブリノゲン製剤を投与した肺血栓塞栓症の1例

    鈴木 銀河, 一林 亮, 渡辺 雅之, 酒井 浩多, 山本 咲, 本多 満 日本輸血細胞治療学会誌 65 (5), 823-827, 2019-10-25

    <p>肺血栓塞栓症による循環虚脱から救命するためには経皮的心肺補助法の速やかな導入が考慮される.しかし,その合併症として出血が問題になることもある.</p><p>症例は65歳女性.腰痛を主訴に救急要請した.病着直前に心肺停止となり,初療にて経皮的心肺補助法(veno-arterial extracorporeal membrane …

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  • 東京国際空港利用客の増加に伴う空港医療体制の現状と課題

    一林 亮, 本多 満, 鈴木 銀河, 渡辺 雅之, 野口 晃司, 豊田 幸樹年, 田巻 一義, 籾山 浩一, 原 規子, 吉原 克則 日本臨床救急医学会雑誌 22 (4), 593-601, 2019-08-31

    <p><b>目的</b>:東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下,東京2020)に向けて,東京国際空港の利用客数の増加とともに,救急対応の質が求められる。われわれは空港における救急需要増加に対する方策を検討した。<b>対象と方法</b>:2014〜2015年にかけての空港からの搬送者を対象として東京消防庁の救急隊記録から,活動内容の解析を行った。<b>結果</b>:救急隊活動時間と空港内…

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  • 食道扁平上皮癌における壁内転移の意義

    岡村 明彦, 渡邊 雅之, 上月 亮太郎, 高橋 慶太, 問端 輔, 今村 裕, 峯 真司 日本気管食道科学会会報 70 (3), 225-230, 2019-06-10

    <p>食道扁平上皮癌の壁内転移は,予後不良因子と考えられているが,その臨床病理学的特徴や予後に与える影響については,少数の報告があるのみである。今回当院にて手術を施行した食道扁平上皮癌症例840例を対象とし,切除標本で診断された壁内転移を有する症例(壁内転移群)と認めなかった症例(非壁内転移群)の臨床病理学的特徴を比較検討し,壁内転移の予後に与える影響について後方視的に検討した。全症例中44例(…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • Stimulated Raman scattering in anatase TiO2

    渡邊, 雅之 Journal of Physics: Conference Series 1220 (1), 2019-05

    We report an experimental study of stimulated Raman scattering in anatase TiO2 at 4K under both resonance and off-resonance conditions. Efficient first - and higher-order stimulated Raman emission …

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  • 術前化学療法中にRamsay Hunt症候群を発症し,播種性帯状疱疹・髄膜脳炎へ重症化をきたした進行食道癌の1例

    上月 亮太郎, 峯 真司, 山下 公太郎, 大串 大輔, 佐々木 俊治, 岡村 明彦, 湯田 匡美, 速水 克, 今村 裕, 古川 恵一, 渡邊 雅之 日本外科感染症学会雑誌 16 (2), 136-139, 2019-04-30

    <p>水痘帯状疱疹は varicella zoster virusによる感染症であり,日常診療で比較的よく遭遇する。今回,進行食道癌に対する術前化学療法中に Ramsay Hunt症候群を発症し,播種性帯状疱疹・髄膜脳炎へと重症化した 1例を経験したので報告する。症例は 70歳代の女性。胸部食道癌cT3N1M0,Stage Ⅲの診断で術前化学療法を受けた。術前化学療法2コース目の …

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  • 卒前教育における災害シミュレーション教育の有用性

    本多 満, 一林 亮, 鈴木 銀河, 豊田 幸樹年, 渡辺 雅之, 田巻 一義, 横室 浩樹, 河田 匡教, 橋本 秀平, 岸 太一 日本臨床救急医学会雑誌 21 (1), 12-16, 2018

    <p><b>目的</b>:医学部卒前教育は座学のみでは限界があり,災害医学教育においても例外ではない。今回われわれは,エマルゴ・トレーニング・システム<sup>® </sup>を用いて医学部5年生に災害シミュレーション演習を行い,演習後に意識調査を行いその有用性を検討した。<b>対象および方法</b>:対象は2013年より当大学にて演習を行った158名。演習後に意識調査を行い,事前学習および演習…

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  • 駿河湾奥部(富士川河口~田子の浦)の海底地形と海底面状況

    村中 康秀, 神谷 貴文, 伊藤 彰, 大山 康一, 渡邊 雅之, 小野 昌彦, 丸井 敦尚 富士山研究 = Mount Fuji Research 11 23-33, 2017-09-01

    富士山南麓においては涵養された地下水が平野部に達していることは明らかになっているが、海底湧出地下水として湧出しているかは確認できていない。現在、筆者らのグループは駿河湾における海底湧出地下水の湧出位置の確認や採水・分析による涵養域の評価を試みている。本研究では、これら調査の基礎となる海底地形調査、海底面状況探査および地層探査を駿河湾奥部において実施した。海底地形調査を行い、駿河湾奥部における水…

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  • 両側冠動脈入口部の高度狭窄を認めた高安動脈炎の1例

    藤井 崇博, 渡辺 雅之, 小原 浩, 酒井 浩多, 大久保 亮, 田巻 一義, 本田 満, 吉原 克則, 池田 隆徳 心臓 49 (SUPPL.1), S1_123-S1_123, 2017-08-28

    <p>症例は24歳女性.既往歴なし.1か月前からの労作時呼吸困難および胸痛にて受診.心電図変化はないものの,軽度の心筋逸脱酵素の上昇を認め,冠動脈疾患を疑い緊急入院となった.冠動脈造影にて両側冠動脈入口部に高度狭窄病変を認めた.検査中にPEAとなり,E-CPR(CA-ECMO,IABP挿入)を施行.両側冠動脈入口部病変に対してPCIを施行した.心肺停止時間は約30分であった.低体温療法を施行し,…

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  • 第三高等学校由来の光学機器と物理教育

    渡邊 雅之, 塩瀬 隆之 大学の物理教育 23 (1), 23-26, 2017

    <p>1.はじめに</p><p>京都大学には,旧制第三高等学校および後の京都大学教養部において物理教育に使用されていた実験機器が多数保存されている.これらは,第三高等学校およびその前身校が明治の初期から昭和</p>

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  • 異なる血管アプローチによるIABOで大動脈遮断を行った 腹部大動脈瘤破裂の2例

    豊田 幸樹年, 鈴木 銀河, 渡辺 雅之, 一林 亮, 横室 浩樹, 本多 満 蘇生 36 (2), 63-, 2017

    <p></p><p> Intra-Aortic Balloon Occlusion(以下IABO)は横隔膜下の出血性ショックに対し使用される。今回我々は腹部大動脈瘤破裂に対し異なる血管を選択しIABOによる大動脈遮断を行った。(症例1)65歳男性,腹痛を訴え救急車を要請し,搬送中に心肺停止に移行した。理学所見及び腹部超音波検査により腹部大動脈瘤破裂と診断した。循環は極めて不安定であり右大腿動脈か…

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  • 教職課程における実践的力量を養うアクティブ・ラーニング : 全員参加の模擬授業

    渡辺, 雅之 教職課程センター紀要 1 151-156, 2016-12-05

    本学における「教師論」は教員免許状取得のための必修科目に位置づけられ、本科目単位認定が教育実習要件となる。1年次「教育学概論1.2」、2年次「教育心理学概論」で積み上げた教育学の基礎を元にして、より実践的な力量を培うことが求められている科目である。本授業においては「教科教育法」で養ってきた教科指導の力量をさらに高めるべく、全員参加の模擬授業を行った。その実践報告である。

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  • 子どもの発達と社会的関係性に関する考察 : 内的可能性とその発現を重視する立場から

    渡辺, 雅之 教育学研究紀要 7 57-70, 2016-06-30

    子どもそして人間にとって「発達」とは隠れているものを発現させる-developことであり、人間が人間として成長し、生きる営みそのものである。そして、子ども自身が発達の内実と方向を選びとる権利を有している。そう考えれば、発達とは自ら獲得し実現していく普遍的性格を持ち、万人が等しく有する固有の権利である。易しく言い換えれば、「子どもが大人になる過程の中ですくすく育つこと」が発達であり「そのための力を…

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  • 噴門側胃切除後の縫合不全に対しT-tube留置,肋間筋弁被覆が有効であった一例

    泉 大輔, 渡邊 雅之, 長井 洋平, 原田 和人, 今村 裕, 岩上 志朗, 宮本 裕士, 岩槻 政晃, 馬場 祥史, 馬場 秀夫 福岡醫學雜誌 105 (1), 11-15, 2014-01-25

    【症例】51歳男性.前医にて胃噴門部早期胃癌に対し完全鏡視下噴門側胃切除施行.術後3日目発熱,胸腔ドレーン排液の混濁化,炎症反応上昇あり,縫合不全による縦隔炎・左膿胸の診断で,再手術目的で当科紹介.開胸すると胸腔内全体に混濁した胸水貯留,左肺全面が醸囊胸膜に覆われており,これを剥離し洗浄した.吻合部左側に5mmの穿孔部が2個連続しておりentry …

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  • マスク内圧・フィッティングテスター(MNFT)と防護係数の測定について

    渡邉 雅之 The Journal of Science of Labour 90 (2), 71-75, 2014

    呼吸用保護具の漏れ率を確認する定量フィットテスターは日本では 「労研マスク・フィッティングテスターMT-03(柴田科学株式会社製)」,欧米では 「PortaCount Pro(米国TSI社製)」 が主に使用されている。本研究では株式会社重松製作所からの提案のもと柴田科学株式会社が開発した定量フィットテスター 「マスク内圧・フィッティングテスター(MNFT)」 …

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  • 膵切離方法の検討 : 動物実験における高周波電気器機と吻合器の比較検討

    池田 哲夫, 赤星 朋比古, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 佐伯 浩司, 杉町 圭史, 池上 徹, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 調 憲, 三森 功士, 渡邊 雅之, 橋爪 誠, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (12), 515-522, 2013-12-25

    【背景】膵臓に関する手術手技の進歩にも関わらず,膵切離後膵液瘻の発生頻度は減少しておらず,依然として最も重大な合併症である.【目的】この研究の目的は近年従来の膵管結紮,膵実質切離に変わって,鏡視下手術の普及と共に一般に行われるようになった,膵の高周波電気器機と吻合器での切離方法を動物実験によって評価し最適な切離方法を検討する事にある.【方法】4つの器機を用いて膵体部での切離を行った.使用した器具…

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  • 腹腔鏡下肝切除における適切な肝実質切離方法の検討 : 電気手術器具と吻合器の比較検討

    池田 哲夫, 赤星 朋比古, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 佐伯 浩司, 杉町 圭史, 池上 徹, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 調 憲, 三森 功士, 渡邊 雅之, 橋爪 誠, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (12), 507-514, 2013-12-25

    【背景】術後胆汁漏は肝切除術の重大な合併症の一つであり,一旦発生すると治療に難渋する事も稀ではない.このため開腹下での肝切除においては,Glisson鞘は可能な限り結紮して閉鎖されている.しかし,腹腔鏡下では結紮,縫合の操作は開腹手術に比べ極めて時間を要する.このため腹腔鏡下では肝実質切離も電気手術器機による凝固あるいは吻合器によって行われているのが現状である.【目的】大動物(ブタ)を用いた肝切…

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  • 生体肝移植ドナーに対する抗酸化物質を用いた術前免疫栄養に関する予備試験

    永田 茂行, 調 憲, 杉町 圭史, 池上 徹, 吉住 朋晴, 内山 秀昭, 山下 洋市, 佐伯 浩司, 川中 博文, 三森 功士, 渡邊 雅之, 祇園 智信, 副島 雄二, 池田 哲夫, 辻谷 俊一, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (12), 530-538, 2013-12-25

    【目的】活性酸素が過剰に産生されることで外科手術後に組織破壊や臓器機能不全を招来することがこれまで報告されている.本研究では肝切除を受ける患者に抗酸化物質を含む術前免疫栄養を行い,術後経過に与える効果を検討した.【対象と方法】23名の生体肝移植ドナーを対象とした.通常の食事に加え,術前5日間抗酸化物質を豊富に含む栄養剤を摂取した実験群(AO群)と通常の食事のみのコントロール群(CT群)に無作為に…

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  • 胃癌・大腸癌症例に対するクレスチン(PSK)療法のレスポンダー探索

    吉永 敬士, 佐伯 浩司, 沖 英次, 森田 勝, 池田 哲夫, 杉町 圭史, 山下 洋市, 池上 徹, 内山 秀昭, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 川中 博文, 三森 功士, 渡邊 雅之, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (12), 549-558, 2013-12-25

    【背景】われわれはこれまでに健常人,胃・大腸癌患者リンパ球のPSK添加による幼若化反応(以下PSK-SI)の検討を行い,胃・大腸癌患者のPSK-SIは健常人に比し低値であること,胃・大腸癌患者のPSK-SI高値はPSKによる免疫療法のレスポンダー指標になる可能性があることを報告してきた.今回PSKによるリンパ球活性化が胃癌・大腸癌のPSK治療効果予測因子となるか否かを検討した.【対象と方法】解析…

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  • 鏡面画像を利用した完全内臓逆位患者に対する肝切除の1例

    内山 秀昭, 調 憲, 吉住 朋晴, 池上 徹, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 三森 功士, 杉町 圭史, 佐伯 浩司, 渡邊 雅之, 竹中 賢治, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (11), 430-434, 2013-11-25

    【背景】完全内臓逆位患者に対する肝切除は,通常解剖とは完全に鏡面の解剖となるため,特に腫瘍が肝臓の深部に存在する場合には技術的に困難である.肝内脈管や胆道系の誤認は重篤な合併症に繋がる恐れがある.今回我々は完全内臓逆位患者に対する肝切除を,コンピュータで作成した鏡面像を利用しながら行った1例を経験したので報告する.【方法】症例は66 歳女性で,C …

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  • 成人生体肝移植後門脈血栓症に対するRex シャント術

    副島 雄二, 調 憲, 吉住 朋晴, 内山 秀昭, 池上 徹, 山下 洋市, 池田 哲夫, 川中 博文, 杉町 圭史, 三森 功士, 渡邊 雅之, 森田 勝, 沖 英次, 佐伯 浩司, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (11), 464-468, 2013-11-25

    肝移植後の門脈血栓症は比較的希な合併症であるが,門脈圧亢進症,グラフトロスにつながる重篤な合併症である.上腸間膜静脈と左門脈臍部間をバイパスするいわゆる「Rex シャント」は小児肝移植における門脈血栓に対する有用な治療オプションであるが,十分な長さのグラフトの確保が難しいため成人例における報告はいまだないのが現状である.本論文では,成人左葉生体肝移植後の門脈血栓症に対して,自身の内頸静脈と卵巣静…

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  • 咽頭喉頭摘出が必要な食道癌症例に対し胸腔鏡および腹腔鏡下に咽頭喉頭食道亜全摘・胃管再建を施行した3例の検討

    木村 和恵, 森田 勝, 佐伯 浩司, 池田 哲夫, 安藤 幸滋, 沖 英次, 杉町 圭史, 山下 洋市, 内山 秀昭, 川中 博文, 太田 光彦, 坂口 善久, 楠本 哲也, 吉田 聖, 中島 寅彦, 渡邊 雅之, 古田 斗志也, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (11), 442-448, 2013-11-25

    咽頭喉頭食道全摘術は,異時性同時性頭頸部合併食道癌症において適応となるが,大きな侵襲を伴う手術である.我々は,咽喉食摘が必要な3例に対して低侵襲な胸腔鏡下食道全摘,腹腔鏡下胃管再建を施行した.左半腹臥位にて胸腔鏡下に食道亜全摘を施行し,仰臥位になった後,腹腔鏡下に胃管作成を施行した.その後,咽喉食摘し,胃管は後縦隔経路にて頸部吻合をおこなった.胃管と咽頭の吻合距離が不十分な時は遊離空腸を間置し再…

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  • 進行胃癌に対する完全鏡視下胃切除術の妥当性

    佐伯 浩司, 沖 英次, 津田 康雄, 安藤 幸滋, 日吉 幸晴, 伊藤 修平, 森田 勝, 池田 哲夫, 杉町 圭史, 山下 洋市, 池上 徹, 内山 秀昭, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 川中 博文, 三森 功士, 渡邊 雅之, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (11), 405-412, 2013-11-25

    【目的】胃癌に対する腹腔鏡下手術は広く普及したが,進行胃癌に対する適応の是非に関しては議論の余地がある.本研究の目的は,進行胃癌に対する完全腹腔鏡下胃切除術の有用性を明らかにすることである.【対象・方法】当科において完全腹腔鏡下胃切除術が施行されたIB 期-III 期進行胃癌症例38 例の手術成績と予後を検討した.【結果】幽門側胃切除27例,胃全摘11例が施行された.郭清リンパ節個数は平均41 …

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  • 食道癌および結腸癌切除術後に発症し根治手術が可能であった空腸癌症例

    江頭 明典, 田口 健一, 藤 也寸志, 山本 学, 岡村 健, 佐伯 浩司, 沖 英次, 森田 勝, 池田 哲夫, 三森 功士, 渡邊 雅之, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (11), 435-441, 2013-11-25

    食道癌には他癌が合併し易いことが知られているが,空腸癌を合併することは稀である.我々は異時性三重複癌の一つとして,食道癌および上行結腸癌術後に発症した空腸癌の一例を経験したので報告する.症例は63 歳の男性であり,6年前に食道癌,8年前に上行結腸癌に対しての根治術を施行された.1ヶ月ほど続く繰り返す嘔吐と心窩部痛を主訴に受診され,上部消化管内視鏡,上部消化管造影およびCT …

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  • 胃癌におけるMAL遺伝子抑制の意義

    藏重 淳二, 澤田 元太, 高橋 祐典, 江口 英利, 主藤 朝也, 池上 徹, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 佐伯 浩司, 杉町 圭史, 渡邊 雅之, 森 正樹, 馬場 秀夫, 三森 功士 福岡醫學雜誌 104 (10), 344-349, 2013-10-25

    われわれは癌組織において極めて高頻度に発現が減弱または消失しているMAL遺伝子を同定した. その発癌と癌進展にかかわる分子機序を明らかにするために, 胃癌の株化細胞と臨床症例を用いた解析を行った. インフォームドコンセントを得た胃癌50症例を対象にReal time PCR にて半定量的にMAL発現量を求め, 予後および臨床病理学的因子との関係を調べた. …

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  • 生体肝移植後肝細胞癌再発後の慢性B型肝炎の再発

    伊地知 秀樹, 吉住 朋晴, 池上 徹, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 三森 功士, 杉町 圭史, 佐伯 浩司, 渡邊 雅之, 調 憲, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (10), 376-382, 2013-10-25

    肝移植後のB型肝炎の再発は移植成績を低下させる. 生体肝移植後に肝細胞癌再発を認め,その後B型肝炎の再発を認めた2例を経験したので報告する. いずれもミラノ基準を超えた肝細胞癌とB型肝炎による非代償性肝硬変に対する生体肝移植後であった. B型肝炎に対する免疫グロブリンと核酸アナログが投与され, B型肝炎の再発予防が行われ, いずれも血中のB型肝炎は検出できないレベルでコントロールされていた. …

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  • CD133発現陽性細胞が出現した肝移植後の肝細胞癌再発の1例

    戸島 剛男, 吉住 朋晴, 内山 秀昭, 池上 徹, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 三森 功士, 杉町 圭史, 佐伯 浩司, 渡邊 雅之, 調 憲, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (10), 383-388, 2013-10-25

    肝移植は非代償性肝硬変を合併した肝細胞癌の症例に対する治療戦略として確立している.しかしながら, 肝移植後に肝細胞癌の再発をみとめることも希ではなく, そのほとんどが移植後1〜2年以内におこるとされている. また近年, CD133は現在肝の幹細胞のマーカーとして注目されている. われわれは肝移植後に7回の肺転移を繰り返し, 胸腔鏡下に切除可能であった症例を経験した. 原発巣, 初回, …

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  • 食道癌術後の胃管潰瘍心囊穿破に対し胸腔鏡下心囊切開ドレナージが有効であった一例

    渡邊 雅之, 松浦 光貢, 馬場 秀夫, 吉住 朋晴, 池上 徹, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 三森 功士, 杉町 圭史, 佐伯 浩司, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (10), 389-393, 2013-10-25

    食道切除再建術後の胃管にできる消化性潰瘍は時として縦隔組織に穿通し, 重篤な合併症を引き起こす. 特に胸骨後経路に拳上された胃管の潰瘍は時として心囊に穿派し, 重篤な心外膜炎や心タンポナーデを引き起こす. 今回われわれは, 心囊に穿通を来した胃管潰瘍に対して胸腔鏡下に心囊切開ドレナージにより治癒しえた1例を経験したので報告する. 症例は66歳男性. …

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  • 急性胆囊炎に対する治療指針―全身麻酔可能と判断される場合には準緊急で腹腔鏡下胆囊摘出術を施行する―の検討

    内山 秀昭, 調 憲, 吉住 朋晴, 池上 徹, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 三森 功士, 杉町 圭史, 佐伯 浩司, 渡邊 雅之, 竹中 賢治, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (10), 339-343, 2013-10-25

    【背景】急性胆囊炎に対する現在の我々の治療方針は“全身麻酔可能と判断される場合には準緊急で腹腔鏡下胆囊摘出術を行う”である. この治療方針の正当性を検証した. 【方法】2011年4月から2013年9月までに行った急性胆囊炎に対する腹腔鏡下胆囊摘出術症例21例を対象とした. 準緊急腹腔鏡下胆囊摘出術は上記の治療指針に従って行った(準緊急群 ; n = 16). …

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  • 76 歳以上高齢者に対する完全鏡視下幽門側胃切除術の検討

    沖 英次, 坂口 善久, 大垣 吉平, 佐伯 浩司, 池上 徹, 南 一仁, 山下 洋市, 藤 也寸志, 副島 雄二, 安藤 幸滋, 三森 功士, 渡邊 雅之, 杉町 圭史, 内山 秀昭, 吉住 朋晴, 川中 博文, 森田 勝, 池田 哲夫, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (9), 290-298, 2013-09-25

    【はじめに】高齢者に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術(以下TLDG)の安全性とその有用性は確立されていない. 本論文では, 76歳以上の高齢者に対するTLDG の安全性と有効性を75 歳以下の症例と比較検討した. 【症例】2005 年4 月〜2009 年3 月までの間に行われた完全鏡視下幽門側胃切除138例のうち, 76 歳以上20例と75 歳以下の118 例について, 術中・術後合併症, …

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  • 肝左葉を用いた生体肝移植における門脈圧低下を目指した脾臓摘出術の適応に関する検討

    池上 徹, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 池田 哲夫, 川中 博文, 内山 秀昭, 山下 洋市, 森田 勝, 沖 英次, 佐伯 浩司, 三森 功士, 杉町 圭史, 渡邊 雅之, 調 憲, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (9), 282-289, 2013-09-25

    【はじめに】生体肝移植に於いて, 左葉グラフトを使用することはドナーの安全性をより高める意味で重要であるが, グラフトサイズが小さいことによりグラフト機能不全そしてグラフト不全に繋がる可能性も秘めている. 我々は,摘脾を行うことで左葉グラフト移植をより安全に行う試みを行っている. 【対象および方法】対象は左葉グラフトを用いた生体肝移植250 例とした. …

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  • 胃の早期腺扁平上皮癌の一例

    木村 和恵, 松田 裕之, 佐伯 浩司, 沖 英次, 森田 勝, 杉町 圭史, 山下 洋市, 池上 徹, 内山 秀昭, 吉住 朋晴, 副島 雄二, 川中 博文, 池田 哲夫, 筒井 信一, 藤原 恵, 三森 功士, 渡邊 雅之, 石田 照佳, 前原 喜彦 福岡醫學雜誌 104 (9), 315-320, 2013-09-25

    【はじめに】胃腺扁平上皮癌はまれな疾患であり, 報告は様々だがおよそ胃癌の0.5%といわれている. 早期癌に関する報告は非常に少なく, 現在7例報告されているのみである. 今回我々は本邦で8 例目となる早期胃腺扁平上皮癌を経験したので報告する. 【症例】77歳男性で上部消化管内視鏡検査で, 胃角部に0-IIa + IIc 病変を指摘され, 生検では腺癌の診断であった. …

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  • 胆管腺腫内に発生した肝内胆管癌の1例

    杉原 栄孝, 近本 亮, 赤星 慎一, 小森 宏之, 渡邊 雅之, 石河 隆敏, 高森 啓史, 別府 透, 猪山 賢一, 馬場 秀夫 日本消化器外科学会雑誌 46 (5), 356-361, 2013

    症例は51歳の女性で,健診で肝腫瘍を指摘され当院紹介となった.腹部造影CTで肝S4/8に動脈相で辺縁に造影効果のある低吸収域を認め,混合型肝癌もしくは肝内胆管癌と診断し,肝内側区域+肝S8亜区域切除術を施行した.切除標本では,腫瘍の辺縁部には核異型に乏しい胆管腺腫が存在し,中心部には核異型が強い肝内胆管癌が存在していた.腺腫と癌の移行部を認め,胆管腺腫内から発生した肝内胆管癌と診断した.また,p…

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  • 電気化学的吸着脱離によるコンパクトで再利用可能なセシウム分離回収システム

    陳 栄志, 田中 寿, 浅井 幸, 福島 千賀子, 川本 徹, 栗原 正人, 有阪 真, 南川 卓也, 渡邉 雅之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 497-, 2013

    ヘキサシアノ鉄酸金属錯体は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。これをナノ粒子化したインクを用いて金属電極上に制膜した薄膜電極を開発した。その薄膜のセシウム吸着温度とイオン強度の依存性の検討について報告する。また、この電極を用いてたカラム形式の回収システムについても報告する。

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  • ヘキサシアノ鉄酸銅錯体ナノ粒子を用いた電気化学的セシウム吸脱着条件の検討

    田中 寿, 陳 栄志, 浅井 幸, 福島 千賀子, 川本 徹, 栗原 正人, 有阪 真, 南川 卓也, 渡邉 雅之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 539-, 2012

    ヘキサシアノ鉄酸金属錯体は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。これをナノ粒子化したインクを用いて金属電極上に製膜した薄膜電極を開発した。その電気化学的吸着脱離条件について、特に複数イオン共存下の特性について報告する。

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  • ヘキサシアノ鉄酸銅錯体ナノ粒子を用いた電気化学的セシウム吸脱着条件の検討

    陳 栄志, 田中 寿, 浅井 幸, 福島 千賀子, 川本 徹, 栗原 正人, 有阪 真, 南川 卓也, 渡邉 雅之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 540-, 2012

    ヘキサシアノ鉄酸銅錯体は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。これをナノ粒子化したインクを用いて金属電極上に製膜した薄膜電極を開発した。その薄膜電極の耐酸性と電気化学的セシウム吸着メカニズムについて報告する。

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  • 土壌中における放射性Csの化学状態

    大貫 敏彦, 香西 直文, 坂本 文徳, 渡邉 雅之, 有阪 真 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 613-613, 2012

    土壌に蓄積した放射性降下物に含まれる放射性Csの化学状態を、分級した土壌に対して試薬溶液による脱離並びにX線回折などにより調べた。その結果、粘土鉱物による固定の他にもCsを強く固定するサイトがあることが分かった。

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  • ヘキサシアノ鉄酸金属錯体を用いた電気化学的セシウム吸脱着条件の検討

    田中 寿, 陳 栄志, 福島 千賀子, 那 海涛, 浅井 幸, 川本 徹, 栗原 正人, 有阪 真, 南川 卓也, 渡邉 雅之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 565-565, 2012

    ヘキサシアノ鉄酸金属錯体は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。これをナノ粒子化したインクを用いて金属電極上に製膜した薄膜電極を開発した。その電気化学的吸着脱離条件について、特に酸性雰囲気、複数イオン共存下の特性について報告する。

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  • LC/ MS/MSによるイネ科植物のグルコシルセラミドの分子種分析

    今井 博之, 渡辺 雅之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0656-0656, 2011

    本研究では,グルコシルセラミド(GlcCer)を精製せずに,植物のGlcCer分子種をより簡便に同定・定量する方法を開発したので報告する。全脂質を弱アルカリ処理し,生じた遊離脂肪酸をSep-Pak Plus Silica Cartriges(Waters)で除いた後,GlcCerを含む脂質画分をLC/MS/MSによって分析した。メタノール/ギ酸(1000/1, …

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  • ヘキサシアノ鉄酸銅錯体を用いた電気化学的セシウム回収の効率化

    田中 寿, 浅井 幸, 福島 千賀子, 川本 徹, 栗原 正人, 有阪 真, 南川 卓也, 渡邉 雅之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 627-627, 2011

    ヘキサシアノ鉄酸銅錯体は電気化学的に酸化還元することで、セシウムを繰り返し吸着脱離することができる材料である。我々はこのようなヘキサシアノ鉄酸金属錯体を金属電極上に製膜した薄膜電極でその性能評価をおこなった。またこの電極の効率を上げるべく、吸着材の厚膜化などを試みた。

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  • ヘキサシアノ鉄酸金属塩ナノ粒子インクを用いた電気化学的セシウム回収

    田中 寿, 川本 徹, 浅井 幸, 福島 千賀子, 栗原 正人, 渡邉 雅之, 有阪 真, 南川 卓也 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 598-598, 2011

    放射性廃液の中に含まれるセシウムイオンをヘキサシアノ鉄酸金属塩のナノ粒子インクより作製した電極を用いて電気化学的に吸着脱離のコントロールをおこなう。これにより繰り返し利用のできるコンパクトで高効率のセシウムイオンの回収システムの開発について報告する。

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  • 無機複合体を用いたCs吸着材の開発

    高橋 顕, 川本 徹, 田中 寿, 杉山 泰, 江坂 文孝, 渡辺 雅之, 有坂 真, 南川 卓也 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 626-626, 2011

    無機複合体は有機物に比べて放射線耐久性が高く、更に無機物成分による付加機能を添加可能である点においても、放射性元素吸着材開発において有用である。 我々はCs吸着物質と無機物との複合体を用いて、放射性Cs吸着材の開発を行う。

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  • 胃癌に対する分子標的療法の現状と問題点

    岩上 志朗, 渡邊 雅之, 馬場 秀夫 日本消化器病学会雑誌 108 (1), 11-18, 2011

    胃癌は全世界,本邦いずれにおいても肺癌に次いで癌死の原因第2位である.本邦では診断技術および治療法の進歩により,早期診断,治療が可能となり,結果として死亡率は減少傾向にある.一方,切除不能進行・再発胃癌の予後は依然として不良である.進行胃癌に対する集学的治療の必要性が増してきており,今後,分子標的治療を含めてさらなる抗癌剤の開発が必要と考えられる.本稿では胃癌治療における,分子標的療法の現状と今…

    DOI 医中誌 参考文献24件

  • ピリジンジカルボキシアミド吸着剤を用いたアクチノイドとランタノイドの吸着分離

    渡邉 雅之, 有阪 真, 木村 貴海 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 773-773, 2010

    これまで、発表者らはピリジンジカルボキシアミド吸着剤を用いることで高酸濃度(5M硝酸溶液)下で3価アメリシウムとランタノイドとの分離が可能であることを報告してきた。本発表では、3価アメリシウムに加え、キュリウム、プルトニウム、ネプツニウム、ウランなどのアクチノイドの吸着挙動とその分離性能について発表する。

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  • 炭素材料を用いたマイナーアクチノイドとランタノイドの分離

    有阪 真, 渡邉 雅之, 木村 貴海 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 461-461, 2010

    炭素材料を用いたマイナーアクチノイドの分離法開発に着手した。活性炭の酸化または還元処理が3価アクチノイドおよびランタノイドの吸着挙動に与える影響について調べた。また、活性炭表面の化学状態の変化について各種分光法により調べた。

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  • 大腸癌以外の肝転移に対する熱凝固療法

    太田尾 龍, 別府 透, 石河 隆敏, 堀野 敬, 小森 宏之, 杉山 眞一, 増田 稔郎, 林 洋光, 岡部 弘尚, 崔 林承, 林 尚子, 渡邊 雅之, 高森 啓史, 馬場 秀夫 Thermal Medicine 25 (2), 35-41, 2009

    Recent trends and therapeutic efforts to utilize thermal ablation for treating non-colorectal liver metastases are summarized. Thermal ablation, including microwave coagulation therapy and …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献42件

  • 縦隔気管孔形成手術症例の検討

    前田 明輝, 渡邊 雅之, 山内 俊彦, 中島 格 頭頸部癌 34 (3), 440-443, 2008

    2006年4月から2008年1月までに,縦隔気管孔形成手術を要した頭頸部癌手術例8症例に対し,原疾患,術式,術後合併症,転帰について検討した。8例中6例は気管を腕頭動脈の上方に,8例中2例は腕頭動脈の右側に転位させ,大血管は大胸筋弁で被覆して縦隔気管孔を形成した。術後合併症で,大血管の破綻はなかったが,3例で気管孔周囲の創傷治癒遅延を認め,呼吸器合併症は4例に認めた。縦隔気管孔形成には,気管と皮…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献11件

  • 大腸癌肝転移の熱凝固療法

    別府 透, 堀野 敬, 小森 宏之, 杉山 眞一, 増田 稔郎, 林 洋光, 岡部 弘尚, 太田尾 龍, 崔 林承, 林 尚子, 渡邊 雅之, 馬場 秀夫 Thermal Medicine 24 (3), 83-89, 2008

    Hepatic resection in combination with systemic chemotherapy is a standard treatment modality for colorectal liver metastases (CRLM). Recently, thermal ablation, including microwave coagulation …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献39件

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