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検索結果 54 件

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  • 五島列島福江島における潜伏キリシタン集落の立地と視認性―仏教集落の比較を通して

    高場 智博, 原 裕太, 甲斐 智大 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 288-, 2024

    ...集落が立地する地形と視認性</p><p>地形分類により,潜伏キリシタン集落の多くは小さな入江に,一部は溶岩台地上に位置することがわかった.また,同じ地域内の集落に着目すると,仏教集落が谷底平野,溶岩台地上,岬周辺に位置するのに対して,潜伏キリシタン集落は入江に位置していた.仏教集落が浜の後背に立地する場合には,潜伏キリシタン集は溶岩台地上や山地斜面に位置していた.潜伏キリシタン集落は,地形的制約によって...

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  • 五島カトリック集落における自然資源利用の空間特性と生存戦略

    原 裕太, 甲斐 智大, 高場 智博 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 155-, 2023

    ...集落立地の特徴と自然資源利用</p><p> カトリック集落は急斜面や海岸付近に家屋を密集させて分布し,その多くが土砂災害警戒区域に位置している.一方,仏教集落は溶岩台地上の比較的平坦な土地に市街地を形成している.この背景として,両集落の領域面積に差があり,カトリック集落では入植時からすでに生活できる土地が限られていたことが挙げられる.本研究の調査によって,カトリック集落では限られた土地を広げるべく,...

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  • 山地におけるジオ多様性と生物多様性

    高岡 貞夫, 井上 恵輔, 東城 幸治, 齋藤 めぐみ, 苅谷 愛彦 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 35-, 2023

    ...</p><p></p><p>2.山地池沼のジオ多様性</p><p> 中部山岳地域の標高2000m以上の地域にある、面積約50m2以上の池沼304 個について、その成因を地形と対応づけて整理した結果、池沼は線状凹地、地すべり移動体、圏谷底、火山地形(火口、溶岩台地など)などがつくる凹地に形成されていた。...

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  • 吾妻火山群最新期,吾妻小富士噴出物の層序と山体形成史

    鈴木 和馬, 戸丸 淳晴, 長谷川 健 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 351-, 2022

    ...これらのデータを統合すると吾妻小富士火砕丘の活動は,大きく①溶岩流ステージと②爆発的噴火ステージに分けることができる.溶岩流ステージでは,安山岩質の塊状溶岩(吾妻小富士溶岩)を広範囲に流出し,吾妻小富士火口東麓に溶岩台地を形成した.この活動では溶岩流末端崖の崩壊により,複数の火砕流も発生した.溶岩流の流出が終息した後は,ブルカノ式噴火を主な噴火様式としてテフラを生成する爆発的噴火を頻発した....

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  • 福岡県北西部における日本海拡大後の火山活動

    佐藤 大介 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 67-, 2022

    ...., 1986)ではまとまった量の玄武岩溶岩類が累重し,広大な溶岩台地を形成している.一方,その東方の佐賀県北部・福岡県北部・山口県下関市付近にも同時期のアルカリ玄武岩が分布するが,いずれもごく小規模な溶岩ないし岩頸として点在する.これら小規模なアルカリ玄武岩は,既存地質図では鮮新世ないし更新世のアルカリ玄武岩溶岩としてまとめられている....

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  • UAVを用いた朝霧高原火入れ茅場の景観モニタリング手法

    丹羽 悠二, 三浦 直子, 根本 正之, 山田 晋 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 373-, 2020-05-25

    ...<p>静岡県富士宮市の朝霧高原には,広大な茅場(かやば)としてのススキ草原が溶岩台地上に広がっており,景観的な価値が評価されている。2012年には文化庁によって「ふるさと文化財の森」にも指定され,地域資源として茅場の維持が図られている。当地域では場所によりススキの生育が大きく異なることが知られており,景観と茅場の維持には,ススキの生育の定量的な評価が必要である。...

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  • 西之島の陸上節足動物

    MORI, Hideaki, KISHIMOTO, Toshio, TERADA, Takeshi, NAGANO, Hiroshi, KARUBE, Haruki, KAWAKAMI, Kazuto, 森, 英章, 岸本, 年郎, 寺田, 剛, 永野, 裕, 苅部, 治紀, 川上, 和人 小笠原研究 = Ogasawara research (46) 95-108, 2020-03

    ...特に2013年噴火後に新たに形成された植生のない溶岩台地において海鳥の死体下よりトビムシ、ササラダニ等の土壌分解者が発見されたことは一次遷移の過程に関する新たな視座を提示するものである。一方、外来種であるワモンゴキブリが残存していることが確認され、対策の実施が望まれる。トラップを用いた定量調査も行われたことにより今後の継続的なモニタリングの基礎情報となる。...

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  • 山口県北西部における地すべりの地質と防災対策

    河内 義文, 久永 喜代志, 金折 裕司, 森山 亮一 地質学雑誌 126 (2), 95-110, 2020-02-15

    ...<p>山口県北西部の日本海に沿って,東西に油谷半島の付け根付近から半島先端を経て角島に至るまで,古第三紀後期漸新世から新第三紀中期中新世の堆積岩が分布している.この基盤岩は後期中新世に噴出した玄武岩の溶岩流によって被覆されている.この溶岩流によって形成された溶岩台地は,その後の地すべりや海水面の作用で侵食や運搬を受け,半島の尾根部にキャップロックとして残されている.この漸新-中新統堆積岩類は,十分固結...

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  • 国営大野川上流農業水利事業の実施と地域農業の展望

    西野 徳康, 川俣 克也, 川口 智和 農業農村工学会誌 88 (9), 751-754,a2, 2020

    ...<p>大野川上流農業水利事業の受益地域は,熊本県と大分県の県境,阿蘇外輪山東麓に位置し,阿蘇火山の溶岩台地と,河川により侵食された谷地形からなる農業地帯である。高冷地の夏季冷涼な自然立地条件を活かし,水稲,露地野菜,施設園芸,肉用牛を組み合わせた営農が展開されている。水田用水は,県営大谷ダムのほか,小河川などで引水しているものの,古くから絶えず水不足に悩ませられてきた。...

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  • 1960年代以降の桜島の土地利用変化から見る火山との共生

    小嶋 和 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 122-, 2019

    ...旧東桜島村域においては、多くが溶岩台地であり、耕地として利用できる地域が限られているが、標高の高いところには同様に耕作放棄地が見られた。<br>社会の変化(統計資料・文献・聞き取りによる)は、旧桜島町域においては、1970年代初頭までは農業従業者が多かった。しかし、1970~1975年にかけて、専業農家が著しく減少し、全年代で農業従事者が減少した。...

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  • 富山市山岳域自然調査報告(2017)

    藤田, 将人, 吉岡, 翼, 岩田, 朋文, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 42 61-64, 2018-07-01

    ...富山市の太郎兵衛平〜雲ノ平の高山・亜高山帯において,(1)地質・地形,(2)動物,(3)植物の調査を行った.(1)地質・地形では,板状節理が発達する安山岩や溶岩台地などの火山地形を雲ノ平で確認した.また,氷河地形として,薬師岳の南東に伸びる稜線の西斜面に発達するカールを確認した.(2)動物では,約30種の昆虫を観察した.このうちベニヒカゲ,オオルリボシヤンマ,ミヤマハンミョウ,カオジロトンボは高標高地帯...

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  • カンボジア・パイリン産のブルーサファイア

    小川 日出丸 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 14-14, 2018

    ...前期には多量のソレアイト玄武岩の噴出が広域でおこり、溶岩台地が形成された。後期ではアルカリ玄武岩の噴出が限定的小規模な地域でみられた。重要なことに、このアルカリ玄武岩によってルビーサファイアが地表に運ばれたことである。</p><p>その後、長年にわたって玄武岩の風化・漂流作用により、山地、平野部や河川に玄武岩に包まれていたルビーサファイアが残留・漂砂・体積されていった。...

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  • SfM写真測量と積雪観測から検討した安比高原における湿地の成立環境

    佐々木 夏来, 須貝 俊彦, 内山 庄一郎, クンガア メルゲン 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 90-, 2018

    ...奥羽山脈の第四紀火山地域では,火山原面上と地すべり地に主に湿地が分布し,火山原面上では高標高域の積雪深の大きい場所のほか,積雪深が小さいにも関わらず溶岩台地末端部の平坦地にも湿地が立地する場合がある.これらは積雪もしくは地下水といった涵養源の違いを示唆し,火山原面上の湿地であっても,気候変動に対する応答性が異なると推測されるが,湿地の成立環境について詳細は未解明である.本研究では,八幡平火山群の安比高原奥...

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  • 富山市山岳域自然調査報告 (2016)

    藤田, 将人, 吉岡, 翼, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 41 59-63, 2017-06-20

    ...2016年8月30日から9月2日にかけて,黒部川源流域の富山市山岳域の地質,地形,動物相,植物相の調査を行った.新穂高から入山し,双六小屋,鷲羽岳,水晶岳,野口五郎岳,烏帽子岳を経由して高瀬ダムまでの尾根沿いを調査した.火山地形として,鷲羽池の火山湖,雲ノ平の溶岩台地,ワリモ岳の安山岩の板状節理を確認した.氷河地形として,水晶岳東斜面のカール,野口五郎岳のカールの馬蹄形モレーンなどを確認した.周氷河地形...

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  • 富士山麓における茅場利用と財産区

    池谷  和信, 渡辺  和之 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100178-, 2016

    ...農地は土壌の厚く積もった場所に限られ、土壌の少ない溶岩台地は家畜飼養や茅場として住民に利用されてきた。江戸時代には共有地の境界を幕府が裁許する文書が残っており、マッキーンによる山梨県の平野、長池、山中村の研究はコモンズ研究の草分け的事例として国際的によく知られる(Ostrom1990)。...

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  • 日本アルプスの高山帯および亜高山帯上部に分布する湖沼の成因

    高岡 貞夫 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100239-, 2014

    ...他に火口や溶岩台地上の凹地など火山地形と関係があるものが51個(16.8%)、氷河地形と関係があるものが48個(15.8%)、その他の地形と関係があるものが3個(1.0%)であった。<br> このように湖沼の成立には地すべりや山体重力変形による地形が重要であるが、南アルプスでは同様の地形が発達するにもかかわらず湖沼の数は少ない。...

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  • 開析溶岩台地における斜面上側の地質が花崗岩域の植生に及ぼす影響

    森定 伸, 山崎 道敬, 能美 洋介, 波田 善夫 植生学会誌 31 (1), 19-35, 2014

    ...  1.性状の異なる地質が上下に重なり合う場所において,斜面上側の地質が下側の地質の植生分布に及ぼす影響を明らかにするために,基盤の花崗岩上を堆積層が階層上に分布して,最上位を讃岐岩質安山岩がキャップロックとして覆う,開析溶岩台地の分布する香川県土庄町豊島を対象に調査を行った....

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  • カムチャツカ半島中央部エッソ周辺の高山帯における土壌生成開始条件

    山縣 耕太郎, 澤田 結基, 曽根 敏雄 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100156-100156, 2011

    ...調査対象のエッソ地域は,スレディニー山脈の中央部に位置する.エッソ周辺には,標高1000m程度の平坦な溶岩台地が広がり,その中に形成された火山体が,標高1500m前後の稜線をなしている.本地域では,標高1000m前後に高木限界があり,それより上位が高山帯になっている.高山帯の植生は,ハイマツ群落,ミヤマハンノキ群落,草地,裸地が,それぞれ地形や表層地質に対応して分布している.裸地の多くは岩礫地で,崖錐...

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  • 北アルプス北部における高山湖沼の分布と成因

    高岡 貞夫, 苅谷 愛彦, 佐藤 剛 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 137-137, 2011

    ...また、地すべりと直接の関係のない6個は、白馬大池とその東方にある天狗原の内部に位置するもので、乗鞍岳溶岩の噴出にともなう堰き止め(白馬大池)や、溶岩台地上の凹地に形成されたものである。 ALOS(2007年6月23日撮影)から推定される残雪域と比較すると、地すべり移動体内部の凹地や移動体外部にある線状凹地などは残雪域となっており、94個の湖沼のうち82個は残雪域内に位置していた。...

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  • 九州の後期新生代マグマティズム-研究の現状と課題-

    永尾 隆志 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 5-5, 2010

    ...・九州全域で輝石安山岩からなる広大な溶岩台地(“洪水安山岩”)が形成され,その化学的特徴は島弧火山岩の特徴を持ち主成分元素のみならず希土類を含む微量元素組成までもが非常に類似している。 ・南部九州では海溝側から背弧に向かってプレート内アルカリ玄武岩,プレート内ソレアイト,島弧玄武岩の順に配列する。...

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  • 南米パタゴニア溶岩台地のアルカリ玄武岩とマントル捕獲岩の希ガス同位体比

    角野 浩史, 折橋 裕二, 元木 昭寿, 平田 大二, ハラー ミジェール, コンセション ロムロ, 安間 了, 長尾 敬介 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 155-155, 2010

    ...南米大陸の南部アンデス弧の背弧域にあたるパタゴニア南部で、鮮新世から第四紀にかけてアルカリ玄武岩の溶岩台地を形成した火成活動の起源を明らかにするため、南部パタゴニア溶岩台地で採取したアルカリ玄武岩から鉱物分離したカンラン石斑晶とマントル捕獲岩について、破砕法によるガス抽出を用いた希ガス全元素の同位体分析を行った。...

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  • 中国北東部・白頭山地域の台地玄武岩マグマの成因

    栗谷 豪, 木村 純一, 宮本 毅, 魏 海泉, 嶋野 岳人, 前野 深, 金 旭, 谷口 宏充 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2009 (0), 86-86, 2009

    ...中国北東部には、新生代の大陸プレート内マグマ活動によって形成された玄武岩質溶岩台地が点在している。それらの中で、長白山地域に分布する溶岩台地を対象とした物質科学的研究を行った。岩石の地球化学的特徴と年代値との相関を検討した結果、約5Ma以降、時代とともにマグマ生成深度が徐々に深くなり、マントルの部分溶融度も徐々に低下していったことが明らかになった。...

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  • 溶岩原の地形発達と分類

    守屋 以智雄 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 75-75, 2008

    ...複成火山は溶岩原・楯状火山・成層火山・カルデラ火山に分けられるが,大量の玄武岩質溶岩流が繰り返し流出することで生じた溶岩原の地形発達について,アメリカ合衆国(USA)西南部,アラビア半島,アフリカ東部,アイスランドなどの溶岩原などを例に比較検討した結果をのべる.日本列島に溶岩原は存在しないが,世界的に見てその分布は広い.インド・デカン高原,USA北西部Columbia 川などの第三紀溶岩台地は浸食作用...

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  • 航空写真を用いた山地湿原の面積変化の検出

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 140-140, 2008

    ...<br>  次に、立地毎の特性に関しては、稜線部で雪田に涵養されて成立している湿原では縮小傾向が認められ、溶岩台地や谷底部に成立している湿原は縮小傾向が小さいことが明らかとなった。地域別の特徴がこのような結果となったのは、南方の地域ほど少雪傾向が強く、積雪期間も短縮される傾向にあるため、湿原が乾燥傾向にあるためではないかと考えられる。...

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  • ニホンリスの生息場所としてのアカマツ林の環境評価

    田村 典子, 相京 千香, 片岡 友美 日本森林学会誌 89 (1), 71-75, 2007

    ...山梨県富士北麓標高約1,050 mの溶岩台地に生育するアカマツ林において,2003年6月から2005年8月まで,43 haの区域でニホンリスの捕獲を行った。また,同調査地の林床で,リスによって食べられたアカマツ球果の食痕数を毎月数えた。生息個体数と落下食痕数には有意な正の相関が認められ,食痕数によってリスの生息個体数の相対評価が可能であることがわかった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献21件

  • 鮮新世溶岩台地縁辺の地すべり地形:手稲山山体崩壊と天狗岳地すべり

    宮坂 省吾, 山崎 茜, 岡村 聡, 英 弘, 石井 正之, 小板橋 重一 地質学雑誌 113 (Supplement), S19-S28, 2007

    ...札幌市の西に広がる後志火山性台地は,中新世後半から更新世にかけて形成された溶岩台地で,平坦面溶岩が広く分布しその火山原面が残されている.また,活発な火山活動は変質作用を伴い,多くの金属資源が開発されてきた.<br>これらの地質要因を背景とする大規模地すべりを含む地すべり地形が広く分布し,時には自然災害としてあるいは開発行為を契機に地すべり活動が発生している....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • カムチャツカ半島中央部,エッソ東方山地斜面におけるソリフラクションローブ

    大月 義徳, 曽根 敏雄, 西城 潔 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 172-172, 2005

    ...なお本地点周辺における年平均気温は、エッソ北西方約4 kmの溶岩台地上の観測地点(標高1,034 m)にて〓3.7℃(1999年?2000年)、エッソ(標高480 m)で〓1.7℃(2001年?2002年)である(いずれも曽根ほか, 未公表)。また付近におけるいくつかの試掘や地温測定結果から、当斜面では最深で、地表下1.5 m程度に永久凍土面が存在すると考えられる。 ...

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  • 近畿北部,田倉山(宝山)火山のスコリア丘の層序と溶岩台地の基盤形態について

    小滝 篤夫 地球科学 58 (1), 17-24, 2004

    ...田倉山火山は,スコリア丘と溶岩台地からなる.溶岩は下位から小倉・衣摺・田倉山溶岩の3種に区分され,スコリア丘は田倉山溶岩流出後に形成されたことがわかっている(田倉山団研1984).スコリアの風化が進んでいるため,スコリア丘の層序をスコリア中の重鉱物組成によって確立することは困難であったが,新たにスコリア中に残る鉄-チタン鉱物の化学組成の分析を行ない,田倉山溶岩とスコリア丘を構成するスコリア層を対比した...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 山梨県長坂町における森林面積率とオオムラサキの生息密度との関係

    小林 隆人, 北原 正彦 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P3058-P3058, 2004

    ...二次林は溶岩台地である七里岩の斜面と上部の平坦地に見られ、斜面では帯状に連続するが、上部平坦地では住宅や田畑に分断されパッチ状に分布する。2地区とも寄主植物としてエノキとエゾエノキが認められた。...

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  • DEMを用いた山地流域における河床遷急区間の分布特性解析

    早川 裕一 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 172-172, 2003

    ...での河床縦断面形と,流路上の連続する各地点における流路勾配,流域面積を計測した(図1).このうち流路勾配の分布から,縦断面における水平距離100_から_1000 mオーダーの遷急区間を判別することができた.また流域面積の急激な変化は,水系上の合流点に対応している.一方,流線方向の傾斜変化を面的に解析し,局所的に縦断面がconvexとなる部分,すなわち河床に限らない遷急点を抽出した結果,段丘崖や峡谷,溶岩台地末端崖...

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  • マツノマダラカミキリの生息数調査

    高尾 悦子, 丸田 恭平, 曽根 晃一, 畑 邦彦, 佐藤 嘉一, 中村 克典 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 135-135, 2003

    ...2.方法桜島東部に位置し、クロマツの優占する溶岩台地である黒神溶岩内のクロマツ林分を調査地に設定した。面積約1haのこの林分内に調査開始時に生育していたクロマツは367本であったが、10月9日の時点で約5割の189本が枯死していた。2002年5月23日に、生け獲り型に改良したサンケイ式昆虫誘引器を15器は林分内、8器は林外の道路沿いに、約4__から__9mの高さに設置した。...

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  • 東北地方の草地分布とその立地 : 秋田県

    早川 康夫 日本草地学会誌 41 (4), 314-318, 1996

    ...大規模火砕流の溶岩台地と北上山地の準平原に集中造成された。日本海側の秋田県にも広い台地が分布するが,不透水質海底堆積層からなり草地に適さず,数少ない公共草地が県内に散在する。県の大半が粘質上に被われていることで畑適地に乏しく,酪農への発展もなかったが,適地適作の原理に従い銘柄米の栽培に重点を置く。こうした傾向は青森県津軽から山形,新潟県の日本海側に共通している。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献6件

  • 豊肥火山地域,涌蓋(わいた)山周辺における後 : 猪牟田カルデラ火山活動の発達史と放射年代

    鎌田 浩毅, 宇都 浩三, 内海 茂 火山.第2集 33 (4), 305-320, 1988

    ...から0.3Maまで継続したことが判明した.また火山岩の噴出量と噴出岩石の組成変化を検討した結果,火山活動は0.7Ma付近を境とし,1回の噴出量の多い輝石安山岩質の活動から,噴出量の少ない角閃石安山岩質の活動へと変化したことが判明した.このことは猪牟田カルデラ直下のマグマ溜りの温度が時間とともに低下したことを示唆する.涌蓋山地域の火山活動は0.7 Ma 付近を境として総噴出量が減少し,火山体の形態も溶岩台地卓越型...

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 大雪山南部・トムラウシ山周辺の溶岩台地上における高山植物群落の立地条件

    水野 一晴 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 59 (8), 449-469, 1986

    ...大雪山南部・トムラウシ山周辺の溶岩台地上に見られる高山植物群落の分布は,大局的には消雪時期の違いと対応づけることができる.消雪時期が特に早い (6月中旬以前)場所と遅い (7月~9月)場所では,消雪時期の違いにより立地する群落が異なっている.消雪時期が中程度(6月上旬~7月中旬)の場所では,同時期に消雪しても場所によって異なった群落が分布しており,土壌と水分条件など,他の条件が群落立地の重要な要因であると...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献2件

  • 月山のアオモリトドマツ群落の変遷と生態

    山中 三男, 斎藤 員郎, 石塚 和雄 日本生態学会誌 23 (4), 171-185, 1973

    ...東北日本の亜高山帯植生は, 冬季の豪雪と偏西風の影響で, 日本海側と内陸側では大きな相違がある.日本海側の越後山系, 出羽山系, その他の山岳では, 亜高山性針葉樹林は, 例外的な小林分を別として, ほとんど成立しないが, 奥羽山系や北上山系にはみうけられる.出羽山系の月山には東山腹の一部溶岩台地にアオモリトドマツが自生しているが, 山塊東側の念仏ヶ原湿原の花粉分析の結果, これば寒冷な後期洪積世以後...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 利尻島の地下水 〔I〕

    山口 久之助, 小原 常弘 応用地質 12 (2), 109-120, 1971

    ...利尻島は本邦北端の火山島で, 面積1.83km<SUP>2</SUP>あり, 島の中央には標高1, 718mの利尻岳がそびえ, それをとりまいて山麓には熔岩台地と扇状地とが広がつている。火山の基盤は新第三系で, これは島の東北隅にわずかに露出するにすぎない。そして, 地表水系がみられるのも島の東北麓に限られる。...

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  • On the Forest Soil in the Vicinity of Mt. Hakutô

    玄 信圭 日本林學會誌 22 (7), 404-412, 1940

    ...當地帶一帶は玄武岩の熔岩臺地にして海抜300m以上の高原をなす。局部的にアルカリ粗面岩が介在し,又所々に於て熔岩の下部に存する花崗岩が露出してゐる。基岩の上部にはその風化土層が存し,最表部には白頭山最後の噴出物たる火山の層が存する。<br> 4....

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  • 白頭山附近の森林土壤た就て

    玄 信圭 日本林學會誌 22 (7), 404-412, 1940

    ...當地帶一帶は玄武岩の熔岩臺地にして海抜300m以上の高原をなす。局部的にアルカリ粗面岩が介在し,又所々に於て熔岩の下部に存する花崗岩が露出してゐる。基岩の上部にはその風化土層が存し,最表部には白頭山最後の噴出物たる火山の層が存する。<br> 4....

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