検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 26 件

  • 1 / 1

  • 海陸風におよぼす山岳効果に関する数値的研究

    大河内 康正, 瓜生 道也, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 56 (5), 368-386, 1978

    海陸風に対する,山岳の熱的および力学的効果を,海陸風の成長と衰弱およびその広がりに注目して数値実験を行なった。<br>海岸線と山脈に垂直な面内の二次元モデルを用い,計算領域は水平130km,鉛直3kmにとった。山岳としては,単純な台形の断面をもつ幅8km,高さ450mのものを,海岸線より18kmの内陸にとった。<br>山岳の力学的•熱的効果を見積るために,数値実験は,次の三つの場合を考えた。<b…

    DOI Web Site 被引用文献12件 参考文献12件

  • Raileigh型対流への非一様加熱の影響

    大河内 康正, 宮原 三郎, 沢田 龍吉 気象集誌. 第2輯 55 (4), 392-396, 1977

    上面の温度が一定で,底面の温度分布が一次関数の場合のセル型対流の実験を行なった。用いた液体はシリコン油で次の様な特徴がわかった。<br>a)底面の温度傾度だけによる対流は,ただ一つの非対称型循環である。<br>b)底面の温度傾度により,Rayleigh型対流は変形し,大きな直接循環(水平温度傾度による対流と同一方向の循環)と,小さな間接循環(水平温度傾度による対流と反対方向の循環)が交互に並ぶ形…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 回転水槽に生ずる傾圧波動の内部構造に関する実験II.力学構造

    松尾 細道, 瓜生 道也, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 55 (3), 248-259, 1977

    地衡流近似を用いて傾圧波動の力学構造を調べた.この結果(1)圧力の振幅は,最上層と底層とで最大,中間層で最小.(2)その高圧の位相軸は,ほぼ直立しているが,低圧のそれは,高度と共に後方(容器の回転と逆方向)に,同時に外側に向けて傾いている.(3)波にともなう鉛直流の振幅は中間レベルより少し低い所での最大.位相軸は,高度と共にわずかに前方に傾いているようにみえるが,ほとんど直立.(4)波動による熱…

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献10件

  • Rayleigh型対流への非一様加熱の影響

    大河 内康, 瓜生 道也, 沢田 龍吉 気象集誌. 第2輯 55 (4), 397-408, 1977

    底面に,水平温度傾度を与えた場合のRayleigh型対流を,二次元の場合につき,二重フーリエ級数を用いて調べた。<br>その結果,a)底面の温度傾度よりRayleigh型対流は変形し,強められた大きなセルと,弱められた小さなセルが交互に並ぶ傾向が見られる。<br>b)しかし,全体としては,水平温度傾度によって生じた対流は流体を安定化し,Rayleigh型対流の熱輸送を弱める。<br>c)水平の温…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献12件

  • 回転水槽に生ずる傾圧波動の内部構造に関する実験I.熱的構造

    松尾 細道, 瓜生 道也, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 54 (6), 339-350, 1976

    半径方向に温度差をもつ回転水槽内にみられる傾圧波動の温度構造を調べた。<br>温度波動の最大振幅は,Eady型の波動にともなって,上層部に現れるが,最下層には二次的な振幅の極大値がみられる。後者は,その位相軸が高さと共に前方(回転方向)に傾いているところから,Eady型の波動とは別種のものと考えられる。<br>回転速度を増しても波数が変らない時は,温度波動の振幅が増大する。しかし,これは最大振幅…

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献13件

  • 回転水槽中の熱輸送の測定

    瓜生 道也, 守田 治, 野口 晋孝, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 52 (2), 93-105, 1974

    回転水槽中の流体運動に伴って,高温の外壁から低温の内壁に向って運ばれる熱量を,軸対称流領域および波動領域で測定した.とくに,実験流体の粘性係数によって熱輸送がどのような影響をうけるかをくわしくしらべた.<br>粘性が大きくなるにつれて,軸対称流領域での熱輸送は,水を用いてなされた従来の実験結果とは,かなり異ったふるまいをする.たとえば,粘性が水の80ないし100倍くらいになると,容器の回転角速度…

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献8件

  • 大気太陰潮における高調波成分の役割

    楠田 信, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 51 (4), 244-251, 1973

    大気の太陰潮をおこす月の起潮力ポテンシアルを「ハブ」関数で級数展開をすると,第一項が圧倒的に大きい.このため,この第一項のポテンシアル成分による振動(第一モード)で太陰潮の全体を近似できると考えられてきた.しかし,最近,海の潮汐との相互作用でポテンシアルの第二,第三項の成分による振動(第二,第三モード)が無視できない位に増幅される可能性が見出だされ,これらの振舞いが問題になってきた.第二,第三モ…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 富士山頂における気圧の潮汐振動

    楠田 信, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 50 (6), 519-524, 1972

    富士山頂における1932年7月1日から1952年12月31日までの20年間の毎時観測データを用いて気圧の潮汐振動を解析した.太陽潮については,1日,半日,8時間および6時間潮ともに年平均および各季節について十分な精度で決定された.<br>半日太陰潮は年平均と夏の分が良い精度で決定されたが,冬と春秋の分は十分な精度の決定ができなかった.<br>その原因は資料の不足であるが,1953年以降は観測回数…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 細胞状対流による熱輸送量と細胞数について

    宇加治 一雄, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 47 (6), 451-456, 1969

    充分薄い対流槽にシリコン油をみたし,上面を冷却し,下面を加熱して一定の温度差に保てば,一列の細胞状対流が発生する.この一列の細胞状対流による上方への熱輸送量を測定した.対流槽の側壁に透明なアクリル樹脂を用いたので,シリコシ油にトレーサーとしてアルミニウム粉末をまぜておけば,熱輸送量の測定と同時に細胞数を肉眼で観測できる.<br>任意のレーリー数に対して発生する細胞の数は正規分布の様な頻度分布を示…

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献6件

  • 極地方中間圏の冬期高温と熱的に励起される大気上層の年振動について

    沢田 竜吉, 松島 晟 気象集誌. 第2輯 42 (2), 97-108, 1964

    中間圏上部の冬期高温の原因については,酸素原子の再結合による化学的現象とする考えと,帯状流にともなう摩擦収束による下降流の動力学的昇温とする説の2つがある.この2つの考え方に共通したものは,中間圏の大循環が一定の型の季節変動をする必要を認めていることで,しかもその点の説明を欠いている.<br>この論文では,熱的に励起される大循環の年変化を理論的に考察し,もしもこの熱的励起がストラトポーズ付近で行…

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献5件

  • 中間圏の周期的加熱と大気半日振動の節について(1)

    沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 40 (6), 303-308, 1962

    大気半日振動が30km付近に節をもつことをPekerisが理論的に示した時,大気が50 km付近で,今日のロケツト観測からみて到底受け入れがたい程の高温度であると仮定した.実測に近い程度の低温度とすると,共鳴説は成りたたず,節もできない.本論文では,この振動が熱的励起によるものであるどすれば,その周期的加熱の場所が30km以上の中間圏であろうことを,主として節の存在に着目することによつて理論的に…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 中間圏の周期的加熱と大気半日振動の節について(II)

    松島 晟, 沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 40 (6), 309-314, 1962

    第一報で用いたのは等温大気模型であつたので,この論文では実測に近い気温高度分布をもつ大気模型について,熱的励起と節の関係を調べた.結果はほとんど等温大気で示したものと同じで,中間圏における周期的加熱は30km付近に節を作り,対流圏内のそれは節を作らないことが判明した.<br>これらを総合して,もしも30km辺の節の存在が事実であるならば,振動を生ずる要因が30km以上の中間圏内の熱的励起であるこ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 大気の年振動および半年振動の経年変化について

    沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 39 (1), 12-17, 1961

    気圧の年振動および半年振動の経年変化はかなり著しいが,その振巾と位相は,大気の潮汐振動の場合に似た,明瞭な関係を保つている。これらの振動は帯状ではないが,経度変化にも経年変化に認められると同様な関係がある。場所と時期によつては,これらの関係が認められないことも多いが,それは(1)観測値の誤差(500mbの場合)や,(2)調和分析に用いた月平均値が短周期で小規模の強い低気圧の影響に敏感であることな…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 大気太陽潮と半日周期の加熱について

    沢田 竜吉 気象集誌. 第2輯 38 (3), 154-160, 1960

    太陽潮を,さきに太陰潮の計算で推定した気温分布につき計算した。太陽の引力のみによる部分は著しく小さく,共鳴りを生じないことがわかつた。従つて,この気温分布を認めるとすれば,太陽潮は周期的加熱によるものと推論される。理論的に計算した結果を,気圧と気温の実測統計に比較して,必要な周期的加熱がどのような性格のものであるかを推定した。もしも対流圏内の加熱作用が主因であるとすれば,拡散係数10<sup>6…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 上層,中層及び下層低氣壓に就て

    澤田 龍吉 気象集誌. 第2輯 25 (7-9), 71-107, 1948

    After one year's experiences of daily aerological map analysis near Japan, we have come to the conclusion that there exist three types of cyclone, the natures and activeties of each type of which …

    DOI Web Site

  • 氣温遞減率の(近似)定理

    澤田 龍吉 気象集誌. 第2輯 22 (6-7), 246-251, 1944

    In this paper an approximate formula is introduced, which describes the change of the lapse-rate.<br>Coordinates: <i>x</i>. <i>y</i> in horizontal, <i>z</i> in vertical plane.<br>Velocity …

    DOI Web Site

  • 流體の場の變動方程式とその應用

    澤田 龍吉 気象集誌. 第2輯 22 (5), 186-199, 1944

    §1. Introduction<br>The so-called equations of fluid motion show that the fluid particle is accelerated by pressure gradient, which is assumed to be a force exterior to the fluid system. But, in …

    DOI Web Site

  • 大氣基本状態の力學的平衡説

    澤田 龍吉 気象集誌. 第2輯 22 (5), 175-185, 1944

    The old problems, why an almost constant lapse-rate exists in the troposphere and why exists the so-called stratosphere, are not yet solved. Nowadays, it is generally believed that these fundamental …

    DOI Web Site

  • 風向に及ぼす斜面の影響に就いて

    澤田 龍吉 気象集誌. 第2輯 22 (6-7), 251-255, 1944

    Equations of steady motion are as usual:-<br>where <i>k</i> is a coefficient of friction. <i>V</i> denotes the absolute velocity of wind, and then <i>u</i>=<i>V</i>cosδcosα, …

    DOI Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ