久 和孝, 山隈 正人, 小宗 静男, 新里 祐一
耳鼻と臨床
38
(1),
11-14,
1992
正中過剰歯を伴つた14歳, 女性の上顎洞内萌出歯牙症例を経験した. 上顎洞内の萌出歯は, 型によるものと思われ, その萌出方向は, いわゆる逆生歯とは異なり, 歯冠を下方に, 歯根を上方に向けた順生歯であつた. 一側性の副鼻腔炎を合併しており, 上顎洞節骨洞根治術を施行, 歯牙を摘出し, 良好な経過を得ることができた. 上顎洞上壁に植立している若年層の順性歯症例では, …
DOI
医中誌
被引用文献1件