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検索結果 644 件

  • 編集後記

    瀧山 日本神経回路学会誌 31 (1), 52-52, 2024-03-05

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  • データ駆動型手法による課題関連成分と課題非関連成分の抽出:スキル学習が運動制御に及ぼす効果の解明に向けて

    瀧山 日本神経回路学会誌 31 (1), 29-38, 2024-03-05

    <p>日常生活において,我々が何気なく遂行する身体動作には未だ明らかでない数多くの根本的問題が含まれる.その1つが,どのように身体動作に内在する冗長性を解消しているか,もしくはどのように冗長性を利用しているか,という問いである.この問いに対する1つの仮説が,我々の運動システムは身体動作を課題に関連した成分と課題に関連しない成分とに分解し,課題関連成分を重点的に制御しているという考え方である.そし…

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  • 全身型重症筋無力症寛解期に免疫チェックポイント阻害薬投与後に筋無力症クリーゼ・筋炎・胃腸炎・肝炎を併発した1例

    佐竹 紅音, 森嶋 悠人, 栗田 尚史, 土屋 舞, 羽田 貴礼, 新藤 和雅, 小宮山 泰之, 平山 和義, 佐藤 葉子, 瀧山 嘉久 神経治療学 41 (1), 73-77, 2024

    <p>患者は48歳,女性.既往歴,胸腺腫.2002年に眼瞼下垂と上肢の筋力低下が出現し当科受診した.抗アセチルコリン受容体抗体(抗ACh–R抗体)陽性,エドロホニウム試験陽性であり重症筋無力症(myasthenia graves:MG)の診断で,副腎皮質ステロイドパルス療法,血漿交換を施行した.その後は少量の免疫抑制剤の内服で寛解状態を維持していた.2021年10月,横行結腸癌stage …

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  • 腱反射亢進を呈したhereditary sensory and autonomic neuropathy 1Eの1例

    林田 仁志, 有田 行正, 髙 紀信, 瀧山 嘉久, 池添 浩二 臨床神経学 64 (4), 286-291, 2024

    <p>症例は52歳男性.小児期より難聴,40歳代より下肢遠位の潰瘍や骨髄炎を繰り返した.4年前より歩行障害,1ヶ月前より構音障害が出現した.認知機能低下,両下肢近位筋の筋力低下,四肢の腱反射亢進,小脳失調,両下肢深部覚優位の感覚障害,排尿障害を認め,神経伝導検査ではSNAPが導出不能だった.祖母に同様の症状があり,DNA methyltransferase …

    DOI Web Site PubMed 参考文献15件

  • 環境DNA定量メタバーコーディングを用いた河川環境健全度評価の基礎的検討

    宮園 誠二, 滝山 路人, 宮平 秀明, 中尾 遼平, 赤松 良久 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 流域における魚類の保全を効率的に行うため,広域における河川環境健全度を効率的に評価する手法が必要となる.本研究では,江の川の土師ダム下流の自然度の異なる支流を対象とし,環境DNA定量メタバーコーディングを用いて推定した魚類の種数と環境DNA濃度を基に,対象支流の河川環境健全度を評価することを目的とした.結果として,種数および環境DNA濃度を基に算出した生物的指数で,対象河川の支流の河川環…

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  • 環境DNAに基づく流域網羅的な魚類多様性ポテンシャルマップの開発

    滝山 路人, 赤松 良久, 宮園 誠二, 福丸 大智, 中尾 遼平 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究では,中国地方一級水系の高津川水系を対象に流域網羅的にすべての魚類の環境DNA濃度を明らかにし,魚類多様性指標を算出した.さらに,魚種数・Simpson多様度指数と生息場の環境要因との関係から,高精度のGLMモデルを作成した.それぞれの多様度に影響しうる環境要因として,魚種数においては水温・河床勾配,Simpson多様度指数においては水深・流量・水温・水田割合に相関があった.魚種数…

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  • 身体運動に内在する低次元空間成分とその課題依存的変調

    瀧山 日本神経回路学会誌 30 (1), 28-36, 2023-03-05

    <p>我々の身体は多数の関節と筋肉を含む大自由度な非線形システムである.目標の動作を達成するために,中枢神経系は複雑な身体に適した運動指令を生成している.しかしながら,中枢神経系がどのように身体を制御しているかは未だ明らかでない.本解説では,身体運動制御に関わる仮説の一つであるモジュール仮説に焦点を当てる.モジュール仮説とは,中枢神経系は一つ一つの関節や筋肉を個別に制御しているのではなく,複数の…

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 1-ブロモプロパン中毒による失調性歩行障害を呈した1例

    森嶋 悠人, 深尾 統子, 土屋 舞, 羽田 貴礼, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 63 (1), 27-30, 2023

    <p>症例は55歳男性.9ヶ月前から両下肢優位の感覚障害,歩行障害を認め,緩徐に進行した為に当院に入院した.神経学的所見では,下肢優位の四肢異常感覚,両下肢痙縮,開脚歩行を認めた.検査では,軽度高Cl血症と腓骨神経伝導速度低下を認めたが,頭部・脊椎MRIや髄液検査は異常なかった.職歴聴取で,1-ブロモプロパン(1-bromopropane,以下1-BPと略記)を用いた金属洗浄業務の長期間従事が判…

    DOI Web Site PubMed 参考文献4件

  • 魚類の環境DNAを用いた江の川土師ダム下流の河川環境健全度評価

    宮園 誠二, 滝山 路人, 花岡 拓身, 宮平 秀明, 赤松 良久, 中尾 遼平 河川技術論文集 29 (0), 221-226, 2023

    <p>国内外で在来魚類の減少が多数報告されており,水系全体の河川環境健全度を推定し,流域における魚類の保全を効率的に行うための河川保護区間の優先順位付けを行う必要がある.そのためには,広域の河川環境健全度を効率的かつ定量的に評価可能なモニタリング手法の開発が求められる.本研究では,環境改変が顕著である一級水系江の川の土師ダム下流を対象とし,環境DNA定量メタバーコーディングを用いて推定した魚類環…

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  • 環境 DNA 定量メタバーコーディング法を用いた河川魚類の好適水温帯の推定

    滝山 路人, 赤松 良久, 小林 勘太, 宮園 誠二, 乾 隆帝, 中尾 遼平 河川技術論文集 29 (0), 257-262, 2023

    <p>気候変動に伴う河川水温の上昇により河川魚類の生息域の変化や減少が予測されており,河川における魚類の多様性の減少を防ぐためにも,河川魚類と水温との関係を明らかにする必要がある.そこで,本研究では効率的に魚類の在・不在や密度を推定することができる環境DNA定量メタバーコーディング法を利用し,中国地方一級水系である太田川水系,江の川水系において複数魚種の環境DNA濃度と河川水温との関係を解析する…

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  • Virtual Huge Bronchoscopyの開発

    松本 侑大, 滝山 裕貴, 和田 啓伸, 田中 達也, 瀧澤 玲央, 吉岡 直紀 日本VR医学会学術大会プログラム・抄録集 2022 (0), 12-12, 2022-08-27

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  • Virtual Huge Cranioscopyの開発

    真島 静, 西尾 千智, 滝山 裕貴, 小林 優香理, 田中 達也, 和田 啓伸, 瀧澤 玲央, 吉岡 直紀 日本VR医学会学術大会プログラム・抄録集 2022 (0), 11-11, 2022-08-27

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  • 深層学習を用いた気候変動が流域スケールの河川水温に及ぼす影響に関する検討

    福丸 大智, 赤松 良久, 滝山 路人, 渡部 哲史, 宮平 秀明, 宮園 誠二 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_925-I_930, 2022

    <p> 今日,気候変動に伴う河川水温の上昇が水質や河川生態系に影響を及ぼすことが懸念され,将来気候予測シミュレーションの将来気温から河川水温を流域スケールで評価する必要がある.本研究では,気温のみから流域スケールの水温予測が可能なモデルを開発し,d4PDFの4℃上昇実験の将来気温を用いて河川水温予測を実施した.現在気候下における精度検証の結果,構築した水温予測モデルは流域全域で高い再現性が示され…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 深層学習を用いた流域一貫の河川水温予測に関する基礎的検討

    福丸 大智, 滝山 路人, 宮平 秀明, 赤松 良久 河川技術論文集 28 (0), 193-198, 2022

    <p>気候変動に伴う河川水温の上昇が水質や生態系に大きな変化をもたらすことが懸念される.気候変動下で想定される河川環境の変化を推定するためには,d4PDFに代表される将来気候予測シミュレーションから得られる将来気温に基づく河川水温予測が期待されている.そこで,本研究では,深層学習を用いて気温に基づく流域一貫の高精度な河川水温予測の実現に向けた基礎的検討を行った.具体的には単地点および集水域の気温…

    DOI 被引用文献2件

  • 環境DNA定量メタバーコーディング法を用いた流域網羅的な魚類多様性評価

    滝山 路人, 赤松 良久, 宮園 誠二, 中尾 遼平, 今村 史子, 加藤 靖広 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_835-I_840, 2022

    <p> 本研究では,環境DNA定量メタバーコーディング法を用いて流域特性の異なる2つの一級水系(高津川および高梁川)における魚類の環境DNA濃度を算出し,水系内及び水系間の魚類多様性の違いを検討した.その結果,自然度の高い高津川では,魚類のα多様性が高梁川よりも高い傾向にあり,本流の下流地点で魚類多様性の高い河川区間が相対的に多くみられた.対照的に,高梁川のα多様性の空間パターンは,高津川と異な…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • X線位相差CT法による脳微小血管網と脳実質組織の同時イメージング

    世良 俊博, Luosha Xiao, 滝山 由美, 星野 真人, 上杉 健太朗, 和田 成生 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (2), 137-140, 2021-02-25

    本研究では、X線位相差イメージングを用いて脳実質組織と微小血管網の同時CTイメージングを試みた。サンプルにはマウス脳を用い、脳の密度に近いシリコンラバー系の血管造影剤を用いた。また脳摘出時に脳表面の血管が欠落するのを防ぐため頭蓋骨内の状態での撮影を試み、そのため頭蓋骨の密度を下げるため脱灰を行った。その結果、脳実質組織と直径 60 µm 以上の脳血管を同時に描出できた。

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  • 山口県北西部,後期白亜紀原岡山安山岩の層序学的位置の再検討

    馬塲園 明, 今岡 照喜, 曽根原 崇文, 八木 公史, 井川 寿之 地質学雑誌 127 (1), 41-50, 2021-01-15

    ...<p>山口県北西部に分布する後期白亜紀阿武層群の長門層原岡山安山岩部層と白滝山層天井ヶ岳安山岩部層について,野外調査,岩石記載,全岩化学分析,および斜長石K-Ar年代測定を行い,その層序学的位置について再検討した.その結果,両安山岩部層は,①阿武層群の火山性ベーズン内だけでなく外側の関門層群も不整合に覆うこと,②阿武層群(約90-80 Ma)よりも有意に若いこと(73-70 Ma),③阿武層群中に挟在...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献29件

  • リーン限界性能向上のための燃焼変動率の予測に関する基礎検討

    阿部 己和, 梶谷 満信, 瀧山 自動車技術会論文集 52 (1), 1-6, 2021

    ガソリンエンジンの安定限界制御に関する研究の歴史は非常に長く、その多くは過去のサイクルの燃焼変動率を制御してきた。しかし、次サイクルの変動率を予測できれば、リーン限界を向上させることができると考える。そこで、本論文では燃焼圧センサーを用いたIMEP変動率の予測方法を提案する。

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  • クリプトコッカス脳室炎治癒の数年後に再発性multiloculated hydrocephalusを呈した成人の1例

    高木 隆助, 埴原 光人, 名取 高広, 土屋 舞, 木内 博之, 瀧山 嘉久 臨床神経学 61 (11), 733-738, 2021

    <p>症例は63歳男性.2011年クリプトコッカス脳室炎で入院,約1年間の治療で症状は改善した.数年後に左側脳室下角に限局した非交通性水頭症による近時記憶障害の悪化を認め,2019年に左側脳室下角へ脳室腹腔シャント術(ventriculoperitoneal shunt,以下VPSと略記)を行った.2020年に両側側脳室前角の拡大による排尿障害と歩行障害の悪化を認めたため,右側脳室前角へVPSを…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件

  • 長野県上高地南東山地における重力斜面変形とその発達過程

    永田 秀尚, 小嶋 智 山の科学 4 (0), 1-15, 2021

    ...長野県上高地南東方の徳本峠から大滝山にかけての山地斜面の重力変形について,航空レーザ測量による1 mメッシュの精細DEMをもちいた地形判読をもとに検討し,その発達過程を考察した.重力変形による微地形は,主稜線の北西側では全面的に発達し,一方南東側では主稜線や大きな派生尾根の周辺に限られる.重力変形ユニットの識別により,重力変形による運動は小規模な微小変形からはじまり,その結合による大きなユニットの形成...

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  • 山地河川における洪水観測水面形と詳細地形測量結果に基づく非静水圧準三次元解析(Q3D-FEBS)を用いた巨石群の移動解析

    大野 純暉, 山下 篤志, 竹村 吉晴, 福岡 捷二 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_631-I_636, 2021

    ...<p> 山地河川の河床材料は幅広い粒径で構成され,大きさ1m程度の巨石群の移動は,流れの抵抗・土砂移動に大きく影響を及ぼす.また巨石の移動は,山地河川で形成されている瀬・淵等の安定を評価する際にも重要となる.本研究では,滝山川温井ダム上流河道における洪水前後の巨石,砂礫の存在状況を観測データに基づき分析し,洪水流による巨石の移動を検討している.さらに,この観測結果に対して,詳細地形測量データと観測水面形...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 胸部外科手術で心膜開窓時に胸腔内加温蒸留水洗浄により一過性ST上昇をきたした症例

    瀧山 さゆり, 河野 泰大, 堀下 貴文, 川﨑 貴士 日本臨床麻酔学会誌 40 (2), 128-134, 2020-03-15

    <p>53歳,男性.右下葉肺腺癌に対して,胸腔鏡下右下葉切除術が施行された.手術操作のために心膜の一部が開窓されたが,胸腔内洗浄として蒸留水が注入されたところモニター心電図でSTの上昇と血圧低下を認めた.蒸留水の吸引によってST上昇は徐々に改善し,血圧も安定した.術後の心機能評価で異常所見は認められなかった.心膜開窓により蒸留水が一時的に直接心筋を障害し,冠攣縮もしくは心膜炎様変化を引き起こした…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 低体温症を繰り返した多系統萎縮症の一例

    佐竹 紅音, 名取 高広, 一瀬 佑太, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 自律神経 57 (2), 151-155, 2020

    <p>69歳,男性.主訴は低体温,意識障害.2006年より歩行時のふらつきを認め,2008年に多系統萎縮症(MSA-C)と診断した.2018年1月,意識混濁を認め体温が32.2℃であったため,近医に入院し加温のみで復温した.3月にも再び意識混濁・低体温を認めたために当院へ入院した.入院時現症は,失調性言語,四肢の協調運動障害,尿失禁を認めた.検査所見では,CVR-Rは正常,交感神経性皮膚反応は無…

    DOI 医中誌

  • 任意の目標地点を通る車両旋回制御のためのクロソイド曲線を用いた旋回軌道実時間生成

    瀧山 武, 藤田 純一 自動車技術会論文集 51 (6), 1012-1018, 2020

    任意目標地点を通る車両旋回制御のためには旋回可能な軌道設定が必要である。操舵速度一定の旋回軌道がクロソイド曲線と一致することはよく知られているが、通過地点を指定したクロソイド曲線を試行錯誤なく実時間生成する方法はあまり報告されていない。そこでクロソイド曲線と旋回軌道の特徴を用いた軌道設定を検討した。

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  • 臨床経過,関連合併症が著明に異なるミトコンドリア糖尿病の同胞例

    阿部 智絵, 竹田 安孝, 別所 瞭一, 酒井 健太郎, 中村 知伸, 柳町 剛司, 坂上 英充, 藤田 征弘, 安孫子 亜津子, 滝山 由美, 太田 嗣人 糖尿病 62 (3), 162-169, 2019-03-30

    <p>症例は43歳女性.若年時より難聴あり.頭痛と嘔気を主訴に前医を受診.糖尿病ケトアシドーシスの診断で,当院紹介入院となった.インスリン分泌能は著明に低下し,強化インスリン療法を要した.母系の糖尿病家族歴に感音性難聴を伴い,白血球におけるm.3243A>G変異を認め,ミトコンドリア糖尿病(mitochondrial diabetes …

    DOI 医中誌

  • 緑地保全活動による生理的影響の検証の試み

    甲野 毅 International Journal of Human Culture Studies 2019 (29), 522-525, 2019-01-01

    ...<p> 本研究の目的は,緑地保全活動が活動に参加する人々にもたらす生理的影響について,分析する手法を示すことである.そして生理的影響の指標として,心拍変動による自律神経活動の計測を行うこととした.そこで東京都内の滝山里山保全地域で,毎月1回実施される緑地保全活動に参加する地域住民2名と,その活動を運営するNPO法人のスタッフ4名を対象に調査をした.その結果,副交感神経活動が関与すると考えられるHFが...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 原薬の分離精製のための晶析操作

    滝山 博志 日本結晶成長学会誌 45 (4), n/a-, 2019

    <p>  The crystallization operation is widely used in pharmaceutical production processes. Crystallization is one of unit operation which deals with crystallization phenomena. Crystal qualities have …

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  • 亜急性に進行する痙性対麻痺を呈し脊髄炎様画像所見を認めた局所型破傷風の1例

    土屋 舞, 小林 史和, 山城 亘央, 長坂 高村, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 58 (11), 688-691, 2018

    <p>35歳男性,腰痛,排尿障害が認められ,経過から脊髄炎が疑われ当院入院とした.下肢の近位筋力低下と,腱反射が著明に亢進しており,痙性対麻痺と考えられた.開口障害,後弓反張は認められず,髄液検査では細胞数が軽度上昇しているのみであった.入院後に膀胱直腸障害,痙縮が進行していたため脊髄炎としてステロイドパルスを施行したが,その後も増悪し,後弓反張,音・光過敏も出現した為に,破傷風の可能性を考慮し…

    DOI Web Site PubMed 参考文献3件

  • <症例報告>新規REEP1 遺伝子変異を認めたSPG31 の一例

    下園 啓介, 一瀬 佑太, 南 海天, 諏訪 裕美, 佐竹 紅音, 佐藤 統子, 羽田 貴礼, 土屋 舞, 高 紀信, 長坂 高村, 瀧山 嘉久 山梨医科学雑誌 33 (2), 63-68, 2018

    遺伝性痙性対麻痺(hereditary spastic paraplegia, HSP)は,進行性の下肢の痙縮と筋力低下を主徴とする遺伝性神経変性疾患であり,これまでにSPG1-SPG79 の病型が知られている。その中でREEP1 遺伝子を病因遺伝子とするSPG31 は,常染色体優性遺伝性HSP(ADHSP)において二番目に多い病型であり,REEP1 …

    DOI 機関リポジトリ

  • 過渡時空燃比制御におけるモデル予測制御のオンライン適応化の検討

    瀧山 武, 東野 充宏 自動車技術会論文集 48 (2), 569-574, 2017

    モデル予測制御において,制御対象を線形モデル化して設計した場合,モデルパラメータが設計時から変化すると制御性能は悪化するが,モデルパラメータが制御対象と一致していれば,常に最適制御が可能である.そこで,MPCを用いた過渡時空燃比制御において遺伝的アルゴリズムを用いたオンライン適応化について検討した.

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  • ラット腎臓内ウラン濃集部の局在量、化学形および組織病理変化の経時観察

    武田 志乃, 鈴木 享子, 瀧山 和志, 沼子 千弥, 松本 和久, 上原 章寛, 佐藤 修彰, 寺田 靖子, 小久保 年章, 石原 弘 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), O-26-, 2017

    【はじめに】<br> 本格化する福島原発廃炉作業では溶融した燃料近くの汚染水や廃棄物等の処理における有事に備え、関連核種の生体影響に関する科学的知見の整備が求められている。中でもウランは腎障害を引き起こすことが知られている。これまでのラットを用いた検討では、投与後早期には腎近位尿細管上皮に投与量の500倍以上に匹敵するウラン濃集部が散在することが示されている。ウランはα線核種でもあることから、ウ…

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  • 大腸転移巣からの出血が発見契機となった肝外発育型肝細胞癌の1例

    田中 一成, 辻 邦彦, 松居 剛志, 姜 貞憲, 桜井 康雄, 瀧山 晃弘, 篠原 敏也, 真口 宏介 日本消化器病学会雑誌 114 (4), 691-699, 2017

    <p>症例は60歳女性.鮮血便を主訴に当科を受診.下部消化管内視鏡検査で横行結腸に潰瘍面をともなう50mm大の粘膜下腫瘍と,造影MRI検査で肝内に腫瘍性病変を複数認めた.大腸粘膜下腫瘍の多発肝転移を疑い出血コントロール目的に横行結腸切除術を施行,中分化型肝細胞癌と診断した.術後に再検討した結果,肝S2から腹腔内へ発育する40mm大の多結節癒合型の肝細胞癌を認め,同腫瘍の血行性大腸転移と診断した.…

    DOI PubMed 医中誌

  • 脊髄虚血による術後対麻痺を合併した炎症性腹部大動脈瘤破裂の1例

    三浦 修平, 山田 陽, 伊庭 裕, 丸山 隆史, 瀧山 晃弘, 中西 克彦 日本血管外科学会雑誌 26 (5), 271-274, 2017

    <p>炎症性腹部大動脈瘤破裂に対する緊急手術後に,対麻痺を合併した症例を経験したので報告する.症例は81歳,女性.腹痛を主訴に当院に救急搬送された.CTにて,腹部大動脈瘤の周囲にmantle signと思われる強い造影効果を認め,後腹膜腔に多量の血腫が貯留していた.炎症性腹部大動脈瘤破裂と診断し,緊急手術を施行.腎動脈下腹部大動脈で血行遮断し,人工血管置換術により救命しえたが,術後に下肢対麻痺を…

    DOI 医中誌

  • 全身運動におけるパフォーマンスに関連した運動要素の同定

    瀧山 健, 古木 大裕 日本神経回路学会誌 24 (3), 138-146, 2017

    野球における投球動作を始めとして,目標の結果を達成するための身体運動(目標指向型の運動)はスポーツ,芸術,日常生活の様々な場面における基礎要素である.しかしながら,目標指向型の全身運動の特性は未だ十分明らかにされていない.なぜならば,全身運動に内在する3つの特性(1. 多数の身体部位の時系列が関わる高次元性,2. 動力学が非線形である非線形性,3. …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 過渡時空燃比制御におけるモデル予測制御の適用の検討

    瀧山 武, 東野 充宏 自動車技術会論文集 48 (3), 757-762, 2017

    ガソリン機関の燃費向上のために,EGR利用や,頻繁なエンジンの停止起動などが増加している.そのような場合においても排出ガス浄化効率最適化のためには空燃比の精密な制御が必要である.近年様々な制御対象に対して適用されているモデル予測制御を過渡時空燃比制御に適用するための検討を行い実験により検証した.

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  • Fanconi症候群による多発性偽骨折を認めたWilson病の1例

    土屋 舞, 髙木 隆助, 小林 史和, 長坂 高村, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 57 (9), 527-530, 2017

    <p>症例は40歳男性である.Wilson病(Wilson’s disease; WD)のため,1995年から約20年間塩酸トリエンチンの内服を継続していた.2009年頃から左肩疼痛が出現した.2013年には胸痛も出現したので,胸部単純X線写真を撮影したところ多発性肋骨偽骨折を認めた.蛋白尿,低カリウム血症,低リン血症,汎アミノ酸尿などネフローゼ症候群と尿細管障害を示唆する所見からFanconi…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献7件

  • 反射性ミオクローヌスを認めたBickerstaff脳幹脳炎の1例

    高木 隆助, 長坂 高村, 諏訪 裕美, 土屋 舞, 高 紀信, 瀧山 嘉久 臨床神経学 57 (7), 395-398, 2017

    <p>症例は33歳女性.マイコプラズマ感染後に発症したBickerstaff脳幹脳炎(Bickerstaff brainstem encephalitis; BBE)に対し,大量ガンマグロブリン静注療法とステロイドパルス療法を併用し症状は改善した.第15病日より,膝蓋腱や下顎叩打時の反射性ミオクローヌスが四肢・体幹に出現し2週間ほどで自然消失した.反射性ミオクローヌスの起源は,表面筋電図および病…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献9件

  • 妨害刺激の再生タイミングがチンパンジー(<i>Pan troglodytes</i>)の音源定位能力に与える影響

    瀧山 拓哉, 服部 裕子, 友永 雅己 霊長類研究 Supplement 33 (0), 34-34, 2017

    <p>ヒトに限らず多くの霊長類種で音声を用いたコミュニケーションが行われている。一般に,自然界には同時に多数の音源が存在しており,音声コミュニケーションを行う際にはシグナルの発信者が可視範囲にいるとは限らない。そのため,音声コミュニケーションによって頻繁に情報を交換する種にとっては,妨害刺激を含む音環境の中で他者が発する音からその位置を定位する能力は非常に重要であると考えられる。一方で,これまで…

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  • <症例報告>脳卒中様エピソードを繰り返した成人型神経核内封入体病の1例

    名取 高広, 新藤 和雅, 土屋 舞, 福元 恵, 髙木 隆助, 山城 亘央, 長坂 高村, 曽根 淳, 祖父江 元, 瀧山 嘉久 山梨医科学雑誌 32 (2), 105-110, 2017

    症例は56歳男性。2010 年に左上肢の脱力発作,2011年に右上肢の脱力発作と構音障害,2012年には左上下肢の脱力発作,構音障害が出現したが,いずれも1 日以内には回復した。その後も一過性に,箸が持てない,呂律が回らないなどの症状を計12回認めた。2014年,靴の履き方,ドアの開け方がわからないなどの症状が出現し,当院へ入院した。頭部MRI …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • いつでもどこでも運動学習能力を計測できるアプリPoMLabの開発

    瀧山 健, 進矢 正宏 日本神経回路学会誌 23 (3), 112-122, 2016

    多くの運動学習実験は実験室環境にて行われてきた.実験パラダイムとしてしばしば,巨大で高価なマニピュランダムが必要となる腕の到達運動と外乱学習が用いられる.すなわち,運動学習実験を行うためには,巨額の資金と広い実験スペースが必要不可欠である.被験者もまたマニピュランダムが設置された実験室へ移動する負担を課せられる.この負担は特に,感覚運動疾患患者(脳卒中患者など)を対象とした実験を行う際に大きな問…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 神経筋サルコイドーシスの診療ガイドライン改訂をめぐって

    西山 和利, 横山 和正, 黒田 宙, 滝山 容子, 木村 成志 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 36 (1_2), 13-16, 2016

    <p> 神経系や筋を侵すサルコイドーシスを神経筋サルコイドーシスと呼ぶ.神経系サルコイドーシスは診断,治療において無 作為化比較試験(RCT)が乏しく,科学的エビデンスに欠ける分野である.そのために診療ガイドラインの整備が遅れてい た.今回,日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会が主体となり,サルコイドーシスのガイドラインの全面改訂が進めら …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献12件

  • 駅構内コンビニにおけるICカード利用促進のための調査研究

    伊藤 晶子, 畔柳 加奈子, 櫛 勝彦, 滝山 直樹, 神垣 智一 デザイン学研究 62 (6), 6_85-6_94, 2016

    首都圏の駅構内コンビニエンスストアにおける交通系ICカード利用率を向上させる方策の検討を目的として、グループインタビュー、観察調査、ワークショップを実施した。その結果、ICカード利用率を向上させるための、複数の改善策を提案することができた。更に、それらの改善策を複数の実際の店舗に適用をして、その効果を検証した。最終的に、これらの改善策により、店舗でのICカード利用率を向上させることができた。また…

    DOI

  • チンパンジーは高音より低音のリズムを知覚しやすい

    瀧山 拓哉, 服部 裕子, 松沢 哲郎 霊長類研究 Supplement 32 (0), 64-64, 2016

    <p>音楽は世界中でヒトの文化の発展に重要な役割をはたしてきた。音楽はヒトが独自に発展させたコミュニケーション様式であり、リズムや用いられる音の多様性など、他の動物の音声コミュニケーションにはあまり見られない特徴が存在する。例えば高音は旋律を奏でる際に使われやすく、低音はリズムを伝える際につかわれやすいというように、音楽においては伝達する情報の種類によって異なる高さの音が使われている。ヒトの聴覚…

    DOI

  • 運動学習の統一理論モデル

    瀧山 日本神経回路学会誌 23 (1), 14-34, 2016

    腕の到達運動と外乱を用いた実験パラダイムにより,身体運動学習に関わる脳内メカニズムの理解が進められてきた.特に,実験と理論の融合的アプローチが広く進められ,様々な理論的枠組が提案されるに至っている.しかしながら,様々な理論的枠組が場当たり的に提唱され,詰まるところ身体運動学習に関わる脳内メカニズムにおける最も重要な要素は何か,という問題は未解決なままである.著者は近年,“我々は運動する前に暗黙の…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 内部EGR使用時における過渡時空燃比制御のロバスト性検討

    瀧山 自動車技術会論文集 46 (3), 705-711, 2015

    ガソリン機関の燃費改善の目的でEGRが用いられることが近年多い。どのようなEGR条件においても理論空燃比近傍に制御するためにはロバストな制御系が必要不可欠である。そこで,吸気弁開時期変化による内部EGR使用時において,適応FF+FB制御機構を用いて様々な運転状態における過渡時空燃比制御のロバスト性を検討した。

    DOI Web Site

  • プリオン蛋白遺伝子のコドン180と232にdouble mutationをみとめたCreutzfeldt-Jakob病の1例

    髙 紀信, 髙木 隆助, 三輪 道然, 長坂 高村, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 55 (6), 424-427, 2015

    症例は74歳男性.構音障害,歩行障害で発症し,頭部MRI検査,髄液検査の結果からCreutzfeldt-Jakob病(CJD)と診断した.遺伝子検査でV180I変異およびM232R変異の複合ヘテロ接合性変異をみとめた.V180I変異は緩徐進行性であり,ミオクローヌスやPSDの出現が低頻度で非典型的な経過をたどることが多い.M232R変異は急速進行性の孤発性CJDに似た経過をたどるものと,緩徐進行…

    DOI PubMed 医中誌 参考文献7件

  • 京都市動物園における霊長類学初歩実習: 北野高校の取り組み

    瀧山 拓哉, 杉江 勇哉, 中田 希穂, 藤本 嵐, 山口 美緒, 川上 文人 霊長類研究 Supplement 31 (0), 107-107, 2015

    京都大学リーディング大学院霊長類学・ワイルドライフサイエンスと大阪府立北野高等学校の高大連携事業及び、北野高校の授業の一環として、大学生と高校生が京都市動物園において観察を行っている。高校生は動物園で長時間霊長類を観察することを通じて霊長類学に触れ、フィールドワークの精神を実感することにより、通常の高校での授業とは異なる、答えのない問題に挑戦するという経験を積むこととなる。そして普段教えてもらう…

    DOI

  • LSAスコア低得点化に関連する要因

    松田 憲亮, 宗形 龍太朗, 池田 翔, 中原 雅美, 永井 良治, 岡本 龍児, 池田 拓郎 理学療法科学 30 (6), 977-980, 2015

    〔目的〕Life Space Assessment (LSA)低得点化に関与する要因を明らかにすることとした.〔対象〕2次介護予防対象30名を対象とした.〔方法〕LSA高得点群と低得点群の2群に分け,各評価項目の得点の平均値における独立2群間の差の検定,各評価項目得点間の関連性,LSA低得点に関与する要因分析を行った.〔結果〕LSA低得点群は高得点群と比較し,4つの評価項目得点の平均値に有意差を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 緩徐進行性の歩行障害と記銘力低下で発症したクリプトコッカス脳室炎の1例

    山城 亘央, 長坂 高村, 高木 隆助, 三輪 道然, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 55 (2), 81-86, 2015

    症例は54歳の男性である.2010年12月歩行障害を発症し,2011年2月には記銘力低下も出現した.頭部MRIにて脳室周囲のT<sub>2</sub>高信号と脳室壁,脈絡叢の造影効果をみとめた.髄液は細胞数・蛋白上昇,糖低下をみとめ,クリプトコッカス抗原陽性から,クリプトコッカス脳室炎と診断した.リポゾーマル・アムホテリシンB,フルコナゾールにて治療を開始したが,副作用が出現したためボリコナゾー…

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 小中高生を対象とした児童福祉施設における「縫い物・編み物講座」の試み

    井元 りえ, 亀井 佑子, 浅井 直美, 西原 直枝, 滝山 桂子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 58 (0), 66-, 2015

    【研究目的】   本研究は、小中高生を対象とした児童福祉施設における「縫い物・編み物講座」の実践から考察を行うものである。この実践のきっかけは、「生活やものづくりの学びネットワーク」の東京実行委員会が家庭科で扱うものづくりの魅力を一般の方々に伝える活動をしたいと考え、著者が在勤の江戸川区の社会教育担当者に問い合わせを行ったことに始まる。その結果、小中高生を対象とした児童福祉施設の指導者から「最…

    DOI

  • 駅構内店舗におけるIC カード利用促進にむけた調査研究 -行動観察手法を用いて-

    伊藤 晶子, 滝山 直樹, 神垣 智一 人間生活工学 15 (1), 84-91, 2014-03-31

    <p>行動観察手法とは,人の行動を観察することで,その人自身が認識していない潜在的なニーズを抽出する方法であり,人間生活工学の方法として注目を集めている.</p><p>今回,この方法にグループインタビューを併用し,駅構内のコンビニエンスストア(駅コンビニ)において交通系IC カードの利用実態の調査を行い,IC …

    DOI Web Site

  • <b>整定時間を指定するサーボ系設計</b>

    太田 有三, 瀧山 武, 増淵 泉 システム制御情報学会論文誌 27 (1), 1-7, 2014

    In this paper, we treat 2 dimensional systems or systems which can be approximated as 2 dimensional systems. We will propose a PI control scheme of a servo system design that gives the shortest …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 病院における緑化手段としての植物工場のデザイン提案

    瀧山 愛, 小野 健太, 渡邉 誠 日本デザイン学会研究発表大会概要集 61 (0), 224-, 2014

    21世紀における病院のあり方として国立病院機構が2005年に打ち出した「ガーデンホスピタル構想」は、病院内外の緑化や植栽を充実させることで来院者や職員、家族の精神的ストレスを軽減させることを目的とした構想である。 超高齢化社会を迎える今後の日本では、こうした人々の精神的ケアが重要とされているのである。この構想を受け、厚生労働省が主体となって病院緑化を全国で進めているが、維持管理の困難さや人件費等…

    DOI

  • 駅構内コンビニエンスストアにおけるICカード利用促進の調査研究

    伊藤 晶子, 櫛 勝彦, 滝山 直樹, 神垣 智一 日本デザイン学会研究発表大会概要集 61 (0), 104-, 2014

    日本の首都圏鉄道での交通系ICカード利用率は8割を超えるが、駅構内コンビニエンスストアでの電子マネーとしての利用はその半分以下である。ICカードは、利用者へのサービス向上だけではなく、現金取扱いの減少による後方業務の低減等、店舗管理の面でも効果的であり、事業者はICカード利用率を向上させたい。鉄道でのICカード利用率が高いにも関わらず店舗での利用率が低いのは、店舗特有の利用阻害要因があると考え、…

    DOI

  • 遺伝性痙性対麻痺の最新情報

    瀧山 嘉久 臨床神経学 54 (12), 1009-1011, 2014

    遺伝性痙性対麻痺(hereditary spastic paraplegia; HSP)は下肢の痙縮と筋力低下を呈する神経変性疾患群である.現時点でSPG1~72の遺伝子座と60を超す原因遺伝子が同定されているが,全国多施設共同研究体制であるJapan Spastic Paraplegia Research …

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 神経科領域 - 神経・筋サルコイドーシスの臨床

    滝山 容子, 西山 和利 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 34 (Suppl1), 29-29, 2014

    神経・筋サルコイドーシス(サ症)は非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を特徴とするサルコイドーシス 病変が中枢神経・末梢神経・筋に出現したもので,サ症の5〜13%にみられる.他臓器サ症に伴う 場合のほか,神経・筋サ症のみの孤発性や,画像・検査所見のみ陽性となる無症候性もある.  病変分布は広範囲に及び,中枢神経である脳・脊髄では,①実質内肉芽腫性病変(限局性腫瘤病変, …

    DOI 医中誌

  • ポリシベース電力制御のためのスマートタップの設計と実装

    森本, 尚之, 藤田, 有, 吉田, 雅昭, 吉水, 宏幸, 滝山田, 昌文, 明比, 輝一, 田中, 真実 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 3 (4), 1-11, 2013-12-25

    ユーザにとって低負担かつ効果的な電力マネジメントのために,ポリシベース電力制御のためのスマートタップの設計と実装を行った.開発にあたっては正確な電力計測性能,様々な制御ポリシを実行可能な計算能力,実生活環境での継続的な使用を考慮した安全性などを重視した.ポリシベース電力制御の実用例として,ソフトウェアベースでの回路ブレーカ機能と,複数機器の突入電流の重なりを回避する機能とを実装し評価を行った.ま…

    情報処理学会

  • ナップザックアルゴリズムを用いた家電への電力割当の制御

    森本尚之, 藤田有, 吉田雅昭, 吉水宏幸, 滝山田昌文, 明比輝一, 田中真実 2013年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2013 3p-, 2013-09-18

    家電への電力割当をナップザック問題とみなし,動的計画アルゴリズムを用いて電力割当を制御するシステムについて述べる.本システムは,利用可能な電力の総和に上限がある際に,ユーザにとっての利便性を最大化するべく各家電のオン・オフを制御する.

    情報処理学会 Web Site

  • センサ情報を活用した電力マネジメントのためのスマートタップネットワーク

    森本尚之, 藤田有, 吉田雅昭, 吉水宏幸, 滝山田昌文, 明比輝一, 田中真実 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 55-56, 2013-03-06

    我々は,以前に開発したスマートタップに各種センサを導入し,電力消費情報や各種センサ情報を活用して家電を制御するスマートタップネットワークを構築した.構築したシステムにおいては,各スマートタップが相互に通信することにより,異なるスマートタップに接続された家電を電力消費情報やセンサ情報に基づき協調的に動作させることができる.実生活環境における実証実験として,宅内の消費電力情報を高頻度(0.5秒間隔)…

    情報処理学会

  • センサ情報を活用した電力マネジメントのためのスマートタップネットワーク

    森本尚之, 藤田有, 吉田雅昭, 吉水宏幸, 滝山田昌文, 明比輝一, 田中真実 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 55-56, 2013-03-06

    我々は,以前に開発したスマートタップに各種センサを導入し,電力消費情報や各種センサ情報を活用して家電を制御するスマートタップネットワークを構築した.構築したシステムにおいては,各スマートタップが相互に通信することにより,異なるスマートタップに接続された家電を電力消費情報やセンサ情報に基づき協調的に動作させることができる.実生活環境における実証実験として,宅内の消費電力情報を高頻度(0.5秒間隔)…

    情報処理学会

  • パーキンソン病に対するDBS療法-当施設での取り組み-

    佐藤 澄人, 滝山 容子, 荻野 裕, 渡辺 克成, 寺尾 亨, 松本 千尋, 知見 聡美, 南部 篤, 西山 和利, 隈部 俊宏, 藤井 清孝 臨床神経学 53 (11), 1053-1055, 2013

    パーキンソン病に対するDBS療法には主としてSTN-DBSとGPi-DBSがあるが,どちらを選択するかについては意見がわかれるところである.われわれは術前の認知機能を評価し,術後の認知機能低下のリスクが高いと判断した患者にはGPi-DBSを選択している.DBS手術は局所麻酔でおこなうのが原則であるが,長時間のストレスに耐えられない患者に対しては全身麻酔下の手術も有用である.サルをもちいた実験によ…

    DOI PubMed 参考文献8件

  • 経過中に中枢性無呼吸を呈したクロイツフェルト・ヤコブ病の1例

    髙 紀信, 長坂 高村, 小林 史和, 山城 亘央, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 53 (8), 642-645, 2013

    症例は77歳の女性である.めまい,構音障害で発症し,その後失調,見当識障害が出現し入院した.頭部MRI拡散強調像で,両側大脳皮質,被殻,尾状核に高信号病変をみとめ,髄液ではNSE,14-3-3蛋白,タウ蛋白が上昇し,脳波ではPSDをみとめた.プリオン蛋白遺伝子に特異的変異をみとめず,孤発性Creutzfeldt-Jakob病(CJD)と診断した.発症2ヵ月後にCheyne-Stokes呼吸(CS…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献5件

  • ウラン腎臓取り込みに及ぼすクロレラの効果

    瀧山 和志, 武田 志乃, 内川 拓也, 小久保 年章, 島田 義也 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 1002024-, 2013

    【はじめに】原子力発電で利用されるウランは腎毒性物質として知られている。ウランは地殻成分として環境中に広く分布し、原発事故で飛散した多くの放射性核種と同様に、その内部被ばく影響に関心が高まっている。劣化ウラン弾汚染や鉱山乱開発による環境負荷の懸念、あるいは地下水汚染地域での健康調査報告などを背景に、放射線防護の観点から早急な対応が求められている。緑藻の一種であるクロレラは、鉛、カドミウム、メチル…

    DOI

  • 十二指腸乳頭部原発腺内分泌細胞癌の1例

    加藤 新, 真口 宏介, 小山内 学, 高橋 邦幸, 潟沼 朗生, 矢根 圭, 階子 俊平, 金子 真紀, 原田 亮, 加藤 隆佑, 友成 暁子, 安保 義恭, 高田 実, 篠原 敏也, 瀧山 晃弘 日本消化器病学会雑誌 110 (2), 282-289, 2013

    The occurence of an adenoendocrine cell carcinoma on the ampulla of Vater is rare, especially when the component of adenocarcinoma is not located on the mucosa of the ampulla. A 76-year-old man was …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 胆管原発腺扁平上皮癌の画像所見と臨床病理の特徴:自験3例の検討から

    金子 真紀, 真口 宏介, 高橋 邦幸, 潟沼 朗生, 小山内 学, 矢根 圭, 金 俊文, 加藤 新, 安保 義恭, 篠原 敏也, 瀧山 晃弘 胆道 27 (2), 167-175, 2013

    <b>要旨:</b>肝外胆管に発生した腺扁平上皮癌3例を経験し,特徴的な画像所見を呈していたので,臨床像,病理学的所見を加えて報告する.全例男性であり,年齢は平均で72.3歳.主訴は,黄疸2,腹痛1例.切除標本での肉眼形態は結節膨張型2,結節浸潤型1例であった.扁平上皮癌成分の含有率は75,65,85%であり,管状腺癌と扁平上皮癌が混在し,浸潤部の組織型は扁平上皮癌が優位であった.リンパ節転移は…

    DOI 医中誌

  • 計算論的神経科学から眺めたリハビリテーション—現状と展望—

    瀧山 日本神経回路学会誌 20 (3), 108-122, 2013

    本稿では計算論的神経科学の視点からリハビリテーション,特に脳卒中リハビリテーションへアプローチする方法の一つを紹介する.第一に,腕の到達運動そして外乱学習に着目し,運動プリミティブの枠組みに基づく運動学習の数理モデルを紹介する.第二に,到達運動そして外乱学習において,各病態(小脳疾患,パーキンソン病,ハンチントン病,脳卒中)の患者と健常者の行動を比較する.第三に,脳卒中リハビリテーション方法をい…

    DOI 医中誌 参考文献113件

  • 著明な石灰化を伴った肝原発神経内分泌腫瘍の1例

    山崎 大, 辻 邦彦, 志田 勇人, 友成 暁子, 青木 敬則, 姜 貞憲, 桜井 康雄, 児玉 芳尚, 真口 宏介, 瀧山 晃弘, 篠原 敏也, 中島 収, 神代 正道 肝臓 54 (2), 152-160, 2013

    A 45-year old woman initially presented with a liver mass. Abdominal ultrasound revealed a 14 cm round mass with clear borders in the right hepatic lobe; the mass demonstrated both hyper- and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献88件

  • リツキシマブ投与終了10カ月後に発症したHBV再活性化de novo肝炎の1例

    一箭 珠貴, 姜 貞憲, 松居 剛志, 辻 邦彦, 真口 宏介, 上林 実, 安藤 精章, 瀧山 晃弘, 篠原 敏也 肝臓 54 (3), 194-202, 2013

    症例は62歳女性.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対して2006年8月からリツキシマブ併用化学療法を開始した.その後リツキシマブ単独維持療法へ移行し2008年11月最終投与し,経過観察としていた.2009年9月頃から肝機能異常を認め,11月に当センターへ入院となる.HBs抗原は化学療法前陰性,入院時陽性を示し,原疾患治療歴,HBV感染の濃厚な家族歴を有することからHBV再活性化による肝炎を疑い,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献35件

  • 改良杭頭部にジオテキスタイル土のうを用いたパイルスラブ式盛土の振動実験について

    野中 隆博, 小島 謙一, 瀧山 清美, 森野 達也, 陶山 雄介, 青木 一二三 ジオシンセティックス論文集 28 (0), 73-80, 2013

    トンネル工事等により大量に発生する建設発生土の有効利用を図るために,盛土内に地盤改良杭を打設し,それによりコンクリート路盤を支持する盛土構造(パイルスラブ式盛土)の開発を行っている.これまで,1/10スケールの振動実験結果より,地震時において無対策時と比較しコンクリート路盤の沈下が大幅に抑制されることが確認された.また,本構造の課題であった杭頭部とコンクリート路盤間の砕石の抜け出しに対しても,ジ…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 肝細胞癌を合併した非線維化NASH及び遺伝子型Ae HBV起因B型慢性肝炎の1例

    姜 貞憲, 瀧山 晃弘, 桜井 康雄, 松居 剛志, 金 俊文, 志田 勇人, 辻 邦彦, 児玉 芳尚, 安保 義恭, 篠原 敏也, 真口 宏介 肝臓 53 (2), 90-100, 2012

    症例は70歳男性で,68歳時,後に肝過形成結節と診断された肝腫瘤精査目的で当院へ紹介された.HBV感染指標からB型肝炎ウイルス(HBV)遺伝子型Aeの持続感染による非活動性carrierと診断し,既往・生活歴と画像診断から非アルコール性脂肪性肝疾患の合併を疑った.経過観察から2年後,肝S6に直径20 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献84件

  • 筋萎縮が頸筋と上肢帯筋にほぼ限局してみとめられた抗SRP抗体陽性多発筋炎の1例

    三輪 道然, 中村 由紀, 長坂 高村, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 52 (4), 234-238, 2012

    症例は29歳男性である.27歳頃より頸部の筋力低下を自覚し,健診にて高CK血症を指摘され,当院を受診.頸部と上肢帯の高度の筋力低下と筋萎縮をみとめ,血中CK値は9,159IU/<i>l</i> と上昇していた.四肢近位筋で実施した針筋電図は,当初,筋疾患に典型的な低振幅MUPがめだたなかったが,経過中に徐々に低振幅MUPとなった.血中抗SRP抗体陽性で,三角筋生検は壊死性ミオパチーの所見であり,…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献11件

  • 膵管癌と内分泌腫瘍合併・併存例の検討

    原田 亮, 真口 宏介, 高橋 邦幸, 潟沼 朗生, 小山内 学, 矢根 圭, 階子 俊平, 金子 真紀, 加藤 隆佑, 加藤 新, 安保 義恭, 篠原 敏也, 瀧山 晃弘 膵臓 27 (2), 175-184, 2012

    1997年4月から2010年12月までに当センターで経験した浸潤性膵管癌切除例167例のうち内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor;NET)と膵管癌(ductal cell carcinoma;DC)の合併2例,併存1例を対象として,NET,DCの占拠部位と腫瘍径,切除標本肉眼所見と病理学的所見,臨床像,画像所見について検討を行った.症例1,2はNETとDCが離れて存在し(合併),…

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • 電力のインテリジェント制御機能つきスマートタップの開発

    森本尚之, 田中真実, 明比輝一, 吉田雅昭, 吉水宏幸, 滝山田昌文, 上村洋平 平成23年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2011 2011-09-22

    本発表では、高精度の電力計測機能に加えてインテリジェントな電力制御機能を持つスマートタップの開発について述べる。これにより、電力消費の見える化などにとどまらない、よりアクティブかつ柔軟な電力管理の実現につながる。

    情報処理学会

  • 海水溶存資源の総合的有効利用技術

    滝山 博志 混相流 25 (1), 12-19, 2011

    In resource-starved Japan, sea water resources have attracted attention until now. However, there is no utilization example technology except for a salt and water. It is apprehensive about …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 単純適応制御を用いた過渡時空燃比制御のロバスト性検討

    瀧山 自動車技術会論文集 42 (5), 1073-1078, 2011

    燃費低減と排出ガス浄化のために吸排気バルブ駆動などガソリン機関運転パラメータの可変化が進み、過渡時空燃比制御の高精度化がますます必要である。モデル適応制御の一つである単純適応制御をレギュレータである過渡時空燃比制御に用い、高精度に空燃比制御ができたことを示す。

    DOI Web Site

  • DITA

    滝山 博志 ファルマシア 47 (11), 1012_3-1012_3, 2011

    DOI

  • 不純物存在下での無機リン化合物の結晶成長阻害現象

    西田 貴裕, 滝山 博志 化学工学論文集 36 (2), 105-110, 2010

    工業晶析では,プロセス中の不純物が結晶成長現象に影響を及ぼし,生産効率を左右することがある.そこで,本研究では,無機リン化合物を対象に,複数の不純物(夾雑不純物)存在下での単一結晶および結晶粒子群(懸濁結晶)の成長現象を観察するとともに,不純物が結晶粒子群の品質に及ぼす影響について考察した.<br>その結果,本対象系では,不純物は結晶粒子群の成長を阻害するが,構造には影響を及ぼさないことがわかっ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • 海水溶存資源の総合的利用技術

    滝山 博志, 大村 亮, 正岡 功士, 三角 隆太, 松本 真和, 尾上 薫 日本海水学会誌 64 (6), 318-322, 2010

    In this review, the following five contents were mainly studied for investigating the integrated utilization technology of sea water resources. (1) Re-consideration of the sea water resources. (2) …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 性腺機能低下症を合併した小脳性運動失調症の1例

    小林 史和, 栗原 康, 長坂 加織, 飯田 晴康, 新藤 和雅, 瀧山 嘉久 臨床神経学 50 (2), 98-102, 2010

    症例は28歳男性で,幼少時から歩行時のふらつきがあったが,進行していなかった.25歳時に性腺機能低下症と小脳萎縮を指摘され,当院を受診した.両側卵黄状黄斑ジストロフィー,注視方向性眼振,構音障害,小脳性運動失調症,四肢腱反射低下,凹足変形をみとめた.大脳高次機能,嗅覚,聴覚には異常なし.内分泌学的検査で性腺機能低下症をみとめたが,既知の遺伝性脊髄小脳変性症やKallmann症候群の遺伝子異常はみ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献26件

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