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秋山 弘之, 村尾 邦彦 蘚苔類研究 13 (1), 11-14, 2023-11-21
...が積み上がった円錐状の塊がつくられることや無性芽が多細胞性である点でもB. viridisの無性芽と同様の性質を示す.しかしながら,クマノチョウジゴケの無性芽は長さ40‒100 µm,直径30 µmほどの短いラグビーボール状から円柱形であること,無性芽を構成する細胞がほぼ平滑な点などで,短い楕円体で細胞壁に顕著なパピラを有するB. viridisの無性芽と異なっている....
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樋口 正信, 佐藤 雅俊 植物研究雑誌 97 (4), 216-218, 2022-08-20
...Gray(カタウロコゴケ 科)を群馬県尾瀬ヶ原で確認した.本種はミズゴケ湿原や泥炭地に生育することが知られているが,尾瀬ヶ原においてもミズゴケ類の上に生育していた.国内産のカタウロコゴケ属には本種の他,カタウロコゴケ,イボカタウロコゴケ,ナメリカタウロコゴケの3 種があるが,ヌマカタウロコゴケは葉細胞表面が平滑であることと円形の葉と先端に無性芽をつける卵形~披針形の葉の二形の葉を持つことなどの特徴で...
紙谷 幸子, 柿嶌 眞 日本菌学会会報 62 (2), 93-100, 2021-11-01
...植物組織内における菌の存在部位の特定を目的として,<i>U. tranzscheliana</i>に特異的なPCRプライマーを開発した.この種特異的プライマーを用いて,くろぼ菌に感染したサクラソウの株(ジェネット)の個体(クローンラメット)のPCR法によるDNA検出を行った結果,菌体は花器だけでなく,地下茎や花茎にも存在していた.この結果から,サクラソウの感染株の地下茎には菌が存在しており,地下茎から無性芽...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site
安居 佑季子, 石崎 公庸 化学と生物 58 (9), 502-504, 2020-09-01
DOI Web Site Web Site 参考文献8件
畦 浩二, 前川 太佑 大阪教育大学紀要. 総合教育科学 68 75-85, 2020-02-29
type:Article
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古木 達郎 蘚苔類研究 12 (3), 76-78, 2020
オンタケヤスデゴケ(図1) Frullania schensiana C.Massal. (Fig. 1) Specimen examined. Japan, Honshu,Toyama-ken, Naka-niikawa-gun, Teteyama-machi, Yoshimine, 225 m alt., on trunks of tree, 4 July 2018, Furuki …
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鄭 天雄, 嶋村 正樹 蘚苔類研究 12 (1), 1-5, 2019
...の無性芽の形態について報告する....
GHOSH Totan Kumar, KANEKO Midori, TAKEZAWA Daisuke 低温生物工学会誌 62 (1), 57-60, 2016
Acclimation of plants to a great variety of environmental conditions is mediated by a phytohormone abscisic acid (ABA), which induces accumulation of stress-associated transcripts such as those …
野村 俊尚, 馳澤 盛一郎, 榊原 均 植物科学の最前線 7 (D), 153-160, 2016
Tsuboyama-Tanaka, Shoko, Kodama, Yutaka Journal of Plant Research 128 337-344, 2015
text
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神埜 勝, 加藤 大貴, 武田 真由子, 石崎 公庸, 西浜 竜一, 河内 孝之 植物化学調節学会 研究発表記録集 49 (0), 28-, 2014
秋山 弘之 蘚苔類研究 11 (3), 63-69, 2014
...これまで未知であったヤクシマコモチイトゴケの雄植物と胞子体の詳細を記載報告した.また本種の新たな産地として日本の東京都(御蔵島,八丈島),鹿児島県(大隅半島,徳之島,奄美大島),ならびに台湾(台中,苗粟),マレーシア(キャメロン高原),ベトナム(ビンフック)を報告した.本種と近縁なタマコモチイトゴケは,葉縁基部の明瞭な鋸歯ならびに無性芽を構成する細胞が短矩形でマミラを持つ点などでヤクシマコモチイトゴケ...
秋山 弘之 自然環境科学研究 26 (0), 1-6, 2013
Filamentous gemmae produced at the tips of chloronema cells emerging from both rhizoids from stem epidermal cells and leaf costa cells were newly reported from a single population of …
秋山 弘之 蘚苔類研究 10 (7), 223-225, 2012
Three-celled gemmae produced in leaf axils of Pterigynandrum fliforme are newly reported from a single population in Kyoto Prefecture, central Japan. The gemmae are abundantly produced in leaf axils …
DOI Web Site 参考文献6件
野村 俊尚, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0280-0280, 2011
...これまでに、微量の銅を添加した培養条件では、ホンモンジゴケ原糸体は無性芽形成を誘導する一方で、高濃度の銅添加条件ではオーキシンシグナル系を介したカウロネマ細胞の分化が生じることを明らかにした。この結果は、ホンモンジゴケが環境中の銅濃度に応じた細胞分化制御機構を有することを示唆する。また、この細胞分化制御は、銅以外のいくつかの重金属添加では引き起こされなかった。...
増田 晃秀, 石崎 公庸, 齊田 有桂, 水谷 未耶, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0577-0577, 2011
...バイナリーベクターpCAMBIA1300を用いて得られた1万株の形質転換体について連続白色光照射条件における形態形成を観察し、同化組織である気室の形態異常株や無性芽を形成する杯状体の形態異常株などを含む、計25株の形態形成変異株を選抜した。サザンブロット解析により、T-DNA挿入数は平均2.4コピーで、10株については1コピーであった。...
加藤 大貴, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0634-0634, 2011
...また、mDII-GR株の無性芽をDEX処理すると、仮根や気室などの器官が形成されず、細胞塊様の組織を形成した。このことから、<I>Mp</I>IAAを介したオーキシン信号伝達は無性芽からの器官の分化に寄与していることが示唆された。mDII-GR株を用いた解析結果を元にゼニゴケ形態形成におけるオーキシン機能について考察したい。...
井上 佳祐, 石崎 公庸, 保坂 将志, 片岡 秀夫, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0805-0805, 2011
...さらに、<I>Mp</I>phyが赤色光依存的に核内へ局在することや、活性型<I>Mp</I>phyにより発芽後胞子の分裂や無性芽からの生長、栄養生長相から生殖生長相への移行が制御されることを見出した。...
野々村 麻衣子, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0633-0633, 2011
...単離したオーキシン耐性株は、一度確立したメリステムからの葉状体の形態形成に顕著な異常が認められないが、無性芽の発生に異常が観察された。雌株の耐性株においては造卵器が正常に形成されるが、野生株雄由来の精子との交配では胞子が形成されないという表現型を示した。一方、雄株の耐性株では精子が正常に形成され、野生型雌との交配で胞子が形成されることが明らかとなった。...
久保 晴盛, 向井 誠二, 坪田 博美 蘚苔類研究 10 (6), 169-, 2011
畦, 浩二, 道盛, 正樹, 芦田, 義治, 狩野, 登之助, 木村, 全邦, 細井, 啓子, 中山, 敦仁, 佐久間, 大輔 大阪市立自然史博物館研究報告 64 25-36, 2010-03-31
機関リポジトリ
野村 俊尚, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0938-0938, 2010
...一方、銅無添加区では、対照的に無性芽形成数の増加が生じた。これらの結果から、ホンモンジゴケが環境中の銅濃度に応答して、形態形成を変化させることが示唆された。現在、無性芽形成制御の詳細なメカニズムと主な銅蓄積の場である細胞壁への影響なども含め、統合的な銅応答性の解析を進めている。本発表では、上記の結果と、そこから考えられるホンモンジゴケのユニークな生理生態について報告したい。...
樋口 正信 蘚苔類研究 10 (1), 5-8, 2010
...コモチシモフリゴケに従来知られていなかった型の無性芽を伊豆大島で採集された植物体で確認した.この無性芽は特殊化した葉の背面上部から生じる柄の上に形成され,糸状で,3〜7細胞からなる....
野村 俊尚, 馳澤 盛一郎 蘚苔類研究 10 (1), 27-, 2010
増田 晃秀, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0972-0972, 2010
...バイナリーベクターpCAMBIA1300を用いて得られた形質転換体の中から、1万株について連続白色光照射条件における形態形成を観察し、葉状体が形成されないカルス様株、同化組織である気室の形態異常株、無性芽を形成する杯状体の形態異常株などを含む、計22株の形態形成変異株を選抜した。これらの変異株における変異原因遺伝子の探索についても報告する。...
保坂 将志, 石崎 公庸, 井上 佳祐, 片岡 秀夫, 大和 勝幸, 松永 幸大, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0339-0339, 2010
...さらに<I>Mp</I>phyにより胞子発芽後の細胞分裂、無性芽からの生長、葉状体切断面における再生が促進されることを見出している。今回ヒストンのH2Bサブユニットに蛍光タンパク質を融合させることで染色体動態を可視化した株を作出し、分裂組織の形成や細胞分裂頻度の増加が赤色光依存的であることを確認した。...
嶋村 正樹, 桝崎 浩亮, 片桐 知之 蘚苔類研究 10 (1), 13-14, 2010
左 勤, 王 幼芳, 樋口 正信 蘚苔類研究 10 (2), 41-44, 2010
...Plagiothecium laetum Schimp.に似るが,植物体はより小さく,扁平にならないこと,葉も小さく,より相称になること,雌雄異株であること,紡錘形の無性芽をもつことなどで区別できる.今後,本州の冷温帯での発見が予想される....
DOI Web Site 参考文献9件
石崎, 公庸, 河内, 孝之 低温科学 67 597-600, 2009-03-31
5章 形質転換 3. ゼニゴケ a
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辻井 由香, 宇山 和樹, 大門 靖史, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之, 荒木 崇 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0500-0500, 2009
...その結果、<I>MpLFY</I>と2つのゼニゴケMADS-box遺伝子はいずれも半数体世代の無性芽、葉状体、生殖器托の3つの器官において発現していることが確認された。胞子体における発現は解析中である。現在、<I>in situ</I>ハイブリダイゼーション法による詳細な発現パターンの解析などにより、この2つのゼニゴケMADS-box遺伝子と<I>MpLFY</I>の制御関係を調べている。...
石崎 公庸, 湯川 嘉康, 増田 晃秀, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 1029-1029, 2009
...またゼニゴケは半数体であり、1細胞由来の無性芽を植え継ぐことにより、短期間で純系の形質転換体が確立できる。GUSレポーター遺伝子を用いてプロモーター活性を検討し、ゼニゴケ細胞における恒常的な転写活性をもつ内在性Elongation Factor 1α遺伝子プロモーター、pMpEFを単離した。...
具 光潤, 阿部 拓也, 須藤 裕子, 西尾 孝佳, 小笠原 勝 芝草研究 37 (1), 7-10, 2008-10-31
...土壌水分」および「ギンゴケの無性芽形成 vs. 日射量」との間に極めて密接な関係があることが明らかになった。...
DOI Web Site 参考文献10件
有手 友嗣, 竹村 美保, 大山 莞爾 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0650-0650, 2008
...ゼニゴケ(<I>Marchantia polymorpha</I> L.)は雌雄異株の植物であり、ゲンマと呼ばれる無性芽で増殖するほか、有性生殖も行い増殖する。ゼニゴケは一年に2回、雌器托および雄器托と呼ばれる傘状の組織(生殖器)を形成し、その下に造卵器および造精器を形成して有性生殖を行う。また、生殖器は長日下で誘導されることが知られている。...
岩月 善之助, 鈴木 直, 木口 博史 蘚苔類研究 9 (10), 311-318, 2008
Horton (1983) considered all Japanese specimens of Encalypta streptocarpa that she studied were misidentified, and they should be called as E. procera Bruch. The same author concluded that E. …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件
秋山 弘之, 山口 富美夫 蘚苔類研究 9 (9), 279-290, 2008
Japanese plants known as Pohlia camptotrachela was revealed to be P. annotina mainly based on the shape of their propagules. In addition, the real P. camptotrachela, even though rarely distributed, …
DOI Web Site 参考文献35件
佐藤 崇之, 向 平和, 大鹿 聖公, 池田 秀雄 生物教育 45 (3), 181-188, 2006
...</p><p>単元終了後のテストでは,コケ植物とシダ植物の生活環を描かせた.実験区と対照区を比較すると,両区とも高い割合で生活環を環状に描いていたが,コケ植物の無性芽による無性生殖の生活環は,実験区が60%,対照区が8%と正答率に差が見られた.コケ植物の生活環上に書いた項目を個別に見ると,卵細胞,受精卵や胞子など生殖に直接関係する項目について解答された割合が高かった....
秋山 弘之, 松井 透 蘚苔類研究 8 (11), 343-348, 2005
...つように縮れるために植物体が扁平にならないことなどの点では,屋久島にごく普通に分布するツガゴケに見かけが酷似する.しかし,ツガゴケの葉先は鋭尖頭であり,決まって渓谷沿いのやや薄暗い場所にある湿った土や岩の上にのみ見つかることで本種と区別することができる.2004年7月と10月の現地調査では,確認できた2つの群落のいずれにおいても生殖器官や胞子体は見いだせなかった.本種は葉腋に5〜8細胞からなる糸状の無性芽...
DOI Web Site 参考文献7件
野田 響 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 39-39, 2005
...この馴化の結果、自生地では生育が見られないほどの暗い条件でさえラメットの相対成長率(RGR)はプラスであり、無性芽形成も見られた。さらに光馴化特性におけるジェネット間変異の有無を検討するため、日高地方の自生地内で生育光条件の異なる3ジェネットを比較した。自生地から採取して1年目のラメットは、ジェネットごとに最大光合成速度における光馴化の幅が大きく異なった。...
野田 響, 村岡 裕由, 鷲谷 いづみ 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 812-812, 2004
...一方、クローン成長特性については、移植2年目に作られた無性芽の数とサイズにおいて有意なジェネット間差が認められた。<br>...
古木 達郎, 太田 正文 蘚苔類研究 7 (12), 381-384, 2001
...かれており(Stephani 1985),Faurieの足跡から青森県岩木山の麓にある岳(または嶽)である.3.Uematsu(植松栄治郎)の採集による新基準標本(G-9720)の採集産地は不明である.しかし,土の上に生育していたもので,アカウロコゴケNardia assamicaが混生していることから低地で採集されたものであろうと推論できる.4.新基準標本の植物体の形態は以下の特徴を持つ:(1)無性芽...
早坂英介, 大橋広好 植物研究雑誌 75 (6), 376-377, 2000-12-20
宮本太, 大場秀章, 武素功 植物研究雑誌 72 (3), 162-167, 1997-06-20
...Brown に似るが, 葯が短いこと, 花序に無性芽を生ずることで区別できる. <i>J. trachiphyllus </i>は<i>J. allioides</i> Franch., <i>J. glaucoturgidus</i> Noltie に似るが, 葉と茎は粗面であること, 葉の上面に溝があることで区別できる....
畦 浩二 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 37 117-123, 1997-03-11
...胞子体形成は,雌雄同株の種で頻繁であったが(16種中12種),無性芽形成は,雌雄異株の種で多い傾向(23種中6種)にあった。...
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伊村 智, 平岡 照代 蘚苔類研究 7 (3), 76-77, 1997
Propagules (caducous branchlets type) were found on Bryum paradoxum. They are found in the upper leaf axils, are small and branch-like, and are of various sizes from 0.5 mm to 1 cm in length. The …
DOI Web Site 参考文献2件
松井 透, 伊村 智, 佐藤 真帆 日本蘚苔類学会会報 6 (4), 65-66, 1994-04-28
Rhizoidal gemmae were first found in Archidium ohioense Schimp. ex C. Mull. from Japan. They are filamentous (0.5-1.5 mm long, 100-140μm wide), blackish-brown, sometimes hyaline at apices. The gemma …
伊村 智 日本蘚苔類学会会報 6 (1), 1-3, 1993-04-10
Gemmae were found in the leaf axils of the epiphytic mosses, Japanese material of Schlotheimia japonica and its variety sulcata. Gemmae of these mosses are filamentous, 100-200 μm long, 20-25 μm …
神田 啓史 凍結および乾燥研究会会誌 38 (0), 99-103, 1992
Aquatic mosses in Antarctic lakes were first recorded when Russian biologists carried out Antarctic studies in the International Geophysical Year (IGY), 1957-1958. Then some aquatic mosses were …
土永浩史, 渡辺良象 植物研究雑誌 65 (9), 285-286, 1990-09-20
土永 浩史 日本蘚苔類学会会報 5 (2), 24-26, 1989-07-25
伊村 智, 畦 浩二 日本蘚苔類学会会報 4 (12), 201-202, 1988-11-15
Gemmae were found near shoot tips of Glyphomitrium humillimum, a common epiphytic moss in Japan. Gemmae are filamentous, 60-250 μm long, 25-40 μm wide, composed of 3-15 cells. Each cell is …
伊村智 植物研究雑誌 63 (5), 184-190, 1988-05-20
出口 博則, 松井 透 日本蘚苔類学会会報 4 (5), 87-, 1986-07-25
松井 透 日本蘚苔類学会会報 4 (4), 56-58, 1986-03-28
Rhizoidal tubers are newly found in Garckea flexuosa (Griff.) Marg. & Nork. and Ditrichum macrorhynchum Broth. Tubers of Garckea flexuosa are composed of 3-6 cells. Rhizoidal tubers of Ditrichum …
伊村智, 畦浩二 植物研究雑誌 61 (2), 57-61, 1986-02-20
松井透, 出口博則, R. D. セッペルト 植物研究雑誌 60 (2), 33-39, 1985-02-20
北川 尚吏 植物分類,地理 36 (4-6), 107-122, 1985
...さく,細胞壁は強く肥厚する,クチクラはベルカを生じるなどの性質を多くの種が共有している.特にA. homodictyonとA. stellareは乾燥気候に対する適応形質と見なされる特異な構造をもっている.この両種では,葉や茎の細胞が二重構造をなし,各細胞の中に,それ自身の細胞壁をもつ細胞が収まっている.そして,葉や茎が壊れて外側の細胞壁が破れると,中の細胞が放出されるが,母体から放れたこの細胞は無性芽...
樋口 正信 日本蘚苔類学会会報 3 (12), 191-192, 1984-11-20
Asexual reproductive bodies, gemmae, were newly found on branches of Pterobryum arbuscula collected from Chichibu, Saitama Prefecture. The gemmae of P. arbuscula are clustered around the tip of …
岩槻 邦男, 加藤 雅啓 植物分類,地理 34 (4-6), 130-141, 1983
...ヌリトラノオには葉先に無性芽をつけるものの他、つけない型がある。Blechnum vestitumは山頂近くの蘇苔林がやや発達した稜線に生育し、直立した根茎からは匍匐枝を出す。Acrophorus nodosusは川沿いや山腹の陰湿な斜面に、Arachiodes puncticulataやタイトウベニシダは林下のやや乾いた稜線や山腹斜面に生育する。...
西田 雄行, 岩月 善之助 蘚苔地衣雑報 9 (5), 105-110, 1982-08-01
<p> Propagules of three species of <i>Isopterygium</i>: <i>I. elegans</i> (Brid.) Lindb. from Sweden, <i>I. pohliaecarpum</i> (Sull. et Lesq.) Jaeg. from Japan, and <i>I. maebarae</i> Sak. from …
北川 尚史 日本蘚苔類学会会報 3 (4), 55-56, 1982-03-10
(1) In Conocephalum supradecompositum, the thallus forms frequent dichotomous branching in autumn with each terminal dichotomy transformed into a gemma. (2) In C. conicum, each growing point of the …
岩槻 邦男 植物分類,地理 33 (0), 54-, 1982
OLARINMOYE S. O. 蘚苔地衣雑報 9 (2), 47-48, 1981-08-01
岩槻 邦男 植物分類,地理 32 (5-6), 182-, 1981
...コモチイヌワラビは被針形,うすい草質の葉身と中軸上の無性芽で特徴づけられる種類で,日本新産である。シマイヌワラビは,ジャワ,スリランカ,インドなどに分布するA. nigripesと同種である。...
小野庄士 植物研究雑誌 53 (3), 92-96, 1978-03-20
小野庄士 植物研究雑誌 52 (3), 80-85, 1977-03-20
北川 尚史 蘚苔地衣雑報 7 (1), 9-10, 1975-03-31
北川尚史, 児玉務 植物研究雑誌 50 (1), 11-14, 1975-01-20
北川 尚史 蘚苔地衣雑報 6 (10), 181-182, 1974-12-28
藤本,弘一, 渡辺,浩 動物学雑誌 83 (4), 366-, 1974-12-25
NDLデジタルコレクション
根平 邦人 蘚苔地衣雑報 6 (5), 81-82, 1973-03-30
斉藤 亀三 蘚苔地衣雑報 6 (3), 41-42, 1972-04-30
鈴木秀義 植物研究雑誌 41 (12), 356-362, 1966-12-20
井上 浩 植物学雑誌 79 (937), 345-349, 1966
...<i>Xenochila</i> 属は明らかに <i>Plagiochilidium</i> に由来した属で, 無性芽や茎の構<br>造などに Lophoziaceae の性質が見られる....
志村義雄 植物研究雑誌 38 (5), 157-160, 1963-05-20
長 秀彦 植物学雑誌 76 (898), 155-155, 1963
志村義雄 植物研究雑誌 34 (1), 30-32, 1959-01-20
伊藤洋 植物研究雑誌 26 (11), 344-345, 1951-11-20
服部 新佐 植物学雑誌 58 (685), 1-7, 1944
...<br>12) <b>ミカヅキゼニゴケ</b> (新稱) なる和名は本種の特徴たる無性芽容器に對して與へた。廣く世界的に分布する種であるが, 我國に侵入したのは比較的近頃の樣である。こゝに侵入なる語を用ひた所以は本種が後述する如く極めて容易に識別されるものにも拘はらず, 初めて我國より報告されたのは僅か十數年前に過ぎないし, それも都市のみに限られて居るからである。...
DOI 被引用文献1件
嶋田玄彌 植物研究雑誌 16 (9), 567-568, 1940-09-15
田川 基二 植物分類,地理 4 (3), 132-148, 1935
...ヒメムカゴシダ(荒木) 本種はムカゴシダ Monachosorum subdigitatum Kuhn とオホフジシダ M. flagellare Hayata との中間に位置するものである.オホフジシダより遙に大く,中軸上に無性芽のできる點が最も顯著な異點である.丹波國船井郡長老嶽で荒木英一氏の發見せられたもの.學名は同氏を記念して Monachosorum Arakii Tagawa といふ....
藤田哲夫 植物研究雑誌 8 (3), 123-129, 1932-03-10