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検索結果 108 件

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  • 凡夫の業をめぐるガワンタシの見解

    矢ノ下 智也 印度學佛教學研究 71 (3), 1104-1107, 2023-03-25

    ...<p> 仏教の業報輪廻の理論によれば,真実に対する誤った認識(無明)を断じていない凡夫(so so skye bo, pṛthagjana)は,その真実を原因として善業や不善業を積み,善趣や悪趣へと輪廻する.一方で,真実に対する誤った認識を断じている聖者が,業を積んで輪廻することはない.ツォンカパ・ロサンタクパ(Tsong kha pa blo bzang grags pa: 1357-1419)は...

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  • 『釈摩訶衍論』における用熏習者について

    中村 本然 智山学報 71 (0), 95-124, 2022

    ...未入正位では、十信の凡夫と一切の二乗と三賢の菩薩等は、未だに正体智や後得智を得ることなく、如理を証することもないと明かされ、已入正位では地上の菩薩が内に正体智を証得し、外に後得智を得て、一分の智用は正しく如来と等しく、本熏力によって自然に修行し真如を増長して無明を滅することが論じられる。...

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  • 「そうしないほうがいいと思います」

    加田 謙一郎 木更津工業高等専門学校紀要 56 (0), 45-, 2022

    ...その際、彼らがこだわった「無明」という言葉に着目し、3本の映画を分析した。 ハーマン・メルヴィルの短編小説「BARTLEBY, The Scrivener」をめぐる石堂と実相寺の対立も詳しく分析した。 石堂淑朗と実相寺昭雄の「知っていても止められない心」が、彼らにとっての「無明」の在り方であることを分析して明らかにした。...

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  • 明治期の秋田市における呉服屋の変遷と分布

    市川 聖 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 163-, 2022

    ...デパートメントストア宣言以降,都市部を中心に百貨店が急速に拡大した.さらに日本における百貨店は時代のニーズに合わせながら形態を変化させてきた.近年では急速なモータリゼーションの進展に加えて郊外型ショッピングセンターやロードサイドショップが登場したことで,百貨店が抱える課題は深刻化していった.これらを背景に先行研究では地方都市の百貨店に関する考察を行うために秋田県を調査対象地域とした.田口・松淵(1981),無明舎...

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  • 天台智顗における理と事の構造

    木村 周誠 印度學佛教學研究 70 (1), 20-27, 2021-12-20

    ...The three tracks of an unenlightened person are “the three ways of ignorance” 無明三道. Likewise, for a Buddha, there are “three virtuous qualities” 涅槃三徳....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 我はどうやって消えるのか?――私のもの・私・私の我の意味――

    藤本 晃 印度學佛教學研究 69 (3), 1019-1026, 2021-03-25

    ...</p><p>無我は,執着も無明も全て滅した最後の第四の悟り・阿羅漢果で完全に証得される.</p><p>しかし,悟りに四段階があるように,無我の証得にも段階があるのではないだろうか.三通りに言い換えられる無我の定型句「これは私のものではない.これは私ではない.これは私の我ではない」が,無我の段階を示すと予想し,検討する....

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  • 『楞厳経』における如来蔵について

    張 文良 印度學佛教學研究 68 (2), 734-739, 2020-03-20

    ...Śrīmālādevī-siṃhanāda Sūtra</i>, the birth and death of all living creatures and the cause of every conditioned existence (生滅法) is not the Tathāgatagarbha, but <i>avidyāvāsabhūmi</i> (entrenchment of ignorance 无明住地...

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  • 東台両密における『瑜祇経』解釈の伝承と展開

    大鹿 眞央 智山学報 69 (0), 309-325, 2020

    ...さらに、東密の実賢・道範は、実運の解釈を踏襲するとともに「安然が見・思・無明の三惑と表現した」と、誤った情報を添加していたことが分かった。台密の学匠に関して述べれば、慈円は自性障について「元品無明」と簡潔な解説をするのみに留めているのに対し、澄豪は安然の教説を受容しながらも、「見惑・思惑・無明」を「三惑」と称してしまっている。言わば、澄豪の記述は、東密の註疏に影響を受けた可能性が高いと言えよう。...

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  • 真宗無明

    紅楳 英顕 印度學佛教學研究 66 (2), 621-627, 2018-03-20

    <p>In Buddhism, ignorance (<i>mumyō</i>) is understood as the root cause of human delusions. In the Jōdo Shinshū tradition, however, scholars have developed a theory identifying two types of …

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  • 村上春樹「青が消える(Losing Blue)」の文体

    坂田 , 達紀 四天王寺大学紀要 (64) 7-30, 2017-09-25

    ...加えて、村上春樹が文体によって「見分けのつかない、無明の世界」を明かそうとしていること、そして、その文体が批評性を持っていることも指摘した。  本稿の分析・考察の結果は、現行の高等学校学習指導要領の「指導事項」に、「表現の特色に注意して読むこと」という文言や「書き手の意図をとらえたりすること」という文言が見られることに鑑みて、この小説を国語教材として用いる際にも役立つものと考えられる。"...

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  • 雲裡坊著『答問書』

    イトウ, ヨシタカ, Ito, Yoshitaka 湘北紀要 (38) 17-34, 2017-03-31

    ...さらに大津の無明庵五世となって、義仲寺境内に幻住庵を再興し、没後は義仲寺に葬られた。桑名に移住した時の記念集である『柱隠』(享保十三年自序)、支考十三回忌集『桑名万句』などの編著がある。『答問書』は、その雲裡坊の俳諧観や俳論を伝える内容を持ち、享保・宝暦期における俳論や伝書の流布を検討する上でも興味深い資料である。たとえば、第六段「曲節二体の事」には、「附句に曲節地」があると述べる。...

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  • 『釈摩訶衍論』における「金剛喩定」について

    関 悠倫 智山学報 66 (0), _109-_128, 2017

    ...一方で、釈論では起信論所説の「始覚」と「無明」の関係を説く箇所を解釈して述べられ、そこでは「方便」と「正体」の二種の金剛喩定(2) を示している。金剛喩定とはvajropamasamādhiの訳語であり、その概念は阿羅漢向から阿羅漢果へと修行した行者が成道へと行き着く直前の三摩地、すなわち煩悩を滅して解脱の最終段階に入る三昧という意味を持っている。...

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  • 七種生死説の淵源

    楊 玉飛 印度學佛教學研究 65 (1), 483-480, 2016

    ...There are, however, some references to the “twenty two kinds of <i>avidyā</i>” (<i>ershier wuming</i> 二十二無明) in the <i>Mahāyānasaṃgrahabhāṣya</i> (Chi....

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  • 低真空領域における密閉ボイドの部分放電特性

    小林 真一, 荒木 智勇, 小無 明男, 穂積 直裕 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 131 (12), 956-961, 2011

    The purpose of this paper is to grasp the partial discharge property of closed voids under the low vacuum involved in an epoxy resin. When an epoxy resin insulator is manufactured in a factory, some …

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • ブルーノ・ペッツオルトと富永半次郎の比較文化研究

    小谷 幸雄 印度學佛教學研究 59 (3), 1281-1284, 2011

    ...五十年代に東京およびその周邊で従事した兩人物の比較文化研究を紹介・論述した.一方はドイツ観念論哲學を重んじる天台宗の僧侶として忠實に傅統解釋を祖述する立場で,他方は一介の粋人・求道者として自由に釋尊の五蘊正觀を奉じる立場から,共に印度・シナ・日本三國の佛教とゲーテの全生涯に及ぶ種々のテーマとの比較-但しゲーテ自身は歴史上の佛教には言及がなく,専ら兩者の精神内容の比較-を試みた.前者が「説一切有部」の無明...

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  • 佛教とゲーテ

    小谷 幸雄 印度學佛教學研究 57 (3), 1293-1299, 2009

    ...民間學者・富永半次郎(1883-1965)は宇宙の中の人間の在り方と日本人としての在り方との調和を目指して古今東西の典據を模索する.その途上で『法華經』の<一>に遭遇するも,羅什譯に慊らず梵文原典からゲーテ形態・發生學の方法でそれの原型を摘出したのが自稱「根本法華」である.同教授はゲーテの<原現象>を眞言のマンダラに,<兩極性>・<高昇>は,『大乗起信論』にそれぞれ親縁であるとし,華嚴・天台の眞如・無明...

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  • アラブ韻文文学におけるテキストと伝承

    森口, 明美 大阪女学院大学紀要 3 1-13, 2007-03-01

    ...中でもジャーヒリーヤ時代(イスラム勃興以前の無明時代)のムアッラカート(muallaqa¯t)と呼ばれる7つあるいは10の長詩はすべてのアラブ詩の中で最高傑作とされている。ジャーヒリーヤ時代の韻文はアラブ人の生活や精神を反映するだけでなく、コーランのアラビア語とともに古典アラビア語の成立に多大な影響を与えたとして言語学的にも重要である。その一方で、伝承過程における様々な問題点も指摘されている。...

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  • 天台大師における「衆生」について

    木村 周誠 印度學佛教學研究 54 (2), 682-686,1305, 2006

    The ‘Middle Way’ in Tiantai teachings has been generally interpreted as the simultaneous, balanced, and complete realization of both ‘Emptiness’ and ‘Conventionality’. However, Zhiyi's explanation …

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  • 体相用と自体相用 : 釈論を中心として

    本多 隆仁 智山学報 51 (0), 17-30, 2002

    ...自体相用とは無明煩悩と関連した、清浄法の生滅のあり方である。そして義としての体相用には無明煩悩と全く関連しない真如そのもののあり方である体相用と、無明煩悩と一緒にある体相用すなわち自体相用との両面をも含んでいる。...

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  • 仏教思想と人間教育

    田路 慧 岡山県立大学短期大学部研究紀要 7 (1)-(14), 2000-03-31

    元来釈尊は「人間の教師」と呼ばれるにふさわしい人であった。本論では、仏陀・釈尊の教説を哲学的人間学の観点から考察し、仏・如来を「完全なる人格の完成者」、仏道を「人格完成への道」、釈尊の教化活動を「人間教育」として把握することによって、初期仏教思想を基本に「人間教育」のあり方を解明し、現代における教育の混迷と荒廃に対処する一助にすることを目指した。以下、人間の教師としての釈尊、心の教育としての心清…

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  • 愛と慈悲-仏教思想における「愛」の諸相-

    田路 慧 岡山県立大学短期大学部研究紀要 6 (1)-(15), 1999-03-31

    「愛」は人間存在の根幹をなし、人生における必要不可欠の要素である。現代、人間社会の砂漠化が喧伝され、愛の不毛がいたるところで嘆かれている。しかし愛の重要さを強調する人や書物は多数あるが、愛の何たるか、愛の意味、内容、本質を解明したものはまれである。本論では仏教思想を基に愛の概念を解明しようと試みたものである。仏教における愛の概念は「愛執・愛着・貧愛・愛欲・渇愛・愛楽・自己愛・親愛・慈・悲・慈悲」…

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  • パン酵母の品質を支配する要素

    石井 隆一郎 生活衛生 1 (2), 57-69, 1957

    ...このように古くより生産されていたにもかゝわらず酵母の製造技術は一般に公開されないこともあつて不明の点がきわめて多く特に品質に関する技術的諸問題のゆくてには無明未開の扉が固くとざされていた。...

    DOI 医中誌

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