長谷川 潤, 劔 卓夫, 林 克英, 岩瀧 麻衣, 渡部 太一, 鈴木 義之, 原田 敬, 太崎 博美
心臓
43
(SUPPL.2),
S2_187-S2_191,
2011
急性広範型肺塞栓症は, その40~90%が発症より1~2時間以内に心肺停止をきたすとされる. さらに, 心肺停止をきたした肺塞栓症患者の院内致死率は, 60~70%となり, 極めて予後不良な疾患である. 現在, 肺塞栓症による心肺停止に対する治療法としては, (1)経皮的人工心肺補助装置(PCPS), (2)t-PA, (3)カテーテル治療, (4)下大静脈フィルターなどがあげられるが, …
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