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検索結果 3,208 件

  • ある在日朝鮮人二世のアイデンティティ―「韓国」に関するナラティブの分析から―

    薛 桃子 社会言語科学 26 (2), 51-66, 2024-03-31

    ...<p>本研究においては,ナラティブ(語り)を会話参与者らが相互行為の中で自己を位置づけながら,協働して語りの世界を構築するプロセスとして捉える.本稿では筆者の家族による「韓国」に関するナラティブにおいて,在日朝鮮人二世である筆者の父親がいかに自己を位置づけるかというアイデンティティの断片を分析していく.分析の結果,本稿で扱うナラティブには,実際に体験した韓国という国を「外国」として捉える自己が表出する...

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  • 持続するおやじの会がもたらす子育て環境としての効果に関する研究

    清水 憲志 日本社会福祉マネジメント学会誌 4 (0), 17-31, 2024-03-25

    ...そこに“仲間”と“役割”があることで, 父親を含め, おやじの会に関わる人々は, 何年にも渡って関わり続けていた.さらに, 父親である自分だけではなく“家族”で関われる場所だからこそ継続していた. おやじの会が紡いだ, 仲間との関係性は, 年数と共に関係性はより味わい深いものに醸成され, その関係性に子育て環境としてのおやじの会の意義があると考えられる....

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  • 初めて親となる男性の父親役割適応を促す出生前看護介入プログラムの検証

    森田 亜希子, 森 恵美 日本母性看護学会誌 24 (2), 1-8, 2024-03-15

    <p>本研究の目的は、夫婦を対象とした親役割適応を促す出産前看護介入プログラムを実施し、夫婦が一緒に参加した妻への本看護介入効果を明らかにすることである。縦断的準実験研究で、標準的な看護を受けた対照群と、標準的な看護に加え本看護介入を受けた介入群を比較し、考案した看護介入の効果を検討した。介入効果はエジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)、夫婦関係満足度(QMI)、育児ストレス(PSI-SF)…

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  • 青年期における恋愛観と父親イメージの研究

    小手川, 佑里, Yuri, Kotegawa 創価大学大学院紀要 = The bulletin of the Graduate School, Soka University (45) 79-98, 2024-03

    ...その結果、男子にとって父親は直接的な存在として、同一化の対象であり、心理的自立をしていく上で重要であることが示唆された。女子にとっても親からの自立を果たし、対象選択を行い、心理的自立をする上で父親の存在が一定の役割を果たしていることが示された。...

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  • 親子の食事場面での話題内容と脱文脈度

    田中 弥生, 小磯 花絵 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 59-64, 2024-02-20

    ...2歳児の発話には文にならない語句や、単語による要求が多く見られ、食事の話題では、父親と11歳の姉から話し方の指導が脱文脈化度の低い修辞機能によってなされていた。食事に直接関係のない話題において、2歳児は理解できる身体的な内容については家族から要求されなくても会話に参加する一方、理解できない話題では、家族が話しているのを見ていても会話に参加しなかった。...

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  • 医療的ケアが必要な重症心身障害児の父親の就学時における子育てプロセス

    本間 誠淳, 倉田 慶子 医療看護研究 20 (2), 24-32, 2024

    ...そして就学を通して、新たな課題が生じる度に父親はこのプロセスを踏み、経験を積み重ねている。</p><p>考察:就学時に重症児の父親は俯瞰的に自分自身や家族、社会という子どもと家族を取り巻く状況を見極めていた。また、就労と育児の両立に葛藤し、家庭での父親役割を模索しながら、子どもと家族の生活を維持し、子どもが就学するための環境を整えるために行動をしていたと考える。</p>...

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  • 医療的ケアの必要な18トリソミーの児を在宅養育する母親の思い

    腰山 健人, 遠藤 晋作, 堀田 法子 日本小児看護学会誌 33 (0), 123-131, 2024

    ...母親への支援として、父親とともに児の成長の喜びを感じられるようにすること、社会とのつながりが保てるよう支援すること、医療的ケアの技術支援とともに休息支援を充実させること、緊急時に実用的な技術の提供だけでなく、在宅養育を継続できるよう精神的支援を行うこと、家族が納得のいく治療が行われるよう話し合いの機会を充実させることが求められる。</p>...

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  • 助産師が行う父親支援の実態と実施状況・認識に関連する要因

    田口 水唯, 脇本 寛子 日本助産学会誌 38 (1), 135-144, 2024

    ...重要性の認識では,「非常に重要である/やや重要である」の回答割合が最も低い項目は,「母乳栄養の経験のある父親に母乳育児中の父親の心理を語ってもらう」であった。父親支援の実施得点では,父親支援の学習経験において有意な差がみられた。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 双子の父親役割獲得と発展のプロセス

    神崎 真姫, 酒井 ひろ子 日本助産学会誌 38 (1), 112-125, 2024

    ...父親らは,妻が多胎妊娠の判明後から妊娠期間を通して【母児のリスクへの心配・不安】を持ちながら【不調の妻をサポート】していたが,【双子の父親になるイメージが持てなかった】まま過ごしていた。【児が出生し双子の父親になる】と児の入院中は【写真や動画で児の様子を確認した】。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 子が通う幼稚園・保育所に対する親の評価に関連する諸要因の検討 その2

    西本 瞳, 河野 和明 保育学研究 61 (2), 115-124, 2023-12-31

    ...重回帰分析により幼保園評価を予測したところ,父親は,親自身の幼保園経験評価,子への肯定的感情,育児時間が有意に予測し,母親は,親自身の幼保園経験評価,子への肯定的感情のみが有意に予測した。前報に続き,子に関する全般的な肯定的態度と幼保園評価との関連が示唆された。...

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  • Li-Fraumeni症候群病的バリアント保持者の配偶者に妊娠を契機に発症したと考えられる絨毛癌の1症例

    國宗 勇希, 岡山 直子, 児玉 雅季, 森重 彰博, 中原 由紀子, 深野 玲司, 岩永 隆太, 前田 訓子, 岡田 真希, 木村 相泰, 福田 進太郎, 末廣 寛, 伊藤 浩史 遺伝性腫瘍 23 (3), 104-108, 2023-12-15

    ...は当時未発症であったが,同じ病的バリアントの保因者であり,その後前立腺癌のため亡くなった.今回,第2子の結婚に伴う遺伝カウンセリングの過程で,LFS病的バリアント保持者の配偶者に妊娠を契機に絨毛癌が発生するとの報告を知り,20年前に亡くなった母親の組織標本から遺伝子検査を試みた.TaqMan Probe法で同じ病的バリアントを検出し,本症例もLFS病的バリアント保持者(父親)から,妊娠を契機に病的バリアント...

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  • 入院中の子どもを持つ父親に対するCOVID-19流行前・流行時の看護実践の比較

    鎌田 綾音, 福場 由惟, 村上 京子, 沓脱 小枝子 山口医学 72 (4), 183-193, 2023-11-27

    ...意識したこと(自由記述)について回答を得た.COVID-19流行時の父親への看護実践内容は,因子分析(主因子法)により『父親がわが子を理解し育児を行う直接的支援』,『父親の考えに応じた父親役割を促進する支援』,『父親が社会資源を活用できる支援』,『父親が母親のサポートを促進するための支援』,『病院にいる母親と父親をつなぐ支援』の5因子が挙げられた.COVID-19流行時は直接的支援が困難となり,リモート...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 家庭環境で異なる学校や勉強をめぐる中高生の意識

    村田 ひろ子 放送研究と調査 73 (11), 62-76, 2023-11-01

    ...父母の学校や先生に対する評価も高く、「教育者として熱心な先生が多い」と答えたのは、父親が約3割、母親が約5割で、過去最多となっている。 他方、生活水準が低いという世帯の親では、先生や授業内容について把握しておらず、学校への関心が薄い傾向がみられる。中高生自身についても、将来の生活程度の見通しは、生活水準が低いほど、同様に低くなる傾向があり、家庭環境によって思い描く将来展望が異なっている。...

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  • エコチル調査におけるデータベース研究

    山本 緑 保健医療科学 72 (4), 327-336, 2023-10-31

    ...がある.特に胎児期から小児期は環境影響に対して脆弱であるため,子どもの健康を守るための環境政策の実施が緊急の課題とされ,世界各国で子どもに注目したコホート調査が立ちあげられている.エコチル調査は,国立環境研究所内に置かれたコアセンターの総括的管理・運営のもと,全国15地域の大学等に設置されたユニットセンターにおいて調査を遂行している.2011年から2014年までに約10万人の妊婦,約5万人の子どもの父親...

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  • 未就学児をもつ父親における妻へのサポートと育児関与,主観的幸福感との関連

    下坂 剛, 小塩 真司 パーソナリティ研究 32 (2), 102-112, 2023-10-16

    ...また,3歳児の子をもつ父親において他の2群に比べて,「妻へのサポート」から「心理的ケア」により強いパス,「心理的ケア」から「主観的幸福感」により強いパスがそれぞれ示された。子どもの発達に伴って,父親の育児関与の様相は変化し,3歳頃の子どもとの心理的ケアによる関わりが,父親自身の主観的幸福感を高めるという有益な知見が得られた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • モンゴル馬の騎乗馴致にみられる馴れの獲得とストレス値変動の比較

    木村, 李花子, 増田, 未央子, Battur Purevsuren 68 (2), 40-47, 2023-09-27

    ...騎乗馴致を行うトレーナーは 26歳と28歳の兄弟で,共に 6歳から父親に馬の飼育管理全般を習得してきたことから馴致技術の差は僅少であり,また1頭の個体に対し馴致騎乗を交互に行ったため,技術差の及ぼす影響は個体間において最小限に抑えられていると判断できた。  ...

    機関リポジトリ

  • 発症前より臨床経過を追えた脂質異常症を合併するMODY3の兄妹例

    岡本 拓也, 川尻 剛照 糖尿病 66 (6), 482-487, 2023-06-30

    ...15歳女性の兄妹である.学校検尿で尿糖陽性を指摘され受診した.両症例とも当初,耐糖能は正常であったが数年で糖尿病を発症した.精査でHNF-1<i>α</i>遺伝子c.1298C>T(p.T433I)変異が同定されMODY3と診断された.同時にIIb型またはIV型脂質異常症を認め原発性脂質異常症と診断された.他家族もMODY3発症例のみ原発性脂質異常症を発症していた.興味深いことに同遺伝子変異を有する父親...

    DOI 医中誌

  • 妊娠期における父親のパートナーに対する関わりとボンディング障害の関連

    田中 嘉, 岡田 恵美子, 平田 匠, 木村 尚史, 玉腰 暁子 日本公衆衛生雑誌 70 (6), 359-368, 2023-06-15

    ...妊娠期の父親のパートナーへの関わりを曝露,アウトカムをボンディング障害とし,ロジスティック回帰分析を行った。調整変数は父親の年齢,世帯年収,父親の一週間の平均労働時間,過去の妊娠,過去の流産や死産・子どもの死亡,パートナーの妊娠期抑うつとした。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ジェンダーをめぐる中高生と親の意識

    村田 ひろ子 放送研究と調査 73 (6), 64-75, 2023-06-01

    ...父母の子育ての分担は、10年前から変わらず『母親主導』が多いが、中高生が思い描く将来の夫婦の子育て分担は、「父親も母親も同じくらいする」が多く、10年前の5割から7割へ大きく増えている。...

    DOI

  • ひきこもり状態にある人の家族が認識する家族会の機能

    野中 俊介, 境 泉洋, 加藤 隆弘 カウンセリング研究 55 (1.2), 17-26, 2023-05-31

    ...父親61名,母親165名の回答を分析対象とし,その平均年齢は 65.11歳であった。混合モデル分析の結果,家族会への期待は「子どもへの具体的な関わり方を学びたい」が最も高く,家族会から得られた結果は「同じ立場の家族と交流したい」が最も高い傾向にあった。...

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  • 親子間における知能観の伝達――父親と母親の知能観の一致に着目して

    解良 優基 パーソナリティ研究 32 (1), 24-35, 2023-05-30

    ...中学生の子をもつ父親と母親,そしてその子ども211世帯を対象に,両親および子どもの知能観を測定したほか,子どもには両親がどのような知能観をもつかという認知についても尋ねた。調整媒介分析の結果,父親では,両親の間で知能観が一致しているとき,父親の知能観は子どもが認知する父親の知能観を媒介し,子ども自身の知能観に影響を及ぼした。...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • コロナ禍の不安やストレス,ネット社会の中高生

    中山 準之助 放送研究と調査 73 (5), 26-61, 2023-05-01

    令和の中学生と高校生の生活実態、意識や価値観を捉えるため、2022年夏、NHK放送文化研究所は、全国の中高生などとその親を対象にした世論調査、第6回「中学生・高校生の生活と意識調査」を実施した。前回10年前の調査のあと、SNSの浸透、新型コロナウイルス感染症など、中高生を取り巻く環境は大きく変化してきた。2回にわたり掲載する調査報告の初回となる本稿では、「コロナ禍のストレスと、ネット社会を生きる…

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  • ケアする男は「男らしい」のか――ケアリング・マスキュリニティの複数性に関する計量分析――

    多賀 太, 石井 クンツ昌子, 伊藤 公雄, 植田 晃博 家族社会学研究 35 (1), 7-19, 2023-04-30

    ...<p>近年の国際的ジェンダー平等政策では,男性のケア関与に焦点を当て,理想的な男性のあり方としてのケアリング・マスキュリニティ(CM)をキーワードとして用いている.しかし,男性のケア行為参加がジェンダー平等を促進する効果は限定的との先行研究もあり,そもそもCMを構成する諸要素間の関係性に関する十分なエビデンスは得られていない.そこで本研究は,7歳未満の子どもを持つ父親を対象とした調査データを用い,CM...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • コロナ禍における乳児を抱えた母親の動的家族描画法の描画特徴

    坂中, 尚哉, 小出, 優奈 香川大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻心理臨床相談室紀要 2 7-13, 2023-03-31

    ...形式分析の結果、「人物像の大きさ」、「人物像の高さ」において、父親の存在が際立つ描画表現が見られた(χ²(5)=66.355, p<.01)。次に、「母親と対象児との距離」において、「母親」の一番近くに「対象児」(0〜2歳児)を描きやすく(χ²(3)=46.032, p<.01)、「対象児」に対する関心の高さと親密性が投影されていると推測された。...

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  • インド中世主義 : アーナンダ・ケンティッシュ・クーマラスワーミと芸術思想

    シェイク, 愛仁香 文化学園大学紀要 54 9-22, 2023-03-31

    ...セイロン人の父とイギリス人の母を持ち、幼児期に父親を亡くすと、母親によってイギリスで育てられた。彼は、自身のバックグラウンドより、インドの芸術に関心を持ち、特にその手工芸の美に魅せられると、その数多くの著書を生み出した。当時イギリスの植⺠地であったインドの伝統芸術や職人の技術は、ヨーロッパの商業主義や機械の台頭により、喪失の危機にある。...

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  • POHaDの観点からみる神経発達症発症リスク

    舘花 美沙子, 大隅 典子 DOHaD研究 11 (2), 52-62, 2023-03-31

    ...一方、父親側の因子がリスクとなる表現型として、低体重出生とともに自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)が知られている。父側のリスクはPOHaD (Paternal Origins of Health and Disease)として、新たに注目され始めている。...

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  • 新生児治療回復室における家族写真が家族を形成することに与える影響

    坂井 洋子, 西田 牧子 家族看護学研究 28 (2), 77-86, 2023-03-31

    ...「家族写真を撮影して,家族3人で過ごしたいという気持ちがより強くなったと感じた」82.2%,問4「家族写真を撮影して,子どもを育てることに対して頑張ろうと思う気持ちがより強くなったと感じた」80.0%,問5「季節の装飾と一緒に家族写真を撮影して,退院後は実際のイベントを家族で一緒に体験することを想像できた」77.8%と多くの両親が肯定的に回答した.問1~5で両親間に有意差は認めないが,問2~4では父親...

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  • 子どもを育てる親たちの発達

    神谷 哲司 発達支援学研究 3 (2), 52-67, 2023-03-31

    本稿においては、日本における親発達研究を概観するとともに、現代日本において社会問題とされる児童虐待や育児不安といったものが社会的変遷の中で生じてきたものであるという子育て環境の情勢を踏まえつつ、2020 年代初頭の日本における「子どもを育てる親たち」の現状を探り、改めて「親の発達とは何か」を吟味するための論点を整理することを目的とした。そして、現代日本社会における子育ての変化と現状について、20…

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  • 幼児期からの負感情経験項目の抽出

    角和 麻衣子, 高平 小百合 玉川大学教育学部紀要 (22) 99-116, 2023-03-31

    ...幼児期の負感情経験項目として「母親(父親)のしつけが厳しくて嫌な思いをした」「母親(父親)に自分をほったらかしにされ寂しい思いをした」などが抽出された。...

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  • 発達が気になる子どもの保護者支援としての短縮版ペアレント・トレーニングの効果

    富澤 弥生 東北福祉大学教育・教職センター特別支援教育研究年報 (15) 3-13, 2023-03-31

    ...さらに、きょうだいとの関係改善、父親の理解や協力体制ができたこと、 家族の雰囲気が良くなり笑顔が増えた効果がみられるなど家族への影響がみられた。また、 さらなる支援につながる効果もみられ、短縮版PTでも効果が十分に得られ、支援者の人的 資源が限られる中、多くの保護者支援利用につながる可能性が示唆された。...

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  • 「妊娠期の父性」の概念分析

    田林 麻里絵, 川原 妙, 菊池 良太, 山崎 あけみ 家族看護学研究 28 (2), 101-111, 2023-03-31

    ...</p><p>考察:分析の結果,本概念を「父親としての責任感をもち,父親役割を獲得し,良い父親になる意識および養育行動をする自分をイメージすることにより,妊娠への関与行動をとり,胎児への愛着を育むこと」と定義した.</p><p>結論:今後は妊娠期において妊婦だけでなく,父親も含めて支援対象であると認識し,家族員全員に対して適切な介入をする必要がある.</p>...

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  • 都市部における子育て世帯の課題

    藤原 牧子 甲子園短期大学紀要 41 (0), 13-22, 2023-03-15

    ...子育て世帯は、父親の90%、母親の80.7%が就労していることから、社縁など地縁以外のつながりが影響していることが示唆された。<tt> </tt></p>...

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  • 日本における「ヘンゼルとグレーテル」の受容 : 平成期を中心に

    小泉 直美 梅花児童文学 = The Baika Journal of Children's Literature 30 26-39, 2023-03-15

    ...また原典では子どもたちが帰宅したとき母親は死亡しているが、平成期には「家出する」「実家に戻る」「父親に追い出される」という表現が出現する。子どもと両親との関係だけでなく、夫婦の在り方が児童書の中に組み入れられているのである。さらにパロディ版も出現する。平成期は昭和期からの読書推進活動が実を結んだ時代である。さまざまな方法で読書への興味を持たせようとしたことが読み取れる。...

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  • 父親が青年期の娘の進路選択に与える影響に関する日中比較研究

    曹晶, 表, 真美 京都女子大学発達教育学部紀要 019 55-64, 2023-03-08

    ...その結果、現在の父子関係・母子関係の平均値は日本の方が全体的に高く関係が良く、両国とも父子関係よりも母子関係の方が良好である、日本よりも中国の父親が進路の相談にのる頻度が高い、職業志向意識に最も影響を与えていたのは、両国とも母子関係であったが、中国は日本よりも父親の影響が大きいことが明らかとなった。...

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  • 埼玉育児院初期の軌跡1 : 小島乘眞の足跡と思想

    大塚, 良一 教育学部論集 34 23-43, 2023-03-01

    ...本研究で,従来,小島乘眞として写真発表されていた人物が違っていたこと,また,唯一の写真として発表されている「埼玉育児院の集合写真」がなぜ撮られたのか,7歳で亡くなった娘の存在や父親の状況など,現在,明らかになっていないものを調査究明した。さらに,嵐山町から東松山に移転するきっかけになったとされる,檀家との諍いについても当時の資料から明らかにした。...

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  • リケジョと父親

    乙部 由子 椙山女学園大学教育学部紀要 16 (1), 113-121, 2023-03

    ...①幼少期から男性親族(父,祖父,叔父等)の影響が大きく,特に父親の影響が大きい。②母親が理系出身だと,子どもが理系に進学する確率が高いため,今後,理系出身の母親が増えると理系に進学する女性は増加する。③文部科学省,内閣府は女子中高生が理系に進学するための取組に対して,それを実施する機関に対して補助金を交付している。...

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  • 共働きの男性大学教員における父親役割獲得に影響する要因

    伊藤, 陽, 鈴木, 由美 国際医療福祉大学学会誌 28 (1), 60-71, 2023-02-28

    ...結果:共働きの男性大学教員における父親役割獲得に影響する要因は,【幼少期の役割期待に応える意識】【家庭内の父親・母親の力関係・役割からの学習】【幼少期より目に映った父親像のアセスメント】【稼得者であることも意識した医療職の選択】【思いのほか育児参加が難しい大学教員の生活】【父親目線で子どもの話ができる職場環境】【妻の妊娠出産を傍目に見て強まる父親としての自覚】【夫と妻・父親と母親としての在り方の模索...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 両親の期待が女子大学生のライフコースに与える影響

    髙松 直紀, 掛谷 純子, 坂本 理郎 ビジネス実務論集 41 (0), 1-11, 2023

    ...</p><p> また、母親の期待よりも父親の期待が「不明」と回答した度数が高かった。この結果から、母親は父親と比べ親密なコミュニケーションをとっている可能性が推察された。</p><p> さらに、「母期待=専業主婦」回答群では本人の理想のライフコースの種別間に有意差が認められた一方で、「父期待=専業主婦」回答群では有意差が認められなかった。...

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  • アズマモグラ(<i>Mogera imaizumii</i>)の繁殖生態解明に向けたマイクロサテライトマーカー解析の有用性

    山澤 泰, 高木 俊人, 兼子 伸吾 哺乳類科学 63 (2), 179-184, 2023

    ...先行研究における山形県の3地点の野生集団の遺伝子型データを用いた再解析から,マーカーの個体識別率について評価した.その結果,12遺伝子座のマーカー中10遺伝子座で明瞭なピークが得られ,本研究で対象とした親子について,父親の遺伝子型を高い確率で推定でき,仔3個体の父親はオス1個体のみである可能性が示唆された.また先行研究における山形県の遺伝子型データの再解析から,これらマイクロサテライトマーカーを用いた...

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  • 未就学児を養育中の親のうつ症状に対するコペアレンティングと夫婦の愛情関係の影響

    安野 さゆり, 武石 陽子, 中村 康香, 吉田 美香子, 吉沢 豊予子 日本看護科学会誌 43 (0), 174-182, 2023

    <p><b>目的:</b>子どもの成長に伴う負担などが変化する2~4歳児の育児期において,親のうつ症状に2つの夫婦関係(愛情関係とコペアレンティング関係)を含む要因がどのように影響するかを明らかにする.</p><p><b>方法:</b>本研究は観察研究で,2~4歳児を養育中の男性136名,女性121名と対象とした.従属変数のうつ症状をCenter for Epidemiologic …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 保育所送迎から捉える父親の育児協力要因

    佐藤 将 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 154-, 2023

    ...</p><p> 以上の点を踏まえて,本研究では子育てと仕事を両立させている父親の特徴を,送迎・通勤行動を含めた1日の生活行動の分析を通じて,時間の観点から明らかにする.特に保育所送迎を行っている父親と送迎せず直接自宅から勤務先まで行く父親の,2つのグループに分けて比較分析を行い,保育所の送迎が可能な特徴について考察する....

    DOI

  • 子育て期のボンディングを予測する因子:妊娠期の夫婦関係からの検討

    瀧本 千紗, 沖本 克子 日本看護科学会誌 43 (0), 566-577, 2023

    ...</p><p><b>結果:</b>回答が得られた母親172名,父親141名を分析対象とした.母親と父親の妊娠期の夫婦関係は,抑うつ等の影響を調整しても産後4か月のボンディングを予測していた(母親:<i>β</i> = –0.210,<i>p</i> < 0.01,父親:<i>β</i> = –0.199,<i>p</i> < 0.05)....

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 雄性マウスにおけるメタンフェタミンの継世代影響

    青木 咲子, 光本(貝崎) 明日香, 中野 僚太, 沼澤 聡 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-076S-, 2023

    ...しかし、METH乱用は男性に多いにも関わらず、父親の乱用が次世代へ与える影響は明らかでない。そこで本研究ではマウスモデルを用い、父親のMETH乱用が次世代及び次々世代に与える影響を検討した。【方法】6週齢のICR雄性マウスにMETHまたは生食を21日間皮下投与し、薬物未処置の雌性マウスと交配させ、仔(F1)を得た。...

    DOI

  • ミトコンドリア腎病による末期腎不全患者に対する生体腎移植の1例

    貝沼 駿介, 丸山 通広, 遠藤 悟史, 木下 和也, 佐々木 拓馬, 森下 弘基, 牧山 展士, 木下 麻優子, 松原 久裕 移植 58 (Supplement), s249_2-s249_2, 2023

    ...父親をドナーとする生体腎移植術施行。術後経過は概ね良好で術後20日で尿管ステント抜去、その翌日に発熱あり尿培養から酵母様真菌検出され抗真菌薬投与開始となり解熱。術後31日で退院となった。現在、術後4ヶ月経過しトラブルなく外来フォロー中である。【考察】ミトコンドリア病による腎機能障害は様々な病態が報告されており、発症から診断に至るまで時間がかかることや未診断経過している可能性も指摘されている。...

    DOI 医中誌

  • 大隅半島高山やぶさめに残る伝統的な世界観

    永迫 俊郎, 黒田 安治, 堀 信行 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 286-, 2023

    ...</p><p>(2) 1954年に発足した高山やぶさめ保存会が運営主体をなす.射手の父親は我が子が役目を終えた後も保存会の活動に参加することになっており,旧高山町内に居住し続けるのが条件で,射手選びは父親選びと言い換えられる.四十九所神社の神官や氏子,地元住民も会員であり,有志の入会に対してオープンである.射手と後射手の関係は,真砂をまく潮振りを務める父親同士にも当てはまり,後射手の父が射手の父に仕来...

    DOI

  • 野生の仮面

    田島 知之, 義村 弘仁, 黒鳥 英俊, 木下 こづえ 霊長類研究 Supplement 39 (0), 37-37, 2023

    ...【結果・考察】フランジ発達開始年齢は個体間で異なり、これには父親や他のフランジオスから離れた時期の違いが影響した可能性があった。テストステロンとコルチゾールはフランジ発達開始時期に大きく上昇を見せたものの、その後の発達期間中に安定せず変動を示した。推定除脂肪体重がフランジ発達の変化点直前から上昇したため、フランジとともに体重の増加も起きていると考えられる。...

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  • 東京大都市圏における保育ニーズの質的側面からの検討

    畔蒜 和希 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 35-, 2023

    ...分析対象</b></p><p> 分析対象とするデータは,マンション購入等のコンサルティング会社が運営するサイト「住まいサーフィン」内の「パパ・ママ保活体験談」ページ上に,2022年1月から2023年6月までに投稿された165件の記事である.投稿者の属性は母親が129件,父親が36件であり,フルタイム勤務者が全体の約73%を占める.投稿者が利用した保育所はすべて東京大都市圏内に所在しており,うち約78...

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  • 重度麻痺を呈する児の在宅での継続的な自主練習と保護者間での情報共有を目指して

    平川 晋也 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 65-, 2023

    ...</p><p>【結果】 アンケートの結果より各家庭の一月の平均実施率は64%、父親80%母親20%が実施。開始時weeFIMの平均は18.4点であったが、終了時は平均28点であり、特に移動項目およびコミュニケーション項目での点数増加がみられた。児によっては、言語聴覚療法の実施が無いにも関わらず嚥下機能の大きな改善がみられ、さらに移動項目に関しては、全ての児に関して全介助から最大介助以上となった。...

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  • 異時性肝小腸移植の経験から考える肝小腸同時移植の必要性

    梶原 啓資, 松浦 俊治, 前田 翔平, 内田 康幸, 河野 雄紀, 鳥井ケ原 幸博, 近藤 琢也, 永田 公二, 田尻 達郎 移植 58 (Supplement), s205_2-s205_2, 2023

    ...8歳9か月時にMELDスコア19点、小腸はstatus 2で脳死肝小腸同時移植へ登録したが、急激に肝不全へ進行したため父親をドナーとする血液型不適合の生体肝移植を先行した。胆道は小腸移植に備えてduct-to-ductで再建した。肝移植後も腸管不全に対するTPNが必要なため徐々に脂肪肝が増悪して再度肝不全の状態となったが、肝移植後4ヶ月で脳死小腸移植に至った。...

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  • 腎膿瘍を合併し,排尿指導で治癒したHinman-Allen症候群の1例

    坂口 真弓, 木村 昂一郎, 吉野 豪, 萩元 慎二, 倉信 裕樹, 堂本 友恒, 戸川 雅美, 田村 明子, 宇都宮 靖, 圓山 由香 日本小児腎臓病学会雑誌 36 (0), 33-40, 2023

    ...<p>症例は尿路感染症の既往のない6歳女児.発熱と腹痛を主訴に受診した.生活歴の問診から,トイレ排尿に失敗した際に父親から叱責された後,排泄習慣に複数の問題が出現したことが判明した.入院時の尿培養検査では菌量が少なく結果としては陰性であったが,問診から尿路感染症を最も疑った.造影CT検査から急性巣状性細菌性腎炎,腎膿瘍と診断した.脊椎MRIに神経学的異常所見がなく,Hinman-Allen症候群が基礎疾患...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 風景構成法を通して「気分の波」を治めていった男子学生の心理療法過程

    長友 微笑 箱庭療法学研究 35 (3), 53-63, 2023

    ...面接開始時,クライエントは支配的な母親と怖い対象としての父親イメージの前に,身動きできない状態であった。度重なるキャンセルや中断を挟みながらも,面接場面を守り維持していくことが,彼にとって自分の安心できる空間を創り出し,自らを守る体験となった。その過程で描かれた風景構成法では,様々な水の流れが描かれ変化した。それは,彼が「気分の波」という水の流れを治めていくプロセスと考えられた。</p>...

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  • 胆道閉鎖症に対する肝移植においてRoux-en Y脚に関連した胆道合併症を認めた2例

    上林 エレーナ幸江, 門久 政司, 山本 美紀, 岡本 竜弥, 小川 絵里, 岡島 英明, 波多野 悦朗 移植 58 (Supplement), s325_1-s325_1, 2023

    ...繰り返す胆管炎、肺内シャント(19.82%)を認め、父親をドナーとする生体肝移植を行った。血液型一致、左葉グラフト、GRWR0.74%。胆道再建は既存の後結腸ルートRoux-en Y脚25cmを使用。腹痛と炎症所見が遷延し、20日目に腹痛の増悪、CTでFree airを認め、緊急手術を施行。...

    DOI 医中誌

  • 乳幼児を育てる母親の育児幸福感に関連する要因

    明野 聖子 日本地域看護学会誌 26 (1), 50-58, 2023

    ...</p><p><b>方法:</b>乳幼児健診に来所した3~5か月児(以下,乳児),1歳6か月児,3歳児の母親1,011人を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した.調査内容は,基本属性,父親の育児・家事,育児に関する情緒的サポート,3下位尺度からなる親性,8下位尺度からなる育児幸福感である.健診年齢別に母親の育児幸福感を従属変数とした重回帰分析を行った....

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  • <i>TCF3-ZNF384</i>陽性B前駆細胞性急性リンパ性白血病の晩期再発に対して同種骨髄移植を施行した一例

    荒木 未希絵, 山下 大紀, 吉田 奈央, 北澤 宏展, 秋田 直洋, 宮島 雄二, 濱 麻人 日本小児血液・がん学会雑誌 60 (1), 42-45, 2023

    ...BCP-ALL)と診断された.初期ステロイド反応性は良好で,寛解導入療法後に第1寛解が得られ,寛解を維持し2年6か月で治療を終了した.初発から4年6か月,治療終了から2年後に骨髄再発し,白血病関連融合遺伝子検査により<i>TCF3-ZNF384</i>陽性が判明した.第2寛解期にメルファラン180 mg/m<sup>2</sup>および全身放射線照射12 Gyによる前処置を用いて,HLA8/8アリル一致の父親...

    DOI 医中誌

  • 面会交流に対する意識の変化のプロセスとその要因

    草野 智洋 離婚・再婚家族と子ども研究 5 (0), 20-36, 2023

    ...こうした変化は面会交流を行っていたからこそ生じた変化であるが,その前提として本調査の協力者達は父母間の関係は悪くても父子関係は悪くなく,養育費の支払いを含む父親の協力的な関わりがあり,母親が自分の気持ちより子どもの気持ちを優先することができていたことも影響していると考えられる。...

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  • 乳幼児虐待予防に向けて市町村保健師が支援の必要な「気になる親子」を判断するためのアセスメントの視点

    飯塚 瑞季, 大澤 真奈美, 行田 智子 日本地域看護学会誌 26 (3), 31-42, 2023

    ...</p><p><b>考察:</b>市町村保健師はアセスメントの視点を,母親に対しては母親の発言や子どもへの関わり,暮らしぶりなどの観察から把握し,父親に対しては母親の発言から父親の様子を推測して把握し,子どもに対しては母親の発言や子どもの観察から把握していた.またアセスメントの視点は市町村保健師が,親子との関わりで把握し支援につなげた経験を通してつくりあげた自身に内在する基準となるもので,それに照らし...

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  • 肝小腸移植における同一ドナーからの2臓器同時移植の有効性について

    岡本 竜弥, 岡島 英明, 門久 政司, 山本 美紀, 上林 エレーナ幸江, 小川 絵里, 波多野 悦朗 移植 58 (Supplement), s206_1-s206_1, 2023

    ...父親及び伯母からの肝小腸同時生体移植を施行。術後急性拒絶の加療中にPTLD(DLBCL)を発症し術後2ヶ月にて死亡。[症例2] 18歳男性。 17歳時に肝移植、9か月後に脳死小腸移植を施行するも栄養吸収不良からIFALDが再発し、小腸移植後21カ月目に脳死肝再移植となる。その後も脂肪性肝炎が継続し、小腸移植後5年8カ月後に肝腎不全にて死亡。[症例3]1歳女児。...

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  • 腎提供後lost follow upとなった若年ドナーに認めた進行腎癌の1例

    西村 慎吾, 荒木 元朗, 原 尚史, 関戸 崇了, 吉永 香澄, 丸山 雄樹, 山野井 友昭, 石上 恵美 移植 58 (Supplement), s265_3-s265_3, 2023

    ...X-11年、他院で59歳の父親をレシピエントとしたドナー右腎採取術を施行。術後3年以降、lost follow upとなった。X年1月に人間ドックで左腎腫瘤を指摘され、前医にてCTで45mm大の左腎癌が疑われ、当科紹介。cT1bN0M0,stage1(RENAL score 11、PADUA score 10)の診断にて、腎部分切除の適応と判断。安定した腎冷却が可能な開放腎部分切除を選択した。...

    DOI 医中誌

  • 移植後腎代替療法選択時の認定レシピエント移植コーディネーターの役割

    倉石 真理, 香川 友紀, 原 麻由美 移植 58 (Supplement), s287_1-s287_1, 2023

    ...【結果】30代男性、10代で腹膜透析、血液透析を経て父親をドナーとする生体腎移植術を施行した。RRT提示後、二次移植の準備を開始したが、その後治療拒否に至った。そこで、臨床倫理の4分割法での分析を基に面談を行った。患者は、移植をした自分、RRTを選択することは「普通ではない」と感じていた。...

    DOI 医中誌

  • 生体肺移植後の慢性腎臓病に対して生体腎移植を施行した2例

    柳光 剛志, 杉本 誠一郎, 調枝 治樹, 田中 真, 橋本 好平, 枝園 和彦, 諏澤 憲, 三好 健太郎, 山本 寛斉, 岡崎 幹生, 石原 恵, 豊岡 伸一 移植 58 (Supplement), s298_1-s298_1, 2023

    ...同年にCKDに対するHDが導入され、再肺移植の4年後に血液型一致の父親をドナーとする生体腎移植が施行された。生体肺移植後22年(生体腎移植後4年)を経過したが生存中である。【まとめ】生体肺移植後のCKDに対する生体腎移植は、ドナーの選択は慎重に検討されるべきだが、レシピエントの長期生存に寄与する可能性がある。</p>...

    DOI 医中誌

  • イスラム教徒の診療において脳神経外科医が注意すべき薬剤および医療材料

    大野 貴都, 岡田 健, 遠藤 乙音, 藤井 健太郎, 西堀 正洋, 川㟢 裕一 Japanese Journal of Neurosurgery 32 (5), 318-323, 2023

    ...</p><p> 患者および父親はイスラム教徒であった. イスラム教では豚肉やアルコールなどの摂取が禁じられているが, ゼリーや醤油などそれらを材料として含み得る飲食物も忌避されるため, 提供する病院食にも難渋した. また, 脳神経外科で使用する薬剤, 医療材料にも, ヘパリンなど動物由来の成分を含むものが多くあり, 使用に配慮する必要があった....

    DOI Web Site 医中誌

  • Doing によって主体的に作業的存在を調和させていった一人の父親の奮闘

    甲斐 公規, 高木 雅之 作業科学研究 16 (1), 66-73, 2022-12-31

    ...近年,男性が積極的に育児に参加することが求められている.男性が父親になっていくプロセスは,育児という作業を通して起こるトランザクショナルな変化であり,父親になっていくプロセスを理解するに は,個人の経験を注意深く見る必要がある.よって本論では,父親であることに付随してトランザクショナルに拡大していった作業経験を振り返った.その結果,主体的な Doing によって,男性が理想的な父親や活動家としての...

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  • 顔面から頭蓋内まで穿通した杙創の1例

    小川 太志, 藤木 悠, 鈴木 剛, 直江 康孝 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 146-150, 2022-12-28

    ...息子が自宅居室内で倒れて意識がない父親を発見し救急搬送された。搬送時, 意識レベル JCS III -300, GCS 3 (E1V1M1), 瞳孔2mm/2mm, 対光反射なし, バイタルサインは安定していた。...

    DOI 医中誌

  • 母娘問題としての父娘姦

    泉 啓 社会学研究 107 (0), 101-123, 2022-12-26

    ...換言すれば、精神分析的近親姦論は、フェミニズム的解釈と別の語りを試みる者に訴求力のある、父親加害者の免責構造(母娘問題としての父娘姦)を含む解釈レパートリーとして依然現代性を有するのである。</p>...

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  • 二人の「父」と二人の「子」 -『 銀河鉄道の夜』の計量テキスト分析 -

    小谷内, 郁宏, KOYAUCHI, Ikuhiro 環境と経営 静岡産業大学論集 28 (2), 145-156, 2022-12-01

    ...筆者は、この作品においてジョバンニとカンパネルラの関係のみが主要なテーマではなく、伏線的、並行的にジョバンニとカンパネルラの父親、そしてジョバンニ自身の父親という、彼と二人の父親との関係も重要なテーマとしてあると考えた。二人の父親は近くからあるいは遠くから彼を優しくあるいは毅然と見守る二様の父親としてある。  ...

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  • 知的障害を伴う自閉症幼児の家族と大学教員の主に郵送での協議ツールを活用した協働的アプローチ

    岡本 邦広 発達障害研究 44 (3), 303-320, 2022-11-30

    ...とする.対象は,知的障害を伴う自閉スペクトラム症幼児とその家族であった.支援対象の標的行動は,ドアを開けたまま,その場所を出る行動,朝の準備と異なることをする行動の2つであった.これらの標的行動に対し,母親による部屋の環境整備,適切な行動自発後の称賛を行った.介入の結果,支援開始前に比べ,①いずれの標的行動も改善した.②FQOLの改善項目数は,25項目中11項目であった.③母親より,母親だけでなく父親...

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  • 子ども期における親への援助要請および地域交流の経験と成人期の対人関係の関連

    中村 有里, 長谷田 真帆, 西岡 大輔, 雨宮 愛理, 上野 恵子, 近藤 尚己 日本公衆衛生雑誌 69 (11), 874-882, 2022-11-15

    ...修正ポアソン回帰分析を用いて,子どもの時に父親・母親に対して援助を要請した経験,小・中学校の時の地域行事に参加した経験,およびこれらの交互作用項による対人関係の忌避の割合の比を男女別に算出した。年齢・両親の最終学歴・子どもの時の母親の就労状況および主観的経済状況,もう片方の親への援助要請経験を調整した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 初めて父親になる夫が妊娠中の妻と共に子どもを迎えいれていく経験

    井出 彩織, 阿部 正子 日本母性看護学会誌 23 (1), 1-8, 2022-10-28

    ...<p>目的:初めて父親になる夫が妊娠中の妻と共に子どもを迎えいれていく経験を明らかにする。<br>方法:初めて父親になる夫10名を対象に半構成的面接を実施し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)にて分析を行った。<br>結果:初めて父親になる夫が妊娠中の妻と共に子どもを迎えいれていく経験は【手探り状態の妊婦との生活】から始まっていた。...

    DOI 医中誌

  • 夫婦関係満足度が児の泣きに対する育児困難感へ与える影響

    大塩 佳名子, 流郷 千幸 日本看護研究学会雑誌 45 (4), 4_761-4_770, 2022-10-20

    ...父親は夫婦関係満足度が父親の接近感情を媒介し,児の泣きに対する育児困難感に影響を与えていた。母親の児の泣きに対する育児困難感に影響を与えていたのは回避感情が最も強く,次いで接近感情,夫婦関係満足度であった。結論:父親・母親ともに夫婦関係満足度が児の泣きに対する育児困難に影響を与えていたことから,夫婦関係満足度を高めることで児の泣きに対する育児困難を軽減させることが示唆された。</p>...

    DOI 医中誌

  • 幼児の父親の育児および家事における実施状況とその関連要因

    高瀬 寛子, 荒木田 美香子 日本公衆衛生雑誌 69 (10), 814-823, 2022-10-15

    ...この4群において,最も関連のあったものは両親学級や父親学級の参加,残業時間,妻の就労,QMIであった。</p><p><b>結論</b> 父親の育児および家事の実施頻度において,両親学級や父親学級への参加,残業時間,妻の就労,QMIとの関連が明らかになった。子育て参加への促進に向け,実施頻度の少ない育児や家事への働きかけや父親を対象とした学級等の支援方法の検討の必要性が示唆された。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 鵡川地方のアイヌ文化伝承者、吉村冬子フチの教え

    押野 朱美, 秋山 里架 国立アイヌ民族博物館研究紀要 2022 (1), 56-68, 2022-09-30

    ...幼少期はチセの中で過ごし、父親母親が交わすアイヌ語を聞きながら育った。後世は、言葉や芸能、生活習慣などを伝承する普及活動に務め、冬子フチの姉にあたる新井田セイノフチと共に各地でカムイユカㇻなどの口演に出向く機会も多くあった。本研究ノートでは、冬子フチの伝承を家庭内で受け継いでいる孫の押野・秋山(執筆者)が、冬子フチが発信してきたアイヌ文化について冬子フチに関連する資料と照らし合わせながら報告する。...

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  • コロナ渦中の子育て世帯の通勤とケア労働に関する暫定的所見

    松尾 美和 国民経済雑誌 226 (3), 49-60, 2022-09-10

    ...本研究では,コロナ禍が子育て世帯の父親・母親の雇用に及ぼした影響,就労していた父親・母親の在宅許可率と実施頻度,そして父親や母親の在宅勤務増加が子供のケア労働分担に及ぼした影響について,オンラインアンケート調査を用いてデータを収集し,分析した。その結果,コロナ禍が子育て世帯の就労とケア労働負担に大きな影響を及ぼした様子が明らかになった。...

    DOI HANDLE Web Site

  • 「家族の幸せ」の経済学

    山口 慎太郎 家族研究年報 47 (0), 5-11, 2022-07-16

    ...育休制度は暗黙のうちに母親が取得するものと考えられがちであるが、近年は、父親の育休取得に注目が集まっている。父親の育休取得が本人のキャリア、家事・育児参加、子どもの発達、そして企業業績に及ぼす影響についての研究が見られるようになってきた。また、子どもが育つにつれて若い親たちは育児休業を終えて職場に復帰するが、その際に不可欠なのは保育所だ。...

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  • 発達障害のある子どもをもつ父親を対象とした子育て支援講座のあり方

    中田 美郁, 和田 充紀 とやま発達福祉学年報 13 31-39, 2022-05-31

    ...参加した父親からは,父親同士で話すことで孤独感が減少し,知りたい情報を得ることができたという成果が得られた。また,もっと時間をとって話をしたい,より詳しい情報を得たいなど,子育てについて考えるきっかけとなる父親同士の交流や,子どもとの接し方のヒントを得るための父親を対象とする講座への期待や要望があげられた。父親のニーズに応じた内容の選定や継続的な子育て支援講座の実施が望まれる。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 父親の育児参加が母親,子ども,父親自身に与える影響に関する文献レビュー

    加藤 承彦, 越智 真奈美, 可知 悠子, 須藤 茉衣子, 大塚 美耶子, 竹原 健二 日本公衆衛生雑誌 69 (5), 321-337, 2022-05-15

    ...<p><b>目的</b> 近年,父親の育児参加に対する社会の関心が高まりつつある。しかし,父親が積極的に育児参加することによってどのような影響があるのかあまり明らかになっていない。本研究では,我が国で主に2010年以降に報告されている父親の育児参加に関する研究の知見についてレビューを行い,日本社会において父親の育児参加が母親,子ども,父親自身に与える影響に関する知見をまとめた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 職業選択に対する大学生の自己効力に親はどのような影響を与えるか?

    佐山 公一 北海道心理学研究 44 (0), 1-14, 2022-03-31

    ...父親,母親のどちらを相談相手にするかを尋ねられ,日常的に相談相手にする親を想定して回答するよう求められた。上記4つについて尋ねる質問に答えた後,大学生が職業を選んでいく過程を最後までやり遂げる自信について尋ねる質問に答えた。共分散構造モデルを構成し分析した結果,親の仕事を親が家庭内で話題にすること,親が助言者としての立場に立つことが大学生の自己効力にとりわけ良い影響を与えることが示された。...

    DOI

  • 双子をもつ父親の体験

    中澤 恵美里, 佐々木 睦子, 小松 千佳, 石上 悦子 香川大学看護学雑誌 26 (1), 37-49, 2022-03-30

    ...</p><p><b>結論</b></p><p>双子の父親は妻とともに双子育児をすることで,ワークライフバランスを模索しつつ,父親なりに双子の個性を大事にする理想の家族像を描いていた.双子をもつ父親の体験は,価値観の変容と双子の父親の役割認識に影響していた.</p>...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 計量テキスト分析を用いた産前・産後の夫婦関係の認識に関する研究

    山下, 倫実, 加藤, 陽子, 石田, 有理, 布施, 晴美, YAMASHITA, Tomomi, KATO, Akiko, ISHIDA , Yuri, FUSE, Harumi 十文字学園女子大学紀要 52 107-117, 2022-03-28

    ...全ての自由記述に「なし」と回答した父親24名、母親11名は分析から除外し,分析対象は夫76名,妻59名の合計165名となった。  KH coderを用いて対応分析を行なった結果,第1 軸は「不均衡な関係」-「対等な関係」と解釈され,第2 軸は「相互」-「個別」と解釈された。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 出生前診断でダウン症の確定診断後に「妊娠継続」の決定をもたらしたもの

    杉田 穏子, Sugita Yasuko 青山学院大学コミュニティ人間科学部紀要・コミュニティ活動研究所報 3 49-70, 2022-03-19

    ...その結果、母親と父親が妊娠継続を決意した時期にはずれがあり、妊娠継続の出発点は母親の「産みたい」という思いであった。しかしその出発点は確かなものではなく、周囲の様々な要因によって揺れ動く。女性のリプロダクティブ・ライツにおいて、選択的中絶は女性の「中絶する」権利を守るために必要だとされてきた。しかし今回の語りからは、女性の「産む」権利が周囲の様々な要因によって制限/促進されていることがわかった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • オンラインによる子ども・子育て支援の可能性 : コロナ禍2年間における活動の実践報告

    瀬々倉, 玉奈, 清水, 文 京都女子大学教職支援センター研究紀要 004 135-142, 2022-03-04

    ...オンラインによる活動では,対象年齢児以外のきょうだい,父親の参加,遠方在住の親子,日本語が話せない親子,聞こえに不自由があり字幕が必要な親子など多様な親子に保育学生が関わることが可能となった。また,遠方に住む祖父母と乳幼児期の親子が再会する場にもなった。特に,家族毎の個別対応プログラムである「ぴっぱらんシリーズ」ではオーダーメイドの遊びを提供できた。...

    機関リポジトリ

  • カズオ・イシグロの「ある家族の夕餉」における語りの構造

    戸田 勉 常葉大学大学院国際言語文化研究科研究紀要 (3) 19-31, 2022-03

    ...この物語においてその曖昧性ゆえに長年議論の的となってきた点は、父親が家族にフグを振る舞い、一家心中を図ったのかどうかという問題である。この問題点を検証するために、まず、この心中説について先行研究の足跡を辿りながら再解釈を試みる。次に、イシグロの小説の中心的なテーマである記憶の観点から、「物語の現在」を軸とした語りの構造を浮かび上がらせ、作品の曖昧性を見直してゆく。...

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  • アスペルガー症候群のある児童の父親に対する意識の変容を目指した支援の検討

    田中 忠 自閉症スペクトラム研究 19 (2), 35-41, 2022-02-28

    ...途中、誰に対する感謝なのか具体的に主語を書くよう指示をすることで、父親を主語とする個数が毎月記述されるようになった。父親が主語として記述されたものの内訳として、①父親がどこかに連れて行ってくれた行為、②父親が自分のために何かをしてくれた行為、③父親が物を買ってくれた行為についての大きく3種類に分けられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 親の心理的サポートニーズと健康関連QOL,育児ストレスの関連

    村上 旬平, 米倉 裕希子, 新家 一輝, 竹中 菜苗, 森崎 志麻, 稲原 美苗, 高橋 綾, 阪本 敬, 鬼頭 昭吉, 安藤 早礎, 秋山 茂久 日本障害者歯科学会雑誌 43 (1), 17-25, 2022-02-28

    ...</p><p>大阪大学歯学部附属病院障害者歯科治療部を受診する患者の親に,心理的サポートニーズ,健康関連QOLと育児ストレスについて質問紙調査を行った.回答者は32名で38~83歳(無回答2名),患者との続柄は母親30名,父親1名,無記載1名,子の属性は自閉スペクトラム症17名,知的障害6名,Down症候群6名および肢体不自由3名であった.親には心理的サポートニーズがあり,親のメンタルヘルスは低く,...

    DOI 医中誌

  • 筋強直性ジストロフィーの先天型と遺伝

    石垣 景子 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (2), 144-150, 2022-02-18

    ...<p>筋強直性ジストロフィーの先天型は最重症型で,成人型と異なる臨床症状を呈し,特有の病態が基盤にある.出生時より全身筋緊張低下,筋力低下を呈し,呼吸障害などの合併症のため,新生児期の死亡率は高いが,その後は発達に伴って症状は改善する.95%が母親からの遺伝であるが,父親からの遺伝例も報告され,CTG繰り返し配列数が1,000回以上と著しく増加している.既診断の女性患者が挙児を考える際には,妊娠前に...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 英国の19世紀を中心とした経歴調査の事例研究

    林田 治男 レコード・マネジメント 82 (0), 20-32, 2022

    ...父親の職業を含めた家庭環境、教育、来日前の実務経験を調べると、日本における功績の意味合いや赴任の動機を深く知ることができ、離任後の活躍の背景も浮かび上がる。彼らの貢献には、日本の近代化の礎を築き、人材面での自立化の道筋を立てた側面もある。...

    DOI

  • インターネットを利用した子どもの性に関連した親の悩み

    山口 真理, 齋藤 尚子, 岡本 美代子, 松田 結, 西田 みゆき, 野崎 真奈美 了德寺大学研究紀要 (16) 297-304, 2022

    ...家庭での性教育に向け,父親 と母親両方への参画支援や一人親世帯を含めた各家庭の考え方や役割も踏まえた子どもの性に関する知識 の提供が求められる.また,市町村で実施されている一般的な子育て支援の枠組みの中で,就学前の親子 の関係性を築く関わりの一つとして家庭における子どもの性に対する向き合い方を伝えていくことも重要 である.さらに,親が性教育の具体的な内容に関して質問しやすい専門職との接点や親同士が語...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 臓器提供の意思があったが虐待の可能性が否定できず臓器提供に至らなかった小児の1例

    有松 優行, 渥美 生弘, 諏訪 大八郎, 大熊 正剛, 土手 尚, 石田 惠章, 齋藤 隆介, 古内 加耶, 小林 駿介, 伊藤 静, 德山 仁美, 中安 ひとみ, 出口 美義, 光定 健太, 角屋 悠貴, 武田 栞幸, 田中 茂 脳死・脳蘇生 34 (2), 91-94, 2022

    ...しかし,来院前日に父親が患者を叱責した事実が明らかになった。警察と児童相談所へ照会を行い,院内の倫理委員会で,虐待の事実は確認できないが可能性が否定できないとされた。「法的脳死判定マニュアル」<sup>1)</sup>で,脳死判定の除外例に「被虐待児,または虐待が疑われる18歳未満の児童」をあげていることから,脳死判定を行わず臓器提供も行わない方針とした。...

    DOI 医中誌

  • 妊婦さんと漢方薬 〜基礎から応用まで〜

    永松 健 看護薬理学カンファレンス 2022.3 (0), SP-1-, 2022

    ...免疫学的には、父親由来の抗原を有する胎児・胎盤に対して母体免疫 システムが受容的に反応することが健康な妊娠に重要とされている。そして不育 症、胎児発育不全、妊娠高血圧症候群などでは、母児間免疫応答が破綻するこ とが発症の主要な要因となっている。当帰芍薬散に代表される安胎薬と呼ばれ る一連の漢方薬は、妊娠中の諸病を避け母児の健全な妊娠維持をサポートするとされてきた。...

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  • 異時性肝小腸移植という治療選択と課題

    松浦 俊治, 内田 康幸, 梶原 啓資, 鳥井ケ原 幸博, 白井 剛, 河野 雄紀, 近藤 琢也, 栁 佑典, 永田 公二, 田尻 達郎 移植 57 (Supplement), s215_2-s215_2, 2022

    ...8歳9か月時にMELDスコア19点、小腸はstatus 2で脳死肝小腸同時移植の登録をしたが、急激な肝不全の進行により父親をドナーとする生体肝移植を施行、現在、TPN管理継続下に異時性脳死小腸移植待機中である。先行した肝移植において、のちの小腸グラフトを門脈系へ吻合することを念頭にduct-to-ductでの胆道再建を行った。現在、グラフト肝機能は保たれているが、著明な脂肪肝を呈している。...

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  • 当科における肝小腸移植の3例について

    岡本 竜弥, 岡島 英明, 山本 美紀, 上林 エレーナ幸江, 小川 絵里, 波多野 悦朗 移植 57 (Supplement), s217_1-s217_1, 2022

    ...父親及び伯母からの肝、小腸同時生体移植を施行。術後急性拒絶に対してOKT-3を投与後、PTLD(DLBCL)を発症し術後2ヶ月にて死亡。[症例2] 18歳男性。 17歳時に他医にて肝移植を受け、その9か月後に脳死小腸移植を施行。術後CMV腸炎及びアスペルギルス肺炎、FKによる腎機能障害を併発。栄養吸収不良による脂肪性肝炎/肝繊維化の進行あり、小腸移植後21カ月目に脳死肝再移植術を施行。...

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  • <i>FA2H</i>遺伝子の新規変異が原因であった遺伝性痙性対麻痺35型の1例

    石井 雅宏, 下野 昌幸, 柴原 淳平, 五十嵐 亮太, 福田 智文, 千手 絢子, 塩田 直樹, 楠原 浩一 脳と発達 54 (1), 46-50, 2022

    ...父親の解析では変異をヘテロで認めており, 父由来の片親性ダイソミーと考えられた. 放射線科医と後方視的に検討したところ, 19歳時の頭部MRIでT2強調画像での両側淡蒼球の低信号を認めた. 遺伝性痙性麻痺においては特徴的症状の出現時期や頻度にばらつきがあるため, 特異的な徴候が出現していなくても示唆する症状が複数認められる場合は鑑別疾患の上位に挙げるべきである....

    DOI 医中誌

  • 父は実子に親和的か?ニホンザルのオスの未成熟個体に対する親和的行動の分析

    石塚 真太郎, 井上 英治 霊長類研究 Supplement 38 (0), 49-, 2022

    ...<p>霊長類の父親による育児行動は、父子間の血縁関係が自明となるペア型集団の種や単雄複雌集団の種で見られることが多い。しかし近年、真猿類では複雄複雌集団の種であってもオスが実子を識別し、選択的な親和性を示すという報告が増えてきた。霊長類の父親による育児が血縁者識別の下で行われているか明らかにするためには、複雄複雌集団の種について父親の育児の有無の知見を増やす必要がある。...

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  • 特発性門脈圧亢進症を合併した肝外門脈閉塞症に対して生体肝移植術と二期的脾摘術を施行した一例

    梅邑 晃, 新田 浩幸, 高原 武志, 片桐 弘勝, 菅野 将史, 武田 大樹, 安藤 太郎, 天野 怜, 菊地 晃司, 木村 拓, 佐々木 章 移植 57 (Supplement), s389_1-s389_1, 2022

    ...肝生検にてIPHと診断され、Rex shuntなどの血行変更を検討したが肝内門脈血流担保の不安・体循環shuntの増悪などを考慮し、父親をドナーとしてLDLTを施行した。門脈再建時にcavernous transformationを全て離断し、膵上縁まで確認できていた正常門脈と自己肝静脈を門脈に間置したグラフトを吻合し血流を再開した。...

    DOI 医中誌

  • 親子のかかわりの学歴階層間の差異

    西村 純子 社会学評論 72 (4), 522-539, 2022

    ...の教育的活動の頻度は,労働時間と負の関連がみられたが,高学歴層の父親の教育的活動の頻度と労働時間には関連がなかった.ここからは,労働時間が長くとも,子どもとのかかわりに時間を割こうとする高学歴層の父親の存在が示唆された.総じて分析結果からは,子どもとのかかわりに高い優先順位を付し,特に教育的活動において子どもを優先した時間配分をおこなう高学歴層の親たちの姿が析出された.父親の労働時間の短縮が進まないなかで...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 生後1ヶ月の児をもつ父親の育児不安要因の検討

    神宮 舞香, 久保田 隆子 桐生大学紀要 33 (0), 33-41, 2022

    ...結論として,初産の父親の方が育児に肯定的であり,積極的に育児に参加する父親が多い.初産の父親に対して 具体的なアドバイスや手順を示すことが育児不安の軽減に繋がる.経産の父親は,子育てのことで地域等に相談で きる場がない父親が多く見られた.このため,父親同士で語り合うコミュニティや機会づくりが重要であることが 示唆された....

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