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中村 龍一 日本文学 64 (6), 66-68, 2015-06-10
DOI Web Site
牛山 恵 全国大学国語教育学会・公開講座ブックレット 2 (0), 45-60, 2012-02-09
DOI
牛山 恵 日本文学 61 (2), 86-90, 2012
牛山 恵 日本文学 59 (1), 42-55, 2010
子どもの読み手は「注文の多い料理店」の世界を二人の紳士と同化しながら読み進むが、また彼らを異化する視点も持つ。子どもは二人の紳士に同情を感じ、彼らに反感を持たない。しかしながら山猫に食われそうになった理由を動物の生命を軽んじている点に見出し、それには怒り、二人の紳士は罰を受けたととらえる。山猫の行動は肯定される。そこから、動物の生命を尊重するというメッセージを自分のものとして受け止めるのである。
府川 源一郎, 甲斐 雄一郎, 牛山 恵, 吉田 裕久 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 117 (0), 279-282, 2009-10-17
牛山 恵 日本文学 55 (5), 82-84, 2006
記事種別: 書評
牛山 恵 都留文科大学研究紀要 (62) 41-63, 2005
DOI 機関リポジトリ Web Site
牛山 恵 都留文科大学研究紀要 (61) 23-43, 2005
牛山 恵 日本文学 52 (3), 1-12, 2003
「よだかの星」は、高等学校の国語教材として収載されているから、「差別教材」として教科書教材からはずされた過去を持つことを知らない人も多い。この作品に内在している差別問題は、ストーリーに飲み込まれた同情と英雄視の読みでは乗り越えることができない。自分の読みを相対化し、内なる擬制的な観念のヒューマニズムを撃つことで差別の構造を撃つ視点に立てるのだ。そこに、この作品を教材とする文学教育の根拠がある。
牛山 恵 日本文学 51 (3), 39-40, 2002
牛山 恵 日本文学 51 (11), 87-, 2002
牛山 恵 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 100 (0), 50-53, 2001-05-13
牛山 恵 国語科教育 50 (0), 18-25, 2001
牛山 恵 日本文学 48 (12), 70-73, 1999
足立 悦男 日本文学 45 (3), 74-75, 1996
牛山 恵 日本文学 44 (8), 53-62, 1995
「猫の事務所」に描かれているのは、官僚機構の中で起こった集団のいじめである。それらは、今日、学校で日常的に行われているいじめと同質ではないか。いじめる猫たち、いじめられるかま猫、ともに存在にはリアリティがある。読み手は、猫の事務所という仮想空間に、己れの現実を見る。だからこそ、いじめの解決が問題となるのだ。それを一挙に解決した獅子の登場にはどのような意味があるのだろうか。それらを通して賢治童話の…
牛山 恵 国語科教育 41 (0), 20-24, 1994
牛山 恵 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 85 (0), 54-55, 1993-10-21
牛山 恵 日本文学 41 (6), 86-, 1992
牛山 恵 日本文学 40 (3), 86-87, 1991
牛山 恵 日本文学 39 (10), 68-70, 1990
記事分類: 学術・文化--書評--社会・労働・学術・教育・スポーツ
牛山, 恵 国語研究 7 25-34, 1989-03-15
機関リポジトリ
牛山 恵 日本文学 38 (7), 72-85, 1989
対話を失った中学生に「夢」をテーマにしたブラッドペリの作品を読ませた。幼い頃持っていた将来に対する夢は中学生になって現実を自覚させられると、高校に合格するというような世俗的な夢に変わってしまう。受験競争の現実と重なる夢は、生徒の対話を開かない。観念論しか語れない生徒の心を開いたのは「霧笛」という作品であった。恐竜の孤独や愛に触れた生徒は、素朴な夢を語り出す。共有できる夢を取り戻すことで、生徒に対…
牛山 恵 日本文学 36 (3), 103-104, 1987
牛山 恵 日本文学 35 (7), 37-47, 1986
中学校一年生を対象に「鹿踊りのはじまり」を実践した。方言のふんだんに出てくる作品だが、それがかえって作品世界に生徒をさそい込んでいった。そして生徒は、主人公の嘉十が鹿と同化し、その言葉を理解することができたものの、結局自然からは拒絶される存在であったという「読み」を展開した。鹿の視点に立って日常生活から失われてしまった感覚を体験するとともに、嘉十の疎外感に共感していったのである。この実践は「イメ…
牛山 恵 日本文学 32 (2), 1-8, 1983
Those junior high students who misconduct themselves and have fallen into nihilism have lost their subjectiveness which enables them to express themselves. It is urgent for them to cultivate the …
牛山 恵 日本文学 31 (9), 66-, 1982
牛山 恵 日本文学 30 (8), 25-35, 1981
One day, an abandoned cat on the verge of death was brought into the classroom. In their class meeting, the children discussed what should be done with the cat. If they were to keep the cat in the …
牛山 恵 日本文学 27 (8), 68-75, 1978