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検索結果 74 件

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  • 「心理的な事実」にもとづく世界の貧困削減 --チャンドラン・クカサスの政治理論を手がかりに--

    奥田, 恒 人間・環境学 25 129-142, 2016-12-20

    ...を和解させる試みを検討し, 後者が人々の「心理的な事実」を正義の源泉と見なすがゆえに成功しないと論ずる.それに対し, クカサスは, リベラル・ナショナリストと同じく「心理的な事実」を正義の源泉と位置づけるが、ナショナルな次元より小さいアソシエーションにおいて正義は実践されると主張する.彼は.変化に開かれた集合的な貧困削減と, 各アソシエーションによる片務的な貧困削減を許容する.加えて, クカサスの理想社会...

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  • 革命から改造へ : 宮崎滔天の夢と中国

    何 鵬挙 日本研究 = NIHON KENKYŪ 52 61-100, 2016-03-25

    本稿は宮崎滔天が近代中国に託した夢を分析する。滔天は共和制に高い規範的価値を付与し、共和制を政治の極則と見ていた。政体の「進化」について、滔天においては、縦軸の適用性が認められる一方、横軸の適用性が否定された。共和政は「道理」としての政治である。彼は文化の多様性や国情の違いを理由に政体の変革を拒否する考え方を認めなかった。いかなる国家もいずれ共和制に到達すると彼は信じていた。孫文からの影響もあり…

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  • 生と死の交錯 --リクールとデリダ--

    杉村, 靖彦 実存思想論集 30 59-84, 2015-06-30

    A la fin de 2003, face à sa mort qui s’approchait, Jacques Derrida a rédigé un court texte, en guise de « témoignage d’admiration et de fidélité » pour Paul Ricoeur. Dans ce texte, Derrida invoque …

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  • 大山を削る

    飯泉 健司 日本文学 62 (5), 20-28, 2013

    ...自然=神の破壊は現人神故に可能な行為だったが、平城京の天皇たちは自然神に脅威を抱き、結果仏の力を頼り、理想社会を築こうとする。だが仏を広めるべき僧や檀家は領地争い等で私服を肥やす。一方平城京民は、天皇の理想を嘲笑うかのように僧を揶揄する社会批判歌を詠む。後世の落首に通じる批判を生成させる新たな歌の場の出現である。平城京での破壊行為は、政治とは別次元で、民衆の新たな文学を創出させた。</p>...

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  • 「愛国は信仰の一部」なのか?

    澤井 充生 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 92-92, 2010

    ...本発表では、中国共産党政権下の宗教の具体的諸相を民族誌的資料にもとづいて記述し、宗教をいとなむ人々が自分たちの理想社会の実現にむけて中国共産党との力関係を調整する過程を分析する。具体例として、寧夏回族自治区における宗教管理機構と清真寺(モスク)がくりひろげる政治学(ポリティクス)に焦点をあわせ、中国共産党政権下に生きるムスリムの姿を描写し、中国の「国家・宗教関係」を再考する。...

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  • 日本の戦後民主主義論における「地域」概念の位置づけ

    西部 均 人文地理学会大会 研究発表要旨 2008 (0), 410-410, 2008

    ...この時期、歴史学において戦後民主主義と「地域」の関係が確認されると同時に、地域主義が未来の理想社会を構築するため学際的な文明論を提唱した。地理学者もこうした議論に参入した。<BR> <U>3「地域」概念から例示される発想力</U><BR>  地域民主主義は、それまでの地域闘争の経験を踏まえ、組織労働者の協力の下で民主的地域組織を結成し、職場とともに地域で革新運動前進の土台を築く主張である。...

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  • 無意識より沸きあがる集合力による共同意識形成

    巻口 勇一郎 トランスパーソナル心理学/精神医学 8 (1), 51-69, 2008

    ...ユングとデュルケム は、コミュニオンにおける「無意識の意識化」が物質、形式や象 徴を再活性化・再聖化し、対立物を中継することで星座=連帯= 理想社会を作り上げると確かに予期していた。物質を通した(抽 象力の)崇拝こそ、社会の波や呼吸への鍵である。近代的理性主 義の極北であるルーマンの立場からも、直接的非日常体験の可能 性は否定されない。...

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  • タイトルに秘められたメッセージ : S.アンダスンの『おそらく女性が』一考察

    田中, 宏明, Tanaka, Hiroaki 京都学園大学経営学部論集 = The Kyoto Gakuen University review, Faculty of Business Administration / 京都学園大学経営学部学会 編 16 (2), 31-58, 2006-12-01

    ...この理想社会と対峙するのが機械による産業主義社会である。機械の元来の役割は人びとを過酷な労働から救済し,空想の時間を生みだし精神の健全性を保つことであった。だが,機械によって創出された機械文明は匠の技を競う機会を奪い,自尊心を喪失させ,男性労働者たちを精神的に不毛な人間へと変質させてしまった。...

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  • 献身とテロリズムの感情論理 : オウム真理教事件についてのソシオン的考察

    木村, 洋二, 渡邊, 太 関西大学社会学部紀要 36 (2), 119-164, 2005-03-25

    ...最終戦争による世界の破滅を生き延ぴた修行者が、理想社会を建設する。そのような救済のヴィジョンを抱いていたオウム真理教は、1995年に地下鉄サリン事件を起こした。救済を目指すはずの修行者たちは、なぜ無差別のテロリズムを遂行したのか。この問題を、感情論理のネットワーク分析の視点から渡邊が考察する。宗教的に意味付与されたテロリズムは、献身の感情論理にもとづく。...

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  • シンフォニック・リーチノスチ

    安岡 治子 ロシア・東欧研究 2005 (34), 26-36, 2005

    After the breakup of the Soviet Union, Russians, in search of an identity to unify their still vast country, are reevaluating a movement of the 1920s, Eurasianism. Why is Eurasianism attracting …

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  • コンドルセに学ぶ

    藤澤, 益夫 人間福祉研究 5 5-20, 2003-03-25

    ...フランス革命のさなか市民社会の揺藍期にあって,早くもコンドルセは,公正な理想社会実現の基礎条件として,賃銀システムの不確実性を補う社会保険の不可欠なことを予測し情熱をこめて制度を構想唱道した。...

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  • 模擬社会における個人と社会の関係について

    福田 市朗, フクダ イチロウ, Ichiro FUKUDA 経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集 6 (1), 73-90, 1998-07

    ...1)人々が期待する理想社会とゲーム参加者が自ら行った模擬社会に対する評価について 2)模擬社会における各集団間の貢献度からみた関係について 3)模擬社会における各集団に対する心理的な評価について 調査結果から,人々が理想として描いた全体社会をつくることは極めて困難であること,全体社会の秩序のなさは集団間関係の調整の失敗が反映されていること,全体社会と個人は集団間の関係を通して捉えられていることが明らかにされた...

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  • <論説>ドイツ三月革命前後の労働諸階級福祉中央協会

    北村 昌史 史林 73 (3), 353-389, 1990-05-01

    ...ガルによれば、「無階級市民社会」という理想社会像をもつ、一九世紀前半の「初期自由主義」が、世紀中葉を境に階級イデオロギーに「堕落」してしまうのである。このガル説は近年ではほぼ定説となっているものの、世紀中葉を境とする二分法に対する批判もいくつかだされている。...

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  • 理想社会への模索

    大石 真一 Journal of UOEH 6 (1), 109-120, 1984

    ...合衆国社会はなぜ人種のるつぼとして融合しなかったのか, また, なぜ今後もそうならないのかということについての論者自身の理由および, 理想社会の実現に向けて異文化社会がとるべき最善の方法と論者が考える内容に関しては, これを結論の中で述べることとする....

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  • ペイターの『ディアファネイテ』について

    小田原, 克行 人文研究 35 (7), 389-401, 1983

    [I] ペイターはほぼ11冊分の文章を書いたのであるが, これにより彼はいかなることを為そうとしたのであろうか。文学, 芸術に関するその趣味を披瀝し, 読者と喜びを分かち合おうとしただけではないことは明らかである。その批評は時には極めて宗教的になり, しかも, 宗派性さえ見せているからである。……

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