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検索結果 1,367 件

  • General Movements可聴化の試み

    儀間 裕貴, 藤井 進也, 新屋 裕太, 渡辺 はま, 多賀 厳太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 142-142, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> 新生児や乳児が示す多様な自発運動のなかで最も頻繁に出現す るGeneral Movements (GMs)は,脳の自発活動が生み出す運 動であり,ヒトの初期発達過程に重要な役割を担っている.特に GMsの一種であるFidgety Movements …

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  • LineairDB: エポック同期を活用したトランザクショナルストレージエンジン

    中園 翔, 別所 祐太朗, 中森 辰洋 コンピュータ ソフトウェア 41 (1), 1_15-1_35, 2024-01-25

    <p>データベースシステムにおいてトランザクション処理の性能要求は高まり続けている.近年のデータベースにおいてはストレージエンジンが性能の主なボトルネックとなっており,ロックなどの排他制御を回避し並列性を高めることが重要視されている.本論文では,著者らがオープンソースソフトウェアとして公開しているトランザクショナルストレージエンジンLineairDBの設計についてまとめる.LineairDBは,…

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  • 湖沼のプランクトン群集型の新区分

    牧田 直子, 田中 正明 四日市大学論集 36 (1), 175-185, 2023-10-01

    <p>It is known that both zooplankton and phytoplankton species inhabiting lakes are closely related to lake trophic types. In this paper, the classification of plankton community types is revised, …

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  • 深層学習を用いた画像分類の継続学習における クラス難易度を考慮した容量制御

    川島 寛乃, 河野 慎, 大越 匡, 中澤 仁 コンピュータ ソフトウェア 40 (3), 3_16-3_28, 2023-07-25

    <p>本研究では実社会における出力クラスの増加に対応可能な画像分類の実現に向けて,上限の定められたデータ保持容量を効率的に用いた継続学習手法を提案する.継続学習の先行研究として,一部のデータをコアデータとして保持して新たに追加された訓練データと併せて再学習を繰り返すリプレイ手法では,保持するデータ数がクラスごとに一定であった.本研究では各クラスの難易度に応じたコアデータの容量制御およびそれを用い…

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  • インタビュー 「風の谷」のビジョン

    安宅 和人, 石川 初, 松井 孝典, 荒金 恵太 環境情報科学 52 (2), 1-8, 2023-06-30

    ...という着想から,都市集中型の未来に対するオルタナティブ(代替)を創るために「風の谷」の運動やプロジェクトを進めている慶應義塾大学環境情報学部教授・一般社団法人残すに値する未来代表理事の安宅和人氏に,インタビューを行った。「テクノロジーありきで物事を考えている限り,問題は解けない」ということが指摘された一方,テクノロジーは「リアルを支える」ために必要不可欠な要素であるという見解も示された。...

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  • 臨時雇用者の短期育成のための促成指向AI農業学習モデル

    久寿居 大, 島津 秀雄, 神成 淳司 農業情報研究 32 (1), 26-37, 2023-04-01

    <p>農業では農閑期に農繁期と同じ雇用を維持することはコスト面から難しく,農閑期に合わせて雇用を確保し,農繁期には臨時雇用者で対応している.しかし,臨時雇用者は年間を通じて農業に従事しているわけではなく,毎年同じ人を雇用できるとは限らないし,雇用できた人が対象とする作業に知見や経験を持っているかは不確定である.また,年度によって気象や園地や作物の状況は異なり,その年の状況に合わせて作業を行う必要…

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  • 自動車依存による観光の低減向けた 新モビリティサース導入の可能性 に関する研究

    吉村 朋矩, 三寺 潤 交通工学論文集 9 (4), A_120-A_127, 2023-04-01

    <p>本研究では、福井県嶺北地域の歴史文化を中心とした観光地である坂井市・あわら市を対象として、自動車依存による観光の低減につながる可能性に関する調査を行った。この結果、公共交通利用の来訪者は自動車に比べて、1日の滞在時間が約1.3倍長く、消費金額は高い傾向にあることを示唆した。また、シェアサイクルを導入した場合の利用意向は62.0%であり、電動キックボードシェアの場合は47.5%が利用する意向…

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  • 座談会 2022 年の振り返りと2023 年の政策の注目ポイント

    竹本 明生, 塚原 沙智子, 岡島 一徳, 福島 誠子, 相澤 寛史 環境情報科学 52 (1), 71-78, 2023-03-30

    <p>国際,地域,脱炭素,自然,資源循環といった各専門分野を背景とする編集委員 に,昨年1 年の環境政策の振り返りと,今年注目する政策動向について聞いた。注目する政策キーワードは,生物多様性関係の国家戦略・保全の仕組み(OECM)・自然資本経営,G7 日本開催,環境基本計画,人材・ユース,地域の取組,土地利用・食料・農業,再エネと自然,持続可能な観光,希少金属やバイオマスの資源循環,オープンデー…

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  • 土壌サンプル中のアフラトキシン産生菌の生残を調査するための寒天培地全量抽出法

    岸本 真凜, 古川 智宏, 林 菜月, 唐澤 敏彦, 森光 康次郎, 矢部 希見子, 久城 真代 マイコトキシン 73 (1), 1-5, 2023-01-31

    <p> 本研究では,種々の共存微生物を含む圃場土壌試料中の,アフラトキシン(AFs)産生菌の生残を調査するために,培養後に寒天培地全体を抽出する手法を検討した.ジクロルボス(DV)塗布もしくはDVフリーの寒天培地に,既知のアフラトキシン産生型の<i>Aspergillus flavus</i>菌株を添加したコントロール実験では,土壌からのコロニー回収率に有意差はなく,一方でDVはAFs蓄積を顕著…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 脳波を用いた視覚情報による味知覚変調メカニズムの検討

    小浦 真理恵, 青山 敦 生体医工学 Annual61 (Abstract), 290_1-290_1, 2023

    <p>飲食物の色彩を変えると味が変わる現象が数多く報告されている.しかしながら,脳内において視覚情報が味知覚をどのように変調しているかについては,不明な点が多い.そこで本研究では,緑茶・麦茶・紅茶の3種類の希釈したお茶を用いて,視覚情報による味知覚変調のメカニズムを検討した.10名の実験参加者に対して,各々のお茶の実際の色と味の組み合わせ,各々のお茶に対して事前にイメージした色と実際の味の組み合…

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  • 雨を水資源として再認識するための意識変容ツールの開発

    近藤 晶, 三寺 潤, 笠井 利浩 環境情報科学論文集 ceis36 (0), 138-143, 2022-11-30

    <p>2015 年9 月の国連サミットで採択されたSDGs には水に関する目標が掲げられている.しかしながら日本国内では雨水が重要な資源として認識されていないのが実情である.このことから「雨を飲む」という非日常体験を伴うあまみずドリンクを雨水に対する意識変容ツールとして新たに開発し,雨水に対する意識変容にどの程度寄与するのか調査を行った.調査の結果,あまみずドリンクを飲用した約7 …

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  • 四日市大学周辺のマダニ類

    山川 勝行, 土井 寛大, 廣住 豊一, 橋本 幸彦 四日市大学論集 35 (1), 105-122, 2022-10-01

    <p>In recent years, emerging infectious diseases have become a worldwide concern. Number of cases of Japanese spotted fever, and severe fever with thrombocytopenia syndrome (SFTS) transmitted by …

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  • 座談会 くらしのグリーン・トランスフォーメーション

    清家 裕, 金井塚 彩乃, 多田 悠人, 塚原 沙智子 環境情報科学 51 (3), 62-67, 2022-09-29

    <p>政府は,新しい資本主義を掲げ,6月に経済財政運営と改革の基本方針2022 や新しい資本主義の実行計画を発表した。その中で,新自由主義は,成長の原動力の役割を果たした一方で,経済的格差の拡大,気候変動問題の深刻化,過度な海外依存による経済安全保障リスクの増大,人口集中による都市問題の顕在化,市場の失敗等による多くの弊害も生んだとし,このため,新しい資本主義では,社会的課題の解決により,成長を…

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  • 放射線教育のためのアプリケーション開発とその実践例

    徳本 家康, 廣住 豊一, 坂井 勝, 西脇 淳子, 加藤 千尋, 渡辺 晋生, 溝口 勝, 石川 洋平 電気学会論文誌. A 142 (7), 300-306, 2022-07-01

    <p>Since the nuclear disaster in Fukushima, Japanese soil scientists have tackled soil contamination problems due to radioactive cesium. For the radiation education based on the research results and …

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  • ICTを活用した高級果樹の個別品質管理技術の開発

    久寿居 大, 島津 秀雄, 福田 哲生, 末澤 克彦, 神成 淳司 農業情報研究 31 (1), 21-31, 2022-04-01

    <p>高級果樹の栽培では,作物の品質を高めるだけでなく,その品質を保証し消費者が安心して購入できるようにすることが重要であるが,そのために増加する工数は抑える必要がある.この課題を解決するため,ICTを活用して高級果樹の作物ごとに品質管理を行う個別指導塾モデルを提案する.我々は学習塾モデルを開発しミカンなど大量かつ単価が比較的低い作物の栽培での有効性を確認してきた.学習塾モデルではサンプリングし…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • SDS: Pub/Subモデルに基づく時間を用いたサブスクライバドリブンなデータ配信システム

    河崎 隆文, 中澤 仁 コンピュータ ソフトウェア 39 (1), 1_3-1_17, 2022-01-25

    <p>現在,IoTデバイスのデータ配信のためにパブリッシュ/サブスクライブメッセージングモデルを用いた様々なIoTデバイス向けのプラットフォームが開発されている.しかし,これらのプラットフォームではプッシュ型の通信によるメッセージ配信という特徴上,サブスクライバがデータの受信タイミングを制御できない.これによってデータの受信過多や,異なるリソースからのデータ受信の際に同期が取れないといった問題が…

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  • 視覚情報による味知覚変調の脳波解析

    小浦 真理恵, 青山 敦 生体医工学 Annual60 (Abstract), 223_2-223_2, 2022

    <p>味覚は視覚の影響を受けやすく,飲食物の色彩を変えると味が変わるとの現象が,数多く報告されているが,視覚情報がどのように味知覚の変調を引き起こしているかについては,不明な点が多い.そこで本研究では,緑茶・麦茶・紅茶を対象とし,視覚情報による味知覚変調を脳波によって検討した.まず,各々のお茶について,実際の色の視覚刺激と実験参加者が事前にイメージした色の視覚刺激を用意し,これらの視覚刺激と味覚…

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  • 勾配法による蒸留における教師モデル選別

    久米 大雅, 川島 寛乃, 別宮 広朗, 中澤 仁 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4Yin216-4Yin216, 2022

    <p>深層学習において,大規模なモデルの推論時の高い計算コストや長い推論時間はそのモデルを実用する上での大きな課題である.大規模な教師モデルの出力をより小規模な生徒モデルに模倣させることでモデルの性能維持と軽量化を実現するモデルの圧縮手法として知識蒸留がある.しかし知識蒸留の効果はモデル規模やモデル構造などの多くの要因から影響を受けるため,複数の教師モデルの候補のなかから生徒モデルの性能を最大化…

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  • 自動車依存による観光の低減に向けた新たなモビリティサービス導入の可能性

    吉村 朋矩, 三寺 潤 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 801-804, 2022

    <p>本研究では、福井県嶺北地域の歴史文化を中心とした観光地である坂井市・あわら市を対象として、公共交通や徒歩を補完し、回遊を促すことが期待できるシェアサイクルや電動キックボードシェアリングサービスといった新たなモビリティサービスを導入することで、自動車依存による観光の低減につながる可能性があるか否かについて検証を行った。この結果、シェアサイクルを導入した場合の利用意向は …

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  • 3Dプリンタを利用した触感再現の研究(第2報)

    長内 心, 山崎 陽一, 長田 典子, 田中 浩也, 仲谷 正史 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2P2-D10-, 2022

    <p>With the development of 3D printer technology, it has become possible to reproduce surface shapes. However, the methodology to reproduce the desired tactile sensation has not been sufficiently …

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  • AI技術を用いた手術支援システムの基盤を確立するための研究

    村垣 善浩, 村井 純, 蓜島 由二 医療情報学 41 (2), 90-91, 2021-06-23

    <p>1. 研究目的</p><p> 本学を中心に推進中の「安全性と医療効率の向上を両立するSCOT<sup>注1)</sup>の開発」は,まったく新しいコンセプトに基づく医療システム構築を目論むものであるため製品認証に適用する評価規格と装置が存在しない.よって本『AI技術を用いた手術支援システムの基盤を確立するための研究』によりSCOTシミュレータを開発し,安全性と医療効率の向上を両立するスマー…

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  • エージェント群を用いた津波避難行動シミュレーションシステム

    川合 康央, 海津 ゆりえ, 池田 岳史, 益岡 了 日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 (0), 194-, 2021

    <p>本研究は,オープンデータとゲームエンジンを用いた津波避難行動シミュレーションを開発し,茅ヶ崎市を対象としたシミュレーションを行ったものである.シミュレーションの結果,被災率は高さ5mの津波では0.07%だが,高さ10mの津波では10.60%に増大する.特に内陸部では,津波が川を遡上することによって被災する箇所があることが明らかとなった.そのため,地方自治体と地域住民による津波避難ビルの適切…

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  • 無電化エリア向けソーラーランタンの開発

    オオニシ タクヤ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 (0), 290-, 2021

    ...これはデザイン教育の一環でリーダシップ育成の機会創出として2016年より、タイのキングモンクット工科大学と日本の慶応義塾大学環境情報学部(オオニシ研究会)の2国間大学によって行われた。我々の目標は、ソーシャルデザイン領域における「エネルギー支援」と「デザイン教育」の相互利益を発展させることであった。...

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  • 個人のプライバシー意識等とデジタルサービス 利用に関する実証分析

    大磯 一, 依田 高典, 黒田 敏史 情報通信学会誌 39 (3), 37-47, 2021

    プライバシー保護とデジタルサービス利用を推進する政策の探求の観点から、マイナンバーカー ド、COCOA、LINE、スマートスピーカーの4 種類のサービスについて、約1400~2400 のオンラ イン調査回答を用いて、サービス採用行動とプライバシーリスク感覚(リスク感覚)について分 析した。<br>  採用行動分析では、主観確率で計測したリスク感覚、利便性評価、主観利用率及び新デジタル …

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  • メタボローム解析によるウンシュウミカン含有イオン性低分子化合物の網羅的測定と比較

    原 佑介, 菅原 彩華, 山田 クリス孝介, 遠藤 慶子, 芦谷 早苗, 五十嵐 香織, 曽我 朋義, 神成 淳司, 黒田 裕樹 日本食品科学工学会誌 67 (12), 499-513, 2020-12-15

    <p>ウンシュウミカンの成分分析では,高水溶性のイオン性低分子を網羅的に探索した研究はほとんど無い.本研究では,静岡県三ヶ日産ウンシュウミカンの ‘青島温州’ や ‘興津・宮川早生’ を対象に,高水溶性成分をキャピラリー電気泳動-質量分析法によるメタボローム解析を用いて調査し,品種,グレード,処理方法ごとの総測定データも蓄積させた.この分析では,対象とした151の成分のうち,早生ではメチオニン,…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 豊富温泉入浴によるアトピー性皮膚炎抑制メカニズムの解明

    石井 愛海, 村上 慎之介 日本健康開発雑誌 41 (0), 94-99, 2020-06-19

    <p><b>背景・目的</b> アトピー性皮膚炎(Atopic Dermatitis,以下AD)は、湿疹および慢性的なかゆみを伴い、増悪・寛解を繰り返す疾患で、根本的な治癒に至らない場合もある。本研究では近年AD寛解の症例が多数報告されている北海道豊富町の豊富温泉に注目し、そのAD抑制メカニズムの解明を目指した研究を実施した。</p><p><b>方法</b> …

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  • リハビリテーション医療介入方法の多様化について

    滝沢 茂男, 森田 能子, 和田 里佳, 武藤 佳恭, 田中 敏幸, 高田 一, 家本 晃, 牧田 光代, 塚田 邦夫, 山下 和彦 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2020 (0), 6-18, 2020-02-10

    <p>長い歴史を持つ我々の研究は、器具を用いて、自分で健側下肢を運動し、患側を動かす創動運動と名付けた自律的リハビリテーション(リハ)介入運動に関してであり、又その創動運動を中核とした、アメリカで特許されているプログラム化した自律的な運動リハに関する。2019年6月、イタリアの教授が中心になって国際リハビリテーション医学会(ISPRM)の理事長が参加し、世界会議(ISPRM2019)でロングワー…

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  • 全天球映像を用いた「ビジュアル・フィールドノート」の作成

    廣瀬 花衣, 加藤 文俊 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 216-, 2020

    <p>本研究は、全天球映像を用いた「ビジュアル・フィールドノート」のデザインを通して、新しいメディアのもつフィールドワークへの可能性を探求する事を目的としている。研究は以下の3つの実践によって構成されている。1)全天球カメラと従来のツールを用いたフィールドワークの実施と比較から、フィールドワークにおける全天球映像の可能性について理解する。2)フィールドの記録としての全天球記録映像である「ビジュア…

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  • 雨水活用の技術と評価

    笠井 利浩 Journal of Rainwater Catchment Systems 26 (1), 11-15, 2020

    <p>  In recent years, heavy rainfall has frequently occurred for the first time in observation history due to climate change associated with global warming. Therefore, in the future, it is important …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 巧みな音楽家の演奏にみられる時間のゆらぎとグルーヴ

    藤井 進也 バイオメカニズム学会誌 44 (4), 217-223, 2020

    ヒトが音を奏で,聴き,楽しむ行為の中には,ヒトという生物の巧みさを理解するための鍵がたくさん潜んでいる.例えば熟練したプロドラマーは,巧みに身体運動を制御し,独特の時間ゆらぎ構造を持ったリズムを奏でることができる.また音を聴くヒトの脳は,音楽家が生み出した独特の時間ゆらぎ構造を巧みに知覚し,感情の豊かさや好ましさを感じることができる.近年の音楽神経科学研究では…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • グリーンモビリティを利用した星空観光の可能性 -福井県での事例として-

    吉村 朋矩, 山田 将大, 近藤 晶, 三寺 潤, 中城 智之, 𠮷田 友美 交通科学 50 (1), 3-9, 2020

    本研究では,新たな付加価値を生み出す地域資源としての「星空」の活用と「グリーンモビリティ(=環境負荷の低い交通手段)」による観光の可能性について検討した.その結果,福井県の新しい魅力や新たな価値を付与した“ふくい地域ブランド”の創出に関する可能性について具体的な方策を提案することができた.とりわけ,地方都市である福井への観光客の増加・外国人誘客の拡大,さらには交流人口の増加,福井での滞在時間の拡…

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  • 経頭蓋ランダムノイズ刺激による腹話術効果の抑制

    後藤 優仁, 星野 貴行, 青山 敦 生体医工学 Annual58 (Abstract), 449-449, 2020

    <p>近年,上側頭溝での cross-frequency coupling (CFC) が視聴覚の統合錯覚に関連する現象として注目されている. 理論的には,視覚と聴覚に確度の差があるため,より信頼度の高い感覚によって他方が捕獲される事で説明がされている.しかし,実験的に確認されている上側頭での CFC がこうした感覚統合処理を直接的に担っているのかは不明である. そこで本研究では, …

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  • ゲーミング・シュミレーションで語る「公立校的な学び」

    日下 真緒, 加藤 文俊 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 56-, 2020

    <p>本研究は、「ゲーミング・シュミレーション」を使用したワークショップをとおして、参加者と共に「公立校」の新しい見方を考えることを目的とする。 近年の学校や学習環境の「良さ」は、プログラムの新規性やサービスの充実をとらえることに意識が向けられがちである。特に旧来から制度上画一的な公立校において、教員や子どもたちによる語りや、日常体験などは焦点が当てられにくい。また昨今では、日本の教育制度・政策…

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  • 放射線教育のための子供向けデジタル絵本アプリケーション

    廣住 豊一, 德本 家康, 坂井 勝, 西脇 淳子, 加藤 千尋, 渡辺 晋生, 塩澤 仁行, 溝口 勝 農業農村工学会誌 88 (1), 19-22,a1, 2020

    <p>情報通信インフラの高速化により,動画やゲームなどの利用は日常的なものとなった。新学習指導要領でも情報通信を活用した学習活動について言及され,今後,デジタル教材開発が重要なものとなる。土壌物理研究部会では,3年にわたり科学技術振興機構支援事業「復興農学による官民学連携協働ネットワークの構築と展開」を実施し,将来世代に対する放射線教育活動を推進してきた。本事業では,子供向け放射線教育のためのデ…

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  • 湿潤二次元Rayleigh対流への雲凝結核数の影響

    宮本 佳明, 西澤 誠也, 富田 浩文 気象集誌. 第2輯 98 (2), 437-453, 2020

    湿潤Rayleigh対流に対する雲凝結核の数濃度(CCN)及び他の熱力学変数の影響を調べた。この目的のため、二次元のブジネスク流体に相変化・降水過程を含む一連の雲物理を解く数値モデルを構築した 。実験の結果、CCN数の影響は、計算の最初に出現する対流にのみ現れ、そのあとの準定常状態では影響が少ないことが示された。これは、最初に現れる対流は、パーセル理論のように背景の循環に支配される対流ではなく、…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献33件

  • 映画「Missing」と地域資源を活かす表現としての〈物語〉

    髙橋 紀子, 川島 洋一 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 290-, 2020

    <p>本研究の目的は、福井県の地域資源を再認識・再発見し、発信することである。発信するにあたって福井県の魅力ある景観を記録し、視覚的に表現する手段としての「映像」に着目した。その表現方法として、ドキュメンタリーや観光PR映像といった直接的表現ではなく、〈物語〉を介在させた映画的手法で制作することとした。〈物語〉という虚構が、より普遍的に人の心を動かし、地域資源の魅力を引き出す可能性があると考えた…

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  • IoT×GISのシステム環境:5D WORLD MAP SYSTEM

    清木 康, 厳 網林 GIS‐理論と応用 27 (2), 107-114, 2019-12-31

    <p>The 5D World Map System, the Mathematical Model of Meaning technique (MMM) and their applications create new analytical system environments with the SPA concept (Sensing, Processing and …

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  • 4D Printing時代の3Dデータ処理 ―ボクセルフォーマットFAVの活用―

    髙橋 智也, 藤井 雅彦, 田中 浩也 日本画像学会誌 58 (4), 389-396, 2019-08-10

    <p>近年,3D Printingの次なるステージとして,4D Printingが注目されている.4D Printingの4つ目の次元としては時間や機能が挙げられ,造形物の形状や特性が時間と共に変化する,あるいは,特定の条件下で機能が発現する,など例が挙げられる.このような挙動を記述するため,4D …

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  • 対話型AIを活用した投資知識などの推定

    河合 継, 新田 翔, 木村 祐輔, 眞嶋 啓介, 西山 昇 人工知能学会第二種研究会資料 2019 (FIN-022), 57-, 2019-03-03

    <p>本研究では、投資信託の販売促進を行う対話AI の研究を行った。全体の流れは、Seq2Seqを利用した雑談エンジンを通し会話の結果を返す。会話中の言葉の傾向の分析、会話によるリスク許容度の推定、そしてリスク許容度に応じた投資信託をすすめるという流れとなっている。今回の研究では、投資信託を薦める部分について取り組み、有価証券報告書や運用報告書月次レポートを用いて学習をした。学習器についてはLS…

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  • メメナイ沼(北海道稚内市)の珪藻類

    小川 束, 田中 正明 四日市大学論集 32 (1), 107-115, 2019

    In this paper, we present a classification of diatom taxa collected from the Memenai-numa, or Kouhone-numa, (“numa” = marshland), which is one of the pools located around the mouth of the Yuchikawa …

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  • モケウニ沼(北海道)の珪藻類

    小川 束, 田中 正明 四日市大学論集 31 (2), 281-287, 2019

    Lake Mokeuninuma (45°14′N, 142°16′) is 5 meters above sea level, with a maximum depth of 4.0 meters and mean depth of 3.0 meters. We collected diatom assemblages from plankton and the sediment of …

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  • 野生の実験

    堀内 隆仁, 諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 2K5OS16b04-2K5OS16b04, 2019

    <p>野生の思考とは,レヴィ=ストロースが提唱した,一見関係ない複数の事物から新たな意味を構成する知である.本研究では,第一著者の学びの実践(陸上競技)を野生の観点から物語る.実践の手段としてのメディアプロトタイピングの経験は,いつしかそれ自体が自己目的化し,競技とメディアプロトタイピングの間を浮動する構えを獲得した.身体性による変数発見を可能とする態度である.</p>

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  • 東南アジア昆虫食の現状把握とコオロギ養殖研究の位置づけ

    オオニシ タクヤ, 藤澤 忠盛 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 292-, 2019

    <p>世界人口は爆発的な増加傾向にあり、深刻な食糧危機が危惧されている。特に動物性タンパク質の生産には多くのエネルギーが必要なため、既存の畜産業だけでは解決が困難である。そこで注目されているのが昆虫食である。そこでコオロギのメリットに注目し、その大量生産、安定供給のための飼育システムの設計プロジェクトを立ち上げた。本研究では、既に昆虫を食している東南アジア、特にカンボジア、ベトナム、タイにおける…

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  • 05バ-10-口-07 ストリートダンサーの歩行運動におけるリズム生成の安定性と再現性

    山崎 稜一郎, 藤井 進也, 牛山 潤一 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 170_1-170_1, 2019

    <p> ストリートダンサーは聴覚リズムに運動を同期させる課題において極めて高い安定性やタイミングの正確性を発揮できる。彼らの感覚運動同期能力の発達が身体部位に依らないことから、運動器にかかわらず、音楽ビートに合わせて動く練習が元来備わっているリズミカルな運動の生成・制御能力を変化させうると先行研究で示唆されている。本研究ではストリートダンサーと一般健常成人(対照群)の歩行を比較し、ストリートダン…

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  • 04生-12-口-08 体操選手にみられる運動イメージ中の感覚運動リズムの特異性

    杉野 広尭, 水鳥 寿思, 牛山 潤一 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 154_2-154_2, 2019

    <p> 本研究では、体操選手にみられる運動イメージ中の感覚運動リズムの特異性を検討すべく、一般健常者との横断比較をおこなった。18名の被験者 (体操選手9名、一般健常者9名) に最大随意収縮の20%の強度で利き手での等尺性手関節背屈・肩関節外転運動、およびそれぞれの運動イメージを繰り返しおこなわせた。運動実行・運動イメージ中には感覚運動野近傍の脳波のα帯 (7-14Hz) ・β帯 …

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  • エージェント群を用いた津波避難行動シミュレーションシステム

    川合 康央, 海津 ゆりえ, 池田 岳史, 益岡 了 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 218-, 2019

    <p>ゲームエンジンを用いた津波避難行動シミュレーションシステムを開発し,鎌倉市を対象としたシミュレーションによる評価を行った.津波から自律的に避難するエージェントを作成し,自律的に避難場所を検索し,設定した歩行速度で行動させることによって,避難場所の配置に関する現在の問題を明らかにした.避難するエージェントは,3種類の歩行速度と2種類の避難パターンを用意し,その数と比率をユーザが自由に変更でき…

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  • 地域資源を活かした暮らしの記録

    松原 かおり, 池田 岳史 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 176-, 2019

    <p>福井県内には、様々な伝統工芸や高度成長期より培われた産業技術などがあるが、現在,後継者不足に伴いその技術を受け継ぐヒト・技・物を失いつつある。</p><p>本研究では、テーマとなる地域資源を活かした暮らしの記憶の映像化手法,また取材した映像のアーカイブ化の方法などについて検証を進めており、本稿では,これまで地域活動に参加することで繋がった「NPO …

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  • ピッチの相対変化に着目した音想起に関する脳波の分類

    坂本 嵩, 小林 篤矢, 松下 佳鈴, 清水 梨沙, 青山 敦 生体医工学 Annual57 (Abstract), S38_1-S38_1, 2019

    <p>近年, 脳計測データから内観を読み解く技術が注目されている. この技術に関して, 運動想起や視覚想起に関する研究は数多く存在するが, 音想起, 特にピッチ想起に関する研究は少ない. そこで本研究では, 前回大会で報告した想起音の相対的なピッチ変化が分類精度に寄与する可能性に着目し, ピッチ想起に関する脳波の分類を検討した. 実験参加者に先行提示した2種類の基準音 (220, 880Hz) …

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  • 如何にして大学生に成りきるか

    吉山 青翔 四日市大学論集 32 (1), 1-20, 2019

    In order for human beings to live, they need to realize their goals by adapting to their environment. But one’s ability to adapt is affected by one’s own intellectual capacities. And these correlate …

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  • 04生-12-口-09 断続的筋収縮による初期運動誤差の修正過程を皮質-筋コヒーレンスから解明する

    鈴木 里奈, 牛山 潤一 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 154_3-154_3, 2019

    <p> 本研究は脳波と筋電図の同期性を評価する「皮質-筋コヒーレンス」に着目し、運動初期に生じる運動誤差の修正過程における感覚運動統合の生理学的実態を検討した。運動課題は最大随意筋力(MVC)の10%または15%による等尺性足関節背屈運動とし、課題時の感覚運動野近傍の頭皮脳波、前脛骨筋の表面筋電図、足関節トルクを計測した。また、運動課題は70秒間持続的におこなう「持続的課題」と、急峻な力発揮を6…

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  • 03心-12-ポ-49 熟練女性テニス競技者の熟達傾向からの一考察

    竹村 りょうこ, 加藤 貴昭 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 140_3-140_3, 2019

    <p> 本研究は、熟練女性テニス競技者を対象に、熟達過程やキャリア形成に影響を及ぼしたと考えられる多様な要因との関連性を捉えることを目的とした。国際大会上位入賞、全日本タイトルを保持するプロテニス選手19名を対象に、幼少期から現在に至るまでの関連要因(選手特徴、家族・指導者型、競技戦績、活動の楽しさ、練習強度、学業)について、半構造化面接法によるインタビュー調査を実施した。結果からは、導入期から…

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  • 三重県四日市市における放射線教育アウトリーチ活動の展開

    廣住 豊一, 神長 唯, 德本 家康, 西脇 淳子, 坂井 勝, 加藤 千尋, 渡辺 晋生, 溝口 勝 農業農村工学会誌 87 (11), 939-942,a1, 2019

    <p>科学技術振興機構(JST)支援事業「復興農学による官民学連携協働ネットワークの構築と展開」は,平成28年度をもって3年の事業を完了した。これを受けて,本事業では,三重県四日市市でこれまで実施してきた放射線教育アウトリーチ活動の継続に加えて,地域で開催されている環境教育イベントへの出展や小中学校教員向け研修講座を通して新しい活動を始めた。本報では,四日市市で継続・展開している復興農学分野にお…

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  • 一般的な街並み景観のためのヴァーチャルヘリテージシステム

    川合 康央, 池田 岳史, 益岡 了 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 370-, 2019

    <p>本研究は,観光地ではない一般的な地域のための,過去の歴史的街並み景観のシミュレーションシステムをゲームエンジンを使用して開発したものである.対象地区を,旧東海道の宿場町である藤沢宿とし,浮世絵,古地図,古文書等を参照して開発を行った.本システムは,以前開発したシステムの公開展示を経て得られたユーザからのフィードバックを受け,システムの大規模アップデートを行った.特に,本システム特有の表現と…

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  • ジクロルボス-アンモニア(DV-AM)法によるマイナーなアフラトキシン産生菌の分離

    久城 真代, 畑林 秀美, 中川 博之, 矢部 希見子 マイコトキシン 68 (1), 13-18, 2018

    <p> ジクロルボス-アンモニア(DV-AM)法は,目視の赤(陽性)白(陰性)判定によるアフラトキシン産生菌コロニーの高感度検出法である.本研究では,DV-AM法を用いて,沖縄のさとうきび圃場からアフラトキシン産生菌の分離を試みた.初回のスクリーニングで土壌25サンプル中1サンプルから6株の陽性株が分離できた.それらは化学分析により,BタイプだけでなくGタイプのアフラトキシンを産生することが確認…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献4件 参考文献14件

  • 機械学習を用いた高音・低音想起時の脳波データの分類

    小林 篤矢, 松下 佳鈴, 坂本 嵩, 清水 梨紗, 野見山 菜摘, 青山 敦 生体医工学 Annual56 (Abstract), S297-S297, 2018

    <p>運動想起や視覚想起の神経デコーディングに関する研究は数多く行われているが, 音想起に関するものは比較的少ない. そこで本研究では, 高音または低音を想起した際の脳波データを機械学習を用いて分類することを試みた. 実験協力者に基準音を2s間聴取させた後, 基準音よりも 1 オクターブ高い音ないしは低い音を3s間想起させ, この際の脳活動を64チャンネル脳波計で計測した. …

    DOI

  • 前庭感覚情報による視覚情報処理の変調に関する脳波解析

    上野 太郎, 伊藤 誠, 小川 潤, 青山 敦 生体医工学 Annual56 (Abstract), S310-S310, 2018

    <p>前庭感覚系は, 体の傾きを察知するのに重要な役割を担っており,視覚系を始めとする複数の感覚系から情報を受け取っている.しかしながら, 前庭感覚系を調べる脳計測実験を設計するのは技術的に難しく,前庭感覚情報と視覚情報の相互作用については不明な点が多い.そこで本研究では,前庭感覚入力を操作するために反転台,前庭感覚入力の手掛かりを視覚的に与えないために Virtual Reality …

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  • 社会政策を変えるヘルスコミュニケーションの広がり

    秋山 美紀 日本健康教育学会誌 26 (1), 100-108, 2018

    <p>緒言:効果的なヘルスコミュニケーションプログラムは,個人はもとより,組織,コミュニティ,そして社会全体を健康な方向に変えていく影響力を持つ.本稿は,健康課題を抱える人を取り巻くマクロな環境を変えることを念頭に置いたヘルスコミュニケーションの実践例や教育プログラムを紹介しながら,人と環境との交互作用の重要性を再確認する.</p><p>内容:コミュニケーションは単体でも,当該社会における健康課…

    DOI Web Site 医中誌

  • 身体を,評価する「ツール」・触発する「トイ」

    堀内 隆仁, 諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 4B2OS19d01-4B2OS19d01, 2018

    <p>本稿では,デザイン行為としてのスキルの学びにおける,身体とメディアの関係を考察する.飽くなきスキルの学びは「野生」化するという仮説のもとで,そのような学びにおいては,メディアの在り方は「パフォーマンスを客観的に評価」する「ツール」のみならず,「身体を触発」する「トイ」もあり得ることを提起する.</p>

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  • 股義足歩行と健常者歩行における下肢·体幹関節角度,筋活動の比較

    里宇 文生, 森下 愛弓, 岩下 航大, 梅澤 慎吾, 川上 途行, 山本 一樹, 原 基, 大野 祐介, 村岡 香織, 牛山 潤一, 里宇 明元 日本義肢装具学会誌 34 (1), 70-73, 2018-01-01

    <p>股義足使用者の歩行に関する報告は少なく,歩行時の下肢および体幹の関節角度と表面筋電図を同時に計測した研究はわれわれが渉猟し得た範囲ではない.本研究の目的は,股義足使用者と健常者の平地歩行における歩行周期,関節角度,表面筋電図を記録し,両者を比較することである.リハビリテーション室内での平地歩行を実施し,下肢および体幹の関節角度と表面筋電図を同時に計測した.結果,股義足使用者は健常者と比較し…

    DOI 医中誌

  • PaperPrinting

    伊達 亘, 筧 康明 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 204-205, 2018

    本研究ではデザイナが紙を自らデザインし出力する、グラフィックデザインのデザインプロセスを提案する。提案するシステムでは紙をゲル化したものをマテリアルとして3Dプリンタの要領でディスペンサの先端の位置をコントロールしながらマテリアルを出力し紙を造形する。このシステムを利用する事で紙の出力プロセスとグラフィックをデザインするプロセスを一致させることが可能となり、見た目のデザインだけでなく質感や形状に…

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  • <b>患者中心の自動問診システムを目指した</b><b>課題抽出とその解決</b>

    有田 龍太郎, 吉野 鉄大, 堀場 裕子, 引網 宏彰, 嶋田 豊, 並木 隆雄, 田原 英一, 南澤 潔, 村松 慎一, 渡辺 賢治 日本東洋医学雑誌 69 (1), 82-90, 2018

    <p>われわれは,既存の問診票やシステムレビューを応用したブラウザ・ベースの自動問診システムを開発・活用して,これまで暗黙知であった漢方の専門家の漢方医学的診断法を集約し,形式知化する試みを続けてきた。しかしながら,入力項目数が多く,入力方法が煩雑であったため,患者負担が大きく正確性が不十分であるという課題が浮かび上がってきた。これらの課題を検討し,負担が少なく,入力しやすい新たな自動問診システ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • カードゲームを用いた生物多様性教育の実践的研究

    渡邊 司, 斎藤 睦子, 鈴木 裕子, 皆川 泰臣, 小河原 信介, 一ノ瀬 友博, 五箇 公一 環境教育 28 (2), 2_19-28, 2018

    <p>  We developed a card game called “My Nature” to foster learning about biodiversity. This game simulates one of the issues concerning biodiversity; namely, various human activities that lead to …

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 長崎県五島列島赤島における雨水利用を用いた離島振興活動

    近藤 晶, 笠井 利浩 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 388-389, 2018

    赤島は長崎県五島市にある小さな島である。この島の住民は各家庭で貯めた雨水を使って生活をしている。しかしながら各家庭が貯めた雨水しか利用できないため、水質や水量の面から島の活性化に大きな障壁となっている。そこで、2017年度の夏から雨水を貯める設備を作り、活用することで島の活性化となる活動を開始した。この活動は雨水を貯め、浄水処理を行う装置の構築だけでなく、雨水による生活を環境教育プログラムとして…

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  • エージェント群を用いた津波避難行動シミュレーションシステム

    川合 康央, 吉田 周生, 海津 ゆりえ, 池田 岳史, 益岡 了 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 512-513, 2018

    本研究は、ゲームエンジンとオープンデータを用いた津波避難行動シミュレーションシステムを開発し、逗子市の津波避難行動を評価するものである。 傾斜平面を挿入して簡易に津波を表現することによって、システムの動作を軽量化するとともに、大規模エージェントとして、自律的に最も近い津波避難ビルや避難場所を探し出し、設定された速度で移動する避難者を作成した。 …

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  • <b>芎帰調血飲が奏効した流産後3年間</b><b>持続していた全般性不安障害の1例</b>

    小池 宙, 堀場 裕子, 渡辺 賢治 日本東洋医学雑誌 69 (3), 281-286, 2018

    <p>[緒言]芎帰調血飲は『万病回春』に記載された産後一切の諸病に対して有効とされる方剤である。今回,流産後に出現し3年間持続していた全般性不安障害に対して芎帰調血飲が有効だった症例を経験したので報告する。[症例]39歳女性。生来明るい性格だったが36歳流産後より全般性不安障害を発症し人混みに留まることができなくなった。その後も不安が持続していたため漢方外来を受診した。[経過]抑肝散加陳皮半夏を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 復興農学事業における福島県飯舘村での稲刈り体験・現場見学会

    西脇 淳子, 徳本 家康, 坂井 勝, 加藤 千尋, 廣住 豊一, 渡辺 晋生, 塩澤 仁行, 溝口 勝 農業農村工学会誌 86 (1), 31-34,a2, 2018

    <p>土壌物理研究部会では,若手部会員を中心に国立研究開発法人科学技術振興機構支援事業「復興農学による官民学連携協働ネットワークの構築と展開」を実施している。本報では,本プロジェクトの基盤となる復興農学におけるアウトリーチ活動の実践例として,2014年から2016年までの3年間実施した福島県内での稲刈り体験および現場見学会について紹介する。現場体験企画では,NPOや教育関係者とのネットワーク構築…

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  • <b>リハ医学の革新・障害を克服できるリハ医学の確立 </b>

    滝沢 茂男 バイオフィリア リハビリテーション研究 2017 (1), 63-67, 2017

    ...大会長の武藤佳恭慶応大学環境情報学部教授は、「新しく発見される物理現象を応用して、社会に役立てようと考えている」と述べました。国際大会ポスターをぜひ送ってほしい、福祉の先進地域とされる北欧からは次にヨーロッパで開催されるときには必ず参加するとした連絡回答が相次ぎました。「私たちの研究が、高齢までの生存を獲得した世界の人々の希望につながる。」との実感を強めています。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 水俣条約による日本の水銀マテリアルフローへの影響と将来推計

    袖野 玲子, 高岡 昌輝 廃棄物資源循環学会論文誌 28 (0), 128-139, 2017

    2013年に採択された水銀に関する水俣条約を受け,従来有価物であった水銀が廃棄物化する事態が将来想定され,処分体制の整備にあたり,回収水銀量の見通しを把握することは喫緊の課題である。このため,条約による国内水銀マテリアルフローへの影響を踏まえ,主要排出源である工業過程と水銀使用廃製品からの水銀排出量を2010年度から2050年度まで推計し,水銀バランスを考慮して,大気,廃棄物 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 水俣条約後の水銀需給に基づく世界と日本の余剰水銀の将来予測

    袖野 玲子, 高岡 昌輝 土木学会論文集G(環境) 73 (3), 112-120, 2017

    水銀に関する水俣条約の採択を受け,今後,世界的な水銀需要の低下が見込まれる.日本では廃棄物や副産物から回収された水銀の多くが輸出されているが,需要の低下により回収水銀を廃棄物として国内処分しなければならない事態が将来想定され,今後の処分体制の整備に当たり,余剰水銀の発生量の見通しを把握することは喫緊の課題である.このため,本研究では条約の影響を踏まえた国際的な水銀需給を予測し,世界及び日本の将来…

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  • 管理型最終処分場における埋立終了後の維持管理期間に関する要因分析

    袖野 玲子, 高岡 昌輝 土木学会論文集G(環境) 73 (7), III_297-III_306, 2017

    廃棄物最終処分場は,埋立が終了した後も施設が廃止されるまで適正な維持管理が必要であり,最終処分場設置者は,廃棄物処理法に基づき,施設の廃止までに必要な維持管理費用を積み立てることとされている.しかし,積立金額の算出には,終了から廃止までの期間(維持管理年数)の予測が重要だが,その根拠情報は限られており,予測が難しい状況にある.廃止までの期間が予測よりも長期化すれば,積立金が不足し,適正な維持管理…

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  • 出産・育児分野のスマートフォンアプリにおいてユーザーの自律性を喚起するデザイン要素

    土屋 高康, 國領 二郎, 村井 純 デザイン学研究 64 (2), 2_47-2_54, 2017

    <p> 出産・育児分野では医療情報基盤の整備と合わせ,スマートフォンを活用した母子の自律的な健康管理と健康意識の改善が待望されている。自治体等ステークホルダーとも連携することで,サステナビリティを備えた有効な支援の確立を目指しているが,このような参加型医療が実現するためには,まず数多くの母子が主体的かつ持続的にスマートフォンアプリを利活用する必要がある。このようなユーザー側の自律性の課題に対して…

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  • デジタルヘルス市場におけるユーザーの価値観と競合関係の可視化

    土屋 高康, 國領 二郎, 村井 純 デザイン学研究 64 (1), 1_19-1_28, 2017

    <p> デジタルヘルス市場では,スマートフォンを活用した新サービスの創出が活況である。しかし,市場ではコモディティー化も顕著であり,差別化戦略は益々重要性を増している。一方,健康に纏わるユーザーの価値観は定量化が難しいだけでなく,サービス価値の判断は競合サービスにも影響を受け変化することから,競合関係とともに捉えることが重要である。そこで本稿は,ユーザーレビューを活用し,テキスト解析と対応分析を…

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  • センサ開発とプラスチック製下肢創動運動器開発

    滝沢 茂男, 武藤 佳恭, 高田 一 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2017 (0), 11-12, 2017

    <p> 地域ICT組織によるシステム開発であり、ICTネットワークに組み込むべき下肢創動運動器の開発と自律的リハビリテーションをICTにより施設内および遠隔において実施・管理できるシステムを研究開発する目的で、新たな仕組みのセンサを開発した。そして、そのセンサを取り付けた下肢創動運動器を開発したので、確認した課題と共に、報告する。</p>

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  • 3Dプリンティングにまつわる情報学的研究課題:データ標準化,次世代モデリング環境,AIとの連結

    田中 浩也, 齋藤 和行, 守矢 拓海 情報管理 60 (6), 403-411, 2017

    <p>3Dプリンターは「(モノづくりのための)製造技術」として,材料工学,機械工学,制御工学などの分野で研究が盛んであるが,デジタルデータからものをつくる技術であるから,当然,情報学とも不可分である。筆者らは,文部科学省COI (Center of Innovation)「感性とデジタル製造を直結し,生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点(中核拠点:慶應義塾大学)」を通して,3Dプリンタ…

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  • EHRと連携した医療情報分析システムの構築及び多地域データ活用した市販後安全対策実証研究

    松久 宗英, 黒田 暁生, 玉木 悠, 川添 和義, 村井 純, 森川 富昭, 伊達 仁人 医療情報学 37 (1), 34-35, 2017

    <p>研究目的</p><p> 本研究は徳島県のICT病診療連携システム「徳島糖尿病克服ネットワーク(ToDO-NET)」及び佐渡市民6万人の地域医療連携システム「佐渡地域医療連携ネットワーク:さどひまわりネット」の両ネットワークの匿名化データベースを活用した医療情報分析システムの構築,および市販後安全対策への活用を目的とした実証研究を行い,データ活用のための指針の検討を目的とした.</p>

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  • 04生−10−口−16 運動イメージ傾向がもたらす脳波律動性の個人差

    鳥山 央人, 牛山 潤一 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 133_1-133_1, 2017

    <p> 運動イメージを運動学習の促進に用いた研究は多く存在するが、運動のイメージ方法には大きな個人差がある。本研究では、運動イメージ傾向の個人差の生理学的背景を検討するために、JMIQ-Rとよばれる心理学的質問紙を用いて、一人称イメージ(体性感覚優位なイメージ)と三人称イメージ(視覚優位なイメージ)のそれぞれのしやすさを評価し、これらのスコアの相違によって運動イメージ時の脳活動にどのような差異が…

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  • 身体の言語性

    坂井田 瑠衣 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4L25-4L25, 2017

    <p>身振りや表情が情報伝達や感情表現の媒体になることからも分かるように,身体は言語的な性質を帯びる.他方,実務的なフィールドでは,伝達や表現を目的としない作業上の身体行動も無数に生じる.それらの身体行動はしばしば他者に観察され,相互行為の資源として利用される.本発表では,一見すると言語性を帯びない身体行動が相互行為資源として利用される場合に,それらの身体行動がいかなる言語性を帯びるかを検討する…

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  • 「あいだ」と「わたし」

    桑山 菊夏, 諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4L24-4L24, 2017

    <p>「わたし」を形づくるのは、生活で出会う他者との「あいだ」だ。漠然とした世界に「わたし」と他者の境目を見出すことで「わたし」の姿が現れる。同時に、「わたし」の姿を見出すことで他者との接面が生まれ、影響し合う。他者との「あいだ」は変化する。「あいだ」そして「わたし」がしなやかに変化する過程を、心身まるごとの「わたし」が「誰か」のあり方を学ぶことと捉え、体感を「わたし」視点で語ることで探る。</…

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  • 湘南海岸における砂防柵設置による微地形と風環境の変化が飛砂害に及ぼす影響

    吉崎 真司, 長島 大輔, 清水 亜里沙 日本緑化工学会誌 43 (1), 56-61, 2017

    飛砂害が激しい神奈川県湘南海岸において,砂防柵設置による微地形と風環境の変化が飛砂害に及ぼす影響を把握するために,2008年と 2014年に微地形 風環境 (風向・風速) ,飛砂量等の調査を行った。その結果,飛砂害の発生要因として,砂移動の障害となる砂防柵や植生の有無,防風柵の設置位置による減風域の範囲や微地形の変化が考えられ,これらが相互に関連し合う結果,自転車道への堆砂量 (飛砂害) …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 創動運動によるリハビリテーション効果の回帰分析

    權正 健太, 滝沢 茂男, 武藤 佳恭, 田中 敏幸 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2017 (0), 14-, 2017

    <p></p><p>近年、社会の高齢化に伴い脳卒中患者が増加する傾向にある。脳卒中患者の多くに身体的な麻痺が残るため、その後のリハビリテーションは重要である。リハビリシステムの一つとして、滝沢式リハビリテーション(Takizawa method)と呼ばれているものがあり、高価な医療施設やロボットなどを必要としないことで注目されている。滝沢式も含めてリハビリシステムの評価法の確立は難しく、どのよう…

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  • 沿岸地区における避難誘導システムに関する基礎調査

    藤田 和秀, 吉村 朋矩, 三寺 潤, 池田 岳史 日本デザイン学会研究発表大会概要集 64 (0), 46-, 2017

    この研究は沿岸地域における避難誘導システムの検証を行い、災害時の安全かつ円滑な避難計画の提案を行うための基礎研究として福井県の高浜町和田地区を調査した結果をまとめたものである。同地区は夏季に大都市圏からの多くの来街者がある地区であるが、調査の結果、地区内からの避難の際に避難場所に行くために時間がかかるといった点や、誘導サインが少ないといった様々な問題が確認できた。

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  • 脳卒中患者の回復モチベーション持続を支援するウェアラブルロボット

    宮本 賢太, 西尾 浩一 日本デザイン学会研究発表大会概要集 64 (0), 456-, 2017

    脳卒中には様々な症状がみられるが、体の半分が麻痺することで力が入らなくなる片麻痺が起こる。部位によっては手足が麻痺する握力障害や歩行障害が発生する。また脳卒中の発生後1~2週間の患者を急性期、2週間以上経過した患者を慢性期と呼ぶ。本研究は握力障害のある急性期患者の支援を目的とした。<br><br> …

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  • SSH 校における「課題研究」のテーマ設定プロセスの考察

    上田 恵子, 粟島 由海, 森田 直之, 中安 雅美, 足立 真理子, エデラ ロビンソン, 井上 奈穂 日本科学教育学会年会論文集 41 (0), 321-322, 2017

    <p>著者が在学していた東京都立多摩科学技術高等学校(以下、本校)は、平成22 年に開校し、平成24年に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された。著者は平成26 年4 月から平成29 年3 月まで在学したが、本校では2 年次に『課題研究』、3 年次に『卒業研究』といった研究活動を主体とした授業が用意されている。この授業では、自ら課題解決に関するテーマを設定し、授業が展開さ…

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  • 課題解決型授業「課題研究」におけるテーマの地域再生への貢献

    粟島 由海, 上田 恵子, 森田 直之, 中安 雅美, 足立 真理子, エデラ ロビンソン, 三次 仁 日本科学教育学会年会論文集 41 (0), 351-352, 2017

    <p>東京都立多摩科学技術高等学校(以下、本校)は、平成22 年に開校し、平成24 年に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された。著者は平成26 年4 月から平成29 年3 月まで在学したが、本校では2 年次に『課題研究』および3 年次に『卒業研究』といった研究活動を主体とした授業がカリキュラムとして用意されている。これらの授業では、自ら課題解決に関するテーマを設定し、課…

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  • パターンタスクを用いた他者意図推定を含む意思決定過程のモデル分析

    糸田 孝太, 渡邊 紀文, 武藤 佳恭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 2G14-2G14, 2017

    <p>集団における柔軟な協調行動の実現にはお互いの意図の共有によるトップダウンと,各々の行動に基づく動的な推定や修正といったボトムアップの意思決定の制御が重要と考えられる. 本研究はそのような集団の知的なインタラクションの理解のため,注目する他者の選択,他者と自己の意図の調整の仕組みに着目したパターンタスクを提案する.そして本タスクでの複数人の非言語的な協調モデルを作成し,被験者の行動を分析した…

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  • 「立つ」「歩く」という身体スキルを考える

    堀内 隆仁, 諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 1O3OS30c5-1O3OS30c5, 2017

    <p>第一著者は、陸上十種競技を専門とする現役選手である。十種競技とは、走・跳・投にわたる計十種目の総合力を競う陸上競技の種目である。第一著者は十種競技選手としての5年にわたる実践で、「立つ」「歩く」ことのパフォーマンス性を重視するに至っている。本研究では、我々が日常生活で無自覚に行っている「立つ」「歩く」という基本的な身体運動を、身体スキルとして捉え直し、第一著者の実践をもとにその本質を議論す…

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  • 「街ぶら」における身体性

    諏訪 正樹, 石川 初, 加藤 文俊 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 4L15-4L15, 2017

    <p>目標を予め用意せずに街を歩く散歩(街ぶら)において,興味の的を発見し,ランドスケープを身体で感じながら,次に歩む道を選定する行為の「身体性」を論じる.外界の変化に応じてからだで問うことを「からだ触り」の認知と呼ぶ.3名で街ぶらを行った際の会話記録を分析した結果,「からだ触り」の認知は,街ぶらにおける行動意識の誕生や行動開始の基盤として重要な役割を果たしているという仮説を立てることができた.…

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  • 「四日市公害と環境未来館」における福島県外初の復興農学実験講座

    廣住 豊一, 坂井 勝, 神長 唯, 徳本 家康, 西脇 淳子, 加藤 千尋, 渡辺 晋生, 溝口 勝 農業農村工学会誌 85 (11), 1037-1040,a2, 2017

    <p>土壌物理研究部会では,若手部会員を中心にJST支援事業「復興農学による官民学連携協働ネットワークの構築と展開」を実施している。復興農学分野のアウトリーチ活動によって次世代の農業農村創生を担う人材を育成できる。本報では,本事業における福島県外初の展開事例として,三重県四日市市の「四日市公害と環境未来館」で開催した子供向け実験講座について報告する。本実験講座では,これまでのアウトリーチ活動で蓄…

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