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藤森 英治 環境化学 33 (0), 8-18, 2023
<p>Analytical method for the determination of major-to-ultratrace elements in environmental water samples around sewage treatment plant by ICP-MS was examined in detail. In the present work, solid …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献25件
髙岡 ふみか, 水谷 聡, 長谷川 浩, 藤森 英治 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 511-, 2023
<p>イミノ二酢酸型キレート樹脂を用いた3価/6価クロム分別定量法を廃棄物溶出液へ適用するために,分析条件を検討した。標準溶液での添加回収試験では,6価クロムの回収率は98~102%,3価クロムの回収率は48~68%であった。次に1種類の再生砕石と3種類の焼却灰の環告13号法での溶出液で添加回収試験を行った。再生砕石と1種類の焼却灰では6価クロムの回収率は98~101%で適用可能であったが,2種…
DOI
岩切 良次, 山本 一樹, 榎本 剛司 環境化学 32 (0), 50-72, 2022
<p>The elution order of 209 polychlorinated biphenyls (PCBs) was determined using five types of commercially available capillary columns (VF-Xms, Rtx-20, VF-35ms, VF-1301ms and VF-200ms). In …
DOI Web Site 参考文献7件
髙岡 ふみか, 水谷 聡, 相原 咲季, 藤森 英治, 長谷川 浩 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 473-, 2022
<p>廃棄物の溶出試験を定める昭和48年環境庁告示第13号規定の6価クロム分析方法では,焼却灰溶出液の化学的性状や共存物質の影響で正確に測定できない事例が多数報告されている。近年ばいじん溶出液をキレート樹脂カラムに通液して3価/6価クロムを分別定量する方法が報告され,操作手順の容易さから廃棄物の溶出試験における新たな6価クロム分析方法として期待されるが,知見が少ない。本研究では多種の焼却灰溶出液…
藤森 英治, 熊田 英峰, 梅村 知也 分析化学 70 (1.2), 31-37, 2021-01-05
<p>イミノ二酢酸系キレート樹脂を用いる環境水試料中金属類の固相抽出操作における,共存EDTAによる回収率低下について検討した.市販のキレート樹脂固相抽出カラムを用い,10 μg L<sup>−1</sup>(100 nmol L<sup>−1</sup>レベル)の重金属元素の添加回収に及ぼすEDTAの影響を検討したところ,100 nmol …
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本多 将俊, 日置 正 大気環境学会誌 55 (6), 252-266, 2020-11-10
<p>本研究では、大気粉じん、堆積物、灰、重油の認証標準物質 (CRM) の金属元素、鉱物組成、強熱減量の分析を行った。さらに金属元素組成の類似性に基づいて試料を分類し、それぞれの試料の特徴を明らかにした。都市大気粉じん試料は長石類、石英、硫酸塩鉱物、燐酸塩鉱物からなり、As、Se、Sbの濃縮係数 (<i>EF</i>) …
DOI 医中誌
本多 将俊 大気環境学会誌 54 (3), 96-112, 2019-05-10
<p>大気中微小粒子状物質 (PM<sub>2.5</sub>) の成分分析を行う分析者は、分析値の信頼性担保のため、試料採取に用いるフィルターの化学的特徴と物理的特徴を把握し、成分分析結果の解析を妨害しないフィルターを選択する必要がある。本調査では、PM<sub>2.5</sub>の試料採取に用いるフィルター25製品の無機元素濃度を酸分解–ICP質量分析法により定量した。フィルターの材質は、P…
飯田 裕貴子, 村山 武彦, 錦澤 滋雄, 長岡 篤, 本多 将俊 環境と安全 10 (3), 165-175, 2019
<p>本研究では、自治体が所有する設備で、迅速に、行政指導に必要な精度を備えた大気中アスベスト濃度測定方法を確立することを目的とした。</p><p>アスベストモニタリングマニュアルに記載されている測定方法8種の自治体での測定機整備状況、解体現場への可搬性、測定条件、分析精度、測定機購入価格、分析上の利点と課題について分析実験結果と文献調査のデータを用い比較した。その結果、分析精度を維持しつつ位相…
DOI Web Site 被引用文献1件
藤森 英治 分析化学 67 (7), 423-429, 2018-07-05
<p>誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)で土壌試料中のAs及びSeを定量する際に問題となる希土類元素の二価イオン干渉(<sup>150</sup>Nd<sup>2+</sup>→<sup>75</sup>As<sup>+</sup>,<sup>150</sup>Sm<sup>2+</sup>→<sup>75</sup>As<sup>+</sup>,<sup>156</sup>Gd<sup…
DOI Web Site Web Site 参考文献5件
水野 佑紀, 藤森 英治, 吉永 淳 Biomedical Research on Trace Elements 28 (4), 154-161, 2018
<p>Urinary cadmium (Cd) concentration has been used as a biomarker of long-term exposure to this metal in the previous researches. ICP mass spectrometry (ICP-MS) has become a method of choice for …
藤森 英治, 水谷 聡 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 509-, 2018
イミノ二酢酸系キレート樹脂を用いる金属類の固相抽出における共存キレート剤の妨害効果について、基礎的な検討を行った。多元素混合液にキレート薬剤及びキレート試薬を添加したモデル溶液を用い、市販のイミノ二酢酸系キレート固相カラムにより濃縮した際の回収率を求めた。その結果、DDTC, NTA, HEDPではmMレベル、EDTAでは1 …
四ノ宮 美保 環境化学 26 (4), 191-201, 2016
<p>Matrix effect is one of the major problems in quantitative analysis of organic compounds in environmental sample. The aim of this study was to determine the matrix effect in the analysis of 42 …
DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献30件
藤森 英治 分析化学 65 (5), 275-281, 2016
誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)で海水中ng L<sup>-1</sup>レベルのCdを定量する際に問題となるMoOの干渉を低減するために,キレート樹脂濃縮分離法におけるMoの選択的除去法を確立した.イミノ二酢酸を官能基に有するキレート樹脂固相カラムを使用し,海水試料に容積比で過酸化水素を2% 添加することで,濃縮液中のMo濃度を0.1 μg …
DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献4件
渡辺 信久, 竹峰 秀祐, 山本 勝也, 羽賀 雄紀 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 423-, 2015
最終処分場浸出余水で検出されるPFOAなどの有機フッ素化合物(PFCs)は、一定の効率で、粒状活性炭(GAC)で吸着される。GACの吸着性能が劣化した後、GACは熱処理によって再生賦活されるが、その際にPFCsが無機化しているのか、あるいは、有機状態で残留しているのかを調べるため、N2雰囲気でGACに吸着保持されたPFCsを700 …
藤森 英治 Material Cycles and Waste Management Research 25 (5), 346-355, 2014-10-07
本稿では,改正環告 13 号試験における金属類の分析において,留意すべき点について概説する。まず,溶出液のろ過に使用されるろ過材の材質が金属類の分析値に与える影響について,ガラス繊維ろ過材,セルロース混合エステル性メンブランフィルター,親水性 PTFE フィルターを用いて比較を行った。その結果,ばいじんや下水汚泥焼却残さ溶出液ではろ過材の材質による分析値の違いはあまりみられなかったが,有機物を高…
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藤森 英治 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 24 (0), 633-, 2013
告示13 号試験におけるろ紙の材質が金属類の定量値に与える影響について検討を行った。検討に使用した試料は、ばいじん、下水汚泥焼却残さ、下水汚泥である。本研究では、ろ紙の材質の影響のみを評価するために、遠心分離操作後の溶出液約450 mL を500 mL 容器に移し入れて十分に混同した後、40 mL程度ずつ分取し、孔径1 μm のろ過材(ガラス繊維ろ紙、親水性PTFE …
本多 将俊 日本地球化学会年会要旨集 60 (0), 42-, 2013
...埼玉県所沢市環境調査研修所敷地内の建屋屋上で採取した大気中浮遊粒子状物質の希土類元素(REE)パターンの特徴を明らかにした.ハイボリュームエアサンプラーおよびPM2.5サンプラーで試料を採取し,マイクロウェーブ分解装置を用いて酸分解した後にICP質量分析装置に導入して試料中のランタノイドを定量した.いくつかの試料で観察されたTbの正の異常を伴うREEパターンは天然の土壌や岩石では見られない,現代日本...
本多,将俊 大気環境学会年会講演要旨集 326-, 2012-08-29
NDLデジタルコレクション
四ノ宮 美保, 岩切 良次 環境化学 21 (4), 293-301, 2011
A comprehensive retention and selectivity characterization of five hydrophilic interaction chromatography (HILIC) stationary phases was performed with seven polar pesticides (acephate, …
DOI Web Site Web Site 参考文献28件
飯島,明宏, 佐藤,啓市, 藤谷,雄二, 藤森,英治, 齊藤,由倫, 田邊,潔, 大原,利眞, 小澤,邦壽, 古田,直紀 大気環境学会年会講演要旨集 467-, 2009-08-20
江本 勇治, 藤森 英治, 中村 勇兒, 竹内 淨 大気環境学会誌 44 (5), 242-247, 2009
分析走査電子顕微鏡法による建築物解体等工事現場周辺の大気中石綿繊維数濃度測定を迅速に行うため、試料前処理法及び観察方法について検討した。その結果、低温灰化法の方が繊維は明瞭に観察できるものの、低温灰化処理によるフィルター凝集による繊維の移動、処理効率のばらつき、処理に係る手間等から、試料前処理法はカーボンペースト含浸法が適していると考えられた。カーボンペースト含浸法では、低倍率(1000倍程度)…
DOI Web Site 参考文献11件
佐山 浩 ランドスケープ研究 72 (5), 451-454, 2009
This paper shows the story and background of Ashizuri-Uwakai National Park. This national park was designated as a quasi-national park in 1955. Its area was extended in 1964 and designated the 26th …
DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか3件 被引用文献1件 参考文献4件
江本,勇治, 藤森,英治 大気環境学会年会講演要旨集 347-, 2008-08-29
西口,講平, 宇谷,啓介, 藤森,英治 大気環境学会年会講演要旨集 411-, 2008-08-29
近年、ICP-MSの普及は目覚しく、装置の高感度化やコリジョン・リアクションセル技術の進歩によって、その利用範囲は急速に広がっている。しかしながら、環境大気などの気体試料の分析は、試料ガス中の金属成分をフィルターに捕集し、それを溶解、水溶液として測定するのが一般的で、操作中にコンタミネーションを生じ易く、分析に多大な労力と時間を必要としている。一方、EDX、INAA、PIXE等による時間分解能の…