松田 敏信
農業生産技術管理学会誌
20
(4),
127-138,
2014-03-15
本稿では,肉類需要の非定常時系列データに対して単位根検定および共和分検定を行い,1階差分形式のLA/AIDSを推定した.分析の結果,肉類全体の出回り金額の変化に対し,国産肉類よりも輸入肉類の需要がより敏感に反応すること,国内におけるBSEの発生により,国産牛肉の需要が減少し輸入豚肉の需要が増加したこと,自己価格の変化に対する需要反応は,分析した6品目すべてで非弾力的であること,輸入牛肉と国産豚肉…
DOI