検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 75,491 件

  • 電界による生物学的作用の呼気ガス分析を用いた評価

    鈴木 大地, 萱間 洋平, 鈴木 眞理, 鳥海 春樹, 福島 哲也, 原川 信二 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 526-527, 2024-05-01

    <p>As part of a study on the potential medical applications of electric fields (EFs), we used an energy metabolism evaluation system based on breath gas analysis to evaluate the effects of restraint …

    DOI

  • ABiSにおける画像解析支援の現状と課題

    上野 直人 顕微鏡 59 (1), 16-19, 2024-04-30

    ...<p>ABiS画像解析チームは大学共同利用機関,国立大学,私立大学を含む6つの研究機関に所属する8人の画像解析エキスパートによって構成されている.それぞれの支援者は細胞生物学,発生生物学,システム生物学,情報工学など幅広いバックグラウンドを活かし,科研費を取得した被支援者が分子,細胞,組織,個体といった多階層をから取得した画像データから,背後にある生物学的な意味を抽出し,論文発表に至るまでを支援する...

    DOI

  • 根圏における植物保護細菌の制御

    竹内 香純 土と微生物 78 (1), 17-19, 2024-04-30

    非病原性Pseudomonas属細菌である植物保護細菌P. protegensを対象とし,本細菌の制御に関する研究を進めてきた。P. protegensは多様な抗菌性二次代謝産物を産生しており,このことが自身の根圏における優勢化に寄与している。抗菌性二次代謝産物の産生は,GacS/GacA二成分制御系とその下流にある調節型small RNAを中心とした制御機構(Gac/Rsm …

    DOI

  • 巻頭言

    多胡 香奈子 土と微生物 78 (1), 3-4, 2024-04-30

    DOI

  • 光ピンセットによる3次元顕微操作技術と,体の左右軸決定における繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明

    加藤 孝信 顕微鏡 59 (1), 37-40, 2024-04-30

    <p>近年の技術の進歩により,光ピンセット,磁気ピンセットをはじめとした光学顕微鏡に組み合わせることが出来る非接触の顕微操作技術の開発が進んだ.本稿では,特に著者らによって開発された光ピンセットを利用した3次元顕微操作技術を解説する.さらにそうした技術を効果的に利用した研究の一例として,体の左右軸決定に関与する一次繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明を行った研究を紹介する.</p>

    DOI

  • 書評

    土と微生物 78 (1), 33-, 2024-04-30

    DOI

  • 先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)による日本のライフサイエンスの推進

    真野 昌二, 丸山 めぐみ, 阿形 清和, 鍋倉 淳一 顕微鏡 59 (1), 2-3, 2024-04-30

    ...<p>先端バイオイメージング支援プラットフォーム(Advanced Bioimaging Support: ABiS)は,生理学研究所と基礎生物学研究所を中核機関とし,最先端機器を導入し運営している大学・研究機関とネットワークを構成し,最先端技術を提供することにより科研費課題を推進する事業である.最先端の光学顕微鏡,電子顕微鏡,磁気共鳴画像機器を用いた撮像と,高度な画像解析の支援を行っており,利用者...

    DOI

  • ABiSにおける光学顕微鏡支援活動

    藤森 俊彦 顕微鏡 59 (1), 4-7, 2024-04-30

    ...<p>生物学・生命科学研究の現場において光学顕微鏡は身近な存在である.近年の技術の進歩により,種々の先端的顕微鏡が開発・高性能・高機能化され,これまで不可能だったスケールでの観察を可能とし新しい発見につながっている.しかし,それぞれの用途に応じて先端的顕微鏡を選択し,その性能を十分に引き出すには高い技術が必要である.ABiSの光学顕微鏡支援では,全国の各地に配置された支援者が連携しながら利用者のニーズ...

    DOI

  • 硫酸化修飾が制御するコンホメーション病におけるグリコサミノグリカンの病態機能

    西辻 和親, 内村 健治 生化学 96 (2), 143-151, 2024-04-25

    コンホメーション病は,ミスフォールディングしたタンパク質が形成する凝集体の細胞内外における沈着を要因とする疾患の総称であり,神経変性疾患やアミロイドーシスが代表的なものである.タンパク質は試験管内では単独で凝集するが,生体内におけるタンパク質凝集体の沈着物はさまざまなタンパク質性あるいは非タンパク質性成分を含む.硫酸化グリコサミノグリカン(GAG)はタンパク質凝集体の種類によらず,コンホメーショ…

    DOI

  • マンノース代謝研究の新展開

    原田 陽一郎 生化学 96 (2), 162-169, 2024-04-25

    ...哺乳動物において,マンノースはグルコースから新規に合成される単糖の一つであり,タンパク質や脂質を修飾する糖鎖を構成する他,血中には遊離の単糖としても存在する.近年,マンノースの生合成と異化において中心的な役割を果たすマンノースリン酸イソメラーゼががんの治療標的の候補として同定されたことが発端となり,マンノース代謝研究が糖鎖生物学の枠を超えた広がりを見せている.本稿では,マンノース代謝の変化に対する細胞...

    DOI

  • 化粧品における乳化の基礎

    宇山 允人, 山下 裕司 色材協会誌 97 (4), 119-123, 2024-04-20

    ...一つ一つの製品は皮膚科学,心理学,感性工学,色彩学,薬学,界面化学,分析化学,微生物学,プロセス工学など幅広い分野の学問によって支えられている。本稿では化粧品の製剤化に必要不可欠な乳化技術に焦点を当て,乳化技術を支えている界面化学を中心に実際に市販の製品に利用されている技術についても解説する。</p>...

    DOI

  • 精神障害者の病の意味に関する文献検討

    栗原 淳子, 中林 誠 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_149-1_156, 2024-04-20

    ...結論:医療者は病を生物学的な構造や機能の変化と捉えがちであるが,精神障害者にとって病は主観的な経験であることを認識する必要がある。</p>...

    DOI

  • 「きき」は業務上負傷に関与するか?

    小川 有希子, 中谷 淳子, 榎原 毅 人間工学 60 (2), 89-96, 2024-04-15

    ...<p>多様性が求められる時代だが,「きき手」「きき足」といった「きき」に関する研究は体系的に整理されているとはいえない.本リサーチ・イシューでは,業務上負傷に作業者の「きき」が関与するのかを明らかにするために必要と思われるリサーチ・イシューをまとめた.まず,生物学的,社会文化的な面から「きき」の歴史的な研究動向を俯瞰した.そして,基礎的だが取り残されがちな新しい産業人間工学上の課題として,1)労働災害統計分析...

    DOI

  • はじめに

    亀井 謙一郎 電気学会誌 144 (4), 189-190, 2024-04-01

    ...組織チップは,細胞を特殊なポリマーやガラス製のマイクロ流体チャネルに配置し,生物学的および物理学的環境を制御するこ</p>...

    DOI Web Site

  • 活性型ビタミン D3 外用薬により高カルシウム血症を生じた尋常性乾癬の 1 例

    荒巻 ちひろ, 山口 和記, 今福 信一 西日本皮膚科 86 (2), 136-142, 2024-04-01

    ...近年,重症の乾癬患者に対する治療法は生物学的製剤が主流となりつつあるが,軽症例,年齢や併存疾患,経済的問題などから依然外用薬も多く使用されている。リスクを有する患者に VD3 外用薬を使用する際は定期的に Ca 値や腎機能を確認し,脱水を避けるなどの予防策の指導を行う必要がある。</p>...

    DOI

  • アトピー性皮膚炎患者の瘙痒に対する JAK 阻害薬の効果および投与方法の評価

    稲葉 葉一 西日本皮膚科 86 (2), 176-180, 2024-04-01

    ...近年生物学的製剤の登場により,アトピー性皮膚炎の治療はめざましい進歩を遂げたといえ,特に瘙痒を訴える患者にとっては福音となっている。本研究では,先に報告したアトピー性皮膚炎の新しい瘙痒評価法を用いて,瘙痒に対する JAK 阻害薬の効果について評価すると共に,投与方法や新しい瘙痒評価法の有用性について検討した。</p>...

    DOI

  • カプサイシン受容体の構造と機能

    富永 真琴 FFIジャーナル 229 (2), 099-104, 2024-04-01

    Pungency is not taste, but pain. Accordingly, it was thought that isolation of a capsaicin receptor would lead to the development of novel antipungent and antinociceptive agents. After fierce …

    DOI

  • タナイス目甲殻類化石の研究の現状

    角井 敬知 化石 115 (0), 65-76, 2024-03-31

    The current knowledge on the diversity of fossil tanaidacean crustaceans is reviewed. To date, three suborders, 10 families, 23 genera, and 27 valid species have been reported spanning from the …

    DOI

  • 司会の言葉

    盛田 隆行, 西井 成樹 日本食品微生物学会雑誌 41 (1), 1-1, 2024-03-31

    DOI

  • RA患者に対する介護保険利用状況の変遷-過去10年間のTKA施行症例において-

    阿部 敏彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 328-328, 2024-03-31

    ...家族構成は、 夫婦27名、夫婦+家 族14名、本人+家族19名で、独居12人、生物学的製剤使用27名であった。膝関節に関して、入退院時におけるROM、伸展 lag、10m歩行速度 (入退院時)、ADL評価 (入院時)、介護保険使用有無とその内容を調査した。ADL評価は、下肢 (起居・移動)32点、上肢 (食事、整容、更衣)60点、排泄16点、入浴16点とし合計124点とした。...

    DOI

  • 京都市岩倉川の三畳紀放散虫年代と微小球体

    石田 昂汰朗, 鈴木 寿志, 小木曽 哲 化石 115 (0), 43-52, 2024-03-31

    The present authors conducted biostratigraphic research using fossil radiolarians on a continuous bedded chert sequence exposed on the riverbed of Iwakura River, Sakyo Ward, Kyoto City. The …

    DOI

  • ヒスタミン分子に対するコロナ放電の影響について

    厳原 美穂, 細島 大輝, 中山 雄太郎, 杉山 栄二, 轟木 堅一郎, 水野 初 日本食品微生物学会雑誌 41 (1), 37-41, 2024-03-31

    <p>Corona discharge has recently been reported to be effective in preventing food poisoning caused by histamine-producing bacteria. In this study, the effects of corona discharge on histamine …

    DOI Web Site

  • 千葉県産の小カブの抗酸化能

    田中 佑季, 佐塚 正樹 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_60-1_60, 2024-03-31

    ...</p><p> 近年,イタリアの研究チームにより,水溶液に含まれる生物学的抗酸化能(以下抗酸化能)を簡便に測定することができる方法としてBiological Antioxidant Potential Test(以下BAPテスト)が開発された<sup>2)</sup>.しかし,抗酸化能を持つと思われる食品のほとんどはBAPテストによる抗酸化能が測定されていない....

    DOI

  • これまでのバイオマス系廃棄物利用と将来的な普及のための取り組み

    高見澤 一裕, 中崎 清彦 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 99-106, 2024-03-29

    ...また,これらの課題に対処し,バイオマス系廃棄物利用を普及させるための取り組みとして,分子生物学を用いたコンポスト化やバイオガス化のような複雑な微生物システムの解析,バイオマス系廃棄物から直接電気エネルギーを取り出す微生物燃料電池,藻類を用いたバイオジェット燃料の製造等,新しい変換技術に関する研究と,これらの技術だけでなく,経済的実現可能性や環境への影響評価等を含む包括的な研究が実施されてきている調査結果...

    DOI

  • エタノール投与によるトマトの高温ストレス耐性強化

    戸高 大輔, Do Quynh Thi Nhu, 田中 真帆, 内海 好規, 内海 稚佳子, 江副 晃洋, 高橋 聡史, 石田 順子, 草野 都, 小林 誠, 斉藤 和季, 永野 惇, 中野 仁美, 光田 展隆, 藤原 すみれ, 関 原明 日本作物学会講演会要旨集 257 (0), 102-102, 2024-03-28

    DOI

  • 栃木県の河川敷におけるセスジガムシの季節消長と生息環境

    岩田 泰幸, 栗原 隆, 加藤 敦史, 渡辺 黎也, 山﨑 駿, 内山 龍人, 板倉 拓人, 冨樫 和孝, 平澤 桂 昆蟲.ニューシリーズ 27 (1), 13-20, 2024-03-25

    <p>A new locality of <i>Helophorus auriculatus</i> Sharp, 1884 was recorded in Tochigi Prefecture, which is the northern limit of this species in Japan. In this study area, this species was …

    DOI

  • 盲視:第一次視覚野損傷下での視覚意識を伴わない急速眼球運動調節機構

    加藤 利佳子 神経眼科 41 (1), 14-23, 2024-03-25

    <p> 第一次視覚野(V1)損傷は,視覚意識,つまり見えるという認識に障害を引き起こす.しかし,V1を損傷した患者さんの一部は,視覚意識障害後も損傷による障害視野内の視覚対象の位置に,急速眼球運動(サッケード)で眼を向けられることが知られている.この現象は,盲視として知られている.つまり,V1損傷後には,視覚情報をサッケード運動に変換する視覚意識を駆動しない神経経路が存在する.我々は,盲視のモデ…

    DOI

  • 地球生命の起源への束縛条件と生物学的新展開

    小出, 良幸 札幌学院大学総合研究所紀要 11 31-51, 2024-03-20

    ...本論文では,生命起源に関わるさまざまな束縛条件と新しい生物学展開をまとめた.生命起源には冥王代に成立したハビタブルトリニティが前提条件として不可欠であることが地質学的に示された.生命の構成物形成のための化学合成の条件が生物学的に明らかにされてきたが,すべての条件を満たすひとつの環境はなく,複雑な過程や場が想定しなければ合成されない.生命誕生までの地質学的時間の束縛条件も厳しいものとなっている.生命誕生...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 産業中毒と生物学的モニタリングの研究

    山野 優子 産業衛生学雑誌 66 (2), 63-72, 2024-03-20

    ...<b>方法:</b>著者が経験してきた産業中毒(臭化メチル,多環芳香族炭化水素類,MOCA)とそれらの生物学的モニタリング手法について示す.また日本産業衛生学会の中の産業中毒・生物学的モニタリング研究会の歴史から,生物学的モニタリングの移り変わりを紹介する....

    DOI Web Site PubMed 参考文献18件

  • 2.膿疱性乾癬の治療~妊娠中の治療を中心に~

    水谷 陽子 日本皮膚科学会雑誌 134 (3), 587-595, 2024-03-20

    ...<p>汎発性膿疱性乾癬は妊娠を契機に発症,重症化することが知られているが,女性において重要なライフイベントである妊娠の継続と維持にはその病勢のコントロールが非常に重要である.妊娠中に使用できる膿疱性乾癬に対する全身療法はプレドニゾロン,シクロスポリンの内服,生物学的製剤及び顆粒球単球吸着療法などがあげられるが,その使用の際には母体と胎児,双方に対するリスクとベネフィットを十分に考慮して個々の患者にとって...

    DOI

  • 高校生物における進化の「正当化」に着目した進化教育プログラムの実践的検討

    吉岡 和希, 山本 容子 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 27-32, 2024-03-16

    ...<p>本研究は,進化の理解の更なる向上を目指して,Smith & Siegel(2004)が示した「理解」の条件の1つである「正当化」に着目したプログラムを開発・実践し,その有効性を検討した.プログラムを開発するにあたり,進化生物学における方法論―「歴史科学の方法」に基づいた,複数の仮説に対する証拠に基づいた議論を中心とする活動を導入した.本プログラムを通して約6割の生徒において,進化や自然選択が科学者...

    DOI

  • 「遺伝子」のConceptual Profileモデル構築に向けた理論的検討

    志賀 優, 山本 容子 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 37-42, 2024-03-16

    ...<p>本稿では,Conceptual Profile Theory(CP理論)に基づき,「遺伝子」の概念に関する異種混交的な概念理解モデル(CPモデル)の仮説的な構築を目指して,生物学哲学や概念変容研究に関する文献調査を中心とした理論的検討を行なった.その結果,「遺伝子」に関する4つの意味のゾーンを特定した.第一に,形質と直接的に1−1対応する記号として「遺伝子」を捉える「形式論的道具主義」,第二に...

    DOI

  • AVR後,生物学的製剤投与中に弁輪部膿瘍を生じた高安動脈炎の1例

    川口 信司, 中井 真尚, 小澤 貴大, 内山 大輔, 宮野 雄太, 寺井 恭彦, 山田 宗明, 野村 亮太, 三岡 博 日本心臓血管外科学会雑誌 53 (2), 66-69, 2024-03-15

    ...に固定されておらず容易に摘出できた.生体弁と人工血管でcomposite graftを作製しBentall手術を施行した.病理組織診断では亜急性の感染性心内膜炎の診断で,感染による大動脈基部仮性瘤と診断した.術後経過は良好で第19病日に独歩自宅退院となった.術後Tocilizumab皮下注は中止しPrednisolone内服のみを継続しており,術後3年経過したが再発は認めず経過している.AVR後,生物学的製剤投与中...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 熱力学不確定性関係の展開

    長谷川 禎彦 日本物理学会誌 79 (3), 108-116, 2024-03-05

    ...近年大きな注目を集める熱力学不確定性関係は確率熱力学における精度と熱力学的コストの間の不確定性を表す関係式である.2015年に発見された熱力学不確定性関係は,高いクオリティには高いコストがかかるという,我々が日々常識として捉えているトレード・オフ関係を熱力学的に定量化したものである(図).つまり,熱力学における「no free lunch」(無料で何かを得ることはない)を表すものであり,物理学,化学,生物学的...

    DOI

  • 『老人と海』とクィアなカジキ

    川崎, 浩太郎, カワサキ, コウタロウ, Kawasaki, Kotaro 駒澤大學文學部研究紀要 81 27-40, 2024-03

    ...本論は、雄として言及されるカジキが実は生物学的には雌であった可能性が高いということ、そしてヘミングウェイ自身もそのことを十分に認識していたという事実を手がかりとして、ヘミングウェイの複雑なジェンダー観やセクシュアリティ観の一端を『老人と海』に読み込む試みである。...

    機関リポジトリ

  • 入門生物学における『マイルド・アクティブラーニング』

    加藤,信哉 三重大学高等教育研究 30 107-108, 2024-03

    ...共通教育「入門生物学」の講義では,課題プリントを用いたマイルド・アクティブラーニングを取り入れている.その中で,新入生(物理選択)が,大学で最初に生物学を学ぶときに感じている難しさが浮き彫りとなった.生物学になじみのない学生に生物学を教える際には,教員は学生が抱えている戸惑いを察して,生物学の勉強法への助言を含めた配慮が求められる....

    機関リポジトリ HANDLE

  • PBL「現代生物学の話題」の発表に対するコメンテーター招聘の効果

    福田,知子 三重大学高等教育研究 30 145-149, 2024-03

    ...三重大学のPBL 授業の1つである「現代生物学の話題」では最終回に公開発表を行っている.2023年度前期に初めての試みとして,その話題に関連した専門家の先生を外部組織からコメンテーターとして招聘し,発表内容についてコメントを頂いた.本報告ではこの試みの具体的方法,効果,学生の感想などについて紹介し,その利点や今後の可能性について考察する....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 血漿タンパク質HRGは敗血症防止と生体恒常性維持に働く重要な因子である

    西堀 正洋, 和氣 秀徳, 阪口 政清 日本薬理学雑誌 159 (2), 107-111, 2024-03-01

    <p>血漿タンパク質histidine-rich glycoprotein(HRG)は,全身炎症反応時にCRPやα1-antitrypsinのような急性相タンパク質とは逆の動態を示し,血漿中レベルが著明に低下する.マウスの盲腸結紮・穿刺の敗血症モデルを用いてHRGの動態と補充治療薬としてのHRG静注効果が検討され,有望な治療効果が見出された.ヒト血液細胞と培養血管内皮細胞を用いて,HRGの各細胞…

    DOI Web Site PubMed

  • 非挿管死亡例における声帯および声帯周囲の挫傷の重要性

    アブダーラマン ハサン, ハバシ イブラヒム, アルシェブ アスマ, アルーアブダラット イマド, アリ アベド アルラヒーム Journal of UOEH 46 (1), 1-8, 2024-03-01

    Every finding during a neck autopsy may be essential for accurately diagnosing and explaining the mechanism of death. In this prospective study in the Department of Forensic Medicine and Toxicology …

    DOI Web Site PubMed 参考文献34件

  • <調査報告>宜野湾市・大山の生物文化多様性-宮城邦治さんの話

    盛口 満 こども文化学科紀要 (10) 33-37, 2024-03

    ...今回、沖縄国際大学で生物学の教鞭をとっておられた宮城邦治さん(1949年生まれ)に、出身である宜野湾市・大山における往時の自然利用について伺う機会を得た。宮城さんは哺乳類、鳥類の生態研究も手掛けてこられた方であることから、紹介される生物種についての情報は正確である。また、大山はタイモの生産地として有名であるが、宮城さんの話の中にあるように、かつてはタイモではなく稲作が中心であったという。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 組織染色における固定法と染色溶媒の検討

    後藤, 仁志, 野地, 亮太 Studia humana et naturalia (57) 41-50, 2024-02-22

    免疫組織化学染色は、組織の構造や特定のタンパク質の局在・分布を解析するために欠かすことのできない手法である。本手法においては、組織構造を保持し、さらに組織中のタンパク質抗原を適切に保持することが肝要である。このため、これまでに様々な組織固定法が開発されてきたが、近年グリオキサールを用いた組織固定法が、良好な免疫染色像が得られることから着目されている。本論文では、発生期の脳組織を薄切した切片を材料…

    機関リポジトリ Web Site

  • Enzyme Kinetics Based on the Concept of Flux

    Iijima Hiroshi CBIジャーナル 24 (0), 1-12, 2024-02-13

    <p>Enzyme kinetics is widely used in many biological studies. Most of enzyme kinetic formulae are derived based on the steady state assumption, which is mathematically expressed by a time- …

    DOI Web Site

  • 巻頭言

    動物遺伝育種研究 52 (1), 1-, 2024-02-01

    ...翌日19 日(日)には「小さなものから大きなもの へ~ポストコロナ時代のウイルス・微生物学~」をテーマに地域の特徴を生か した日本動物遺伝育種シンポジウムを開催することができました。対面での実 施効果を十分に実感でき、研究交流および情報交換することができました。と くに大学生、大学院生を中心とした若手の研究発表に多くの皆さんにエントリー をいただき、対面ならでは意見交換ができました。...

    DOI Web Site

  • 前田 浩 先生を偲んで

    松村 保広 Drug Delivery System 39 (1), 8-14, 2024-01-25

    ...前田先生と筆者は、固形がん治療にとっては、がん細胞と正常細胞の分子生物学的違いよりも、EPR効果で定義されるがん組織と正常組織の違いが、より重要であるという共通認識をもっていた。...

    DOI

  • 後天的なエピゲノムを介した老化制御と世界の動向

    早野 元詞 日本老年医学会雑誌 61 (1), 1-12, 2024-01-25

    .../Aging Clockが注目を浴びており,カロリー制限は老化進行の抑制と共に生物学年齢の抑制効果も見られる.一方で,マウスの加齢に伴う遺伝子発現解析から示されているように,老化は線形モデルではなく非線形な動的変化で表現される.そのため細胞分布,臓器特異性といった空間的分解能に合わせて,時系列解析による時間分解能を高めた実験モデルや解析手法の開発が必要とされる....

    DOI PubMed

  • 1.病理と治療反応性からみた結節性痒疹と多形慢性痒疹の免疫学的差異

    宇賀神 つかさ 日本皮膚科学会雑誌 134 (1), 65-68, 2024-01-20

    ...<p>本稿では結節性痒疹と多形慢性痒疹の免疫学的差異を,血液検査や病理所見,昨今の生物学的製剤に対する治療反応性などから考えてみたい.特に,Th2サイトカイン,Th17細胞/IL-17,IL-22,好塩基球・マスト細胞を軸として,各病型の病態への関与を検討した.</p>...

    DOI

  • Analysis of Dental Material Components Using Cosine Similarity

    Uematsu Yasuaki, Hori Miki, Kato Akiko, Hayashi Tatsuhide, Kawai Tatsushi Journal of Hard Tissue Biology 33 (1), 19-22, 2024

    <p>Elemental analysis of a 12% gold-silver-palladium alloy and bovine teeth was conducted by X-ray microanalysis, and the results were transformed into multidimensional vectors. Standard values for …

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 科学史的にみた渡瀨庄三郞の自然観・科学観―1910年沖縄島などへのマングース導入との関連―

    金子 之史 哺乳類科学 64 (1), 3-63, 2024

    ...Marlattから米国での昆虫類の生物学的防除の成功例を直接聞いたこと,しかし学問を長期的視点で捉える箕作佳吉の影響は認められなかったこと.第4点:沖縄諸島へのマングース導入を考えていた渡瀨は1908年セイロン島でマングースが大変巧妙にコブラ(<i>Naja</i> sp.)を捕捉する状況を目撃した.動物学的な意味づけや論理よりもこの映像的・情感的なイメージが渡瀨には勝っていたであろうこと.第5点:...

    DOI

  • 侵略的外来水生植物の代謝産物がミジンコ休眠卵の孵化に及ぼす影響

    林 紀男 日本水処理生物学会誌 60 (1), 19-24, 2024

    <p> 千葉県北西部に位置する手賀沼には特定外来生物に指定された侵略的外来水生植物のナガエツルノゲイトウ,オオバナミズキンバイ,ミズヒマワリ,オオカワヂシャなどが繁茂を広げている。特にナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイは沼岸に浮島状群落を形成し生育地を巡り拮抗関係にある。両種の浮島状群落下ではプランクトンの出現種構成には差異が認められないものの,密度が低減していること,両種が共存し拮抗関…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 新規bispectral EEG(BSEEG)デバイス開発によるせん妄の検出と予後予測

    西澤 由貴, 篠崎 元 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 20-28, 2024

    せん妄は精神科臨床でよく出会うことの多い疾患であり,入院中の高齢者に頻発する予後不良の病気である。このため,早期発見と介入が重要だが,見落とされることが多く,適切な治療が提供されていない。現在一般的に使用されているConfusion Assessment Method(CAM)などのせん妄スクリーニングツールは感度と特異度に優れているとされるが,多忙な臨床環境では感度が大幅に低下することが報告さ…

    DOI

  • 脳波およびMRIを用いた精神疾患の病態研究

    越山 太輔 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 46-51, 2024

    統合失調症の病態の解明に役立つことが期待される脳波指標に,ミスマッチ陰性電位やガンマ帯域の神経オシレーションが知られている。これらの脳波指標は統合失調症での障害が繰り返し報告され,臨床症状との関連が明らかにされている。またこれらの脳波指標は動物でも測定可能なことからモデル動物を用いた基礎研究での活用も進んでいる。さらにMRIによる大規模研究において統合失調症でみられる大脳灰白質および白質の構造変…

    DOI

  • うつ病の神経細胞新生仮説を再考する

    朴 秀賢 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 10-14, 2024

    精神科でもっとも患者数が多いうつ病の診療では,有効率が不十分であるにもかかわらずモノアミン仮説に基づく抗うつ薬がいまだ治療の主役であり,診断に有用なバイオマーカーがいまだ存在せず誤診が多いのが現状である。したがって,モノアミン仮説に代わる新たな病態仮説に基づくうつ病の新規治療・診断法開発が望まれている。うつ病の新たな病態仮説として注目されているのが,うつ病により低下した成体海馬神経細胞新生が治療…

    DOI

  • 展望:せん妄の介入法における近年の変化と生物学的背景

    八田 耕太郎 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 36-39, 2024

    ...せん妄に対する介入法は,エビデンス水準の高さからは非薬物的介入が先行しているが,せん妄は明瞭に生物学的基盤をもつ病態であるため,非薬物的介入に限界があるのも事実である。薬物療法による介入のエビデンスは徐々に蓄積されつつあり,治療では抗精神病薬,予防ではメラトニン神経伝達やオレキシン神経伝達へのアプローチが挙げられる。...

    DOI

  • 発達と症候学を基盤とする小児神経学へのいざない

    菊池 健二郎 日本小児放射線学会雑誌 40 (1), 2-9, 2024

    ...<p>近年の画像検査や分子生物学的検査の技術進歩は著しく,未診断症例において確定診断がついたり,複数の疾患を統合した新たな疾患概念の誕生がある.さらに根治療法がなかった疾患においても,新たな治療法が開発され,疾患予後が大きく改善している.しかし,そのような時代になろうとも,診療の現場では問診や身体所見が極めて重要であることは変わらない....

    DOI

  • 市販シーラント材3種類におけるタイプIコラーゲンを用いた3次元培養法による細胞生存率

    松並 智子, 今井 弘一, 前岨 亜優子, 中井 真理子, 白井 翼, 橋本 典也 日本再生歯科医学会誌 22 (1), 19-29, 2024

    ...<p>現在,齲蝕予防のために小窩裂溝填塞材は臨床で多用されている.これらの小窩裂溝填塞材は様々な生物学的試験で安全性が評価されてから我が国では市販されている.タイプIコラーゲンを用いた3次元培養では,生体組織内のように培養細胞はコラーゲンゲル内で立体的に含まれる.そのため,2次元培養の細胞生存率試験の結果とは異なる結果が得られる可能性が考えられる.今回,市販のレジン系2種およびグラスアイオノマー系1...

    DOI

  • 動物実験に関する国内外の動向と新潟大学の取り組み

    笹岡 俊邦, 外丸 祐介, 吉木 淳 応用生態工学 26 (2), 127-136, 2024

    ...<p>わが国において,動物実験は,動物を教育,試験研究又は生物学的製剤の製造のため,その他の科学上の利用に供することと定義されている.動物実験の実施体制は, 2006年までに改正又は発出された法令等,すなわち「動物の愛護及び管理に関する法律(環境省)」,「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(環境省)」,「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針(文部科学省)」,「動物実験の...

    DOI

  • 多情報分子ネットワーキングによる生物活性物質の探索

    内倉 崇 ファルマシア 60 (5), 446-446, 2024

    ...新規生物活性物質を獲得することが非常に困難になっている.2012年にWatrousらによって紹介された分子ネットワーキングは,ターゲットとした天然化合物を複雑な混合物から合理的に単離することを目的として確立されたデレプリケーション(迅速,かつ効率的な既知化合物の同定)ツールであり,新規化合物探索において効果的なアプローチである.分子ネットワーキングの原理は,分子ネットワークの中で抽出物,純粋な化合物のような生物学的...

    DOI

  • リモノイドの生合成経路を解明! 合成生物学による供給に期待

    尾﨑 太郎 ファルマシア 60 (2), 150-150, 2024

    リモノイドは主にミカン科とセンダン科の植物に含まれ,トリテルペンの一種に分類される.ミカン科植物の苦味の原因となる一方,殺虫活性等の有用な生物活性を示すものが多い重要な化合物群でもある.リモノイドは炭素数30の通常のトリテルペンとは異なり,C4ユニットの脱落とともにフラン環が形成されている点,前駆体メリアノール(1)に存在する30位のメチル基が生合成の過程でシフトしている点に構造上の特徴がある.…

    DOI

  • 腸内細菌の機能を知るためのカイコの利用

    松本 靖彦 腸内細菌学雑誌 38 (1), 1-8, 2024

    <p>腸内微生物叢の破綻は,感染症だけでなく生活習慣病や癌など様々な疾患の発症や増悪に影響する.よって,腸内微生物叢でおこる微生物間,および微生物と宿主の相互作用を理解することはそれらの疾患の予防や治療に繋がる.一般的な基礎研究では,抗菌薬で処理されたマウスやノトバイオートマウスが用いられるが費用や倫理的な問題が生じる.本稿では,代替動物としてカイコを利用した基礎研究のなかで疾患モデルにフォーカ…

    DOI

  • 歯内療法における偶発症

    渡辺 聡, 興地 隆史 日本歯内療法学会雑誌 45 (1), 22-33, 2024

    <p><b>抄 録:</b>歯内療法の過程で偶発症が生じた場合,根管内病原因子の除去や病原因子の再侵入の阻止が十分に行えず経過不良となる場合がある.偶発症を伴う症例では,まず冷静に問題の発生状況を的確に診断し,誠意をもって十分な説明を通じて患者の不安を和らげ,問題を解決することが肝要である.本稿では歯内療法における代表的な偶発症である穿孔,レッジおよび根管内器具破折について,その対応を中心に概説…

    DOI

  • 新しいパターン伝播機構:Turingパターンは曲面上で動き出す

    西出 亮介, 石原 秀至 生物物理 64 (1), 38-41, 2024

    ...<p>生物に見られるパターンの多くは曲面上で生じる.曲面はパターンダイナミクスを変化させ,生物学的な役割を担うことがわかってきた.私達は,曲面上でTuringパターンの振る舞いを調べることで,曲率がパターンを動かす効果を持っていることを明らかにした.平面上でパターンが止まっていても,曲面上でもそうとは限らない.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • 新しいせん妄予防法の検証〜メトホルミンと抗炎症薬を中心に〜

    山梨 豪彦, 篠崎 元 日本生物学的精神医学会誌 35 (1), 29-35, 2024

    せん妄の発症を予防することが重要であることに議論の余地はない。せん妄予防に関する取り組みの報告は数多くあるが,単一の予防法のみでは効果が不十分であったり,必ずしも広く適用できないことから,さまざまな角度から新規介入の可能性を検討することが必要である。筆者らはせん妄予防の候補物質として加齢性疾患を改善し抗老化作用を有する可能性が報告されているメトホルミンと,せん妄の病態に大きく関与していると想定さ…

    DOI

  • 当科で診療した好酸球性中耳炎46例の検討

    佐藤 雅未, 高畑 淳子, 野村 彩美, 工藤 玲子, 松下 大佑, 福岡 侑, 藤田 友晴, 糸賀 正道, 松原 篤 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 4 (1), 23-30, 2024

    ...EOMの治療において,デュピルマブをはじめとする生物学的製剤の使用は有効であり,EOMの局所治療と並行して全身的な治療介入が重要であることが示された。</p>...

    DOI

ページトップへ