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検索結果 85 件

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  • 子宮型羊水塞栓症による出血性ショック後に痙攣コントロール不良となったてんかん合併妊娠の1例

    平井 佑奈, 本多 泉, 馬場 慎司, 松田 美奈子, 曽我 江里, 高原 めぐみ, 谷口 義実 日本周産期・新生児医学会雑誌 60 (1), 182-186, 2024

    ...<p> 症例は31歳1妊0産.てんかんに対しレベチラセタム内服中でコントロールは良好であった.妊娠38週1日,妊娠高血圧腎症の適応で分娩誘発した.胎児機能不全を認め吸引分娩で2,920gの児を娩出した.胎盤娩出後より非凝固性の出血が持続しショックバイタルに至った.気管挿管,大動脈閉塞バルーンカテーテルを挿入した.造影CTで子宮外に出血点はなく,血液検査で産科DICスコア19点であり,子宮型羊水塞栓症...

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  • 産科DIC

    板倉 敦夫 DOHaD研究 11 (3), 188-188, 2023-08-04

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  • 産科DICの病態生理を紐解く

    上谷 遼 日本血栓止血学会誌 34 (6), 654-661, 2023

    ...<p>本邦の妊産婦死亡絶対数は減少し続け,中でも直接産科的死亡の割合が低下してはいるが,世界的に産科DICは増加傾向にある.その基礎疾患は様々で,表現される形式も異なるのが特徴である.HELLP症候群や妊娠高血圧症候群は胎盤形成不全が関与し,高度な血管内皮障害を伴うことで微小血栓形成が亢進,線溶抑制型DICを起こす.特にHELLP症候群では,近年常位胎盤早期剝離と同様,胎盤剝離により組織因子が母体循環...

    DOI Web Site 参考文献47件

  • 産科領域で遭遇するDIC診療 Up to Date

    川﨑 薫 日本血栓止血学会誌 33 (5), 544-550, 2022

    ...を行うことが母体救命に繋がる.早期診断には,検査所見のみならず産科基礎疾患や臨床所見により評価する産科DICスコアが有用である.治療は,産科DICの契機となった基礎疾患の除去,輸血やフィブリノゲン製剤による補充療法,トラネキサム酸やアンチトロンビン製剤による抗DIC療法を行う.多職種連携による迅速な治療介入が母体救命のために肝要である....

    DOI Web Site 参考文献14件

  • Thromboelastometry(ROTEM®)により早期に凝固異常を察知し, 輸血治療を行った産科大量出血の1例

    佐藤 裕一, 清水 敬樹, 山村 恭一, 濱口 純, 松吉 健夫, 光銭 大裕, 金子 仁, 小山 知秀 蘇生 40 (2), 69-72, 2021-09-29

    <p>Thromboelastometry(ROTEM®)は血液弾性粘稠度検査であり,5~20分程度で凝固線溶障害の有無を診断することができる。症例は35歳女性。妊娠39週。分娩直後から出血が持続し,子宮止血用バルーンを留置。Shock Index 1.6のため当院救命救急センターに搬送となった。当院到着時には循環動態は安定していたが,測定5分後のFIBTEM値の著明な低下から高度の凝固障害を疑…

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  • 産科領域の血栓・出血への対応,臨床的な側面から

    安達 知子 日本血栓止血学会誌 32 (5), 582-593, 2021

    ...DICの考え方,特に希釈性凝固障害と消費性凝固障害,および産科DICスコアについて解説し,妊産婦救命のための準備やシステムについて,自己血貯血,輸血治療や母体搬送システムの現状について言及した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 分娩時大量出血における希釈性凝固障害の臨床データの特徴:多施設共同後ろ向き症例集積研究

    多田 克彦, 宮木 康成, 安日 一郎, 吉田 瑞穂, 萬 もえ, 前川 有香, 大蔵 尚文, 川上 浩介, 山口 建, 小川 昌宣, 兒玉 尚志, 野見山 亮, 水之江 知哉 日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (3), 417-423, 2020

    ...値<150mg/dL,FDP値<20μg/mLを満たす症例をDCPと定義し各種臨床データを検討した.結果:DCP型の凝固障害を9例認め,1時間あたりの出血量の中央値は2,410g/hrと極めて速く,産科DICスコアの中央値は8.5点と高得点だった.結語:分娩時大量出血で凝固系の亢進しない短時間大量出血が原因の凝固障害の存在が示され,DICではないにも拘らず産科DICスコアは高得点だった....

    DOI 医中誌

  • 産科DICをきたした分娩後異常出血症例に対する子宮動脈塞栓術の有用性について

    岡本 葉留子, 川崎 薫, 林 信孝, 小山 瑠梨子, 大竹 紀子, 上松 和彦, 青木 卓哉, 吉岡 信也 産婦人科の進歩 72 (3), 224-229, 2020

    ...UAE)は,分娩後異常出血(postpartum hemorrhage;PPH)に対する有効な治療法であるが,不安定な循環動態や凝固能は臨床的不成功の一因になりうる.本検討では,DICを併発したPPHに対するUAEの有用性と安全性を明らかにすることを目的とした.2013年~2018年間に当院でPPHに対しUAEを施行した26例を対象とし,患者背景,臨床経過,UAEの有効性や合併症について検討した.産科...

    DOI Web Site 医中誌

  • 産科危機的出血への対応

    稲田 英一 日本臨床麻酔学会誌 38 (5), 712-717, 2018-09-15

    <p>産科危機的出血は妊産婦死亡の最大の死因であり,その原因としては羊水塞栓症が最も多く,次いで子宮破裂,弛緩出血が多い.出血の早期診断,原因検索,産科的止血の実施,赤血球製剤と新鮮凍結血漿などの輸血療法の早期開始,高次施設への妊婦の移送,放射線部と協力したインターベンショナルラジオロジーなどを行う.フィブリノゲン補充では,新鮮凍結血漿に加え,必要に応じてクリオプレシピテートや濃縮フィブリノゲン…

    DOI Web Site 医中誌

  • 「産科危機的出血への対応ガイドライン」から「産科危機的出血への対応指針2017」へ

    稲田 英一 日本臨床麻酔学会誌 38 (3), 405-409, 2018-05-15

    <p>産科危機的出血は依然として妊産婦死亡の最大の原因となっている.産科危機的出血の原因では羊水塞栓症のほか,弛緩出血や子宮破裂が多い.原因の検索とともに,産科的止血を実施し,早期から新鮮凍結血漿を含めた輸血療法を開始することが重要である.特にフィブリノゲン補充が重要であると考えられており,新鮮凍結血漿に加え,必要に応じてクリオプレシピテートや濃縮フィブリノゲン製剤の投与を考慮する.産科危機的出…

    DOI Web Site 医中誌

  • 常位胎盤早期剥離で娩出した早産児の予後因子の検討

    太田 幹人 周産期学シンポジウム抄録集 36 (0), 49-53, 2018

    ...</p><p> これまで早剥で娩出した児の予後因子としてApgar score,臍帯動脈血pH,産科DICスコアなどが報告されている<sup>3)</sup>が,介入可能な予後因子の報告は少ない。また,早産児に限定した予後因子の報告も少ない。...

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  • 産科出血に対するクリオプレシピテートの臨床効果

    西村 滋子, 高田 裕子, 大竹 千晶, 中原 美千代, 浅香 祐幸, 五十嵐 朋子, 兵藤 博信, 藤田 浩 日本輸血細胞治療学会誌 63 (1), 23-29, 2017

    ...</p><p>【方法】当院への初診形態の違いから3群(1群:他の医療機関からの分娩前母体搬送,2群:他の医療機関からの分娩後母体搬送,3群:院内発症)に分け,患者背景(年齢,ショックインデックス,産科DICスコア,ヘモグロビン値,フィブリノーゲン値,FDP値,AT値),治療成績(輸血量,容量負荷,子宮動脈塞栓術,子宮全摘術,DIC治療薬,入院期間)について,クリオ製剤使用群(CRYO)と非使用群(non-CRYO...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献13件

  • 2 度の pre DIC をきたしながらも正常経腟分娩となった一例

    池淵 愛, 高橋 正国, 佐藤 絵理, 田代 稚恵, 入江 隆, 紀川 純三 松江市立病院医学雑誌 21 (1), 49-52, 2017

    ...産科DIC では急性かつ突発的に凝固亢進状態が惹起され,消費性凝固障害のためFibrinogen の低下を伴い,線溶優位で出血症状をきたし,母児ともに危険な状態となる.今回,私たちは妊娠中期に 2 度の pre DIC をきたしたにも関わらず自然軽快し,妊娠 36 週で自然頭位分娩にいたった症例を経験したので報告する.症例は30 歳女性,1 経妊1 経産.妊娠16 週のとき性器出血のため当院を受診した...

    DOI 医中誌

  • e-learningによる分娩後出血対応に関する助産師継続教育プログラムの評価

    加藤 千穂, 片岡 弥恵子, 五十嵐 ゆかり, 蛭田 明子 日本助産学会誌 29 (1), 77-86, 2015

    ...実施前後で正答率が有意に上昇した項目は「弛緩出血の特徴」「出血に関連する凝固因子」「ショックを起こす循環血液量喪失の割合」「成人の循環血液量」「出血性ショック時の対応」「希釈性凝固障害の特徴」「細胞外液の構成」「産科DICの特徴」「循環血液量増加の理由」「ショックインデックスからの出血量予測」「産科出血時に必要な輸血製剤」「血漿中の成分」の12項目であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • ホルモン補充療法後に部分的に下垂体機能が回復した産褥早期発症のSheehan症候群の1例

    松本 有紀, 小山 瑠梨子, 大竹 紀子, 宮本 和尚, 青木 卓哉, 星野 達二, 吉岡 信也, 北 正人 産婦人科の進歩 67 (3), 285-290, 2015

    ...今回経腟分娩時の大量出血止血後の産褥早期に,乳汁分泌不全と全身倦怠感で発症したSheehan症候群の1例を経験した.症例は38歳の経産婦で,妊娠37週6日に他院で2420gの女児を経腟分娩したが,分娩後2時間で4300mlの出血を認め当院へ搬送となった.搬送前の採血ではHb 2.8g/dl,Plt 3.6×104/μlであった.来院時JCSII 20-30,血圧は収縮期血圧60mmHg,脈拍120回/分,産科...

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  • 常位胎盤早期離における臨床的検討

    尾臺 珠美, 坂本 雅恵, 高木 香織, 小林 真弓, 中村 玲子, 吉田 卓功, 羅 ことい, 栗田 郁, 藤岡 陽子, 市川 麻以子, 遠藤 誠一, 島袋 剛二, 宮坂 尚幸 日本農村医学会雑誌 63 (2), 105-113, 2014

    ...発症から急速遂娩までの時間は, 院内管理1321±132分, 母体搬送279±172分で, 院内管理例で有意に短かったが (p‹0.05), 産科DICスコア, Apgar score5分値において有意差を認めなかった (各々p=0.639, p=0.453)。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 産科麻酔における危機管理:日本麻酔科学会の取り組み

    稲田 英一 日本臨床麻酔学会誌 32 (7), 852-857, 2012

    ...  分娩時出血は妊産婦死亡の重大な原因である.全前置胎盤などの危険因子がなくとも危機的出血が起こりうる.産科出血の特徴は,出血量が循環血液量を大きく超える場合があること,中等度の出血量でも産科DICを合併すること,急速にフィブリノゲンが低下すること,体外に出た出血量からは出血量の推定が困難なことなどである.日本麻酔科学会や他の4学会は「産科危機的出血への対応ガイドライン」を合同で作成した.産科出血の...

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  • 産科領域のDIC診断に対する急性期DIC診断基準の応用

    平安山 直美, 丸藤 哲, 上垣 慎二, 牧瀬 博, 羽田 健一, 奥山 和彦, 晴山 仁志 日本救急医学会雑誌 18 (12), 793-802, 2007

    ...産科DIC診断基準スコア8点を産科DIC診断の至適診断基準 (gold standard) として, 急性期DIC診断基準の産科領域におけるDIC診断特性を検討した。結果 : 9症例が産科DIC診断基準8点以上を満たした。9症例全例が搬入日に産科DIC診断基準を満たしたが, その内8症例は産科DIC診断基準と急性期DIC診断基準がDICを同時診断した。...

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献12件

  • 滋賀医科大学産科DIC救急班の活動報告 第2報  産科重症急性疾患に関する臨床的検討

    笠原 恭子, 高倉 賢二, 木村 俊雄, 和久田 晃司, 山出 一郎, 竹林 浩一, 喜多 伸幸, 廣瀬 雅哉, 後藤 栄, 秋山 稔, 布留川 浩之, 山本 嘉昭, 野田 洋一, 小玉 正智, 谷 徹, 花澤 一芳, 野坂 修一, 佐井 義和, 島田 司巳, 青谷 裕文, 長谷 貴将, 松野 修一, 江口 豊, 萬代 良一 産婦人科の進歩 50 (3), 265-274, 1998

    Perinatal emergencies occur suddenly and often result in fatal outcomes in both the mother and fetus. Therefore, it is necessary to commence the appropriate and intensive care without delay. …

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  • 血液学からみた生殖機構の生理・病理

    真木,正博 日本産科婦人科學會雜誌 37 (8), 1372-1380, 1985-08-01

    ...妊娠の維持に不可欠な物質である. (4) 胎盤は血栓好発的な臓器である.しかしながら,血小板凝集阻止物質,組織トロンボプラスチンの中和作用を持つ凝固阻止物質,プラスミノゲンアクチベーターやプロテインC-トロンボモジュリン系などの抗血栓機序も存在する. (5) DICはセリンプロテアーゼの異常な系統活性化によって起こる重篤な状態である.高い死亡率は羊水塞栓症や敗血性感染症でみられる.子宮内圧の亢進は,産科...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

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