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検索結果 824 件

  • 20年間にわたる日記に表現された生活空間の変容

    田中 元基, 大橋 靖史 質的心理学研究 23 (1), 133-154, 2024

    本研究では,家族から認知症を疑われた女性の20 年間にわたる日記を対象に,クルト・レヴィンの生活空間を枠 組みとしたドキュメント分析を行い,生活空間の変容を描き出した。その結果,日記著者の生活空間には,関係性的要因と時間的要因の変容が見出された。関係性的要因は,①著者と日記の関係性の変容:日記の内容が,備忘録の多かった時期から心情表現の多くなる時期へ変容する。②登場人物の関係性の変容:家族以外の…

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  • 新たな顕微技術が明らかにする細胞内分子動態

    井澤 俊明, 稲葉 謙次, 齊藤 知恵子, 山本 林, 関根 清薫, 倉永 英里奈, 野村 高志, 田中 元雅 顕微鏡 58 (2), 66-70, 2023-08-30

    <p>近年,超解像顕微鏡やクライオ電子顕微鏡などの顕微技術の急速な発展,および観測試料調製および標識の技術開発により,細胞内の微細構造や分子の動態を観測する試みが多くなされている.本稿では,これら手法によって明らかにされつつある (ⅰ)小胞体の微細構造および小胞体膜カルシウムポンプSERCA2の細胞内局在分布,(ⅱ)ミクロオートファジーとマクロオートファジーを介したフェリチン液滴のリソソーム輸送…

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  • 維持透析患者を対象にした悪性腫瘍の実態

    新川 葉子, 田中 元子, 諸見里 拓宏, 石田 百合子, 比嘉 啓, 田名 毅, 古波蔵 健太郎, 井関 邦敏 日本透析医学会雑誌 56 (11), 411-419, 2023

    <p>透析患者に発生する悪性腫瘍についてはまだ不明な点が多い.沖縄県内56透析施設で2015年から2019年に透析治療を行った患者を対象に,これまでの悪性腫瘍の罹患歴・治療歴についてアンケート調査を行った.5年間に診断された透析導入後の悪性腫瘍は408例で,男性263例,女性145例だった.男性では大腸がん,腎臓がん,肺がんの順に多かった.女性では乳がん,腎臓がん,大腸がんの順に多かった.肺がん…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • エネルギーに関するイメージマップに現れる言葉がニュースと教科書の上で如何に共起するか

    田中 元, 鈴木 哲也, 小林 久美 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 557-560, 2023

    <p>筆者らは、今日の児童生徒、学生、教員を含む状況の急激な変化に対応するためには、教育の効率化を目指す一環として各種の概念、知識、スキルに重要性の順序を見出し、教科間、科目間の連携を一層進める努力が必要とされると考える。その際に重要な位置を占めると思われる「エネルギー」という言葉に注目し、大学生53名から得たイメージマップ、ニュース記事、高校の家庭基礎および理科の基礎を付した科目それぞれの教科…

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  • 疾患関連タンパク質の液–液相分離とアミロイドの生成・脱凝集

    野村 高志, 田中 元雅 生化学 94 (4), 566-573, 2022-08-25

    多くのタンパク質やRNAが可逆的な液–液相分離を生じることによって2~5 µmほどの小さな粒子,液滴を形成する.特に凝集性が高く,神経変性疾患に関わるようなタンパク質は液–液相分離を起こしやすく,また,相分離は細胞内環境の変化や遺伝子変異によって不可逆的に凝集形成へと移行しうる.その不可逆的な凝集産物として,線維状のタンパク質凝集体であるアミロイドの生成があげられる.細胞内環境の違いによってさま…

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  • 回復期片麻痺患者の病棟内杖歩行自立の客観的指標による判定基準

    星野 高志, 小口 和代, 伊藤 正典, 小笠原 沙映, 田中 元規, 松田 華加 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (8), 836-846, 2022-08-18

    <p>目的:回復期リハビリテーション病棟入院中の片麻痺患者における病棟内杖歩行自立の客観的判定基準を,決定木分析を用いて明らかにする.</p><p>方法:対象は3年間の脳卒中片麻痺患者のうち,退院時の杖歩行が監視以上の者とし,病棟内杖歩行自立群と非自立群に分けた.評価項目はSIAS下肢運動合計 (SIAS-LE),Trunk Control Test (TCT) ,Berg Balance …

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 風力発電のコスト低減のためのプラズマ気流制御実用化に向けて

    田中 元史, 久保 徳嗣 電気学会誌 142 (5), 288-291, 2022-05-01

    <p>1.風力発電大量導入における課題</p><p>世界的な脱炭素化の流れを受けて,日本でもようやく2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが始まった。ヨーロッパでは脱炭素化の主役を風力発電が担っており,風車の大型化と量産化による発電コストの低減がさらに導入を加速させる好循環を生んでいる。図1</p>

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 待機的transabdominal preperitoneal approach法が有用であった巨大鼠径部Maydl’s herniaの1例

    桑山 直樹, 松本 泰典, 夏目 俊之, 平澤 壮一朗, 野手 洋雅, 佐藤 やよい, 宮崎 彰成, 貝沼 修, 田中 元, 丸山 尚嗣 日本消化器外科学会雑誌 55 (5), 341-348, 2022-05-01

    <p>症例は61歳の男性で,左鼠径部腫脹を主訴に受診した.同部は小児頭大に腫脹し,CTで巨大な鼠径ヘルニアおよびヘルニア囊内と腹腔内の小腸に造影不良を認めたため緊急手術を施行した.鼠径法,下腹部正中切開を行い鼠径部ヘルニア分類(新JHS分類)L3型ヘルニアおよび小腸に250 cmに渡り色調・蠕動不良を認めたが,改善傾向であったため温存し,狭窄・壊死などによる再手術も考慮しヘルニア門は解放のまま待…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • [論文] 近畿地方南部地域における弥生時代中期から後期への移行過程の検討

    深澤, 芳樹, 浅井, 猛宏, 荒木, 幸治, 石井, 智大, 杉山, 真由美, 田中, 元浩, 中居, 和志, 三好, 玄, 山本, 亮, 渡邊, 誠 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 231 71-209, 2022-02-25

    弥生時代中期から後期への社会的・文化的変化は,弥生時代における最大の画期と目され,その主因を巡って,政治・経済・環境などさまざまな観点に基づく仮説が提示されてきたが,諸説の総合にはいまだ至っていない。そこで,近畿地方南部地域を中心とした広域的範囲において,共通する基準に基づく基礎的検討を加えて当該期の社会変化の鮮明化を図るとともに,その内容や背景について,地域間交流や近年急速に進展した古気候研究…

    機関リポジトリ

  • 改訂版世代継承性尺度(JGS-R)の作成と信頼性・妥当性の検討

    村山 幸子, 小林 江里香, 倉岡 正高, 野中 久美子, 安永 正史, 田中 元基, 根本 裕太, 松永 博子, 村山 陽, 村山 洋史, 藤原 佳典 パーソナリティ研究 30 (3), 151-160, 2022-02-02

    <p>世代継承性は元来中年期の心理社会的課題とされてきたが,近年は高齢期の課題としても注目されている。本研究は,高齢期の世代継承性を多元的かつ簡便に測定できる改訂版世代継承性尺度(以下,JGS-R)を作成し,その信頼性と妥当性を検討した。日本語版Generativity尺度(大場他,2013)をもとにJGS-Rの項目を作成し,都市部在住高齢者1,393名に質問紙調査を行った。探索的因子分析の結果…

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 高校理科教科書とニュース記事の対応―環境に注目してー

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 46 (0), 459-462, 2022

    <p>一般の社会に学校の教育がどの程度実効的であるのかという問題意識のもと、高校理科教科書中の環境関連用語がニュース記事とどのように対応しているのか、そして分野間でどのような違いがあるのかについて明らかにした。結果として、生物分野 – 地学分野では、ほぼ一つの主成分軸(第1主成分軸)に重ねられ、その要因は「環境−生物」の共起ケースであり、化学分野を代表する共起ケースは「水素-炭素」「プラスチック…

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  • 上唇動脈に生じた真性動脈瘤の1例

    稲田 大佳暢, 鎌谷 宇明, 安部 勇蔵, 栗原 舞, 田中 元博, 代田 達夫 日本口腔外科学会雑誌 67 (2), 58-62, 2021-02-20

    <p>We present a case of a true aneurysm of the superior labial artery. A 97-year-old woman visited our department complaining of swelling on the left side of the buccal region. A superior labial …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 放射線化学療法後に根治切除を行ったFournier壊疽合併局所進行直腸癌の1例

    吉岡 隆文, 宮崎 彰成, 丸山 尚嗣, 田中 元, 貝沼 修, 夏目 俊之, 清水 辰一郎 日本臨床外科学会雑誌 82 (9), 1715-1720, 2021

    <p>症例は70歳の男性.会陰部痛を主訴に救急搬送となり,左臀部の腫脹と熱感を認め,CTで狭窄を伴う直腸癌とその周囲にairと液体貯留を認め,左臀部まで広がっていた.直腸癌によるFournier壊疽の診断でデブリドマンと人工肛門造設を行い,術後感染コントロールがついたため,局所進行直腸癌に対して,術後29日目から術前放射線化学療法を行い,PRの判定で術後117日目に骨盤内臓全摘術・左大腿薄筋皮弁…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • エコーダイナモグラフィーによって解明された,左室の血液駆出に対する心室内渦流の役割

    田中 元直, 坂本 二哉, 西條 芳文, 片平 美明, 菅原 重生, 中島 博行, 黒川 貴史, 金井 浩 超音波医学 48 (1), 25-34, 2021

    <p><b>目的</b>:エコーダイナモグラフィーを使用して分析した左室(LV)の血流動態と壁動態との間の相関関係から,LV駆出前の非常に短い期間である駆出前過渡期(pre-ETP)中の駆出メカニズムと心室内渦の役割とを詳細に解明した.<b>手法</b>:研究には10名の健康なボランティアが参加した.エコーダイナモグラフィーを使用して血流構造を分析し,LV壁動態を,我々が開発した高フレームレート…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 左室心筋伸縮伝搬様式の高時間分解能計測

    黒川 貴史, 中島 博行, 高橋 伸一郎, 田中 元直, 金井 浩, 西條 芳文 超音波医学 48 (2), 73-80, 2021

    <p><b>目的</b>:本研究の目的は多方向からビーム軸上ストレインレート(aSR)計測を行い,左室心筋伸縮伝搬様式を可視化することである.<b>対象と方法</b>:同意を得た成人健常例20例および6例の追試験により検討を行った.スパーススキャンにより高フレームレートを実現して取得したRF信号に位相差トラッキング法を適用し高時間分解能aSR計測を行った.左室長軸断面およびアプローチを変え多方向…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 大学生が振り返る小学校理科のイメージ

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 45 (0), 415-416, 2021

    <p>大学にて小学校の理科に関するイメージをアンケート形式で調査し、小学校理科の教科書から得たコーパスを土台としてその分析を行った。調査対象となった大学生たちが小学校の理科に対して抱くイメージは、まず水・水溶液を加熱する実験作業、次に虫眼鏡で光を曲げる・日光を集めてものを燃やすという体験に由来する。以下には顕微鏡、リトマス紙、ミョウバンがそれぞれ続くが、これらは互いに独立したトピックスとして捉え…

    DOI

  • 婦人科ロボット支援下手術後に発症したポートサイトヘルニアの1例

    吉岡 隆文, 小寺 輝, 丸山 尚嗣, 田中 元, 貝沼 修, 夏目 俊之, 佐藤 やよい, 野手 洋雅, 鎌田 敏希, 森下 弘基, 内山 真理子 Japanese Journal of Acute Care Surgery 11 (1), 38-41, 2021

    〔要旨〕症例は70歳,女性。来院5日前に他院で婦人科ロボット支援下手術を施行され,退院となったが,腹痛・嘔吐のため当院救急外来を受診した。CT検査で腸閉塞を認め,左側腹部のポートサイトに小腸が嵌頓していた。用手還納不能のため,緊急手術を施行した。外腹斜筋膜に,10mm大の欠損と同部に嵌頓した小腸を認めた。壊死はなく,還納後筋膜を縫合閉鎖して終了した。術後経過は良好で,5日目に退院となった。ポート…

    DOI 医中誌

  • 改訂版岡山県地質図の発行と今後の改訂作業について

    能美 洋介, 田邉 信男, 野瀬 重人, 定金 司郎, 水野 正行, 田中 元, 大嶋 優斗, 清水 英二 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 308-, 2021

    ...</p><p></p><p><b>文献・URL</b></p><p> 田中元,鈴木茂之,室谷周,山本裕雄,檀原徹(2003)吉備高原周辺の古第三系に関する最近の知見とその古地理学的意義.岡山大学地球科学研究報告,10,1,pp.15-22.</p><p>西部技術コンサルタント(2020)改訂版岡山県地質図(5万分の1・岡山県全域/21図幅)説明書.西部技術コンサルタント,124p....

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  • 児童・生徒のあいさつ行動と地域愛着および援助行動との関連

    村山 幸子, 倉岡 正高, 野中 久美子, 田中 元基, 根本 裕太, 安永 正史, 小林 江里香, 村山 洋史, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 67 (7), 452-460, 2020-07-15

    <p><b>目的</b> 地域住民間のコミュニケーションの活性化や,子どもの公共心および社会性の醸成等を目的として,多くの自治体や小中学校で「あいさつ運動」が実践されている。しかし,こうした取り組みの意義を裏付ける実証データは乏しい。本研究では,1)周囲の人々からあいさつをされることが子どもたちの自発的なあいさつ行動と関連するのか,また,2)子どもたちにとって日常生活場面におけるあいさつの多寡が…

    DOI Web Site PubMed

  • 肝門部胆管癌の術後3年で異時性発症した遠位乳頭状胆管癌の1例

    佐藤 やよい, 貝沼 修, 丸山 尚嗣, 田中 元, 夏目 俊之, 宮崎 彰成, 野手 洋雅, 松本 泰典, 平澤 壮一朗, 桑山 直樹, 清水 辰一郎, 小林 照宗, 東郷 聖子 日本消化器外科学会雑誌 53 (4), 344-351, 2020-04-01

    <p>症例は81歳の男性で,77歳時に肝門部胆管癌に対して右葉切除+肝外胆管切除,胆道再建を施行した.病理結果は乳頭腺癌で,切除断端は陰性であった.術後3年のCTで,膵内胆管の内腔を占めるような乳頭状腫瘤を認め,生検結果は高分化腺癌であり,膵頭十二指腸切除術を施行した.病理結果は,乳頭腺癌,pTis,med,ly0,v0,ne0,pStage 0であり,2010年WHO分類ではhigh …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 新入生が「電気」から想起する諸概念

    田中 元, 鈴木 哲也 東京未来大学研究紀要 14 (0), 203-208, 2020-03-31

    <p> 大学(理科教員養成系学部)および専門学校(看護士養成系)において新入生たちが作成した「電気」に関するイメージマップを、高校理科分野の教科書から得たコーパスと照合しながら分析した。比較すると理科教員養成系で得られたマップには、教科書で用いられる理科用語がより多く現れたと言えるが、これらはけっして大きなウエイトを占めるものではなかった。最も大きな相違は、「発電」という言葉に代表されるクラスタ…

    DOI Web Site

  • 大学/専門学校新入生が「放射線」に抱くイメージと教科書との相違

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 44 (0), 381-384, 2020

    <p>筆者らが構築した「高校理科分野コーパス」から「放射線」に関わる記述を中心としたコーパスを派生させ,ここに登場する名詞群と「放射線」に関わる新聞記事等に登場する名詞群を対照することで各名詞の属性を判定し,これを「放射線」に関するイメージマップの分析に反映した。大学/専門学校新入生が「放射線」から連想するイメージでは理科の教科書以外に由来するものが主流であると目され,理科の教科書に登場する言葉…

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  • 有機EL照明の色を変えたときの脳波に関する一検討

    神林 美帆, 遠間 隆広, 田中 元志, 室賀 翔, 齋藤 勝俊, 新山 喜嗣 生体医工学 Annual58 (Proc), 566-567, 2020

    <p>快適な照明空間と脳波情報を用いたその評価方法の構築を目的に,有機ELを用いたカラー照明を試作し,色が異なる空間の居心地の良さについて主観評価と脳波測定から検討してきた。指標としてα波やβ波成分のパワーを求めたが,主観評価との対応が見られない場合があった。赤は興奮を促す,緑や黄茶は緊張を和らげる,などが知られている。本研究では,それらの色の空間で脳波測定を行い,主観評価との対応から検討を加え…

    DOI

  • 脳脊髄液からエンテロウイルスD68が検出された急性弛緩性脊髄炎の1例

    東條 達也, 根岸 豊, 田中 元, 石田 敦士, 荒川 武 脳と発達 52 (4), 266-268, 2020

    <p>急性弛緩性脊髄炎 (acute flaccid myelitis ; AFM) は, 急性弛緩性麻痺を呈し, MRIで主に灰白質に限局した脊髄病変を認める疾患である. エンテロウイルスD68 (enterovirus D68 ; EV-D68) との関連が強く疑われているが, EV-D68は主に呼吸器検体から検出され, 脳脊髄液から検出される症例は非常にまれであり, …

    DOI 医中誌

  • 腹腔鏡下に切除した後腹膜気管支原性嚢胞の1例

    田中 元樹, 原 亮太, 山下 宏成, 安井 昭洋, 須賀 悠介, 永井 元樹, 大平 泰之, 鈴木 良夫 日本臨床外科学会雑誌 81 (2), 367-373, 2020

    <p>症例は67歳,女性.膀胱癌術前精査のCTにて左横隔膜下に21mm大の嚢胞性病変を偶発的に指摘された.MRIやPET検査を追加したが術前診断困難であり,後腹膜腫瘍として診断的治療目的に腹腔鏡下腫瘍摘出術を施行した.病理組織で後腹膜腫瘍は22×17×5mm大,線毛上皮に内腔が裏打ちされた嚢胞状病変であり,壁に平滑筋,粘液腺,軟骨を認めることから気管支原性嚢胞と診断された.気管支原性嚢胞は胎生期…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • アミロイドの代謝制御と構造多型

    玉井 真悟, 仲本 準, 田中 元雅 生物物理 60 (4), 236-240, 2020

    <p>Propagation of amyloid is achieved by the combination of amyloid formation and disaggregation. Although both processes in the cell are regulated by molecular chaperones such as Hsp104 and Hsp70, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 有機EL照明の色を変えたときの脳波に関する一検討

    神林 美帆, 遠間 隆広, 田中 元志, 室賀 翔, 齋藤 勝俊, 新山 喜嗣 生体医工学 Annual58 (Abstract), 326-326, 2020

    <p>快適な照明空間と脳波情報を用いたその評価方法の構築を目的に,有機ELを用いたカラー照明を試作し,色が異なる空間の居心地の良さについて主観評価と脳波測定から検討してきた。指標としてα波やβ波成分のパワーを求めたが,主観評価との対応が見られない場合があった。赤は興奮を促す,緑や黄茶は緊張を和らげる,などが知られている。本研究では,それらの色の空間で脳波測定を行い,主観評価との対応から検討を加え…

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  • Trousseau症候群を発症し術前化学療法が奏効した膵尾部癌の1例

    平澤 壮一朗, 貝沼 修, 松本 泰典, 田中 元, 夏目 俊之, 丸山 尚嗣 日本臨床外科学会雑誌 81 (6), 1171-1175, 2020

    <p>77歳,男性.構音障害および左上肢麻痺が出現して近医を受診.膵尾部癌によるTrousseau症候群の診断で当院へ紹介となった.膵癌は他臓器浸潤があり,CA19-9が異常高値であったため潜在的な腹膜播種の可能性を考え,GEM+nab-PTXによる術前化学療法を施行した.CA19-9は著減し,腫瘍径は30%縮小したため,膵尾部切除術,胃部分切除術,結腸部分切除術を施行した.術後化学療法としてS…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 川ごみ迅速調査と空間的自己相関分析を組合せた流域ごみ分布把握

    塩入 同, 吉岡 渚, 田中 元, 清野 聡子, 磯部 作 沿岸域学会誌 32 (3), 31-40, 2019-12-31

    <p><b>要旨:</b>川ごみの研究では、国が公開する調査マニュアルにより、主に規模の大きな川を中心としたごみの量の詳細な把握に主眼を置いた調査が実施されてきた。しかし、ごみの種類項目を含めて川ごみの分布を流域規模で把握しようとする場合、対象とする流域が広いため課題も残されていた。本研究では海ごみ問題に対処する上で、流域を捉えた対策を行う重要性を強く認識し、川ごみの発生場所と種類の実態を把握す…

    DOI

  • 電磁シールドのための完全整合層の近似

    佐藤 陸, 萓野 良樹, 田中 元志 電気学会論文誌. A 139 (5), 277-278, 2019-05-01

    <p>In order to implement an electromagnetic (EM) shielding, approximation of perfectly matched layer (PML) used in FDTD analysis was proposed. One layer of the PML was approximated by a set of …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 位相差トラッキング法を用いた左室心筋伸縮性の高分解能測定法

    黒川 貴史, 中島 博行, 西條 芳文, 田中 元直, 高橋 伸一郎 医学検査 68 (1), 76-84, 2019-01-25

    <p>目的:心臓ポンプ機能の評価には局所心筋の伸縮性を非侵襲的に計測することが重要である。本研究の目的は,高フレームレート超音波イメージングに位相差トラッキング法を適用し,超音波ビーム軸上の左室心筋ストレインレート(axial strain rate; aSR)を算出し,左室心筋の局所的な伸縮特性を解明することである。対象・方法:対象は,健常例20例および心疾患例2例(前壁中隔梗塞および拡張型心…

    DOI 医中誌

  • 「電気」に関する学生の科学概念と高校理科教科書との比較

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 43 (0), 319-322, 2019

    <p>大学・専門学校新入生を対象として「電気」に関するイメージマップの作成を行い、そこに言葉(科学概念)が現れる様子を高校理科分野の教科書57冊の上に出てくるものと比較した。教科書上では「電子」「中性子」「陽子」「正負」「金属 非金属」といった原子の構造や物質の性質が強く謳われるが、学生達にとって最も強くイメージを持たれる科学概念は理論的なものではなく、「発電」「電池」という社会、生活に関わるも…

    DOI

  • 若年層と高年層における世代内/世代間交流と精神的健康状態との関連

    根本 裕太, 倉岡 正高, 野中 久美子, 田中 元基, 村山 幸子, 松永 博子, 安永 正史, 小林 江里香, 村山 洋史, 渡辺 修一郎, 稲葉 陽二, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 65 (12), 719-729, 2018-12-15

    <p><b>目的</b> 本研究では,若年層(25-49歳)と高年層(65-84歳)における世代内/世代間交流ならびにそれらの組み合わせと精神的健康との関連について検討することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2016年に地域住民を対象とした質問紙調査を実施した。有効回答を得た若年層3,334人(回収率24.6%)および高年層3,116人(回収率46.0%)を本研究の解析対象者とし…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 大腸癌患者における術前血清インターロイキン6 が全身性炎症反応に与える影響についての検討

    清水, 崇行, 石塚, 満, 高木, 和俊, 岩崎, 喜実, 渋谷, 紀介, 田中, 元樹, 西, 雄介, 青木, 琢, 窪田, 敬一, Shimizu, Takayuki, Ishizuka, Mitsuru, Takagi, Kazutoshi, Iwasaki, Yoshimi, Shibuya, Norisuke, Genki, Tanaka, Yusuke, Nishi, Taku, Aoki, Keiichi, Kubota Dokkyo Journal of Medical Sciences 45 (3), 127-133, 2018-10-25

    背景:全身性炎症反応は担癌患者における免疫応答を反映し,予後と関連することが報告されている.目的:血清インターロイキン6(IL-6)と臨床背景因子,とりわけ全身炎症性反応との関連について大腸癌患者を対象として検討すること.方法:大腸癌患者20 人の術前IL-6 濃度を測定し,L 群(低IL-6 群,11 人;IL-6<10 pg/ml)とH 群(高IL-6 群,9 人;IL-6 ≥ 10 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 「地域の子育て支援行動尺度」の多世代への適用可能性と支援行動の世代別特徴

    小林 江里香, 野中 久美子, 倉岡 正高, 松永 博子, 村山 幸子, 田中 元基, 根本 裕太, 村山 洋史, 渡辺 修一郎, 稲葉 陽二, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 65 (7), 321-333, 2018-07-15

    <p><b>目的</b> 中高年向けに開発された「地域の子育て支援行動尺度」について,1)多世代での尺度の信頼性・妥当性の確認を行い,世代別の2)支援行動の実施状況と内容,3)支援行動の関連要因における特徴を,性差とともに明らかにする。</p><p><b>方法</b> 東京都内と近郊の2地域において無作為抽出された25-84歳の住民を対象に郵送調査を実施し,8,918人(回収率33%)より有効回…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • Re:Novel-TRPG発話ログをプロットとした機械学習による小説作成システム

    小川, 萌, 田中, 元気, 葛尾, 耕平, 酒井, 郁貴, 濱川, 礼 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 781-782, 2018-03-13

    本論文ではTRPG(Tabletalk Role Playing Game)の発話ログをプロットとして小説を作成するシステム"Re:Novel"の開発と評価実験の結果について述べる。近年TRPGをプレイした様子を小説として書き起こすリプレイ小説が人気を博している。しかし、TRPGの発話ログから小説を作成するには文章を校正し、不足している修飾やプレイヤーの心理描写を加える必要がある。そこで昨今、芸…

    情報処理学会

  • 高校理科分野コーパスの可能性

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 42 (0), 241-244, 2018

    筆者らは理科教員にもとめられる科学リテラシーを追求し、科目間連携を重視してカリキュラムの改誇を唱えることができないかと考え研究を進めている。そのためにはビッグデータを用いて定量的な解析を行うことが有効であろうと考え、このたび高校理科8分野における検定済み教科書 57 冊(2018 年3 月現在)の本文テキストをコーパスとし、その定量的解析に着手した。

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  • 理科•家庭科間の連関用語の取り扱い

    小林 久美, 鈴木 哲也, 田中 元 日本科学教育学会年会論文集 42 (0), 405-406, 2018

    高校理科分野コーパスを用いた理科用語の科目間連関分析において,互いに相関があると見られ た用語に注目していたが,これらの用語の中には教科間の連関に及ぶものがあると目されるに至った。 本研究では,理科の基礎を付した科目と家庭基礎との間で教科書に記述されている定義や内容の類 似点・相違点を示す。例として,生物基礎の教科書にタンパク質が鎖状に繋がったアミノ酸で構成され …

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  • 「ものづくり」を取り入れたプログラミング教育システムの提案

    田中, 元気, 谷口, 航平, 桑原, 宏輔, 葛尾, 耕平, 安達, 拓也, 濱川, 礼 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 578-585, 2017-06-21

    本論文では,3Dスキャナを用いた「ものづくり」要素を取り入れたプログラミング教育システムの開発と児童への評価実験の結果について述べる.昨今,各国でプログラミング教育を推進する活動が見られ,児童に向けた様々なプログラミング教材が開発されているが,児童の学習意欲を引き出し興味をもたせることは難しい.そこで我々は現実世界での「ものづくり」も取り入れることで児童の関心を引くことができると考えた.本研究で…

    情報処理学会

  • 術前CEA正常進行胃癌予後予測因子としての小野寺インデックス測定の意義

    石塚 満, 小山 裕介, 阿部 暁人, 田中 元樹, 青木 琢, 窪田 敬一 日本臨床外科学会雑誌 78 (3), 427-433, 2017

    目的:Carcinoembryonic antigen(CEA)正常進行胃癌患者において,小野寺インデックス(Onodera's Prognostic Nutritional Index;O-PNI)の有用性を検討すること.<BR>方法:2000年4月から2010年9月までの間に当科で予定手術を施行した,術前CEA正常(≤5.0ng/ml)進行胃癌患者160人を対象とした.O-PNIのcut-o…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 門脈左右分岐部の欠如を伴う肝細胞癌の1切除例

    田中 元樹, 白木 孝之, 櫻岡 佑樹, 加藤 正人, 青木 琢, 窪田 敬一 日本消化器外科学会雑誌 50 (8), 656-663, 2017

    <p> 症例は60歳の男性で,右季肋部痛を主訴に前医を受診した.CTにて肝両葉に多発する小さな肝細胞癌(hepatic cell carcinoma;HCC)と肝S6に14 cm大のHCCを認めた.また,門脈が左右に分枝せず,右枝がそのまま本幹となって後区域枝を分岐したのちに頭腹側にカーブを描きながら左葉に向い走行し,門脈臍部に連結する「門脈左右分岐部の欠如」という先天奇形を認めた.この奇形は門…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 内視鏡的摘除を行った上部消化管異物105例の臨床的特徴

    小林 照宗, 田中 元, 佐藤 やよい, 丸山 尚嗣, 水本 英明 日本腹部救急医学会雑誌 37 (5), 687-693, 2017

    <p>当院における上部消化管異物の特徴を明らかにし,予防,検査,治療について一定の指針を示すことを目的とした。対象は内視鏡的摘除を行った105例。種類,部位,年齢,性別,基礎疾患,内服,喫煙・飲酒習慣,症状,発生と受診の曜日,受診と内視鏡検査までの時間,画像,処置具,除去率,入院の有無・合併症について検討を行った。種類はPress through package (PTP) …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 挙上空腸再発を切除した内臓逆位症併存胃癌の1例

    阿部 曉人, 田中 元樹, 山岸 秀嗣, 今井 康雄, 窪田 敬一 日本臨床外科学会雑誌 78 (2), 308-314, 2017

    症例は70歳台,男性.約1年7カ月前に複数の内臓奇形を伴う部分内臓逆位症に併存した胃癌(pStage Ib)に対し胃全摘術を施行した.1年間のTS-1内服後に挙上空腸に再発をきたしたが,局所再発以外に非治癒因子は存在しなかった.本症例に対し挙上空腸切除術を施行し,quality of life(QOL)の改善を得ることができた.文献的考察を加えて報告する.

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • カラー照明を用いた空間の評価のための心電図測定

    田中 元志, 寺田 顕麗, 齊藤 勝俊, 新山 喜嗣 生体医工学 55Annual (5PM-Abstract), 474-474, 2017

    <p>ヒトの生活シーンに応じた快適な照明空間の構築が求められている。心電図(ECG)から得られるRRIとストレスの関連の検討は多く,快適性の評価にRRIの利用が考えられる。本研究では,カラー照明を用いた空間を対象にして,心地よさについての主観評価試験とECG測定を行った。有機ELパネル6枚のカラー照明Aと,1枚の照明Bを用意した。被験者の前方と両脇を高さ1.8 …

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  • 教員養成系学部(理科)入学時点における学生の科学リテラシーの調査

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 41 (0), 361-362, 2017

    <p>科学(化学)リテラシーに関し中等教育を通じて学生が身につけたもの、将来の理科教員に要求され るものを追求するため、教員養成系学部(理科)入学者に「化学」をキーコンセプトとしてコンセプトマッ ピングを描かせる調査を 2014 年度から 2017 年度にわたって行った。いくつかの概念でウエイトが中 等教育理科分野の教科書に見られるものと大きく異なる。</p>

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  • 時間分解測定によるGHZ状態の生成実験

    岩崎 延雄, 逵本 吉朗, 田中 元基, 生田 力三, 三木 茂人, 山下 太郎, 寺井 弘高, 山本 俊, 小芦 雅斗, 井元 信之 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2016.2 (0), 859-859, 2016-09-01

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  • 認知症高齢者による場所の見当識障害にかかわる現象の捉え直し

    田中 元基, 大橋 靖史 老年社会科学 38 (1), 84-93, 2016-04-20

    <p> 本研究では,場所の見当識障害として従来とらえられてきた,認知症高齢者が今いる場所を事実と異なる場所として語る現象を,保たれた能力として捉え直すことを試みた.認知症高齢者の語りを,ディスコース分析の手法を用い分析した結果,以下の2つの特徴が明らかとなった.第一の特徴は,今いる場所からみえる対象に言及してから話題を展開するという「共同参照→話題展開」という定式化である.この定式化は,他者との…

    DOI Web Site 医中誌

  • 中等教員養成課程(理科)新入生の「化学」に対するイメージ

    田中 元, 鈴木 哲也 東京未来大学研究紀要 9 (0), 235-244, 2016-03-21

    <p> 科学(化学)リテラシーを追究する研究調査の一環として、2014, 2015 年度に教員養成系学部(理科)入学者を対象として、「化学」をキーコンセプトに据えたコンセプトマップを描かせた。現行の中等教育で化学教育が物質の構造や粒子概念を扱うことから始まるため、筆者らはこれらに関わる概念がコンセプトマップに大きく表れることを期待した。しかし結果では、予想に反してこのウエイトが明らかに小さく、最…

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  • 20pAH-9 J-PARC/BL05における中性子寿命測定実験 : 2014/2015年データ解析

    角 直幸, 田中 元気, 富田 龍彦, 森下 彩, 吉岡 瑞樹, 音野 瑛俊, 北原 龍之介, 岩下 芳久, 山田 崇人, 家城 斉, 長倉 直樹, 横山 晴道, 山下 了, 角野 浩史, 榊原 理紗, 杉野 智昭, 横橋 麻美, 広田 克也, 清水 裕彦, 北口 雅暁, 生出 秀行, 關 義親, 嶋 達志, 三島 賢二, 竹谷 薫, 猪野 隆 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 108-, 2016

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  • 20pAH-10 J-PARC/BL05における中性子寿命測定実験 : ^3He数密度と中性子数評価

    三島 賢二, 猪野 隆, 竹谷 薫, 山下 了, 山田 崇人, 横山 晴道, 家城 斉, 長倉 直樹, 角野 浩史, 清水 裕彦, 広田 克也, 榊原 理紗, 杉野 智昭, 横橋 麻美, 北口 雅暁, 吉岡 瑞樹, 音野 瑛俊, 田中 元気, 富田 龍彦, 角 直幸, 森下 彩, 岩下 芳久, 北原 龍之介, 生出 秀行, 嶋 達志, 関 義親 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 109-, 2016

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  • コンセプトマップで探る大学入学者(教育系学部・理科)の科目横断型知識・理解

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 40 (0), 377-378, 2016

    <p>科学リテラシーを追究する一環とし、2016 年度の教員養成系学部(理科)入学者に、「化学」をキーコンセプトとしてコンセプトマッピングを行わせた。学生達がどのような知識を得て科目横断型の理解を形成してきたかを調べ、理科教員養成に向けてより有効で具体的なトピックスの組み合わせを探るものである。</p>

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  • 大学向け一般化学教科書を基にした教育系学部化学教育の調査

    田中 元, 鈴木 哲也 東京未来大学研究紀要 8 (0), 159-168, 2015-03-21

    <p> 田中・鈴木は中高理科教員に要求される科学リテラシーに関心をもち、それを追究するための一般的手法を開発しようと努めている<sup>1—3)</sup>。その過程で得られた知見として、大学教養レベルにおける一般化学教科書32 冊を一種のコーパスとして用いることで化学用語同士の相関を定量的に評価し、化学用語をノードとしたマップを作成することで、教育系学部の化学教育がシラバスの上に見せる特徴を掴…

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  • 2MW 風車向けプラズマ気流制御の開発

    田中 元史, 松田 寿, 山崎 顕一, 雨森 清行, 安井 祐之, 浅山 雅弘, 篠原 尚人, 川上 昌也, 中山 真哉, 花井 哲, 宮池 潔, 大迫 俊樹, 花房 忠芳, 笹浪 毅, 新居 博 風力エネルギー利用シンポジウム 37 (0), 279-282, 2015

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  • 21aDL-3 J-PARC/BL05における中性子寿命測定実験の系統誤差の評価

    北原 龍之介, 岩下 芳久, 榊原 理紗, 杉野 智昭, 広田 克也, 清水 裕彦, 北口 雅暁, 山田 崇人, 片山 領, 東 直, 横山 晴道, 角野 浩史, 山下 了, 田中 元気, 角 直幸, 音野 瑛俊, 吉岡 瑞樹, 生出 秀行, 関 義親, 三島 賢二, 竹谷 薫, 猪野 隆, 嶋 達志 日本物理学会講演概要集 70.1 (0), 63-, 2015

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  • 21aDL-1 J-PARC/BL05における中性子寿命測定実験の現状

    田中 元気, 角 直幸, 吉岡 瑞樹, 音野 瑛俊, 北原 龍之介, 岩下 芳久, 山田 崇人, 片山 領, 東 直, 横山 晴道, 角野 浩史, 山下 了, 榊原 理紗, 杉野 智昭, 広田 克也, 清水 裕彦, 北口 雅暁, 生出 秀行, 関 義親, 嶋 達志, 三島 賢二, 竹谷 薫, 猪野 隆 日本物理学会講演概要集 70.1 (0), 61-, 2015

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  • 21aDL-2 J-PARC/BL05における中性子寿命測定実験 : 2014年データ解析

    角 直幸, 田中 元気, 音野 瑛俊, 吉岡 瑞樹, 北原 龍之介, 岩下 芳久, 山田 崇人, 片山 領, 東 直, 横山 晴道, 角野 浩史, 山下 了, 榊原 理紗, 杉野 智昭, 広田 克也, 清水 裕彦, 北口 雅暁, 生出 秀行, 関 義親, 嶋 達志, 三島 賢二, 竹谷 薫, 猪野 隆 日本物理学会講演概要集 70.1 (0), 62-, 2015

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  • 大学入学者(教育系学部・理科)が抱く「化学」のイメージ

    田中 元, 鈴木 哲也 日本科学教育学会年会論文集 39 (0), 242-243, 2015

    <p>科学(化学)リテラシーを追究する一環とし、教員養成系学部(理科)入学者にコンセプトマッピングを 行わせた。これを集約し、筆者等の用語マッピングを通して把握した結果、大学における化学教育は学生にマクロ的な視点を育てることを課題とするべきでないかと考える。</p>

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  • シラバス調査から得られるマップと教育系学部における化学教育の傾向

    田中 元, 鈴木 哲也 東京未来大学研究紀要 7 (0), 209-218, 2014-03-21

    <p> 中高理科教員の免許を取得できる大学の教育系/理学系学部それぞれに於いて化学関連シラバスを調査し、化学用語をノードとしたマップを作成した。今回、マップ作成に当たりノードだけでなくエッジのウエイト評価も行い、マップに採用するノードの選別により妥当性を持たせた。このマップを基に、理学系を教育系の対照とした分析を行い、将来の理科教員に求められている化学リテラシーの姿に迫ろうというものである。結論…

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  • 経過観察中に形態が変化した上行結腸神経鞘腫の1例

    水藤 広, 山本 悠司, 田中 元, 清水 辰一郎 日本消化器内視鏡学会雑誌 56 (3), 465-470, 2014

    症例は44歳男性.2011年3月,上行結腸憩室出血で当院内科へ入院し保存治療で軽快.その際に施行した下部消化管内視鏡検査で上行結腸に20mm大の扁平隆起型腫瘍を指摘された.生検ではGroup 1であった.その後,内視鏡検査のフォローアップで周辺の隆起を伴う扁平な病変を経て,より明瞭な隆起へと腫瘍の形態が徐々に変化したが,生検ではすべてGroup …

    DOI 医中誌

  • 腸閉塞をきたした多発病変を伴う回腸子宮内膜症の1例

    石塚 満, 永田 仁, 高木 和俊, 岩崎 喜実, 田中 元樹, 窪田 敬一 日本外科系連合学会誌 39 (6), 1138-1145, 2014

    症例は35歳女性.子宮内膜症で当院婦人科にて加療中に腸閉塞による突然の腹痛で入院となった.CT上,閉塞起点は回腸末端の壁肥厚であり,下部内視鏡観察では,同部位に圧排による腸管内腔の狭小化を認め,生検を行ったが確定診断はできなかった.悪性腫瘍の可能性も否定できないため,D3リンパ節郭清を伴う腹腔鏡下回盲部切除術並びに両側チョコレート囊胞摘出術を施行した.術中観察ではダグラス窩に子宮内膜症に特徴的な…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献9件

  • COL1A1-PDGFB融合遺伝子で診断しえた線維肉腫成分を伴う隆起性皮膚線維肉腫肺転移の1例

    小林 宣隆, 沼波 宏樹, 山地 雅之, 田中 元也, 北村 淳子, 羽生田 正行 日本呼吸器外科学会雑誌 28 (6), 764-770, 2014

    紡錘形細胞から成る肺腫瘍の鑑別診断はときに困難である.症例は45歳男性.39歳時に額部の皮膚腫瘤を切除された.隆起性皮膚線維肉腫(DFSP)の亜型である,線維肉腫成分を伴うDFSPと診断された.45歳時に左肺S4に18 mmの境界明瞭な結節を認め,悪性腫瘍を否定できず,胸腔鏡下肺部分切除術を施行した.肺腫瘍は線維肉腫様の配列をとる紡錘形細胞から成り,CD …

    DOI 医中誌 参考文献19件

  • 複数の腹腔内奇形を伴う部分内臓逆位症に併存した進行性胃癌の1例

    田中 元樹, 阿部 曉人, 多胡 和馬, 窪田 敬一 日本臨床外科学会雑誌 75 (8), 2194-2198, 2014

    症例は68歳,男性.前医で上部消化管内視鏡検査にて胃癌を指摘され,当科へ紹介となった.術前検査にて部分内臓逆位症,右側肝円索,腸回転異常症,十二指腸前門脈,遊走胆嚢,副脾が指摘された.本症例に対して胃全摘術,2群リンパ節郭清(D2),胆嚢摘出,脾臓摘出,Roux-en-Y法再建を施行した.術前に詳細な画像診断により通常の胃全摘術と同様に安全な手術を行うことができた.文献的な考察を加えて報告する.

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • プラズマ気流制御技術を用いた高性能風車の開発

    松田 寿, 田中 元史, 大迫 俊樹, 山崎 顕一, 志村 尚彦, 浅山 雅弘, 前田 太佳夫, 鎌田 泰成, 尾立 志弘 風力エネルギー 38 (4), A_85-A_89, 2014

    High performance wind turbine has been developed using plasma actuation technology. First, the plasma activated concept was ensured with 300W rated small wind turbine in a wind tunnel experiment. …

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