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検索結果 70 件

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  • 間接声門視認型ビデオ喉頭鏡による経鼻気管挿管で発生した披裂軟骨前方脱臼の経験

    阿部 佳子, 池田 麻帆, 矢島 愛美, 河原 博 日本歯科麻酔学会雑誌 50 (2), 66-69, 2022-04-15

    ...下顎角過形成症および下顎左側第一大臼歯の欠損の診断で,全身麻酔下に両側下顎角形成術およびインプラント埋入術が予定された.喉頭展開後の気管チューブの挿入は1回でスムーズに行っており,気管挿管による披裂軟骨の前方脱臼は,気管チューブが披裂軟骨を圧排したのではなく,マックグラス挿入時に深く挿入されたマックグラスのブレード先端が輪状軟骨後面を圧迫する機序が考えられた.本症例における披裂軟骨前方脱臼の治療は,甲状披裂筋...

    DOI 医中誌

  • 甲状軟骨形成術2型の再手術において開大幅2.0mm以下にする工夫

    三浦 怜央, 中村 一博, 鈴木 啓誉, 大島 猛史 日本気管食道科学会会報 72 (4), 231-235, 2021-08-10

    ...<p>内転型痙攣性発声障害(AdSD)とは甲状披裂筋を責任筋とする局所ジストニアとされており,チタンブリッジ(TB)を用いた甲状軟骨形成術2型(TP2)の有用性が報告されている。TBの最小開大幅は2.0mmであり,2個挿置が推奨される。TP2後,声量不足を訴え,再手術を施行した症例を経験した。...

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  • 痙攣性発声障害に対する甲状軟骨固定用器具を用いた喉頭形成術

    讃岐 徹治 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (6), 872-875, 2021-06-20

    ...</p><p> 甲状軟骨形成術Ⅱ型は, 発声時に声門が強く内転しても声帯が強く閉まらないように甲状軟骨を正中に切開し, 両側甲状披裂筋の付着部を甲状軟骨ごと外側に広げて固定することで内転型痙攣性発声障害の症状を永続的に改善する手術術式であり, 京都大学名誉教授一色信彦先生により報告された....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件

  • 甲状軟骨形成術I型後にゴアテックスの下咽頭への逸脱を認めた2例

    相原 勇介, 中村 一博, 服部 和裕, 岡吉 洋平, 塚原 清彰 日本気管食道科学会会報 72 (3), 132-137, 2021-06-10

    ...TP Iの原法では窓の軟骨板と内軟骨膜は保存するのが原則であるが,後方強調のため内軟骨膜をこえて甲状披裂筋や披裂軟骨そのものを内方移動や回転させることもある。本症例は2例とも後方強調のため内軟骨膜をこえて挿入した。TP Iにおいて内軟骨膜をこえて人工材料を挿入する際には,晩期合併症である人工材料内腔逸脱の危険性を念頭に置くべきであると考えられた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 気管挿管後に生じた甲状披裂筋麻痺4症例の検討

    茂木 麻未, 宮本 真, 渡邉 格, 中川 秀樹, 齋藤 康一郎 日本気管食道科学会会報 71 (1), 21-26, 2020-02-10

    ...<p>甲状披裂筋麻痺,いわゆる内筋麻痺とは部分的喉頭麻痺の一つで,比較的稀な病態とされている。一般的に,気息性嗄声を示し,喉頭内視鏡所見では声帯の内転外転運動は正常であるが,患側声帯の弓状弛緩と発声時の声門間隙を認める。確定診断には喉頭筋電図が必要とされている。今回われわれは,挿管後の気息性嗄声を主訴に当科を受診し,喉頭筋電図により甲状披裂筋麻痺と診断できた4症例を経験した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 音声外科手術 : 片側声帯麻痺に対する喉頭枠組み手術

    讃岐 徹治 日本耳鼻咽喉科学会会報 122 (12), 1485-1489, 2019-12-20

    ...正常声まで回復させるには, 麻痺側声帯を正中位に移動させるのみではなく, 神経再建による甲状披裂筋の筋緊張獲得と筋萎縮の回復が必要であり, 甲状披裂筋の神経再支配を目指した手術として神経筋弁移植術がある....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 音声改善手術に必要な臨床解剖と生理

    土師 知行 日本耳鼻咽喉科学会会報 121 (6), 761-765, 2018-06-20

    ...音声改善手術にはラリンゴマイクロ手術でのマイクロフラップ法, 声帯注入, 甲状披裂筋切除など, あるいは甲状軟骨形成術を代表とする喉頭枠組み手術, 神経筋弁移植などの神経・筋移植, 再生法あるいは喉頭全摘後の代用音声獲得のためのシャント手術などがある. これらの手術の特徴や限界を理解するためには, 喉頭や音声生成に関連した臨床解剖や生理をよく知っておく必要がある....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 先駆け審査指定された希少疾患領域医療機器開発

    讃岐 徹治 生体医工学 Annual56 (Abstract), S5-S5, 2018

    ...チタンブリッジを用いた甲状軟骨形成術2型は、発声時に不随意的、断続的に強く内喉頭筋が内転することで声門が過閉鎖し症状が発現することに着目し、発声時に声門が強く内転しても声帯が強く閉まらないように甲状軟骨を正中に切開し、両側甲状披裂筋の付着部を甲状軟骨ごと外側に広げて固定する手術術式であり、京都大学名誉教授一色信彦先生により報告された。...

    DOI

  • 私の喉頭科学研究

    湯本 英二 日本耳鼻咽喉科学会会報 120 (3), 230-240, 2017

    ...ラットでは脱神経後の甲状披裂筋筋内神経線維と神経終末は早期に消失しましたがアセチルコリン受容体は10週後も70%以上が残っていることが分かりました. 頸神経ワナと胸骨舌骨筋を用いた神経筋弁移植は甲状披裂筋の神経再支配をもたらすこと, 脱神経後1年を経ても神経再支配に有効であることを証明しました....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の将来展望

    讃岐 徹治 日本耳鼻咽喉科学会会報 119 (11), 1359-1365, 2016

    ...チタンブリッジを用いた甲状軟骨形成術2型は, 発声時に内喉頭筋が不随意的, 断続的に強く内転することで声門が過閉鎖し症状が発現することに着目し, 発声時に声門が強く内転しても声帯が強く閉まらないように甲状軟骨を正中に切開し, 両側甲状披裂筋の付着部を甲状軟骨ごと外側に広げて固定する手術術式であり, 一色らにより報告された....

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 性同一性障害症例におけるホルモン療法による音声の経時的変化

    柳 有紀子, 石川 幸伸, 中村 一博, 駒澤 大吾, 渡邊 雄介 音声言語医学 56 (3), 250-256, 2015

    ...声の使用感の聴取では,投与48日後に会話時の翻転の訴えがあり,投与143日後に歌唱時の裏声の発声困難と会話時の緊張感も聞かれた.VHIは感情的側面で改善し,身体的側面で悪化した.本症例のホルモン療法の効果は話声位の低下であり,一時的に声域も拡大した.一方で翻転や裏声の発声困難,会話時の緊張感の訴えが聞かれ,声域も最終的に縮小した.本症例の各症状は,甲状披裂筋筋線維の肥大化による話声位の低下と,喉頭の...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献3件

  • 内転型痙攣性発声障害に対する甲状披裂筋切除術

    本橋 玲, 渡嘉敷 亮二, 平松 宏之, 野本 剛輝, 許斐 氏元, 櫻井 恵梨子, 豊村 文将, 塚原 清彰, 鈴木 衞 喉頭 26 (2), 93-98, 2014

    Thyroarytenoid muscle myectomy (TAM) is a useful procedure for treating adductor spasmodic dysphonia (ADSD), in addition to type II thyroplasty (TP II), and both are performed in our department in …

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 喉頭筋電図にて甲状披裂筋麻痺の確定診断が得られた症例の臨床的検討

    宮本 真, 宮田 恵里, 友田 幸一 音声言語医学 55 (4), 338-344, 2014

    ...反回神経は,後輪状披裂筋,披裂筋,外側輪状披裂筋,甲状披裂筋の順番に分枝を出しており,個々の分枝は非常に局所の障害で影響を受ける可能性がある.理論的には甲状披裂筋麻痺は存在し,この麻痺は部分的喉頭麻痺と呼ばれている.しかし甲状披裂筋麻痺はまれとされている....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 痙攣性発声障害に対する手術治療の効果に関する検討

    野本 剛輝, 渡嘉敷 亮二, 平松 宏之, 本橋 玲, 櫻井 恵梨子, 豊村 文将, 鈴木 衞 日本気管食道科学会会報 64 (1), 8-13, 2013

    Two surgical treatments for adductor spasmodic dysphonia (SD) are thyroarytenoid muscle myectomy (TAM) and type II thyroplasty (TPII). To date, there have been no comparisons of the two …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 一側喉頭麻痺に対する音声外科

    湯本英二, 讃岐徹治, 熊井良彦 頭頸部外科 23 (1), 27-31, 2013

    ...著者らは,甲状披裂筋の神経再支配を促す神経筋弁移植術を披裂軟骨内転術と併用し,麻痺発症前の患者自身の正常音声を再獲得させることができた。手術の実際とコツ,ならびに術後合併症について解説した。...

    DOI 医中誌 参考文献27件

  • 痙攣性発声障害に対する手術

    中村 一博, 塚原 清彰, 吉田 知之, 鈴木 衞 喉頭 23 (2), 92-96, 2011

    The injection of botulinum toxin into the thyroarytenoid muscle (BT injection) is the standard therapy used around the world in the treatment of adductor-type spasmodic dysphonia (ADSD) ; however, …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献51件

  • 披裂軟骨脱臼の2症例

    青山 猛, 讃岐 徹治, 増田 聖子, 湯本 英二 音声言語医学 51 (2), 149-155, 2010

    ...初診時は右披裂部が固定し, 喉頭筋電図検査では発声時の両側甲状披裂筋に左右同等の活動電位を認めた. 右披裂軟骨前方脱臼と診断し全身麻酔下に整復術を行った. 術後右声帯の可動性と嗄声は徐々に改善し, 術後6ヵ月で声帯運動の左右差はなくなった. <br>症例2:全身麻酔下の手術直後より高度嗄声を認めた. 初診時は右披裂部の固定を認め, 発声時に左声帯は過内転していた....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献23件

  • 内転型痙攣性発声障害に対する甲状披裂筋切除術と甲状軟骨形成術2型の比較検討

    中村 一博, 吉田 知之, 塚原 清彰, 長谷川 剛, 清水 雅明, 近藤 貴仁, 鈴木 衞 日本気管食道科学会会報 60 (3), 231-239, 2009

    ...内転型痙攣性発声障害(ADSD)の治療においては,ボツリヌス毒素の甲状披裂筋内注入療法(BT療法)が世界的に第1選択である。しかしわが国では,諸事情によりすべての施設でBT療法を行えない環境にある。そのため日本では手術に関する報告が多いと考えられる。現在本邦で施行されている術式には主に甲状披裂筋切除術(TA切除術)と甲状軟骨形成術2型(TP2型)がある。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献40件

  • 声帯溝症に対する新しい外科的治療―レーザー蒸散術と声帯内自家脂肪注入術の併用―

    細川 清人, 渡邊 雄介, 今井 貴夫, 花本 敦, 伊東 真人, 松永 敦, 久保 武 日本耳鼻咽喉科学会会報 110 (8), 581-585, 2007

    ...採取した脂肪は, 喉頭注入針にて経口的に両側甲状披裂筋内に約1ccずつ注入する. 以上の手技を行うことにより声帯に新しい振動面が作られ, 今まで溝によって障害されていた声帯振動が改善しその結果, 音声改善が得られると考えている. この手技を7例に施行し全例にて聴覚印象の改善を認め, 6例で最大持続発声時間の改善を認めた. 本手技は声帯溝症の新しい治療法として期待できる方法であると考える....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 反回神経切除症例に対する神経即時再建の有用性

    千々和 秀記, 千年 俊一, 坂本 菊男, 濱川 幸世, 梅野 博仁, 中島 格 耳鼻と臨床 53 (3), 137-143, 2007

    ...内喉頭筋電図検査 (甲状披裂筋) では、多相性電位の所見を示した。発声機能獲得の面から反回神経即時再建は有用であると考えられた。また反回神経切断後に神経吻合を行った場合、吻合した神経は再支配を起こし筋放電が起こると考えられた。...

    DOI

  • 声帯粘膜下組織の切除により声門開大を達成した両側声帯麻痺4症例の術後喉頭閉鎖機能

    小川 真, 中村 恵, 滝本 泰光, 榎本 圭祐, 端山 昌樹, 猪原 秀典, 久保 武 日本気管食道科学会会報 58 (4), 404-411, 2007

    ...3例は1度の片側甲状披裂筋内側部後方および披裂軟骨内側の鉗除により,他の1例はさらに同側披裂軟骨全体のレーザーを用いた摘出の追加により,カニューレ抜去が達成された。術後に気息性の強い嗄声を生じたものが2例,ほぼ正常の音声が得られたものが2例あった。これらの間における術後喉頭所見上の相違点として,対側声帯が正中を越えて内転し,発声時の声門閉鎖が行われるか否かが重要であると考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 甲状披裂筋切除術変法により声門開大を達成した両側声帯外転障害の1例

    小川 真, 山本 佳史, 鎌倉 武史, 猪原 秀典, 渡邊 雄介, 久保 武 日本気管食道科学会会報 57 (4), 371-377, 2006

    ...喉頭顕微鏡下に両声帯上面の粘膜を切開し,甲状披裂筋内側部を鉗除した。その後,左側のみ切開部辺縁粘膜のトリミングを行い,両切開部を縫合した。術後,両声帯にはraw surfaceの部分は認められず,創部の治癒は良好であった。気管切開孔の閉鎖後,術後約3週間で退院となった。術後の喉頭所見上,吸気時に菱形の声門が形成され,吸気性喘鳴が消失した。また,発声および嚥下の障害は認められなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 声帯突起の橋状癒着を認めた陳旧性喉頭外傷の1例

    樫尾 明憲, 二藤 隆春, 竹内 啓, 田山 二朗, 加我 君孝 日本気管食道科学会会報 56 (3), 280-285, 2005

    ...これに対し, 消炎を待ち, 直達喉頭鏡検査にて声門の状態を観察し喉頭筋電図にて甲状披裂筋の活動を精査した。直達喉頭鏡検査では右披裂部の固着はなく, 声帯突起の局所的癒着を認めるのみであることが判明した。また, 筋電図ではほぼ正常な筋活動が認められた。さらに, 当初全く可動性を認めなかった右披裂部が, 外来経過観察中に可動性がわずかながら認められてきた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献3件

  • けいれん性発声障害患者の治療に対する満足度

    笹井 久徳, 渡邊 雄介, 牟田 弘, 久保 武 音声言語医学 45 (1), 8-12, 2004

    Spasmodic dysphonia has unique voice characteristics, but a long time is required to achieve adequate diagnosis of SD in most patients. Various treatments exist for SD—for example, botullinum toxin …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献16件

  • ボツリヌストキシン注射

    熊田 政信, 小林 武夫, 村野 恵美, 石毛 美代子, 中西 由佳 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 16 (2), 67-73, 2004

    Botulinum toxin (BT) injection into thyroarytenoid (TA) muscles is a very effective treatment for Spasmodic Dysphonia (SD). In this paper, we report on our experience of 1486 injections for 260 …

    DOI 被引用文献4件

  • 不随意性発声を呈したパーキンソン病の1症例

    石井 甲介, 熊田 政信, 植木 彰, 阿部 弘一, 椿 恵樹, 山本 昌範, 太田 康, 廣瀬 肇 日本気管食道科学会会報 54 (1), 43-47, 2003

    ...筋電図所見では,甲状披裂筋,外側輪状披裂筋の両筋ともに活動の亢進があり,吸気時に,より活動が強いという奇異性の活動がみられた。また,L-Dopaを減量すると身体の運動性は低下するが,同時に不随意性発声は消失し,再びL-Dopaを増量すると,身体の動きは改善するが,不随意性発声が生じてくるという現象がみられた。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献6件

  • 脱神経後の内喉頭筋萎縮に対する機能的電気刺激の効果

    片田 彰博, 野中 聡, 国部 勇, 安達 正明, 執行 寛, 今田 正信, 林 達哉, 原渕 保明 日本気管食道科学会会報 54 (4), 270-276, 2003

    ...左の反回神経を切除した後に,麻痺している左甲状披裂筋に刺激電極を留置した。振幅2 mA,持続時間0.2 ms,頻度2 Hzの機能的電気刺激を1時間,1日おきに加えた。観察期間終了後,厚さ8 μmの喉頭前額断切片を作製した。機能的電気刺激の有無による脱神経後の筋断面積,筋線維断面積,および筋線維密度の違いについて解析した。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌 被引用文献6件 参考文献13件

  • 喉頭の病態に応じた喉頭内脂肪注入術

    佐藤 公則, 梅野 博仁, 中島 格 日本耳鼻咽喉科学会会報 106 (8), 808-814, 2003

    Injection laryngoplasty is done based on the pathologic condition of the larynx. Autologous fat was harvested and endolaryngeal microsurgery conducted for injection laryngoplasty under general …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献5件 参考文献13件

  • 甲状軟骨に発生した喉頭軟骨肉腫  その部分的切除と機能的再建

    三橋 敏雄 日本気管食道科学会会報 53 (6), 472-479, 2002

    ...再建については,喉頭の機能温存を中心に考え,喉頭の前後方向への潰れと内喉頭筋(特に甲状披裂筋)が移植片軟部組織と癒着して起こる筋収縮の制限を最小限にとどめるため,自家鼻中隔軟骨を採取し甲状軟骨切除後欠損部にチタンワイヤーとフィブリン接着剤で固定した。前頸部切除部の再建材料として遊離腹直筋皮弁を選択し,吻合血管には右上甲状腺動静脈を使用した。...

    DOI 被引用文献5件 参考文献2件

  • 反回神経麻ひの遺伝子治療

    塩谷 彰浩, 齋藤 康一郎, 渡部 和彦, 茂呂 和久, Flint Paul W., O'Malley Jr. Bert W., 福田 宏之, 神崎 仁 日本気管食道科学会会報 53 (2), 124-128, 2002

    ...ラットを用いて反回神経切断直後に甲状披裂筋に筋細胞,神経細胞の両者に対して強力な栄養作用を持つIGF-I遺伝子をformulated plasmidを用いて導入したところ,遺伝子導入後4週の時点で,有意な筋萎縮改善,末梢神経再生,運動終板保護効果を認めた。...

    DOI 参考文献8件

  • ネコ延髄における喉頭反射弓のFos免疫反応

    福永 博之 耳鼻と臨床 47 (1), 22-31, 2001

    ...さらに甲状披裂筋の運動ニューロンをコレラトキシンにより免疫染色して二重染色を施行し、孤束核と疑核間の下部延髄における喉頭反射弓を検討した。Fos陽性細胞は主に孤束核、網様体、疑核で観察された。Fos陽性細胞数は、孤束核、網様体、疑核の順に数が多く、孤束核では刺激側のFos陽性細胞数が非刺激側より有意に多かった。...

    DOI 医中誌

  • 痙攣性発声障害に対する新しい外科的治療法

    小野 淳二, 牟田 弘, 望月 隆一, 田中 伸枝, 渡部 雄介, 久保 武 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 10 (1), 17-21, 1998

    Adductor spasmodic dysphonia is a vocal disorder of uncertain etiology. Section of recurrent laryngeal nerve or injection of botulinum toxin has been used as an effective treatment. But they are not …

    DOI 医中誌 被引用文献12件 参考文献23件

  • 空力的側面より観察した声の高さの調節機構

    北嶋 和智, 田中 和成, 片岡 英幸 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 8 (2), 102-108, 1996

    The effects of transglottal pressure on fundamental frequency of phonation (dF/dP) were investigated by loading a sudden transglottal pressure change during sustained phonation.<BR>1) Human …

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 弓状声帯縁の成因に関する研究

    千々和 圭一 耳鼻と臨床 41 (1), 34-41, 1995

    ...反回神経麻痺では134声帯中92声帯 (69%) に弓状声帯縁がみられ, 甲状披裂筋の活動性が乏しい例ほど高頻度に生じた. 声帯レーザー手術後の39声帯中14 声帯 (36%) で弓状声帯縁が観察され, 切除深度が深いほど高頻度に生じた. 声帯溝症の60声帯ではすべてが弓状声帯縁であつた....

    DOI

  • 痙攣性発声障害の外科的治療

    岩村 忍, 広瀬 肇, 竹内 貴志子 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 6 (1), 55-63, 1994

    Various treatment modalities for addctor spasmodic dysphonia (ASD) including psychotherapy, relaxation, chewing, audio-visual feedback, tranquillizers, recurrent laryngeal nerve sectioning or …

    DOI 被引用文献3件

  • 高齢者人声帯の層構造

    坂口 伸治 耳鼻と臨床 38 (5), 617-632, 1992

    ...甲状披裂筋の断面積は男女とも加齢と共に小さくなる. その筋繊維数は加齢と共に小さくなるが筋繊維数は大きくなつていた....

    DOI 医中誌

  • 喉頭筋筋線維構成の比較解剖学的研究

    山本 俊雄, 猪口 清一郎, 甲田 基夫, 佐藤 巌 昭和医学会雑誌 50 (6), 591-599, 1990

    ...大であったが, 横披裂筋と外側輪状披裂筋では差がなかった.3.イヌの喉頭各筋の筋線維型については, その頻度は各筋とも雄では白筋線維, 中間筋線維, 赤筋線維の順に高く, 雌の方が雄よりも白筋線維の頻度が高かった.その太さは, 雄では白筋線維, 中間筋線維, 赤筋線維の順に大で, 白筋線維は後輪状披裂筋と輪状甲状筋と横披裂筋が, 中間筋線維と赤筋線維では室筋が, それぞれ最も大で, 3筋線維型とも甲状披裂筋...

    DOI

  • ウサギ副神経延髄根の起始核-逆行性細胞標識法による研究

    北村 清一郎, 大久保 丞二, 西口 隆彦, 尾形 公應, 陳 凱莉, 堺 章 歯科基礎医学会雑誌 28 (1), 19-27, 1986-02-20

    ...疑核中央1/2には甲状披裂筋と後輪状披裂筋の両運動神経細胞が存在するが, 軸索は, 前者ではXIr, 後者ではXrを経由する。すなわち, XIrは下喉頭神経を経て声門閉鎖筋を支配し, 起始核は鰍の尾側よりにみとめられる。一方, 吻側よりに起始核を有するXrは, 各々上, 下喉頭神経を介して, 声帯緊張筋と声門開大筋を支配する。なお, XIr起始核と副神経脊髄核間に連続性はみとめられない。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 喉頭筋筋線維構成の比較解剖学的研究

    松本 祐二, 佐藤 巌, 恩田 聰, 安室 健郎, 猪口 清一郎 昭和医学会雑誌 46 (2), 173-181, 1986

    ....3筋線維型の頻度は白筋線維が一般に50%前後を占め, ヒトよりも高く, その差は披裂筋及び甲状披裂筋で著しかったが, 白筋線維の太さはヒトに比べて小で, その差は甲状披裂筋, 次いで披裂筋と外側輪状披裂筋の順に著明であった.4.以上の事からサルではヒトに比べて声門の後部を閉鎖する筋, 及び緊張した声帯の複雑な変化に携わる筋の発達が弱いことになり, その結果, サルの喉頭は高調な短い発声には適するが...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • ヒト喉頭筋の筋線維構成について

    佐藤 巌, 猪口 清一郎 人類學雜誌 93 (1), 55-69, 1985

    On the myofibrous organization of the laryngale muscle, the number, the size and the density of muscle fibers were estimated of the transverse muscle sections which were from 4 adult human (2 males …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 喉頭軟骨の微細構造と喉頭筋

    北島 清治 日本耳鼻咽喉科学会会報 75 (11), 1263-1273, 1972

    ...このことは, 輪状披裂関節における披裂軟骨が, その運動に直接関与する7つの筋肉, 即ち, 内外の甲状披裂筋, 後輪状披裂筋, 横斜の披裂筋, 外側輪状披裂筋, 披裂喉頭蓋筋の力を受けとめて, 複雑で強力な不断の運動に対し, 十分適応出来る極めて合理的な補強構築であることを示した....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 注入用SiliconeによるVocal Rehabilitation

    福田 宏之 日本耳鼻咽喉科学会会報 73 (9), 1506-1526, 1970

    ...<BR>III) 組織反応, 及びSiliconeの所在<BR>剖検例等において, Siliconeは甲状披裂筋の外側にあり, これは手術的正中位固定と同じ状態であることが確認できた. またその組織学的検討によりほとんど異物反応が認められないことが理解された....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献19件

  • 喉頭筋ノ交感神經性榮養支配ニ就テ

    伊藤 中 大日本耳鼻咽喉科會會報 34 (10), 1207-1150_2, 1929

    ...(二) 頸部交感神經節剔出(第二實驗列及ビ第三實驗列)ニヨリテハ喉頭節殊ニ甲状披裂筋ニ何等運動麻痺ヲ起スコトナシ而シテ同節ニ於テ筋「ヂストロフヰー」樣變化ヲ惹起セシムルコトヲ得ダリ。...

    DOI Web Site

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