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検索結果 7,244 件

  • クロマグロ稚魚の飼育成績の向上に関する研究

    岡田, 貴彦 近畿大学水産研究所報告 (24) 1-133, 2024-03-31

    ...序論 本論 第I章 海上生簀におけるクロマグロ稚魚の死亡原因 I-1)材料および方法、I-2)結果、I-3)考察 第II章 異物誤飲の防除法の検討 II-1)材料および方法、II-2)結果、II-3)考察 第III章 沖出し前後の給餌方法の検討 III-1)沖出し直前の無給餌時間の影響、III-1-1)材料および方法、III-1-2)結果、III-1-3)考察 III-2)沖出し前後の適正給餌方法の...

    機関リポジトリ Web Site

  • 高周波スネアによる気管支鏡下切除で診断した孤立性髄外性形質細胞腫の1例

    藤田 琢也, 苗村 祐樹, 花岡 淳 気管支学 46 (2), 102-105, 2024-03-25

    ...</i></b>60歳,男性.2週間前からの微熱,咳のために受診し胸部CTで左肺門に腫瘤影と閉塞性肺炎像を認めた.気管支鏡検査を行ったところ,左下葉支より突出した10 mmの赤色腫瘍を認めた.生検鉗子で一部採取したが確定診断には至らなかった.そのため全身麻酔下に高周波スネアを用いて腫瘍の大部分の切除を行い,病理検査に提出した.腫瘍は好酸性のアミロイド沈着物に多核異物巨細胞と核小体の目立つ形質細胞の浸潤...

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  • 過冷却促進活性を有する天然エキスを用いた未凍結保存技術の実装化

    河原 秀久, 大石 幸一, 川本 久敏 日本食品工学会誌 25 (1), 9-14, 2024-03-15

    ...<p>耐凍性を獲得のために,生物は様々な氷結晶制御物質を生産している.その氷結晶制御物質には,異物で起きる不均質核形成を阻害する過冷却促進物質と微小な氷結晶の成長を抑制する氷再結晶化抑制物質などがある.我々は,食品加工生産時に産生される未利用資源から過冷却促進活性を有する複数のエキスの製造に成功した.それらエキスのうち,最も活性が高いエキスはコーヒー粕エキスであった.さらに,食品加工で生成されるメラノイジン...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 異物分析のための赤外スペクトル解析

    新居田 恭弘 ネットワークポリマー論文集 45 (2), 76-86, 2024-03-10

    ...次に異物分析で最も頻繁に検出される14 種類の高分子に関して,FT-IR で取得した高分子の赤外スペクトルを示し,それぞれのスペクトルにおける主要なピークの帰属とポリマーの分類方法を解説する。</p>...

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  • 消化管穿通部が自然閉鎖し腸管外に異物が残存した複数磁石誤飲の1例

    宮嵜 航, 近藤 剛, 竹本 隼, 吉田 安友子, 野口 伸一 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 57-61, 2024-02-20

    ...<p>症例は3歳男児.磁気ネックレスのシリコンループを噛み切っており,その後嘔吐したため同日前医を受診した.腹部単純撮影で上腹部に長径6 mmの2個の接着した異物を認めた.来院時は全身状態良好であり経過観察となったが,異物が胃内から排泄されないため,内視鏡による摘出目的に,誤飲後15日目に当院紹介となった.前医画像所見より2個の磁石による消化管穿通と判断し,上部消化管内視鏡による評価後に,腹腔鏡下異物摘出...

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  • 正規化フローに自己注意機構を用いた産業用画像における異常検知

    坂井 俊介, 長谷川 達人, 越野 亮 知能と情報 36 (1), 560-564, 2024-02-15

    ...<p>産業用画像における異常は論理的な異常と構造的な異常に分類される.論理的な異常は物体の欠損や個数の過剰,配置のミスの総称であり,一方で構造的な異常は汚れや傷,異物の混入などを指す.従来の正規化フローによる異常検知手法では,特徴マップの局所的な情報を加味して変数変換が行われる....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 気管支鏡で摘出できた気道異物症例の検討

    眞水 飛翔, 冨田 悠祐, 畠山 琢磨, 栁井 謙佑, 山﨑 凌, 眞水 麻以子, 石川 大輔, 河上 英則, 古川 俊貴, 石田 卓士 気管支学 46 (1), 20-24, 2024-01-25

    ...の異物が5例,X線透過性の異物が4例であった.X線非透過性の異物は全例が歯科関連異物であった.異物は胸部CTを施行した6例全例で確認できた.異物の除去は全例局所麻酔下で行い,使用した鉗子が確認できた9例のうち,鰐口型把持鉗子が7例,生検鉗子が2例であった.異物誤嚥から摘出までの期間は1時間から半年と幅広かった.PTP包装カプセルは内部に薬剤が残っているかどうかによって除去に要する時間が大きく異なっていた...

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  • 草刈り中に受傷した穿通性気道損傷の1例

    加藤 智也, 馬場 康友, 葛西 佑太朗, 三好 真由香, 武藤 優耶, 土田 晃将, 村上 杏理, 増田 篤紀, 都竹 晃文, 浅野 文祐 気管支学 46 (1), 25-30, 2024-01-25

    ...</b>外傷が原因の気道異物を認めた症例を経験した.刺入創が小さい異物では診断が困難な場合がある.病歴を詳細に聴取し早期診断を心がけることが重要と考える.</p>...

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  • 肺癌術後に発生した気管支内肉芽腫に対してステロイド吸入が奏功した1例

    髙橋 秀悟, 齋藤 芳太郎, 松崎 郁夫 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (1), 23-27, 2024-01-15

    ...吸入が奏功した1例を経験した.症例は80歳男性.右上葉肺腺癌に対して右上葉切除+リンパ節郭清術を施行した.術中に右主気管支膜様部を一部損傷し,プレジェット付きの4-0非吸収性モノフィラメント糸で縫合し修復した.術後1年3ヵ月に血痰が出現したが,止血剤で改善し経過観察とした.術後1年5ヵ月に血痰の再燃を認め,気管支鏡検査を施行し,右主気管支内腔にプレジェットおよび縫合糸の露出,肉芽腫の形成を認めた.異物...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 鼻咽喉電子内視鏡による食道内腔の観察法

    篠原 宏, 清水 啓成 口腔・咽頭科 37 (1), 37-42, 2024

    ...背景:咽喉頭異常感症や咽頭異物で,咽喉頭を観察して異常所見がなく,診断に苦慮することは少なくない.そのような症例に通常の耳鼻科用鼻咽喉電子内視鏡を用いて食道内腔を観察し有効であった. <br>方法:鼻咽喉電子内視鏡検査後に内視鏡先端を食道内に挿入する.唾液や少量の水を嚥下させて食道内腔が拡がっている間に食道内を観察した. <br>結果:食道癌,食道異物,ステーキハウス症候群などが観察できた....

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  • 内視鏡で摘除し得た直腸Press Through Package(PTP)の1例

    星野 敏彦 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (3), 175-177, 2024

    ...</p><p>PTP包装はアルミ箔と塩化ビニールによる薬剤包装形態であり,誤飲による消化管損傷がしばしば報告されるが,直腸肛門領域で障害をおこすことは稀である.PTPによる裂肛をきたした直腸異物を経験し内視鏡的に摘除することに成功したため,若干の文献的考察を含めて報告する.</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 機能紙を対象とした画像解析と2D/3D元素分析

    池崎 満里子, 中江 俊喜 紙パ技協誌 78 (2), 151-155, 2024

    ...今回そのような技術について製紙業界で適用評価を行う参考として,最新の画像解析ソフトウェアを用いた製紙表面の異物含有率評価,繊維片の幅の分散評価に加え,レーザー誘起ブレークダウン分光分析(LIBS)法を用いて染色紙を例とした塗料や添加剤の異同識別や品質評価を目的とした水素―炭素比解析と,塗料や添加剤の分散評価を目的とし主に有機元素を対象とした2D/3Dの多元素分散解析を行い,アプリケーション利用の可能性...

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  • アカメガシワ葉エキス末摂食によるラット皮膚および脂質代謝への影響

    大石 祐一, 菱田 結衣, 八巻 泰子, 山根 拓実, 岩槻 健, 吉仲 宏揮, 丸山 広恵, 河野 宏行 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>皮膚は体内からの水分蒸散、外界からの異物侵入の防御を担っている。これら作用には皮膚構成分子が大きな役割を果たしており、これら分子は、加齢や栄養状態により制御されるホルモン、サイトカインの影響を大きく受ける。アディポネクチンは皮膚コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド量を増加させ、肝臓脂質量を減少させ、アカメガシワ葉エキスは3T3L1細胞のアディポネクチン量を増加させることが見出されている。...

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  • ケモカイン受容体を介した神経細胞内オートファジーの新たな調節機構

    德留 健太郎 ファルマシア 60 (2), 152-152, 2024

    ...寄与している.その中で,C-C motif chemokine receptor(CCR)5は主にマクロファージやT細胞などの免疫細胞および神経細胞に発現しており,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染時にコレセプターとして利用されることが知られている.加えて最近,HIV感染による脳炎を併発したエイズ患者の死後脳において,神経細胞でのオートファジーの増加が確認された.したがって,CCR5は神経細胞内の異物除去...

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  • 次世代に貢献する連続式パルパーデトラッシュ装置S-PALシステム

    岩谷 陽一郎 紙パ技協誌 78 (1), 31-34, 2024

    ...連続的に異物の処理が可能となった結果,処理効率は大幅に向上。供給される異物に対して,処理効率が上回る結果となった。<br>これら新技術は,日本国内のみならず,全世界的に採用・実績が進んでおり,今後もより厳しくなる現状に対抗できる提案であると確信している。...

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  • 根管充填剤異物による上顎洞炎の2例

    岩田 真治, 中田 貴大, 髙木 太郎, 羽藤 直人 耳鼻咽喉科臨床 117 (4), 327-332, 2024

    <p>Iatrogenic foreign bodies can cause maxillary sinusitis. Herein, we report two cases of patients in whom gutta-percha, a filling material used in root canal treatment, was identified as a foreign …

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  • ガス分子を利用したトリプルネガティブ乳がんの光免疫療法

    重光 孟 ファルマシア 60 (5), 447-447, 2024

    ...によって増幅させ,効果的なTNBCの治療に成功した例を紹介する.COおよびH2Sは細胞内でミトコンドリア膜の脱分極などによって機能障害を誘発し,mitochondria DNA(mtDNA)の放出を促進する.これによって,免疫応答において重要なcGAS-STING(cyclic GMP-AMP synthase-stimulator of interferon genes)経路を活性化する.cGASは異物...

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  • 「口腔セネストパチー」の概念的整理

    梅﨑 陽二朗, 豊福 明, 松岡 紘史, 古賀 千尋, 北川 善政, 山崎 裕, 高田 訓, 金光 芳郎, 森谷 満, 岡田 智雄, 篠崎 貴弘, 福田 謙一, 伊藤 幹子, 楠川 仁悟, 小佐野 仁志, 松本 尚之, 宗像 源博, 今 一裕, 岩瀬 陽子, 吉岡 泉, 渡邊 裕, 村上 聡, 吉川 達也, 宇津宮 雅史, 美久月 瑠宇, 内藤 徹, 安彦 善裕 日本歯科心身医学会雑誌 38 (1-2), 48-60, 2024

    ...キーポイント:<br> ・「口腔セネストパチー」(体感異常症)は,「奇異な表現で訴えられる,多彩で変動する口腔の異物感や違和感」である.<br> ・常識的には理解しがたい訴えとして表出されるが,幻覚や妄想とは異なり,元々は「体内感覚の変質」とみなされていた.<br> ・「名状しがたい口腔内の不快感」をありありと訴えるが,患者本人は「実際に異物はない」と理解はしていることが多い....

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  • 下肢静脈瘤に対するシアノアクリレート塞栓術において術後圧迫療法はphlebitis発症を抑制する

    田代 秀夫 静脈学 34 (3), 407-410, 2023-12-28

    ...<p>Cyanoacrylate: CA(シアノアクリレート)塞栓術は,伏在静脈弁の破綻による逆流を消失させることで,下肢静脈瘤の治療を行う.静脈内に注入されたCAは肉芽腫様異物反応を引き起こし,静脈壁の炎症反応から線維化を伴い静脈は漸次,分解吸収に至る.今般のCA塞栓術は,術後圧迫療法は不要とのことであるが,10%程度のphlebitisが報告されている.そこで,筆者らは,術後圧迫療法を継続したところ...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • ゴム中不均一構造のX線位相差 CT 観察

    丸山 隆之, 竹内 晃久 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (6), 407-409, 2023-12-28

    ...その結果、フィラーを充填した実用ゴムにおいても実際に吸収 CT 像ではほとんどコントラストの得られない有機系の異物が位相 CT 像により鮮明に非破壊観察可能なことが確認された。...

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  • トラニラスト投与で切除断端に生じた陰影が縮小した肺癌術後の1例

    村上 裕亮, 宮本 英, 大角 潔, 後藤 正司, 中川 達雄 Tenri Medical Bulletin 26 (2), 110-115, 2023-12-25

    ...今回,トラニラストにより再現性をもって陰影縮小を認め,術後再発の可能性を否定し得た症例を経験したので報告する.症例は75歳女性.右上葉肺腺癌(pT1aN0M0)に対して,胸腔鏡下右肺S3区域切除術(ND1a+LN#11s)を施行した.術後38か月の CTで切除断端周囲に浸潤影を認めた.その後も陰影は拡大し,気管支鏡下生検を施行したが,診断には至らなかった.陰影の形状や経過などから,術後断端に生じた異物肉芽腫...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 魚骨の誤嚥により閉塞性肺炎を呈し,気管支鏡下に魚骨を除去した1例

    福島 光基, 森尾 瞭介, 泊 慎也, 須山 尚史, 泉川 欣一, 泉川 卓也, 泉川 公一, 迎 寛 気管支学 45 (6), 413-418, 2023-11-25

    ...</b>気道異物の症例は遷延する咳嗽など慢性の症状で外来を受診する症例が多い.今回,2年前に誤嚥した魚骨を気管支鏡下にて除去し得た1例を経験したため,文献的考察を加えて報告する.<b>症例.</b>症例は71歳女性,主訴は慢性咳嗽.20XX年10月に胸部CTで左上葉無気肺および左上葉支に内部に線状の高吸収域を認める腫瘤を認めた.<b>結果....

    DOI 医中誌

  • 金属アレルギー患者に発症したステント留置後左鎖骨下動脈および腹部大動脈感染性仮性動脈瘤の1例

    松岡 健太郎, 髙島 範之, 神谷 賢一, 榎本 匡秀, 鉢呂 康平, 脇坂 穂高, 角 宏明, 島田 ゆうじ, 鈴木 友彰 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 444-448, 2023-11-15

    ...されそこに留置された.留置10日後から左肩の疼痛と発熱を認め,2週間症状が継続したため前医を受診した.造影CTでステントを留置した左鎖骨下動脈の瘤形成と脂肪織濃度上昇を認め,腹部大動脈のステント周囲にも脂肪織濃度上昇を認めた.左鎖骨下動脈仮性瘤と診断され,当科紹介となった.手術は胸骨正中切開・人工心肺補助下で左鎖骨下動脈瘤切除術・大動脈-大伏在静脈-左鎖骨下動脈バイパス術・左鎖骨下動脈および腹部大動脈異物除去術...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 水/氷界面で水と分離する未知の水

    新家 寛正 日本物理学会誌 78 (11), 657-661, 2023-11-05

    ...</p><p>これらの観察結果は,これまで進展の遅れてきた水からの氷の結晶化における界面現象の実験研究に対する新たな視座を示し,また,水が氷へと結晶化する際に水と氷の中間のような状態を経由するという過程の存在を実験的に示唆している.本研究により,相転移過程だけでなく,一般的な水とは構造の異なる水の存在が鍵を握るとされる水の特異物性における長年の謎や,液体の本質的理解へと繋がる単成分系における液体多形現象...

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  • 胃管挿入時に乳歯の食道内誤飲が偶発的に引き起こされた18トリソミーの一例

    本間 高志, 星 久美, 高橋 温 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 262-268, 2023-10-31

    ...する.以前は1年生存率が5~10%とされていたが,近年は大幅に改善しつつある.今回われわれは18トリソミー患児の胃管挿入時における乳歯誤飲,およびその摘出を経験したので報告する.患児は12歳2カ月の女児.出生時に18トリソミーと診断され,経鼻胃管および経鼻経腸栄養チューブによる経管栄養により栄養管理されている超重症心身障害児である.経鼻胃管のトラブルがあり,その再挿入を行った際に,脱落乳歯と思われる異物...

    DOI 医中誌

  • パウチの水平リサイクル

    澁谷 玲, 片柳 豪太, 宮本 健一 Material Cycles and Waste Management Research 34 (5), 317-325, 2023-09-29

    ...そこでわれわれは,パウチのメインプラスチックである線形低密度ポリエチレン (LLDPE) の水平リサイクルを目指し,異物を除去する技術 (金属検出機によるアルミ箔の除去,レーザーフィルター (LF) によるポリアミド (Ny (ナイロン)),ポリエチレンテレフタレート (PET) の除去) と,残った異物を無効化する技術 (Ny,PETの相溶化,フィルム成形条件の最適化,容器層構成の最適化) の開発...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • LiDAR点群データの距離分類アルゴリズムを用いたノイズ点群除去手法の検討

    藤本 達也, 小野 善将, 野口 栄実, 安部 淳一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 270-271, 2023-08-31

    ...<p>3次元点群データは施設監視等の用途に利用され、異物の自動検出手法が研究されている。LiDARで取得される点群データには通常、誤測距や測定精度に起因するノイズ点群が含まれる。点群データ中より小異物の検出を行う際には、ノイズ点群による検出精度の低下が課題であり、点群測定精度の向上が求められる。...

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  • ゴム中粒状物の赤外顕微分光マッピング測定

    丸山 隆之, 池本 夕佳 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (4), 245-246, 2023-08-31

    ...長寿命・低損失なタイヤのニーズに材料面から応えるため、汎用の顕微赤外分光装置では一般に評価が困難な成分滲出(ブリード)性ゴム中の有機系微小異物について、高強度の放射光を用いることにより正確かつ定量的な把握が可能となるか検討した。その結果、透過法配置のマッピング測定によりゴム表面に非接触な状態でも平均直径が 7 µm 前後の微小異物について極めて明瞭に検出できることが確認された。...

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  • 高吸水性樹脂素材製品誤飲による腸閉塞の1小児例

    縫 明大, 橋本 さつき, 横山 新一郎, 西堀 重樹, 浜田 弘巳 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (5), 868-871, 2023-08-20

    ...<p>高吸水性樹脂素材製品による誤飲は一般的な消化管異物とは症状経過を異にすることがあり,その報告例も近年散見される.症例は15歳11か月女児,精神運動発達遅滞にて経過観察中,12日前より嘔吐症状が出現し,徐々に増悪,画像検査で小腸内異物による腸閉塞と診断され,緊急開腹術にて小腸異物を摘出された.異物の通常の形態は摘出時の半分ほどのサイズだった玩具であり,消化管内溶液を吸水して増大し,小腸内で不動となり...

    DOI Web Site 医中誌

  • カルシウム-塩化物泉がヒト表皮の遺伝子発現に引き起こす変化

    原口 省吾 日本健康開発雑誌 44 (0), 75-80, 2023-06-14

    ...<p><b>背景・目的</b> 皮膚の一番外側に位置する表皮は、外界からの異物・細菌等の侵入から身体を守り、体内の物質が流出しないように包み込む薄い強固な膜である。表皮を形成する細胞は常に入れ替わりながら健康な表皮機能を保っているが、加齢や皮膚疾患では表皮細胞の入れ替わり(ターンオーバー)が低下し、表皮に隙間が生じやすくなる。...

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  • 低コストな土圧の多点同時計測システムの開発

    鈴木 紗彩, 松本 武, 岩岡 正博 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 567-, 2023-05-30

    ...盛土内の異物が崩壊を引き起こしたり,路体支持力を損なう原理について,異物周辺の土が十分に締固められないという仮説が考えられる。このことを検証するため,異物が埋設された状態とそうでない状態における盛土内の土圧分布を明らかにする必要がある。しかしながら,市販の土圧計は高価であり,多点計測は容易でない。そこで本研究では,入手しやすく安価な素材を用いた土圧の多点同時計測システムの開発を目的とする。...

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  • 腸管からの異物迷入を契機とした膀胱周囲膿瘍の1例

    吉武 倫太郎, 馬塲 雅人, 窪田 成寿, 影山 進, 河内 明宏 日本泌尿器科学会雑誌 114 (2), 70-74, 2023-04-20

    ...<p>症例は76歳,女性.発熱,膀胱刺激症状で当科紹介受診となった.CTで膀胱左前壁に不均一な腫瘤性病変を認め,病変内部には線状の高吸収陰影を含んでいた.当初は尿膜管癌や軟部肉腫等の悪性腫瘍を疑ったが,過去のCTを確認すると,線状高吸収陰影が腸管内から膀胱周囲へと経時的に移動していたことが確認できた.異物による膿瘍形成等の良性疾患を考え,経尿道的に生検を行う方針とした.病理結果は膿瘍形成の所見であった...

    DOI PubMed 医中誌

  • 術中CT撮影で摘出し得た舌迷入魚骨異物の1例

    石塚 良太, 嶋村 洋介, 小島 博己 耳鼻咽喉科展望 66 (2), 68-73, 2023-04-15

    ...の注射針の後側2~3本目の間に魚骨異物が確認された.異物に近い注射針2針を残して他を抜去し,残した注射針を指標としながらさらに舌筋層を切開し,魚骨を同定し摘出した.術中位置同定に難渋する場合は,本症例のような工夫が有用になると考えられた....

    DOI 医中誌

  • 直腸異物による直腸重積から小腸嵌頓をきたした1例

    庄子 渉, 清水 喜徳, 渡邉 隆明, 刑部 洸, 木戸 知紀 日本腹部救急医学会雑誌 43 (3), 675-678, 2023-03-31

    ...異物は直径10cm×高さ10cmの円筒状のプラスチック瓶で底面が切り抜かれており,ここが肛門より口側にむかって挿入されていたため瓶内へ直腸壁が重積し陥入したものと思われた。直腸異物が原因で小腸が嵌頓した症例は非常にまれであり,直腸異物を診察する際には瓶状の異物で筒状になっている場合では口側直腸が重積し小腸嵌頓をきたす可能性を念頭に置き治療法を選択することが肝要と思われた。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 術後にセラミック骨頭の破損を生じたCeramic-on-Polyethylene THAの1例

    原野 理沙, 阿久根 広宣, 菊池 直士, 井上 三四郎, 増田 圭吾, 岩﨑 元気, 藤井 勇輝, 中村 良, 鶴 翔平 整形外科と災害外科 72 (1), 15-18, 2023-03-25

    ...<p>39歳,男性.右THAを施行した6年後,縁石を乗り越え着地した時に足が滑り右股関節に衝撃がかかった.2日後,座った際に軋むような音と右股関節痛を自覚し,翌日当科を受診した.画像所見よりセラミック骨頭の破損と診断し,再置換術を施行した.術中所見では多数のセラミック破片とメタローシスを認めた.破片の解析では,初回手術時の嵌合不良や異物嵌入を示す所見はなく,経過中に嵌合のずれが生じて破損に至った可能性...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 下肢静脈瘤血管内塞栓術後に未治療の分枝に生じたphlebitisの1切除例

    近藤 禎晃 日本血管外科学会雑誌 32 (1), 63-67, 2023-02-23

    ...great saphenous vein: GSV)本幹に対し血管内塞栓術を施行.GSV本幹には顕著な炎症は認めず経過したが,術後1週間目に未治療のGSV分枝に発赤,痛みを伴う硬結が生じphlebitisと診断.全身症状や他の部位の皮膚病変は伴わず,NSAIDs投与での経過観察を行った.しかしその後も炎症が軽快せず痛みが持続するため,硬結部の摘出手術を施行.病理組織検査で血管内にglueを確認し,異物反応...

    DOI

  • 舌骨近傍に移動した舌内迷入魚骨の1例

    福田 直志, 髙丸 菜都美, 秋田 和也, 浦田 豊彰, 永井 宏和, 宮本 洋二 日本口腔外科学会雑誌 69 (2), 58-62, 2023-02-20

    <p>This report describes a rare case of a fishbone that penetrated the tongue and moved toward the hyoid bone. An 84-year-old woman was referred to the department with the chief complaint of pain …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 格子状マスクを利用した画像合成による検査精度の向上

    前島, 崇宏, 平間, 毅 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 39-40, 2023-02-16

    ...AIを活用した異物検査の精度を向上させるためには大量の正常品画像と異物混入画像を集める必要があるが、異物混入画像の収集やアノテーション作業には労力を要するという問題がある。現在人の主観に頼った検査を行っている食品加工工場などでは正常品やゴミなどの異物は容易に手に入れることが可能である。...

    情報処理学会

  • 魚骨穿孔から肝膿瘍・心タンポナーデへ至った1例

    尾﨑 裕介, 松本 旭生, 原田 岳, 林 忠毅, 落合 秀人 日本腹部救急医学会雑誌 43 (1), 43-46, 2023-01-31

    ...入院後のCTで肝外側区域の膿瘍と魚骨を疑う膿瘍内異物を認め,胃壁を貫いた魚骨による肝膿瘍と診断,同日経皮経肝膿瘍ドレナージ術を施行した。ドレナージ7日後に血圧低下,頻脈を認め,CTで魚骨先端が心囊腔へ達したことによる心タンポナーデと判断,緊急手術を施行した。術中所見では,胃壁から逸脱し肝外側区域および横隔膜を貫通する魚骨を認めた。魚骨を引き抜くと横隔膜貫通部から血性排液が約200mL排出された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 義歯誤飲後の消化管損傷が原因と考えられた感染性胸腹部大動脈瘤の1例

    村上 貴志, 吉龍 正雄, 齋藤 哲也, 東 将浩, 深井 照美, 榊 雅之 日本血管外科学会雑誌 32 (1), 19-23, 2023-01-20

    ...<p>異物誤飲により小腸粘膜を損傷し,菌血症の原因となって感染性大動脈瘤に至った報告は稀である.症例は60歳代喫煙家女性で2週間前から腰痛,発熱と炎症反応の上昇を認めたため当院を紹介された.造影CTで小腸内に誤飲義歯を認めたが腸管穿孔や腹膜炎を示唆する所見はなく,胸腹部大動脈に最大短径66 mmの仮性瘤を認めた.破裂リスクが極めて高いと判断し,人工心肺下胸腹部大動脈置換術を施行した.瘤周囲に多量の膿...

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  • ワインダーの最新技術と川之江のパイロット加工設備

    加地 晋一郎 紙パ技協誌 77 (2), 141-145, 2023

    ...品質管理が求められる分野には,異物検出装置を備えたスリッターワインダーも用意している。<br>弊社最新のTR-8型トイレットワインダーにおいては,ソフト巻きから長尺巻き製品まで幅広く対応した制御機構を搭載している。<br>加工機パイロット設備が,弊社工場内に完成し,トイレットペーパーやキッチンペーパーのカレンダ加工,エンボス加工やラミネート加工のテストが可能となった。...

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  • 肝膿瘍を繰り返した爪楊枝によるS状結腸穿通の1例

    佐々木 一憲, 齊藤 修治, 宮島 綾子, 植田 吉宣, 江間 玲, 平山 亮一, 大塚 亮 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (3), 257-262, 2023

    ...腹部所見に注視して慎重に食事を開始し,異物除去後1カ月で軽快退院となった.退院後6カ月で肝膿瘍の再燃を認めていない.肝膿瘍の原因として腸管内異物も鑑別に挙げ,異物除去を積極的に行うことが肝要である.異物除去は外科的処置が必要になることもあるが,本症例は内視鏡的に摘出可能であった....

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  • 免疫寛容と自己免疫疾患

    藤尾 圭志 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (4), 651-653, 2023

    ...<p> <b>はじめに</b></p><p> 近年の分子標的薬の登場により,自己免疫疾患の治療成績は大きく改善している.その中で,若年女性患者のライフイベントをサポートする機会が増え,特に妊娠の管理はますます重要となってきた.特に全身性エリテマトーデス(SLE)は10-30歳女性の発症が多く,治療に際しては妊娠・出産への配慮が重要である.妊娠時には異物である胎児に対する免疫寛容の成立が必須であるが,...

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  • 内視鏡検査・処置のトレーニングモデル:本邦の現状

    鈴木 翔, 河上 洋, 三池 忠 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (10), 2145-2158, 2023

    ...<p>消化器内視鏡は消化器診療において必要不可欠な医療機器で,検査・診断のみならず治療でも大きな役割を担っている.ルーチンのEGDや全大腸内視鏡検査(total colonoscopy:TCS)の他,胆膵内視鏡,EUS,ESDや止血処置・異物除去など内視鏡スキルは多岐に渡るが,内視鏡技術を向上させるには経験と時間が必要である.現在,様々なタイプのトレーニングモデルやシミュレーターが開発されており,初学者...

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  • 製品プラスチックの回収方法の違いによる排出実態に関する研究

    佐伯 孝, 森田 雄大 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 3-, 2023

    ...異物としては、金属類の混入が多く、分離することを前提とした製品設計がされていないことが原因で市民が排出時に分別することが困難であると考えられた。富山県射水市における一括回収を想定した場合、現在の容器包装プラスチックの回収方法と同様と仮定すると製品プラスチックを年間102t回収可能であると試算された。...

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  • 協働ロボットを適用したAI搭載資源ごみ選別作業支援システムと環境教育

    香山 実希, 本田 泰崇, 中野 裕, 梅本 司, 桂木 格 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 41-, 2023

    ...一方で、ごみ処理分野における廃棄物の選別作業では、少子高齢化による労働力不足が課題となっており、また異物の除去等で作業負荷が高くなることもあるため、選別作業の効率化の他に、地域住民の分別意識の向上が求められている。 これまで当社では、資源化施設の手選別作業に対する支援を目的として、協働ロボットを適用したAI搭載資源ごみ選別作業支援システム(K-Repros<sup>®</sup>)を開発した。...

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  • 自動釘打機により鈍的心外傷を来たしたと考えられる1例

    明利 里彩, 石井 廣人, 谷口 智明, 川越 勝也, 阪口 修平, 古川 貢之 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 142-146, 2023

    ...CTで頭部と前胸部に釘の残存と,心損傷,肺損傷,脳損傷を認めたため,緊急で開胸止血術と開頭異物除去術を施行した。胸部の術中所見として,心膜に明らかな鋭的損傷を認めず,心尖部近くの心筋にoozingを伴う暗赤色変化を認めるのみだったことから,自動釘打機の衝撃による鈍的心損傷と診断した。自動釘打機による四肢以外の臓器損傷はまれであり,無症状から血行動態の破綻までさまざまな経過を呈する。...

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  • 鉛筆による頸部杙創にて左椎骨動脈損傷・第7頸椎椎体骨折をきたした小児の1例

    山本 祐太郎, 室野井 智博, 松本 亮, 川口 留以, 藏本 俊輔, 岡 和幸, 下条 芳秀, 木谷 昭彦, 比良 英司, 渡部 広明 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 114-118, 2023

    ...本症例では,椎骨動脈のカテーテル塞栓術を先行後に異物除去を施行し,良好な成績を得た。頸部杙創による椎骨動脈損傷では,成傷器の除去において,出血と塞栓による脳梗塞発症を防止する点を念頭に置いた治療戦略が必要である。...

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  • 上気道粘膜組織における宿主自然免疫応答機構の解明

    小笠原 徳子 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 3 (4), 133-137, 2023

    ...<p>両口蓋・咽頭扁桃や鼻粘膜はひとつづきの粘膜組織であり,ヒト気道において外来抗原の認識と取り込み,異物除去,病原体の侵入阻止など日常的に多彩な機能を果たしている。粘膜組織における非特異的あるいは特異的な防御機構は多段階にわたって制御されており刺激の程度に応じた反応を誘導するように調整されているが,その詳細は構成細胞を含めて未だ不明な部分が多い。...

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  • Nuss法と両側生体肺底区移植を同時に施行した小児漏斗胸合併症例

    田中 里奈, 藤岡 祥恵, 高橋 守, 豊 洋次郎, 大角 明宏, 中島 大輔, 濱路 政嗣, 池田 義, 菅 健敬, 植村 貞繁, 伊達 洋至 移植 58 (Supplement), s148_2-s148_2, 2023

    ...脳死肺移植にあたっては、アンダーサイズグラフトを移植し、異物を用いない胸郭形成術を検討していた。呼吸状態の悪化と、難治性気胸の発症があり、生体肺移植予定となった。患児の身長は125 cm、CT volumetryでは右胸腔は410 ml、左胸腔は207 mlであった。...

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  • 黒毛和種牛枝肉表面に付着する異物の細菌数と細菌叢解析

    塚本 真由美, 苅谷 俊宏, 山﨑 翔矢, 小畑 麗, 向島 幸司, 村瀬 繁樹, 朝倉 宏, 森田 幸雄 日本獣医師会雑誌 76 (2), e11-e17, 2023

    ...に有意差がなかった.獣毛-糞便-消化管内容物検体の一般細菌数はレールダスト-フットカッター汚れ検体のそれと比べ高値であった.消化管内容物は<i>Firmicutes</i> 門,獣毛・レールダスト・フットカッター汚れは<i>Proteobacteria</i> 門の比率が高く,糞便は<i>Firmicutes</i> 門と<i>Proteobacteria</i> 門が高い比率の菌叢であった.付着異物...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 内痔核に対するstapled hemorrhoidopexy後に生じた傍直腸囊胞に対して内視鏡的開窓術で治療し得た1例

    中原 晶子, 黑田 浩平, 白坂 大輔, 池川 卓哉, 惠良 有紀子, 新井 憂, 浅田 裕也, 河野 未樹, 山本 貴央, 沖野 毅 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (2), 125-131, 2023

    ...<p>52歳男性.15年前他院で内痔核に対しstapled hemorrhoidopexyを施行された.腹部膨満感,排便困難感を主訴に当院を受診し,直腸背側にstapled hemorrhoidopexyのステープルに接して囊胞性病変を認めた.内視鏡的に開窓術を施行し,囊胞内から径2.5cm大の球形の異物が摘出され,症状は消失した.stapled hemorrhoidopexy後に生じた症状を伴う傍直腸囊胞...

    DOI 医中誌

  • 第21回 酵素分子多型を求めて

    寺田 知行 ファルマシア 59 (6), 548-549, 2023

    ...異物代謝酵素の分子多型に関する研究を行い、アルド-ケト還元酵素と短鎖脱水素酵素の精製あるいはc D N Aクローニングなどを行い、酵素化学的諸性質、構造及び機能発現部位などそのユニークな性質を明らかにした。...

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  • 鼻石と外耳道肉芽腫を生じた放線菌症の2症例

    森岡 優, 田中 宏明, 長谷川 文雄 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 3 (2), 57-62, 2023

    ...1例目は,左側頭部痛を主訴に来院,左総鼻道に黄白色の骨様に硬く脆い異物を認めた。病理所見から放線菌による鼻石症と診断。異物除去後に左側頭部痛は早期に改善した。</p><p>2例目は,1ヵ月前からの右難聴と耳痛で来院。外耳道は肉芽で充満しており,手術で肉芽および感染性異物を摘出した。病理所見では,植物性の異物と放線菌塊に炎症性肉芽が随伴していた。術後鼓膜穿孔は遺残したが,伝音難聴は軽快した。</p>...

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  • クラスアクティベーションマップを用いた画像合成による検査精度の向上

    前島 崇宏, 平間 毅 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3T5GS703-3T5GS703, 2023

    ...<p>AIを活用し異物検査を行うためには学習データを集める必要があるが,異物が混入した画像の収集やアノテーション作業は労力を要する。本研究では正常品画像と異物画像を合成し、学習用の異物混入画像を作成した。実際に異物が混入した画像で学習を行った場合とCAM(Class Activation Map)を用いて合成した異物混入画像で学習を行った場合についてそれぞれ検査精度を評価した。...

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  • 粘液層を除去するロボットカプセルを用いたバイオ医薬品の経口吸収性改善

    山添 絵理子 ファルマシア 59 (9), 867-867, 2023

    ...消化管のうち,薬物吸収に対する寄与が最も大きいのは小腸である.小腸では多数の絨毛や微絨毛を有する上皮細胞が管腔側表面を覆い,表面積が極めて大きくなっているため,薬物吸収において有利な構造を有していると言える.しかし小腸は,食物と一緒に細菌やウイルスなど外部からの異物が侵入しやすい環境でもあるため,異物の攻撃から身を守るために様々なバリアを形成している.1つ目は異物をトラップし上皮細胞へ到達することを...

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  • 皮膚線維腫と黄色肉芽種との鑑別を要した 1 例

    飯田 裕里佳, 熊谷 淳, 小川 聡, 浅井 沙月, 石原 美佐, 橋本 公夫, 川上 尚弘, 鷲尾 健 皮膚の科学 22 (2), 104-108, 2023

    ...真皮浅層から深層にかけて球状の腫瘤を認め真皮直下では組織球が密に集簇し,<b>Touton </b>型や異物型の多核巨細胞が多数見られ,また泡沫様細胞も混在し黄色肉芽腫と類似していた。真皮深層では巨細胞はみられず,花むしろ模様に紡錘形の核をもった細胞の増殖を認めた。 <b>CD68 </b>染色は両部位で陽性であったが,表皮直下の真皮浅層では染色様態が円形に近く,真皮深層では紡錘形に染色された。...

    DOI 医中誌

  • Gel immersion法を応用した様々な内視鏡手技

    矢野 智則, 高岡 良成, 中澤 克行 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (9), 1393-1404, 2023

    ...<p>透明なgelを管腔内に注入して視野確保するgel immersion法は2016年に初めて報告された.Gelの粘性により血液・腸液や食物残渣と混ざり合わずに押しのけて透明な作業空間を作りだし,透明な視野が確保できる.この方法に最適化したgelであるビスコクリアが医療機器として2020年10月に発売され,内視鏡的止血術だけでなく,ESD,EMR,EUS,捻転整復,異物回収など様々な内視鏡手技に応用...

    DOI 医中誌

  • Billroth II再建後に生じた真性腸石による輸入脚憩室穿孔の1例

    山本 亮, 岩田 力, 渡邊 真哉, 古田 美保, 會津 恵司, 小林 真一郎 日本臨床外科学会雑誌 84 (3), 404-408, 2023

    ...<p>症例は63歳,男性.16歳時に胃潰瘍に対して幽門側胃切除術(Billroth II法再建)の既往がある.4時間前から発症した激しい腹痛を主訴に当院救急外来を受診した.腹部所見で上腹部に圧痛と筋性防御を認めた.腹部CTで輸入脚近傍に腸管外の遊離ガス像および高吸収域像を複数認め,また周囲の脂肪織濃度の上昇を伴っていた.腸石または異物による輸入脚穿孔による腹膜炎と診断し,緊急手術を施行した.腹腔内を...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 低グレード古紙使用下の抄紙工程における異物除去技術

    吉野 剛史 紙パ技協誌 77 (9), 804-808, 2023

    ...それに伴いピッチなどの粘着異物が増え,用具に付着して搾水不良や断紙などを引き起こし生産性を下げる要素が多くなっている。同時に製品品質向上も求められており,難題に取り組まなければならないことが増えている。<br>このような状況下で低グレード古紙を使用するにあたり,抄紙工程でワイヤーパート,プレスパート,ドライパートに分けて最適な用具洗浄のための異物除去技術を紹介する。...

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  • 骨格筋と腸のクロストーク“筋腸連関”からみる代謝,運動の機能制御

    青井 渉 日本栄養・食糧学会誌 76 (5), 305-312, 2023

    ...腸は栄養素の消化・吸収を担い, 基質の供給に寄与する一方で, 体内への異物進入を防御することにより過剰な炎症応答, 代謝攪乱を防いでいる。また, 腸内細菌から産生される物質が, 直接あるいは間接的に代謝を制御することもわかってきた。そのため, 健全な腸機能を維持することは, 骨格筋の代謝を制御し, 疾患やフレイルの予防に寄与するとともに, 運動機能の維持・向上において重要である。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献53件

  • 迷入経路が不明であった上顎洞内異物の1例

    深本 真央, 安田 聡, 久保 宗平, 市原 秀記 日本口腔診断学会雑誌 36 (3), 180-185, 2023

    We report the case of a foreign body in the maxillary sinus with unknown path of entry. <br>The patient, a 60-year-old man, was referred to our department with a chief complaint of a sense of …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 内視鏡的摘出を必要とした食餌性小腸イレウスの2例

    佐竹 真, 安井 利光, 城 尚志, 青井 健司, 垣田 成庸, 山田 幸則 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (11), 2297-2303, 2023

    ...<p>症例1は65歳 男性.腹部膨満と嘔吐を主訴に来院し,腹部CTで小腸イレウスを認めた.経鼻イレウスチューブ留置したが改善が乏しく,経時的なCT撮像で閉塞起点の移動を認め,食餌性イレウスを疑った.保存的加療困難のため腹腔鏡にて用手的に異物を肛門側へ移動させ大腸内視鏡で回収した.内容はシイタケであった.症例2は77歳 男性.腹部膨満と嘔吐を主訴に来院し,腹部CTで小腸イレウスを認めた.本症例は臨床経過...

    DOI 医中誌

  • 上顎洞を貫通し蝶形骨まで達した園芸棒異物

    原 麻梨子, 菊田 周, 佐藤 拓, 近藤 健二 日本鼻科学会会誌 62 (4), 645-650, 2023

    ...異物先端の形状が不明であることに加え,引き抜く過程での髄液漏,大量出血,異物の破損等の危険性を考慮し,明視下での異物除去を試みた。全身麻酔下に上顎洞内部を貫通する園芸棒を内視鏡で確認したが,異物を引き抜いた後に,棒先端のゴム製キャップが翼口蓋窩に遺残していた。そのため追加で遺残物を内視鏡下に摘出した。摘出後の経過は良好で創部からの出血や感染は認めなかった。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 敵対的生成ネットワークに基づくカット野菜の異物混入画像検査方式の検討

    松谷 直輝, 佐野 睦夫, 松田 展, 大井 翔 画像電子学会研究会講演予稿 22.03 (0), 141-147, 2023

    ...カット野菜の異物検査は現在,目視で行われており,生産性と品質向上のため,信頼性の高い自動異物検査方式が求められている.しかしながら,野菜には葉脈や色合いなどのパターン変動が内包しており,正常品の変動が小さい定型的な工業用部品検査方式と較べて,正常品学習が容易ではない.本研究では,異物の性質を考慮し,正常野菜の変動を学習可能な敵対的生成ネットワークによる異物画像検査方式を提案し,有効性を検証した....

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  • メチル水銀は脳毛細血管内皮細胞の密着結合構成分子の発現を抑制する

    中野 毅, 原 崇人, 山本 千夏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-137-, 2023

    ...脳の毛細血管内皮細胞は、外来異物の侵入を防ぐ血液脳関門(BBB)と呼ばれる生体バリアを形成している。BBBは脳組織を体循環由来の異物や組織から隔絶し、栄養成分の選択的な供給や血管透過性の制御などを通じて脳の恒常性を維持している。...

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  • 脳動脈瘤塞栓術後に遅発性白質病変が出現し微小虚血巣が遺残した1例

    柴田 洋平, 秋山 恭彦, 中川 史生, 神原 瑞樹, 山﨑 智博, 㯃松 翔子, 吉金 努, 永井 秀政, 山本 和博, 林 健太郎 脳卒中 45 (1), 44-50, 2023

    ...<p>脳動脈瘤の血管内治療後に,遅発性に発生する白質病変についての報告が散見される.本病態は,血管内留置デバイスから溶出するニッケルに対するアレルギー,あるいは治療中にカテーテルなどから剝離する親水コート剤に対する異物反応などが発生機序と推測されている.今回我々は,潰瘍性大腸炎を基礎疾患に有する内頚動脈瘤患者のステント併用コイル塞栓術後,遅発性に大脳白質の浮腫が発生し,病変縮退後に浮腫病変内に微小虚血巣...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • シトクロムP450が介在する代謝物のハイスループット評価

    菱沼 英史 ファルマシア 59 (3), 244-244, 2023

    ...シトクロムP450(CYP)はほとんどすべての生物に普遍的に存在するモノオキシゲナーゼであり,遺伝子スーパーファミリーを形成している.ほ乳類のCYPは脂肪酸やステロイドなどの生体内物質のほか,医薬品や生体異物など多くの基質の酸化反応を触媒する.ヒトでは18ファミリー,57のCYP遺伝子が存在することが知られており,主にCYP1~3のファミリーが医薬品や環境化学物質などの代謝の半数以上に関与している....

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  • T-tube気管支内異物

    飯島 宏章, 大上 研二, 酒井 昭博, 寺邑 尭信, 山﨑 有朋, 稲木 利英, 戎本 浩史 耳鼻咽喉科臨床 116 (4), 367-370, 2023

    <p>Airway foreign bodies may cause recurrent pneumonia and atelectasis, which could be fatal; therefore, early diagnosis and removal are important. We report the case of a 76-year-old man who …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 寒天印象材が上顎洞に迷入した1例

    市川 はるの, 野中 咲, 笠原 英生, 石井 宏昭 日本口腔診断学会雑誌 36 (2), 142-147, 2023

    We report a case in which an agar impression material entered the maxillary sinus. The patient was a 64-year-old woman who was referred to our hospital in October 202X for a detailed examination of …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • バイオマスボイラ立ち上げ経験

    田口 和人 紙パ技協誌 77 (6), 518-522, 2023

    ...特に,高圧蒸気ライン接続から既設ボイラとの切替え作業や,廃タイヤのワイヤーに起因する炉内への金属異物堆積は大きな問題となったが,炉底からの燃焼一次空気量の調整やエリアごとの空気量バランス変更、燃料の品質チェックを行うことで解決することができた。現在のところ安定した操業ができているが,流動層の砂の流出問題や,今後の連続操業期間の見極めなどが課題となっている。...

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  • 経皮吸収型製剤使用時の個人間差に対する基礎研究からのアプローチ

    槇原 弘子 看護薬理学カンファレンス 2023.1 (0), S1-3-, 2023

    ...<p>人体最大の臓器である皮膚組織は、外界から身体を保護し体内への異物侵入を防ぐバリア機能をもつ。そのため、皮膚組織には化学物質などに対する代 謝機能があり、様々な代謝酵素が発現している。一方で皮膚組織は、全身作用 を目的とした経皮吸収型製剤から有効成分を吸収する部位としての機能も担う。 皮膚から吸収された薬物は直接体循環に移行するため、肝臓での代謝(初回通 過効果)の回避が可能である。...

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  • 下咽頭から頸部皮下まで達した魚骨異物

    松本 祐磨, 篠原 宏, 中野 光花, 清水 啓成 耳鼻咽喉科臨床 116 (8), 783-787, 2023

    <p>Fish bones are among the most frequently encountered ingested foreign bodies in the pharynx and cervical esophagus. We report a case in which a mistakenly ingested fish bone had migrated from the …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 「キュアサイド」と「リアライザー」による抄紙マシンの操業性と紙品質の向上

    武末 早織, 但木 孝一 紙パ技協誌 77 (10), 917-923, 2023

    ...これらは,古紙原料の品質悪化,抄紙系内のクローズド化や各種内添薬剤の使用量増による汚れ物質の蓄積等が原因と考えられ,特に微生物由来のスライム,古紙原料由来の粘着性ピッチやアニオントラッシュ等が複合的な異物を形成するケースが多い。抄き込み欠陥や断紙を低減し,抄紙マシンの操業性を向上するためには,紙品質を維持しつつ各種内添薬剤の添加量を最適化して行くことが重要である。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • リポソーム修飾剤としてのヒアルロン酸の可能性

    寺山 涼子 ファルマシア 59 (12), 1123-1123, 2023

    ...これまでにも,皮膚からの薬物送達のためのキャリアとしてリポソームをはじめとした様々な脂質ベシクルが開発されており,組成や表面修飾によって物性の改善が図られてきた.また近年,ヒアルロン酸(HA)と複合体を形成したタンパク質や薬物の経皮吸収が向上するという報告がある.HAは保水性や生体適合性,粘弾性に優れ,スキンケア製剤や外用剤の開発において需要が高い.しかし,皮膚は細胞間脂質を本体とした生体バリアにより異物...

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  • 脳内に留置した吸収性ゼラチンスポンジ周囲に生じた肉芽腫の1例

    殖木 洋平, 小熊 啓文, 五味 玲, 川合 謙介 Japanese Journal of Neurosurgery 32 (1), 39-44, 2023

    ...その後, 吸収性ゼラチンスポンジが原因となり異物性肉芽腫が生じ, 摘出術を施行した. 吸収性ゼラチンスポンジによる肉芽腫形成の報告はまれではあるが, 本症例のように放射線化学療法によるゼラチンスポンジの吸収障害, ならびに体質的なアトピー素因によるゼラチンスポンジへの過剰反応により肉芽腫が形成される可能性がある.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • プラスチック製異物の同定が困難であったため外科的摘除を2回要した異食症の1例

    前川 夏穂, 風巻 拓, 眞戸原 尚輝, 仲澤 寿輝, 隈本 雄大, 川合 良尭, 保武 雄真, 土屋 亜由美, 廣江 成欧, 松本 松圭, 清水 正幸, 江川 智久 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 137-141, 2023

    ...〔要旨〕消化管異物は,小児や高齢者の誤飲,精神疾患を背景とした異食症によるものが多い。胃内異物はほとんどの症例で内視鏡的摘除が可能で,十二指腸より肛門側に移動した異物の多くは自然排泄されることも多く,外科的治療の対象となるものはまれであるが,ときに重大な合併症を招くことがあり,軽視されるべきではない。...

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  • 転移性肺腫瘍と鑑別を要した胸腔内異物の1例

    奥田 昌也 日本臨床外科学会雑誌 84 (6), 873-876, 2023

    ...の診断で手術を終了した.最終病理でも胸腔内異物となり,以前の胸部手術時の遺残と思われた.転移性肺腫瘍と鑑別を要した胸腔内異物の1例を経験したため,これを報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 細胞試験における健康食品成分の肝毒性評価系の検討

    近藤 位旨, 鈴木 一平, 千葉 剛, 東泉 裕子 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), O3-20-, 2023

    ...CYP3A4の誘導能はCYP3A4の近位プロモーター領域および異物応答領域を組み込んだレポーターアッセイから検討した。HepG2調製したレポーターベクターを組みこみ、CYP3A4誘導剤に対する特異性を検討した。これらの方法を用い、健康食品成分(14成分)による肝毒性およびCYP3A4誘導能の評価を行った。...

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  • 自然言語処理AIを使った仮説生成の薬剤性肝障害の新規影響因子探索への応用

    高木 優奈, 酒井 幸, 松本 崇, 西條 英里, 宮本 実, 豊柴 博義 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-042E-, 2023

    ...DILI スコアの低下に関与しているであろう遺伝子のクラスター解析を実施したところ、異物代謝、タンパク質脱リン酸化、ERストレス応答、miRNA介在遺伝子サイレンシングなどと関連が深い遺伝子が薬剤横断的に認められ、DILIとの関連報告のない遺伝子も含まれていた。今回の検討から、自然言語処理AIはDILI影響因子探索においてこれまでにない仮説を検証する機会を提供する可能性があると考えられた。</p>...

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  • 薬剤包装容器(PTP: press-through-package)を誤飲した 25例の臨床検討

    峯田 修明, 遠藤 俊治, 東田 正陽, 窪田 寿子, 田中 宏典, 伊藤 嘉智, 岡田 敏正, 吉松 和彦, 藤原 由規, 上野 富雄 日本外科系連合学会誌 48 (2), 89-94, 2023

    ...<p>【背景】近年,薬剤包装容器(press-through-package,以下PTPと略記)誤飲による消化管異物の報告は増加し,診断に時間を費やした症例は重篤な合併症を引き起こすと報告されている.今回われわれは,過去13年間に経験したPTP誤飲症例の診断と治療や経過について若干の文献的考察を加え報告する....

    DOI 医中誌

  • インテンサマックス<sup>™</sup>によるデトラッシュ技術

    織戸 慧 紙パ技協誌 77 (1), 36-40, 2023

    ...特徴としては,まず,ロータとスクリーンプレートが本体上部に設置されているため,異物の巻き込みや摩耗が起こりにくく交換部品の寿命が長くなる。次に,ロータ中心軸とケーシング中心軸とが傾いた角度で配置されており,ケーシング内の同心円状の回流が起こりにくくすることで異物同士のからまりによる粗大化を防いでいる。...

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  • 虫垂癌術後に局所再発が疑われた縫合糸膿瘍の1例

    濱﨑 友洋, 黒田 雅利, 熊野 健二郎, 池田 英二 日本大腸肛門病学会雑誌 76 (5), 393-399, 2023

    ...</p><p>病理検査では絹糸に対する異物反応と膿瘍形成を認め,縫合糸膿瘍と診断された.</p><p>腸間膜血管処理に用いた絹糸が縫合糸膿瘍の原因と考えられた.</p><p>縫合糸膿瘍は局所再発との鑑別が問題になることも多いことに留意する必要がある.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 異物による両側鼻石例と右側鼻石例

    木村 寛, 田近 洋介, 浅井 正嗣, 將積 日出夫 耳鼻咽喉科臨床 補冊 162 (0), 64-67, 2023

    <p>Rhinolith is a rare disease entity. Herein, we report two patients, one with bilateral rhinoliths and one with a right-sided rhinolith. The first patient, a 64-year-old male, presented with the …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 急性膿胸を契機に47年後に気管支鏡下に摘出された気管支異物の1例

    丸塚 孝, 濱崎 博一, 大隅 祥暢 日本臨床外科学会雑誌 84 (1), 52-56, 2023

    ...を認めた.深鎮静下に気管内挿管を行った上で,気管支鏡下に異物除去を行った.1本の鉗子では摘出が困難で,もう1本の生検鉗子を気管支鏡に沿わせるように挿入し,2本の鉗子で異物の縁の両側を把持して摘出した.本人が9歳時にプールで水泳中に鉛筆キャップを飲み込んだことを思い出した.誤嚥から47年後に軟性気管支鏡下に摘出した気管支異物の1例を経験したので報告した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 難処理古紙の利用技術

    浦田 治朗 紙パ技協誌 77 (8), 720-724, 2023

    ...これまでのパルパーデトラッシュシステムであるバッチ処理のデトラッシュシステムと比較し,異物処理効率を劇的に改善したシステムとなっており,この状況を打破する有効な手段である。<br>「S-PAL」システムは,それぞれ新規に開発された無閉塞ポンプ・デトラッシャー・ドラムスクリーンから構成される。連続的に異物の処理が可能となった結果,処理効率は大幅に向上。...

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  • インテンサシリーズによる最新デトラッシュ技術

    織戸 慧 紙パ技協誌 77 (8), 714-719, 2023

    ...特徴としては,まず,ロータとスクリーンプレートが本体上部に設置されているため,異物の巻き込みや摩耗が起こりにくく交換部品の寿命が長くなる。次に,ロータ中心軸とケーシング中心軸とが傾いた角度で配置されており,ケーシング内の同心円状の回流が起こりにくくすることで異物同士のからまりによる粗大化を防いでいる。...

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  • ポリスチレン粒子がCaco-2細胞のタイトジャンクションに及ぼす影響

    大川 千明, 中川 博史, Md. Anamul HAQUE, 西村 和彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-225-, 2023

    ...腸管は外界からの異物暴露に対して、腸管バリア機能を有し、これは腸粘膜細胞のタイトジャンクション(TJ)が重要な役割を持つ。そのため、本研究ではヒト結腸癌由来細胞株Caco-2細胞を用いてポリスチレン粒子処置がTJに及ぼす影響について評価した。Caco-2細胞を長期間培養後に、直径0.1 µmの表面にアミノ基修飾のされた蛍光ポリスチレン粒子を24時間処置した。...

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  • 歯科における救命処置

    石井 宏昭 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 42 (2), 181-188, 2022-12-31

    ...している有病者であり,このようなリスク因子の存在により歯科治療中に患者の全身状態が急変し救命処置が必要になる確率は今後増えることはあっても減ることはない.現在では年間5 ~10 例程度が歯科治療と関連して死亡していると推定されている.死亡例の特徴は,中高年では心不全と脳血管疾患,幼児では窒息が多く,薬剤が直接の関連となっている例は少ない.従って成人にはCPR とAED の操作法,幼児ではCPR と気道異物...

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  • 異物留置手術の口腔管理(人工弁置換,人工関節置換)

    古土井 春吾 日本外科感染症学会雑誌 19 (2-3), 350-354, 2022-12-29

    <p>人工弁置換術や人工関節置換術など,人工材料を体内に留置する手術においては,人工体表面に細菌が付着して術後感染を発症するリスクが高い。手術後に術後感染を発症すると,患者は多大な不利益を受ける。血管内への細菌の侵入経路としては,歯周炎など口腔に由来することが多く,口腔管理が重要となる。したがって,手術が決定すれば,できるだけ早期に歯科を受診する必要がある。感染源となる歯の抜歯など,手術前に菌血…

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  • 顔面から頭蓋内まで穿通した杙創の1例

    小川 太志, 藤木 悠, 鈴木 剛, 直江 康孝 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 146-150, 2022-12-28

    ...頭部, 顔面杙創は, 軽症にみえても全例CTなどの画像検査を施行し異物の侵入経路と臓器損傷の診断をつけるべきである。</p>...

    DOI 医中誌

  • プロテオーム解析を用いた生物系異物の起源推定法の検討

    佐藤 由佳子, 出羽 智子, 鈴木 康司, 永富 康司, 曲渕 哲朗, 宮本 靖久 食品衛生学雑誌 63 (6), 218-224, 2022-12-25

    ...<p>生物系異物の起源種判別を行う目的でプロテオミクス解析技術を用いた判別法を開発した.すなわち,異物から抽出したタンパク質のトリプシン消化物のアミノ酸配列を高分解能LC-MSで決定し,そのアミノ酸配列を公開タンパク質データベースと照合して,異物の起源種を判定するものである.食肉(ウシ,ブタ,ニワトリ)および卵(ニワトリ,ウズラ)を模擬異物として供試した結果,トリプシン消化物から得られたペプチドからそれぞれの...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献2件

  • 食道異所性胃粘膜部に認めた食道異物の1例

    鍛治場 寛, 村田 祥磨, 生形 晃男, 北川 清宏, 野田 まりん, 久武 祐太, 岡村 幸重 Progress of Digestive Endoscopy 101 (1), 42-44, 2022-12-09

    <p>The patient is a man in his 50s. He visited our hospital because of a feeling lump in his chest after eating meat with persistent dysphagia. A plain CT scan of the chest revealed an esophageal …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 気道閉塞物に対しバルーンカテーテルを用いて内視鏡的治療を行った3症例

    眞田 哲郎, 河瀬 成穂, 前田 憲志, 秦 雄介, 堀田 尚克 広島大学医学雑誌 70 (1-6), 1-6, 2022-12

    ...食事中の呼吸困難で受診,胸部CT で左主気管支内の異物,左無気肺を認めた。気管支鏡検査で鶏肉の咀嚼物と考えられる異物を認め,バルーンカテーテルを用いて摘出した。症例3.77歳男性。呼吸困難で受診,胸部CT で左主気管支内に異物,左無気肺を認めた。気管支鏡検査でティッシュペーパーと考えられる異物を認め,バルーンカテーテルで摘出した。結論。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 経カテーテル的大動脈弁置換術後に生じた親水性ポリマー塞栓症 (hydrophilic polymer embolism) の 1 例

    細川 洋一郎, 野坂 和正, 中村 聡子, 森下 佳子 西日本皮膚科 84 (6), 517-520, 2022-12-01

    ...病理組織学的には真皮浅層の一部血管に好塩基性に染色される異物の塞栓像を認め,真皮中層から皮下組織には同物質を貪食する多核組織球が散見された。特徴的な病理組織所見より親水性ポリマー塞栓症(hydrophilic polymer embolism)と診断し,腎機能低下および好酸球上昇はなく,紫斑の拡大もみられなかったため無治療で経過観察としたところ,3 週間で皮疹は自然消退した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 気管切開術を要した小児喉頭異物

    川北 憲人, 大脇 成広, 清水 猛史 喉頭 34 (2), 174-177, 2022-12-01

    <p>A one-year-old boy accidentally aspirated a salmon bone while eating. Computed tomography showed a foreign body at the larynx level, and a fiberscopic examination revealed a fish bone in the …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • S状結腸憩室内に両端が嵌入したヘアピンを腹腔鏡内視鏡合同手術で経肛門的に摘除し得た1例

    仕垣 隆浩, 執行 ひろな, 岡 洋右, 赤木 由人 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 727-731, 2022-11-30

    ...定期検査の腹部X線検査で骨盤内に線状の異物を指摘された。腹部CT検査でS状結腸の憩室内に嵌まり込む6cm大の高吸収な異物を認めた。腹部症状はなく,画像上も穿孔を疑う所見はみられなかった。緩下剤内服で経過観察されたが,1ヵ月経過しても自然排出されず,消化器内科に紹介された。下部消化管内視鏡検査でS状結腸の憩室内にヘアピンの両端が嵌まり込み,可動性不良な状態であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 自傷行為により経皮的に侵入した複数の伏針を腹腔鏡下に摘出した1例

    髙野 洋次郎, 中原 健太, 垣迫 健介, 関 純一, 大饗 園子, 島田 翔士, 竹原 雄介, 向井 俊平, 榎並 延太, 澤田 成彦, 石田 文生 日本腹部救急医学会雑誌 42 (7), 749-752, 2022-11-30

    ...腹部に多数の異物を認め,画像検査で10本の伏針を確認した。一部の伏針は肝,結腸への刺入が疑われた。X線透視を併用し腹腔鏡下に手術を施行した。腹腔内に到達していた伏針は7本でそれぞれ大網に被覆され,膿瘍形成や消化管損傷は認められなかった。すべての伏針を破損することなく摘出した。摘出した伏針は引き伸ばされたゼムクリップ2本と裁縫用針8本であった。...

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  • 当科における異物症例の臨床的検討

    速水 菜帆, 田浦 政彦, 三橋 泰仁, 宮﨑 健, 妻鳥 敬一郎, 末田 尚之, 坂田 俊文 耳鼻と臨床 68 (6), 394-402, 2022-11-20

    ...<p>耳鼻咽喉科は外界と接する領域を扱う診療科で、異物症は頻繁に遭遇する疾患である。異物を主訴に福岡大学病院耳鼻咽喉科を受診した 338 例を後ろ向きに検討したので報告する。対象は 2018 年 1 月から 2020 年 12 月までに異物症のため当科を受診した 338 例である。異物を認めた症例は年齢分布の二峰性を示し、入院を要した症例も同様であった。...

    DOI 医中誌

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