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  • 地球史からの化学再考

    石井 和之, 川越 至桜 生産研究 75 (3), 215-218, 2023-08-01

    <p>本稿で我々は,人類と化学,生命と化学の観点から歴史を振り返り,地球と元素の成り立ちまでを簡単にさかのぼる.それらの歴史的経緯と現在における化学の進展を踏まえて,人類と化学の未来について簡単に言及する.</p>

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  • 歴史を記す黒と青の科学技術

    石井 和之 生産研究 73 (4), 233-235, 2021-08-01

    <p>墨と和紙の組み合わせは.1000 年を超える歴史を記してきている.これを人工青色顔料と化学的観点から比較することにより.最先端科学技術に基づいた長期間記録材料の開発においても.温故知新が有効と期待される.</p>

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  • 100億 総中間層・高齢化に資する文化×工学

    石井 和之 生産研究 72 (5), 345-347, 2020-09-01

    <p>文化×工学研究グループは,複合的・総合的な諸問題を俯瞰する機会を東京大学生産技術研究所に提供する.これにより,将来の100 億 総中間層・高齢化の時代に資する科学技術を開拓していくことが可能になると期待される.</p>

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  • フタロシアニンの光生物学的応用

    石井 和之 生産研究 72 (3), 233-237, 2020-05-01

    <p>赤色光又は近赤外光(> 650 nm)は,生体組織透過性が高い.フタロシアニンは,赤色又は近赤外光領域に強いQ 吸収帯,蛍光を示し得ること,及び効率良く一重項酸素を生成し得ることから,生物学的応用に有用である.新規光線力学的治療用光増感剤,ビタミンC 検出用蛍光プローブの開発の観点から,フタロシアニンの光生物学的応用について紹介する.</p>

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  • 生命のホモキラリティー手掛かりへの化学的アプローチ

    石井 和之 生産研究 72 (3), 227-231, 2020-05-01

    <p>生命の起源に関係する生命のホモキラリティーは,未解決の難問である.その起源の説明として,地球の自転運動(コリオリ力),円偏光による光不斉反応,磁場中の光不斉反応,三つの候補が提案されている.本解説では,磁気キラル二色性や渦運動と分子キラリティーの関係性に関する近年の研究を,生命のホモキラリティー起源に対する化学的アプローチの観点から紹介する.</p>

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  • フタロシアニンを用いたビタミンC検出用蛍光プローブの開発

    横井 孝紀, 石井 和之 生産研究 71 (4), 799-804, 2019-07-01

    <p>ビタミンC は,これまで様々なガンに対して臨床研究が試みられており,幾つかの成功例が報告されている.しかし,これまで生体へ静脈投与されたビタミンC の挙動を観測することには成功していなかった.我々は,ビタミンC を検出するための蛍光プローブとして,2 つのtetramethyl-1-piperidinyloxyl(TEMPO)ラジカルを結合したケイ素フタロシアニン(SiPc)を開発した.こ…

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  • 無容器法を用いて作製した遷移金属元素含有ガラスの磁気光学特性

    中塚 祐子, 岡田 健太郎, 唐澤 正信, 石井 和之, 井上 博之 生産研究 71 (4), 883-887, 2019-07-01

    <p>3d 遷移金属酸化物を含有する種々のガラスを作製し,その磁気特性および磁気光学特性について調査した.3d 遷移金属酸化物を含有するガラスの中では,FeO 含有ガラスが最も大きなベルデ定数の絶対値を示した.FeO 濃度を増加させると,比例してベルデ定数の絶対値も増加した.また,母ガラス組成を変化させることでベルデ定数の値が変化することが分かった.ベルデ定数の波長依存性をVan …

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  • フタロシアニンとヒト血清アルブミンの複合化

    服部 伸吾, 村田 康輔, 石井 和之 生産研究 71 (4), 797-798, 2019-07-01

    <p>フタロシアニン錯体(MPc)と蛋白質の複合化は,MPc の生体適合性の向上等の観点から,生体内におけるMPc 機能化に有用である.本研究では,効果的な光線力学的療法(PDT)用光増感剤の開発を志向し,PDT 用光増感剤として有用であるMPc (M = Si(OH)<sub>2</sub>, Zn, …

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  • 10年を振り返る生研のあゆみ

    吉江 尚子, 岸 利治, 藤井 輝夫, 芦原 聡, 佐藤 洋一, 大島 まり, 野城 智也, 石井 和之, 今井 公太郎, 松山 桃世 生産研究 71 (3), 220-243, 2019-05-01

    この10年で新しくできた組織:ONG(Office for the Next Generation)<br> 社会とのつながり:広報室<br> 新しくできた組織:ニューヨークオフィス<br> 国際連携(LIMMS/SMMIL-E)と地域連携<br> 研究室のありようの多様化<br> 横をつなげる役割/価値創造デザイン<br> 千葉実験所移転<br> 震災について<br> …

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  • 念願であった広報室の設立の経緯

    石井 和之 生産研究 71 (3), 316-319, 2019-05-01

    この度70周年を迎える生研は,その高い研究開発能力で,科学技術発展に貢献してきた.一方,その成果のアウトリーチ活動については,長年,改善点が指摘されていた.生研の情報発信力・ ブランディング力強化を目的として,平成29年4月に広報室が新設された.本稿では,初代広報室長である筆者が,その設立の背景と現在の活動について概説する.

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  • 汚染土壌からの放射性セシウムの除去・回収

    高橋 勇介, 藤井 隆夫, 島 長義, 石井 和之, 工藤 一秋, 立間 徹, 藤田 洋崇, 佐藤 理夫, 迫田 章義 生産研究 66 (4), 403-409, 2014

    放射性物質に汚染された土壌から,その主たる原因物質である放射性セシウムを除去・回収するプロセスとして,集落や農地単位で実行可能な小規模分散型プロセスを提唱し開発した.このプロセスは,低環境負荷な方法で汚染土壌から放射性セシウムを脱離・抽出すること,および新開発のセシウム吸着材を用いて脱離・抽出したセシウムを回収することから成る.1 バッチ当り100 …

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  • 一重項酸素を生成するフタロシアニン―固体触媒の開発

    石井 和之 生産研究 61 (2), 83-86, 2009

    固体中におけるフタロシアニン(Pc)間のp-p相互作用は, 光伝導体として実用される伝導性を誘起するが, それは単量体的光化学特性(シャープなQ吸収帯, 強い蛍光, 一重項酸素(1Dg)生成能)を減ずる欠点も有する.本解説では, 単量体的光化学特性と高い一重項酸素生成能, 両方を有するシリカゲル担持Pcを合成する最近の方法について述べる.特に, …

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  • 重原子効果を用いない効率的一重項酸素生成

    石井 和之 生産研究 60 (2), 160-163, 2008

    一重項酸素は, 光線力学的癌治療, 有機化合物の酸化剤に利用されている.光増感剤励起三重項状態からのエネルギー移動により生じる一重項酸素の量子収率を増加するためには, 励起三重項量子収率を増加できる重原子効果が一般的に利用されてきた.本解説では, 重原子を用いずに一重項酸素収率を増加する最近の方法について述べる.

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