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検索結果 250 件

  • 大腿静脈原発平滑筋肉腫の1例

    佐藤 雅信, 永澤 園子, 山田 章貴, 森本 喜久, 顔 邦男, 麻田 達郎 日本血管外科学会雑誌 32 (6), 449-453, 2023-12-17

    ...との鑑別診断として挙げられた.手術所見では,腫瘤は大腿静脈と連続性があり,神経原性腫瘍は否定された.大腿静脈の腫瘍と診断され,完全切除を行った.病理検査で血管由来の大腿静脈原発性平滑筋肉腫との診断を得た.退院後は当院血液腫瘍内科とともに経過を観察していた.術後4カ月後に多発性肝転移と多発性肺転移を認め,化学療法を開始された.術後2年経過した現在も生存中である....

    DOI 医中誌

  • 右主気管支の一度離断により安全に完全切除した巨大中縦隔腫瘍の1例

    大熊 真理, 松永 健志, 福井 麻里子, 服部 有俊, 高持 一矢, 鈴木 健司 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (6), 545-550, 2023-09-15

    ...<p>今回我々は,右主気管支を一度離断することで視野を確保し,安全に完全切除した巨大中縦隔腫瘍の1例を経験したので報告する.神経線維腫は縦隔神経原性腫瘍の約20%を占め,20-30代に好発する腫瘍である.症例は53歳,男性.前医整形外科で骨盤内悪性末梢神経鞘腫・ダンベル型後縦隔神経節細胞腫の切除歴あり.中縦隔に増大する腫瘍を指摘され,当科へ紹介.造影CTで主座は中縦隔であったが,腫瘍は上縦隔から下縦隔...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 単孔式胸腔鏡手術で切除した後縦隔ミュラー管囊胞の一例

    桑原 博昭, 植田 隆太, 木内 静香, 鈴木 昭 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (5), 466-471, 2023-07-15

    ...発生するミュラー管囊胞は良性の疾患で非侵襲的手術のよい適応と考えられる.我々は単孔式胸腔鏡手術で摘出した後縦隔ミュラー管囊胞を経験した.症例は36歳の女性.Body Mass Indexは39.2であった.背部痛があり近医を受診した.精査では背部痛の原因となる明らかな病変は認めなかったが,左後縦隔に囊胞性病変を認め当科紹介となった.囊胞性病変は第7胸椎と下行大動脈に接して存在した.当院での経験から神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • メサドンから他のオピオイドにスイッチすることで,副作用が軽減し職場復帰が可能となった1症例

    和智 純子, 久米田 幸弘 日本ペインクリニック学会誌 30 (2), 15-19, 2023-02-25

    <p>メサドンから他の強オピオイドへスイッチし,職場復帰が可能となった症例を経験した.症例は後縦隔原発悪性軟部肉腫の56歳女性で,第3・4胸椎椎体,左側腋窩・胸部・肩甲骨転移と神経浸潤による難治性の神経障害性疼痛が認められた.疼痛緩和のため,メサドンが投与され30 mg/日まで増量したが,十分な痛みの軽減が得られず,眠気・倦怠感の増強と抑うつ傾向を認めた.胸椎椎体病変部へ,薬物療法以外の疼痛治療…

    DOI 医中誌

  • 健診を契機に発見された後腹膜海綿状血管腫の1例

    櫻井 太郎, 種村 匡弘, 松本 謙一, 東 重慶, 古川 陽菜, 三宅 正和 日本臨床外科学会雑誌 84 (9), 1520-1526, 2023

    ...<p>症例は52歳,女性.健診で高血圧を指摘され,当院循環器内科へ紹介となった.原発性アルドステロン症の除外目的に施行した腹部造影CTにて副腎に異常は認めなかったが,十二指腸水平脚背面と右腎との間に石灰化を伴う平衡相で淡い造影効果を伴う腫瘤を指摘された.PET-CTでは淡いFDG集積を認め,MRIではT1WIで低信号,T2WIで著明な高信号を呈した.画像所見から神経原性腫瘍,脂肪肉腫,血管肉腫を疑った...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 体表・頭頸部の超音波診断

    齋藤 大輔 超音波医学 50 (4), 279-289, 2023

    ...しておくことが推奨される.頸部を慎重に観察すると,リンパ節が辺縁明瞭の扁平楕円形低エコー腫瘤として多数描出される.正常リンパ節では,内部にfatty hilumと呼ばれる小さな高エコー域を認める.カラードプラでは,fatty hilumに沿った血流を認める.頭頸部癌の転移リンパ節ではこの正常構造が破壊され腫大するため,超音波にて正常との鑑別が可能である.頸部に出現する他の腫瘍としては,甲状腺・唾液腺腫瘍や神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 5歳女児に発生した後縦隔神経節細胞腫(長径11cm)の1切除例

    岡本 祐介, 手石方 崇志, 宮原 尚文, 平塚 昌文 日本臨床外科学会雑誌 84 (2), 269-272, 2023

    ...<p>縦隔神経節細胞腫は神経節由来の良性疾患であり,20歳以下の小児,若年成人に好発する無症状で発見されることが多い腫瘍である.今回,就学前の幼児に発生した有症状の巨大後縦隔神経節腫瘍を経験したので報告する.症例は5歳,女児.咳嗽,発熱を主訴に近医を受診.画像で右後縦隔に10cm大の境界明瞭な腫瘍を認めた.CT・MRI・PET所見からは良性神経原性腫瘍を疑われ,症状は腫瘍圧迫によるものと思われた.胸腔鏡補助下...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 肘部管症候群との鑑別を要した神経周膜腫の一例

    山賀 崇, 栗本 秀, 原 龍哉, 山本 美知郎, 岩月 克之, 米田 英正, 佐伯 将臣, 徳武 克浩, 村山 敦彦, 杉浦 洋貴, 平田 仁 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 402-404, 2023

    ...神経周膜腫は稀な神経原性腫瘍である.尺骨神経に発生し,肘部管症候群と鑑別を要した症例を経験したので報告する.症例は,17歳男性.2年前から握力低下,環指小指の痺れを自覚,徐々に手の変形も進行し,前医を受診した.身体所見,神経伝導速度検査から肘部管症候群と診断し,神経剥離,皮下前方移行術を施行するも神経所見の回復が乏しかった.術後2年経過時,上腕骨内側上顆近位レベルで尺骨神経に索状物を触れ,神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌

  • 縦隔腫瘍として発見された脊索腫の1例

    髙橋 秀悟, 三井 匡史, 伊豆川 翔太, 岩井 英頌, 藤嶋 悟志, 矢嶋 信久, 今井 一博, 南谷 佳弘 肺癌 62 (4), 317-322, 2022-08-20

    ...</b>54歳,男性.健康診断の胸部単純X線写真で,右上肺野に異常陰影を指摘され,近医を受診.CT検査で上縦隔に45 mm大の縦隔腫瘍を認めた.手術目的に当科へ紹介され,良性の神経原性腫瘍として胸腔鏡下での腫瘍摘出術を施行.HE染色で粘液腫様組織を背景とし,空胞状の細胞質を持つ細胞の索状配列を認め,脊索腫の可能性を疑った.免疫組織化学染色でbrachyury陽性となり,傍椎体に発生した脊索腫と診断した...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 頸部良性腫瘤の診断と悪性腫瘍との鑑別

    岩井 大, 八木 正夫, 藤澤 琢郎, 鈴木 健介, 阪上 智史, 清水 皆貴 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (5), 733-741, 2021-05-20

    <p> 頸部腫瘤13例 (良性9例, 悪性4例) を提示し, 診断とともに鑑別点について述べた. このうち6例は甲状腺に関連する疾患 (甲状腺癌の充実性・嚢胞性転移各1例, 異所性甲状腺2例, 慢性甲状腺炎1例, 慢性甲状腺炎からの悪性リンパ腫1例) であり, 加えて, 1例 (迷走神経鞘腫) は当初に甲状腺癌と考えられていた. このように, 甲状腺疾患は形を変えて腫瘤として現れるので, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 後縦隔に発生した骨髄脂肪腫の1例

    阪口 全宏 日本呼吸器外科学会雑誌 34 (7), 772-775, 2020-11-15

    ...<p>症例は69歳男性.風邪症状で近医を受診し,後縦隔腫瘍を指摘された.胸部X線写真およびCTで胸椎右側に境界明瞭,表面平滑な腫瘍がみられた.腫瘍の大きさは5年前と変わらず,PETでは集積がなかった.腫瘍の局在から神経原性腫瘍を疑い胸腔鏡下手術を行った.右傍椎体領域に暗赤色の柔らかい腫瘍が存在し,完全切除した.病理組織では,3系統すべての造血系細胞に成熟脂肪細胞が混在しており骨髄脂肪腫と診断された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 胸腔鏡下に摘出し得た胸腹移行部に存在する後腹膜神経鞘腫の1例

    神保 充孝, 郷良 秀典, 高橋 雅弥, 大塚 遼, 上杉 尚正, 小林 俊郎, 斉藤 聡, 高橋 剛 山口医学 69 (2), 93-97, 2020-05-01

    ...<p> 症例は40歳代,男性.頚部痛のため近医を受診し,CTで後腹膜に腫瘤性病変を認め,精査加療目的で当科紹介となった.CTでは,腹部大動脈の左側で左腎臓を圧排する51×47mmの境界明瞭で内部がやや不均一に造影される腫瘤を認めた.腫瘤の大部分は後腹膜に存在していたが,頭側の一部は後縦隔に存在していた.MRIでは,T1WIで低信号,T2WIで低信号と高信号の混在する腫瘤を認めた.神経原性腫瘍を疑い手術...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 後縦隔ミュラー管囊胞の一切除例

    須﨑 剛行, 澤端 章好 日本呼吸器外科学会雑誌 34 (2), 137-142, 2020-03-15

    ...<p>症例は44歳,女性で,喀痰を契機に来院した.胸部CTにおいてTh4-5右側に最大径2 cmの後縦隔結節を認めた.子宮筋腫と,帝王切開の手術歴があった.神経原性腫瘍を疑い,胸腔鏡下に摘出した.肉眼的には,結節は薄壁の囊胞であり,交感神経や気管支,食道との連続性はなかった.病理組織診断では,囊胞壁は丈の低い立方上皮で裏打ちされ,一部に線毛を有しており,ER,PgRに陽性を示した.よって,ミュラー管囊胞...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 経過観察を選択した頸部神経原性腫瘍の9例

    戸部 陽太, 篠原 尚吾, 竹林 慎治, 濱口 清海, 道田 哲彦, 齊田 浩二, 水野 敬介 耳鼻咽喉科臨床 113 (10), 643-649, 2020

    <p>Peripheral nerve sheath tumors (PNSTs) can arise from almost any nerve in the cervix, and these tumors are mostly benign. In clinical practice, diagnosis of PNSTs at the outpatient department is …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 陽圧胸腔鏡下に摘出した後縦隔神経節細胞腫の1例

    市川 靖久, 川角 佑太, 福本 紘一, 森 正一 日本臨床外科学会雑誌 81 (3), 423-427, 2020

    ...<p>症例は33歳,男性.検診胸部異常影,無症状で当院紹介となった.精査にて椎体右側に沿って上下方向に11cmの境界明瞭,表面平滑な腫瘤を認めた.腫瘤は,頭側は第10胸椎下縁から第2腰椎上縁の右腎動静脈下端まで進展していた.造影CTでは比較的造影効果に乏しかった.神経原性腫瘍を疑い手術を施行した.CO2送気を併用し横隔膜を尾側へ圧排し視野を確保して胸腔鏡下に摘出を試みた.術前にAdamkiewicz...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 両側開胸にて切除した食道神経鞘腫の1例

    香川 正樹, 池部 正彦, 太田 光彦, 森田 勝, 山口 正史, 田口 健一, 藤 也寸志 日本臨床外科学会雑誌 81 (2), 248-253, 2020

    ...<p>症例は63歳,女性.検診の胸部X線写真撮影で異常陰影を指摘され,食道腫瘍の診断で当科へ紹介となった.上部消化管内視鏡検査で胸部中部食道に粘膜下腫瘍を認め,ボーリング生検にて神経原性腫瘍疑いの診断となった.CTにて最大径7cmの乏血性腫瘤を認め,左肺門部,大動脈を広く圧排し,浸潤も否定できない所見であった.悪性も否定できないため,切除を行うこととした.右開胸からのアプローチは術野の確保が困難と考...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 膵頭部前面に発生したパラガングリオーマの1例

    飯田 優理香, 福島 亘, 金本 斐子, 宮永 章平, 堀川 直樹, 薮下 和久 日本臨床外科学会雑誌 81 (12), 2519-2524, 2020

    ...<p>症例は50歳,女性.左乳癌の精査中に胆嚢近傍の腫瘍性病変を指摘された.CT・MRIでは膵頭部の腹側に位置しており,膵臓との境界は明瞭であった.動脈相で濃染することから結腸間膜由来のGISTや神経原性腫瘍が疑われた.左乳癌はリンパ節転移を伴っており,術前化学療法の方針となったため,腹腔内腫瘍については慎重な画像的フォローを行った.半年間,腫瘍径に変化は認めなかった.腫瘍摘出術を施行し,パラガングリオーマ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 両側後縦隔原発の髄外造血巣の1手術例

    樋口 光徳, 渡部 晶之, 押部 郁朗, 添田 暢俊, 斎藤 拓朗, 鈴木 弘行 日本呼吸器外科学会雑誌 33 (4), 413-419, 2019-05-15

    ...<p>症例は72歳男性.咳嗽の治療中に偶発的に両側後縦隔に腫瘤陰影を指摘された.CTでは,Th9レベルの右側傍椎体部に32 mm大の腫瘤陰影とTh11レベルの左側傍椎体部に33 mm大の腫瘤陰影を認め,ともに神経原性腫瘍が疑われた.腫瘍の確定診断と治療を目的に右側の腫瘍に対して胸腔鏡下腫瘍摘出術を施行した.腫瘤は暗紫色を呈した囊胞状で,非常に脆弱で易出血性であった.病理学的所見では,顆粒球系,巨核球系...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 食道癌原発の転移性馬尾腫瘍の1例

    瀬戸山 優, 今澤 良精, 佐々木 伸一, 麻生 龍磨, 橋口 智光, 伊東 良広, 河村 誠一 整形外科と災害外科 68 (2), 247-250, 2019-03-25

    ...CTでは明らかな局所再発や他臓器転移認めず,腫瘍マーカーの増大も認めなかった.画像所見からは神経線維腫との鑑別が困難であったが髄液細胞診陰性で進行する麻痺があり,確定診断目的も兼ねて腫瘍摘出術試みたが全摘は不可能であった.術後病理診断では食道原発扁平上皮癌の診断であった.ほとんどの馬尾腫瘍は神経原性腫瘍であり転移例の報告は少ない.転移性馬尾腫瘍はまれであり特徴的な画像所見を示さないため,神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌

  • 複数の肋間に数珠状に多発した胸腔内神経鞘腫の1切除例

    岩井 俊, 船崎 愛可, 本野 望, 関村 敦, 薄田 勝男, 浦本 秀隆 日本呼吸器外科学会雑誌 33 (1), 85-89, 2019-01-15

    ...<p>症例は30代,女性.健診の胸部X線で右肺尖部の結節影を指摘された.胸部CTで右第1および第2肋間に境界明瞭で内部不均一な結節性病変が3つ存在した.胸部MRIのT2WIで内部は高信号を呈し,リンパ管腫あるいは囊胞性変化を来した神経原性腫瘍を疑い,手術を施行した.術中所見では,表面平滑な結節性病変が第1肋間および第2肋間に数珠状に3つ存在し,完全鏡視下にすべての病変を摘出した.病理所見は異形成の乏...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 腹腔鏡下に切除した肛門挙筋原発平滑筋腫の1例

    野渡 剛之, 黒田 順士, 古屋 欽司, 小澤 佑介 日本臨床外科学会雑誌 80 (8), 1513-1518, 2019

    ...<p>症例は60歳,女性.主訴はなし.血液検査上CEA高値を契機に腹部造影CT検査を施行され,下部直腸左側に5cm大の腫瘍を指摘された.精査で直腸消化管間葉系腫瘍もしくは肛門挙筋由来の神経原性腫瘍と診断し,腹腔鏡下腫瘍切除術を施行した.腫瘍は直腸や直腸間膜との連続性を認めず肛門挙筋と連続しており,肛門挙筋を一部合併切除し腫瘍を摘出した.摘出標本の免疫染色で,平滑筋腫と診断された.腹腔鏡による拡大視効果...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 副咽頭間隙腫瘍26例の臨床的検討

    間多 祐輔, 福本 一郎, 植木 雄司, 今野 昭義 頭頸部外科 28 (3), 265-270, 2019

    ...病理組織診断の内訳は神経原性腫瘍が12例,唾液腺腫瘍が10例(悪性腫瘍は4例)と多くを占めた。術前の画像診断では,神経原性腫瘍12例中11例が茎突後区由来であり,唾液腺腫瘍10例全例が茎突前区由来であった。術式は経頸部法が11例,経頸部耳下腺法が10例,下顎骨正中離断を要したのが3例,生検のみが2例であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 後縦隔ミュラー管囊胞の2切除例

    橋本 章太郎, 久野 真人, 森本 真人 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (7), 818-823, 2018-11-15

    ...【症例1】50歳,女性.腎腫瘤の精査中に後縦隔の囊胞性腫瘤を指摘された.MRIにてTh7椎体左側に30×20 mm大のT2強調で内部highな表面平滑な囊胞を認めた.神経原性腫瘍を疑い胸腔鏡下に切除した.病理組織診では,単層の線毛円柱上皮に覆われた薄い線維性の壁を有する囊胞性病変で,免疫染色では上皮はER,PgR陽性であり,ミュラー管囊胞と診断された....

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 後縦隔ミュラー管囊胞の一例

    安達 剛弘, 佐野 功, 橋本 慎太郎, 土肥 良一郎, 谷口 英樹, 重松 和人 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (6), 713-718, 2018-09-15

    ...<p>症例は53歳女性.子宮筋腫に対して広汎子宮摘出術の既往あり.無治療経過観察としていたが,検診胸部X線で異常を認めCTにて後縦隔腫瘍を指摘された.子宮筋腫に対する術前CTでも後方視的に確認でき,その当時と比較し増大傾向を示すことから手術目的に当科紹介となった.CT,MRIから神経原性腫瘍や気管支原性囊胞を疑い胸腔鏡下腫瘍摘出術を施行.しかし術後病理では免疫染色の結果,ER,PgR陽性を示しており...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 経鼻内視鏡的アプローチにより摘出した鼻副鼻腔神経鞘腫の1症例

    斎藤 翔太, 光吉 亮人, 倉島 彩子, 高石 慎也, 森 恵莉, 飯村 慈朗, 浅香 大也, 小島 博己, 鴻 信義 耳鼻咽喉科展望 61 (3), 162-168, 2018-06-15

    <p> 神経鞘腫は Schwann 細胞由来の良性腫瘍で, 発生する全領域のうち, 鼻副鼻腔発生は約1%と稀な疾患である。 根治治療は手術療法で, 予後は良好とされており, 再発を繰り返すことは稀である。 今回, 経鼻内視鏡的アプローチにより, 鼻副鼻腔に発生した神経鞘腫を摘出した1例を経験したので報告する。</p><p></p><p> 症例は37歳男性で, 数年前より右鼻閉を自覚し, …

    DOI 医中誌

  • 肘部腫瘍性病変に伴う末梢神経麻痺の2例

    山本 真一, 林 進, 杉村 遼太, 三上 容司 日本肘関節学会雑誌 25 (2), 197-201, 2018

    ....後者は,53歳男性の左橈骨神経の肘上部に生じた神経線維腫で,伝導障害を伴わない高度軸索障害を示し,下垂手を呈していた.いずれも,緩徐進行性の無痛性でしびれ感を伴わない運動神経優位の麻痺であり,他の末梢神経障害との鑑別が必要であった.神経伝導検査所見が,運動麻痺を伴う神経原性腫瘍の術前鑑別に役立つと考えられた....

    DOI 医中誌

  • 肝十二指腸間膜内に発生した神経鞘腫の1例

    所 智和, 牧野 勇, 宮下 知治, 田島 秀浩, 高村 博之, 太田 哲生 日本臨床外科学会雑誌 79 (4), 885-892, 2018

    ...<BR>本症例では術前に良性の神経原性腫瘍を想定していたため,肝動脈・門脈・胆管と密着していたが,これらを温存し腫瘍のみを摘出することが可能であった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 20歳女性に発症したomental-mesenteric myxoid hamartomaの1例

    上村 良, 上野 剛平, 宇山 志朗, 加藤 博明, 小野 一雄 日本臨床外科学会雑誌 78 (5), 1112-1116, 2017

    ...粘液成分を含有する充実性腫瘤とされた.大網由来の間葉系腫瘍と診断し,診断・治療目的で摘出手術を施行した.術中所見では,大網からの血管流入を認める被膜に覆われた弾性軟の腫瘤を認め,流入血管結紮切離後に摘出を施行した.肉眼所見では白色被膜に包まれたspongy myxoid tumorであった.病理組織学検査では核異型の乏しいspindle nucleusの間葉系細胞が主体の腫瘍であり,免疫染色でGISTや神経原性腫瘍...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 後頸部に発生した神経鞘腫の1症例

    吉福 孝介, 松崎 勉, 西元 謙吾, 青木 恵美 頭頸部外科 27 (1), 85-89, 2017

    ...頸部神経鞘腫は頸部に発生する神経原性腫瘍のうち90%以上を占め,頭頸部においては旁咽頭間隙,頸動脈鞘周囲に発生する。今回22歳女性の後頸部に発生した神経鞘腫症例を経験したので報告する。約2年前からの後頸部腫瘤を主訴に当院を受診し,画像検査にて神経鞘腫が疑われた。診断的加療目的に摘出術を施行し神経鞘腫の診断を得た。耳鼻咽喉科頭頸部外科医にとって後頸部深層の手術は遭遇することがまれな術野と考えられる。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 横隔膜脚後腔に及ぶ後縦隔神経節細胞腫に対して胸腔鏡下腫瘍摘出術を施行した1例

    大森 謙一, 船越 康信, 武田 伸一 日本呼吸器外科学会雑誌 31 (2), 254-259, 2017

    ...<p>交感神経由来の腫瘍において,後縦隔の傍脊椎領域は好発部位で頭尾側方向へ進展することがある.横隔膜脚後腔に進展した後縦隔の神経節細胞腫の1切除例について,胸腹部境界に位置する神経原性腫瘍への手術アプローチに関する考察を加え報告する.症例は49才女性,腫瘍は9×8×2 cm大で第9胸椎~第1腰椎右側の肋骨脊椎溝から椎体前方にかけて存在し,尾側端は横隔膜脚後腔に達していた.画像所見より神経原性腫瘍と...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 腹腔鏡下に摘出した腹腔神経叢神経鞘腫の1例

    佐々木 優, 谷口 英治, 玉川 浩司, 吉川 浩之, 中場 寛行, 有馬 良一 日本臨床外科学会雑誌 78 (12), 2766-2771, 2017

    ...症例は42歳,男性.上部消化管出血にて当院救急搬送となり,上部消化管内視鏡検査にて胃癌と診断され手術目的に当科紹介となった.その際,CT検査にて腹腔動脈幹左側に最大径45mm大の境界明瞭な充実性腫瘤を認めた.MRI検査ではT2強調像で被膜構造を有する高信号,拡散強調像では均一な軽度高信号を示すことから,後腹膜神経原性腫瘍や後腹膜リンパ管腫などが疑われた.しかし,胃癌関連,あるいはその他の悪性疾患の可能性...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 頸部交感神経由来の神経原性腫瘍の2例

    小村 さやか, 渕上 輝彦, 中屋 宗雄 耳鼻咽喉科臨床 109 (4), 263-267, 2016

    Recently, intracapsular enucleation has been reported as the standard treatment of neurogenic tumors arising from the cervical sympathetic region. In the present study, we performed intracapsular …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 非典型的画像所見を呈した後縦隔骨髄脂肪腫の1切除例

    西川 仁士, 中村 龍二, 荒木 恒太, 岡田 真典, 藤原 俊哉, 松浦 求樹 日本呼吸器外科学会雑誌 30 (2), 218-222, 2016

    ...は脂肪性成分を伴うことが特徴であるが,今回我々は画像上内部に脂肪性成分を認めず,摘出標本の病理組織学的検査によって診断に至った非典型的な後縦隔骨髄脂肪腫の1例を経験したので報告する.症例は65歳男性.高血圧,骨粗鬆症のため近医通院中の胸部X線写真で異常陰影を指摘された.胸部CTで後縦隔に27 mmの腫瘤を認め,MRIでは筋組織と同程度の低信号を呈し,脂肪抑制画像で目立った低信号化はみられなかった.神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 副咽頭間隙に発生した海綿状血管腫の1手術例

    真栄田 裕行, 當山 昌那, 安慶名 信也, 又吉 宣, 鈴木 幹男 頭頸部外科 26 (1), 109-113, 2016

    ...MRI画像上,右副咽頭間隙に境界明瞭な楕円形の腫瘤を認めたため神経原性腫瘍と診断し,経耳下腺経頸部複合アプローチ法により腫瘍を摘出した。ところが術後の病理学的所見により最終的に海綿状血管腫と診断された。副咽頭間隙に初発した海綿状血管腫の報告はわれわれの渉猟しえた範囲では海外の報告と併せても3例のみであった。本症例においては術中の大量出血は認められなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 急速な増大による腰痛を契機に発見された後腹膜Castleman病の1例

    保坂 敦子, 山崎 慎太郎, 高山 忠利 日本外科系連合学会誌 40 (5), 1013-1018, 2015

    ...症例は69歳,男性.腰痛を主訴に前医を受診しCT検査で左腎臓内側に位置する35mm大の後腹膜腫瘍を指摘された.腫瘍は境界明瞭で内部に粒状の石灰化を伴い,均一な造影効果を認めた.腹部MRIではT1で低信号,T2で軽度高信号を認め,腹部血管造影では左腰動脈を栄養血管とする腫瘍濃染像を示したが,確定診断は困難であった.腫瘍発見時から14カ月間経過し,大きさが60mmに増大し腰痛が強くなり,後腹膜神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 後縦隔神経節細胞腫(ganglioneuroma)の2例

    今給黎 尚幸, 巻幡 聰, 米田 敏, 山下 眞一, 白石 武史, 岩﨑 昭憲 日本呼吸器外科学会雑誌 29 (1), 20-24, 2015

    ...:40歳女性.心窩部痛を主訴にCTで左後縦隔の傍椎体領域に11 cm大の腫瘤を認め,胸腔鏡下に腫瘍を摘出した.症例2:16歳女性.学校検診のレントゲンで異常陰影を指摘,CT, MRIで右傍椎体領域に17 cm大の腫瘤を認め右後側方切開で腫瘍摘出を行なった.病理ではともに神経節細胞腫の診断であった.稀な疾患だが発生部位や特徴的な画像所見から術前より同疾患を疑うことは比較的容易であり,後縦隔に発生する神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • 縦隔リンパ節と鑑別を要した迷走神経由来神経線維腫の1例

    出口 博之, 友安 信, 重枝 弥, 兼古 由香, 無江 良晴, 谷田 達男 日本臨床外科学会雑誌 76 (8), 1847-1851, 2015

    ...と判明し,上縦隔郭清とともに腫瘍切除を行った.病理診断では肺癌は多形癌,神経原性腫瘍は神経線維腫だった.身体所見としてカフェ・オ・レ斑を有し,既往歴に大腿の神経線維腫切除があり神経線維腫症I型と診断された....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 参考文献2件

  • 術前診断が困難であった血栓性完全閉塞をきたした孤立性内腸骨動脈瘤の1例

    伊藤 寿樹, 栗田 豊, 田村 啓多, 新保 斉, 牛山 知己 日本泌尿器科学会雑誌 106 (1), 49-52, 2015

    ...症例は74歳,男性.前立腺癌の治療中に偶然,骨盤内腫瘤を指摘された.腹部CTでは左内腸骨動脈を内背側に圧排する8 cm大の類円形の血流に乏しい充実性腫瘤を認めた.内分泌学的に異常は認めなかった.鑑別疾患として慢性期の膿瘍,血管肉腫やgastrointestinal stromal tumor(GIST),神経原性腫瘍などが挙げられたが術前診断は困難であった.術中所見では,腫瘤は内腸骨動脈壁と連続しており...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • cN3肺癌が術前に否定できた甲状腺・肺重複癌の1例

    池田 秀明, 山下 裕, 大石 正博, 山村 方夫, 加藤 大, 水野 憲治 日本臨床外科学会雑誌 76 (6), 1332-1337, 2015

    ...散在していたが甲状腺腫瘍として認識できなかった.右鎖骨上窩リンパ節は針生検にて甲状腺乳頭癌リンパ節転移と診断された.よって,甲状腺癌と重複したcN2肺癌と診断し,右肺中葉切除術ND2a-1と甲状腺右葉切除術D2aを施行した.甲状腺癌の存在がなければcN3肺癌で手術適応外となることが多いと思われる.肺癌に伴い頸部に結節を認める症例に対しては,安易にcN3肺癌とせず甲状腺癌リンパ節転移や副甲状腺腫瘍,神経原性腫瘍...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 胸腔鏡下に切除と神経再建を行った横隔神経鞘腫の1例

    加藤 雅人, 松本 耕太郎, 川波 哲 日本呼吸器外科学会雑誌 28 (1), 49-55, 2014

    ...右胸腔内横隔神経に発生した神経鞘腫の一例を経験した.症例は58歳,女性.検診での胸部X線写真で右縦隔の異常陰影を指摘された.胸部CTでは右縦隔で上大静脈に接する境界明瞭な腫瘤陰影を認めた.右縦隔腫瘍(右横隔神経由来の神経原性腫瘍の疑い)の診断で胸腔鏡下に腫瘍摘出術を施行した.摘出腫瘍は右横隔神経から発生した36×26×25 mmの神経鞘腫で,横隔神経を切離して腫瘍を摘出後に神経の断端を胸腔鏡下に再建...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 経仙骨的に切除した骨化を伴った骨盤内神経鞘腫の1例

    山寺 勝人, 神藤 英二, 上野 秀樹, 梶原 由規, 島崎 英幸, 山本 順司, 長谷 和生 日本臨床外科学会雑誌 75 (9), 2617-2621, 2014

    ...症例は42歳,男性.肛門部痛を主訴とした骨盤内腫瘍にて当科へ紹介となった.直腸診では,肛門縁から5cmを下縁とする左後壁主体の壁外性腫瘤を触知した.骨盤造影CT検査では,仙骨前面やや左側に最大径5.5cmの境界明瞭,内部不均一で一部石灰化を伴う腫瘍を認めた.骨盤MRI検査で腫瘍は,T1で信号低下,T2で多彩な信号像を呈した.奇形腫または神経原性腫瘍が疑われたが悪性腫瘍も否定できず,経仙骨的腫瘍摘出術...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 胸腔鏡下に摘出した胸腔内結石の3例

    内藤 雅仁, 三窪 将史, 中島 裕康, 松井 啓夫, 塩見 和, 佐藤 之俊 日本呼吸器外科学会雑誌 28 (6), 809-815, 2014

    ....検診で胸部異常影を指摘された.CTで左S<sup>4</sup>に20 mm,横隔膜上に10 mmの結節影を認め,胸腔鏡下手術を施行した.S<sup>4</sup>の結節は炎症性肉芽種で,横隔膜上の結節は結石の診断であった.症例2は34歳女性.自然気胸にて胸腔鏡下手術を施行した.術前CTでは結石を疑う所見を認めなかった.術中に心膜脂肪組織に付着した結石を認め摘出した.症例3は49歳男性.右後縦隔神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件

  • 胸壁デスモイド腫瘍局所再発の1手術例

    吉田 進, 小川 功, 淀縄 聡, 野崎 礼史, 伊藤 博道 日本臨床外科学会雑誌 75 (10), 2716-2721, 2014

    ...症例は55歳,女性.胸部X線上右上肺野異常影を指摘され受診した.CT上右第1肋軟骨直下に胸壁腫瘤を認め,神経原性腫瘍を疑い胸腔鏡下手術を施行した.腫瘤は第1肋間から突出した壁側胸膜外腫瘤で,壁側胸膜と共に摘除した.病理診断はデスモイド腫瘍であった.経過観察していたが1年で局所再発した.腫瘤は右第1肋骨前部の後方中心で一部骨破壊を認めた.再手術を行い,腫瘤を第1・2肋骨・右肺上葉の一部・右腕頭静脈側壁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 非神経線維腫症の患者にみられた骨盤内悪性末梢神経鞘腫の1例

    尾原 伸作, 内本 和晃, 小山 文一, 中川 正, 中村 信治, 植田 剛, 錦織 直人, 藤井 久男, 堤 雅弘, 中島 祥介 日本消化器外科学会雑誌 47 (2), 156-162, 2014

    ...malignant peripheral nerve sheath tumor;以下,MPNSTと略記)の1例を経験したので報告する.MPNSTの好発部位は四肢近位部,体幹,頸部とされている.また,MPNSTの約半数は神経線維腫症I型に合併するといわれる.症例は58歳の女性で,当院初診5か月前より肛門痛,左下肢の疼痛が出現した.各種画像検査の結果,骨盤内の直腸左壁に約10 cm大の腫瘍を認めた.骨盤内原発の神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 頭蓋外三叉神経原発良性神経原性腫瘍の4症例

    間多 祐輔, 植木 雄司, 今野 昭義 日本耳鼻咽喉科学会会報 117 (11), 1356-1361, 2014

    ...自験例の頭蓋外三叉神経原発良性神経原性腫瘍4症例 (神経鞘腫3例, 神経線維腫1例) の内訳は年齢が39~75歳, 男性1例, 女性3例であり, 起源神経は三叉神経第II枝が3例, 第III枝が1例であった. 全例外科的に摘出術を行い, そのアプローチ法は経上顎洞法が2例, 経上顎洞法と外鼻切開の併用が1例, 残り1例は副咽頭間隙に拡がる腫瘍であり, 経頸部耳下腺法と下顎骨傍正中離断を併用した....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献5件

  • 術前CTで造影効果不良であった後縦隔血管腫の1例

    三浦 健太郎, 齋藤 学, 砥石 政幸, 濱中 一敏, 椎名 隆之, 吉田 和夫 日本呼吸器外科学会雑誌 27 (2), 214-217, 2013

    ...は66歳女性.咳嗽を主訴に近医を受診し,胸部CTで後縦隔腫瘍を指摘され紹介となった.近医にて1年間経過観察とされたが,徐々に増大傾向を示したため手術の方針となった.術前の造影CTでは第3から4胸椎右側に30×20 mmの腫瘤を認め,早期相で腫瘤辺縁にわずかに点状の造影効果を認めた.MRIではT1強調像で筋と等信号,T2強調像で内部に著明な高信号とやや高信号の部分が混在している所見であった.以上より神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 術中血圧上昇を認めた無症候性paragangliomaの1例

    瀧 由美子, 川辺 昭浩, 山下 公裕, 奥村 拓也, 岡本 和哉, 鈴木 憲次, 小宮山 明 日本臨床外科学会雑誌 74 (6), 1709-1715, 2013

    ...症例は30代,男性.2週間前から続く心窩部,背部痛を主訴に当院を受診した.腹部CTで大動脈左側に約3cm大の腫瘍が認められ,十二指腸GISTや神経原性腫瘍などを疑い摘出術を施行した.腫瘍は被膜に覆われており,周囲組織との癒着は軽度であった.術中,腫瘍周囲の剥離操作中に血圧上昇が認められたがペルジピンを用いることでコントロール可能であった.腫瘍背側で神経との固着が認められ,神経原性腫瘍が疑われたが,病理結果...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献45件

  • 亜急性期特発性後腹膜血腫の1例

    坂本 良平, 橋本 恭弘, 佐藤 雅之, 吉岡 晋吾, 冨田 昌良, 山下 裕一 日本臨床外科学会雑誌 74 (5), 1397-1403, 2013

    ...症例は68歳,女性.右下腹部の鈍痛を主訴として近医より紹介入院となった.手術や外傷の既往はなく,血液検査も明らかな異常はなかった.エコー,CT,MRI検査の所見から被膜を伴った特発性後腹膜血腫を疑ったが鑑別診断として,後腹膜嚢胞や嚢胞変性を伴った傍神経節腫,神経原性腫瘍,筋原性腫瘍などの腫瘍性病変の可能性が否定できなかった.平成20年3月下旬(発症後約6週)に,確定診断と治療を目的として後腹膜腫瘤摘出術...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献32件

  • 後腹膜神経節細胞腫の1切除例

    筒井 信浩, 柴 浩明, 北村 博顕, 伊藤 隆介, 三澤 健之, 矢永 勝彦 日本外科系連合学会誌 38 (2), 377-381, 2013

    症例は38歳,女性.2011年4月心窩部痛を主訴に当院受診.腹部超音波では膵体部背側,上腸間膜動脈右側に接して径30mm,境界明瞭で不整形のhypoechoic massを認めた.腹部MRIではT1WIで低信号,T2WIで一部淡い高信号を示し,腹部造影CTでは境界明瞭,内部濃度均一で軽度の遅延濃染を認めた.MIBGシンチグラフィでは集積を認めなかった.上部,下部消化管内視鏡検査では異常を認めず,…

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • 椎間孔に向かって発育した限局性悪性胸膜中皮腫の1例

    氷室 直哉, 野中 誠, 廣野 素子, 富田 由里, 片岡 大輔, 門倉 光隆 日本呼吸器外科学会雑誌 27 (6), 703-706, 2013

    ...を施行した.病理学的に肉腫型悪性胸膜中皮腫の診断であり,術後放射線治療を追加した.術後5ヵ月で再発したため化学療法を開始した.しかし,本人の希望により化学療法はその後中止となり,術後15ヵ月で死亡した.今回,椎間孔に向かって発育した限局性悪性胸膜中皮腫の1例を経験した.このような腫瘍進展形式において神経原性腫瘍は多いが,限局性中皮腫は稀であり報告した....

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 術中異常高血圧を呈した後縦隔傍神経節腫の1切除例

    下山 孝一郎, 赤嶺 晋治, 田村 和貴, 生田 安司, 森野 茂行, 土肥 良一郎 日本呼吸器外科学会雑誌 27 (5), 650-655, 2013

    ...後縦隔発生の傍神経節腫は稀な疾患である.我々は手術中に異常高血圧を呈し,予想外の出血を来したが摘出し得た,後縦隔発生の傍神経節腫(Paraganglioma)の一例を経験したので報告する.症例は60歳男性.検診の胸部X線写真で異常陰影を指摘され当科紹介受診となった.胸部CTと胸部MRIで後縦隔に腫瘤影を認めたため,神経原性腫瘍の術前診断で胸腔鏡下手術を行った.腫瘍の操作を開始した直後に収縮期血圧が220...

    DOI 医中誌 参考文献22件

  • 上腸間膜動脈神経叢に発生した神経鞘腫の1例

    澤崎 翔, 森永 聡一郎, 五代 天偉, 野口 映, 益田 宗孝, 赤池 信 日本臨床外科学会雑誌 74 (12), 3339-3343, 2013

    ...検診の腹部超音波検査で膵背側に腫瘤性病変を指摘され当科紹介受診となった.腹部CT検査では上腸間膜動脈の左側に境界明瞭な25mmの腫瘤像を認め,膵との境界は比較的明瞭であった.PET検査で異常集積を認めたが良悪性の鑑別は困難であり悪性の可能性を否定できず,GIMT(gastrointestinal mesenchymal tumor)の診断で手術を施行した.腫瘍は上腸間膜動脈周囲神経叢と連続しており,神経原性腫瘍...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 胸腔鏡下の術野展開と取り出しに工夫を要した巨大神経鞘腫の1切除例

    伊藤 祥隆, 小林 弘明 日本呼吸器外科学会雑誌 26 (4), 459-462, 2012

    ...症例は78歳女性.個別健診の胸部レントゲン写真にて異常陰影を指摘され,当院を受診した.胸部CT検査では縦隔の食道・左心房・椎体に囲まれる部位に6×5×11 cmの腫瘤性陰影を認めた.MRI検査ではT2強調像では辺縁が低信号を呈し,内部が高信号を呈していた.以上から神経原性腫瘍疑いにて胸腔鏡手術を行った.長径11 cmの巨大な腫瘍は表面平滑かつ弾性硬であり鉗子による把持が困難であったため,エンドループ...

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 化学療法後に切除した中縦隔spindle cell sarcomaの1例

    内藤 敬嗣, 阿部 大, 深澤 基児, 武士 昭彦 日本呼吸器外科学会雑誌 26 (1), 069-074, 2012

    Soft tissue tumors of the mediastinum are rare among mediastinal tumors. We report a case of middle mediastinal spindle cell sarcoma resected after chemotherapy. The patient was a 59-year-old male …

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 副咽頭間隙腫瘍手術症例の検討

    鈴木 真輔, 本田 耕平, 石川 和夫 頭頸部外科 21 (3), 229-233, 2012

    ...茎突後区の腫瘍は神経原性腫瘍の可能性が高く,手術の適応には患者の症状や生活背景を考慮した慎重な対応が必要と考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献27件

  • 左房後面を占拠する迷走神経発生神経鞘腫に対し3ポート完全胸腔鏡下摘出術を行った1例

    田中 俊樹, 上田 和弘, 林 雅太郎, 濱野 公一 日本呼吸器外科学会雑誌 26 (4), 391-395, 2012

    ...症例は73歳,女性.胸痛の精査で行われたCTで縦隔腫瘍を指摘され当科紹介となった.胸部下行大動脈・食道・左房・両側縦隔胸膜・椎体により囲まれた最大径5cm大の充実性腫瘤であり,超音波内視鏡下吸引細胞診で神経原性腫瘍と診断された.その存在部位から迷走神経発生神経鞘腫と診断し,周囲への浸潤がないとの判断で,3ポート完全胸腔鏡下に摘出術を行った.胸腔鏡下のアプローチが困難と思える症例であったが,術前CTによる...

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • PET-CTにて異常集積を認めた,後縦隔発生Castleman病

    氏家 秀樹, 岡田 大輔, 中島 由貴, 秋山 博彦 日本呼吸器外科学会雑誌 26 (7), 791-795, 2012

    An abnormal shadow was detected on the chest radiograph of a 53-year-old male during a medical check-up. Chest computed tomography showed a mass at his left lower mediastinum in which …

    DOI 医中誌 参考文献28件

  • 超音波ガイド下経気管支針生検が術前診断に有用であった迷走神経由来中縦隔神経鞘腫の1例

    重城 喬行, 黒須 克志, 矢幅 美鈴, 田中 健介, 吉田 成利, 吉野 一郎, 巽 浩一郎 気管支学 34 (5), 450-455, 2012

    ....症例.症例は39歳男性.ベーチェット病で他科通院中に胸部異常陰影を指摘され当科紹介.胸部CTで右中縦隔に25×20mm大の腫瘤を認め,超音波ガイド下経気管支針生検を施行.採取検体よりS-100陽性の紡錘形細胞集塊が認められ,神経鞘腫と考えられた.胸腔鏡下腫瘍摘出術を施行し腫瘍と迷走神経の連続を確認,手術検体より迷走神経由来神経鞘腫と病理組織学的に診断された.結論.腫瘍発生部位によっては,縦隔発生神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 総肝動脈神経叢に発生した後腹膜神経鞘腫の1例

    鈴木, 晋, 青野, 高志, 佐藤, 友威, 岡田, 貴幸, 武藤, 一朗, 長谷川, 正樹 新潟医学会雑誌 125 (1), 41-46, 2011-01

    ...以上の所見より, 後腹膜由来の神経原性腫瘍を疑い開腹手術施行した. 腫瘍は4.5cm大で, 黄白色調の充実性の腫瘍であった. 総肝動脈との間に強い癒着を認め, 総肝動脈沿いの神経叢を切離しながら腫瘍を摘出した. 病理結果は良性の神経鞘腫であり, 手術所見とあわせて, 総肝動脈神経叢由来の神経鞘腫と診断した....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 胸腔鏡下に切除した縦隔血管腫の1例

    岡田 悟, 西村 元宏, 島田 順一 日本呼吸器外科学会雑誌 25 (4), 433-437, 2011

    ...症例は64歳の女性.近医受診時に胸部X線写真で異常陰影を指摘され,胸部CTで大動脈弓から左主肺動脈の左側に接する境界明瞭な5.0×3.5cmの腫瘤陰影を認めた.ダイナミックCTでは腫瘍の中央部と辺縁部に血管腔と同程度の強い造影効果を示した.血管腫,Castleman's disease,神経原性腫瘍,胸腺腫などを鑑別診断に考え,胸腔鏡下に手術を施行した.腫瘍は易出血性で,横隔神経を巻き込んでいたためこれを...

    DOI 医中誌 参考文献29件

  • 後縦隔原発の傍神経節細胞腫の1切除例

    日野 春秋, 池田 晋悟, 川野 亮二, 星野 竜広, 横田 俊也, 羽田 圓城 日本呼吸器外科学会雑誌 25 (6), 657-661, 2011

    ...症例は50歳男性,3年前の健診胸部X線写真にて右縦隔側に腫瘤影を指摘,徐々に増大傾向を認めたため精査加療目的に当科紹介,入院.既往に高血圧の指摘はなく,胸痛などの臨床症状も認めていない.胸部造影CTでは第8~9胸椎右側に30×15mmの軽度の造影効果を認める均一な腫瘤影を認め,造影MRIではT1,T2ともに軽度の造影効果を認めた.明らかな脊柱管,椎体への浸潤所見を認めず,神経原性腫瘍を疑い胸腔鏡下腫瘍切除...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • 鎖骨上窩およびL字型Mini‐Sternotomyアプローチによる上縦隔腫瘍摘出術

    羽隅 透, 星 史彦, 川村 昌輝, 斎藤 泰紀 日本呼吸器外科学会雑誌 25 (6), 589-594, 2011

    鎖骨上窩頚部切開および胸骨部分切開(L字または逆L字型Mini-Sternotomy)併用アプローチ法にて頚胸部境界領域に跨る良性縦隔腫瘍3例の摘出術を行った.症例1は左交感神経(星状神経節)から発生した神経節細胞腫で腫瘍径は80×40×43mm,症例2は左交感神経から発生した神経線維腫で腫瘍径は65×40×30mm,いずれもC7からTh4にわたる椎体に接し広範囲に位置していた.症例3は右側胸腔…

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献23件

  • 手術アプローチに苦慮した後縦隔気管支嚢胞の1例

    西澤 聡, 枝川 永二郎, 山本 訓史, 真弓 勝志, 西川 正博, 徳原 太豪 日本臨床外科学会雑誌 72 (6), 1409-1412, 2011

    ...症例は45歳,男性.平成21年3月上腹部痛を主訴に受診した.腹部ダイナミックCT像上,左横隔膜脚部に接する後縦隔に濃染されない径5cmの腫瘤を認めた.神経原性腫瘍やリンパ嚢胞を疑い同年6月開腹下に摘出術を行った.摘出の際一部開胸となったが,腫瘍と肺との交通はみられなかった.腫瘍は黄白色の粘液を伴う嚢胞であった.病理組織上,嚢胞内面には多列線毛円柱上皮が被覆し,壁には平滑筋や気管支腺と思われる腺組織や...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 手術により診断しえた肺葉外肺分画症の一例

    橋本 昌樹, 松本 成司, 近藤 展行, 田中 文啓, 長谷川 誠紀 日本呼吸器外科学会雑誌 25 (4), 397-400, 2011

    ...肺葉外肺分画症は稀な疾患で多くの場合,小児期に発見されることが多い.しかし中には無症状で成人期に発見され,手術により診断される症例も散見される.症例は41歳,男性.主訴は胸部異常陰影.検診にて胸部異常陰影を指摘された.精査の結果,後縦隔腫瘍を疑われ,当科紹介となる.神経原性腫瘍を疑い,手術を施行した.腫瘍は血管新生が豊富で縦隔内より索状物でつながっており,索状物内には血管の存在が疑われ,血管用自動縫合器...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 特徴的なTinel徴候で術前診断がついた腋窩神経鞘腫の1例

    今村 清隆, 成田 吉明, 嶋口 万友, 井上 玲, 加藤 弘明, 松波 己 日本臨床外科学会雑誌 72 (7), 1721-1724, 2011

    ...症例は53歳,女性.乳癌検診で異常を指摘され当科受診した.エコーにて左乳腺に5mm大の低エコー腫瘤影と左腋窩に14mm大の腫瘤を認め,乳癌による腋窩転移を疑った.腋窩腫瘍のエコー下穿刺吸引細胞診時に左手に放散する痛み(Tinel徴候)が出現し,細胞診で紡錘形の細胞を認め神経原性腫瘍を疑った.全身麻酔下に肋間上腕神経と思われる神経を温存し腫瘍核出術を施行した.病理で神経鞘腫と診断された.術後経過は良好...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 胸腔頂部神経鞘腫に対する胸腔鏡手術

    尾高 真, 仲田 健男, 浅野 久敏, 矢部 三男, 平野 純, 森川 利昭 日本呼吸器外科学会雑誌 24 (5), 846-849, 2010

    ....胸部CTで右胸腔頂部に腫瘍を認め,胸腔頂部に発生した神経原性腫瘍と診断し胸腔鏡手術を施行した.腫瘍は交感神経幹から発生し胸腔頂部から半球状に突出しており,周囲を剥離し腫瘍を切除した.経過は良好であり,術後4日目に退院した.胸腔頂部の神経原性腫瘍に対して胸腔鏡手術は良好な視野を得ることができ,安全な手術操作が可能であった....

    DOI 医中誌 参考文献25件

  • von Hippel‐Lindau病に合併した後縦隔傍神経節腫の1例

    中西 崇雄, 青木 稔, 大竹 洋介, 辻 和雄, 橋本 公夫 日本呼吸器外科学会雑誌 24 (5), 879-883, 2010

    ...症例は20歳男性,検診で胸部異常陰影を指摘され来院,後縦隔神経原性腫瘍の術前診断で手術を施行した.術中収縮期血圧が230mmHgまで上昇した.病理検査にて傍神経節腫と診断された.術後<SUP>123</SUP>I-metaiodobenzylguanidineシンチにて右副腎褐色細胞腫および左後腹膜傍神経節腫を認め切除を行った.さらに小脳血管芽腫も認めたため遺伝子検査を施行しvon Hippel-Lindau...

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 後縦隔に発生した骨髄脂肪腫の1例

    田村 和貴, 谷口 英樹 日本呼吸器外科学会雑誌 24 (1), 028-030, 2010

    We report a case of myelolipoma originating in the posterior mediastinum. A 62-year-old man with a history of essential hypertension and alcoholic liver dysfunction was referred to our hospital for …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 巨大な特発性副腎血腫の1例

    小泉 大, 佐田 尚宏, 佐久間 康成, 清水 敦, 俵藤 正信, 安田 是和 日本臨床外科学会雑誌 71 (5), 1314-1318, 2010

    ...を受診し,腹部超音波検査(US)で左上腹部腫瘍を指摘された.腹部外傷歴(-).腫瘍は左肋骨弓下8横指,直径20cmで,呼吸性に移動した.US,CT,MRIで左上腹部に左腎,膵,脾を周囲に圧排する20cmの中心壊死を伴う造影効果の乏しい腫瘍を認めた.血管造影で左副腎動脈,左下横隔膜動脈,脾動脈からの流入血管を認めた.MIBGシンチではcoldで,副腎ホルモン,腫瘍マーカーはすべて正常範囲内であった.神経原性腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献29件

  • 胸部圧迫症状を呈した食道神経鞘腫瘍の1例

    藤田 和歌子, 福田 幾夫, 北川 理映子, 木村 大輔, 山田 芳嗣, 對馬 敬夫 弘前医学 60 (1-4), 96-99, 2009

    ... 著者らは,まれな食道神経鞘腫の1例を経験したので報告する.症例は 41歳の男性.胸部圧迫症状があり,当科に紹介入院となった.胸部画像検査では中縦隔に食道および気管を圧迫する腫瘤を認めた.神経原性腫瘍が疑われ,右開胸による腫瘍摘出術を行った.腫瘍は食道壁に連続しており,摘出標本は 4.5×4.3×3.4 cm 大であった.術中所見および病理組織所見から,食道より発生した schwannoma と診断...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件

  • 子宮体癌縦隔リンパ節転移との鑑別を要した縦隔血管腫の1切除例

    吉田 勤, 田中 良太, 中里 宜正, 飯島 美砂, 呉屋 朝幸 日本呼吸器外科学会雑誌 23 (5), 761-766, 2009

    ...,その後同腫瘤の増大および腫瘍マーカー(CA125)の上昇がみられ,子宮体癌縦隔リンパ節転移の診断で全身化学療法を施行された.化学療法後は腫瘍マーカーが低下したが,縦隔病変は徐々に増大したため,放射線治療を目的として当センターに紹介された.同腫瘤はComputed Tomography(CT)およびMagnetic Resonance Image(MRI)所見からは転移性リンパ節腫大よりもむしろ,神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献26件

  • 正中神経に発生した蔓状神経鞘腫の1例

    堀切 健士, 普天間 朝上, 岳原 吾一, 伊佐 智博, 赤嶺 良幸, 大久保 宏貴, 金谷 文則 整形外科と災害外科 58 (2), 173-178, 2009

    ...【症例】54歳,女性 【主訴】左前腕・手掌部軟部腫瘤,左母指から中指のしびれ 【現病歴】約20年前に左手掌部の腫瘤に気付いたが症状がないため放置していた.約5年前に左前腕掌側近位の腫瘤に気付き,次第に前腕遠位まで増大し左母指から中指のしびれも出現したため近医を受診した.MRIで神経原性腫瘍が疑われ当科を紹介された....

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • 特徴的な画像所見を有した後腹膜Castleman病の1例

    岡島, 和登, 山下, 雄三, 藤浪, 潔, 仙賀, 裕, 五島, 明彦, 神座, 慎一郎, 朝倉, 智行 泌尿器科紀要 54 (3), 217-220, 2008-03

    ...臨床的症状および炎症所見は保存的加療にて改善し急性胃腸炎が原因と考えられたが, 4ヵ月後に血流豊富な樹枝状石灰化を伴う後腹膜腫瘍を神経原性腫瘍や肉腫などの疑いで手術により一塊として摘除した。腫瘤の大きさは95×70×50mmであり, 組織学的にはリンパ節様構造を示しhyaline vascular型Castleman病と診断した。...

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 石灰化を伴った後縦隔発生Castleman病の1例

    永野 晃史, 西山 典利, 半羽 宏之, 池田 克実 日本外科系連合学会誌 33 (6), 872-875, 2008

    ...画像所見より奇形腫または神経原性腫瘍を疑い,縦隔腫瘍摘出術を施行した。病理組織所見ではBリンパ球を主体とするリンパ濾胞がみられ,Castleman病(Hyaline vascular type)と診断した。石灰化を伴う縦隔のCastleman病は術前診断が困難とされており,文献的考察を加えて報告する。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • 石灰化を伴う後腹膜原発Castleman病の1例

    松田 宙, 岩瀬 和裕, 藤井 眞, 西川 和宏, 島田 和典, 田中 康博 日本臨床外科学会雑誌 69 (10), 2687-2691, 2008

    ...患者は40歳,女性.人間ドックで後腹膜腫瘤を指摘され,当センターを受診した.腹部CTでは膵体部頭側に38×25mm大で石灰化を伴った造影される腫瘤を認めた.腹部MRIで腫瘤はT1で低信号,T2で淡い高信号を呈し,比較的濃染された.以上より腫瘤は血流豊富で石灰化を伴う後腹膜腫瘍であり,後腹膜原発神経原性腫瘍や悪性腫瘍の可能性も否定できないため,腹腔鏡下腫瘍摘出術を行った.術中腫瘍後面の剥離に難渋し出血...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献28件

  • 胸腔鏡下に切除した肺原発粘液嚢胞腺癌の1例

    市成 秀樹, 峯 一彦, 種子田 優司, 河野 文彰, 柴田 紘一郎 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (7), 1072-1076, 2008

    ...症例;63歳,男性.2000年胸部X線検診では異常所見は指摘されなかったが,2001年検診で異常陰影を指摘され,肺癌疑いで2002年2月当科へ紹介された.胸部X線写真および胸部CTで右上肺野,縦隔側に6cm大の腫瘤を認め,胸部MRIでは神経原性腫瘍も疑われた.CEA 7.1ng/mlと高値で,腹部は内視鏡,CTともに異常なし.2002年2月20日胸腔鏡下に右上葉切除術を施行,術中病理診断でmucinous...

    DOI 医中誌 参考文献18件

  • 腕神経叢(C8,Th1)より発生した神経鞘腫の一切除例

    鈴木 秀海, 黄 英哲, 星野 英久, 斎藤 幸雄, 藤澤 武彦 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (2), 175-179, 2008

    ...症例は25歳女性であり,健康診断の胸部Xpにて右肺尖部の異常影を指摘され,当科紹介となった.術前の生検では確定診断を得られなかったが,画像所見より腕神経叢下幹由来の神経原性腫瘍を強く疑った.胸腔鏡下に腫瘍生検を行い,術中迅速病理検査にて神経鞘腫と診断されたため,Door open(胸骨部分切開+第三肋間開胸)およびTMA(Transmanubrial approach)を併用した開胸下に被膜内腫瘍摘出術...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 高齢者における前縦隔神経芽腫の一例

    高橋 剛士, 阪本 仁, 宮本 信宏, 小阪 真二 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (4), 696-700, 2008

    ...高値を示した.前縦隔腫瘍の診断で2002年1月左右の前縦隔腫瘍摘出術および拡大胸腺摘出術を行った.右前縦隔の腫瘍には壊死組織のみで悪性所見は認められなかった.左前縦隔の腫瘍には神経線維基質を伴った円型の細胞が数珠状に配列しているのが認められた.神経系免疫染色に陽性を示し神経芽腫,Ewing肉腫,未熟神経外胚葉性腫瘍(=primitive neuroectodermal tumor,以下PNET)など神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 胸腔鏡併用頚部襟状切開で切除した胸郭内進展腕神経叢原発神経鞘腫の一例

    狩野 孝, 太田 三徳, 新谷 康, 池田 直樹, 岩崎 輝夫 日本呼吸器外科学会雑誌 22 (6), 881-885, 2008

    ...症例は56歳,女性.2006年8月,職場検診の胸部レントゲン写真において左肺尖部に腫瘤影を指摘され,左前腕しびれ感もあったため当院紹介入院となった.胸部造影CTおよびMRIにより,胸郭入口部発生神経原性腫瘍と診断し手術を施行した.左側頚部襟状切開の上,胸腔内より胸腔鏡で観察して腫瘍と左鎖骨下動脈との剥離を行い,腕神経叢より発生した直径2cmの神経鞘腫を摘出した.術前より自覚した尺側神経麻痺は,術後一旦悪化...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献24件

  • 後腹膜の傍大動脈領域にみられた神経鞘腫の1例

    鈴木 智之, 横田 憲一, 板倉 裕子, 和田 直文, 遠藤 渉 日本臨床外科学会雑誌 69 (8), 2124-2128, 2008

    ...症例は54歳,男性.偶然発見された後腹膜腫瘍の精査のため,他院より紹介となった.腫瘍は腹部大動脈と左腎の間に存在し,US,CTにて辺縁は明瞭,内部不均一であり,MRIでは嚢胞状の部分がみられた.血管造影検査では乏血流性,PET-CTにてはFDGの集積は認めなかった.良性の神経原性腫瘍が考えられたが,診断は確定せず,外科的切除が行われた.手術時,腫瘍は交感神経幹と連続していた.組織学的には良性の神経鞘腫...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献14件

  • von Recklinghausen病に胃癌,大腸癌,小腸平滑筋腫を合併した1例

    徳元 伸行, 青山 博道, 石川 千佳, 平山 信男, 松永 晃直 日本臨床外科学会雑誌 69 (4), 964-968, 2008

    ...胃癌,大腸癌,小腸平滑筋腫を合併したvon Recklinghausen病の1例を経験した.症例は73歳,男性.主訴は心窩部不快感.上部消化管内視鏡検査で,胃角部に1型腫瘤を認め,生検で腺癌と診断された.手術時に横行結腸に進行癌,空腸に平滑筋腫を認め,幽門側胃切除兼横行結腸切除兼空腸楔状切除術を施行した.1年半後に下行結腸に早期大腸癌を認め,結腸部分切除術を施行した.R病には神経原性腫瘍をはじめとした...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献17件

  • 後腹膜Paragangliomaの1例

    角田, 洋一, 川村, 憲彦, 福原, 慎一郎, 今津, 哲央, 原, 恒男, 山口, 誓司, 足立, 史郎 泌尿器科紀要 53 (11), 801-804, 2007-11

    ...受診時, 左側腹部に小児頭大の腫瘤が触知され, 腹部CTおよびMRIにて後腹膜の神経原性腫瘍が疑われた。後腹膜腫瘍摘出術を施行したところ, 病理組織学的に後腹膜発生の非機能性Paragangliomaと診断され, 術後9ヵ月が経過した現在, 再発・転移はみられず, 経過は良好である。...

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 神経線維腫症I型患者に合併した後腹膜悪性神経鞘腫瘍の1例

    谷口, 久哲, 三島, 崇生, 内田, 潤二, 木下, 秀文 泌尿器科紀要 53 (9), 619-621, 2007-09

    ...後腹膜神経原性腫瘍を疑い, 右骨盤腔内の腫瘍に対して経直腸内生検を施行したところ, 病理診断ではneurofiblomaであり, 腫瘍摘出術が施行された。その結果, 周囲への浸潤はなく, 本症例は神経線維症I型に合併したlow grade後腹膜悪性神経鞘腫瘍と診断された。術後は左閉鎖神経領域の軽度の知覚異常を認めるものの, 歩行障害などは認められていない。...

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 骨盤内Castleman's diseaseの1例

    川村, 憲彦, 林, 哲也, 阿部, 豊文, 中山, 治郎, 森, 直樹, 関井, 謙一郎, 吉岡, 俊昭, 板谷, 宏彬 泌尿器科紀要 53 (2), 141-144, 2007-02

    ...神経原性腫瘍を疑い, 後腹膜腫瘍摘除術を施行した。病理組織所見で, リンパ節の構造は保たれ, 濾胞は縮小し, 濾胞間組織にヒアリン化と毛細血管の増生を認めた。胚中心の萎縮がみられ, ヒアリン化物質の沈着と毛細血管の侵入を認めた。濾胞間組織にはリンパ球を認めたが, plasma cell typeにみられる細胞はなかった。...

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献5件

  • 横隔膜へ進展した横隔神経原発の神経鞘腫の一例

    池田 康紀, 小森 俊明, 本間 浩一, 三好 新一郎 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (5), 707-712, 2007

    ...となった.胸部造影CTでは心膜,横隔膜に接して約2.5×3.0cmの腫瘍影を認めた.手術は開胸,鏡視下併用で行った.腫瘍は横隔膜・心膜移行部に位置し,横隔膜より胸腔側へ突出するような形で存在した.横隔神経が腫瘍に向かい腫瘍近傍で太く巻き込まれているのが確認できた.腫瘍は横隔膜への進展がみられ横隔膜を含めた合併切除が必要であった.病理診断は神経鞘腫であった.以上の所見より横隔神経の横隔膜付着部より発生した神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • 診断に苦慮した中縦隔神経鞘腫の一例

    大成 亮次, 日山 享士, 渡邉 雄介, 西亀 正之 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (6), 802-808, 2007

    ...症例は77歳の男性,盲腸癌術後の胸部CTで気管分岐下に4.5cm大の中縦隔腫瘍を偶然発見された.MRIではGd-DTPA造影のT1強調像で中心部が濃染し,辺縁部は造影効果が不良でターゲットサインは陽性であった.画像所見から神経原性腫瘍を疑い,気管支鏡下吸引細胞診(TBNA)と超音波内視鏡下吸引細胞診(EUS-FNA)を施行したが確定診断は得らなかった.診断と治療を目的に開胸下腫瘍摘出術を施行し,手術所見...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献16件

  • 同一肋間神経に多発した胸腔内神経鞘腫の一例

    寺本 晃治, 鈴村 雄治 日本呼吸器外科学会雑誌 21 (7), 946-949, 2007

    ...症例は34歳,男性.肝機能障害の治療中に胸部CT検査で後縦隔の第9肋間右傍脊椎に腫瘤影を指摘され神経原性腫瘍が疑われた.5年5ヵ月の観察期間中に腫瘤は増大傾向を示したため摘出術を施行した.術中所見で右第9肋間に3cm大の腫瘤とさらに約2cm外側に1cm大の腫瘤を認めた.共に右第9肋間神経由来の神経原性腫瘍と考え同時に摘出した.病理組織学的診断は共に神経鞘腫で悪性所見は認めなかった.胸腔内神経鞘腫は通常...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 脊柱管内病変を伴うSchwannomatosisの3例

    水溜 正也, 瀬井 章, 薬師寺 俊剛, 藤本 徹, 谷脇 琢也, 福田 和昭, 水田 博志 整形外科と災害外科 56 (1), 60-64, 2007

    ...神経鞘腫であった.症例3. 36歳の女性.19歳から32歳時までに背部と右下腿の神経鞘腫の摘出術を施行されている.腰痛と右臀部痛にて受診された.MRI にて4箇所に馬尾腫瘍を認めた.5×5mm の腫瘍は症状に関与していないと判断し初回手術では摘出しなかった.術後1年での MRI にて初回手術で摘出しなかった腫瘍が2倍以上に増大していた.摘出術を施行した.症状は軽快した.すべて神経鞘腫であった.多発性の神経原性腫瘍...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 神経線維腫症I型患者に合併した後腹膜悪性末梢神経鞘腫の1例

    三浦, 徹也, 山田, 裕二, 村蒔, 基次, 田中, 一志, 原, 勲, 藤澤, 正人 泌尿器科紀要 52 (3), 207-209, 2006-03

    ...42歳女性.患者は左腹部腫瘤を主訴に近医を受診, 腹部CTにて左後腹膜腫瘍を指摘され, 著者らの施設へ紹介となった.入院時, 全身に多発するカフェオレ斑を認め, 腹部MRIでは腫瘤内部はT1にて低信号, T2にて不均一な高信号を呈していた.後腹膜神経原性腫瘍を疑い, 後腹膜腫瘍摘除術を施行したところ, 摘除標本は11×7×5cmで, 病理組織学的な所見より神経線維腫症I型(NF1)に合併した後腹膜悪性末梢神経鞘腫...

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 横隔神経を温存し得た上縦隔横隔神経鞘腫の1切除例

    川邉 正和, 中出 雅治, 田中 宏和, 渡辺 裕介 日本呼吸器外科学会雑誌 20 (5), 786-789, 2006

    ...上縦隔の横隔神経に発生した神経鞘腫の1例を経験した.症例は54才,女性.2005年7月,感冒にて近医を受診し,胸部CTで上縦隔に境界明瞭な腫瘤陰影を認めた.縦隔腫瘍(神経原性腫瘍)の術前診断で摘出術を施行した.摘出腫瘍は52×37×30mmの右横隔神経から発生した神経鞘腫で,被膜を切開し横隔神経を温存し摘出し得た.横隔神経鞘腫は自験例を含め19例しかなく稀な疾患であり,中でも頚部,上縦隔のものは極めて...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献23件

  • 後縦隔及び後腹膜腔に多発した神経節細胞腫の一例

    松谷 哲行, 尾関 雄一, 佐藤 光春, 橋本 博史, 小原 聖勇, 中岸 義典, 津福 達二, 相田 真介, 前原 正明 日本呼吸器外科学会雑誌 19 (6), 782-787, 2005

    ...縦隔内神経原性腫瘍を考え胸腔鏡補助下小開胸開腹により腫瘍摘出術を施行した. 後縦隔の交感神経幹に沿って連続する3個の腫瘍と後腹膜腔左腎上部に1個の計4個の腫瘤を認め, これを一期的に摘出した. いずれの腫瘍も病理学的に神経節細胞腫であった. 後縦隔及び後腹膜腔に多発した神経節細胞腫は稀であるため文献的考察を加えて報告した....

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献26件

  • 下大静脈の高度圧排をきたした巨大GISTの1例

    松岡 永, 畠山 茂毅, 原 真也, 宮下 澄人, 津田 洋, 佐尾山 信夫 日本臨床外科学会雑誌 66 (4), 848-852, 2005

    Gastrointestinal mesenchymal tumors (GIMT) of the gastrointestinal tract can broadly be classified into myogenic, neurogenic tumors, and gastrointestinal stromal tumors (GIST) which do not …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 鼻腔から発生した神経節細胞腫の1例

    山口 威, 関根 大喜, 遠藤 壮平, 木田 亮紀 頭頸部外科 15 (2), 125-128, 2005

    A neurogenic tumor is comparatively rare among non-epithelial tumors arising from the nasal cavity.The patient was a 30-year-old woman who complained of frequent epistaxis. A nasal cavity hemangioma …

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • ダンベル型耳下腺腫よう摘出術

    吉田 晋也, 木田 亮紀 口腔・咽頭科 16 (2), 265-268, 2004

    ...副咽頭間隙腫瘍の摘出法には1) 口内法, 2) 経耳下腺法, 3) 頸部外切開法, 4) 下顎骨離断法, 5) 側頭下窩法などが報告されている.耳下腺由来の腫瘍では経耳下腺法が, 神経原性腫瘍では頸部外切開法が第一選択と考えられ, 摘出が困難な場合に下顎骨離断法を併用する.耳下腺深葉から副咽頭間隙に進展した多形腺腫の症例を提示し, 経耳下腺法の手術手技について述べる...

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献7件

  • 四肢に多発したSchwannomatosisの症例報告

    黒木 修司, 帖佐 悦男, 坂本 武郎, 渡辺 信二, 黒沢 治, 内田 秀穂, 前田 和徳, 桐谷 力, 田島 直也 整形外科と災害外科 53 (1), 71-74, 2004

    Schwannoma is one of the most common neurogenic tumor, and is usually found solitary on a single peripheral nerve. We report three rare cases of multiple schwannoma experienced. [Case 1] …

    DOI 医中誌 参考文献11件

  • 胸腔鏡下に切除した胸壁神経鞘腫の2例

    松田 英祐, 梅森 君樹, 須藤 学拓, 牧原 重喜 日本呼吸器外科学会雑誌 17 (6), 662-665, 2003

    Schwannoma of the chest wall is rare and 58 cases were reported in the Japanese literature. Case 1 was 15-years old female. She visited our hospital because of abnormal shadow on chest X-ray film. …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 縦隔腫ように対する胸腔鏡下手術の適応と手技

    村岡 昌司, 岡 忠之, 赤嶺 晋治, 田川 努, 永安 武, 生田 安司, 井上 征雄, 田川 泰, 綾部 公懿 日本呼吸器外科学会雑誌 17 (1), 8-12, 2003

    We retrospectively reviewed the video-assisted thoracic surgery (VATS) approach for mediastinal tumor in our institution. Forty-one patients (16 males and 25 females aged 18 to 74 years) underwent …

    DOI 被引用文献3件

  • 胸腔内横隔神経鞘腫の一例

    高畠 大典, 安藤 陽夫, 佐野 由文, 永廣 格, 青江 基, 伊達 洋至, 清水 信義 日本呼吸器外科学会雑誌 17 (5), 609-613, 2003

    A 70-year-old woman was referred to our hospital for the right hilar abnormal shadow on chest X-ray. A chest CT scan showed a 45 mm diameter cystic mass adjacent to the right atrium. We suspected a …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献11件

  • 腸腰筋内に発生した神経鞘腫の1例

    高橋 英治, 吉田 洋, 松尾 吉庸, 藤田 眞幸 日本臨床外科学会雑誌 64 (5), 1255-1259, 2003

    A 60-year-old woman was seen at the hospital because of epigastric pain and dullness of the left lower extremity. Abdominal ultrasonography showed a tumor with a cyst in its inner part in the inside …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 副咽頭間隙腫瘍の術式の検討

    花井 信広, 亀井 壯太郎, 小山 新一郎, 村上 信五 頭頸部外科 13 (3), 85-90, 2003

    We analyzed 7 cases of parapharyngeal space tumors and discussed our method of operation. In our department, we managed to resect the tumor without mandibular osteotomy. When this was possible, it …

    DOI

  • 膵体尾部神経鞘腫の1例

    只友 秀樹, 葦沢 龍人, 安藤 昌之, 丸山 祥司, 原田 佳明, 大沼 忍, 瀧本 雅文, 小 泰久 日本消化器外科学会雑誌 35 (4), 403-407, 2002

    A 58-year-old female examined for liver disfunction was found on ultrasonography (US) and computed tomography (CT) to have a 5-6 cm long solid mass with a well-defined capsule in the body and tail …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献8件 参考文献11件

  • 副咽頭間隙腫瘍

    吉原 俊雄 頭頸部外科 12 (1), 21-26, 2002

    The tumors arising in the parapharyngeal space are relatively rare. The parapharyngeal spaces are difficult regions to resect the tumors due to its anatomical characteristics, including important …

    DOI 医中誌 被引用文献7件 参考文献8件

  • von Recklinghausen病に合併した仙骨前神経鞘腫の1例

    渡部 雅人, 石川 奈美, 亀岡 宣久, 的場 直行, 藤井 輝正, 増田 弘志, 佐藤 和洋, 岩田 隆子 日本消化器外科学会雑誌 35 (4), 436-439, 2002

    A 53-year-old woman admitted with presacral tumor confused initially with ovarian cystoma was diagnosed with von Recklinghausen's disease based on physical findings, and an elastic hard mass was …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 後腹膜nonfunctioning paragangliomaの1例

    島田 裕, 佐々木 章, 旭 博史, 斎藤 和好, 上杉 憲幸 日本外科系連合学会誌 26 (5), 1364-1368, 2001

    ...後腹膜神経原性腫瘍を疑い摘出術を施行した。術中の血圧変動はみられなかった。腫瘍は6.0×5.0×2.5cmで弾性軟, 薄い線維性被膜に覆われていた。組織学的にはparagangliomaであり, nonfunctioning, chromaffin paragangliomaと診断した。後腹膜paragangliomaは稀な疾患である。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 胸腔内迷走神経由来の縦隔神経鞘腫の1症例

    浜口 伸正, 藤島 則明, 環 正文, 鳥羽 博明 日本呼吸器外科学会雑誌 14 (6), 766-771, 2000

    A case of schwannoma originating in the left intrathoracic vagal nerve was reported. The patient presented to our hospital with hoarseness and an abnormal shadow on the chest roentgenogram. Under …

    DOI 医中誌 被引用文献7件 参考文献16件

  • 胃gastrointestinal stromal tumorの検討

    森田 晃彦, 鎌田 徹, 中本 愛, 大西 一朗, 竹田 利弥, 小矢崎 直博, 神野 正博 日本臨床外科学会雑誌 61 (7), 1670-1674, 2000

    Since the cellular origin of gastrointestinal mesenchymal tumors (GIMT) is uncertain, the definite classification of them has not been established as yet. Recently it has been increasingly clarified …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献14件

  • 両側後縦隔髄外造血巣の1例

    牧内 明子, 矢満田 健, 蔵井 誠, 沼波 宏樹, 近藤 竜一, 高砂 敬一郎, 町田 恵美, 花岡 孝臣, 羽生田 正行, 天野 純 日本呼吸器外科学会雑誌 14 (6), 698-702, 2000

    A case of extramedullary hematopoiesis in the bilateral posterior mediastinum is describedherein. The patient was a 58-year-old female diagnosed with jaundice in 1983. She wasadmitted to our …

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 胸腔内迷走神経より発生した神経鞘腫の2例

    大城 敏, 久貝 忠男, 砂川 一哉, 友利 寛文, 仲間 司, 砂川 亨 日本臨床外科学会雑誌 61 (9), 2302-2307, 2000

    This paper presents two cases of mediastinal schwannoma originating from the intrathoracic vagal nerve together with a review of 65 cases given detailed explanations in the Japanese literature. The …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献16件

  • 顔面神経鞘腫の2症例

    塚原 清彰, 野本 猛美, 吉田 知之, 堀口 利之, 市村 彰英, 植田 宏, 鈴木 衞 頭頸部外科 10 (2), 117-122, 2000

    Facial nerve neurinoma is less common than trigeminal nerve and acoustic nerve neurinomas. Recently, reported cases of facial nerve neurinoma have increased due to progress in the diagnostic …

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 原発不明癌の外側咽頭後リンパ節転移の1症例

    松永 英子, 亀谷 隆一, 飯田 英信, 古阪 徹, 遠藤 壮平, 木田 亮紀, 絹川 典子 口腔・咽頭科 11 (3), 419-424, 1999

    A case of lateral retropharyngeal lymph node metastasis of unknown origined carcinoma is reported. A 67-year-old male visited our hospital complaining of tinnitus and earfullness on the left side. …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 縦隔海綿状リンパ管腫の1治験例

    片山 芳彦, 鈴木 仁之 日本呼吸器外科学会雑誌 13 (2), 126-131, 1999

    A case of cavernous lymphangioma of the upper mediastinum is reported. Including this case, there have been 9 reported similar cases in Japan. The patient, a 56-year-old female, was admitted to Mie …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献20件

  • 縦隔神経原性腫瘍切除例の検討

    長坂 不二夫, 大森 一光, 北村 一雄, 並木 義夫, 村松 高, 羽賀 直樹, 四万村 三恵, 根岸 七雄, 瀬在 幸安 日本臨床外科学会雑誌 60 (11), 2831-2835, 1999

    Sixty-two patients with neurogenic mediastinal tumor surgically treated in our department from 1969 to 1997 except for neuroblastoma were clinicopathylogically reviewed. Tumors existed on the right …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 椎体切除を必要とした肋間神経由来神経鞘腫の1例

    寺田 俊明, 川野 亮二, 坂口 浩三, 葛城 直哉, 横田 俊也, 穴見 洋一, 池田 晋悟, 羽田 圓城 日本臨床外科学会雑誌 60 (10), 2623-2627, 1999

    We have recently experienced a neurogenic tumor of the paravertebra in a 35-year-old man. The patient suffered from dull pain in the right side of the abdomen during previous three years. An …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 胸腔鏡下に切除した食道嚢胞

    坂本 和裕, 加瀬 昌弘, 孟 真, 蔵田 英志 日本臨床外科学会雑誌 60 (8), 2100-2103, 1999

    Esophageal cyst is a rare congenital cystic disease that usually occurs in the posterior mediastinum. Recently we experienced a case of esophageal cyst which was removed under thoracoscopic surgery. …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 脊柱管内進展を伴った巨大縦隔神経鞘腫の1切除例

    伊豫田 明, 飯笹 俊彦, 山口 豊, 柴 光年, 馬場 雅行, 斎藤 幸雄, 鈴木 実, 藤澤 武彦 日本呼吸器外科学会雑誌 12 (2), 188-192, 1998

    We report a case of giant mediastinal neurinoma with expansion into the intraspinal canal. We resected the tumor safely with the two-stage operation. The patient was a 52-year-old male. An abnormal …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 胸腔鏡下に切除し得た限局性胸膜中皮腫の1例

    梅森 君樹, 福原 哲治, 大西 真人, 牧原 重喜 日本呼吸器外科学会雑誌 12 (5), 589-592, 1998

    We performed thoracoscopic surgery for benign localized mesothelioma of the pleura. The patient, a 53-year-old male, was admitted with an abnormal shadow on chest X-ray. Chest CT showed a localized …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献9件

  • 胸腔鏡下に切除した縦隔気管支嚢腫を合併する肺葉外肺分画症の 1 例

    木村 文平, 城所 達士, 橋爪 満, 高岡 和彦, 河端 美則 気管支学 20 (4), 357-361, 1998

    ...腫瘍は後縦隔に存在し神経原性腫瘍を疑い胸腔鏡下手術を施行した。胸椎右側面に4.5cm大の嚢腫とこの頭側に銀杏の葉状の異常組織を認め, 両者とも切除した。嚢腫は内腔が線毛上皮に被われ, 壁に軟骨および気管支腺があり気管支嚢腫と診断された。異常組織は内部に気管支, 細気管支構造および立方上皮で被覆された腺管がみられ, 肺葉外肺分画症と診断された。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 胸腔鏡下に切除した限局性胸膜中皮腫の1例

    中島 真太郎, 奥道 恒夫, 木村 厚雄, 池田 政宣, 池田 聡 日本呼吸器外科学会雑誌 11 (2), 159-164, 1997

    Localized mesotheliomas of the pleura are relatively rare tumors. Their clinical characters are various and their malignant potential is still obscure. Frequently they are found without symptoms. A …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献25件

  • 陳旧性肺結核症に合併した気管支神経腫の 1 例

    甲原 芳範, 三重野 龍彦 気管支学 19 (2), 127-130, 1997

    ...神経鞘腫や神経線維腫等の神経原性腫瘍との異同が問題となったが, 本症例は臨床的, 組織学的に神経線維の過形成による神経腫様病変(気管支神経腫)と診断された。過去に肺結核症の既往があり気管支粘膜の慢性炎症を認めたことなどから結核感染による気管支粘膜の障害やその後の慢性炎症による粘膜下神経束の損傷と過剰再生が本症の発症に関与している可能性が示唆された。...

    DOI 医中誌 参考文献6件

  • 十二指腸原発平滑筋芽細胞腫の1例

    谷脇 聡, 片岡 誠, 田中 宏紀, 船戸 善彦, 伊藤 由加志, 春木 伸裕, 小西 昭充 日本消化器外科学会雑誌 30 (5), 999-1003, 1997

    Most leiomyoblastomas originate in the stomach, and rarely in the duodenum. A case of leiomyoblastoma originated in the second portion of the duodenum of a 72-year-old woman is presented. 22 cases …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献20件

  • 副咽頭間隙に発生した舌下神経線維腫の1例

    鈴木 茂憲, 大谷 巌, 佐藤 和則, 佐藤 勇 口腔・咽頭科 9 (3), 459-464, 1997

    A rare case of hypoglossal neurofibroma was reported in a 47-year-old female. Her chief complaints concerned pain in the right temporal region and swelling in the right subaural region. A CT scan …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献22件

  • 胸腔鏡下に切除しえた胸壁神経鞘腫の1例

    森田 克彦, 矢野 一麿, 衛藤 隆一, 岡崎 好夫, 森田 純二 日本臨床外科医学会雑誌 58 (11), 2534-2537, 1997

    Thoracoscopic resection of a schwannoma of the chest wall was successfully performed in a 60-year-old man. A mass lesion was noted on a chestroentgenogram during a screening examination. The patient …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献9件

  • 耳下腺内神経原性腫ようの3症例

    三谷 浩樹, 中溝 宗永, 鎌田 信悦 耳鼻咽喉科展望 39 (3), 267-272, 1996

    Three cases of intraparotid neurogenic tumor are reported.<BR>Case 1 is a 27-year-old male as neurofibroma, case 2 is a 39-year-old female and case 3 is a 46-year-old female as neurinoma. The facial …

    DOI

  • 胸腔鏡下に摘出した肺葉外肺分画症の1例

    西村 秀紀, 青木 孝學, 巾 芳昭, 加藤 邦隆 日本臨床外科医学会雑誌 57 (2), 353-356, 1996

    A 49-year-old female was admitted to the hospital because of an abnormal shadow on a chest X-ray film. Chest X-ray examination revealed an about 3×2 cm an sharply circumscrived tumor overlapping …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献8件

  • 腕神経叢原発神経線維腫に対する胸腔鏡下外科手術の一治験例

    桂 敏明, 明石 章則, 大橋 秀一, 余田 洋右, 鄭 一秀, 笹岡 英明, 坂巻 靖, Kanno Hiroki, Nishino Masayuki 日本呼吸器外科学会雑誌 10 (5), 616-619, 1996

    A 50-year-old female had an abnormal shadow on a routine chest rentogenogram. Computed tomography suggested a benign tumor in the right upper mediastinum, so we performed thoracoscopic surgery. The …

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 気管に発生した神経鞘腫の1手術例

    尾高 真, 秋葉 直志, 栗原 英明, 松本 美和子, 塩谷 尚志, 桜井 健司 日本臨床外科医学会雑誌 56 (1), 38-42, 1995

    Tumors of the trachea are rare, especially neurilemoma in the trachea. We experienced a case of neurilemoma of the trachea. A 28-year-old female was admitted to the hospital because of a mass in the …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献16件

  • Recklinghausen病に合併した多発性小腸平滑筋腫の1例

    田中 穣, 高橋 宏明, 矢嶋 幸浩, 岡村 一則, 小坂 篤, 水本 龍二 日本臨床外科医学会雑誌 56 (12), 2641-2645, 1995

    A case of multiple leiomyoma of the small intestine in a patient with Recklinghausen's disease is reported. A 49-year-old woman was admitted to the hospital because of bloody stool. The patient had …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献12件

  • 縦隔腫ように対する胸腔鏡下手術

    庄村 遊, 木村 誠, 日置 巌雄, 井上 孝史, 小野田 幸治, 高尾 仁二, 谷 一浩, 並河 尚二, 矢田 公 日本呼吸器外科学会雑誌 9 (6), 678-683, 1995

    Thoracoscopic surgery was performed in 5 patients with mediastinal tumors. 2 men and 3 women, aged 29 to 78 years, (mean 51 years). Two patients had cystic tumors and 3 had solid tumors. One tumor …

    DOI 被引用文献10件 参考文献10件

  • 異所性無症候性褐色細胞腫の1例

    石川 恵一郎, 木村 文彦, 奥山 正樹, 山田 晃正, 石田 秀之, 桝谷 誠三, 龍田 眞行, 川崎 高俊, 里見 隆 日本臨床外科医学会雑誌 56 (2), 434-437, 1995

    A 44-year-old woman was admitted to the hospital because of an abdominal tumor. abdominal ultrasonography, CT and MRI revealed a well defined mass about 7cm in diameter around the aorta. The tumor …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • von Recklinghausen病に合併した巨大後腹膜神経線維腫の1例

    小川 明臣, 高野 正博, 高木 幸一, 藤本 直幸, 近間 英樹, 黒木 政純, 樋高 克彦, 久次 武晴 日本臨床外科医学会雑誌 56 (11), 2472-2476, 1995

    A 25-year-old man was seen at the hospital because of rectal bleeding. On physical examination the patient showed cáfe au lait spots scattered over the entire body. A large mass was palpated in the …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • <症例>肝臓原発の良性神経鞘腫

    吉田, 真規, 中嶋, 安彬, 田中, 明, 森, 敬一郎, 山岡, 義生 日本外科宝函 63 (6), 208-214, 1994-11-01

    Neurogenic tumors of the liver are very rare, irrespective of associated neurofibromatosis. We report here a well-documented case of benign schwannoma in a 56-year-old woman without …

    HANDLE 医中誌

  • 頭頸部神経原性腫瘍症例の検討

    橋本 典子, 佐藤 武男, 吉野 邦俊, 藤井 隆, 稲上 憲一, 上村 裕和, 長原 昌萬, 馬谷 克則 頭頸部外科 4 (2), 195-200, 1994

    The 35 cases of neurogenic tumors in the head and neck were treated in recent 15 years. 35 patients, 13 males and 22 females, ranging in age from 8 to 71 years, had extracranial solitary neurogenic …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 胸腔内縦隔神経原性腫ようの臨床的検討

    三浦 隆, 一瀬 幸人, 田山 光介, 横山 秀樹, 矢野 篤次郎, 井上 隆 日本呼吸器外科学会雑誌 8 (7), 783-788, 1994

    The 29 patients with neurogenic mediastinal tumors treated from 1972 to 1992 represet 17.6 % of the 165 patients with primary mediastinal tumors. There were 14 schwannomas (48.3%), 1 neurofibroma …

    DOI 医中誌 被引用文献4件

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