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検索結果 6,508 件

  • 京手描友の不変の行程における仕事場

    井本 葵, 佐々木 啓, 塚本 由晴 日本建築学会計画系論文集 89 (818), 755-763, 2024-04-01

    <p>The aim of this paper is to clarify the “unchanging work process” of Kyoto hand-painted Yuzen and its workplaces, which spread across the city and undertake diverse and small-scale handicraft. …

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  • 運転免許返納プロセスと返納後生活満足度の要因に関する研究―川崎市麻生区王寺周辺地域を対象としてー

    渋田 夢香, 佐々木 邦明 交通工学論文集 10 (3), A_25-A_34, 2024-04-01

    <p>我が国では高齢化の進行に伴って,高齢者の運転免許保有者数が増加しており,高齢者による交通事故の増加が見込まれる.このような状況への対策の一つとして運転免許自主返納制度が存在している.本研究では,免許返納のきっかけから返納後の生活までの一貫したプロセスと,免許返納後の生活満足度を向上させる要因を明らかにすることを目的として,免許返納者と免許保有者に対してアンケートとインタビュー調査を行った.…

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  • 『決定往生集』訳註(六):第六除障決定-第七事縁決定

    服部, 純啓 佛教大学法然仏教学研究センター紀要 10 101-133, 2024-03-01

    ...また、坂上「林寺本『決定往生集』の研究(一) - (三)」(『淑徳短期大学研究紀要』第三二 - 三四号、一九九三 - 一九九五)では林寺本の翻刻、訓読がなされている。又、成瀬隆順「那院珍海已講の浄土教思想」(早稲田大学への学位請求論文、二〇一九)では「修因決定」のみ訓読と典拠調査がなされているが、第六決定以降の現代語訳としては本稿が初の試みである。...

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  • 日本中世の林における囲碁の「文雅」化 : 「四皓・橘中」伝説の変容をめぐって

    桑, 浩哲 国士舘人文科学論集 5 45-63, 2024-02-29

    本稿では、「四皓 ・橘中」伝説の日本における変容をめぐって、五山漢文学に注目し、中世の五山僧による日本特有な新しいイメージが囲碁に付与(則ち「文雅」化)された過程を明らかにしてみたい。  「四皓・橘中」伝説は中国でも多岐にわたり、宋元まで既に多様な変容を遂げたが、概ね「四皓囲碁」「四叟象戯(将棋)」「四皓橘中」という三つの系統に分けられる。五山僧はこの三つの系統を受け入れたものの、「仙隠」の代わ…

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  • 董其昌『画室随筆』の成立に関する一考察

    尾川 明穂 書学書道史研究 2023 (33), 41-54,103-102, 2023-10-31

    <p>  To date, the “Huachanshi Studio's Essays” compiled by his successors has been widely used to elucidate Dong Qichang's (1555-1636) views on calligraphy and painting. However, there are many …

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  • <研究論文>十九世紀長崎南画壇の片影 : 鉄翁祖門の山水画と縮図冊

    王 紫沁 日本研究 67 35-75, 2023-09-29

    ...鉄翁(てつおう)祖門(そもん)(1791~1872)は長崎春徳寺の住持を務め、晩年は雲龍寺に隠居し、画三昧の生活を送っていた。彼は来舶清人の江稼圃(こうかほ)(1804~文政年間に来舶)に師事し、正統派の南宗画を習得した。木下逸雲・三浦梧門と共に長崎南画三筆とされ、19世紀の長崎画壇を代表する南画家である。その名は長崎だけではなく、かつては全国に広まったのである。...

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  • <論説>戦国期臨済宗妙心寺派における出世について

    岩永 紘和 史林 106 (4), 495-533, 2023-07-31

    ...地方寺院に残る僧位・住持職関係文書の分類・出現時期・機能を検討し、これらの整備は妙心寺派の地方展開の進展に連動すると評価した。出世の費用は武家が積極的に支援しており、背景には富の象徴や経済的誇示に限らず「高僧」を抱える領主像の演出が強く求められる場合もあった。出世実現には縁故ある僧を通じたネットワークも大いに貢献した。...

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  • 富山県中–東部の東別所層,天狗山層及び音川層の層序対比

    長森 英明, 渡辺 真人 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 74 (3), 119-131, 2023-07-20

    ...に,天狗山層は,最層上部に,音川層下部は,高畠層にそれぞれ対比される.高畠層は八尾地域東域から黒川地域では分布しない.音川層上部は早月川まで分布し,早月川以北では分布しない....

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 隋文帝の仏教政策をめぐって

    山田 周 洛北史学 25 (0), 30-54, 2023-06-03

    ...つまり文帝の仏教政策は政権の譲を受けたはずの北周の存在を否定し、「梁―北斉―隋」という仏教による正統論を示すものであった。...

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  • 近世の白山三定道における室の変遷と形式

    奥矢 恵 日本建築学会計画系論文集 88 (806), 1395-1403, 2023-04-01

    <p>By the end of the Sengoku period, accommodations known as <i>muro</i> had been established around the three peaks of Mt. Haku (Hakusan) by temples and shrines at the foot of the mountain. By the …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • <資料紹介>『行者大要鈔』攷

    那須 一雄 日本研究 66 101-178, 2023-03-31

    ...だが、我が国には、『行者大要鈔』という、仏教徒の生活規範について21項目に亘って説示した著作の写本が4点現存し、これらの写本の奥書によれば、本書の著者は、上記の明遍か、あるいは、明遍と同じく、聖道門仏教から、法然の専修念仏の教えに帰依した明(1167~1242)ということになる。...

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  • 赴日元僧东陵永玙书法考略

    康 佳琦 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies 14 277-287, 2023-03-31

    As the last monk who went to Japan from China in Yuan Dynasty, Donglingyongyu was not only played a positive role in promoting the Buddhist interactions between China and Japan, but also made a …

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  • 『決定往生集』訳註(五) : 第五修因決定(明修行相・明称名利益・明念分斉)

    服部, 純啓 佛教大学法然仏教学研究センター紀要 9 43-90, 2023-03-25

    ...また、坂上「林寺本『決定往生集』の研究(一)〜(三)」(『淑徳短期大学研究紀要』第三二〜三四号、一九九三〜一九九五)では林寺本の翻刻、訓読がなされている。又、成瀬隆順氏「那院珍海已講の浄土教思想」(早稲田大学への学位請求論文、二〇一九)では「修因決定」のみ訓読と典拠調査がなされている。作業の過程で本庄良文元佛教大学教授にご指導を賜った。...

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  • マインドフルネス・瞑想ヨーガにおける坐とかたち : 文献からの再考

    田中, 俊明 四天王寺大学紀要 (71) 247-261, 2023-03-25

    ...そこで、過去のレビューから、マインドフルネス・瞑想及び、等には共通した手の形があり,いわゆる手印「かたち」に着目し、先行文献から再考した結果、宗から継承されていた。つまり、坐の「かたち」は、瞑想における「ポーズ」として影響を受けており、その行為が、薬物効果の期待できない慢性疾患においても、治療的効果が期待されていた。...

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  • 『正法山六祖傳』の原本・完

    木村, 俊彦 四天王寺大学紀要 (71) 215-223, 2023-03-25

    ...江戸時代前期に版行された『正法山六祖傳』は、室町時代の妙心寺六世雪江宗深が、妙心寺開山関山から五世までの略伝と花園妙心寺の由来「正法山妙心寺記」を書き、弟子東陽英朝が雪江宗深の略伝と跋を書いて、一冊に纏め命名したものである。筆者は四天王寺大学図書館の御世話で、龍谷大学図書館に保管されていた原本の写本を閲覧することができ、撮影して頂いた。...

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  • 『尸羅敲髄章』における甘露英泉の戒思想

    務臺 宗孝 印度學佛教學研究 71 (2), 614-617, 2023-03-22

    ...Also he believed Eisai’s rituals for the reception of the precepts were the origin of the Zen Precepts based on the theory of “Propagation of Zen for the Protection of the Country” (<i>kōzengokoku</i> 興護国...

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  • 唐代寺院の食堂について

    釈 道悟 印度學佛教學研究 71 (2), 708-705, 2023-03-22

    <p>The present paper concerns the institution of the Buddhist temple’s dining hall during the Tang dynasty through documents recorded by Vinaya teachers of the period. In past research, the …

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  • 中世後期の祠堂銭運用について

    綿貫 友子 国民経済雑誌 227 (3), 43-58, 2023-03-10

    ...中世,主に宗寺院で行われた金融である祠堂銭の貸付・運用主体として先行研究が注目したのは京及びその近郊の土倉や家であったが,16世紀前期,大徳寺への祠堂銭寄進とその貸付・運用では寺内の塔頭や僧侶以外に多数の堺商人が関わっている。...

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  • 『西方要決釈疑通規』の思想的位相 : 恭敬修の系譜と関連して

    加藤, 弘孝 仏教学部論集 107 15-30, 2023-03-01

    ...基(六三二―六八二)撰述と伝わる『西方要決釈疑通規』(通称『西方要決』)は、三階教、宗、兜率天信仰をはじめとする他学派への対外観が見られ、中国仏教思想史研究において重要な研究対象と成り得る浄土教典籍である。しかしその成立背景はいまだに明らかになっておらず、思想史上に本書を位置付けることができないのが現状である。喫緊の課題としては『西方要決』撰述者の問題がある。...

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  • 袾宏の思想

    苑, 克柱 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 51 1-12, 2023-03-01

    ...シュ宏は浄双修を提唱する代表的な人物である。シュ宏の浄双修をめぐっては、これまでに賛否両論があって、その評価は一致していない。 本稿はシュ宏思想の分析を通し、シュ宏の浄双修論の提唱が彼の頓悟への理解に関わっていることを指摘する。より深層的な原因は、明代はすでに唐宋時代の活気を失い、弊害が叢生していたことである。...

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  • 奢摩他と未至定

    田中, 裕成 仏教学部論集 107 113-128, 2023-03-01

    『倶舎論』では奢摩他を説明する際に心一境性が取り上げられ、奢摩他の本義である「心の寂静」にまつわる捨(upeks. a)の性質に言及しない。そこで、本稿では静慮の法相を紐解き、『倶舎論』における奢摩他の成就は未至定の獲得が意図され、奢摩他の特徴である寂静性は「捨」という未至定の特徴として付与されていることを明らかにした。その上で説一切有部の修行体系の源泉が「四天道経」の四静慮説に有り、有部の断惑…

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  • 『門』 : 宗助の〈発心〉と漱石の〈

    下山, 孃子 大東文化大学紀要. 人文科学 61 420(15)-401(34), 2023-02-28

    ...「『門』―宗助の〈参〉―」(『人文科学』2021年3月、後『近代文学に見る〈霊性〉』所収)の続論。作中における宗助の宗に関する知識の無さと、参に至る落差を見、その上で、作家漱石の参と、同時期に参している心理学者・元良勇次郎の報告書を検討する。〈修善寺の大患〉と漢詩の関係にも言及する。...

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  • 比抵抗イメージングによる郷村断層帯周辺の地下構造および断層低比抵抗領域の時間変化の可能性

    三村 明, 山口 覚, 加藤 茂弘, 村上 英記, 金 幸隆, 福江 一輝, 倉光 伸, 小堺 航 地質学雑誌 129 (1), 75-87, 2023-02-22

    ...<p>京都府丹後半島において27地点でAMT法電磁気探査を実施し,郷村断層,仲寺断層,郷西方断層を横断する測線に沿う比抵抗構造モデルを決定した.仲寺断層付近より北東側は,この地域に広く分布する宮津花崗岩体の,断層運動の影響をほとんど受けていない構造を示す.中央部の郷村断層直下には顕著な低比抵抗領域が深さ1 km付近まで認められ,これは断層活動に伴って形成されたと解釈した.一方,仲寺断層直下にはこのような...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • ラカンと仏教(8) ―寒山拾得および布袋和尚の話頭に見る「放下」―

    西村 則昭, Nishimura Noriaki 仁愛大学研究紀要. 人間学部篇 (21) 57-69, 2023-02-20

    ...寒山拾得および布袋和尚はいわば「聖なる社会的逸脱者」であり,は彼らのイメージをその「歴史」に組み込み,の世界観をより的なものとして深化し豊かにしていったといえる.彼らの伝は『景徳伝燈録』に並んで載るが,両者の話頭には共に「放下」の語が見られる.本稿では,ラカンの考え方および辻村公一を媒介したハイデッガーの考え方などを用いて,彼らの話頭を分析検討することを通して,語としての「放下」の意味について...

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  • 主人公になるということ

    近畿大学九州短期大学通信教育部研究紀要 (4) 17-31, 2023

    ...「主人公」という語の意味を重ねて学生の制作活動を観察しながら、強要しない実践内容の有用性を述べる。本実践報告は、本質が曖味になりがちな「主体的な表現を明確にすること」を目的としている。...

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  • 運転免許返納プロセスと返納後生活満足度の要因に関する研究

    渋田 夢香, 佐々木 邦明 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 611-617, 2023

    我が国では高齢化の進行に伴って,高齢者の運転免許保有者数が増加しており,高齢者による交通事故の増加が見込まれる.このような状況への対策の一つとして運転免許自主返納制度が存在している.本研究では,免許返納のきっかけから返納後の生活を送るまでの一貫したプロセスと,免許返納後の生活満足度の要因を明らかにすることを目的として,免許返納者と免許保有者に対してアンケートとインタビュー調査を行った.対象者を運…

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  • 寛政~文化期の皇位継承過程と光格天皇

    佐藤 一希 史学雑誌 132 (3), 1-28, 2023

    ...この段階で恵仁親王への譲位は揺らがず仁孝天皇が受したが、譲位後の文政期には、中宮所生の高貴宮(あてのみや)(仁孝実弟)への皇位継承が高い可能性を有して存在していた。しかし、当該期に高貴宮を含む皇子・后妃の死が相次いだことで、再度朝廷は皇統断絶の危機を迎え、この状況に対し、光格は鷹司家息女を仁孝へ再入内させる方針を提示した。...

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  • 宗教心理学の展望

    藤井 修平 宗教/スピリチュアリティ心理学研究 1 (1), 18-32, 2023

    ...宗教心理学は米 国心理学会第 36 部門における研究を中心とするが,それ以外に非実証的な宗教心理学, 心理学,宗教認知科学も宗教の心理学的研究とみなせる。宗教心理学の研究テーマに 関しては,社会心理学的研究においては宗教とパーソナリティや向社会性,暴力と偏見 などの他の変数の相関が扱われており,それに加え宗教と健康,宗教と死,宗教と道徳 の関係も探究されている。...

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  • 無人称研究の方法論に関する情報学的考察

    山田 雅敏 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4Xin170-4Xin170, 2023

    ...実践を通じて,鼻呼吸を意識し,呼吸と他の思考との間に集中した.また筆者は方法論的独我論の態度に立ち,現象学的還元による内省を試みた.その結果,座中に体感に加えて,空間や時間的な感覚表現が抽出された....

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  • 多摩丘陵の下部更新統上総層群小山田層〜飯室層の珪藻化石群集:<i>Lancineis rectilatus</i>の産出層位

    納谷 友規, 鈴木 毅彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 213-, 2023

    ...稲城層下部では海〜汽水生付着性珪藻を主体とする珪藻化石群集が得られた.飯室層の珪藻化石産出状況は悪く,海〜汽水生浮遊性および付着性珪藻がわずかに産出する程度だったが,その中に<i>L. rectilatus</i>が含まれることが明らかになった.現在多摩川河床においてNKテフラは観察できないが,かつては今回観察した露頭よりも下位にNKテフラが露出していた(小泉,1995).横浜市本牧の露頭では,王寺層...

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  • 出曜経と大智度論共通の馬鳴偈について

    松田 和信 印度學佛教學研究 71 (1), 434-426, 2022-12-20

    ...credit in the <i>*Mahāprajñāpāramitopadeśa</i> 大智度論 (Taishō no. 1509), translated by Kumārajīva, and the same verse appears once again in prose in Kumārajīva’s translation of the Buddhist Yoga Manual (坐三昧経...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 不定止観について

    大松 久規 印度學佛教學研究 71 (1), 26-31, 2022-12-20

    <p>The paper can be summarised as follows.</p><p>1. The description of the three kinds of cessation and contemplation meditation in the <i>Mohe zhiguan</i> 摩訶止観 does not always accurately reflect …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 虎関師錬の戒思想

    佐久間 祐惟 印度學佛教學研究 71 (1), 164-167, 2022-12-20

    ...<p>This paper examines the teachings of Kokan Shiren 虎関師錬 (1278-1346) on “Zen Precepts” 戒, a term with multiple meanings....

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  • 『南方録』における「林ノ清規」の背景

    櫻本 香織 印度學佛教學研究 71 (1), 186-189, 2022-12-20

    ...The concept of <i>sōan</i> tea was also influenced by the codified regulations that governed daily monastic life at Zen temples, known as the “zenrin no shingi” 林ノ清規, and is considered characteristic...

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  • 『宗鏡録』における「法界」観

    楊 小平 印度學佛教學研究 71 (1), 259-255, 2022-12-20

    ...<p>This paper examines the relationship between the tendency of the unity of the meditative and doctrinal approaches 教融合 in Chinese Buddhism from the Tang to Song dynasties and the establishment of the...

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  • 『江湖風月集略註』研究 (15)

    飯塚, 大展, イイヅカ, ヒロノブ, 佐藤, 俊晃, サトウ, シュンコウ, 比留間, 健一, ヒルマ, ケンイチ, 堀川, 貴司, ホリカワ, タカシ, Iizuka, Hironobu, Sato, Shunko, Hiruma, Ken'ichi, Horikawa, Takashi 駒澤大學研究所年報 34 1-55, 2022-12

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  • <研究論文>泉涌寺における位牌堂「霊明殿」の創祀と発展 : 泉涌寺へ集約される天皇家の喪葬

    石野 浩司 日本研究 = NIHON KENKYŪ 65 187-241, 2022-10-31

    ...『四条院御葬礼記』に見える御前僧は顕密僧であって、いまだ古代の天皇喪葬制の範疇に留まり、律僧らが「一向沙汰する」中世喪葬儀礼には移行していない。 2. 後光厳上皇の応安7年(1374)以降、泉涌寺創建伽藍を儀礼空間として完備された天皇喪葬儀礼(泉涌寺と安楽光院との共同運営)は、後円融・称光・後小松天皇と北朝四代の常例となる。この後光厳院流に対して、崇光院流の般舟三昧院が対抗する。 3....

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  • 文献案内

    藤原 重雄, 川本 慎自, 林 晃弘, 高橋 慎一朗 東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信 98 21-22, 2022-10-31

    ...坂本亮太「至一上人考-南北朝期における臨済宗法灯派僧の一側面-」(『和歌山県立博物館研究紀要』28、2022年3月) 藤原重雄/白川宗源「中世の髙安寺について」(『新府中市史研究 武蔵府中を考える』3、2021年2月) 川本慎自/林温「仁和寺観音堂壁画―近世初期仏教空間の構想―」(『芸術学』24、2021年3月) 林晃弘/安里進・外間政明編著『古地図で楽しむ首里・那覇』(風媒社、2022年3月) ...

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  • [論文] 南北戦争と東アジア : 一八六一年徳川家茂=A・リンカーン往復書翰をめぐって

    横山, 伊徳 国立歴史民俗博物館研究報告 239 193-225, 2022-09-30

    ...幕府は外国人殺傷に対する金銭賠償要求を受諾し、このことはオランダ(船長殺人事件)、イギリス(東寺事件)、フランス(旗番負傷事件等)へも波及した。その後賠償要求が、幕府の外交を困難に陥れたことはよく知られている。南北戦争と環大西洋世界の国際政治はリンカーン政権の対日政策転換をもたらし、幕府外交は隘路にはまっていくのである。...

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  • 立山芦峅寺衆徒の九重御守護

    福江 充 北陸大学紀要 = Bulletin of Hokuriku University 53 135-150, 2022-09-30

    ...江戸時代、立山信仰の拠点集落であった山麓の芦峅寺と岩峅寺は加賀藩前田家の支配下に置かれ、それぞれ一山と称して 38 軒の宿坊を構え、同藩の祈願所や立山定登山の基地としての役割を果たしていた。筆者は先般、Yahoo!オークションでこの芦峅寺に関わる九重御守護を購入したが、本稿では、この作品を史料として紹介し、さらに立山信仰史研究の分野における史料的価値を提示した。...

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  • 加賀友における制度的装置

    荒木 由希 地域経済学研究 43 (0), 61-81, 2022-09-30

    <p>The traditional industry in Japan, especially <i>Kimono</i> industry, is in danger of survival. Traditional crafts are sold with added some value because they are mainly handicrafts and they cost …

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  • 日本に遺存する一山一寧師墨蹟とその編年稿

    髙津 久仁枝 アジア民族造形学会誌 18 (01), 44-54, 2022-08-27

    ...<はじめに> わたくしは一山の墨蹟と宗史に関わってこれまでよりより立体的な一山像と日本宗史全体の中で一山が日本に与えた影響で何か提言することはできないかと思いそれを目的に研究をすすめている。その方法としては一山の年譜と墨蹟表をつくり、そして日本宗史とのつながり、また一山がどのような人とかかわりがありそれが墨蹟にどのように反映しているかなどを今後の課題として研究をしてゆきたい。...

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  • ラカンのジョイス論と道元の「身心脱落」

    西村 則昭 宗教研究 96 (1), 1-24, 2022-06-30

    ...<p>ラカン精神分析とは、人間の言語活動を根本的に問題化し、現実界(物自体、存在そのものの次元)に接触しようとする点で、軌を一にする。後期ラカンは、現実界との接触を果たした主体がどのように生きることになるかを考える中で、巧妙な言葉遊びに満ちた『フィネガンズ・ウェイク』の作者、ジェイムズ・ジョイスに出逢った。...

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  • 出会いで生んだ事業1000件 スタートアップ界の僧の信念

    大西 綾 日経ビジネス = Nikkei business (2137) 82-85, 2022-04-18

    喫茶店で嶋田が紹介されたのは、関西や九州地方で空き家を活用した地域おこしをする人物だった。自己紹介もそこそこに、持続的な事業で地方創生に取り組もうと話が盛り上がった。浮かんだアイデアは村全体を宿泊施設にしてしまうプロジェクトだった。

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  • Human Brain Organoids and Consciousness

    新川, 拓哉, 林, 之, シェパード, ジョシュア, 澤井, 努 Neuroethics 15 (1), 5-, 2022-04

    This article proposes a methodological schema for engaging in a productive discussion of ethical issues regarding human brain organoids (HBOs), which are three-dimensional cortical neural tissues …

    DOI HANDLE HANDLE ほか2件 参考文献62件

  • 伝統的技法材料を用いた作品制作と伝統的技法材料継承への提案 : ニューヨークにおける展示からの考察

    瀬藤, 貴史 文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要 53 76-82, 2022-03-31

    現在、日本における染織において伝統的技術を支える技法材料は厳しい状況が続いており、今後の作品等の制作、文化財保存修復活動等に関わる技法材料供給の懸念が考えられる。近年の技術革新から、私たちの生活は豊かになり、多様性ある生活様式が生まれた。染織技術が日本に伝わり、長い時間が経過し、生活様式の変化、生産工程の変化、技術革新により、明治以降、技法材料は時代に合わせ大きく変化していった。人の身近に存在し…

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  • ただ迷うことと準備を調えて自分と向き合うこと -西田哲学の対話と心理療法-

    西川, 昌弘, 森川, 知美 心理相談研究 : 神奈川大学心理相談センター紀要 (12) 51-63, 2022-03-31

    ...本研究は,1)仏教の参求道を日常とした西田幾多郎の哲学と彼の対話の理論の心理療法への適用を試みた。筆者たちは自験例,すなわち,筆者の一人のスーパービジョンの下で,別の一人だったセラピスト訓練生(女性,20代前半)が実施した心理療法過程をデータに用いた。そのとき,筆者らは,座の技術を使った心理療法を,ダブルバインドを多用する母親の脱同一視を課題にもつ30代前半の女性クライエントに実施した。...

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  • 北宋繪畫論における「幻」 --「幻」の繪畫の由來及びその意味--

    王 歡 中國思想史研究 43 21-49, 2022-03-31

    ...中國早期的畫論文獻中幷沒有以「幻」評價繪畫的言論,宋代之後,評價繪畫的詩文中則常見「幻」這一用語,特別是在僧侶與參文人之作中較爲普遍。本文以爲,北宋繪畫評論中「幻」這一槪念來自於佛敎的般若空觀思想,「幻」爲解釋「空」之十喻之一。在空白的畫面上創作形象的過程,與佛敎思想中世閒萬物生於虛空這一理念相近,故而繪畫也常作爲解釋「空」、「幻」之譬喻而被提及。...

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  • 農水相を務めた僧・広川弘

    栗本 眞好 印度學佛教學研究 70 (2), 712-715, 2022-03-23

    ...<p>Hirokawa Kōzen広川弘 (1902-1967), who served as Minister of Agriculture and Fisheries under Prime Minister Shigeru Yoshida 吉田茂 (1878-1967) during the chaotic period after the war, was born as a successor...

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  • 『六妙門』における観の特徴

    大松 久規 印度學佛教學研究 70 (2), 768-773, 2022-03-23

    <p>The <i>Liumiaomen</i> 六妙門 was preached by Zhiyi 智顗 and positioned as a work that clarifies the <i>buding zhiguan</i> 不定止観 (indeterminate cessation and contemplation meditation). This paper …

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  • 唐代思想史における百丈懐海の位置

    小川 太龍 印度學佛教學研究 70 (2), 794-801, 2022-03-23

    <p>The Chan thought of the Tang dynasty monk Baizhang Huaihai百丈懐海 (749-814) centered on the concept of true emptiness or <i>śūnyatā</i> 真空. In teaching this, he utilized the “Three Phrases” 三句 …

    DOI Web Site 参考文献3件

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