堤 菜津子, 福田 知広, 大野 恵子, 角田 裕也, 伊藤 剛, 今村 諭, 田村 寿英, 長久保 秀一, 諸星 雄一, 小池 祐司, 藤田 由里子, 水上 健, 小松 弘一
肝臓
55
(8),
495-502,
2014
症例は73歳女性.糖尿病性腎症にて維持透析中の患者で,大動脈弁狭窄症術後の経過観察目的で当院心臓血管外科に通院していた.経過観察中に施行した腹部単純CT検査上,肝S1, S7に約2 cm大の多発性腫瘍を認めたため,当科を紹介受診した.腹部血管造影検査の所見より肝紫斑病と診断して経過観察していたが,9カ月後に腹腔内出血を認めて緊急入院となった.保存的治療を継続したが肝不全の進行により第29病日に死…
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ほか1件
被引用文献2件
参考文献15件