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検索結果 358 件

  • 食道運動障害に対する内科治療

    秋山 純一, 横井 千寿, 上村 直実 日本消化器病学会雑誌 121 (2), 96-103, 2024-02-10

    <p>食道運動障害は,HRM所見によって,1)LES圧の上昇があるもの(アカラシアやEGJOO),2)食道体部にspasticityが認められるもの(DESやhypercontractile esophagus),3)食道体部の蠕動運動が弱いもの(absent contractilityやIEM)に大別し,治療方針を決定する.一般的な内科的治療として,1)2)は平滑筋弛緩薬(カルシウム拮抗薬,硝…

    DOI PubMed

  • 臨床症状から疑った好酸球性胃腸炎に対してプレドニゾロンによる診断的治療が奏功した 1 例

    伊藤 国秋, 稲垣 剛志, 下村 暁, 秋山 純一 日本病院総合診療医学会雑誌 17 (5), 492-498, 2021-09-30

    症例は生来健康な 40 代女性。遷延性咳嗽と鼻炎・鼻閉を主訴に前医を受診した。その後腹痛と水様便が出現し,症状の増悪に加え呼吸困難も併発したため当院へ救急搬送された。CTで肺炎と消化管壁の浮腫状変化,少量の腹水を指摘されて入院した。呼吸困難は加療で軽快したが,消化器症状の原因が内視鏡検査や生検でも特定されず,患者は強い腹痛により入退院を繰り返した。臨床経過と初診時以降の持続的な好酸球増多,画像所…

    DOI 医中誌

  • マンシェットによるラット骨格筋への血流制限と 組織血液酸素飽和度の経時的変化

    今野 哲男, 村尾 昌信, 秋山 純一, 川上 照彦, 中嶋 正明 理学療法科学 35 (1), 49-52, 2020

    <p>〔目的〕筋肥大効果の得られる一時的な血流制限の条件を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は,Wistar系雄性ラット5頭とした.マンシェットを使用してラット下腿筋へ200 mmHgの血流制限を行った.血流制限開始時の筋内の組織血液酸素飽和度(StO<sub>2</sub>)を100%,血流制限開始より6分間におけるStO<sub>2</s…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 加熱調理したキントキマメレクチンの性質と各種ガン細胞への影響

    畦 五月, 秋山 純一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 79-, 2019

    <p>【目的】レクチンは動植物界に広く分布しているタンパク質であり,現在その機能が明らかになりつつある。摂取レクチンは小腸から吸収され全身を巡回するため,摂取時のネガティブな影響と,ポジティブな影響の双方が明らかになりつつある。</p><p>本研究では,生及び加熱したキントキマメ試料から精製したレクチンの糖阻害,酵素耐性,さらには,細胞増殖作用をマウスB16メラノーマ細胞などのガン細胞を指標に検…

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  • 消化器分野でのICD-11構築の経緯とわが国への適用に向けた課題

    秋山 純一, 石川 智久, 富谷 智明, 名越 澄子, 三輪 洋人, 三浦 総一郎, 菅野 健太郎 保健医療科学 67 (5), 464-470, 2018-12-28

    <p><b>目的</b>:過去12年にわたる消化器分野におけるICD-11改訂作業の過程を調査するとともに,今後の我が国への適用に向けた課題を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法</b>:2007年から開始した日本消化器病学会の諮問委員会であるICD-11検討委員会および13専門の一つである内科部会での活動状況と現在の問題点を調査した.</p><p><b>結果</b>:ICD改…

    DOI Web Site 医中誌

  • T2緩和時間を指標とした15%最大筋力時の手関節伸展運動筋の解析

    吉田, 一也, 高森, 正祥, 秋山, 純和, 瀬尾, 芳輝, Kazuya, Yoshida, Masayoshi, Takamori, Sumikazu, Akiyama, Yoshiteru, Seo Dokkyo Journal of Medical Sciences 44 (1), 73-79, 2017-03-25

    骨格筋緩和時間(T1, T2)を指標としたMRI法は,表面筋電図法,超音波法に加え新しい骨格筋の運動分析法として注目されている.本研究では,物を把持するなど日常生活で重要な手関節伸展運動について検討した.健常人8名を被験者とし,最大等尺性収縮筋力の15%の等張性収縮運動の前後でのT2強調画像とT2の変化,および運動後25分の回復を測定した.測定筋は,短橈側手根伸筋,総指伸筋,小指伸筋,円回内筋,…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 加熱調理したキントキマメレクチンのマウス細胞への影響

    畦 五月, 秋山 純一, 野中 絋士, 森 秀治, 豊村 隆男, 渡邊 政博, 中田 理恵子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 115-, 2017

    <b>目的 </b>レクチンは動植物界に広く分布しているタンパク質で、小腸から吸収され全身を巡回した時のネガティブな影響と、ポジティブな影響が明らかになりつつある。。本研究では、生及び加熱したキントキマメ試料から精製したレクチンの糖阻害、酵素耐性、さらには、生体に与える影響をマウスB16メラノーマ細胞を指標に検討した。本研究は加熱した試料に含有されるレクチンの生体への影響を検討することを目的とす…

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  • <i>Helicobacter pylori</i>胃炎に関する京都国際コンセンサス会議

    菅野 健太郎, 秋山 純一, 三浦 総一郎 日本消化器内視鏡学会雑誌 59 (1), 3-13, 2017

    <p>胃炎の国際的分類はUpdated Sydney System(USS)ならびに,国際疾病分類(ICD-10)が知られているが,いずれも成因論的分類としては不十分であり,京都で行われたヘリコバクター・ピロリ胃炎に関する国際的コンセンサス会議において,成因に基づいた胃炎の分類案がコンセンサスを得た.しかしこの成因分類にはまだ改変,解決を要する多くの課題が残されている.胃炎の分類にはほかに内視鏡…

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  • 臨床実習生の生活習慣,精神的ストレスが耐糖能に及ぼす影響

    佐藤 慎一郎, 藤本 鎮也, 吉田 紀明, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2016 (0), 1457-, 2017

    <p>【はじめに,目的】理学療法臨床実習は,理学療法教育における医療専門職として必要な資質や技能を培う場とされている。しかし,実習生は,学習環境が病院や施設に変化するため,通学期間中と異なり,睡眠不足,食事の過不足・偏食,運動不足など,生活習慣が乱れることが予想される。また,実習生は,実習指導者や患者とのコミュニュケーションを図る必要や様々な課題を遂行する必要があることから,精神的ストレスや不安…

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  • 高齢者の移動能力に対する筋疲労課題中のパワー産生能力の重要性

    石井 秀明, 加茂 智彦, 久保 光正, 石田 武希, 西田 裕介, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2016 (0), 1523-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>高齢者が自立した日常生活を送るためには,移動能力の維持が重要である。移動能力の低下の原因の1つとして,最大筋力が挙げられている。最大筋力の測定は一瞬の最大の力を測定するが,日常生活で発揮する場面は少なく,むしろ最大下の力を疲れずに持続的に発揮する場面が多く見受けられる。つまり,筋疲労が移動能力に影響すると考えられる。そこで,本研究は,日常生活の…

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  • 情報処理技術者試験の効果的な学習方法に関する実験報告

    秋山, 純一, 粂野, 文洋 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 833-834, 2016-03-10

    本論文では、情報処理技術者試験(基本情報技術者試験)の準備学習を行う際の効果的な方法を提案し、それに基づいて実験した方法と結果を述べる。基本情報技術者試験の過去問題に対し、著者らが実施した傾向分析結果に基づいた試験問題を制作し、学部1年生を対象に模擬試験を行った。更に、同学年に対して、著者らが制作した教材による効果的な学習方法に関する比較実験を実施した。本論文ではこの実験のノウハウを活かした学習…

    情報処理学会

  • 肺癌切除術前後での6分間歩行試験規定因子の相違

    石坂 勇人, 水嶋 優太, 阿久津 瑞季, 秋山 純和, 千田 雅之, 久保 晃, 丸山 仁司 理学療法科学 31 (3), 461-467, 2016

    〔目的〕肺癌切除術前後の6分間歩行試験(6MWT)の変化と歩行距離を規定する因子を明らかにすることを目的とした.〔対象〕肺癌切除術を施行した57名を対象とした.〔方法〕術前後で6MWT,呼吸機能検査,膝伸展筋力を測定した.6MWTを従属変数とした重回帰分析を用いた.〔結果〕歩行距離は術後で有意な低下が認められた.術前6MWTの重回帰分析では,最高PR,安静時PR,年齢,%VC,安静時呼吸困難感,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 肺がん切除術前後のSF-36による健康関連QOLと6分間歩行試験の関連

    石坂 勇人, 阿久津 瑞季, 秋山 純和, 千田 雅之, 久保 晃 理学療法科学 31 (4), 559-564, 2016

    〔目的〕肺がん切除術における術前と術後のSF-36による健康関連QOL(HRQOL)の変化と6分間歩行試験(6MWT)との関係について検討した.〔対象と方法〕肺がん切除術を施行した31名を対象とした.肺がん切除術前と術後にSF-36と6MWTを実施した.SF-36の下位項目と6MWTの歩行距離,呼吸困難感を術前後で比較し,SF-36の下位項目と6MWTの相関関係を検討した.〔結果〕SF-36にお…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 慢性呼吸不全患者の立位姿勢は運動耐容能に反映される

    小山内 正博, 舘川 康任, 秋山 純和 植草学園大学研究紀要 8 (0), 123-128, 2016

    運動耐容能は,慢性呼吸不全患者の生活の質を維持する上で重要である。運動耐容能を決定する因子には,呼吸機能の他に筋力,筋肉量,筋組成等がある。また筋力は,立位姿勢を決定する因子の一つと考えられる。そこで慢性呼吸不全患者の立位姿勢と運動耐容能の関係を標準化しよう考えた。立位姿勢は,典型的なランドマーク間の測定を矢状面から投影することにより評価した。その後,呼吸機能および運動耐容能は,従来の方法によっ…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • Barrett食道癌の1例 : 内視鏡と病理所見の対比

    張 萌琳, 横井 千寿, 秋山 純一, 飯塚 利彦, 猪狩 亨 Progress of Digestive Endoscopy 89 (1), 86-87, 2016

    <p>Background : Identification of the margin is important for the diagnosis and treatment of early gastrointestinal (GI) cancer. However, it is sometimes difficult in Barrett esophageal cancer. We …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 加熱による各種植物性食品中のレクチンの変性

    畦 五月, 野中 絋士, 秋山 純一 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68 (0), 155-, 2016

    <b>目的 </b>レクチンは動植物界に広く分布しているタンパク質である。その機能のみならず、多量に摂取した場合の生体へのネガティブな影響と、少量摂取した場合のポジティブな影響が明らかになっている。一般にレクチンは生の試料から抽出され精製されているが、食用とする状態、つまり加熱後のレクチンの状態については不明な場合が多い。そこで、加熱した食品に含有されるレクチンの体内での免疫活性の測定のための基…

    DOI

  • 周術期肺がん患者の身体活動に影響する合併症と術式別の身体活動量の回復過程

    石坂 勇人, 水嶋 優太, 秋山 純和, 千田 雅之 理学療法科学 31 (5), 743-750, 2016

    〔目的〕肺がん切除後の離床に影響する合併症発生率と術式別に身体活動量(PA)の回復過程を検討する.〔対象と方法〕肺がん切除術を施行した71例の合併症を検討した.合併症が生じなかった症例44名を開胸群27名,VATS群11名,拡大手術群6名に分けた.呼吸機能,生化学データ,術中所見,胸腔ドレーン留置日数を調査し,術後2~7病日のPA(歩数,消費エネルギー,活動時間)を比較した.〔結果〕合併症は心房…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 脳血管疾患患者のADLと家族の介護不安

    花里 陽子, 秋山 純和, 霍 明, 胡 春英, 霍 紅, 常 冬梅, 劉 建華 理学療法科学 31 (3), 423-427, 2016

    〔目的〕中国における脳血管疾患患者家族の介護不安の内容を把握し,ADLと介護不安の関連を明らかにした.〔対象〕中国におけるリハビリテーションセンターに入院中の脳血管疾患患者の家族45名とした.〔方法〕質問紙によるアンケート調査を行った.調査項目は家族の基本属性,退院後の介護の状況,患者の背景,ADL状況とした.ADLと介護不安の有無との関連性を<i>χ</i><sup>2</sup>検定により解…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 食道運動異常の内視鏡診断

    栗林 志行, 保坂 浩子, 川田 晃世, 秋山 純一, 下山 康之, 河村 修, 山田 正信, 草野 元康 日本消化器内視鏡学会雑誌 57 (11), 2503-2512, 2015

    食道運動障害の診断には食道内圧検査がゴールドスタンダードとして行われているが,現状では食道内圧検査を行うことができる施設は限られている.器質的疾患の除外目的に上部消化管内視鏡検査を行うことは食道運動障害の診断においても重要であり,上部消化管内視鏡検査である程度診断できる症例もある.残念ながら上部消化管内視鏡検査を行っている際に食道運動障害を指摘できるケースは多くはないが,食道運動障害を疑うべき内…

    DOI 医中誌

  • 温冷交代浴が廃用性筋萎縮予防に与える影響

    加藤 優志, 田原 聖也, 梅木 一平, 板谷 飛呂, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2014 (0), 1774-, 2015

    【はじめに,目的】現在,日本では超高齢社会を迎えており廃用性筋萎縮による活動性低下が介助量増加の一因となっている。今後さらなる高齢者増加が推測されており,廃用性筋萎縮予防が介助量軽減につながると考える。これまで廃用性筋萎縮の予防に関して様々な入浴療法に関する工夫がされており予防効果が報告されている。入浴療法の中でも温冷交代浴には,反復的な血管収縮,拡張による血流の増加作用などが知られている。本研…

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  • 成熟ラットに対する14日間の後肢非荷重負荷は,運動神経伝導速度を低下させる

    村尾 昌信, 坂上 康文, 秋山 純一, 川上 照彦, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2014 (0), 1779-, 2015

    【はじめに,目的】ヒトに対して一様の条件を課すことは困難であることから,廃用に対する生体適応に関するエビデンスは動物モデルを用いた多数の先行研究によって構築されてきた。実験動物のヒラメ筋に対して廃用性筋萎縮を生じさせるための代表的なモデルとして,げっ歯類の尾部を懸垂することで後肢を非荷重状態にして廃用を生じさせる「後肢非荷重モデル」がある。後肢非荷重モデルを用いて廃用の予防法や物理療法を含めた筋…

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  • 痛み関連体性感覚ERPに及ぼす環境色の影響

    梅木 一平, 田原 聖也, 加藤 優志, 秋山 純一, 橋本 翠, 小西 賢三 理学療法学Supplement 2014 (0), 1166-, 2015

    【はじめに,目的】クリニカルパスにより目標に向け治療計画を立て主治医の指示から看護・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師など多職種とのチーム医療を高めることや早期退院を促すなどできるとされている。しかし,疼痛による拒否が術後早期リハビリテーションを困難とさせており治療計画の遅延がみられる。そのため,何等かの簡単な方法で疼痛という主観的感覚を和らげることができれば,術後早期からのリハビリテーションや意欲…

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  • 各種植物レクチンのマウス脾細胞を使用したマイトジェン活性とNK活性

    畦 五月, 秋山 純一, 野中 絋士 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 178-, 2015

      <b>目的</b> レクチンの一部はマイトジェン作用を有し、細胞増殖のツールとして使用されている。そこで本研究では、そのツールとしての使用頻度が高いConAとそれ以外のレクチンのマイトジェン作用とその特性を調べた。さらにこれらレクチンの免疫機能指標の1つとしてNK活性についても調べた。 <b>方法 …

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  • 拘束性換気障害に対する理学療法

    秋山 純和 日本東洋医学系物理療法学会誌 40 (2), 17-23, 2015

    拘束性換気障害は、解剖学的死腔に変化はないが、胸膜の癒着や胸郭の変化により1回換気量が減少し、これを補償するため呼吸数が増えた状態である。標準肺活量に対してパーセント肺活量が80%前後になると中等度以上の運動強度の日常生活に影響が出始める。健常人の1回換気量を約500 mlとすると死腔分150 mlを引いて350 …

    DOI Web Site 医中誌

  • バットスウィングの運動強度に関する基礎的検討

    佐藤 慎一郎, 秋山 純和 理学療法 - 臨床・研究・教育 21 (1), 89-92, 2014

    【目的】本研究は,バットスウィングにおける生理的運動強度を提示することによって,生活習慣病予防のための身体活動の一助として資することを目的とした。【方法】対象は,健常男子大学生10名とし,自覚的運動強度(RPE)11,13,15に基づく3種類の運動負荷によるバットスウィングを3秒1回,連続3分間,計60回実施した。生理的運動強度は代謝当量(METs)と予測的最大心拍数による運動強度(%HRR)を…

    DOI Web Site 医中誌

  • リスクマネジメントと理学療法士の不安要素

    山野 薫, 奥 壽郎, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2013 (0), 0316-, 2014

    【はじめに,目的】本邦の理学療法士(PT)の年齢構成は,若年層が多い「富士山型」となっている。「富士山型」の裾野に位置する若年層のPTから,「呼吸器,循環器,泌尿器等に不全を持った対象者も多く,理学療法を実施する際にリスクマネジメント(RM)に対して不安がある」といった声を聞く。また,PT数の増加は経験年数に伴うRMに対する意識の個人差も発生する。本研究では,「理学療法を実施する上での不安」と「…

    DOI 医中誌

  • 介護予防教室を利用する二次予防対象者における,転倒関連因子の改善と糖尿病の影響

    藤田 理恵, 川浦 昭彦, 大平 禎司, 伊東 達賢, 浅川 智哉, 長田 美和, 古屋 あゆみ, 山木 きよみ, 秋山 純一, 森下 元賀 理学療法学Supplement 2013 (0), 0905-, 2014

    【はじめに,目的】地域高齢者の20%前後が1年間に転倒を経験し,要介護の原因の11%を占めている。平成18年度介護保険法改正により,高齢者の生活機能の低下を早期に発見し改善するための二次予防事業として介護予防教室が整備された。この事業の実施により要介護のリスクの高い高齢者の心身機能の改善効果が確認され,運動指導の必要性が示されている。2011年度の国民健康・栄養調査によると日本の糖尿病人口は10…

    DOI 医中誌

  • マウスを用いたビタミンD3の経口投与による学習能力に与える影響

    中村 友貴, 前川 美幸, 矢代 梓, 野中 紘士, 森 潤一, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2013 (0), 0851-, 2014

    【はじめに,目的】我が国における認知症患者は2010年時点で約200万人とされてきたが,今後高齢者人口の増加とともに認知症患者数もさらに増加し,2020年には325万人まで増加すると推定され,認知症の対応が重要である。日常生活を行う上で,認知症は学習能力・理解力を低下させ,理学療法を行う上で阻害因子となる。現在,ビタミンD<sub>3</sub>による認知症・学習効果に関する詳細な基礎的研究はみ…

    DOI 医中誌

  • 気相中の高濃度炭酸ガスが褥瘡治癒に与える影響

    前川 美幸, 中村 友貴, 矢代 梓, 野中 紘士, 森 潤一, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2013 (0), 0714-, 2014

    【はじめに,目的】一般的に褥瘡は,持続的圧迫による血行障害などで生じることが知られている。褥瘡のある患者に対し,理学療法を行う上での問題点は,褥瘡があるとおのずと動きが少なくなり,またセラピスト側からも積極的な運動療法が行えず,関節拘縮などの二次的合併症を引き起こし,悪循環となる。したがって,理学療法の治療を行う上でも褥瘡に対しては,より早い治癒が望まれている。これまで人工炭酸泉浴に関する先行研…

    DOI 医中誌

  • 糖尿病患者に対する下肢のみの温熱療法の効果

    川浦, 昭彦, 谷田, 憲俊, 玉利, 光太郎, 森下, 元賀, 秋山, 純一, 松田, 知子, 大森, 直輝, 上甲, 未希, 奥, 啓子, 進藤, 秀樹, 阿部, 千紘, 山口, 尚也, 福田, 志帆, Akihiko, KAWAURA, Noritoshi, TANIDA, Kotaro, TAMARI, Motoyoshi, MORISHITA, Junichi, AKIYAMA, Tomoko, MATSUDA, Naoki, OHMORI, Miki, JOKO, Keiko, OKU, Hideki, SHINDO, Chihiro, ABE, Naoya, YAMAGUCHI, Shiho, FUKUDA 吉備国際大学研究紀要. 医療・自然科学系 (23) 1-6, 2013-03-31

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    機関リポジトリ Web Site Web Site ほか1件

  • リスクマネジメントにおける急性期病院の理学療法部門の類型化

    山野 薫, 石井 禎基, 秋山 純和 理学療法科学 28 (2), 171-181, 2013

    〔目的〕急性期病院における理学療法(PT)部門のリスクマネジメント(RM)の環境について客観的に類型化し,現状を把握することである.〔対象〕福祉保健医療情報ネットワーク事業の登録病院8,818施設の中から診療科目,および検査・治療条件で検索し,自動的に抽出された247施設とした.〔方法〕病院とPT部門の構成,RM機器,帳票類,病院機能評価の認定,PT部門の看護師の有無を郵送法により調査し,クラス…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 核磁気共鳴画像を用いた男性における骨盤底筋トレーニングの解析

    平野 正広, 秋山 純和, 加藤 崇洋, 岡庭 栄治, 丸山 仁司, 天野 裕之, 鬼塚 史朗 理学療法科学 27 (1), 41-46, 2012

    〔目的〕前立腺がんに対する根治的前立腺全摘除術の術後合併症に腹圧性尿失禁があり,その治療法にはPFMT(Pelvic Floor Muscle Training:骨盤底筋群トレーニング)がある.MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像)によってPFMT時の骨盤底部の運動変化を検討した.〔対象〕健常成人男性7名とした.〔方法〕PFMT方法は,「おしっこを止めるよ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献51件

  • ラットの骨折モデルを用いた人工炭酸泉浴の骨折治癒に与える影響

    高須賀 純一, 矢田 智大, 森 潤一, 野中 紘士, 龍田 尚美, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2011 (0), Fb0798-Fb0798, 2012

    【はじめに、目的】 これまで人工炭酸泉浴に関する先行研究では、血行促進効果や組織代謝亢進作用による筋萎縮の予防効果や難治性創傷治癒の促進効果など種々の効能が報告され、その有用性が知られている。しかし、人工炭酸泉浴による骨折治癒に与える影響についての基礎的研究はこれまで見られない。本研究はラットを用いて脛骨骨折モデルを作成し、人工炭酸泉浴の骨折に対する治癒促進効果について検討した。【方法】 …

    DOI

  • 好塩性ヒスタミン産生菌の天然由来抗菌物質等を用いた制御

    上井 恵理, 寺田 岳, 秋山 純基, 一色 賢司 食品衛生学雑誌 52 (6), 315-320, 2011

    好塩性ヒスタミン産生菌である<i>Photobacterium</i> 属細菌の制御に関する検討を行った.精油成分,食品添加物および界面活性剤の<i>Photobacterium</i> 属に対する抗菌力を検討したところ,精油成分3種類,食品添加物9種類および界面活性剤6種類が高い抗菌力を示した.NaCl濃度が<i>Photobacterium</i>属の発育に及ぼす影響を測定したところ,低濃度…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 精油成分蒸気を用いたヒスタミン産生菌の制御

    上井 恵理, 寺田 岳, 秋山 純基, 一色 賢司 食品衛生学雑誌 52 (5), 276-280, 2011

    精油成分蒸気を利用したヒスタミン産生菌の制御の可能性を検討した.14種類の精油成分蒸気のヒスタミン産生菌 で あ る<i>Morganella morganii</i> NBRC3848お よ び<i>Raultella planticola</i> NBRC3317の2菌株に対する最小発育阻止量(MID)を測定し,精油成分蒸気がヒスタミン産生菌の制御に利用可能か検討した.14種類の精油成分のう…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • 新人理学療法士におけるリスクマネジメントに関する不安要素

    山野 薫, 小寺 正人, 小堀 博史, 西川 仁史, 松永 秀俊, 秋山 純和 理学療法科学 26 (4), 467-473, 2011

    〔目的〕2010年4月に理学療法士免許を取得した理学療法士(新人理学療法士)を対象にリスクマネジメントに関する不安について,その現状把握と問題点の整理をおこなった.〔対象〕新人理学療法士47名(平均年齢23.9±3.8歳)とした.〔方法〕自記式アンケート調査により,回収した回答を分析した.〔結果〕新人理学療法士の診療を行ううえでの不安の第1位は「自分の評価や治療に自信がないこと」(31人)であっ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献20件

  • 急性期病院の理学療法部門におけるリスクマネジメントの動向

    山野 薫, 秋山 純和 理学療法科学 26 (5), 683-691, 2011

    〔目的〕我々は,2006年と2009年に急性期病院の理学療法部門におけるリスクマネジメントの現状調査を行い,両者を比較検討することで近年の理学療法部門のリスクマネジメントの環境の変化を考察し報告することを目的とした.〔対象〕福祉保健医療情報ネットワーク事業に登録されている施設の中から検索し抽出した169施設(2006年)と247施設(2009年)とした.〔方法〕郵送による質問紙法とした.質問内容…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献28件

  • 人工炭酸泉浴による損傷骨格筋の再生促進効果についての検討

    野中 紘士, 井東 あゆみ, 森 潤一, 龍田 尚美, 秋山 純一, 岩田 晃 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI2036-AbPI2036, 2011

    【目的】骨格筋の損傷は激しい運動や不慣れな運動などにより惹起される。骨格筋は損傷後、筋衛星細胞が活性化し筋芽細胞へと分化し、さらに筋芽細胞が融合することで中心核を持つ筋管細胞となる。その後、筋管細胞が成熟し、骨格筋の再生が終了するが、骨格筋が損傷して、完全に再生されるまで、非常に多くの時間を要する。<BR> …

    DOI

  • 起立運動を用いた運動負荷法の生理的運動強度  ‐健常な中高年期の男性と若年男性の比較‐

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 26 (1), 89-93, 2011

    〔目的〕健常な中年期から高年期の男性における起立回数(回/分)と生理的運動強度の関係を明らかにすることを目的とした。〔対象と方法〕対象は63から69歳の健常男性17名(以下,60歳代群)と,比較する対象として19から24歳の若年男性31名(以下,20歳代群)とした。方法は3分間ごとに起立回数が漸増するプロトコルを設定し,運動終了基準に到達するまで起立運動を負荷した。測定項目は呼気ガス諸量,心拍数…

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  • 坐位姿勢の違いが側腹筋の筋厚と筋活動に及ぼす影響

    小山内 正博, 舘川 康任, 田村 麻美子, 清水 弥生, 新井 美紗, 渡辺 裕介, 福山 勝彦, 秋山 純和 理学療法科学 25 (1), 91-94, 2010

    〔目的〕姿勢変化に伴う側腹筋の活動を超音波画像診断装置と表面筋電図法で検証することである。〔対象〕健常成人9名であった。〔方法〕背臥位で安静呼吸と最大呼出の筋厚と筋活動を測定後,体幹を前傾位,中間位,後傾位で,各円背位と伸張位の6種類の坐位姿勢をとらせて再度測定した。〔結果〕最大呼出時に筋電図は,内腹斜筋だけが中間位伸張に対し前傾位円背,中間位円背,後傾位円背で有意差を認めた。安静吸気時は,筋厚…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献28件

  • 起立運動負荷の仕事量を自転車エルゴメータ仕事率(W)に換算する式の作成

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 25 (6), 913-918, 2010

    〔目的〕起立仕事量を自転車エルゴメータ法の仕事率に換算する式を作成した。〔対象と方法〕健常な若年男性31名により換算式を作成し,12名で換算式を検証した。起立運動負荷と自転車エルゴメータによる運動負荷法では多段階プロトコルを設定し,酸素摂取量と心拍数を測定した。換算式は重回帰分析から分析した。目的変数は各起立回数の酸素摂取量と同じ酸素摂取量になる自転車エルゴメータ法の仕事率とし,説明変数は身長,…

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  • 立位時のアライメントが呼吸機能,運動耐容能に及ぼす影響

    小山内 正博, 南島 大輔, 舘川 康任, 清水 弥生, 新井 美紗, 秋山 純和 理学療法科学 25 (1), 37-40, 2010

    〔目的〕立位時のアライメントが呼吸機能,運動耐容能に与える影響を検討することである。〔対象〕健常成人16名であった。〔方法〕ハーネスを装着し立位姿勢を胸腰椎,股関節が3段階に屈曲位を呈するよう設定した。立位姿勢は,身体の各マーカーから重心線までの距離を求めた。呼吸パターンは川俣らの5段階評価法,呼吸機能はスパイロメーターを用いて測定し,運動耐容能はシャトルウォーキングテストで評価し,立位姿勢との…

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  • 起立‐着座動作を応用した運動負荷と自転車エルゴメータにおける仕事量の換算式

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2009 (0), D3O1146-D3O1146, 2010

    【目的】起立と着座動作は,運動療法において多様な目的で活用されている。ADL練習のほか,両運動を反復する運動負荷(以下,起立運動負荷法)は,下肢筋力の評価や心肺機能評価,前頭葉の賦活に応用されている。運動強度は起立仕事率(回/分)や環境設定から調整されるが,心肺機能の側面から運動強度の調整がされないと,過負荷を招く危険性がある。仕事量の設定は自転車エルゴメータなどの機械的負荷装置とは異なり,未だ…

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  • 急性期病院理学療法部門におけるリスクマネジメントの現状(第2報)

    山野 薫, 秋山 純和, 松永 秀俊 理学療法学Supplement 2009 (0), G4P2337-G4P2337, 2010

    【目的】我々は第42回学術大会で急性期病院理学療法(PT)部門におけるリスクマネジメント(RM)の現状を報告した。一部の施設では、部門のシステムやRMに関する機器の整備状況からRMの整備途上であった。前回調査より3年経過し、RMは世論や医療環境の影響を受けることから経過を追跡調査した。2006年の結果と比較し、今後のRMについて検討した。<BR>【対象と方法】対象は、2009年8月現在で独立行政…

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  • 新しい急性膵炎重症度判定基準の有用性と問題点―単一施設における後ろ向き検討

    白井 聖一, 酒匂 赤人, 朝山 直樹, 尾上 淑子, 中島 亮, 西村 崇, 藤谷 啓一, 矢田 智之, 山田 晃弘, 赤澤 直樹, 櫻井 俊之, 大嶋 隆夫, 永田 尚義, 矢郷 祐三, 笹島 圭太, 小早川 雅男, 秋山 純一, 柳瀬 幹雄, 正木 尚彦, 上村 直実 日本消化器病学会雑誌 107 (1), 48-60, 2010

    急性膵炎の新厚労省重症度判定基準が2008年10月より施行された.旧判定基準に比べ簡便で,重症例の検出にも有用とされるが,今回当院での急性膵炎症例を対象に,その有用性や問題点につき検討を行った.新判定基準では入院時の判定予後因子の欠損項目が少なく,また重症判定症例が少ない結果となった.新旧判定基準ともに生命予後予測についてのROC解析において有用性が示された.一方で,入院時軽症から重症への移行例…

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献31件

  • 中山間地域在住者の血圧脈波検査結果の検討  -非糖尿病患者と糖尿病患者の動向-

    山野 薫, 村上 直彦, 松永 秀俊, 秋山 純和 理学療法科学 25 (5), 761-765, 2010

    〔目的〕現時点では理学療法の対象ではない地域在住の糖尿病患者が,将来的に理学療法の対象者となったときに備えた潜在的なリスクファクターの傾向を確認しておくことである。〔対象〕理学療法士が勤務していない診療所を調査地点とし,通院加療中の糖尿病患者18名(糖尿病群)と糖尿病を有しない患者10名(非糖尿病群)とした。〔方法〕血圧脈波検査装置を用い,脈波伝播速度と足首上腕血圧比を測定し,身長,体重,血圧,…

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  • 起立運動を応用した運動負荷方法の生理的運動強度と体格の関係

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 25 (2), 227-232, 2010

    〔目的〕起立動作を反復する運動負荷法において,対象者の生理的運動強度と体格の関係を検討した。〔対象〕健常若年者群31名と高齢者群17名を対象とした。平均年齢は各群20.1歳と66.1歳であった。〔方法〕測定項目は酸素摂取量を生理的運動強度に設定し,身長,体重,座高,下肢筋力を体格とした。運動負荷プロトコルは3分間の安静座位の後に起立仕事率6から30(回/分)を各々3分間負荷する段階的負荷とした。…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献49件

  • 温熱療法による関節拘縮進行抑制効果の検証

    小西 真理子, 廣畑 敦子, 吉川 昌輝, 山本 康平, 山本 浩司, 大久保 康, 小幡 太志, 秋山 純一, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2009 (0), H4P1245-H4P1245, 2010

    【目的】<BR>関節拘縮は,ギブス固定や長期臥床などにより発生する。関節拘縮による関節可動域の減少は,原疾患による障害に加えてさらに大きな障害を来し,日常生活動作(ADL)を制限する。また,一度生じた関節拘縮は改善困難であることから臨床上発生予防が重要とされている。関節拘縮の進行予防およびその治療には,徒手的な関節可動域運動と,その前処置として温熱療法が広く用いられて来た。一方で,関節拘縮に対す…

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  • 大腸内視鏡下の吸引腸液培養にて診断し得た<i>Campylobacter jejuni</i>腸炎の1例

    永田 尚義, 津田 尚法, 尾上 淑子, 渡辺 一弘, 新倉 亮太, 忌部 航, 小林 正典, 横田 悦子, 秋山 純一, 上村 直実 日本内科学会雑誌 99 (7), 1653-1655, 2010

    症例は発熱,下痢,腹痛を主訴に来院した70歳台女性.腹部超音波と採血検査から感染性腸炎を含めた急性腸炎を疑い便培養を3回提出するも病原菌陰性であった.その後,下痢症状持続のため大腸内視鏡を施行.回盲部に潰瘍性病変認め,同部位からの生検培養は病原菌陰性であったが,吸引便培養より<i>Campylobacter …

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  • 呼気ガス分析器の問題点を解決する過程を経験して

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 24 (6), 941-948, 2009

    〔目的〕亜最大運動強度における呼気ガス分析において呼吸交換比が1.0以下を示す被験者を多く認めた。呼気ガス分析器(以下,A分析器)の問題点を検討する過程および医療機器業者に改善を促す過程を経験したので報告する。〔対象〕平均年齢22.3歳の健常成人20名を対象とした。〔方法〕A分析器の問題点を換気量と呼気ガス量の測定値から検討した。第一にA分析器と他社の分析器(以下,B分析器)による到達負荷段階に…

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  • 起立運動を利用した心肺機能評価の基礎的検討

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 24 (3), 445-450, 2009

    〔目的〕起立運動を負荷法に利用して心肺機能評価を検討した。〔方法〕対象は,健常男性16名とした。評価は30(回/分)の頻度で5分間の起立動作を反復したときの生理的反応から判断した。起立運動に利用した椅子の高さは,各対象者の立位姿勢における床から腓骨頭までの距離とした。測定項目は,酸素摂取量,心拍数,血圧,身長,体重,座高,椅子高として,評価項目は仕事量,代謝当量(MET),%到達心拍数,心筋酸素…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • 自転車エルゴメータ法により求めた無酸素性代謝閾値と起立運動負荷法の運動強度の関係

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 24 (3), 397-401, 2009

    〔目的〕反復起立運動と自転車エルゴメータによる運動負荷を実施し,自転車エルゴメータより求めた無酸素性代謝閾値を基準として,二者の方法による運動強度の関係を検討した。〔対象と方法〕対象は健常男性29名とした(平均年齢19.9歳)。心肺機能を捉える項目を設定し,安静時から運動終了時までの過程において測定を行った。起立頻度は6から30(回/分)を設定,負荷時間は各3分間とした。無酸素性代謝閾値の測定は…

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  • 呼気抵抗負荷姿勢が側腹筋筋厚に及ぼす影響

    小山内 正博, 舘川 康任, 沼田 友一, 渡辺 裕介, 清水 弥生, 田村 麻美子, 新井 美紗, 秋山 純和 関東甲信越ブロック理学療法士学会 28 (0), 103-103, 2009

    【目的】呼気筋トレーニングに関して研究は少なくその効果および適切な条件については不明な点が多い。呼気筋は姿勢保持筋としての働きを持ち、呼気における働きを検証するには姿勢を考慮するべきと考える。そこで今回姿勢変化に伴う呼気筋(側腹筋)の活動を超音波画像診断装置で検証し、呼気筋トレーニング姿勢考案の基礎研究とすることを目的とした。 …

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  • 立位リズミックスタビリゼーション時抵抗力とプローブ反応時間について

    霍 明, 丸山 仁司, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P2046-A3P2046, 2009

    【目的】高齢者における転倒予防にはバランス機能の向上が重要である.バランス機能向上の手技として固有受容性神経筋促通法(Proprioceptive Neuromusclar Facilitation; PNF)の一つの手技であるリズミック・スタビリゼーション(Rhythmic Stabilization;RS)がある.プローブ反応時間(probe reaction …

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  • 坐位姿勢の違いが呼吸機能、呼気筋力に及ぼす影響

    小山内 正博, 舘川 康任, 田村 麻美子, 清水 弥生, 新井 美紗, 渡辺 裕介, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2008 (0), D3P2530-D3P2530, 2009

    【目的】<BR>姿勢変化に伴う呼吸機能、呼気筋力を肺気量分画、努力性肺活量と口腔内圧で検証し、呼吸リハビリテーション姿勢考案の基礎研究とすることを目的とした.<BR><BR>【方法】対象は健常成人男性9名、平均年齢26.22±5.69歳、平均身長173.44±4.67cm、平均体重62.77±5.65kg.被験者には、本実験を行う前に本研究の目的、方法、内容を説明し研究参加の同意を得た.<BR>…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 免疫不全患者におけるサイトメガロウイルスの上部消化管病変─内視鏡像と臨床像の検討

    永田 尚義, 矢田 智之, 西村 崇, 横井 千寿, 小早川 雅男, 秋山 純一, 上村 直実, 星本 和種, 遠藤 久子 日本消化器内視鏡学会雑誌 51 (9), 2414-2425, 2009

    近年,免疫不全患者の増加から,CMV感染症は増えてきている.消化管は好発臓器のひとつであるが,その内視鏡像は多彩であり,診断に苦慮することも多い.われわれは生検で診断したCMV感染症32例(食道12例,胃20例,十二指腸6例)を対象に,その臨床像と内視鏡像を検討することを目的とした.結果は,HIV陽性が21例でHIV陰性は11例であった.HIV陰性患者は免疫抑制剤,抗癌剤,ステロイド剤のいずれか…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献39件

  • 体幹前傾を伴う上肢支持姿勢での自転車エルゴメータ駆動時の呼吸反応

    河野 健一, 秋山 純和 理学療法科学 24 (4), 535-537, 2009

    〔目的〕安楽姿勢を応用した,体幹前傾を伴う上肢支持姿勢で自転車エルゴメータを駆動し,呼吸反応からその姿勢の特徴と効果を明らかにすることである。〔対象〕若年健常成人9名(年齢23.1±0.8歳)とした。〔方法〕体幹を前傾しハンドルで上肢を支持した姿勢(TF群)と,ハンドルを握った姿勢(HH群)の2群において,ATレベルで20分間の心拍数一定の定常負荷を施行し,呼吸反応を比較した。〔結果〕TF群は,…

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  • 理学療法領域における運動負荷試験と応用に関する課題

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 24 (3), 479-486, 2009

    運動障害を有する人や高齢者が医療機関以外の施設や在宅で理学療法を受ける機会が多くなっている。本論では,理学療法における心肺機能評価の面から機械的負荷法および非機械的負荷法に関する知見を整理した。一般的に実施されている非機械的負荷法に関する文献を渉猟してその応用について検討した。結果として,非機械的負荷法の一つである起立動作を利用した運動負荷方法が今後の応用に関して有用になると考えられた。課題とし…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献71件

  • 固定関節に対する異なる頻度の関節可動域運動が関節可動範囲に及ぼす影響

    龍田 尚美, 中嶋 正明, 秋山 純一, 野中 紘士, 斉藤 圭介, 川上 照彦 理学療法科学 24 (3), 427-433, 2009

    〔目的〕本研究では,ラットを用いて関節固定期間中に「1日に1度,1度に5回のROM ex」を週あたりの実施日数を変えて行うことで,ROM ex実施頻度の違いが固定関節の関節可動範囲の減少,関節内組織の変性に与える影響を検討した。〔対象〕実験動物にはWistar系の雄ラット30匹を使用した。〔方法〕ラットは無作為に,(1)無処置群,(2)ROM exなし群,(3)ROM …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献49件

  • HIV感染者のB型急性肝炎重症化に対するエンテカビル投与によりHIV-RNA量の著明な低下を認めた1例

    山田 晃弘, 酒匂 赤人, 西村 崇, 中島 亮, 尾上 淑子, 藤谷 啓一, 津田 尚法, 朝山 直樹, 矢田 智之, 白井 聖一, 赤澤 直樹, 櫻井 俊之, 矢郷 祐三, 永田 尚義, 大嶋 隆夫, 横井 千寿, 笹島 圭太, 小早川 雅男, 秋山 純一, 今村 雅俊, 柳瀬 幹雄, 上村 直実, 正木 尚彦 日本消化器病学会雑誌 106 (12), 1758-1763, 2009

    症例は45歳.男性.同性愛者.主訴は褐色尿と全身倦怠感.黄疸,肝機能障害を認め,B型急性肝炎およびHIV感染症と診断した.経過観察にて肝炎の重症化が危惧されたためエンテカビル(ETV)内服を開始した.B型急性肝炎は鎮静化したが,HIV-RNA量の低下を認め,ETVによる抗HIV活性の存在が示唆された.<br>

    DOI 医中誌

  • 内視鏡的切除により診断・治療しえた胃粘膜下異所腺の1例

    櫻井 俊之, 秋山 純一, 雅楽川 英樹, 吉田 岳市, 赤澤 直樹, 長沖 祐子, 大嶋 隆夫, 矢郷 祐三, 永田 尚義, 酒匂 赤人, 小早川 雅男, 笹島 圭太, 上村 直実, 安田 秀光, 望月 眞, 磯貝 祐貴子 Progress of Digestive Endoscopy 72 (2), 72-73, 2008

    症例は72歳男性。健診で指摘された山田Ⅲ型を呈した胃粘膜下腫瘍に対し,超音波内視鏡を施行したところ第4層は保たれ,第3層内の低エコー~無エコー領域として描出された。ESDにて切除し,病理学的検索にて胃粘膜下異所腺であった。山田Ⅲ型,Ⅳ型を呈する胃粘膜下異所腺は稀であり,内視鏡的切除を施行した報告例は少ない。本症例はESDにて一括切除し,正確な病理診断が可能であった。

    DOI Web Site 医中誌

  • ラット膝関節運動負荷試験装置の試作(第2報)

    中嶋 正明, 大久保 康, 龍田 尚美, 秋山 純一, 野中 紘士, 山本 浩司 理学療法学Supplement 2007 (0), C0558-C0558, 2008

    【目的】関節の不動により関節拘縮が発生し,これを予防するために関節可動域運動が有効であることは広く認知されている.しかし,その効果的な負荷条件についてのエビデンスはなく,セラピスト個人の経験に頼っているのが現状である。我々は,この関節拘縮の予防に対して有効な関節可動域運動負荷条件を実験動物を用いて模索している。今回,ラット膝関節の可動域測定,関節運動負荷を高い再現性のもとに正確に行うことが出来る…

    DOI 医中誌

  • 起立動作を利用した運動負荷法における物理的負荷量算出の有用性

    上村 さと美, 秋山 純和, 柊 幸伸 理学療法学Supplement 2007 (0), A0069-A0069, 2008

    【目的】起立動作は筋力や心肺持久力増強,集団運動に利用される。起立動作を運動負荷法(以下起立運動負荷法)に利用した心肺機能評価は,起立頻度と椅子高を調整した際の生理的運動強度が報告されている。宮下(1997)は、対象者自身を垂直移動させるステップテストの研究から体格が運動負荷量に及ぼす影響が大きいとしている。起立運動負荷法でも物理的負荷量を検討することで,個々人の差による過負荷を防ぐ一手段になる…

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  • 急性期病院理学療法部門におけるリスクマネジメントの現状

    山野 薫, 秋山 純和 理学療法科学 23 (1), 39-45, 2008

    本研究は急性期病院の理学療法部門におけるリスクマネジメント体制整備の調査を目的としている。福祉保健医療情報ネットワーク事業の登録病院(9,019施設)の中から条件により絞り込み抽出した169施設を対象とし,質問紙法によるリスクマネジメント(RM)に関する調査を実施した。回収数は,112通(回収率66.3%)であった。病院の規模は200~1,500床,平均24診療科,平均理学療法士数は10.5人で…

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  • 関節固定の解除および再固定が可能なラット膝関節創外固定法の考案

    龍田 尚美, 中嶋 正明, 秋山 純一, 野中 紘士, 祢屋 俊昭 理学療法科学 23 (1), 73-77, 2008

    我々は,関節固定期間中に固定の解除と再固定が自由かつ簡便にできるラット膝関節創外固定法を考案した。本関節創外固定法は2本のキルシュナー鋼線をそれぞれ大腿骨と脛骨に前額-水平軸にそって刺入し,それら2本のキルシュナー鋼線を連結ディバイスによって結合させることにより膝関節を不動にするものである。今回,我々は実験動物としてラットを用い,この関節創外固定法の実験的関節拘縮モデル作成法としての有用性を検証…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献32件

  • 遠心性収縮による持久トレーニング効果についての検討

    野中 紘士, 秋山 純一, 中嶋 正明 理学療法科学 23 (2), 285-289, 2008

    遠心性収縮による持久トレーニングが骨格筋の持久性改善に効果があるかを検討した。ICR雄マウスをコントロール群(CONT),上り走行群(求心性収縮,+16 °,UR),水平走行群(0°,LR),下り走行群(遠心性収縮,-16 °,DR)に分けた。走行運動は15 m/分で20分間とし,時間を10分/週で延長した。走行は6回/週で5週間行い,大腿四頭筋の解糖系酵素,酸化系酵素を測定した。解糖系酵素はC…

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  • 酸分泌抑制薬によるバレット食道退縮効果の検討

    矢田 智之, 秋山 純一, 白井 聖一, 山田 晃弘, 赤澤 直樹, 櫻井 俊之, 大嶋 隆夫, 永田 尚義, 矢郷 祐三, 酒匂 赤人, 横井 千寿, 笹島 圭太, 小早川 雅男, 正木 尚彦, 上村 直実 Progress of Digestive Endoscopy 73 (2), 36-41, 2008

    食道腺癌の高危険群であるバレット食道において,酸分泌抑制薬の治療によるバレット食道の退縮効果に関して,その頻度と関与する因子について検討する。酸分泌抑制薬による治療が6カ月以上行われ臨床経過を追跡できたバレット食道患者(SSBE14例,LSBE7例)を対象とした。扁平上皮島の拡大または円柱上皮化食道長の短縮を認めた場合,バレット食道退縮ありとし,退縮群と非退縮群での患者背景および酸分泌抑制薬によ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 体幹屈曲を伴う前腕支持姿勢における自転車エルゴメータ駆動時の呼吸循環反応

    河野 健一, 秋山 純和, 岩下 優子, 前田 夏日 理学療法学Supplement 2007 (0), A1088-A1088, 2008

    【はじめに】呼吸困難時に,前腕支持を伴う体幹屈曲姿勢をとることで呼吸困難を軽減できる.この姿勢を応用し,自転車エルゴメータ駆動時に体幹を屈曲しハンドル部で前腕支持した姿勢で駆動した際の呼吸循環反応の特徴を明らかにし,慢性呼吸器,心疾患患者の運動療法へ応用するための基礎的検討として行った.<BR>【方法】対象は若年健常成人男性10名(年齢21.5±1.5歳,BMI20.9±1.3).自転車エルゴメ…

    DOI 医中誌

  • 関節可動域運動による関節拘縮の発生予防効果(第2報)

    龍田 尚美, 中嶋 正明, 秋山 純一, 野中 紘士, 川上 照彦 理学療法学Supplement 2007 (0), C1452-C1452, 2008

    【目的】<BR> 我々は,第42回日本理学療法学術大会において,一般に関節可動域を維持するために必要とされる「1日に1度,1度に5回の関節可動域運動(以下,関節運動)を週に5日行う」という関節運動負荷条件による関節拘縮の発生予防効果をラット実験的関節拘縮モデルを用いて検証した。今回は,前回の条件に関節運動を週に1日,3日行う条件を加え,週あたりの実施頻度の違いによる関節拘縮の予防効果を関節可動…

    DOI 医中誌

  • 関節拘縮予防を目的とした温熱療法(温水負荷)の効果

    都能 槙二, 中嶋 正明, 倉田 和範, 迎山 昇平, 龍田 尚美, 野中 紘士, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2007 (0), F1015-F1015, 2008

    【目的】関節拘縮は生じると日常生活に支障をきたすことがあるため、その発生を未然に防ぐことが重要である。関節拘縮の発生予防に対して温熱療法と運動療法を併用し、その効果は知られている。しかし、温熱療法のみで関節拘縮の予防効果を検討した報告はない。そこで今回,我々は温水負荷による温熱療法が関節拘縮の発生予防に対して単独で効果があるのかを検討し興味深い知見を得たので報告する。<BR>【方法】関節拘縮モデ…

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  • 運動前の温熱負荷による運動誘発性筋損傷予防効果についての検討

    野中 紘士, 秋山 純一, 中嶋 正明, 龍田 尚美 理学療法学Supplement 2007 (0), F0192-F0192, 2008

    【はじめに】不慣れな運動や激しい運動を行った際、運動誘発性筋損傷が生じることはよく知られている。筋損傷は遅発性筋痛の主な原因と考えられており、筋損傷発生の予防は遅発性筋痛の軽減にもつながると考えられる。<BR> 近年、温熱負荷などによるストレス刺激が熱ショック蛋白(HSP)の発現を促すと報告されている。HSPの発現した組織では筋蛋白の分解が抑制されると考えられている。このことから、HSPの発現…

    DOI 医中誌

  • 低酸素,高酸素中での過運動負荷による筋損傷の変化に関する研究

    倉田 和範, 中嶋 正明, 野中 紘士, 都能 槙二, 迎山 昇平, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2007 (0), A0039-A0039, 2008

    【目的】<BR>近年,スポーツ分野では低酸素環境での効果を目的とし,高地トレーニングが取り入れられる傾向にある。また,常圧・低酸素室や,常圧・高酸素室が試作され,酸素濃度とトレーニング効果の検討がされている。本研究では通常酸素から低酸素及び高酸素チャンバー内に暴露され,運動療法またはトレーニングを実施した場合,酸素濃度によって筋損傷の発生にどのような変化が生じるかを,形態的観察および酵素化学的測…

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  • 急性期病院における理学療法対象者の血圧脈波検査装置を用いた動脈硬化の調査とその活用

    山野 薫, 大平 高正, 薬師寺 里江, 都甲 純, 井上 博文, 秋山 純和 理学療法科学 22 (4), 433-437, 2007

    骨関節,脳血管,循環器などの各疾患で理学療法依頼のあった47人を対象に,血圧脈波検査装置を用い,Cardio Ankle Vascular Index(CAVI)を測定し検討した。CAVIは,四肢の動脈硬化傾向を示すものであり,高血圧,狭心症,糖尿病の3疾患のうち,2つ以上の疾患に罹患している群とそれ以外の群で有意差を認め,狭心症既往の有無でも有意差を認めた。このことは,重篤な末梢循環障害や冠動…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献5件 参考文献18件

  • 介護老人保健施設における集団運動実施時のモニタリングの現状

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 22 (1), 55-59, 2007

    介護老人保健施設(老健)に勤務する理学療法士(PT)を対象に,老健で行う個別指導と集団運動における心肺機能に関するリスクの存在を確認するために,アンケート調査を行った。方法は,運動時の生理的反応を捉えるモニタリング項目を選択肢の中から優先順位をつけて選択した後に点数を割り当て,順位の確定をした。結果は個別指導および集団運動ともにアクシデントの発生を認め,62.5%のPTがリスク管理を行う上で十分…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献6件

  • 人工炭酸泉浴の創傷治癒促進効果

    中嶋 正明, 速水 速水, 野中 紘士, 龍田 尚美, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2006 (0), F0032-F0032, 2007

    【目的】我々はこれまで人工炭酸泉浴の糖尿病性潰瘍,褥瘡,難治性外傷に対する臨床効果について検討し、人工炭酸泉浴がそれらの疾患に対して優れた治癒促進効果を持つことを報告してきた。しかし、これまで人工炭酸泉浴に優れたその治癒促進効果があるにも関わらず、その作用効果を基礎的に検討した研究報告はない。本研究は人工炭酸泉浴の創傷治癒促進効果の基礎的検討を目的とし、人工炭酸泉浴の適用による創傷治癒の促進効果…

    DOI

  • 運動前の温熱負荷が運動後の筋損傷抑制に及ぼす効果

    上田 康博, 野中 紘士, 秋山 純一, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2006 (0), F0025-F0025, 2007

    【目的】本研究は,運動前の温熱負荷が運動後のラットヒラメ筋損傷の抑制に及ぼす効果の検討を目的として実験を行った。過運動負荷による筋組織傷害による筋原繊維の壊死状態を作り出し,運動前の温熱負荷が運動後のラットヒラメ筋組織に及ぼす影響を,形態学的観察および酵素化学的測定により検討した。<BR><BR>【方法】12週齡のWistar系の雌ラット21匹を用い,安静群(n=3),運動群(n=9),温熱負荷…

    DOI

  • 慢性呼吸不全患者の立位姿勢アライメントが呼吸機能、運動耐容能に及ぼす影響

    小山内 正博, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2006 (0), D0810-D0810, 2007

    【目的】呼吸器系理学療法において、立位姿勢を観察することは検査項目としてよく施行されている。本研究では慢性呼吸不全患者の姿勢が呼吸機能及び運動運動耐容能に及ぼす影響を検討した。<BR><BR>【対象】病院呼吸器外来通院中の独歩可能な慢性呼吸不全患者10名。平均年齢67.0±15.2歳。対象者には研究の目的を説明し了解を得た。<BR><BR>【方法】立位姿勢の評価は、マーカーを耳垂、肩峰、胸骨剣状…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • H.pylori除菌前後の内視鏡像の変化

    上村 直実, 秋山 純一, 熊谷 義也 日本消化器内視鏡学会雑誌 49 (1), 3-11, 2007

    Since the discovery of Helicobacter pylori, the concept of diagnosis and treatment of upper gastrointestinal diseases has changed greatly from conventional beliefs. It has been recognized that H. …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献26件

  • 理学療法施行患者の状態変化カードの試作と運用

    山野 薫, 薬師寺 里江, 大平 高正, 都甲 純, 井上 博文, 秋山 純和 理学療法科学 22 (2), 261-266, 2007

    筆者が勤務する医療機関の理学療法部門で,臨床での状態変化を記載する「状態変化カード(カード)」を作成し,カード119件の内容を分析した。状態変化の原因は,循環器系の変動,運動器系の変化,精神・心理面の変化など,多様な理由であることがわかった。さらに,カードを病院内のLocal Area Networkにより公開をし,効果的な運用を試みた。これにより,病院全体で理学療法を施行している患者の状態把握…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献21件

  • Zarit介護負担尺度日本語版(J‐ZBI)を用いた家族介護者の介護負担感評価

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法科学 22 (1), 61-65, 2007

    家族介護者が抱く介護負担感の評価と,介護負担感を増大させる要因の検討を行った。介護負担感の評価はZarit介護負担尺度日本語版(J-ZBI)を用い,介護者の年齢,続柄,介護期間,介護保険サービス利用種目数とともに調査した。J-ZBIは総得点とJ-ZBIに含まれる下位尺度を用い検討を行うと,J-ZBI総得点と下位尺度および下位尺度間に関係が認められた(p<0.05)。介護負担感を増大させる要因は下…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献15件

  • 足趾圧迫練習が内側縦アーチに及ぼす影響

    石坂 正大, 大好 崇史, 秋山 純和 理学療法科学 22 (1), 139-143, 2007

    健常人を対象に内側縦アーチの構成要素とされる長母趾屈筋と後脛骨筋の筋力強化として足趾圧迫練習を6週間施行した。内側縦アーチの指標として,アーチ高率を求めると同時に静的立位バランスを課題前,2週間後,4週間後,課題後の計4回測定した。足趾圧迫練習は,足趾を地面に押し付ける等尺性収縮を、「ややきつい~きつい」と感じる程度の運動負荷量で両側100回ずつとした。各測定値の結果から,一元配置分散分析に主効…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献26件

  • 介護老人保健施設における起立運動負荷を用いた安静時から運動時の心肺機能評価の実践

    上村 さと美, 秋山 純和 関東甲信越ブロック理学療法士学会 26 (0), 108-108, 2007

    【目的】介護老人保健施設(老健)には後期高齢者が87.6%入所し、入所者の39.5%が循環器系疾患を既往している。理学療法の対象は心肺機能が低下した要介護高齢者であることから、老健でも医療機関と同様に心肺機能評価の視点が重要になる。そこで、個別指導および集団運動において提供されている起立運動を負荷方法に利用した、安静時から運動時における心肺機能評価の実践と、心肺機能評価項目の設定について検討する…

    DOI

  • 温熱刺激によるハイドロキシアパタイトを媒体とした正常ヒト細胞の増殖形態の変化

    井上 茂樹, 元田 弘敏, 秋山 純一, 平上 二九三 理学療法学Supplement 2006 (0), A0494-A0494, 2007

    【はじめに】<BR> 培養細胞とハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite、以下HA)を混合培養し温熱刺激を与えると、HAの周りを囲んで細胞が重層した三次元様増殖が観られ、この形成率を指標とした温熱刺激の適用量について報告してきた。すなわち、温熱処理後10週間にわたり三次元様増殖形成率を調べたところ7・8週目でピークに達したことから、これを指標として温熱刺激の閾値や最適量および致死量…

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  • 各種酸素濃度環境が皮膚欠損創治癒に与える影響の実験的検討

    速水 明香, 秋山 純一, 野中 紘士, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2006 (0), A0484-A0484, 2007

    【目的】<BR> 近年、骨折や創傷また一部では褥瘡の有効な治療法の一つとして、高圧酸素療法(HBO)が適用されている。今回、我々はHBOのような大がかりな装置を用いず、常圧の各種酸素濃度環境下での難治性潰瘍の治癒促進効果について二種の動物を用いて実験を行い、臨床適用の可能性について検討した。<BR>【方法】<BR> …

    DOI

  • 急性期病院理学療法部門におけるリスクマネジメントの現状

    山野 薫, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2006 (0), G0434-G0434, 2007

    【目的】最近の急性期病院における理学療法(PT)の環境は、対象者のいっそうの重篤化、早期開始、在院日数の短縮などである。PTの実施にあたり、リスクマネジメント(RM)は重点課題である。我々は、急性期病院のPT部門におけるRMに関する現状を把握し、対策を検討する目的で調査を行ったので報告する。<BR>【対象と方法】対象は、2006年5月末現在で独立行政法人福祉医療機構(http://www.wam…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • クーリングダウンによる運動誘発性筋損傷抑制効果の検討

    野中 紘士, 速水 明香, 秋山 純一, 龍田 尚美, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2006 (0), F0026-F0026, 2007

    【はじめに】運動誘発性筋損傷は不慣れな運動や激しい運動後に誘発される。筋損傷発症の原因として、筋に対する機械的ストレス、酸化ストレスなどの関与が指摘されている。筋損傷は遅発性筋痛を誘発する要因と考えられ、遅発性筋痛の予防、軽減に関する検討が現在も盛んに行われている。運動誘発性筋損傷はまず機械的ストレスにより発生し、さらに虚血や酸化ストレスなどで増悪すると考えられている。筋損傷の軽減を目的とし、ク…

    DOI

  • 反復起立運動実施時の%到達心拍数と心肺機能評価

    上村 さと美, 秋山 純和, 杉本 諭, 瀬戸 一秀 理学療法学Supplement 2006 (0), A0662-A0662, 2007

    【目的】老健における入所者の87.9% は後期高齢者であり、既往疾患の39.5%は循環器系疾患との報告がある。心血管疾患の合併は加齢により増加することから、老健にも個々の既往疾患と、加齢に伴う心血管疾患を合併する要介護者が入所していると考えられる。理学療法士は個別指導や集団運動、生活指導などを入所者に提供するが、脳血管障害既往者や後期高齢者を対象に運動を負荷した先行研究において、循環器系に問題を…

    DOI

  • ラットの骨欠損モデルを用いた低周波治療が骨再生に及ぼす影響

    吉谷 睦美, 秋山 純一, 中嶋 正明, 野中 紘士, 龍田 尚美, 速水 明香 理学療法学Supplement 2006 (0), C1368-C1368, 2007

    【目的】<BR> 電気治療の中で超音波治療は、臨床的に偽関節や遷延治癒骨折に対し広く応用されている。しかし、低周波を使用した骨折治癒の有効性を検討した詳細な報告はみられない。電気療法がどのようにして骨癒合を促進させるのか、そのメカニズムはまだ完全に解明されておらず、電気刺激による骨再生促進のメカニズムや、低周波の骨治療への応用効果が確認されれば、今後の骨折の治療に大きく貢献できると考え本検討を…

    DOI

  • 関節拘縮予防のための関節運動負荷条件の検討

    龍田 尚美, 秋山 純一, 野中 紘士, 速水 明日香, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2006 (0), C1367-C1367, 2007

    【はじめに】<BR> 関節拘縮は,関節の不動状態や関節運動量の低下によって引き起こされる。一般に関節拘縮は,通常の関節可動域が自動的にも他動的にも制限された状態と定義される。関節の可動域制限は日常生活や労働を制約し,また介護などの多面にわたって大きな負担の増加をもたらす。一度生じた関節拘縮の改善は困難であることから,その予防は非常に重要である。関節拘縮の予防には主に関節可動域運動が用いられてお…

    DOI

  • 細胞の三次元様増殖を指標とした温熱療法の最適条件に関する研究

    平上, 二九三, 井上, 茂樹, 秋山, 純一, 小池, 好久, 加納, 良男, HIRAGAMI, Fukumi, INOUE, Shigeki, AKIYAMA, Junichi, KOIKE, Yoshihisa, KANO, Yoshio 吉備国際大学保健科学部研究紀要 (11) 35-44, 2006-03-31

    本研究の目的は、三次元様増殖に温熱刺激が効果的に働く最適量と最小量を示すことであった。C3H10T1/2マウス線維芽細胞とハイドロキシアパタイトを混合し、設定温度が40℃・41.5℃・43℃・44℃・45℃、処理時間は2分間・10分間・15分間・20分間・30分間・45分間・60分間・90分間・180分間・360分間の温熱刺激を与えて10週間培養することにより三次元様増殖形成に必要な最小と最適な…

    機関リポジトリ 医中誌

  • ヒト皮膚培養線維芽細胞に対する紫外線(UVA)照射が不定期DNA 合成およびCollagen 合成に対する影響に関する検討-年齢別の細胞応答-

    秋山, 純一, 中嶋, 正明, 平上, 二九三, 小幡, 太志, 野中, 紘士, 龍田, 尚美, 速水, 明香, 進藤, 泰子, AKIYAMA, Junichi, NAKAJIMA, Masaaki, HIRAGAMI, Fukumi, OBATA, Futosi, NONAKA, Kouji, TATUTA, Naomi, HAYAMIZU, Sayaka, SINDO, Yasuko 吉備国際大学保健科学部研究紀要 (11) 59-67, 2006-03-31

    我々が生活紫外線として通常最も多く浴びる紫外線である長波長紫外線(UVA)の皮膚真皮の主要構成細胞(Fibroblast)に対する影響について検討を行った。照射エネルギー設定のため,ヒトが日常生活で表皮を透過し,皮膚の構成細胞に浴びる種々の光電磁波を測定する目的で,50μmのヒト新鮮皮膚を用い,波長特性別光源の皮膚透過率を測定した。UVA光源ランプの皮膚層を透過するエネルギーは56.6%,UVB…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 米国会計不正対策のその後とわが国への影響

    秋山, 純一, AKIYAMA, Jun'ichi 経営・情報研究 多摩大学研究紀要 10 73-79, 2006-03-01

    2002 年に成立したサーベンス・オックスレー法(SOX法)の施行により、米国では会計不正対策が本格化したといわれている。2004年夏以降の動きと、米国の会計不正対策が、わが国の会計不正対策にどのような影響を与えているかを, 「経営・情報研究」No. 9の研究ノートに続いて、検討する。なお、現段階での仮結論は、SOX法およびその影響によるわが国での対策の有効性は疑わしく、会計、監査の枠組みを超え…

    機関リポジトリ Web Site

  • 音楽家の身体症状とその対処法―音楽家へのアンケート結果より―

    齋藤 里果, 秋山 純和 理学療法科学 21 (4), 447-451, 2006

    本研究は,国内の職業音楽家の身体的症状・治療状況・治療効果を調査することを目的として,延べ138名にアンケートを行い81名の有効回答を得た。内69名(85%)は何らかの身体症状を持ち,40名(有症状者の58%)は治療を受けたことがあると回答した。治療経験者のうち33名(83%)は鍼灸院・整体院またはカイロプラクティック院など,いわゆる治療院を利用しており,治療にマッサージが最も多く用いられていた…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 片麻痺患者の立ち上がり動作における麻痺側下肢への荷重負荷について

    上杉 睦, 秋山 純和 理学療法科学 21 (2), 115-120, 2006

    片麻痺患者では麻痺側下肢の荷重量を免荷した立ち上がり動作が観察される。本研究は片麻痺患者の立ち上がり動作練習についての基礎的研究として,片麻痺患者4名に対して立ち上がり動作時の意識的な下肢の荷重配分が荷重量,足圧中心に及ぼす影響を検討した。測定条件は,通常の立ち上がり動作(Normal),両側下肢の均等荷重を意識した立ち上がり動作(E50%),麻痺側下肢の荷重量を体重の60%に調節した立ち上がり…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • 食道表在癌の質的診断,深達度診断における拡大内視鏡の有用性について

    大嶋 隆夫, 為我井 芳郎, 永田 尚義, 櫻井 俊之, 矢郷 祐三, 林 裕子, 酒匂 赤人, 森畠 康策, 保坂 浩子, 小飯塚 仁彦, 秋山 純一, 今村 雅俊, 正田 良介, 正木 尚彦, 上村 直実, 斉藤 澄 Progress of Digestive Endoscopy 68 (2), 27-30, 2006

    食道表在癌に対するESDは,根治性とQOLの観点においてその有益性は極めて大きく,また質的・深達度診断に際して拡大内視鏡観察が有用であると言われている。ESD一括切除を施行した食道表在癌の拡大内視鏡所見と組織所見との比較検討を行なった。内視鏡所見は有馬分類,井上分類に準じた。当センターでのESDの適応は,深達度m1~2までの表在癌で大きさは問わない事とし適切な術野の確保が可能な事を絶対条件とした…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 41日の経過で急速に形態変化を示したS状結腸LSTの1例

    後藤 亮子, 為我井 芳郎, 保坂 浩子, 永田 尚義, 矢郷 祐三, 大島 隆夫, 酒匂 赤人, 森畠 康策, 小飯塚 仁彦, 秋山 純一, 正木 尚彦, 今村 雅俊, 上村 直美, 矢野 秀朗, 斉藤 幸雄, 斉藤 澄 Progress of Digestive Endoscopy 68 (2), 162-163, 2006

    症例は54歳,女性。便潜血陽性を指摘され当科を受診,2005年6月10日大腸内視鏡でS状結腸に15mm大のLSTNG(LST : aterallSpreadingTumor. NG : Non Granular)病変を認め,精査目的で入院した。27日後の内視鏡所見では病変は厚みを増し,中央部により深い陥凹が出現し,Ⅱa+Ⅱc様の形態変化が観察された。病変中央の陥凹周囲のpit …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • ラットを用いた人工炭酸泉(寒浴)の急性膝関節炎に対する効果の実験的検討

    山口 博子, 丸水 ちえみ, 中嶋 正明, 野中 紘士, 龍田 尚美, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2005 (0), F0886-F0886, 2006

    【目的】<BR> 人工炭酸泉を寒浴として適用した場合、冷却による血流の低下と人工炭酸泉の作用による血流の増加が急性炎症に対してどのような影響をもたらすのか、また人工炭酸泉の寒浴は急性関節炎症に対して効果があるのか、これまでその有用性についてはほとんど検討されていない。本研究では実験動物を用いて、理学療法士が日常の治療において度々遭遇する関節の急性炎症に対して、人工炭酸泉の寒冷浴療法への適用の可能…

    DOI 医中誌

  • 理学療法施行対象者に対する状態変化カードの試作

    山野 薫, 薬師寺 里江, 大平 高正, 都甲 純, 井上 博文, 秋山 純和 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2006 (0), 119-119, 2006

    【目的】<BR> 当院は25診療科554床を有する基幹総合病院であり、理学療法(以下、PT)部門においても急性期の対象者がその多くを占めている。院内では医療事故防止マニュアルを作成し、事故等が発生した場合にインシデント及びアクシデントレポートの提出を義務付けている。しかし、臨床ではインシデントの水準に届かない状態変化をしばしば経験した。このような事態に対し、我々は当科独自で「状態変化カード(以下…

    DOI

  • 急性期病院におけるリスクマネジメント改善の試み

    山野 薫, 大平 高正, 薬師寺 里江, 都甲 純, 井上 博文, 秋山 純和 理学療法科学 21 (4), 405-410, 2006

    本研究では,理学療法中に発生したインシデント・アクシデントについて,レポートの分析を行い,理学療法中に発生する事故の要因分析を進めた。また,事故発生時や患者の状態変化時におけるリスク管理体制整備の具体的取り組みについて再検討した。レポート50件の分析により,リスク管理システムの改善の具体的な試みを行った。リスク管理システムの問題点を,「医療機器の整備」,「スタッフの教育」,「システムの構築」,「…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • 男性,女性在宅介護者の介護負担感の違い

    上村 さと美, 秋山 純和 理学療法学Supplement 2005 (0), E1061-E1061, 2006

    【目的】在宅要介護者が在宅生活を継続するには介護者の存在が不可欠である.一方、介護者の悩みは,介護における身体的負担ではなく精神的負担であると報告されている.在宅における理学療法が進むなかで理学療法士は対象者だけでなく介護者に対する援助にも視点をおく必要がある。本研究では、介護から生じる精神的な負担感を性差による違いに着目し,各々への精神的支援方法について考察した.<BR>【方法】対象は,訪問看…

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  • ラット膝関節運動負荷試験装置の試作

    龍田 尚美, 門林 義幸, 西村 一郎, 渡辺 正憲, 中嶋 正明, 秋山 純一, 野中 紘士, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2005 (0), C0435-C0435, 2006

    【目的】<BR> 我々は,第40回日本理学療法学術大会において,ラット膝関節の自由な固定および固定の解除が可能な創外固定法を紹介した。今回は,そのラット膝関節創外固定モデルに対応した関節運動負荷試験装置を製作したので報告する。<BR>【方法】<BR> 我々は,本装置に対して次の条件を満たすように試作した。第一に,膝関節屈曲伸展運動において,目標軌道の高精度な追従制御が行え,再現性があること。第二…

    DOI 医中誌

  • 温熱刺激によるヒト線維芽細胞の三次元様増殖形成とその細胞応答について

    井上 茂樹, 秋山 純一, 日高 正巳, 平上 二九三 理学療法学Supplement 2005 (0), F0889-F0889, 2006

    【はじめに】<BR> 理学療法では、褥瘡部の肉芽組織の形成促進に紫外線や超音波刺激が、また温熱療法の一つである赤外線刺激が褥瘡や皮膚潰瘍などの創傷治癒に適用されることがある。これらのin vivoにおける創傷治療に有効なエビデンスを確立するために、in vitroで培養線維芽細胞に種々の条件下で物理刺激を与え、増殖の促進について検討することは重要と考える。近年、温熱刺激による細胞死や細胞応答のし…

    DOI 医中誌

  • ラット膝関節障害モデルを用いた大腿四頭筋機能が関節・筋組織変化に与える影響の実験的検討

    丸水 ちえみ, 山口 博子, 秋山 純一, 龍田 尚美, 野中 紘士, 中嶋 正明 理学療法学Supplement 2005 (0), A0589-A0589, 2006

    【目的】変形性膝関節症の主症状として、関節軟骨の変性があり、その進行予防や疼痛軽減を目的として大腿四頭筋の筋力強化が行われている。しかし、これまで大腿四頭筋の作用と膝関節軟骨変性の進行変化の関連について詳細な検討は見られない。今回、我々はラット膝関節障害モデルを用いて、大腿四頭筋の機能不全が軟骨変性と筋組織の変化に与える影響について検討を行った。<BR><BR>【方法】本実験は24週令のWist…

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  • 米国会計不正対策とその効果

    秋山, 純一, Akiyama, jun'ichi 経営・情報研究 多摩大学研究紀要 9 127-132, 2005-03-01

    会計監査が高度に発達しているといわれている米国でも、会計不正には常に悩まされていた。特に、1990年代半ばから21世紀の最初の2年ほどに発生した大規模かつ多数の会計と監査にかかわるスキャンダルの対処策としてのサーベインス・オックスリー法(SOX法)が果たして会計不正防止に有効に働くかどうかを検討する。

    機関リポジトリ Web Site

  • 理学療法を施行するにあたって留意すべき臨床検査値と薬物療法の副作用

    秋山 純和 理学療法科学 20 (1), 69-73, 2005

    理学療法を行う際に留意すべき臨床検査値と薬物療法の副作用について解説した。細胞成分では,赤血球数,ヘマトクリット値,ヘモグロビン,白血球数,血小板数,血漿成分と血清成分では,尿酸,尿素窒素,クレアチニン,血清蛋白総量,A/G比,総コレステロール,遊離脂肪酸,中性脂肪,血糖値,血清酵素,電解質,抗原,抗体について理学療法時の注意を述べた。各種薬剤における副作用では,抗癌剤,副腎皮質ステロイド剤,糖…

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  • 下肢の荷重配分が反復起立動作時の酸素摂取量,心拍数に与える影響

    上杉 睦, 秋山 純和 理学療法科学 20 (2), 139-142, 2005

    左右下肢の荷重量における不均等は,反復起立動作の運動強度に影響を与えると考えられる。本研究では,下肢荷重量の配分の違いが反復起立動作の運動強度に及ぼす影響を検討した。対象は健常成人男性12名(平均年齢22.7歳)。測定課題は重心動揺計を用いて下肢荷重量をモニタで確認し,一側下肢の荷重量を体重の50%,60%,70%に調節して反復起立動作を行った.設定荷重量の増加に伴い,酸素摂取量,心拍数で有意な…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献18件

  • コレステロール結晶塞栓症にステロイド療法を試みた糖尿病の2症例

    秋山 純子, 根本 泰宏, 瀬戸 洋平, 塩尻 俊明, 松永 高志, 橋本 尚武, 吉田 象二, 樋口 恵理, 永山 博敏, 鈴木 良夫 糖尿病 48 (9), 699-704, 2005

    症例1は狭心症によるバイパス手術, 胃癌手術, C型肝炎のある73歳の糖尿病男性. 急速な腎機能低下とともに両足趾の黒色化, 疼痛出現. 組織検査にてコレステロール結晶塞栓症と診断した. 症例2は狭心症の多枝病変にて冠動脈形成術の既往のある74歳の糖尿病の男性. 両足趾の疼痛と変色あり. 腎機能低下はなく足背側部組織所見にてコレステロール結晶塞栓症と診断された.<br>症例1では血小板数低下がみ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 早期胃癌の質的,深達度診断における拡大内視鏡の有用性について

    永田 尚義, 為我井 芳郎, 大嶋 隆夫, 矢郷 祐三, 林 裕子, 酒匂 赤人, 森畠 康策, 保坂 浩子, 小飯塚 仁彦, 秋山 純一, 今村 雅俊, 正木 尚彦, 上村 直実, 斎藤 澄 Progress of Digestive Endoscopy 67 (2), 40-44, 2005

    Endoscopic Submucosal Dissection(ESD)にて一括切除を行った早期胃癌および腺腫21例(男12例,女9例,平均65.5歳),22病変を対象として,その質的診断,量的診断,範囲診断における拡大内視鏡観察の有用性について検討した。質的診断においては微小血管像(八尾分類)の特徴と粘膜の表面微細構築像を観察し,分化型で微小血管の特徴を10/12例(83%)に認め,胃腺腫に…

    DOI Web Site 医中誌

  • 3カ月の経過で興味ある形態変化を示した陥凹型下行結腸癌の1例

    森畠 康策, 為我井 芳郎, 酒匂 赤人, 保坂 浩子, 小飯塚 仁彦, 秋山 純一, 今村 雅俊, 正木 尚彦, 上村 直実, 横畠 徳祐, 矢野 秀朗, 斉藤 幸雄, 斉藤 澄 Progress of Digestive Endoscopy 67 (2), 134-135, 2005

    症例は81歳,女性。便潜血陽性を指摘され精査目的で当センターを受診。2004年10月18日の大腸内視鏡検査にて下行結腸に約7mmのⅡa+Ⅱc型病変を認め,2005年1月4日精査目的にて入院。10月18日の内視鏡検査では病変に形態変化が見られ,厚みを増し,陥凹境界は外側に移行し陥凹領域の増大を認めた。また,逆噴射所見も認めsm …

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  • 人工炭酸泉浴による血管内皮増殖因子と乳酸脱水素酵素変動に関する検討

    野中 紘士, 秋山 純一, 中嶋 正明, 龍田 尚美, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2004 (0), F0612-F0612, 2005

    【目的】近年、人工炭酸泉浴は褥創や閉塞性動脈疾患などの虚血性疾患に対する治療効果が報告されている。虚血による組織の酸素供給低下により、組織へのエネルギー供給システムが解糖系に移行することが報告されている。また、低酸素状態により血管新生因子の1つである血管内皮増殖因子(VEGF)の増加し、側副血管路を形成し血流改善が起こることが報告されている。<BR> …

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  • 創外固定によるラット実験的膝関節拘縮モデルの作成

    龍田 尚美, 秋山 純一, 中嶋 正明, 野中 紘士, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2004 (0), C0355-C0355, 2005

    【目的】関節拘縮は理学療法士が日常的に扱う症状の一つであり、比較的短期間で起こりうる病態である。一度生じた拘縮の改善は困難であることから、臨床の場面では予防への重要性が指摘されている。そのため関節拘縮について多くの研究者によってその病態が組織学的に検討され、近年、理学療法による関節拘縮の予防に関する研究報告が注目を集めている。今回、関節拘縮に対する効果的な理学療法を検討していくため、ラット実験的…

    DOI 医中誌

  • 胚性幹細胞移植による関節軟骨再生における関節運動の役割

    中嶋 正明, 秋山 純一 理学療法学Supplement 2004 (0), A1035-A1035, 2005

    【はじめに】関節軟骨の自己治癒能力は非常に乏しいため,組織移植のような特別の処置をしない限り自然治癒は困難であるとされている。脇谷らは、動物実験で関節軟骨欠損部にES細胞を移植し、硝子軟骨が再生することを報告している。一方,関節を不動の状態で放置すると,関節軟骨は変形性関節症様の変性を起こすことが知られている。Salterらは家兎の膝関節に軟骨欠損を作成し,CPM(Continuous …

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  • 筋強直性ジストロフィー患者の腰痛に対する人工炭酸泉下肢局所浴の効果

    大西 珠枝, 熊井 初穂, 大矢 寧, 秋山 純一, 中嶋 正明, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2004 (0), F0625-F0625, 2005

    【はじめに】<BR>筋強直性ジストロフィー(myotonic dystrophy:MyD)患者は疼痛を主訴とする者が多い.そして当院のMyD患者の約半数は腰痛を訴える.当院では,疼痛に対する治療手段として徒手療法(筋膜リリース)を適用することが多い.徒手療法はMyD患者の腰痛に対して効果的であり疼痛を緩和する.しかし,その効果の持続性に乏しくその日のうちに疼痛が再発しADLに支障をきたす症例がほ…

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  • 鎌倉市・百八やぐらの劣化と水環境

    朽津 信明, 森井 順之, 范 子龍, 秋山 純子 保存科学 = Science for conservation 43 47-54, 2004-03-31

    Hyakuhachi Yagura Tombs are artificial caves on a rock cliff in Kamakura,carved mainly in the 13th - 15th centuries.Their walls are generally dry but one cave exceptionally has distinct vegetation …

    DOI 機関リポジトリ

  • 高度な食道狭窄を呈したBarrett食道の1例

    小飯塚 仁彦, 平賀 裕子, 為我井 芳郎, 田尻 亮輔, 酒匂 赤人, 八坂 成暁, 平野 直樹, 島本 実香, 芹沢 浩子, 田代 淳, 小早川 雅男, 秋山 純一, 今村 雅俊, 正木 尚彦, 大和 滋, 上村 直実 Progress of Digestive Endoscopy 64 (2), 58-59, 2004

    We report a patient of Barrett's esophagus with sever stenosis.<br> A 89 years old male was admitted to our department because of dysphagia on June 19th, 2003. Esophagoscopy revealed a sever middle …

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  • 人工炭酸泉浴が神経伝導速度に及ぼす影響

    吉田 巳有紀, 道菅 聖子, 野中 紘士, 秋山 純一, 中嶋 正明, 祢屋 俊昭, Chikako Kawakami Poffenberger 理学療法学Supplement 2003 (0), F0350-F0350, 2004

    【はじめに】<BR> 炭酸泉は二酸化炭素(CO<SUB>2</SUB>)ガスの経皮吸収により、末梢血管拡張、局所の酸素(O<SUB>2</SUB>)分圧の上昇、皮膚血流量増加などの作用を有し、臨床的効果として疲労回復、鎮痛効果、高血圧症、褥瘡等に対する治療効果を持つことが報告されている。<BR> …

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  • 保存的治療が著効した直腸粘膜脱症候群の1例

    朝山 雅子, 大和 滋, 村岡 亮, 秋山 純一, 正木 尚彦, 正田 良介, 林 茂樹, 新野 史, 上村 直実 日本消化器内視鏡学会雑誌 46 (3), 278-284, 2004

    A case of mucosal prolapse syndrome improved by conservative treatment is reported. The patient was a 32-year-old male, complaining of rectal bleeding at defecation. Colonoscopy revealed 3 polypoid …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献29件

  • 興味ある形態を示したⅡc+Ⅰs型大腸sm癌の1例

    八坂 成暁, 為我井 芳郎, 斉藤 幸夫, 酒匂 赤人, 平野 直樹, 芹沢 浩子, 小飯塚 仁彦, 小早川 雅男, 平賀 裕子, 秋山 純一, 今村 雅俊, 大和 滋, 正木 尚彦, 上村 直実, 矢野 秀朗, 斎藤 澄 Progress of Digestive Endoscopy 64 (2), 124-125, 2004

    A 55-year-old male complaining occult blood in stool underwent colonoscopy, colonic carcinoma was detected in the sigmoid colon.<br> Endoscopic examination revealed an elevated lesion with a …

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  • 末梢循環障害に対する人工炭酸泉浴の治療効果

    中嶋 正明, 秋山 純一, 小幡 太志, Chikako Kawakami Poffenberger, Frank R Fisher, Pam Marchand, 荒木 靖, 石田 恵子, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2003 (0), F0351-F0351, 2004

    【目的】近年,我が国では食生活の欧米化とともに高齢化社会を迎へ,血管病変に基づく末梢循環障害が医学的のみならず社会的にも問題になっている。これら末梢循環障害の保存的療法として,我が国では,人工炭酸泉浴が臨床応用され多数の改善例が報告されている。この人工炭酸泉浴による治療効果は血管拡張による循環の改善によるものと考えられている。我々は,これら人工炭酸泉浴の優れた治療効果は単に血液循環の改善によるも…

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  • 股関節外旋位でのStraight Leg Raise exerciseが下肢筋活動に及ぼす影響

    野中 紘士, 中嶋 正明, 秋山 純一, 祢屋 俊昭 理学療法学Supplement 2003 (0), A0244-A0244, 2004

    【目的】Straight Leg Raise exercise (SLR ex)は膝の術後の患者や、膝の損傷を有する患者の大腿四頭筋筋力強化法として広く用いられている。臨床の場面で、患者が股関節外旋位でSLR exを行っていることをよく見かける。SLR exを行っているとき挙上下肢を股関節内外線旋中間位に保持しようと意識していないと自然に股関節外旋位をとる。我々は、今回、SLR …

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  • 地中熱融雪(テクニカルフォーラム3 自然エネルギー利用)

    山谷 睦, 沼澤 喜一, 佐藤 元, 秋山 純一, 遠藤 真哉, 安彦 宏人 熱工学コンファレンス講演論文集 2004 (0), 293-294, 2004

    The execution example of snow-melting system using ground heat was introduced. As a TRT result, the effective thermal conductivities of soil were 1.92W/m・K in A-district, 1.79W/m・K in B-district. …

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