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検索結果 61 件

  • 1 / 1

  • オホーツク沿岸海氷の季節内・年々変動と大気循環場

    朝妻 勇貴, 倉持 将也, 植田 宏昭 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research 8 8-16, 2024-02-01

    ...一方、離岸時は、シベリア高気圧の弱化と移動性高気圧の通過に伴う南風偏差が顕著であった。沿岸海氷の年々変動ついても調査した結果、多氷年ではアリューシャン低気圧の強化が確認された。同時にオホーツク海上で強化された北風に伴い、北海道への寒気流の強化が見られた。寒気質量の生成率偏差は、北海道沿岸で有意な正偏差を示し、海氷増加による海氷の断熱効果が北海道付近の寒気を増加させるように働く。...

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  • 秋田県の田沢湖周辺で吹く生保内だしの風系と吹走時の気温場

    工藤 達貴, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 73-, 2023

    ...</p><p> 本発表では、移動性高気圧―低気圧型とオホーツク海高気圧型それぞれの気圧配置によって吹く生保内だしの風系と吹走時の気温場を報告する。</p><p></p><p>2.データと方法</p><p> 領域気象モデルWRFを用いて、生保内だしの風系と気温場を3次元で再現した。...

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  • 田沢湖東岸で吹く生保内だしの気候学的研究

    工藤 達貴, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 246-, 2023

    ...加えて、移動性高気圧が東北地方付近を通過してから生保内だしが吹き始め、低気圧が接近するときに吹き終わるパターンが最も多かった(70.1%)。</p><p> 風系場の解析の結果、仙岩峠の最上部付近にあたる高度900mでは、奥羽山脈の岩手県側斜面で吹く南風の一部が仙岩峠付近で曲げられて東寄りの風になっていた。東寄りの風は仙岩峠を越えて生保内地区に向かって吹き下ろしていた。...

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  • 脳塞栓と脳血栓の発症に関する生気象学的検討

    福永 篤志, 小山 英樹, 布施 孝久, 原口 安佐美 日本生気象学会雑誌 57 (4), 127-133, 2021-03-31

    ...群)に分類し,発症時刻と月,当日の気圧配置パターンを調査し,両群の発症の違いを統計学的に分析した.平均気温が最も高かった7~9月は,B群が有意に多かった(p=0.0248,フィッシャーの直接確率法.以下同じ).時間帯は,午前6~7時はB群が有意に多く(p=0.0357),午後2~7時と午後11~午前5時はA群が有意に多かった(p=0.007,p=0.0467).気圧配置パターンは,その他高気圧型(移動性高気圧型...

    DOI Web Site 医中誌

  • フェーン昇温の主要なタイプは、本当に熱力学理論タイプなのか?

    日下 博幸, 西 暁史, 柿沼 亜衣, ドアン ヴァン, 小野寺 平, 遠藤 周平 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 155-, 2020

    ...また,全事例の68.2 % は日本海低気圧,19.7% は太平洋上の移動性高気圧,5.1%は台風によって吹くことが分かった。フェーンのうち,80%以上が濃尾平野から飛騨高地を吹き越えて富山平野に至る経路をとっていた。...

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  • 北関東内陸域における春季の強風による昇温現象

    山口 隆子, 鈴木 敦, 片岡 大地, 富田 龍 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000225-, 2018

    ...強風による昇温現象発生時の気圧配置は、日本海低気圧や、低気圧が東北北部、北海道、樺太付近にあり、西日本~東日本に移動性高気圧が位置する場合が多く、低気圧からのびる寒冷前線の通過に伴った風向の変化が、フェーン開始のきっかけになることが推察された。...

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  • ドップラーライダーで観測された富山平野の山谷風・海陸風の発生と結合

    西 暁史, 今井 優真, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 88-, 2018

    ...<br> 本研究は,2016年3月25日夜から3月26日昼にかけて発生した山谷風・海陸風循環を解析対象とする.3月25日の午前中は,富山平野で降水が発生していたが,午後にはやみ,26日の早朝には晴れていた.この時,移動性高気圧が日本を覆っていた....

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  • ジェット気流が有する比エネルギーと大気ブロッキングの発生条件

    北野 慈和, 山田 朋人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 30 (0), 8-, 2017

    ...中緯度における気象擾乱がもたらす極端現象の要因の一つとして,大気ブロッキングが挙げられる.ブロッキングは,移動性高気圧よりもスケールの大きな高気圧が高緯度側に張り出し,大気中上層において通常とは逆転した南北ジオポテンシャル高度勾配,温位勾配が一地域に一定期間(多くの研究では5日程度)継続した場合同定される.また,ブロッキングの強度は,ブロッキング高気圧と周囲との気圧差やブロッキング高低気圧間に形成される...

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  • 東アジア地域における海面気圧分布パターンの客観分類

    加藤 央之, 永野 良紀, 田中 誠二 地理学評論 Series A 86 (2), 95-114, 2013

    ...(2),移動性高気圧・低気圧型(2),その他(1)の12のグループに分類された.各グループの継続性,グループ間の移行特性(特定のグループから特定のグループへの移行しやすさ,しにくさ)について,確率を用いて定量的に明らかにした....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献18件

  • 長野県霧ケ峰高原における霧の発現について

    細田 浩, 田口 信 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100050-100050, 2011

    ...霧の発現型と天気場との対応関係はよく、移動性高気圧の下では霧無し型か、朝霧夕霧型が多く発現する。低気圧や前線がかかる場合は一日霧型が多く発現する。前線や低気圧の後面では霧無し型が多く現れる。西高東低の冬型の天気場では霧無し型か朝霧型が多く現れる。<br> 高層に大気の逆転層がある場合、諏訪の上空1600m付近に雲帯があると予想される時は一日霧型や朝霧夕霧型が発生することがある。...

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  • 九州北部の離島および大都市部におけるPM<SUB>2.5</SUB>濃度の通年での挙動

    兼保 直樹, 高見 昭憲, 佐藤 圭, 畠山 史郎, 林 政彦, 原 圭一郎, 河本 和明, 山本 重一 大気環境学会誌 46 (2), 111-118, 2011

    ...これらの変動は、主として寒冷前線後面型、あるいは移動性高気圧周辺流型といった総観規模気象に駆動された長距離輸送により生じていた。夏季には、時折通過する低気圧による輸送による濃度上昇の他、梅雨前線の北側に入った際に濃度上昇が顕著にみられた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献9件

  • 東アジアから輸送される汚染大気中の炭素質エアロゾルの変動と発生源推定

    島田 幸治郎, 高見 昭憲, 加藤 俊吾, 梶井 克純, 畠山 史郎 大気環境学会誌 46 (1), 1-9, 2011

    ...冬季には主に北西季節風、春季には移動性高気圧と寒冷前線によってアジア大陸から大気汚染物質が輸送される一方で、夏季は太平洋からの清浄な空気が辺戸岬に輸送された。後方流跡線で発生源判別したEC、OC濃度とエミッションデータの結果から、中国から輸送される炭素質エアロゾル濃度の寄与が高いことが考えられる。<BR>次に炭素質エアロゾルのOC/EC比から起源推定を行った。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献1件 参考文献33件

  • 京都産業大学付近の上空における風の特性 : パイバル観測学生実習の方法と成果

    藤井, 健, 馬場, 賢治 京都産業大学論集. 自然科学系列 39 95-111, 2010-03

    ...,京都産業大学周辺では地表面の起伏の強い影響が500mも高くまで及んでいる.最後に,パイバル観測の風と気象庁3観測所の風との間でベクトル相関係数を求めた.その結果,高度2,500mから高くなるにつれて,相関が高くなっていくが,これは地表面の起伏の影響が小さくなっていくことを意味している.これはパイバル観測による風向や風速の高度分布の特徴ともほぼ一致している.この解析の結果から,実習を行った春秋季の移動性高気圧...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 東アジア地域における地上気圧分布パターンの客観分類 (2)

    加藤 央之, 永野 良紀, 田中 誠二, 山川 修治 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 64-64, 2010

    ...各グループの絶対数(総日数)が異なるため,相対的な連続日数別の頻度の比率で比較した場合,典型的な冬型すなわち,シベリア高気圧の発達するS型,アリューシャン低気圧が発達するA型,その中間のSA型は連続性が強く,一方,弱い冬型で,低気圧や移動性高気圧が特徴的なパターンAw,SAwでは連続性が弱いことが示された。...

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  • 九州北部における春季の高濃度PM<SUB>2.5</SUB>と長距離輸送

    兼保 直樹, 高見 昭憲, 佐藤 圭, 畠山 史郎, 林 政彦, 原 圭一郎, Chang Lim-Serok, Ahn Joon-Young 大気環境学会誌 45 (5), 227-234, 2010

    ...このときの気圧配置より、4月上旬の2回の顕著な高濃度出現は、典型的な2つの長距離輸送パターン、すなわち前線後面型と移動性高気圧周回流型による輸送であると考えられる。...

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献16件

  • 風向逆転日(海陸風日と山谷風日)の全国分布と季節変化

    野口 泰生 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 83-83, 2008

    ...また移動性高気圧に覆われる春や秋にも極大が出る傾向がある。風向逆転日は穏やかな気圧傾度の晴天日に出やすく、気圧配置に強く支配された現象である。<BR>  一日で風向が入れ替わる時間は、全国平均で、夏が8:00と18:00、冬が9:00と17:00で、昼間の卓越風は夏が冬よりも2時間多くなる。...

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  • 名古屋市における移動性高気圧の形状とNO<sub>2</sub>濃度分布との関係

    梅田 佳子, 大和田 道雄 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 128-128, 2007

    ...<BR> III 結 果<BR>  図1は,移動性高気圧の推移に伴う名古屋市のNO<sub>2</sub>濃度の時間変動を表したものである。この図から,濃度はセル状高気圧時よりも帯状高気圧時において高く推移していることが明らかである。...

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  • 帯状高気圧時における名古屋市のNO2濃度分布

    大和田 道雄, 梅田 佳子, 石川 由紀, 中川 由雅, 櫻井 麻理, 畔柳 洋子 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 113-113, 2006

    ..._I_ 研究目的 近年,地球温暖化にともなう亜熱帯高圧帯領域面積の拡大によって,移動性高気圧の形状がセル状高気圧から帯状高気圧に移行しつつあることが明らかになってきた(大和田・石川,2002)。通常,移動性高気圧に覆われた状態では,接地逆転,および沈降性逆転が発達し,大気汚染が発生しやすい(原田,1966)。...

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  • 三浦半島-世田谷に延びる積雲列「横横雲」

    中村 洋介, 中村 和郎 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 128-128, 2006

    ...4.おわりに 甲斐ほか(1995)や糸賀ほか(1998)では、「環八雲」は太平洋高気圧か移動性高気圧に覆われる南風成分の日に出現し、海風の収束とヒートアイランドによる上昇気流が成因であると報告している。...

    DOI 参考文献4件

  • 長野市街地に流入する山風の鉛直観測

    田中 博春, 浜田 崇, 一ノ瀬 俊明, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 155-155, 2005

    ...<BR><B>天候状態:</B></BR> 移動性高気圧前面となり明け方は晴天となった。<BR></BR><B>III. 山風の風向風速鉛直プロファイル (図1)</B></BR> 図1に、パイロットバルーン観測による山風の鉛直分布を示した。観測は、ヘリコプターが飛来する時刻の前後である明け方4時18分_から_6時12分に計6回行った。...

    DOI 参考文献1件

  • 局地豪雨時における南アジア高気圧北東シフト傾向のメソαスケール解析

    石川 由紀, 大和田 道雄 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 133-133, 2005

    ...最近の北半球における亜熱帯高圧帯の面積拡大傾向と移動性高気圧の帯状化との関係について!).地球環境,7.大和田道雄・石川由紀(2004):東アジアと西ヨーロッパの気候特性と最近の異常気象.安城市史研究,5.石川由紀・大和田道雄(2004):東アジアの秋季の豪雨発生に関わる帯状流のトラフと亜熱帯高圧帯.2004年春季地理学会予稿集....

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  • 長野市における山風の季節変化

    浜田 崇, 一ノ瀬 俊明 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 107-107, 2004

    ...<br><br> 山風は一年を通じて出現するが,特に4月と10月でその頻度が高く,逆に8月や1月,12月にその頻度が低い.山風は放射冷却の強い夜間に顕著に現れることから,移動性高気圧に覆われる日の多い月にその頻度が高くなると考えられる.一方,8月に出現回数が低いのは大気中の水蒸気量が多く放射冷却が強まらないためではないかと考えられる....

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  • 関東地方におけるオキシダント濃度分布と局地風(第1報)

    上遠野  輝義, 福岡 義隆 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 94-94, 2003

    ...(2) 過去5年間における埼玉県において注意報発令日の天気図型は、最も多かったのは南高北低型(33%強)で、移動性高気圧型と東高西低型(各12%前後)が次いでいる。(3) 注意報発令日7/23も非発令日9/2も南高北低型天気であり、後者では熊谷で39.8℃もの高温という残暑であったが、光化学オキシダント濃度分布と風系は異なる。...

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  • 屋久島山頂部における温湿度の変化

    江口 卓 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 85-85, 2003

    ..._III_.結果 海岸部から山頂部にかけてみられる気温変化の中で特徴的な現象として,山頂部における気温の逆転がある.解析期間中に,淀川と黒味岳の間で顕著な日平均気温の逆転現象が見られたのは13日あり,このうち11日は移動性高気圧に覆われた晴天日に起こっていた.気温の日変化の標高による違いを見ると,昼間,荒川より標高の高い地域では同程度の気温となり,標高の変化にともなう気温差は小さい.これに対し,夜間...

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  • 関東平野におけるヒートアイランド現象と気圧配置型の関係

    根来 武志, 宇野 剛, 田畑 弾, 山川 修治 日本地理学会発表要旨集 2003s (0), 000026-000026, 2003

    ...以上のことからHIが移動性高気圧に覆われた日に出現するという河村(1977)の指摘を立証している。他には、_I_型(西高東低冬型),V型(南高北低夏型),_II_a型(気圧の谷・低気圧北海道付近)で強く現れている。これらは共に各季節を代表する気圧配置型で冬の_I_型は乾燥晴天、夏の_V_型は高温晴天という気候特性があるためにHIが強く起こると考えられる。...

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  • 三宅島火山性ガスのリアルタイム広域拡散予測と解析

    古野 朗子, 永井 晴康, 梅山 信昭, 茅野 政道 大気環境学会誌 37 (1), 23-34, 2002

    The active volcano Oyama on Miyake Island has been emitting a huge amount of volcanic gases since the first eruption in July 2000. High concentrations of SO<SUB>2</SUB> gas originating from Oyama …

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  • 知識発見支援のための気象画像データベースの構築

    片山, 幸治, 小西, 修 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 40 (SIG05(TOD2)), 69-78, 1999-05-15

    ...これらの画像データは R-Treeを用いた画像データベースとして構築され 専門家の"春頃で 前線の後に移動性高気圧が来るような気象変化を見たい"のような要求に応えることができる....

    情報処理学会 Web Site 被引用文献12件 参考文献13件

  • 八ヶ岳連峰稲子岳の凹地内における暖候期の冷気湖形成

    飯島 慈裕, 篠田 雅人 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 71 (8), 559-572, 1998

    ...「植生の逆転」現象が見られる八ヶ岳連峰稲子岳の凹地内で1995年暖候期に行った気温観測結果から,凹地内で形成される冷気湖の季節性,形成状態についての知見が得られた.冷気湖形成を山頂と凹地底の気温差から定義したところ,冷気湖は観測期間132日に78日形成されていた.冷気湖は,夏季は太平洋高気圧下で形成され(夏型),9月以降は移動性高気圧下で形成されていた(秋型).夏型の冷気湖は逆転時間が短く,弱い冷気湖...

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  • 日本上空300hPaまでの気温逆転層

    鈴木 力英, 河村 武 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 68 (12), 779-791, 1995

    ...月別出現頻度と出現高度の情報をもとにクラスター分析を行ない,日本列島を5つの地域(北海道型,東本州型,仙台・館野型,西日本型,太平洋島しょ型)に区分し,次のような結果を得た.北海道型では1,000~950hPaの気層で逆転層が梅雨期を中心に31%(6月)の頻度で発生し,これはオホーツク海気団の影響と考えられる.750hPaを中心とした逆転層の出現頻度の極大は夏季を除いた季節に全国でみられ,冬季季節風,および移動性高気圧等...

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  • ネットトラップと予察灯による秋期のウンカ捕獲誘殺実態と気象状況

    寒川 一成 九州病害虫研究会報 39 67-72, 1993

    ...<BR>2.捕獲誘殺ピーク時に顕在した主要な気象現象は,移動性高気圧,秋雨前線,低気圧,台風であり,秋期の大多数の捕獲ピークは,移動性高気圧による昇温,秋雨前線帯の擾乱,台風による暖湿流の流入などによって,秋期に多数羽化する長翅型成虫の水田からの飛び立ちが促進された結果と考えられた。...

    DOI 被引用文献1件

  • 浮遊粒子状物質の高濃度と気象要因との関係

    岩本 真二, 下原 孝章 大気汚染学会誌 28 (6), 330-340, 1993

    Concentrations of suspended particulate matter (SPM) at many air monitoring stations do not satisfy the environmental quality standard (EQS).High concentrations of SPM are suggested to be caused by …

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  • 磐梯山の山麓斜面と平地における夏季夜間の気温変動の差異

    菊地 立, 石川 勲 季刊地理学 44 (3), 161-169, 1992

    ...当日は移動性高気圧が通過して晴天・弱風となり, 気温の日変化が大きかった。調査の結果, 牧草地の広がる緩斜面に強い気温逆転をともなう冷気流が観測された。地表付近の冷気流は定常的に流れており, 一夜に3回発生した気温の変動現象は, 逆転層の破壊ではなく, 冷気層の厚さの変化によって生起したと考えられ, その際風速の変動は比較的少なかった。...

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  • 長崎県における高濃度SO<SUB>2</SUB>汚染の解析

    山下 敬則, 森 淳子, 本多 雅幸, 鵜野 伊津志, 若松 伸司 大気汚染学会誌 26 (5), 320-332, 1991

    High concentration phenomena of SO<SUB>2</SUB> in Nagasaki prefecture were analyzed using the surface air monitoring data and mountain top measurement at Unzen Nodake (1142m). Results showed good …

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  • 北日本の春期にみられる対流圏下層のオゾン濃度と気温の挙動の一致について

    村尾 直人, 太田 幸雄, 早狩 進, 溝口 次夫 気象集誌. 第2輯 68 (3), 319-326, 1990

    ...春期の高濃度オゾンは、移動性高気圧下でみられ、オゾン濃度と850mb気温の間に強い正の相関、オゾン濃度と850mb湿度の問に負の相関がみられた。この関係に関して、流跡線解析および過去のオゾンゾンデ測定結果より、春期に連続的に通過する高低気圧による等温位面輸送によって生じると解釈した。夏期にはオゾン濃度と850mb気温の問に関係はみられなかった。...

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  • 都市およびその周辺における浮遊粉じんの挙動

    岩本 真二, 宇都宮 彬, 大石 興弘, 下原 孝章 大気汚染学会誌 25 (2), 170-179, 1990

    Behavior of atmospheric aerosol in the urban area and its surroundings was investigated using 11 sites data in Fukuoka area. Particulate samples were collected during 11-21 May 1987 using hi-volume …

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  • 東アジアにおける卓越気圧配置型の季節推移からみた近年の気候変動

    山川 修治 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 61 (5), 381-403, 1988

    ...の傾向が特徴である.また1980年前後になり,.1960年前後と同様に,日本列島上の梅雨前線が活発になりやすい状態となったが,これは集中豪雨の多発と関連している.さらに,晴天のシンギュラリティとして知られる文化の日を含む11月2~6日は,確かに移動性高気圧に覆われやすく,経年変動も少ないが,同程度のシンギュラリティが春季の4月11~15日にも存在すること等新しい知見を得た....

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  • 筑波における混合層構造の季節変化

    蒲生 稔 気象集誌. 第2輯 63 (1), 60-74, 1985

    ...上部安定層の温位勾配は冬季には0.003°C/m,夏季には0.005°C/m,春秋の移動性高気圧下では0.004°C/mである。日出時から日最高気温出現時までの積算地表面顕熱輸送量は早春に170lyと大きく,冬季は50lyである。日最大混合層高度は3月に1500mと最高で,12月た700mで最低どなる。早春に地表面顕熱輸送量が大ぎいのは,低温,乾燥,少ない蒸散活動などによるものと考えられる。...

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  • 局地高気圧あ発生・発達の特性

    野元 世紀 地理学評論 53 (5), 301-316, 1980

    In order to clarify the generation and development of the local anticyclones in Japan, their occurrence was' studied statistically at first. Except for the Seto Inland Sea region, the local …

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